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サボテンと写真

大好きなサボテンや花の写真を中心にしたブログです。

夢耀丸交配の世界の図と袖ヶ浦ようやく種が熟しました。

袖ヶ浦果実2017-0730blog

 しばらくブログお休みしていまして、ご心配をかけたかと思います。別に体調が良くないわけではありませんでした。2月末の心房細動の手術以降、不整脈は出ていません。しかし、若干、手術前後の体長の低下が尾を引いている部分もあり、足腰が弱っているようで少し動くと足腰がだるくなってきたりします。少しずつリハビリをしないといけないような感じです。と言うわけで、なかなかサボテンたちの世話も時間が取れなかったり、暑くて世話しにくいのもあってブログも書く余裕がないような状態でした。これから少しずつ再開していこうかと思っていますので、また時間があったら覗いてみてください。

 と言うわけで、上の写真は久しぶりに見て気がついた袖ヶ浦の果実です。6月1日に花サボテンの夢耀丸と交配していました。なかなか果実が熟せず、しばらく見ていませんでしたが、知らぬ間に赤く熟して一部に亀裂が入っていました。種も見えています。ようやく収穫出来そうです。

 交配からはぼ2ヶ月結構長くかかりました。サボテンの交配から種の収穫までに要する時間は、品種によってかなり違います。ランポーなどのアストロフィツム属は約1ヶ月くらいと短く、マミラリアの多くは半年くらいかかるものが多く、かなり長いです。もちろん種が収穫出来る時間は短い方が色々利便性があって助かります。マミラリアなどは忘れた頃に種が出来てくるので、どれを交配したのか思い出せないこともありました。すっかり交配が失敗した物だと思っていたら、種が出来て来てびっくりしたなんてこともあります。今回の2種はどちらも熟するのが比較的長い方でしょう。

世界の図果実2017-0730blog

 こちらは短毛丸の斑入り種、世界の図と夢耀丸の交配です。これもほぼ同じ熟するのに2ヶ月かかりました。こちらの果実は緑のままだんだん黒っぽくなって、そのままはじけて来ました。黒い種がびっしり密集しているのが見えます。袖ヶ浦の方は白い果肉がありましたが、こちらはほとんどないようです。果実自身は世界の図の方が小さいですが、種の数は多そうです。

 これら2種、何とか今年中に種まきをしたいと思いますが、なかなか時間が取れません。今週の土日はちょっと旅行に行っていました。来週末に何とか種を蒔けるように調整したいと思っているのですが・・・・・・。

 追伸、今日の写真は夕方スマホ、アイフォンで撮影した物です。余り綺麗ではないですが、夕方の日差しのない状態なので、こんな所でしょう。綺麗な写真はまた後日撮ってみましょう。
    




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  1. 2017/07/30(日) 21:57:07|
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夢耀丸との交配した苗 その後・・・・。

袖ヶ浦果実2017-0626blog

 1ヶ月ほど前に巨大輪の花サボテン夢耀丸と交配した苗、袖ヶ浦と、世界の図の種が大分ふくらんできました。上の写真は袖ヶ浦の果実。熟すると色付くのか、果実がはじけるのか、今まで柱サボテンの果実を穫った経験がないのでよくわかりません。まだ収穫までには少し時間がかかりそうです。

世界の図果実2017-0626blog

 こちらは世界の図に出来た果実です。世界の図は短毛丸の斑入り種。生まれてくる子にも斑が入る確率がいくらかあります。まあ、斑入りよりも、どんな花が咲くかの方が興味あるところ。早く種を穫って実生したいと思いながら待つのは時間の経過が遅く感じられます。1個の果実にどれくらいの種が入っているのでしょうか。

 記録のため、これらの果実の花粉親である夢耀丸の花の写真をもう一度掲載しておきます。花径は12cmほど、開花日は6月2日でした。

夢耀丸花2017-0602-1blog

    




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  1. 2017/07/03(月) 21:37:38|
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ようやく穫れた緋牡丹錦の種

緋牡丹錦果実付き2016-0831blog

 交配から約2ヶ月、ようやく緋牡丹錦の種を収穫しました。
以前種を取ったときには果実の側面が割れてそこから種が顔を覗かせていました。しかし今回は果実の側面からカビが来て腐り始めているようでした。さわってみるとポロッと取れました。形はどうであれこれでようやく種の収穫です。

緋牡丹錦の種2016-0831blog

 果実の中のゼリー状の果肉と種を一緒に茶こしの中に入れて流水でよく洗浄すると種だけが残ります。種が細かいので、粗めの茶こしだと抜けて出てしまうかもしれません。種を白い紙の上に広げるとこんな感じです。少なそうに見えますが、種が細かいので数はかなりありそうです。小さいのでうまく数えられなせんが、試しに100個数えてみました。ほんの少しの量です。後は推定で約500個くらいはありそうです。量としてはほんの少しだけなのですが、小さいのでかなりの数量でした。

緋牡丹錦の種拡大2016-0831blog

 普通の見ていると、外観は薄茶色の白い点に見えます。しかしそれを拡大してみると、こんな感じです。なにか、レイシの実のような外観です。小さなぽつぽつが全面にあって面白い外観です。もちろんこんな姿は肉眼では見えません。大きさを正確に測ってみようと、仕事で使うマイクロメーターを取りだして測定してみました。最初は1個だけで測ったところ、押さえたらつぶれてしまいました。そこで4個一緒に測ったら、直径は約0.35mmくらいでした。なんと小さいことでしょう。おそらくケシ粒よりも小さいのではと思います。

 いずれにしても、これでようやく緋牡丹錦の実生が出来ます。今は中途半端な時期なので、来春まで待って実生を始めたいと思います。経過はまた載せますのでよろしく。
    




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  1. 2016/09/01(木) 22:58:47|
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今年最初の実生。太平丸がたくさん生えました。

2016実生1-2016-0530blog

 今年3月頃、始めてのサボテンの実生を行いました。

 去年たくさん収穫していた、太平丸系の種が残っていたので、それらを中心に残っていた種をまとめて播きました。ニコリーx雷帝、ニコリーx花王丸、ニコリーxニコリー、ニコリーx黒刺太平丸など、ニコリーを中心とした交配です。

 太平丸の仲間の種は発芽しにくいことで有名です。以前も何度も挑戦しましたが、普通に播くと発芽率は0-5%くらいと言うところで、全く発芽しないことも度々ありました。太平丸系の種は表皮が硬く、その皮を破って発芽することが大変そうでした。種を紙ヤスリでこすってみたり、塩酸に浸けてみたりもしましたがほんの少し発芽率が向上するかどうか位の効果しか得られませんでした。

 そこで去年試してみたのが、24時間風呂に2昼夜くらい浸けるという方法でした。我が家では24時間風呂を使用しており、常時41度くらいのお湯がお風呂で沸いています。そこに2昼夜くらい浸けると、適度に種の表皮が柔らかくなり、去年もかなり良い発芽率が認められました。どうも、太平丸系の種は、表皮が水をはじく性質があるようで、低い温度の水では水分をはじいてしまうことがあるようです。41度くらいのお湯なら表皮の濡れ具合が良く、うまく水分を吸収してくれるようです。

 今回も太平丸系の種は全て同じように41度のお湯に2昼夜浸けています。種を不織布製の茶こし袋に入れて、風呂の内部に沈めました。去年は3昼夜食らいつけていると、内部で一部発芽し始めている物もあり、3昼夜では長すぎるようでした。

 そして播いた種が上の写真です。ちょっと一カ所に播きすぎていますが、かなりたくさん発芽しました。品種によって発芽しにくい物もありますが、種によっては100%近い発芽率の物もあります。

2016実生2-2016-0530blog

 念願のニコリーxニコリーの種も大分発芽しました。一昨年まではニコリー系はほとんど発芽したことがありませんでした。翠平丸系は処理しないでも20-30%発芽したこともありますが、こんなのはまれなことでした。太平丸系の種がこんなに発芽するなんて、今までは考えられませんでした。今度は出来るだけこれらをうまく育てることが次の難関です。以前はうまく発芽しても1年くらいでこじれることが多く、まだ太平丸系で実生苗がうまく育った試しがありません。

 よく見ると、一番上のたくさん発芽している苗の一部に腐りが発生しかけています。苗がぎゅうぎゅう詰めのこともあり、写真撮影後植え替えしてやりました。発芽仕立ての苗の植え替えには根を傷つけないように、かなり神経を使います。

2016実生3-2016-0530blog

 こちらは太平丸以外の種です。ヘキラン錦、黒牡丹、兜錦、ペクチニフェラ錦などですが、苔が発生してきてもう一つです。兜錦もほとんどが全斑の苗で、まともに育ちそうにありません。こちらは残念でした。

 太平丸の発芽した苗の経過はまたご報告しましょう。
    




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  1. 2016/06/05(日) 21:56:34|
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コノフィツムの実生は

コノフィツム実生2016-0131blog

 今年1月中頃、コノフィツムやマミラリアなどを実生しました。それから2週間と少し、何とか発芽したみたいです。

 それぞれ発芽しています。種の数からすると、発芽率は余り良いとは言えませんが、20-30%というところだろうと思います。コノフィツムは種が0.3mmくらいの大きさだったため、発芽してもうまく育たないのではと心配していました。それが、発芽して数日でかなり種よりも大きくなり、今では1mmくらいになっている苗もあります。結構成長は早いのかもしれません。

コノフィツム実生2016-0131-2blog

 気になっていた、コノフィツム・ウィッテベルゲンゼの発芽のクローズアップです。中に茶色の種の姿も見えます。その横に発芽した緑の苗があります。種に比べるともう3倍以上の大きさになっています。苗の先端部はふたこぶの山形になっていて、コノフィツムの苗であることがわかります。このウイッテベルゲンゼは種が30粒の購入だったので、10本発芽して約30%の発芽率と言うことになります。発芽仕立ての苗はいかにも柔らかそうで、何かあるとすぐにでも消え果ててしまいそうな危うさを感じます。果たしてうまく育ってくれるでしょうか。

 あと、マミラリア・白寿丸が6-7本、ハオルチア・フスカが1本だけ発芽しています。これもまだ安心できない状態です。

 まだ外は真冬で、夜の気温は0度から3度位。実生をした育苗器はサーモスタットで30度に設定していますが、実際にはそれほど温度は上がらず22-23度位でしょう。それでもこれくらい発芽してくれれば充分です。元々輸入種子は発芽率が低いのが定説。これくらいならいい方じゃないかと思います。

 果たしてコノフィツムの実生、うまく育つかどうか、また経過は逐次ご報告しましょう。
   




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  1. 2016/02/01(月) 22:31:26|
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ysc726

Author:ysc726
サボテンとカメラを趣味とする男性です。
サボテンの魅力を引き出してサボテン愛好家を少しでも増やせるようなブログにしたいと思っています。
サボテン以外の写真も含まれるかもしれませんが。

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