
今年もタケノコの季節がやって参りました。
うちの家の裏には孟宗竹(モウソウチク)の竹藪があり、毎年たくさんタケノコが出ます。
私の住んでいるところは兵庫県ですが、今年も4月14日に最初のタケノコが出始め、今日4月24日には今まででもっとも多くのタケノコが収穫されました。
いつも仕事が終わってから掘り始めるのですが5時50分頃から掘り始めて終わったのが7時15分くらいになってしまいました。最後はあたりも真っ暗でかなり疲れました。たくさん取れすぎて大きな鍋に4杯分でもあふれるくらいになりました。
掘ったタケノコはすぐにむいて水でゆでます。じっくり時間をかけて2-3時間ゆでると柔らかくなり、大変おいしくなります。掘ってから30分以内にゆでますのでえぐみやきぶさがなく、知り合いなどにあげても喜ばれます。ゆでるのはただの水ですが、掘ってすぐにゆでるのでそれで全く問題はありません。スーパーなどで売って売るタケノコは1-2日経過していますので米のとぎ汁などでゆでる必要があるそうですが、私のところではそのような方法はしたことがありませんし、そんな必要性も感じません。
今日は私のところでやっているタケノコのさばき方をご紹介したいと思います。

まずタケノコを掘った状態はこんな感じです。今日はこの後さらに10数本掘ってかなりの量になりました。

まずタケノコの根本をきれいに切りそろえます。根本に出ている疣疣はタケノコの根が出始めているところです。疣疣は2mmくらいの長さのところまで切り落とします。

その後、皮を剥くわけですが、一枚一枚剥いていては時間がかかりすぎて日が暮れてしまいます。そこで写真のように包丁をタケノコの側面から縦に3-4cmの深さで切り込みを入れます。これは皮から身に届くくらいの深さが必要です。貫通しない程度の深さで根本から先端近くまで切り込みます。

その切り込み部分に指を入れて一気に皮を剥いていきます。女性の方で力のないお方は数枚ずつ剥いていっても良いでしょう。これで一気に皮むきが完了します。

剥き終わったらこんな形です。皮の先端部分は柔らかく食べられますので少し残します。この部分を甘皮といいます。柔らかいので味噌汁に入れたりするとおいしいです。

その後先端部分を切りそろえ、根本の部分は疣疣を取り去るように削っておきます。この疣疣部分にきぶさやえぐみが多いように思います。また見た目もきれいな方がおいしそうです。

最後に、上下に半分に切ってからゆでるようにします。なぜ半分にするかといいますと、切らないで丸ままゆでると中の空気によってタケノコが浮いてしまい水(湯)にうまく浸からないからです。2つ切りしますと水に沈むようになりゆでやすくなります。
これで2-3時間ゆでれば完成です。
タケノコ料理は家内に任せていますが、おすすめ料理としては、タケノコのカツオ煮、わかたけ煮(わかめとタケノコの煮物)、タケノコとタマネギ・牛肉のすき焼き風煮物などが我が家では定番です。
クックパッドなどにはもっといろいろ載っていると思います。工夫しておいしく頂いてください。
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- 2012/04/24(火) 22:08:15|
- タケノコ
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