
この玉翁は私が高校生の頃に購入して育てている古株です。ごらんのように下の方は変色して見苦しい部分もありますが、何せ40年もたっていますのでご理解ください。左右のの広がりは約30cm、主頭は約12cmの太さです。下部が黒ずんで見苦しいこともあり一時はもう処分してしまおうかとも思いましたが、せっかく40年も生き長らえてきた苗を処分しきれずに去年植え替えました。その後成長したのが先端の緑の部分です。花も多くはないですが咲きました。ここ何十年かはほとんど咲いてなかったと思います。下の方に小さな子が2個ばかり出始めています。もう少し大きくなったら取って別の鉢で育てやろうかと思います。年寄り株ですが今後ともよろしくお願いいたします。
今日のおまけです。

我が家の畑で作っていた菊芋を今日収穫しました。
菊芋は2年前から作っていまして、ちょくちょく我が家の食卓にものぼっています。菊芋にはイヌリンという体によい成分が入っており健康に良いというので作り始めました。簡単に作れてたくさんとれるため近所の知り合いにあげたりしています。それでも余りそうなので、私のブログをごらんのお方で興味のおありのお方にプレゼントさせていただこうかと思います。送料だけは着払いにさせていただきたいと思います。ご希望のお方は下記のアドレスまでメールをお願いします。菊芋希望とお書きください。
菊芋の効能はネットで調べればすぐにわかります。糖尿病によいそうです。サプリとしても販売されているようです。食べ方は生のままスライスしてサラダとして食べてもいいし、煮物にしてジャガイモ代わりとしても使用できます。癖がなく結構おいしいです。まだ畑には写真の6-7倍の量は残っています。健康志向のお方にお勧めです。
ご希望のお方はこちらまで shige-y@mh1.117.ne.jp
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- 2012/02/29(水) 19:43:23|
- マミラリア
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ギムノカリウムの天平丸錦です。昨年購入して育てていますがようやく8cm位になりました。袖ヶ浦に接ぎ木のため冬も少しづつ成長しているようです。斑の感じはちょっと地味ですが棘がなかなか立派です。少し黒棘っぽくて下向きに伸びる姿は強棘の代表格、光琳玉とはまた違った魅力です。去年は花を見ることができませんでしたが今年は咲くのではないかと期待しています。こいつの子孫を残してやりたいです。この苗に見合う相手を探しています。これだけ太く立派な棘は少ないでしょう。斑入りじゃなくてもいいので、どこかにいい結婚相手はいませんか・・・・。
本日のおまけです。

姫春星の花が相変わらず咲き続けています。かれこれもう1ヶ月以上次々に蕾を出して咲いてくれてます。もしこの花がすべて一度に咲いたら棘も見えないくらいになるでしょうが。そうならないところが奥ゆかしいというか・・・・。来年はもっと一度に咲いてくれることを祈っています。
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- 2012/02/28(火) 21:54:03|
- ギムノカリウム
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太平丸の小苗に新棘が現れました。きれいな赤い色で目を引きます。ようやく春が来たのだなーと実感します。この苗はまだ3cmくらいの小苗ですが彫りの深い稜線とカーブした棘が気に入っています。これは実根のままで育てたいと思っています。他の太平丸はまだ成長が始まっていない物が多くまだこれからですが太平丸の赤い新棘を見るとなんだか少し嬉しい気分になります。早くみんな成長を初めてくれよ・・・サボテンの新棘は一番の魅力なんだから。
本日のおまけです。

ようやく梅の花が咲きました。やっぱり春はもうそこまできています。

この梅は今年の1月の始め、えべっさん(恵比寿祭り・商売繁盛のお祭り)に近くの神社にいったときに購入した物でそのときから蕾がいっぱい出ていました。今年の冬は寒かったのでつぼみはいっこうに開かず約1ヶ月半たってようやく開花してきました。私の家には白梅はありましたが紅梅がなかったのでちょうどいいのが売っていて購入してしまいました。ちょっと色が濃いですが他にない色なのでこれもいいかなと思っています。すでにある白梅とピンクの梅、しだれの紅梅と併せて庭の賑わいになるでしょう。地植えにしようかこのまま鉢植えでいこうか迷っています。鉢植えで長年うまく作ったことがないのでやはり地植えが無難かもしれません。
脱線ついでに近況と肥料について少し。
昨日サボテンの実生をしている育苗器の中があいていたのでトマトとポンポンダリアの種まきをしました。去年まではトマトなどは苗を購入していましたが結構値段が高く、また変わった品種がないため今年は実生に挑戦しました。種はタキイの通販で購入、一袋20-30粒入りで300-400円くらいでした。もしすべての苗が順調に成長すればかなり安価にできあがります。育苗器で発芽させ2-3cmになったら温室で育てる予定です。温室はすでにサボテンでいっぱいの状態ですがこの時期だけ無理矢理押し込もうと思っています。
私にとってサボテンは純粋に趣味ですが、野菜作りは必要にせがまれてやっています。ずっと自家栽培の野菜を食べていると購入した野菜は味気なく感じるときが多いです。それに農薬などの心配もしなくてすみます。売っている野菜は見栄えをよく保つためにかなり多くの農薬を使用しているようです。自家栽培では必要最小限の農薬や化学肥料におさえることができます。トマトなどは市販の物と味が全く違います。それで忙しい時間を割いて野菜類を作っています。(もちろんサボテンの世話もしますが)野菜類を作り始めて12年ほどになりますがその間でサボテン作りの参考になることは結構ありました。
肥料についていいますと、最初野菜作りでは鶏糞や腐葉土などを使用していましたが堆肥の方が果物・野菜のうまみが出やすいことがわかり堆肥に変更しました。その後、堆肥でもその作り方によって効き目に差が出ることがわかってきました。それは堆肥の元である牛糞はそれだけでは堆肥にならないため稲わらや木くず、おがくずなどを混ぜてその水分を吸わせていることがわかりました。その混ぜ物によって堆肥の効き目や効果がかなり変わることもわかってきました。
私の本業は木工関係でしておが屑がいつもあります。それを三田牛を育てておられる酪農家が引き取りに来られます。そしてそのおが屑を牛糞に混ぜて醗酵させて堆肥を作られています。その堆肥は非常に良く効き、それでいて肥料負けしない良い物でした。しかし、その堆肥もその酪農家の方が高齢になり入手がしにくくなってきました。その代わりとして近くの別の酪農家から堆肥を購入して使用したことがありますが、それは見た目はあまり変わりませんでしたが、効き目が悪くどの野菜類も生長がよくありませんでした。後でよく考えると牛糞に混ぜるおが屑の代わりに木材チップ(木を砕いて小さくしたもの)を使用し、虫などの発生を防ぐために多くの薬が使用されていたようでした。
それらのことがあってか牛糞堆肥にも善し悪しがあることがわかってきました。
そんな頃、近くの園芸家の方からいい肥料があるということを聞き、それを試しましたところ野菜作り、花作りにおいて大変好成績なことがわかり、その肥料の全面採用に変更しました。それは近くの公営の生ゴミ処理場で作られている肥料でした。生ゴミと木くず、おが屑などを混ぜ合わせて高性能な醗酵菌で醗酵させ肥料にしている有機肥料のようです。においは結構きついですが、価格はかなり安価です。その肥料を使用すると野菜類はよく育ち、長期間作物を収穫することができました。去年のトマトは10月頃まで収穫でき一番多くの量が得られました。うまみもこれまでで最高の出来でした。
この結果をふまえ、今年からサボテンの肥料もこれ一本に切り替えました。サボテンは野菜類とは違いますが植物に違いはありません。肥料として多くの種類を混ぜこんでもどれがどう効いているのかよくわからないことが多いです。要は水はけとその肥料の質ではないかと思います。まだ結果は出ていませんが今年いっぱいでその結果が出ると思います。またご報告したいと思います。
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- 2012/02/27(月) 21:36:58|
- エキノカクタス
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銀冠玉の花です。今頃咲きました。銀冠玉の花って今頃咲く物ですか。
この銀冠玉は2ヶ月ほど前に3本セットで購入したばかりですが、そのときには花も種もありませんでした。それが買って植え替えしてしばらくすると成長点付近にピンク色の小さな物体が現れました。何かと思えば数日後にはきれいな花が咲きました。ピンクの中筋のある上品な花です。大きさは2センチくらい。3-4日は咲き続けるようです。なかなかいい色ですね。
私は翠冠玉は以前から持っていましたが銀冠玉は持っていませんでした。翠冠玉に比べて価格が高く、それでいて毛が特別きれいという印象もなく、人気がある理由がよくわかりませんでした。でもマニアの方々は銀冠、銀冠とよく言われます。確かに花の色はきれいみたいですが、それだけでこんなに人気が出る物か疑問に思っていました。銀冠玉は翠冠玉に比べて育てにくくそれで高価なのかと思っていました。それで試しに少し買ってみたというのがその経緯です。
まだ未だに100%理解できたわけではありませんがこの渋い肌色とこの花は確かに魅力があります。サボテンは何も勇猛な棘や華やかな姿だけがその魅力ではないことは理解できます。この銀冠玉はこの渋さが魅力なのでしょう。

この苗は肌に傷跡がありますが少しその分安かったので、それには目をつむっていましょう。そのうち下の方へ回ってくれるでしょう。

もう1本の銀冠玉です。こちらは種が現れました。最初は何もなかったのですがしばらくして赤っぽいのが成長点に現れ、それがニョキニョキ伸びて種になりました。ちょっと驚きです。元々1鉢に3本植えにしてあった苗で自然交配されたのでしょう。ちょっと得した気分です。この種はもう少し待ってから蒔いてみましょう。銀冠玉の実生は経験ないのでちょうどいい機会です。
銀冠玉の魅力についてはもう少し育ててみて様子を見ることにします。ロホホラの品種はそんなに派手なサボテンではないのでじっくり時間をかけてその魅力を探ってみます。
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- 2012/02/26(日) 19:15:57|
- ロホホラ
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太平丸の実生接ぎ苗です。
この苗は去年の7月に実生して、9月に実生接ぎした太平丸です。まだ5mmくらいの大きさです。種はアメリカのメサガーデンから購入しました。SB409というナンバーが振られていました。horizonthalonius SB409 Shafter, Tx, big thick stem という説明書きがありました。テキサス州のシャフターという町の大きく深い茎という意味でしょうか。結構いい棘が出ています。棘のカーブがいい感じです。この種はまだメサガーデンに売られているようです。もし気に入られたらどなた実生してみてください。私が去年メサガーデンで購入した太平丸は2種類でしたがその中ではこれが一番いいみたいです。接ぎ木しない苗はまだたくさんありますのでそれらは気長に実根で育てたいと思っています。接ぎ木苗は早く大きくなりますので実生苗の生長した姿を確認するためには重宝します。しかし、本来は実根が基本ですのであまり接ぎ木ばかり多くなってはどうかと思います。実根でどれだけうまく育てられるかが腕の見せ所ではないかと思います。とはいえ年を取ってくると成長した姿を見られるかどうか不安もあります。体に気をつけて少しでも長く元気でいないとと思うこの頃です。

こちらが太平丸フランクリンの実生接ぎ苗です。
先日の塩酸処理の実験の時に蒔いたのもこの同じ種です。去年1回目の実生の時に100粒くらいの中から数本だけ発芽した貴重な発芽苗を1本実生接ぎしました。確かに赤黒い太い棘をしています。棘の感じも上の太平丸SB409とまったく違います。カーブが少なく棘が立っているようです。色が赤黒いのは黒棘ということでしょうか。この種はネット購入のため種親がどのような姿かがわかりません。太平丸フランクリンというのは私はまだ持っていませんのではっきりとはわかりませんが、かなり幅広の棘で男性的な強棘種のような印象があります。もう1-2年すればその本当の姿が確認できると思います。楽しみに待つことにしましょう。
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- 2012/02/25(土) 22:42:16|
- エキノカクタス
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テロカクタス太白丸が開花しました。きれいな花です。テロカクタスの品種は早春のまだ花の少ないときに咲くので目を引きます。この太白丸は去年の5月に購入しました。去年はすでに花が終わっていたので見ることができませんでしたが、今年はしっかり観察できました。白い棘に濃いピンクの花がよく映えます。この花は他の品種に比べて長く咲き続けるようです。ここ3日ほどは天気が悪かったため十分開いていませんでしたが今日で咲き始めてから5日目です。咲き始めよりも花の大きさが少し大きくなったように思います。

これが咲き始めの時です。明らかに花の大きさが違います。不思議な感じです。

花のアップも1枚どうぞ。
この太白丸は白い長棘がきれいな品種ですが棘が鋭くて長いため扱いは大変です。この苗は直径7cmくらいですが9cmの鉢に植えても鉢を手に持つとき痛くてもてません。また植え替えの時が大変です。革の手袋をしていても棘が痛いほどで扱いが大変です。せっかくのきれいな棘が折れてはかわいそうですので思案します。今年ももうすぐ植え替えを予定していますがうまくできるかちょっと心配です。

今日のおまけです。
ラナンキュラスの花です。ホームセンターできれいに咲いていたので購入しました。今は台所のテレビの横に置いています。
サボテンは室内の取り込むと花がしぼんでしまいますが、このような園芸植物の花は温度や光に関係なく咲き続けます。ラナンキュラスの花は2-3週間は咲く続けるみたいです。どこが違うのでしょうか。サボテンの花もこれくらい咲き続けてくれると交配などもしやすくていいのですが。
2/24午後10時40分 太白丸の分類をテロカクタスに変更しました。私の古い記憶でネオポルテリアと勘違いしていました。”サボちゃん”様ありがとうございました。
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- 2012/02/24(金) 20:08:11|
- テロカクタス
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太平丸の塩酸処理した種の実生結果をご報告させていただきます。
結果は写真お通りであまり良い成果は得られませんでした。私の今回の実生は3種類の種で実験しました。いずれも去年採種した種で、2種類が自家採種、1種類はネット購入です。写真の向かって奥は茶棘白肌太平丸に黒棘太平丸を掛け合わせたものです。約30粒ほどの中から6本発芽しています。先週の土曜日に種を蒔き、12日目です。向かって右側は雷帝×黒棘太平丸、左手は太平丸フランクリンです。このフランクリンのみネット購入しています。塩酸処理はどれも濃塩酸20分で同じです。これらは去年も実生していますがいずれも0-5%の発芽率で極端によくありませんでした。去年は種をペーパーでこすってみたり、砂と一緒に振ってみたり、乾かしたり乾燥させたりいろんなことをしましたがいっこうに発芽しませんでした。太平丸は棘の強い品種ほど発芽率が悪いように思います。翠平丸などは20-30%発芽する物もありました。しかし太平丸の魅力はその棘の姿が一番です。強くきれいな棘ときれいな肌色が魅力です。私の種も棘の良い物同士を交配していますので発芽しにくいのかもしれません。
今回の発芽実験はまだ寒いですので加温式の育苗箱で行いました。サーモスタットで温度設定をできるようになっています。最初の4日くらいは保温をしていませんでしたので内部温度は22度になっていました。その後保温用のスチロールシートにくるみ温度は26-32度くらいになっていました。最初のうちの温度が低かったことが影響しているかもしれません。また、内部をチェックする際に育苗箱をあけると温度は急に下がります。
スチロールの防寒を施した後は温度は上がりましたが内部に光が入りにくくなっています。そのため発芽した苗もひょろ長く徒長気味です。
時間をもう少し置いたら発芽する苗もあるかもしれませんが一応12日で切りをつけることにしました。未発芽の種はもう一度塩酸処理してまき直してみようと思います。
塩酸処理していて気がついたのですが種によって塩酸をはじいてしまいほとんど浮いてしまっている物が多くありました。そういう物は塩酸に犯されにくく効果が出にくそうです。太平丸類の種はかなり堅く、塩酸処理していないとピンセットではその皮がむけないほどの堅さです。しかし、塩酸処理した後はピンセットで皮がむけるほどの柔らかさになっています。その点では効果は期待できます。ただ、その種が品種によってかなり異なり、大きな種があったり小さな種があったり、その堅さや皮の厚みも違いそうです。実際写真の向かって右側の種はかなり大きく奥の種に比べると1.5倍くらいありそうです。塩酸処理は確かに効果はありそうですが種によってその時間を調整する方がよいのかもしれません。
私の場合今回発芽しなかった2種類を再度塩酸処理して蒔き直してみたいと思います。
太平丸の発芽には光は必要なのでしょうか。今回は光があまり当たらない状態になっていますが、光を当てると発芽率は向上するでしょうか。今回の実験では必ずしも良い結果は得られていませんがこれは私の技術が未熟なためかもしれません。また、外気温が0度から5度という環境での実験ですので温度設定が不十分だったかもしれません。私のブログをお読みいただく際にはそれらの点を考慮してご判断ください。ちなみにこの条件下で兜丸やランポーなどは80-100%発芽しております。

試しに、太平丸フランクリンの種をピンセットでむいてみました。比較的簡単に剥けます。中は写真のようにきれいな身が入っておりました。中身は元気そうです。なぜおまえたちは発芽しようとしないんだ?
追試経過はまたご報告します・・・・・・。
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- 2012/02/23(木) 21:58:17|
- エキノカクタス
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マミラリア ラウイです。
ラウイという名前ですがサボテンの中だけでも3種類が存在するようです。エキノマスタス ラウイ、ツルビニカルプス ラウイとこのマミラリアのラウイです。私はエキノマスタスのラウイは小さい苗を持っていますが、ツルビニカルプスのラウイは持っていません。いずれも結構魅力的なサボテンのようです。
このマミラリアのラウイも和名がありません。おそらく比較的新しい品種なのでしょう。私はこれを2本持っていますがいずれも頂き物です。白い棘を密集してその中から濃いピンクの花を咲かせます。群生しやすく育てやすい品種のようです。上の写真の群生株は直径が約12cmで子がたくさん出て白棘もきれいです。ピンクの花がよく映えます。

次が単管のラウイです。直径4.5cmで小吹きをしていません。棘は群生株よりも短めでカルメナエに似た印象です。花弁の形も異なります。花の色からカルメナエとは異なることがわかります。どこまで小吹きせずの育つかわかりませんが単管も結構いい感じです。マミラリアの品種は同じ名前でも個体差が多くいろいろなタイプがあるようです。私が40年前に実生した翁玉は群生株、単管、分頭するタイプなど同じ時の実生からいろんなタイプが生まれています。長い間の近縁種との交配の影響などがあるのかもしれません。翁玉についてはもうすぐ花が咲きますのでそのときご紹介します。
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- 2012/02/22(水) 21:43:16|
- マミラリア
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マミラリア 雪姫です。
春星の変種だそうです。春星の棘を短くして中棘をなくすとこの形になります。棘が雪の結晶のように見えます。そこからきたネーミングでしょう。いい名前です。サボテンにきれいな雪の結晶が積もったように見えます。なかなか魅力的です。
この苗、去年の春に購入してから少し胴体が先細りのような格好です。どうも成長が芳しくなさそうです。花も咲き出しましたがうまく開花せず中途半端な咲き方になっています。根に傷害のある場合にこのような咲き方になることがあります。以前太平丸がこんな咲き方をして調べると根腐れがありました。この雪姫の花は今年が初めてなのでどのような花かはよくわかりません。しかし正常ではないようです。
写真を撮り終えて鉢から抜いて見ました。案の定、一見根は張っていますが細根が枯れています。腐れが全体に回るほどではないですが正常に機能していないことは明白です。やはり根の異常は外見に現れる物です。
枯れた根を整理し、乾かしてから植え直してやります。春星系はマミラリアの中では根が比較的弱い方と聞きます。せっかく良い素性の苗なので何とか持ち直してくれることを祈ります。
雪の結晶をまとったお姫様のようなきれいな姿の戻ってちょうだい。
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- 2012/02/21(火) 22:59:49|
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今日はマミラリアのペレツデラロサエをご紹介させていただきます。私はこのペレツデラロサエが大好きです。白い棘の間から黒い鈎棘(かぎとげ)を出すその姿が何ともいえません。ちょっと豊明丸に似ていますが雰囲気がかなり異なります。
私が数年前に海外のネットサイトででマミラリアのサボテンを見て回っていると、元々好きだった豊明丸ににていながら中棘の黒くて太いサボテンを見つけました。Perezderarosaeという名前でした。私が40年前に栽培していた頃にはなかったと思います。それを日本のサイトで検索したところ和名はなくペレツデラロサエという学名で呼ばれていることがわかりました。いかにもスペイン語風の名前です。おそらくスペイン人の学者さんが発見して命名したのでしょう。日本にもだいぶん入ってきているようで、結局大阪の山城愛仙園さんで入手することができました。去年の5月に群生株と単管株を1本ずつ購入しました。上の写真が現在の群生株です。大きさは広がり約10cmです。クリーム色の花は控えめですが白い縁棘の中から出る黒い鈎棘はちょっとかっこいいです。今は花は咲いていますが成長は止まっているようです。

こちらが去年の秋の成長しているときの写真です。成長点の棘が赤っぽくていい感じです。

こちらが単管の株です。去年5月に購入してすぐに胴体の下3cmくらいで切断して植えた上半分です。少し大きくなって背は9cmくらいになりました。蕾がたくさんできています。当分は楽しめそうです。白棘と白毛は群生株の方が多いですがこれは個体差でしょう。新棘の赤味がいいです。胴切りした下の部分は小吹きしていますがまだ小さいです。同時に同じく胴切りした豊明丸の方がずっと大きくなっています。成長は豊明丸に比べてかなり遅いようです。

こちらがそのアップです。この鈎棘、かっこいいのですが服などの引っかかると大変です。1本ならどうにか外せますが数本一緒に引っかかると本当に外せなくなります。もがけばもがくほど絡んでどうしようもなくなります。先日隣の鉢を取ろうとしてジャンパーの袖口に引っかけてしまい、どうしてもとれなくて無理矢理引っ張ったら棘座からとれてしまいました。それ以来鈎棘のサボテンは温室の奥の方に置くようにしています。この鈎棘は元々自生地で野生動物などに引っかかりながら遠くまで運ばれて繁殖するように発達したのでしょう。ちょっとやっかいな代物です。
海外サイトの記述によるとこのペレツデラロサエの直棘変種があるそうです。それをドイツの種屋さんコーレスから種を注文して去年の夏に蒔きました。が発芽率が悪く結局鈎棘の苗が1本生えただけでした。海外サイトで太い黒棘の苗を見かけました。こいつの黒く太い鈎棘(または直棘)の苗が欲しいです。黒王丸を思わせる姿に魅了されます。もう一度実生してその中から選抜して良い苗を育ててみたいと思います。今年も実生に挑戦です。
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- 2012/02/20(月) 18:19:40|
- マミラリア
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昨日近くの厄除け神社へ厄年のお払いに行ってきました。とうとう数え年で61歳、まだ満年齢では59歳ですが、年のたつのは早いものです。少し前まで60歳というとすごいおじいさんという印象でしたが、実際自分がその年になるとまだまだこれからという気持ちが強いです。でも他人から見るとやはりおじさんよりはおじいさんに近いのでしょう。確かに孫も2人になりおじいさんには違いありません。でもまだまだこれからですブログもがんばりますのでよろしくお願いいたします。
いつも厄神さん(厄除け稲荷のことをこちらではそう呼びます)にいくと出店が多く出ていていろいろたくさん買いすぎます。特に植木や観葉植物などのお店が多く出ていて誘惑に勝てません。昨日も家内の好きなシンピジウムや寒菊の苗、クリスマスローズなど両手にもてないほど買ってしまいました。私も多肉を少しばかり購入しました。写真上がベンケイソウ科クラッスラの火祭りです。赤い色がきれいでついつい手が伸びてしまいました。私はあまり詳しくないので知りませんが冬場に寒さで赤くなるそうです。夏場は緑になるのでしょうか。紅葉ランポウなどとも似ていそうです。

もう一つは花月錦です。ともに1個300円でした。この花月錦は10年ほど前にもホームセンターで購入して育てていましたがいつの間にか斑が消えて普通の斑なしになってしまいました。おもしろくないので温室の隅に追いやっています。この花月錦はきれいそうなので性懲りもなくまた買ってしまいました。今度はきれいな斑が残ったまま大きくなってくれるでしょうか。
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- 2012/02/19(日) 16:19:09|
- ベンケイソウ科
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うちの春星くんです。約7cmの主頭に8個ほどの子がかわいく付いています。真っ白い棘の体からピンクの花がきれいに映えます。先日の姫春星とは親戚ですが全く印象が違います。うまく育てばこちらの方が白くて見応えがあります。この写真は去年の12月の物です。ちょっと季節外れの花でした。うちのマミラリアは中途半端な加温のせいか、または水やりのせいかわかりませんが花期がずれているようです。一斉にたくさん咲かず1-3輪ずつぱらぱら咲きます。

こちらが数日前の春星くんです。ほとんど同じようですがこちらはよく見ると下の仔苗の方にも少し花芽が出始めているようです。球体も少しばかり大きくなったかなと思います。やはり花はぽつぽつ咲きます。もっと満開になってくれれば見応えがあるでしょうに。ただ一つ気になるのは写真では見えずらいですが、ちょうど裏側の主頭の比較的上の方に仔がいくつかで始めていることです。下の方ならいいのですが上の方に子ができるとバランスが崩れて変な格好になるのではと心配しています。がんばってきれいに育ってくれよ。

花のアップです。花は濃いピンクですが濃淡はなく姫春星の方がきれいなように思います。春星はこの白い棘が一番の魅力なのであまり高望みはしないでやりましょう。
太平丸実生の経過報告です。昨日スチロールシートで防寒処理をしましたが、今日の朝容器内の温度を確認しましたところ26度になっていました。外部の温度が約0度くらいですのでまずまずでしょうか。種を蒔いた太平丸は一部発芽が始まっていました。温度が低いために少し遅れているようですが何とかがんばってくれているようです。去年の発芽不良のことを考えると確かに効果は十分あったと確認できます。また数日後に経過を報告したいと思います。
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- 2012/02/18(土) 19:19:43|
- マミラリア
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かぐや姫の群生株です。
こんなに寒いのにかぐや姫が開花しました。かぐや姫は本来春咲きのはずです。どういう訳か去年は咲かず今頃になって咲き出しました。小さなピンクの花で花としては控えめですがかわいいです。ここのところ少しずつ頂部の白毛が増えてきて結構きれいになってきたかなと思っていましたが、まさか花が咲くとは思いませんでした。エピテランサのサボテンはマミラリアの近縁種とされ同じように扱われます。小さな疣を持って細かな棘を出し、頂部には白い毛を蓄える場合が多いようです。私も数株育てていますがいずれも繊細でかわいい物です。小さなうちは白い毛は少ないですが大きくなるにつれ頂部の白毛が増え真っ白い雪の帽子をかぶったようになります。この辺は希望丸とにています。このかぐや姫も白毛が増えやっと本来の魅力を出してきました。かぐや姫は月世界などに比べると棘が荒く少しおおざっぱに見えます。でも白毛が増えてくると印象は変わります。もっと大きくして白いボールのようにしてやりたい。どれくらいまで大きくなるでしょうか。
うちの温室には少し小さなかぐや姫がもう3本あります。それらは今小吹きさせて群生株を作る途中です。それらはまた後日ご報告します。

かぐや姫のクローズアップ写真を追加しました。この綿毛から見え隠れする少し黒い棘がかぐや姫の特徴です。白毛は息を吹きかけると粉のように飛び散ります。ご用心を。
太平丸の実生の途中経過です。種を蒔いて6日が経過しましたがまだ発芽を確認できません。私の加温式種苗箱は温度設定ができます。しかしまだ外は寒く、夜は0度くらいまで下がっています。試しに種苗器内の温度を測ってみると22度でした。サーモスタットの設定は35度に設定していましたが防寒が十分でなく十分な温度が得られていませんでした。戸外に置いていますのでこの寒さで十分に温度があがっていないようです。今日急遽スチロールシートを加工して容器に巻き付けました。これで5度くらいは上がると思います。結果はもうしばらく待ってください。
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- 2012/02/17(金) 20:40:19|
- エピテランサ
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マミラリア 夕霧の花が咲きました。まずまず形の良い群生株です。これは去年買った苗ですが、購入してすぐに胴切りをして元々付いていた子だけにして整形しました。それから約1年でいい群生株になりました。
私はこの夕霧が好きで30-40年前から育てている株も残っています。そちらはまだ花が咲いていません。全体にこちらの苗の方が大型のようで1頭1頭の大きさが大きいようです。花も大きめみたい。マミラリアらしい棘と花です。こちらの苗は結構成長が早いようでみるみる大きくなります。おそらく来年にはもっとたくさんの花を咲かせてくれるでしょう。

花のアップです。よく見ると結構かわいい花です。黄色花の変種が朝霧という様です。私は持っていませんが黄色花よりもピンクの花の方が目立つのでいいと思います。あえて手に入れる必要を感じません。
以下おまけです。

この時期、まだ寒いため庭の花木も花がほとんどなく殺風景です。梅もまだ蕾で咲いていません。そんな中でクリスマスローズの花が咲き始めていましたので写真を撮ってみました。白く清楚な花で、控えめに下を向いて咲いています。うちの家内が好きで何株か育てています。これは寒さに強く先日の寒波もへいちゃらのようです。なかなかサボテンにはまねができない芸当です。しかし、こんなに冬に強い品種も夏の暑さには弱い場合があると聞きます。やはり冬も夏も両方強いというのはなかなかないですね。センペルの巻絹みたいです。
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- 2012/02/16(木) 18:43:10|
- マミラリア
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スーパー兜です。約6cm、接ぎ木ですが白点、白い疣がきれいです。白点は厚みがありビロードのようで柔らかな毛布のような質感です。昨年購入して交配親にしようともくろんでいましたが、あいにく開花時期が合わず種は取れませんでした。今年はもう一株のスーパー兜と併せてなんとか良い種を取りたいと思っています。

亀甲ヘキランとスーパー兜です。
両者ともに私が40年前に栽培していた頃にはなかったように思います。40年の間にサボテン界も大きく変わったものです。
これらはいずれも接ぎ木で、2本を寄せ植えにしていますがいずれも交配親にするつもりで一緒にしています。実はこの2本のうちスーパー兜が12月頃に胴体の下半分がしわが寄りみすぼらしく干からびたようになっていました。これは何とかしないとと思い、また例の手で温室用の温風器の下に持って行っていました。それから約2ヶ月しわくちゃの球体は見事にふくれ先端には蕾まで見え始めました。すごい違いです。12月の段階では胴体を押さえると柔らかく干物のようでした。それが今ではかちかちに太りすっかり見違えました。一時は枯れてしまうのではないかと思っていました。温度の違いだけでこうも違ってくるのには驚きです。
一方の亀甲ヘキランは元気がなかったわけではありませんが一緒に植えてあるので同じ温風器の下でこれも元気いっぱいの状態です。見るからに大きくなったように見えます。大きさを測ると亀甲ヘキランが約10cm,スーパー兜が6.5cmくらいでした.亀甲ヘキランの稜の谷間の緑のきれいなところがこの冬成長した部分です。成長点にはこれも小さな蕾をのぞかせています。この亀甲ヘキランはランポー錦と交配したいと思っています。また、恩塚三角ランポーもあるのでそれとも交配も予定しています。昨年は少しこの株の種が取れましたので蒔きましたが、紅葉ランポーのような赤い子が生まれています。まだ小さいですのでよくわかりませんが紅葉ランポーの血統を引き継いでいるのかもしれません。紅葉ランポーについては小さいうちは赤い苗も大きくなるに従って緑色になっていくと聞いた覚えがあります。どうなのでしょうか。この辺は今後の課題としておきましょう。
兜丸の系統には様々なタイプが報告されています。普通のタイプの良型に当たるISW兜(岩田スノーホワイト)、ヘキルリ兜、スーパー兜、ミラクル兜、など様々です。それに斑入りもあります。私のところにも前にご紹介した斑入り株などもあり、かなりの種類を持っています。それらを互いに交配しあわせてまた新しい魅力を持った兜を作ってみたいと思っています。採種してどのような新しい特徴の苗が生まれるか、変化に富んでいるほど期待感が大きくふくらみます。
かなり多くの苗があっても花の時期がそろわなければ種は取れません。兜やランポーの花の寿命は1-2日です。同時に咲いてくれることを祈るばかりです。ただ救いは兜、ランポーともに春から秋まで次々に開花してくれるためチャンスは何度も訪れるところです。種を作らせると体力が消耗して成長をこじらせる場合があるようです。そのためにも接ぎ木株の方が安心です。いずれ観賞用として残したい場合はおろして台木の見えないようにしてやろうと思います。それまではもうしばらくこのままでがんばってもらおうと思います。
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- 2012/02/15(水) 21:04:58|
- 兜丸類
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プリウスのコマーシャルを歌っているEmi Meyerです。
最近テレビを見ていて気になる曲がありまして、今日2回目のブログアップです。
それは新型プリウスのコマーシャルソングです。軽快でリズミカルに弾むその声は昔よく聴いていた歌によく似ています。そう。それはキャロルキングです。私が学生の頃もっともお気に入りでよく聞いていた歌手です。今も頭の片隅にもっとももっともお気に入りの曲として残っています。当時はLPレコードでしたが"Tepestry"何十回聞いたことでしょう。果たしてそうなのか、キャロルキングはもうおそらく65歳くらいでしょか。それにしてはこの声は若すぎるような。キャロルキングは今でも元気そうで、昨年だったか一昨年だったか来日したそうで、後から知って惜しい思いをしました。
ネットでこの曲を検索するとキャロルキングではなくてEmi Meyerという若い子が歌っていました。日系ハーフでお母さんが日本人だとか。でも歌は若い頃のキャロルキングそっくり。物まねではなくしっかりした自分の個性ものぞかせています。しかも日本語まで話しています。数曲YOUTUBEで聞いてすっかり気に入ってしまいました。ピアノの弾き語りをしている姿もキャロルキングのTapestryを思い出させます。
久しぶりにCD買おうと思います。皆様はいかがですか。下記がYOUTUBEのアドレスです。
http://www.youtube.com/watch?v=YMvfF700EVw&feature=related
サボテンに関係ないお話で申し訳ありません。もし興味がないようでしたら無視してください。でも共感いただけると嬉しいですが・・・・・。
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- 2012/02/14(火) 22:45:34|
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ヘキルリランポー玉とカマキリの赤ちゃんです。

ここ2日ほど雨が続き写真が撮れませんので去年の写真を引っ張り出してきました。
去年の5月でした。どこから紛れ込んだか、温室の中にカマキリの赤ちゃんを見つけました。大きさは1cmくらい。近づくと生意気に釜を振りかざして威嚇します。小さいくせにすることだけは一人前です。手を伸ばすとサボテンの上をぴょんぴょんはねてどこかへ行ってしまいました。大きくなったカマキリはむしろ憎たらしいような存在ですが、小さなカマキリはかわいくてペットにしたくなります。今年もやってくるかな。待っているよ。
一昨日書きましたが太平丸を塩酸処理して蒔いてみました。まだ寒いので温度管理が十分できるか不安ですので少しだけで様子を見ることにしました。結果は1週間くらいで出ると思います。いっぱい発芽することを夢見て待っています。また経過報告いたします。
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- 2012/02/14(火) 19:03:14|
- ランポウ類
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ハオルチア 松の霜錦です。
この苗は頂き物で、約2ヶ月前に我が家へやってきました。きたときは赤茶色になって縮んで生気のないような状態でした。おそらく水を切って強制休眠させられていたのでしょう。
かわいそうに思い、例の温室用温風器の下において温風が当たるようにして灌水をしながら様子を見ることにしました。そうするとわずか2ヶ月でこんなにきれいになってきました。生き生きした緑の葉に黄色の斑が鮮やかに映えます。葉全体に白い斑点があり、これが松の葉に付いた霜のように見えます。結構魅力的ではないですか。
おそらく栽培方法は十二の巻きと同じでよいと思います。十二の巻きは約3-40年前から私の温室にいて、今はかなりたくさんに増えています。放置栽培でも枯れず丈夫な品種なのは実感しています。この松の霜もうまく育ってくれるでしょうか。斑入り苗は正常な物に比べて根が弱い様ですので気をつけながら育ててやります。
それから、経過報告を一つさせていただきます。1/22にマミラリア ルエッティーが縮んでしまったことをご報告しましたがその後、温風器の下に置いて様子を見ていました。1/22の時点では苗の球体はしなびてフニャフニャの状態でしたが、昨日さわってみるのかなり堅く締まってきているようでした。球体はまだふくれてくるところまで入っていませんが、何とか枯れる危機だけはしのげたようです。元気になれば4-5月にきれいな花を咲かせてくれるはずです。期待して観察を続けます。
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- 2012/02/12(日) 15:35:33|
- ハオルチア
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マミラリア 明星です。この写真は去年の11月に撮影した物です。今はもう花は終わっていますが、私がブログを始めたのが年末でしたので間に合わずお蔵入りしていました。黄色い棘に薄黄色の花で花はあまり目立ちませんがそれなりにかわいいものです。マミラリアの中では一番早めに花が咲きました。明星とは金星のことでしょう。この棘の形や色が夜空に輝く金星に似ているからつけられたのでしょうか。いいネーミングと思います。これで花がピンクなどであればもっとおもしろいのですが。一度交配に挑戦してみましょうか。といってもこの時期に咲くマミラリアの品種は他に持っていませんので無理そうです。

マミラリア 銀の明星です。明星と同時期に咲きました。明星の変種で棘が白い変種です。私の持っている株は棘の形が少し異なりカールした毛状の棘になっています。明星が金星を意味するなら直棘の方が似合いますがこの銀の明星にはまた別の趣があります。小吹きをして群生していますが、子は通常疣の谷間から出るところが、一部だけ疣の先端から出ている箇所があります。疣の先端からの子なら取り外しやすく簡単にカキコができそうです。今度試してみましょう。
先日太平丸の発芽率が悪いという記事を書いたときに”サボちゃんだいすき”様から塩酸で処理すると発芽率が向上するという助言をいただきました。その後いくつかのドラッグストアや種苗やさん、農協などに当たりましたがなかなか取り扱っているところが見つかりませんでした。7-8件電話したでしょうか、ようやく取り寄せができるドラッグストアが見つかりましてやっと入手できました。500cc入り1本で740円でした。
店はドラッグストア、ウェルネスという店で鳥取、島根を本拠としているチェーン店です。兵庫にも何店かありました。この近くにお住まいの方なら頼めば入手できると思います。ただし入手には身分証明書と印鑑が必要です。使用用途も書く欄がありましてサボテンの種の処理では理解してもらえないと思い、金属のサビ落としとしておきました。実際、メッキやさんなどで金属を磨くのに酸洗いという処理を行いますが、そのときに塩酸を使用しているようです。金属の錆は塩酸に入れておくときれいにとれ、ぴかぴかの状態になります。電気配線基板のエッチングには塩酸ではないですが強酸性のエッチング液を使用します。これは金属(銅)を溶かしてプリント基板を作る用途として使用されています。
これでようやく太平丸の実生を再開できます。まだかなり寒いですが加温できる育苗器がありますので近日中に再開する予定です。また経過をお知らせします。
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- 2012/02/11(土) 13:18:33|
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マミラリア 白玉殿の花が咲きました。直径は約8cm,高さは約11cmです。白い棘の中から鉢巻きのように赤い花を咲かせました。花弁が細く希望丸などとは違った趣です。この白玉殿は棘の色が少し半透明になっているようで他の白系マミラリアと異なるようです。去年も花を咲かせましたがそのときはあまり白毛が出ていなかったために今と印象がかなり違います。下が去年の5月の写真です。

こちらが去年の白玉殿です。花は今年よりも一度に咲いていたようです。

花のない時の去年の白玉殿です。
今と全く様子が違います。
今年の方が白毛が多く出てずっときれいです。ただ一つ気になるのはかなり背が高くなり上に行くほど細くなっている点です。
何とかくびれが生じないように祈っています。

こちらはおまけです。姫春星の花がかなり多く咲きましたので写真をまた撮りました。いつが満開かはっきりしないので写真を撮るタイミングが難しいです。他の属のサボテンは花は1年に1度または数度咲き、その他の時期は全く花がないのが一般的です。マミラリアの多くの品種は小さな花を次々に咲かせるためいつがもっともきれいなときかが判断しにくいです。それで何回の写真を撮ってしまいます。何回も同じ品種が登場しても嫌わないでください。
今日は少し風邪気味なため早めにお休みします。風邪やインフルエンザが流行っているようですので皆様お体にお気をつけください。
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- 2012/02/09(木) 18:21:28|
- マミラリア
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鶴の子丸の花が少しだけ咲きました。40年前からの株で以前の私の40年前の写真に登場している株と同じです。広がりは約20cmくらいになりましたが中央部分に腐りが生じて現在再生中で写真は花の部分だけにしています。20-30年植え替えをしなかったためにかなりこじれていましたが去年の春植え替えをして少し成長しました。苗の棘が白くなっている部分が1年間に大きくなったところです。それまでは成長をせず時だけが経過していたため棘の色もくすんでいます。もう1年くらいすれば白い部分も増えてきれいになってくるでしょう。お披露目できるようになったらまたご紹介します。
先日寒波の記事の時に温室の暖房機についてのご質問がありました。もうすぐ春ですが一応私の使用している暖房機をご紹介しておきます。私の使用している暖房機は温室用の電気温風器でソーワのSF1003Aというタイプです。

今は製造中止のようで後継機はSF1008Aというタイプになっているようです。
この温風器は温室の天井部分につり下げて下向きに温風を吹き出すタイプの電気温風器です。わたしは温室の天窓の開閉用の支柱に吊り下げて使用しています。下向きに温風が出るため風でほぼ温室全体が暖かくなります。サーモスタットが付いているため暖かくなるとスイッチが切れて寒くなると自動的にスイッチが入ります。温度設定はありませんが付属のボリュームでだいたいの温度を設定できます。私は約10年ほど使用していますが故障もなく便利に使用できています。寒さに弱い品種は温風器の下に置いておくと安心で、他より5-10度ほど高くなるため、冬でも成長する物もあるようです。下記がメーカーホームページです。
http://store.shopping.yahoo.co.jp/minatodenki/sf-403a.html
私は来年あたり、より出力の大きな温風器を導入して温度上昇を試してみたいと思っています。サボテンにとってあまり冬の温度が高すぎるのはよいか悪いかわかりませんが、一度試してみる価値はあると思います。
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- 2012/02/07(火) 22:57:25|
- マミラリア
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マミラリアの玉翁殿がきれいになってきましたのでご紹介したいと思います。
この玉翁殿は私が40年近く前に種をまいて育てている苗です。40年前の実生にしては大きさが小さいですが去年までほとんど植え替えせずに放って置いたために大きくならず、私の無精の結果です。去年4月頃に久しぶりに植え替えました。その後少しづつ大きくなり始めやっと13cmくらいになりました。少し黄ばんでいた長毛が新しい毛で隠れて白くきれいになってきました。白い毛は成長の時期によって長い部分と短い部分があります。白い毛の間から小さな緑の疣が見えてなんともいえずかわいいです。元気に成長していると肌色が美しく、毛も生き生きしているように見えます。サボテンを栽培していて一番いいと感じるところはその苗が元気に生長しているときだと思います。棘物なら成長点の新棘が赤くてきれいだったり、サボテンの球体が元気な緑色になったりするところが楽しみな点だと思います。花はそのご褒美みたいな物です。
私も一昨年までは植え替えをさぼり、ただ水をやるだけの状態が続いていましたのでサボテンの根は鉢の中でいっぱいになり、新しい根を伸ばすことができず成長を止めていたのでしょう。成長を止めるとサボテンたちの外観は生気がなく、また何となくくすんで見た目にも魅力がなくなります。そうなると余計に世話をする気力がなくなり手を抜いてしまうという悪い循環が生まれます。
植え替えの手抜き→成長休止→サボテンの魅力が減退→魅力を感じない→栽培がおもしろくない→余計に手を抜く→サボテン栽培をやめる---という悪循環です。
私の40年前から一昨年までがまさにそれで、かろうじて栽培をやめることはせず水やりだけはしていましたので何とか生き残れたのだと思います。見捨てずに育てていて良かったと実感します。
今の時代、お金さえ出せばどのような立派な苗も購入することが可能です。しかし、購入したときが一番きれいで日に日に見苦しくなっていっては楽しみも半減です。将来きれいになりそうな苗を購入して愛情をかけて育ててやりましょう。そうすればきっとサボテンたちは魅力を増してそれに報いてくれるでしょう。それがサボテン栽培の一番の楽しみだと思います。

この写真が去年の4月の同じ苗です。写真の撮る角度が違いますのでわかりにくいかもしれませんがひと回り大きくなってよりきれいになったと思います。1年前は横の部分の毛が少し茶色っぽくなっていますが今年はそれが隠れてきれいな白毛に覆われています。花は今までほとんど咲かず、去年の秋に2-3個だけ咲きましたがどうも狂い咲きのように思います。本来春咲きだと思いますので今年の春に期待しています。

これが3株のうちの2株目です。1株目よりも一回り小さいです。径は10cmくらいです。

こちらが3株目です。大きさは10.5cmくらい。約40年前に実生して生まれた3兄弟です。それぞれ少しづつ大きくなって白くきれいになってきました。白毛をきれいに保つには灌水の時に水差しなどで根本に水を与えることでしょう。子ができて大きくなってくると根本の土の部分が狭くなり水やりが難しくなります。少し大きめの鉢に植えてやる方がよいでしょう。
30cmくらいの群生株になればさぞかし立派でしょうね。いつのことになるか見当も付きませんが根気よく世話をすることにしましょう
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- 2012/02/06(月) 19:58:33|
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今日は希望丸と豊明丸の追加報告です。
上の写真が2月2日の希望丸の群生株です。1月7日の掲載しました希望丸と同じ苗です。前回1/7は花の咲き始めでもっと咲くのかどうかわからないときでした。その後少しずつ開花していき、割合多く咲くようになってきました。まだリング状に群開とまではいきませんがかなりきれいです。いつ頃まで咲き続けてくれるでしょうか。

こちらも豊明丸の群生株です。同じ1月7日掲載の株と同じです。
開花は同じく少しづつ続いています。ピンクの花がかわいいです。豊明丸はこのほかに2鉢ありますがこちらはまだ開花していません。
開花時期の違いはどうして生じるのでしょうか。その株の個性でしょうか。
このような群生株は株の直径が大きくても1頭1頭の大きさが小さな場合は開花も少なくなるようです。上の写真の希望丸群生株の直径は約16cmほどありますが1頭の大きさは4-5cmです。開花の仕方は4-5cm株の状態に近いように思います。大きめの開花球を胴切りして小吹きさせた場合も1頭の大きさがある程度大きくならないと開花しません。群生株が全体的に大きくなった場合は全面に開花するようになり、それは見事な景観になるでしょう。2-3年先を期待しましょう。
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- 2012/02/04(土) 21:34:15|
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おさむうございます
今日の朝この冬一番の最低気温を記録しました。全国的に寒波の影響で雪の被害などが報道されていますが積雪で被害に遭われた方々のお見舞い申し上げます。
私の地域は兵庫の南部に当たり通常はそれほどすごい冷えになることは少ないのですが今日の朝の温度には少々驚きました。今まであまり正確な気温を測ったことがありませんでしたので何ともいえませんが今日の朝の温度は最近にはないほどの低さでした。
私のところには2本のガラス管型の水銀温度計があります。それを温室の中と外に置いて温度を測りました。
一昨日までは外の温度は最低でも-3度くらいでした。その状態での温室内の温度計は+6度から+7度位を示していました。この温度ならサボテンや多肉植物にとってはそれほど厳しい条件ではないといえます。
しかし今日の朝7:30頃測った温度は外で-7度、温室内で+1度という値でした。我が家の周辺がこんなに冷えていることとは思ってもいませんでした。近所のため池には薄く氷が張っていました。最近数年は冬も比較的暖かく池に氷が張ることもなかったように思います。氷が張るということはそれだけ温度が下がったということです。最近でこそ池に氷が張ることは少ないですが10年以上前にはしょっちゅう張っていたことを思い出します。それだけ最近の温度は高かったということでしょう。
温室内での温度が+1度ということは場所によってはマイナスのなっていることも考えられます。実際温室のガラスには内側に霜が降りていました。温室のガラスは2mmくらいの薄い物で2重張りなどもしていませんので2mm外は-7度の世界です。当然の結果でしょう。
私が温室を導入したのは約20年前頃です。最初の頃は加温などなしで冬越ししていましたので温室内の温度は最低では-3度から-4度くらいには下がっていたでしょう。それでもほとんどのサボテンは枯れずに今日まで生き延びてくれています。寒さに比較的弱いとされるガステリア属の小宝も30年近く枯れずに残っています。そう考えるとサボテンたちは結構寒さに強い物が多いように思います。
もう1月下旬頃から少しづつ苗の植え替えを始めています。この寒さで枯れることはないと思いますが、成長に影響が出ないか心配です。無事に乗り切ることを祈っています。
写真は緋牡丹錦です。斑柄はたいしたことはないですが鮮やかな赤色がきれいでお気に入りです。冬場は赤色がよく映えてきていっそうきれいになるように思います。兜錦やランポウ錦も冬には赤味が増して風情があります。もっと斑柄の良い赤い緋牡丹錦を探してみましょう。
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- 2012/02/03(金) 21:42:03|
- ギムノカリウム
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姫春星の花が咲きました。2-3週間前から咲き始めていましたがなかなか咲きそろわず待ちくたびれて写真を撮りました。もっと一斉に花が咲けば見事なのでしょうがどうもばらばら咲きます。これはどうしてなのでしょうか。水を切って一時休眠させれば咲きそろうのかもしれません。うちでは冬でも土が乾けば水やりをしていましたのでそれが原因かもしれません。

白い棘にピンクの花がきれいです。白い棘になるべく水がかからないように水やりをしています。この姫白星君は約13cm。30cmくらいにまでおおきくなるそうなので気長に育てましょう。大きくなると植え替えも大変でしょうね。
ところで今日2月2日は日本全国的に寒波がきて大変寒くなっています。我が家の温室の周辺もかなり寒く、今年一番の冷え込みのようです。温室の近くの外で夜9時頃気温を測ると-4度でした。雪は降っていませんがよく冷えています。温室内の温度はそのとき6度でした。温室はサーモスタット付きの温風器のみで加温しています。だいたい外気と温室内との温度差は6度くらいのようでした。もう少し温度を上げられないかと考えて1週間くらい前に温室内の棚の下全面ににミナフォームという発泡スチロールの薄いシートを貼りました。
温室内では温風器の熱が当たる部分は暖かいですが床に近いところほど冷えがきつく地面の冷気がもろに影響しているようでした。そこでスチロール製のシートを貼ってみるとその冷気がかなり遮断され温風器の熱が奪われないように思いました。
厚さは2mmの薄いシートですが断熱効果はかなりあります。元々荷造り用に使用される製品ですが断熱材としても優れています。発泡スチロールは冷凍品の輸送に使用されたり、水道管の凍結防止用に使用されたりするほどで保温性はかなり高いようです。紫外線などにも強いためかなり長期間使用できそうです。私のところでは2-3度の温度上昇が確認されました。
価格も安いですのでこの記事をお読みになったお方も試されてはいかがかとおすすめします。このような性能で透明度の高いシートがあれば温室の外部にも保温用に使用できると思うのですが今はそういう物はないようです。どこかのメーカーで作ってくれないかな。
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- 2012/02/02(木) 22:50:16|
- マミラリア
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