オロスタキス・富士です。
日本原産のイワレンゲの白色覆輪の斑入り種です。一度入手した物の、夏越しに失敗してほぼ枯れてしまい、2度目に入手した苗です。色がきれいで人気があります。秋から春まで比較的涼しいときは元気で成長も良さそうです。ですが、梅雨時後の蒸し暑い時期は蒸れて急に腐ってしまうことがあります。私もそうでした。日本原産と聞いていたので多少の暑さは大丈夫だろうと油断していたのが原因でした。従来サボテンだけを育てていたときには何も感じなかったのですが、日本の夏の暑さは多肉植物にとってはかなり負担になるようです。特にオロスタキス属の品種は要注意です。一昨年の夏はサボテンと同じ温室内で夏越しさせて失敗
。昨年は温室から外に出して野外の日陰でようやく何とか夏越し出来ました。それでもかなり弱って回復させるのに時間がかかりました。

こちらの小さな苗は、去年の夏越しで親株が枯れてしまい、その時出ていた小さな子供だけが生き残った苗です。直径3cm弱の小苗になってしまいました。これでも生き残っただけでも幸いでした。おそらく35度近い外気温では枯れることもあり得ます。まして温室内では換気をしていても40度以上になることも充分あり得ます。そんな環境ではサボテンたちは良くても多くの多肉植物は枯れることがあり得ます。

こちらは去年の夏後に入手した、
黄色の斑入りの金星です。まだ夏越ししていないのでちょっぴり心配な点もあります。でも去年の夏にエアコンを導入してからは、夏場にはエアコンフル稼働で、最高気温が35度近辺になっていましたので、何とかこれらの多肉が温室内で夏越し出来そうです。うまく夏越し出来さえすれば、きれいで魅力的な品種なので、楽しみは大きくなります。次には白の中斑の鳳凰なども入手してみたいと思っているのですが。
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- 2017/03/11(土) 21:08:44|
- ベンケイソウ科
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去年の春に近くの花屋さんで買った
エケベリア・ピンクルルビーが少し色付いてきました。
去年の春買ったときにはほんの少し葉先が赤みを帯びていた程度でした。それが夏頃には緑一色になり、去年の冬場には少し色付きましたが、名札に載っているほどの良い色合いにはなりませんでした。
この苗は名前がピンクルルビー(付いていた名札にはピンクルルビーと書かれていましたが、ピンクルビーではないかと・・・・)と言うからにはきれいなピンク色になるはずと思うのですが、どうでしょう。葉先の赤みはきれいですが、外の部分の葉はピンクというより赤褐色っぽい色です。もう少し黄色みが増えてくれれば良いんですが。
この苗は出来るだけ寒さに遭わせるようにと、わざと温室内に置かず、屋外で育てています。外気温が0度を下回らない限り腐ることはないだろうと見ています。エケベリアなどの多肉植物は寒さに当たることによって赤い色が出るようです。ずーと温室内の暖かいところに置いておくとずーっと緑のままです。
この苗、もう少しこのまま屋外において、霜が降りそうになったら温室内に取り込もうと思います。色の変化がどの程度変わるのかまたご報告したいと思います。
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- 2016/11/11(金) 22:22:29|
- ベンケイソウ科
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今年もまた蒸し暑い梅雨時から、梅雨の合間の晴天。こんな時は暑さで調子が悪くなる多肉が出てきます。去年も、夏前に
オロスタキスの斑入り種、富士が枯れそうになりました。今年も気をつけなければと思ってはいたのですが、先日の蒸し暑いときに異変を発見。急遽、温室内から戸外へ非難させました。
上の写真は富士の胴切りした下の部分。子が4個ほど出ていて、大きくなるのを楽しみにしていました。それが気付いたときにはほとんど枯れたような状態に。さわってみるとぶよぶよです。出てきた子の方はもうだめのようです。本体の方は根が生きていれば再生の可能性はあるのでそのまま残しておくことにしました。
このときの温室内の温度は日陰で36度くらい。やっぱりオロスタキスは高温に弱そうです。

こちらは、先ほどの苗の切り取った上の部分。これも下葉が枯れてきています。でも何とか上の方は大丈夫そうです。もう少し気付くのが遅かったら、全部だめになったかもしれません。去年も地上部はほとんど枯れてしまったような状態でしたが、春に復活してきました。根が生きていれば再生してくれるかもしれません。元々この原種、イワレンゲは日本に自生していた品種と聞きます。冬は寒さで地上部が枯れても春になればまた芽を出すような植物なのかなと思います。

こちらは今年入手したばかりの
黄斑入りの金星。まだか弱い小苗なので心配しましたが、下葉が少し枯れただけで何とか無事でした。このまま来春まで我慢して育てられれば良いんですが。

ほかに、暑さに弱そうな、
コノフィツム・中納言も一緒に非難させました。避難場所は母屋の北側の軒先です。ほとんど直射日光が当たらず、比較的涼しい場所です。この場所でも、外気温が35度になれば、結局は温室内と余り変わりなくなりそうですが、同じ時の温室内はそれよりも5-10度ほど高くなりますので、やっぱり外の方が安心です。うまくこの夏が乗り切れますように・・・・。
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- 2016/07/06(水) 22:59:22|
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アエオニウム・夕映えです。
これは確か頂き物。斑入り好きの私にと、プレゼントしていただきました。斑の色がはっきりしませんが、赤で縁取りされた葉がきれいです。一般的に、斑の色は、成長期にははっきりせず、休眠期になるとはっきりしてくる様です。これはサボテンや多肉に限らず、観葉植物でも同じようです。
先日下の方に出ていた子をはずして挿し木しました。子供が出来やすい品種は繁殖が容易です。でもその分、普及されるのが早く、価格も下がり気味になるみたいですが。繁殖が難しい品種は、余り魅力にない物でも高額で取引されることも多々あります。どうせ趣味でやるなら、価格は二の次にして綺麗な魅力のある物を集めたいと思うのですが。でもやっぱり、ヤフオクなどで高額で取引されている物を見ると触手が伸びてしまいそうになります。だめですねー。
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- 2016/07/05(火) 22:49:02|
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一昨年、自費製作のカレンダーをプレゼントした方からお礼にと頂いた苗です。
エケベリア・アガボイデス。
結構大きくなりました。直径は15cmくらい。かなりの大型種のようです。まだ緑の部分が多いですが、葉の先端はきれいな赤になっています。本来、気温が下がって、日差しが強ければきれいな赤になると聞きます。私の温室はかなり温度が高めで、日差しの弱めです。そのため、余り色が来ていないようです。
最近、うちの温室の遮光が強すぎるのが気になってきました。去年の夏前に夏の日差しで日焼けするのが怖くて、温室のガラス面に白ペンキを薄めて塗りました。夏の間は良かったのですが、秋から冬にかけて日照不足気味で、刺物の、フェロカクタスや太平丸の刺が弱くなったように感じて、気になっていました。以前は夏の間だけ遮光に寒冷紗などをかけていましたが、風が吹く度に取れてしまい、結局ペンキを塗ることにしました。
ペンキは一度塗ると今度はそれを取るのが結構大変で、そのまま冬まで置いてしまっていました。秋から冬にかけては日差しが弱く、やっぱり赦光は弱くしないといけないようです。そんなわけで、今日は少しだけペンキをこすって落とす様にしました。最初、シンナーでこすってみたりしましたが、なかなか取れず、結局はスクレーバーでこすって取ることになりました。みんな落とすのも大変なので今日は半分位しかできませんでしたが、外から温室内がだいぶ見えるようになりました。
サボテン栽培で、光の加減というのは結構うまく調整するのは難しいですね。夏と冬では同じではだめですし、品種によっても光の具合は変えないといけません。日焼けしない程度に強くしようと思うのですが、その加減が難しいです。最近は多肉も増えてきてそちらとの兼ね合いも考えないといけません。弱光線を好むハオルチアと強光線を好むフェロカクタスを同じ温室内で育てるのには工夫が必要でしょう。また色々考えてみましょう。
サボテンカレンダーがようやく仕上がってきました。カレンダーはA3サイズのフルカラー印刷で、表紙込みで13枚構成です。自費出版なので、制作費を捻出できればと思い、1部2000円プラス送料300円にてご希望のお方にお譲りさせていただこうと思います。ご希望のお方は下記宛メールにてお申し込みください。
メールはこちらまで shige-y@mh1.117.ne.jp
お申し込みいただいたお方には、順次発送させていただきます。到着までしばらくお待ちください。定形外郵便でお送りいたします。到着に時間がかかった場合はご容赦ください。
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- 2016/01/23(土) 21:10:01|
- ベンケイソウ科
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