翠冠玉が咲きました。
確かこれは5-6年前、大阪で
造幣局の桜の通り抜けに出かけたときに露店で売られていた物を買ったと記憶しています。そのときはこれは烏羽玉だよと言うことで買ったのですが本当は翠冠玉でした。ちょっと重そうにたれた疣がおもしろい。茶色の毛に白い花が目立ちます。4号の鉢からあふれるようになってきました。このまま子を付けて大きくするか子を外して単独で大きくするか迷います。

さてこちらは別の株ですが、花が少しピンクがかっています。知り合いに聞くと銀冠玉ではないかとの意見も。それにしては花の色が薄い。銀冠玉の血が少し入った翠冠玉という感じでしょう。
私はまだ翠冠玉と銀冠玉、烏羽玉、の区別がよく理解できていません。
花色だけで判断するのなら赤花烏羽玉などもあります。肌色でしょうか。銀冠玉にも緑っぽいのや白っぽいのがあります。毛の長さも翠冠玉、銀冠玉共に長いのがあるようです。花が咲かないと区別が付かないのもあるでしょう。
もっと勉強しなくてはいけません。
本日のおまけです。 翠冠玉の話の中で大阪の造幣局の桜の通り抜けのお話を書きましたが、遠方の方などでまだ行ったことのないお方には、是非来年でも行かれることをお勧めしたいと思います。
私もこれまで4回くらい行きましたが、いつ行ってもその桜の豪華さには驚かされます。
造幣局の桜は全て八重桜ばかりで普通のソメイヨシノや山桜などはありません。時期はソメイヨシノが咲き終わった後しばらくしてから開花します。毎年開花予報が発表され咲きそうな時期に1週間だけ通り抜けが行われます。普段は造幣局の敷地内ですので立ち入りが出来ません。開花時期を予測して早めに開場の時期が決まりますので、寒い日が続いたときなどはほとんど蕾ばかりの通り抜けになることもありました。通り抜けは1週間だけですので天候が悪い日が多い場合はうまく楽しめないこともあります。
土日は人がいっぱいですが見る価値は十分あります。是非どうぞ。
数年前の写真がありましたので掲載しておきます。

花はきれいですが人もいっぱいです。入場料は無料です。一方通行で立ち止まる事も出来ないことが多い。写真を撮ることさえままならないことも。

薄いピンクのぼかしの入った花がきれいです。

桜も満開。 人も満開です。

見たことのないようなきれいな八重桜がいっぱいです。
季節外れの話題で申し訳ありませんでした。
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- 2012/05/31(木) 22:40:23|
- ロホホラ
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今日は去年の5月頃に胴切りしたサボテンたちの1年後の姿をご紹介します。
ご紹介する3種類のサボテンたちは以前ご紹介したサボテンたちです。
ペレツデラロサエの群生株作り 前回紹介したときよりも一回り大きくなりました。最大径は8cmくらい。植え替え後成長し始めるまでに時間がかかりましたが、ようやく新棘が出てきました。まだまだこれからですがペレツデラロサエらしい魅力が少しだけで始めました。もう少し大きくなれば白い毛が増えてきていい感じになるでしょう。

横方向からもパチリ。元株は茶色っぽくなっていますが枯れているわけではありません。もう少し大きくなれば元株も隠れてくるでしょう。

こちらは同時期に胴切りした豊明丸です。
ペレツデラロサエよりも一回り大きくなりました。
前回ご紹介した時の様子はこんなでした。
豊明丸の親株 大きさは12cmくらいになりました。現在はちょっと成長が一服しているようで色合いが少しくすんだ感じです。成長し始めると白さが増してよりきれいになるでしょう。
でも、1年間で大きくなる物です。ほぼ立派な群生株ができあがったような状態です。マミラリアの成長の早さを実感します。他の品種ではそうはいかないでしょう。
このままうまく育てればかなりの大株が短期間で出来そうです。私が40年前から育てている玉翁殿が10cm前後にしかなっていないのが嘘みたいです。うまく順調に育てると言うことは大切ですね。一度こじれさせるとなかなか元に戻るのに時間がかかったりします。その辺が簡単なようで難しいのでしょう。

こちらはかぐや姫の芯止め株です。これも去年の5月頃芯を止めた株です。
かぐや姫の群生株作り 3月の頃に比べてほんの少し大きくなったかなと言うくらいです。芯止め株の方は花は咲きませんが、芯を止めていない奥の株は次々に花を咲かせています。
やはりマミラリアに比べて成長はかなり遅いです。立派な群生株にするには3-4年くらいはかかりそうです。気長に見守るしかないですね。
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- 2012/05/30(水) 22:20:49|
- マミラリア
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以前ご紹介した玉翁殿の3兄弟が揃って開花しました。
私が実生してから早40年。年を食っている割に大きくなっていませんが、ここ2年ほどは少しずつ成長してきました。去年まではほとんど花も付けませんでしたが今年初めてまとまった開花を見ることが出来ました。
上の写真は一番の兄貴分、一番大きな株です。大きいと言ってもまだ13cmくらいですが最近は少しずつ大きくなってきています。成長点付近に新しい刺が出て全体に白くなってきました。
花はリング状に咲きそろうところまでは行きませんがそれに近いような状態です。去年まではこの株だけ1-2輪咲いていました。その頃はきっとこの株は花を付けにくい性質のを持って生まれていたのだと思っていました。でもそうではなかった。株の元気が出れば十分に立派な花を咲かせてくれることがわかり、内心ほっとしたり、嬉しかったり複雑です。

自分自身で種を蒔いて育てたサボテンがきれいになって、立派に花を咲かせると言うことは、今まで育てた甲斐があったとしみじみ思います。と同時に40年もの長い年月でわずか10cmそこそこにしか大きくさせてやれなかったのをすまなく思う気持ちもあります。うまく世話をして順調に育てていれば今頃は30cmを超すような大群生になっていても不思議はありません。これからはうまく世話をして順調に育ててやろうと改めて思いました。

この株は次男坊。少し小さめで約10.5cmくらい。長男よりも白毛が目立ちます。この白毛ですが成長期には余り目立たず、緑の肌が見えやすくなります。成長が止まると白毛が目立ち緑の肌が見えにくくなります。また白毛は季節によってもその長さが変わるみたいです。長年付き合ってる割にこの玉翁殿も成長期がつかみ切れていない感じ。まだまだ勉強中です。

こちらは3男坊。少し大きめの子を付けて2頭立てです。どれもみんな花を付けましたが2男坊と3男坊はおそらく初めての開花でしょう。花が終わりかけた頃に交配してやろうかと思います。おまえたちの子供を残してやるよ。そんなにいっぱい玉翁殿ばかりあっても仕方ないですが、実生するとたまに変わった苗が生まれることがありますのでそれを期待します。毛の少ないのとか、極端に多いのとか出来ないかなーーー。
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- 2012/05/29(火) 21:54:43|
- マミラリア
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マミラリア・
白絹丸が咲きました。
白絹丸の花は少し変わっています。白にピンクの中筋がありますが、その筋が細く、花弁も丸い形をしています。余り見ない系統の花です。丸いからだと丸みを帯びた花がおもしろい組み合わせです。
去年はもう少し早く咲いたように思います。今年は少し成長開始が遅い感じ。根の張りが良くないのでしょうか。この写真は2週間ほど前のもの。

そして今日、第二弾が咲きました。
今度は小さな子にまで花が付いています。かわいいですね。同じ咲くなら同時に多くの花が咲くと見応えがあります。後は球体が元気よく成長してくれれば言うことなしです。
マミラリアの品種はいつ成長するのかもう一つよくわかりません。マミラリア属のサボテンは非常に品種が多くて様々なタイプがあるようです。秋から春にかけて成長するもの、夏場に成長するもの、春と秋に成長するものなどいろいろあるようです。
サボテンの植え替えは一般的に春がよいとされています。それで私も主に春に植え替えしますが、マミラリアの多くは秋(または夏の終わり頃)の植え替えの方がよいのかなーと感じています。秋から元気になってくるマミラリアはその成長前の夏頃に植え替えしてやる方がいいんじゃないでしょうか。白星や満月などはそんな感じです。この白絹丸はどうでしょうか。まだつきあいが短いのでよくわかりません。花が咲く頃が成長期とは限らないみたいです。本来の成長期にうまく成長させることが元気な苗を作るポイントだと思います。
マミラリアの品種をみんな同じように扱うことは良くないと思えてきました。もっと勉強しないといけません。
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- 2012/05/28(月) 19:23:51|
- マミラリア
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今日5月27日は天気も良く久しぶりに外出しようと言うことになり、家内と岡山のRSKバラ園に行ってきました。
ここ兵庫県から山陽自動車道を走らせ約1時間30分。
岡山インターを降りてから約30分くらいですが、先に昼食を済ませようと言うことになり、”食べログ”で調べておいたイタリアンのお店に立ち寄りました。

岡山市北区にあるレストラン・レオーニです。
食べログの岡山のレストランで上位にランクされています。
私は知らないところに行ったとき食事をするのは、なるべくネットで”食べログ”を調べてから行くことにしています。初めての場所ではお店の善し悪しなどがわからず、知らないお店で食事した場合などはがっかりすることが多いので、出来るだけ満足できるようにお店を下調べしていくことにしています。今日も予約を入れていましたのでスムーズに入店できました。

レオーニは派手ではないですが、こぎれいな外観と雰囲気の良い店内で好感を持ちました。食事もおいしく、Aランチ一つとBランチ一つを注文して、おかわり自由の自家製パンを何度もおかわりして、おなかいっぱいになりました。イケメンのウエイターさんの対応の良さも印象に残りました。食べログで下調べした甲斐がありました。ここならどなたにもおすすめできます。
食事を済ませてRSKバラ園まで約30分、ようやく到着しました。

バラ園は高いラジオの電波塔を取り巻くように円形の作られた敷地に色とりどりのバラをいっぱいに敷き詰めたかなり広い公園のような作りになっています。
バラはちょうど今が盛りという感じで咲き誇っています。赤・黄・ピンク・紫などいっぱいです。丸い畝状に植えられていて中央の電波塔を中心にした同心円の形になっています。
私はバラには余り詳しくはないですが自宅には数本植えてあります。少しは花も咲きますが虫が付いたり枯れたりでなかなかうまく育てられないことが多いです。こんなにいっぱい花を咲かせるにはいろいろ難しいことが多いだろうなーと感心しながら見て回りました。
写真を数枚載せますのでご覧ください。





バラ園もいろいろ行きましたが近畿・中国地方ではここRSKバラ園と兵庫県伊丹市の荒牧バラ園が印象に残っています。広さはRSKバラ園が上ですが、荒牧バラ園は園内の作りが上品なように感じました。
バラは華やかですが、余りにも色が鮮やかすぎて写真をきれいに撮るのが結構難しいように感じました。優雅で奥ゆかしい写真に仕上げるのは私にとっては力量不足でした。レンズにシグマの17-50mmF2.8レンズを使用しましたがこれがコントラストが強すぎたのかもしれません。写真って難しいです。
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- 2012/05/27(日) 22:50:56|
- 野菜と花の栽培
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今日5月27日は親戚の法事があり朝から出かけて夕方の帰宅となりました。
朝、温室を見に行くと最近我が家へきた新入りの太平丸・フランクリン君が開花しかけていました。朝9:00の段階ではまだ半開きの状態でした。もう一株花王丸も咲きそうでしたが時間切れで外出となりました。
写真はフランクリンの蕾です。濃いピンクで結構大きな花みたいです。

帰宅は4:30頃でした。温室を確認に行くと案の定もう花はしぼんでいました。
だいたいサボテンの花は天気がよいと朝10:00頃に咲き出して午後1:00-2:00頃にしぼんでくることが多いようです。午後4:30には太平丸類の花は全くしぼみきった状態でした。明日咲くならいいですが、咲く保証がありませんので無理矢理花弁を切り取って交配することにしました。もう一株の花王丸も同じでしたので両方とも花弁を切ってめしべを見えるようにしました。

めしべを傷つけないように花びらを切り取りめしべと雄しべが露出するようにします。その状態で雄しべをピンセットで挟み取って他株のめしべに花粉を付けてやります。写真の花は雄しべを取り去った後で、めしべには花王丸の花粉が付けてあります。少し黄色っぽく見えるのがそうです。

もう一方の花王丸の花びらをカットしたところです。こちらは花の形がきれいです。まだ明日も開花するかもしれません。しかし、今日交配していないと2株は結実が出来ないでしょうからやむを得ません。同じように雄しべを切り取ってフランクリンに付けました。こちらのめしべにはフランクリンの花粉が付いて黄色くなっています。
さてうまく結実するでしょうか。結果は約1ヶ月後に出ます。またご報告します。
おまけです。
カボチャの交配も午前中がいいようです。朝9時頃から午後1時頃までに交配するとうまく結実するようです。雨が降ってめしべや雄しべが濡れると結実しにくいですので、天気の良くないときは雌しべを濡らさないようにしましょう。私は天候が心配なときには無理矢理花びらを閉じさせるように曲げてしまいます。めしべが濡れなければ雨が降っても大丈夫です。
今日は天候がよく、出かける前にカボチャの交配を5-6個することが出来ました。今年は天気がよい日が多く、一応今のところカボチャの交配も順調です。
サボテンの交配、カボチャの交配共に会社員で昼間留守の方は難しいかもしれません。そんなときは私のやり方を参考にして夕方の交配を試みてください。100%うまく行くかどうかわかりませんが、成功する確率も十分あります。早朝の交配よりも確率は高いと思います。
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- 2012/05/26(土) 22:33:04|
- エキノカクタス
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前回の袖ヶ浦の実生接ぎに続き、今回はキリンウチワの実生接ぎをしてみました。
去年は合計10回ほどやってみましたが結局成功は2個だけでした。
うまく接げない原因としては
①接いだ穂が干からびてしまう。
②台木が細くてぐらぐらするのでうまく穂を乗せにくい。
③台木に水分が少なく密着しにくい。
などが考えられます。
①の点は、去年はポリ容器の密封型を購入してその中に入れましたがそれでも干からびていました。これは今年袖ヶ浦で採用したクリヤーファイルを巻くことで解決出来そうです。
②は私自身の技術の問題です。キリンウチワは刺がきついので手袋を付けますがそうすると余計に細かい作業がしにくいです。何とか上部の刺だけでも取っておけばやりやすそうです。
③袖ヶ浦は切ってみるとぬるぬるした液がたくさん出て滑りやすいような状態でした。それに比べてキリンウチワは樹液が少なく乾いたような状態です。そのため穂木と密着が悪そうです。袖ヶ浦のようなぬるぬる成分があればひっついてくれるのですが上に載せた穂木が落ちやすく苦労します。

写真は今年2回目の分で、接ぎ木後5日目です。写真奥の穂木は傾いています。密着がうまくいっていないような感じです。成功率は50-70%くらいでしょうか。去年よりも上達はしたかと思います。でもまだまだです。
キリンウチワの接ぎ木の場合は台木の先端2-3cmのところを切断します。そうすると先端部分が少しだけ残ります。それを何とか育てたいと思い去年挿し木しました。長さが短い苗ほど発根がうまくいかず枯れてしまったものが多かったので、今年は何とかしたいと考え、サボテンの実生に使用している加温式の育苗箱の中に放り込んでみました。育苗箱の中は腰水状態で2cmくらい水がたまっています。温度は30-32度でサーモスタットによって一定になっています。

そこに2週間ほど入れておいたら小さな苗から発根しました。水の上に浮かんだような状態でしたが腐ることもなく青々しています。おそらく土に差したらこんなに早く発根しなかったと思います。やはりキリンウチワは普通のサボテンと違いかなり丈夫で加湿にも強そうです。キリンウチワは夏型のサボテンのようで平均気温が25度くらいになると盛んに成長するようです。そのため30度近い温度と高湿度が好結果に繋がったのでしょう。
この結果からひょっとするとキリンウチワは水耕栽培でもいけそうな感じです。土に植えた場合もかなり湿った土で肥料を多くやった方が良さそうです。今度、花用の土に植えてやってみようと思います。もし結果が良ければご紹介しましょう。
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- 2012/05/25(金) 22:41:03|
- 接ぎ木・接ぎ下ろし
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5月24日の野菜と花苗の生育状況 ようやく数日前から
カボチャの花が咲き始めました。
写真は雌花(メバナ)です。花の下に丸い実が付いています。この実が受精すると大きくなってカボチャになります。雄花(オバナ)は花の下に何も付いていません。
どういう訳か今年は雌花が先に咲きます。去年までは雄花ばかりが先に咲いてなかなか雌花が咲きませんでした。今年はどの苗も雌花が先に咲いて雄花がなかなか咲きません。当然のことながら雄花と雌花の両方が咲かないと結実しません。

数日前から雌花は10個以上咲いていたでしょう。そして今日ようやく雄花が2個だけ咲きました。これでようやく受粉させられます。今日の雌花は5個咲いていましたのでそれぞれに花粉を付けてやりました。おそらくこれで受精するでしょう。
カボチャの実が収穫できるまでにはどれくらいかかるかな。何年も作っているけどハッキリしません。おそらく3-4週間くらいかな。待ち遠しい。

カボチャのツルはもう1m以上に伸びています。でもまだまだこれからで最大は5mくらいは伸びるでしょう。これからの生育状態が重要です。
ズッキーニの実も少し大きくなってきました。ツートンカラーのおもしろい色合いです。品種名を忘れました。次回までに調べておきます。2色ですが味は普通の
ズッキーニと余り変わりません。少し柔らかくて癖のない感じかな。去年も作りました。見た目がおもしろいズッキーニです。

大玉トマトの
麗花にも実が付いていました。結構早くて優秀です。
麗花の実は
桃太郎などよりも実割れしにくくて作りやすいです。
桃太郎トマトは今やホームセンターなどの定番品種です。八百屋さんでも一番多くおいているトマトだろうと思います。味は桃太郎とすこし味わいが違いますがいい勝負です。今年は
桃太郎は作っていませんが
甘太郎という品種を植えています。これはおそらく
桃太郎の改良種だろうと思います。味比べをしてみましょう。

中玉トマト・
シンディーの実が大きくなってきました。写真で確認できるだけで一房に8個の実が付いています。やっぱりミニトマトと同じような実の付き方です。これで実のサイズが大きくなってくれば見事でしょう。その味も普通の大玉トマトよりも甘くなるのではと期待しています。
去年はミニトマトの
アイコという品種を作りました。良くできてかなりおいしかったですが実が小さく皮が結構固いのでトマトの味わいとしてはちょっと物足りなく思いました。それで今年はこの
シンディーともう一種の
フルティカトマトに期待しています。とにかく甘いトマトが食べたい・・・。それだけです。
なすびも実がつき始めました。なすびは6本だけ植えています。
黒皮タイプと
長なすです。なすびも秋までよるとれる時と夏場にだめになってしまうときがあります。今年はどうかな。
カラーの葉っぱが勢いよく伸びてきました。
この
カラーは数年前にホームセンターで苗を購入した物を畑に植え付けて育てたところ大きな株になりました。
その球根は最初は4-5cmくらいでしたが今年植え付けるときは10cmをこれる物もありました。十分な肥料と土があれば大きくなるのものだなーと感心しました。どれくらい花を咲かせるか楽しみです。花はほとんどはピンクです。
ダリアのつぼみも大きくなってきました。
ダリアは
ポンポンダリアと
ビクトリア種のそれぞれミックス種子を蒔いた物です。
カタログによると
ポンポンダリアは背丈60cmくらい、
ビクトリア種は背丈120cmと紹介されています。120cmというとかなりの大きさです。どんな感じになるかよくわかりません。花は一重咲きのぼかしタイプだそうです。

一昨年
皇帝ダリアを植えましたがそれは2.5mくらいになりましたのでそれに比べるとしれています。
皇帝ダリアはきれいに花を咲かせましたが数日後に霜に当たり一夜にして全滅してしまいました。今年はそれに懲りて作っていません。

こちらは
サツマイモの植え付け直後です。品種は
なると金時です。先週植え付けて日差しが強かったため葉がしおれてしまいました。ツルの先端の葉が生きていれば次第に伸びてくるでしょう。去年は買った苗の状態が良くなくて半分ほど枯れてしまいました。今年はそれよりも少しましでしょう。
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- 2012/05/24(木) 22:23:12|
- 野菜と花の栽培
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大統領の古株がようやく開花しました。
この株は4月6日にご紹介した古株の方です。
大統領が開花 蕾が出始めてから1ヶ月半、ようやく開花しました。
この株は少なくとも30年、いやおそらく40年くらい前から私の温室にいます。2年ほど前まではほとんど世話をせずに植えっぱなしの状態でした。なんとか枯れずに長い年月を過ごしてきたけれど、かなり弱っていたため花を咲かせることが出来なかったのでしょう。去年は蕾を出しかけたものの途中でその蕾も落ちてしまい咲きませんでした。おそらく花を咲かせるだけの体力だついてなかったのでしょう。
その後、去年から今年にかけて少し元気になり、ようやく開花にこぎ着けたような状態です。おそらくこれが初めての花でしょう。大統領は苗の元気が良ければ4-5cmで開花するようです。4/6にご紹介した苗は4cmくらいから立派な花を付けています。花の咲かない原因はやはりその苗の充実具合によるのでしょう。
花の大きさは約6cm。それほど大きくはありません。4/6にご紹介した小さい方の苗は11cmもありました。それに比べるとちょっともの足りません。でもこれくらいが標準的な大きさかもしれません。

花色は底が深紅の鮮やかなピンク。きれいです。2輪同時開花なのでその分少し小さめの花になっているのかもしれません。
大統領の学名はThelocactus bicolorといいます。これは2色の花という意味でしょう。よくこの種の特徴を言い表しています。
じっくり育てて来年はもっと大きな花を咲かせるようにかわいがってやります。何せ30-40年のつきあいなのだから気長にやろうや・・・っていう感じです
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- 2012/05/23(水) 22:09:45|
- テロカクタス
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兜錦が次の花を咲かせました。
5月9日に開花し、交配した苗です。
兜錦とルリ兜錦 今度は2輪同時に開きました。
よく見てください。花の色が左右で少し違います。右の方が緑っぽくて、左が少し赤っぽいです。

これがその花の裏側です。
違いがよくわかりますでしょう。花の裏側はまさに2色です。よく見るとその花筒部分もそれぞれに赤っぽい部分と緑っぽい部分があります。そうこれが花の斑入りです。斑入り株はサボテン自身のみ成らず花にも斑が入ります。そしてその斑入りの花の雄しべを他の斑なしの株に交配すると斑入り株が生えたりします。斑入り株であっても花に全く斑が入っていないときはその種からは斑入り株はあまり生えないようです。考えてみれば当たり前のようですが生命の神秘を感じます。

もう1枚。
こちらの方がわかりやすいでしょうか。
手前の丸いのは5月9日に交配した花で、種が大分大きくなってきました。もう1週間前後で完熟するでしょう。結構早いです。今で2週間ですので種の収穫まで約3週間くらいでしょうか。実が赤いということは斑入りの遺伝子が多いようです。下手をすると全斑ばかりでうまく成長しないときもあり得ます。でも今回は斑入り同志の交配ですので実生が待ち遠しいです。

こちらは同じ5月9日の交配した相手株、
ルリ兜錦です。
こちらも受精しています。こちらの種は緑っぽい。これは斑入りの遺伝子が少ないからでしょう。でもよく見ると黄色っぽい箇所もあります。いくらかの斑入り苗は生まれるでしょう。
花の撮影後また兜錦を同時に咲いた斑なしの
白兜との間で交配しました。余りたくさん種を作らせると株が弱ると言います。何とか元気でがんばってくれますように・・・・・。
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- 2012/05/22(火) 21:53:02|
- 兜丸類
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昨日の小人の帽子に続きエピテランサの月世界です。
この月世界は結構大きくなりました。最大径は15cmくらいです。月世界にしてはかなり大型で1頭の大きさは5cmほどあります。成長点には白毛をいっぱいに出しその中から黒い刺を覗かせます。花はクリーム色で余り目立ちませんがたくさん咲かせています。
花が終わった頃に赤い実が出てきます。この実の方が赤くて目立ちます。実はたくさんなるときと、少ししか成らないときがありますが、自家受精でそのメカニズムはよくわかりません。去年取れた種を蒔きましたがうまく発芽しませんでした。この辺はまた種が出来たときにご紹介したいと思います。

こちらは少し小さめの株です。まだ花を咲かせる部分は全体の半分くらいです。白い刺と毛がきれいです。この苗は今年の植え替えの時根腐れしている部分があり、かなり切り込みました。そのため成長し始めるまで時間がかかりましたが、また元気が出てきていますので大丈夫そうです。
大事にしている苗に元気がないと私自身も元気が出ません。苗が元気になると私自身の気分も良くなり何か嬉しくなります。サボテンが元気なときは私も元気。
そう。私はそんな単純な性格です・・・。
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- 2012/05/21(月) 20:36:06|
- エピテランサ
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エピテランサ・
小人の帽子が咲きました。
白い綿毛の中から薄いピンク色の小さな花を咲かせます。私はこの小人の帽子がお気に入りです。
非常に小さな疣、(これは見えませんが)の先端にうす茶色の小さな刺を密集して全体を覆い、先端からは白い綿毛を出します。開花するまでは綿毛は出ず、花を咲かせるようになると先端が綿毛で覆われるようになります。
刺の小ささは私の知る限りサボテンの中では最小でしょう。ほんとに精巧なミニチュア細工を見ているみたいです。エピテランサはマミラリアの近縁種とされています。マミラリアは疣サボテンという意味らしいです。マミラリアの多くの品種はかなり小さな疣と刺を持っていますがこの小人の帽子の繊細さには及びません。

花も直径1cmくらいと小さいですが、薄いピンクでかわいい。私の持っている苗は棘色が薄い茶色ですが純白の苗もあるとか。もし入手できるならそれも育ててみたい。でも純白の刺となると汚れが目立ちそう。きれいなまま大きな群生株にするのは結構難しいかもしれません。いつか苗を購入したいと思っています。
同じエピテランサの
月世界などは自家受精しますが、この小人の帽子が自家受精しないみたい。種は他の株と交配しないと出来ません。私のところにはこの1株だけしかないので種は取れません。
今年の3月頃にドイツのコーレスからこの小人の帽子の種を購入して蒔きましたが結局発芽しませんでした。どこかで実生苗を購入する方が早そうです。
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- 2012/05/20(日) 21:54:11|
- エピテランサ
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花王丸が花を咲かせました。
この間の黒刺花王丸とは全く別系統の苗です。
こちらは茶色の刺で綿毛をいっぱいに出して少し長めの刺を出しています。花は濃いピンクで前回の黒刺花王丸よりも花弁の数が少なそうです。刺がじゃまをして花が歪んでいます。刺の立派な苗で花の背が低い品種は刺がじゃまをしてうまく花が開けないことがあります。象牙丸の花もそういう傾向があります。
この花も同時に開花する株がなくまた交配できませんでした。去年は結構一度に咲いてくれたために種がかなり取れましたが今年はどうも開花時期が揃わないようです。これは運が悪いと言うことでしょうか。まだ8月頃までは花が咲くので今後に期待です。
本日のおまけです。

太平丸の中苗の刺が赤くてきれいです。なかなかいい刺が出ています。この棘色とこの棘の太さがずっと続けば最高なのですが。しばらくすると色あせて刺も少し細くなっていくんです。残念。

もう1本の中苗です。
こちらは刺の太さ、長さは劣りますが刺のカール具合、刺の立ち方が気に入っています。稜の高いところもいいですね。ニコリーではないですがよく似た傾向です。いずれも4cmくらいですが今後に期待の新人君です。
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- 2012/05/19(土) 21:40:28|
- エキノカクタス
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2012/05/18 今年畑に植えた花と野菜の生育状況です。
上の写真はジャガイモの花です。今までじっくり見たことなどなかったのでこんな花が咲くとは知りませんでした。結構かわいい花です。ジャガイモの苗はもうかなり大きくなってもうこれ以上は伸びないような感じです。土の中にはもう芋ができているのでしょうか。まだ経験が少ないので、いつ掘ったらよいのかよくわかりません。花が咲き終わった頃に少し掘ってみましょう。取れたての新じゃがはやっぱり味が違うかな・・・・。

一本だけ植えたズッキーニにもう実がなりかけています。
去年植えておいしかった黄色と緑の二色になったタイプです。植え付けたときからかなり大きな苗だったので花の咲くのも早かった。ズッキーニはうまく受精するとかなり大きくなって30cmくらいになりますが、受精が不十分だと10cm足らずで止まってしまいます。うまく大きくなってくれるかな・・・。

トマト苗のフルーツトマト・シンディーに小さな実がなっていました。結構早いです。中玉のため房状に何個かまとまって成るようです。中玉が10個くらいいっぺんになると見事でしょうね。まあ問題はその味ですが。普通の大玉トマトより甘いのが出来るのを期待です。

こちらは大玉トマト・麗花の花です。
まだ実はなっていません。少し遅めです。シンディーの方が背は高いですが麗花の方が幹が太く頑丈そうです。去年作ったミニトマトのアイコも幹が細くて背が高くなっていました。一般的に中小玉トマトは細くて背が高くなるようです。盛んにそば芽を出してきますので掻き取るのに時間を取られます。
いずれももう3回目の支柱への固定をしました。頭でっかちになるので支柱へ止めないと歪んでしまい扱いづらく成ります。

カボチャはツルが伸びかけて今50cmくらいになりました。よく見ると1個雌花ができはじめていました。普通は先に雄花が咲いて少し遅れて雌花が咲くことが多いです。もしこの雌花が咲いてうまく受精してくれれば
かなり早い初物カボチャが収穫できるかもしれません。若いカボチャを煮付けにすると柔らかくておいしいですよ---。

種から育てたダリアの苗に蕾が現れました。

もう1本の苗にも蕾ができています。
ダリアは小輪のポンポンダリアと大型のビクトリアという種類の混合種子を蒔いています。植え付けるときに混じってしまいどれがポンポンダリアなのかよくわかりません。花色もいろいろ咲くようなので期待しています。
だいたい濃い緑の茎と葉の苗が赤や青系の花が咲き、黄緑っぽい葉と茎の苗には黄色や白の花が咲くようです。ミックス種子というのはどんな花が咲くかわからないので期待と不安がいっぱいです。
貧弱な花だったらサカタのタネさんに文句を言ってやろうかな。
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- 2012/05/18(金) 22:48:26|
- 野菜と花の栽培
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銀冠玉の花です。
以前一度紹介したのとは別の株です。ヤフオクで3株一緒に買ってからそれぞれが少しづつ大きくなりました。この花は結構大きくて約3cmあります。花弁の中央が濃いピンクで上品な色気があります。ロホホラ属の中では一番大きな花ではないでしょうか。白い粉を吹いたような渋い肌色、ピンクの花・・・・少しづつ銀冠玉の魅力がわかってきたように思います。これで白い毛がもっとふさふさになれば言うことなしですが、ここはもう少し成長するのを待ってみましょう。

こちらは全く別のルートで入手した銀冠玉です。
花の寸法は約2cm。ちょっと小振りです。花の色合いも少し薄めです。やっぱり最初の方が魅力があります。
まだ4cmくらいですのでもう少し様子を見ましょう。せっかく同時に咲いたので交配してみました。以前咲いた花も交配したのですがうまく受精したのかどうかよくわかりません。受精していないときは花殻を取ってみると根本から取れるようです。受精していると先端部分だけが取れるみたい。おそらく忘れた頃に赤い実が盛り上がってくるのでしょう。このような性質はマミラリアの品種にも多く見られます。エピテランサの月世界なども去年の果実が半年以上してから現れることがあります。このように種の出来るのが遅い品種はいつの交配かわからず管理が難しい。受精しなかったと思っていたのが種が出来るとちょっと驚きます。
果たしてこの銀冠玉もそうなのでしょうか。
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- 2012/05/17(木) 21:20:52|
- ロホホラ
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黒刺花王丸がようやく開花しました。
ピンクで底が深紅の鮮やかな花です。直径は約6cm。かなり立派です。
うちの太平丸類は開花が遅れていましてまだ数株しか開花していません。成長点には綿毛が盛り上がっているのですがなかなか蕾が現れません。
この黒刺花王丸も何とか交配したいと相手株を期待していたのですが、同時に咲く株がなさそうでした。そこで5月12日(土)に部屋の中に取り込み、薄暗いところにおいて開花を遅らせるようにしてみました。
取り込んだときには少し蕾の先端が見えかけていたような状態でした。おそらくそのまま温室に置いておいたら天気の良い日なら1日で開花したでしょう。
それをずっと室内においたところ蕾は少しづつふくらんできたものの、そのふくらみは成長が遅く4日後の今日やっと咲きかけたので温室に戻しました。そうするとそれを待っていたかのごとく数時間で満開になりました。

結局その間に他の株が開花することもなく交配は出来ませんでしたが、開花を3日ほど遅らせることが出来ました。
この結果はかなり役に立ちそうです。貴重な株を交配する場合、開花時期が揃う確率はかなり低いのが現実です。少しの差なら部屋に取り込むことで調整できそうです。太平丸系の品種の開花期は1-2日とかなり短いです。この次はきっと交配にこぎ着けたいと思います。
早く実生がした-------い。
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- 2012/05/16(水) 21:45:19|
- エキノカクタス
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クラインジアの麗光殿が咲きました。
正確には刺なし麗光殿で、普通ある赤い鈎棘がありません。見た目は少し優しい印象ですが鈎棘がないので扱いやすいのが有り難いです。白い毛を全体に出して体中が覆われています。花のない時でも十分鑑賞価値があります。

濃い紫がかったピンク色の花です。花は少しつや消しっぽい感じで写真で撮るとディティールが表現しにくいです。写真の花は2日目のため少し花弁がばらついている感じですが本当はもう少しきれいです。親株に1頭の子が出て子からも花が咲いています。わかりにくいですが向かって右側にも小さな子が出始めています。来年は3頭立てになっているでしょう。また来年も咲いてくれよ。

こちらは中刺が黄色の薫光殿です。
鈎棘がありますのでうっかりさわると引っかけてしまします。ご用心を。
こちらの花は同じ色ですが花弁が幅が広く立派に見えます。同じつや消しっぽい赤紫の花です。同じく白い毛との対比がきれいです。大きさの割には花も多く付けます。それぞれの花が少しづつ咲くともの足りませんが一度に咲けば見事です。来年はこれらの花の立派な種類は一度に咲かせるように工夫してみましょう。おそらく太陽の当たる方向によって花の咲く時期がずれてくるのかと思います。なるべく鉢を回してまんべんなく太陽に当ててやるようにしてやりましょう。後は苗の元気をどれくらい引き出せるかです。それが一番難しいかも・・・・。
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- 2012/05/15(火) 22:22:16|
- クラインジア
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紫太陽の花の2輪目が咲きました。
いっそう豪華になりました。花も結構長く咲いています。もう先の花は3日目です。花色は少し薄くなったように感じます。花は一般的に咲き始めは濃い色合いで、次第に少し薄くなってくるようです。やっぱり太陽の花はいいですね。これが大きくなったら10輪くらい一緒に咲くこともあるんでしょうか。そうなるとあふれんばかりの状態でしょう。これを群生させて大きな株にしてみたいですね。

白鳥の群生株です。
これは初めてお披露目します。今年我が家に引っ越してきました。白い体にピンクの花がかわゆいです。やっぱりサボテンの花はピンク系が一番いいですね。特にこの中筋があるところが優雅です。
来年は20輪の同時開花を目指してみます。さぞかしいいでしょうね。

白閃小町が6輪同時に開きました。
この白閃小町はどうも花びらが100%開ききらないような感じです。半開き状態をキープしています。それにしてもこのめしべはなんと真っ赤なこと。下の軸まで真っ赤です。黄色の花とのコントラストは抜群です。
問題はこの花の後に胴体に段付きが出来ないかです。まっすぐきれいに育ってくれればいいのですが、くびれが出来ませんように・・・・・。
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- 2012/05/14(月) 22:46:43|
- エキノケレウス
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紫太陽の蕾です。3日前の状態です。
大きな蕾が2個出ています。小さな蕾も1個。

そして昨日やっと咲きました。
蕾が出始めてから結構日にちがかかりました。花の直径は約9cm。大きな立派な花です。さすがエビサボテン。花の立派さは秀でています。以前ご紹介した草木角ととほぼ同じ大きさ、テロカクタスの大統領ともいい勝負です。刺の感じなどは草木角に比べてずっと品があります。花のない時期でも鑑賞価値があります。やっぱりエキノケレウスの中でももっとも人気があるのがよくわかります。

こんなに立派な花を咲かせるならエビサボテンの仲間を一揃え集めてみたくなります。私の温室には他にこの仲間はいません。いっぱい作りたいのは山々ですがスペースがあまりありません。あれもこれも全て育てるのは無理です。やっぱり花のない時期でも楽しめ、成長の早いマミラリアを優先してみようかな・・・・。などと考えています。
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- 2012/05/13(日) 22:57:52|
- エキノケレウス
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マミラリア・サボアエ変種ゴールディが咲きました。
1.5cmくらいが3頭の小さな苗ですが、花は直径4cm近い立派な花です。マミラリアの中でも花のきれいな品種として最近注目されています。

上の2枚が5月8日の花の咲き始めです。

これが5月10日。
花びらがそっくりかえっています。でもきれいです。
この苗は去年植え替えるときに親苗から取れた子を植えていた物でまだ小さいですが立派に花を咲かせました。

この苗の親株の方は今年の植え替え時に発根に手間取りまだちょっと元気がありません。ようやく少し花芽が出始めたところです。この花も10輪くらい一度に咲くと見事でしょうがもう少し大きくならないと無理でしょう。親株の方に期待です。
それにしてもこの花のめしべは極端に小さいです。これではうまく受精させるのは難しそう。うちにはこれは1系統しかないので種は取れませんが、交配が困難そうです。それでこの種の種は余り売っていないのかもしれません。他の株が手には入ったら交配してみたい気もあります。どうでしょうか。
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- 2012/05/11(金) 22:13:28|
- マミラリア
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2012年5月6日
少し時間が経過しましたが今年の夏野菜・花苗の植え付けがほぼ終了しました。
今年はトマトの苗がたくさん出来ました。全部で60本くらいになりました。最初はこんなに植えるつもりはなかったのですが、始めに蒔いたトマトの苗がひょろ長い物が出来てうまく育つか心配で、追加で予備の種を蒔き、それらが全部なんとかきれいに育った結果、本数が増えてしまいました。
写真は最初に蒔いた”麗夏”と”シンディー”です。もうかなり大きくなりまして高さは40cmくらいになっています。脇目が出始めたのでそれを掻き取り、2度目の支柱への固定をしました。中にはもう花を付けかけている苗もあります。今のところ順調です。

こちらは後から蒔いたトマトの苗です。予備として蒔いたのですがうまく育ったので付けで植えました。
品種は大玉タイプが”甘太郎”、中玉フルーツトマトが”フルティカ”です。
先の分と後の分は共に大玉タイプと中玉フルーツトマトでどのような違いが出るかわかりませんが、その品種の違いによって味や取れる量などが違うと思いますので比較してみたいと思います。まあーいトマトが取れるかな。

カボチャは植え付けから約2週間でかなり大きくなりました。もう一部はツルが出始めています。これも順調です。カボチャはかなりツルが伸びてからでないと実がなりません。最初に咲くのは雄花ばかりで雌花が咲くのは後2-3週間くらい後になるでしょう。雌花が咲けば交配してやりましょう。

こちらは植え付けたばかりの自家実生のオクラの苗です。まだひょろ長くでか細いです。オクラは植え付け後しばらくはアブラムシがつきやすく放っておくと成長が遅れたり枯れたりするときがあります。一部アブラムシの害が発生していたので今日消毒をしました。
マラソンの液に万田酵素とペンタガーデン、HB-101を混ぜてかけましたが大丈夫でしょうか。薬剤と栄養剤を混合しても良いのかどうかよくわかりません。結果は経過を観察して判断します。

こちらは実生のダリアの苗の生育状態です。
最初は細くて風などで折れたりしないか心配でしたが、だんだん軸が太ってきて丈夫そうになってきました。高さは余り高くならずに幹のみが太ってきています。いい傾向です。脇目が出始めていますが取った方がよいのかそのままでよいのかよくわかりません。ダリアの実生は初めてなのでこれから勉強しないといけません。

こちらは3月に植えたジャガイモの苗です。
かなり大きくなって一部花を咲かせ始めています。スーパーなどではもう新じゃがが出回っていますがいつ頃収穫できるかよくわかりません。ジャガイモは今年が2年目でまだ栽培のこつがよく飲み込めていません。一応植え付けを早めにしていますがそれによって出来の善し悪しも変わるかもしれません。去年よりはよく出来そうです。

ピーマンの苗です。
これはホームセンターで購入しました。
ピーマン4本、なすび6本、モロヘイヤ4本、ゴーヤ2本、なしうり2本、ズッキーニ1本をホームセンターで購入しています。
またそのほかに菊芋、ウコン、カラー、グラジオラス、ネリネ、ショウガなども少しづつ植えています。いっぱいです。

畑の空いているところに庭の隅に眠っていたアロエベラを植え付けました。急に日当たりの良いところへ出したために日焼けしています。育つかどうかわかりませんがうまく育ったらヨーグルトにでも入れて食べてみます。最近はアロエもブームが終わりちょっと寂しい状態ですね。
間に見えている緑の葉はグラジオラスの去年の球根の残りです。咲くかどうかわかりませんがそのままにしてあります。
後は、サツマイモ用の場所だけ残してあります。芋ずるがホームセンターに入荷したら逃さないように買いに行かなくっちゃ。仕事に追われて入手できなかったときもあるので気になります。
5月11日での畑の様子でした。
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- 2012/05/11(金) 21:49:37|
- 野菜と花の栽培
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白閃小町が開花しました。
昨日、午前11時頃に見に行ったときにはまだ写真上のように蕾でした。これは開花は明日かなと思っていました。ところが食事を終えて午後1時頃に見に行ったときにはもう3個花が開花していました。

まだ満開とは言えないようですがもうかなり開いています。開きかけると早いですね。
実はこの3個の花を開く前に1個ずつ2回に分けて開花していました。多くの蕾をつけているのに1個ではもの足りず写真は撮っていません。そして今回やっと3個開花です。まだ蕾は10個以上残っていますのでもっとたくさん一度に咲くかもしれません。でも待ちきれず今回の状態で撮影です。
きれいな黄色の花びらに真っ赤なめしべが特徴的です。まだめしべは開花したてのために固く閉じています。白い棘色と対比してきれいです。


そして今日、ようやくほぼ満開になりました。花の径も4cmくらいになりました。赤いめしべが少し開きかけています。この様子からすると明日も開くかもしれません。めしべが開ききった後にすぼむのが普通です。まだめしべが開ききってないと言うことはまだ満開前と言うことでしょう。でも天候の具合や仕事の予定もありますので今日が満開と言うことにしておきましょう。
ちなみに交配をして種を取るにはめしべが開ききったときに行うのが基本です。花が開いていてもめしべが開いていないと受粉しないことが多いです。この白閃小町は交配の予定はありませんが交配するとすればその適期は1日足らずでしょう。花の数の少ない品種は交配も難しくなります。
以前白瑞鳳玉の花を撮影する予定が、たった一日ですぼんでしまい結局撮影できなかったときもありました。サボテンの花は開いている間が1-2日のものも多く開花日が雨や曇りなどの場合十分開ききらずにすぼんでしまうこともあります。写真は天候の悪いときに撮るとどうしてもコントラストの悪い写真になってしまいます。それで天候の回復を待つ場合も多くなるのですが日差しが出ず写真も撮れないときが出てしまいます。今後はストロボもうまく併用して写真を撮っていかないといけないと思うこの頃です。
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- 2012/05/10(木) 21:39:53|
- ノトカクタス
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兜錦が花を咲かせました。兜系の斑入り種の花は今年初めてです。この兜錦は殆ど全面に斑がハケ状に入っており、斑柄は気に入っております。白点や疣は平凡ですがそこまで要求するのはかわいそうです。
冬場に少ししわが寄って縮んでいましたがほぼ回復しました。
この兜錦は去年は結構花を咲かせてくれまして、他のルリ兜や白兜などと交配して多くの子孫を残してくれました。その中には斑入りの物や全く斑のないっていない物など様々です。
どうもそのときの花の咲く位置が斑入りの部分から出た花の場合は斑入りが出やすく、斑の入っていないところの花は斑入りが出にくいように感じました。もちろん全面に斑が散って入った苗の場合はうまく斑入りが出やすいでしょうが、親苗でそんなに理想的な個体は滅多にありません。たとえ斑入りの部分から出た花であってもその部分が全斑(緑と黄が混じっていないで黄色の斑の部分のみのところ)であれば生まれる子供は全斑ばかりになるかもしれません。去年の実生ではそんなこともありました。
一度だけ蒔いた種の80%近くがきれいな斑入りであったときもありました。そんなときは嬉しい物です。また別の時は全てが全斑で葉緑素が全くない状態で、結局発芽はしたけれど2-3週間くらいで全てが消えてなくなりました。もちろん斑の全く入っていないときの方が多いのですが。当たり外れが大きいです。

去年は結局同時期に斑入りの兜系の苗が同時に花を付けることはなく、片親が斑なしの苗でした。そのため斑入り苗の出現率はトータルでは20-30%位だったでしょう。これらの斑のでなかった兜丸はもう少し大きくなればプレゼントにでもしようかなと考えています。いずれもいい系統の親ですので斑なしであってもいい子が出来ているでしょう。まだ大きさは1cm弱ですのでどの様な姿に育つかはよくわかりませんが。

ほぼ同時にルリ兜錦も咲きました。正確に言うと1日ずれていましたが一応同時開花になっています。
サボテンの花はたとえ開いていてもめしべが閉じている場合は受精しないことが多いようです。このルリ兜錦のめしべは開いていますが、兜錦のめしべは半開きと言うところです。このような場合は受精するかどうか微妙です。
写真撮影後、一応両者を掛け合わせておきました。うまく受精するかな。
受精すれば1ヶ月程度で種が出来ます。種まきを楽しみに待つことにしましょう。
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- 2012/05/09(水) 21:31:52|
- 兜丸類
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以前に袖ヶ浦の実生接ぎの失敗例をご報告しました。
私の実生接ぎの失敗原因はその接ぎ穂の乾燥による物と思われました。実生接ぎに使用される接ぎ穂は発芽して1ヶ月-半年くらいの小さな苗です。大きさは1mmから3mmくらい。私のところでは2mmくらいの苗が多いです。そんな小さな苗は接ぎ木によって活着するまでの間、乾燥状態にしていると体内の水分が失われしなびてしまいます。だから実生接ぎから最低1週間くらいは適度な湿度を保てるところに保管することが薦められます。
私にとってそれがどうもうまくいかず、どうしても乾燥しすぎになっていました。丸い円錐状のキャップを乗せたらいいとネットで見てやってみてもどうもうまくいかず、かといって大きな密閉容器は手に入りませんでした。
そこでいろいろ考えたあげく、上の写真のようなプラスチック製の筒状の器具を作り、それで台木の周りを取り囲むようにしてみました。これなら穂木を落としたりすることもなくうまく湿度が保てます。
プラスチック製の筒は事務用品として売られているクリヤーフォルダーを使用しました。クリヤーフォルダーはA4サイズの物を下側を切り取りそれを開いてシート状にしました。それを丸めて台木の周りを取り囲むようにすると完成です。
私の実生接ぎの台木は3-5本植えにしていますが、これが1本でも同じように出来ます。筒が適度に堅いので 穂木の保護にもなります。
この上からポリ袋などをかければ最適な湿度を保てます。湿度を多めにしたい場合は鉢に灌水をすればよく、少し乾燥気味にしたいときは上のカバーを外すかずらすようにするといいでしょう。

この方法で私の実生接ぎはかなり成功率が上がりました。100%とは行かないまでも80%くらいにはなったと思います。写真は今年の春先に蒔いた自家採種の黒刺太平丸と花王丸を交配した苗です。うまく活着して成長を始めましたらまたご報告したいと思います。
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- 2012/05/08(火) 22:41:09|
- 接ぎ木・接ぎ下ろし
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前に玉翁殿の3兄弟としてご紹介した分のいちばん兄貴分の苗です。
少しずつ成長しているようですが、成長点付近を見ると白い綿毛がリング状に盛り上がってきていました。これはおそらく開花の兆しではないかと思います。
私のところの玉翁殿は余り花が咲かず、この一番大きな苗が去年2-3個だけ花が咲いただけでした。ネットで他のお方の苗を見るとたくさん咲いている物もあります。うちの苗は花の咲かない系統なのかと思っていました。
約40年近く余り世話もしないで放り放しのような状態でしたので、機嫌が悪かったのかもしれません。去年から今年にかけてかなり成長し始めてきれいになってきたので、今年は結構花が咲くかもしれません。
他の2株もほぼ同じような感じです。どうかきれいに花が咲いてくれますように。
まともに咲けば40年ぶりの開花になります。なんと気の長い話でしょうか。
40年でやっと12cmになった玉翁殿君でした。
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- 2012/05/07(月) 21:31:18|
- マミラリア
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小平丸系太平丸の花です。
実はこの苗は去年からご機嫌が悪くてなかなか回復しません。去年の秋にどうも成長が良くなくて抜いてみると根腐れを起こしていました。根の腐りはかなり進行していて根を殆どすべて切り取る羽目になりました。
季節は秋でしたのでその後の発根に手間取り結局春になってようやく根が出たところです。
その間にサボテンの体はやせ細りくぼみが出来て、一部が赤く変色してきました。なんとか根が出て成長を始めたので花も咲きましたがまだくびれは元に戻りません。太平丸類は表面にロウのような物質がありくびれたりしますとそこにひび割れのような筋が残ります。一度こじれるとその跡が残ってしまうことが多いようです。この苗も元通りに戻るかどうか心配です。

ギムノカリウム・新天地の花です。
この苗は40年前からある古株の子供です。約40年前には私の温床には1株の新天地と1株の新天地錦がありました。それらを交配して種を取り数株の新天地が生えました。その中の1本です。残念ながら斑入り株は生まれませんでした。今は40年前の新天地は生きていますがかなり弱ったような状態で再生途中です。20cmを超えて植え替えがしづらくて思うように進みません。
一方の新天地錦はつい2-3年前までは生きていましたが、老化と球体の弱りによってとうとう消え去りました。最後の年に交配して種を残しましたが結局斑入りは現れませんでした。残念です。
そんなこんなで、ともかく私の温室の第2世代の新天地です。これでもおそらく20年くらい経過していると思います。成長が遅い分刺は立派なのが出ています。剛刺新天地といっても良いでしょう。光琳玉や天平丸なら剛刺と言うだけで高値で取引されたりしますが新天地はそういうことはあまりないでしょう。でもこれはこれなりに魅力あると思います。せっかくうちで生まれた苗なので精一杯育ててやります。
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- 2012/05/06(日) 21:43:10|
- エキノカクタス
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これはユーベルマニアナ・ペクチニフェラ錦です。
このざらざらした独特の肌、馬のたてがみのようきれいに並んだ細かい刺、成長点付近の紫色がかった肌色、なんと渋いサボテンでしょうか。私はこのペクチニフェラが最初に発表された頃から好きでした。
私はサボテンを始めた約40年前に確かシャボテン誌に新種として紹介され、その今まで見たことのない姿に驚きました。
その当時はこのペクチニフェラは結構高価で、学生だった私にはなかなか手の届かないサボテンでした。それをお金を貯めてようやく購入してはみたもののうまく育たなくて1年足らずで枯らしてしまった記憶があります。その当時はそれが悔しくて残念でしかたなかったのを覚えています。
その当時は一属一種といわれていましたが、最近は数種類の品種が発表されています。でもそれらの中でもこのペクチニフェラが一番魅力的でしょう。
最近でこそ結構入手しやすくなりましたが、わたしにはその当時の記憶がじゃまをして中々手を伸ばせませんでした。
それが先日きれいな斑入り苗が出ていて思わず購入してしまいました。確かこのペクチニフェラは自家受精すると聞いています。うまくいけば種が取れて斑入りの子を増やせるかと期待してしまいました。
この苗は接ぎ木で直径は8cmくらいありますがまだ花を咲かせる気配がありません。これは来年までお預けでしょうか。
成長点の紫がかった色合いは元気よく成長している証でしょう。うまく育てて来年こそは種が取れることを祈っています。正木では気むずかしいペクチニフェラですが接ぎ木なので多少安心です。この苗の現地の気象条件などを調べて栽培方法を研究しなければ・・・・・。

翠晃冠錦です。
去年の春、大阪の山城愛仙園へ行ったときにかわいい姿に魅了され思わず買ってしまった苗です。その頃から余り大きくはなっていませんが花はよく咲かせてくれます。今年は冬場から斑入り部分にしわが寄って中々取れません。別に弱っているわけではなさそうですが、まだ本調子ではないのでしょうか。
私の温室は去年から今年にかけて遮光用の塗料を大幅にはがし、す通しに近い状態にしています。そのため少し日焼け気味かもしれません。他の斑入りサボテンにも軽い日焼けらしき物が見られます。一度日焼けさせてしまうと元には戻らないので少し遮光を考えないといけないかもしれません。
去年の夏過ぎまでは遮光塗料は多めだったのですが、刺物のことを考えて次第に少なくしていきました。冬場は日照が弱いので遮光なしでも問題はありませんが、夏場は全く遮光なしではちょっと厳しいかもしれません。太平丸の刺などのことを考えると遮光は少なめにしたいのですが、どの程度が良いかよく考えてみなければ・・・。
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- 2012/05/05(土) 21:56:13|
- ギムノカリウム
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先日接ぎ木苗の接ぎ下ろしをした際に、どうすればうまく根が出てうまく成長させられるかいろいろ実験してみたくなりました。
以前は接ぎ下ろしをしたときになかなか根が出ずにやきもきしたことがあります。発根に手間取ると穂木は弱ってしまい刺落ちが発生したり外形がくびれたりすることがあります。発根促進剤なども使用しますがどれくらい効いているのかハッキリしません。
そこで袖ヶ浦を使用して接ぎ下ろしを想定して発根実験をすることにしました。
使用するには繁殖用に植えています袖ヶ浦のカット苗です。これを長さ4-5cmにカットしてそれの発根状況を確認することにします。4-5cmという長さはちょうど接ぎ下ろしの際に残す台木の長さを想定しました。台木は長ければ長いほど発根しやすいように思いますが短くなれば発根はかなり難しいでしょう。
写真上が実験に使用した袖ヶ浦です。長さは12cmほどで植えてから約1ヶ月で成長を始めたところです。

これをカットしたのが上の写真です。

実験用素材はこれです。合計8本あります。
中には少し太めの物や細めのやらありますが厳密にすべてをそろえるのは無理なのでこれで行くことにします。実験素材は下部を少し面取りしています。そして間違えないように側面に番号をつけました。

これをとりあえず1週間ほど切り口を乾燥させます。

ラベルに実験内容を記載してつけておきます。
実験内容は下記の条件です。いずれも1週間の乾燥後に実験開始です。
①切り口を未処理。なにもしないで乾燥させるだけ。
②切り口にルートン(発根促進剤)を塗布。乾燥した状態で保存。
③切り口をルートンに付けて湿潤な状態で保存。(切り口に湿度を与える)
④切り口をメネデール(発根促進剤)に付けて湿潤な状態で保存。(切り口に湿度を与える)
⑤切り口をHB-101(植物活力剤)に付けて湿潤な状態で保存。(切り口に湿度を与える)
⑥切り口を万田アミノアルファ(植物活力剤)に付けて湿潤な状態で保存。(切り口に湿度を与える)
⑦切り口をルートン+万田アミノアルファに付けて湿潤な状態で保存。(切り口に湿度を与える)
⑧切り口をルートン+メネデール+万田+HB-101+ペンタガーデンに付けて湿潤な状態で保存。(切り口に湿度を与える)
いずれの薬剤・活力剤などもメーカー推奨の濃さで与えることにします。
③から⑧まではクッキングシートまたはおが屑などに液をしみこませてその上に実験材料の切り口を乗せて保存することにします。
昨日、5月3日に材料をカットしましたので来週10日頃から実験開始となります。
ちなみに現在の私の温室内の温度は昼間30度から40度くらい。
夜は18度から23度くらいです。
もう冬用の電気温風機は使用していません。昼間は換気をして、小型の送風機を回して温室内の温度上昇を抑えています。
果たしてどのような結果が出ますかお楽しみに。
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- 2012/05/04(金) 22:01:08|
- 接ぎ木・接ぎ下ろし
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今年初めての採種(種を取ること)が出来ました。
写真は以前にご紹介した精巧殿の群生株です。
同じ時期に開花したバラ丸と交配してみました。精巧殿とバラ丸は以前は別属として扱われていましたが、今は同じペレキフォラに分類されているそうです。
私のよく参考にしている「総合種苗ガイド1サボテンと多肉植物」には精巧殿はソリシア属、バラ丸はペレキフォラ属として掲載されています。両者は大変よく似ているので交配できるのではないかと思いやってみました。案の定結実し、今日その果実が割れて採種できました。
おそらく赤花精巧殿はバラ丸との交配で作られたのだと思います。この種を蒔くと精巧殿の外観でバラ丸と同じ花が咲く苗が取れるのではないかと期待します。早く種まきをしてみたいです。
でもその結果がわかるのはそれらの発芽から数年先になります。精巧殿もバラ丸もかなり成長が遅いようですので早くて3年、遅ければ5年くらいかかるでしょうか。記録を残さないと忘れてしまいそうです。

同じく今日、ヘキルリランポーの種も採種できました。これは4月12日に交配した苗です。果実がはじけて種が落っこちそうです。でも果実の中のねばねば成分があるので落ちることはないようです。ランポーや兜丸の系統は比較的結実が早く、3-4週間で採種できるようです。他の品種では2-3ヶ月かそれ以上かかる品種もあるようですので早い結実は有り難いです。このヘキランは花が小さめでしたので種の数も少なめです。相対的に大きな花には多くの種が出来、小さな花には少ない種が出来るようです。

この三角ヘキランは同じ時の交配ですがまだ実ははじけていません。しかし、花が大きかったので種も大きめです。去年蒔いたランポー系の種は、大きな実からは100個近くの種が取れ、小さな実からは20-30粒の種しか取れないことがありました。同じランポー玉の仲間でも千差万別です。サボテンの種ははじけると蟻などに持って行かれる場合がありますので早めに取り込む方がいいでしょう。
以前私が野菜の種を蒔いたとき、蟻がよってきているのを放っておいたら一晩のうちにみんな蟻に持ち去られたことがありました。油断大敵です。特に太平丸系は要注意です。
本当はランポー系の種は去年かなり採種し、多く実生していますのでもう余り必要ではありません。去年うまくいかなかった太平丸系の実生に再挑戦したいのですがなかなか花が咲いてくれません。花が咲かなければ何事も始まりません。
早く花が咲いてくれー・・・・太平丸・・・・。
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- 2012/05/03(木) 22:31:15|
- 実生・採種
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4月28日の天気の良い日に何本か接ぎ木苗の接ぎ下ろしをしました。こういう好天気が続くときに接ぎ下ろしをすると良いそうです。私はサボテンを再開してまだ2年ほどで自分で接ぎ木をした株はあまりありません。従って接ぎ下ろしの経験も数回ほどしかありません。
それで接ぎ木をおろすときに台木をつけたままでおろしたらよいか、穂木のみでもいけるかよくわかりません。穂木のみでは根が出にくくてせっかくの貴重なサボテンをだめにするのが怖いです。それで少し台木を残すようにしましたが、ほんとは台木はあまり残したくありません。追々その辺は研究していくことにします。
写真は前に何度かご紹介しました亀甲ヘキランです。大きさが10cmを超えて接ぎ木では不安定ななってきたので思い切っておろしてみました。根もないのに蕾だった花が咲きました。サボテンは内部に養分を蓄えているので台木を切っても成長しようとします。こんな状態では結実させることも出来ず交配はお預けです。

ついでにスーパー兜と亀甲牡丹変種ヒントニーもおろしました。これらは三角袖ヶ浦という台木に接がれていましたが、この台木については私はよく知りません。袖ヶ浦と三角柱の交配でしょうか。最近は袖ヶ浦とロビオプシスの交配された物もあるそうです。いろいろ出来ているのですね。それぞれ台木用としては優れているのでしょうが正確にはその性質や育て方が私にはまだよくわかっていません。袖ヶ浦と同じでよいのでしょうか。
どうかこれらの苗が無事に根が出てうまく育ちますように・・・・・。
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- 2012/05/02(水) 21:57:45|
- 接ぎ木・接ぎ下ろし
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