
皆さんは
阿寒の恵みという肥料をご存じでしょうか。
これは阿寒湖のほとりで取れるカルシウム・ミネラルを主体とする植物用の天然補助肥料です。
主要な成分は太古の昔の海の貝類、苔虫類などの化石が堆積したものだそうです。それが長い年月で隆起して、陸地となり阿寒湖のほとりに現れたものとのことです。この中には貴重な天然のカルシウムやミネラル分が豊富に含まれ、肥料や飼料に利用されているそうです。
私がこの肥料に注目したのはずーっと以前のテレビでの特集を見たからだったと思います。
この阿寒湖のほとりでは、毎年野生の鹿などが一年に一度だけ現れてこの付近の土を食べにくるという報告がありました。それを不思議に思い学者がその土を分析すると、他では中々手に入らないミネラル分や稀少な栄養素が豊富に含まれていることがわかったそうです。
これは動物が必要とする稀少な栄養素がそれに含まれていて、野生の動物が本能的にその栄養素を欲してそこに食べにきているらしいことがわかったそうです。
このことから、他では手に入りにくい稀少な栄養素が注目され、家畜の飼料に混入する製品が生まれたり、植物用としても有効なことがわかって色々利用され始めています。
こういう稀少な栄養素がどういう働きをするかはなかなか証明するのが難しい所があります。一般的な窒素カリウム、リン酸などと違い直接的に作用するものではないので、少し広まりにくいようです。
私がこれを初めて使用したのは5-6年前のことです。その時はサボテンはまだ余り熱を上げていない時期で、主に野菜に使用していました。その頃に野菜はそれなりに良くできたと記憶しています。しかし、その後この阿寒の恵みを扱っている方がリタイヤされて、入手が難しくなってそのままになってしまっていました。
最近ようやく別のルートから入手が出来るようになり、気になっていたこの阿寒の恵みをもう一度使うことにしました。

この製品の見本としていただいた原石の固まりです。貝や貝に似た白い化石みたいなものの固まりです。砕くと砂状になります。

これが製品です。白い砂状です。
最近の植物への効果では水田に入れて米の取れる量が増えたとか、野菜に使用して生育が良くなったとか、果物が甘くなったなどが報告されているそうです。
また私の住んでいる地域にはゴルフ場がたくさんありますが、そこでは日陰の部分で芝生の生育が良くない部分にこれを入れると、明らかに生育が良くなり他の部分との差がなくなったそうです。
私はこれを野菜とサボテンに使用してみようと思っています。カルシウムやミネラル分がどれだけ効果を発生するかははっきりしませんが、何となく丈夫になったとか、刺が良くなったなどという効果が出ないかと期待しています。
もう今年の野菜の植え付けは終わってしまいましたので、野菜への使用は来年からになります。サボテンは少しづつ用土に混ぜて使用を初めています。
もしこれに興味のおありになる方はネットで検索されるか、わからなければ私宛コメントいただけば入手ルートをお知らせいたします。
*明日から仕事で東京へ出張です。しばらくブログ更新できません。ご了承ください。
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- 2012/10/05(金) 22:18:25|
- 肥料・栄養剤
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