先日
サボテン種子プレゼントのお知らせをしましたところ多くのお方からご連絡を頂きました。
募集の予定日がきましたので締め切りさせていただきました。
抽選の上、当選者の方にメールを送らせて頂きました。
種子は順次発送の予定です。しばらくお待ちください。
今日はこれらの
サボテン種子の簡単な実生方法を考えましたのでお知らせしたいと思います。
通常私はサボテンの種子を蒔くのにはサーモスタット付きの加熱式育苗箱を使用しています。これを使用すると冬場の寒い時期でも実生することが出来ます。サボテン以外でもトマトやカボチャなどの実生の時にも使用でき今年も重宝しました。
しかし、一般のお方にこの方法をお勧めするのはちょっと無理があります。
そこで、今回は出来るだけ簡単な方法でサボテンの実生を出来る方法を試しましたのでお知らせします。
実生する容器は、植木鉢の代わりにプラスチックの密閉容器を使用します。
私は進物用にに頂いたくず餅の空いた容器を使用しました。これはホームセンターなどに売られている蓋付きのプラスチックコップでも大丈夫です。

このような容器を使用します。

この容器にサボテン用の土を8分目くらいまで入れます。私は土を消毒しませんでしたが、清潔な土が手に入らない場合は、古い鍋などに土を入れて20分ほど蒸気で蒸すようにすると安心です。サボテンは発芽するときは肥料分は必要ありませんが、根を伸ばしてくると肥料分がある方が育ちが早いですので、私は肥料の入った土を使用しています。

その上に5mmほどの厚さに鹿沼土の極小粒を敷きます。これもホームセンターで売っています。種まきに使用するように消毒済みの製品があると思います。鹿沼土は通気性が良く水を良く吸い込みますので種まきに適します。粒の大きさは1-2mmくらいです。
発芽するときは無肥料の鹿沼土の上で発芽し、根を伸ばしてくると肥料分のあるサボテン用土のところに達するという仕組みです。

これにじょうろなどで清潔な水をかけ、土を落ち着かせます。容器には底に穴が空いていませんので水は用にの中にたまります。入れすぎると水浸しのようになりますので全体に水が行き渡る程度にしてください。
その上に種を蒔きます。
種は通常の場合は消毒など必要ではないですが、自分で採種した種や清潔感のない種の場合はアルコールで消毒した方がよいこともあります。
写真のように3-5mm間隔になるようにピンセットなどで種を並べ、品種を書いたラベルを付けておきます。
少し霧吹きなどで種に水をかけておいた方がいいでしょう。
そして蓋をして少し日の差す明るい日陰におきます。
サボテンの発芽に最適な気温は25-35度くらいです。簡易温室などがあればそちらにおかれる方がいいでしょう。日中の温度が40-45度になる場合は蒸れて枯れることもありますので注意してください。
サボテンが発芽するまでは種を乾かさないことが必要ですので蓋が必要になります。
サボテンの種子は発芽まで5-10日必要です。一般の草花よりも発芽に要する日数は長いです。

そしてこれが種まきから1週間後の様子です。
兜錦と
三角ヘキランを蒔いていますが、まだ生えそろっていません。兜錦には斑入り苗も発芽しているようです。
まだ朝晩は温度が低いので容器ごと育苗箱の中に入れています。朝晩が熱帯夜になってくるとサボテンの実生にもっとも適した気温といえるでしょう。これから7月から9月頃までが時期的には最適です。出来れば早めに蒔いて寒くなるまでに出来るだけ大きくしておくのが早く成長させるためのこつかと思います。
プラスチック容器は紫外線でもろくなることがありますのでそのような場合は別の植木鉢などに植え替えてください。発芽が終われば容器の蓋は少しずつ開けていき、2-3ヶ月後には取り去るのがいいでしょう。
もし容器の中にカビやこけ、苗の腐りなどが発生した場合は出来るだけ早く植え替えてください。
プラスチック容器は密閉式なので水をやる必要はありませんが、使い捨てなので長く使用せず早めに植え替えてやる方がいいでしょう。
耐久性がどのくらいあるかはその材質や置く環境によって異なりますので様子を見ながら世話をしてください。
以上、こんな方法で実生が可能ですので多くのお方の挑戦を期待いたします。
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- 2012/06/30(土) 22:24:22|
- 実生・採種
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春咲きのサボテンたちの花が一段落し、最近余り話題にならないマミラリアのサボテンたちに目をやると目立たないながら、結構成長しています。
そんな中から私のお気に入りの豊明丸の群生株の様子をご報告したいと思います。
上の写真がその
マミラリア属・豊明丸の群生株です。結構大きくなりました。大きくなると刺の間から白い綿毛を出してきます。綿毛が増えてくると全体に白くなって見栄えがします。
この苗は去年の春購入した物でそのときから9頭立てでした。

これが2011年4月の写真です。全体の直径は約10cmでした。まだ白毛はほとんど出していません。この苗は私が胴切りした物ではなく群生になった物を購入しています。まだ下の親苗の姿が見えます。

これが2011年11月の姿です。白い綿毛が増えてきて魅力が増してきています。秋なので開花前で白毛は多くなってきています。1月には開花を始めていますのでその頃が一番白くきれいになるようです。
そして現在が一番上に写真です。大きさの比較対象がないのでよくわかりませんが今は最大径は16cmくらいに広がっています。マミラリアの品種は成長が早いのでその伸び方がよくわかり楽しいです。
成長の遅い品種はその点物足りなく思えます。
おまけに別の苗を一つご紹介します。
去年輸入種子を実生した苗が2本だけ生えています。小さくても茶色の鈎棘と白い縁棘を出してそれらしい形になってきました。今はまだ1cm強の大きさですが少し豊明丸の魅力を出し始めています。

実生苗はそれぞれ固有の遺伝子を持っていますので、刺の長いものや、毛の多いもの、すくない物など変化に富んだ苗が生まれます。この苗は果たしてどんな苗に育つのでしょうか。自分自身で育てた苗が生長していく様を見守るのもサボテン栽培の大きな楽しみです。
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- 2012/06/29(金) 22:33:06|
- マミラリア
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私は
エキノカクタス・太平丸類が好きでいろいろ育てています。
その中でも
ニコリーが一番好きで数株育てていますが、いずれも少し小さくまだ開花していません。花が咲けば種を取って交配も出来ますが花が咲かなければ話になりません。太平丸類の開花は小さな物なら6cmくらいで咲き始める物もありますが、中には8-9cmの成らないと咲かない物もあるようです。
ニコリーは比較的花を付けるのが遅い方のようでうちの6-7cmのニコリーはまだ花が咲きません。
でも昨日、一番大きめのニコリーの頂部に白い綿毛が出始めているのを発見しました。明らかに刺の綿毛とは違うようです。開花の兆しでしょうか。大きさは7.5cmくらい。そろそろ開花してもおかしくない大きさです。楽しみに待つことにしましょう。
たとえ花が咲いても交配相手がなければ種は取れません。相手がいないときは花粉を冷凍して保存しておきましょうか。冷凍花粉で今までうまくいったことはほとんどありませんが。ほんの少しの確率でも無駄にはしたくないですので。
花が咲きますように・・・・・。
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- 2012/06/28(木) 21:56:49|
- エキノカクタス
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先日のアガベの斑入り種に引き続き、それ以外の多肉植物の斑入り種をご紹介します。
私は斑入りのサボテン、多肉植物が好きです。普通の緑の肌ではなく白い斑焼き色畏怖によって彩られたその姿に惹かれます。
上の写真は
アロエの不夜城錦です。不夜城というのは非常にポピュラーな品種ですのでめずらしくもないですが、こういう斑入りはまた趣があっていい物です。黄色い斑入りに緑の筋が入っているような独特のの味わいです。元々は普通の緑に黄色の斑が入った苗でしたが、その子をとって育てるとこういう色合いになりました。ちょっと変わってて気に入っています。かなり大きくなってきたので子でも出してくれないかなと期待しています。

ガステリアの
臥牛竜錦です。有名な臥牛ではなく臥牛竜の斑入りです。牛の長い舌のように横に葉を広げています。葉は鉢を巻き込むように伸びて反り返っています。斑入りの感じもかなりいいと思います。こんなガステリアのちょっと変わってていいです。

ハオルチアの
元祖氷砂糖も少し大きくなりました。季節のせいか少し緑が濃い感じです。
比較のために去年12月の姿を下に掲載します。

同じ苗ですが葉の数が倍くらいに増えました。葉の透明感はこの方がいいように見えますが、季節によっての違いかなと思っています。

これも前にご紹介したハオルチア、
ミルキーウエイです。こちらも一回り大きくなりました。
去年の12月の様子が下の写真です。

これまた全く違う苗のようです。やっぱりこれも緑が濃いようです。冬場の休眠期になればまた色合いは違ってくるでしょうか。
または、普段与えているペンタガーデンの効果でしょうか。ペンタガーデンはアミノ酸の力で葉緑素の働きを促進する効果があるそうです。そのため斑の色が薄くなり、緑が濃くなるのかもしれません。一度ペンタガーデンをやめてみて様子を見てみましょうか。
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- 2012/06/27(水) 22:05:17|
- ハオルチア
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2012年6月26日の野菜畑の様子です。
トマトが赤くなってきてヒヨドリがやってくるようになったので網をかぶせました。青い色に特別な理由はありません。2-3年前から使っている網を再利用しています。編み目は5mmくらいの細かめの物を使用しています。これですと蜂などを防ぐことも出来ます。
トマトはいずれも大きくなって180cmの支柱の先端付近まで届いています。網をかぶせると芽摘みなどがしにくくなりますので後はそのまま放っておくようになります。去年も網の中で伸びた枝が閉じこめられて密集していました。仕方ないでしょう。
フルーツトマト・シンディーの実です。赤くなってきましたが一房一度に赤く成らずに根本から次第に赤くなってきます。大きさは3cmから5cmくらいまでで比較的小さいです。その代わりたくさん成っています。もう20個くらいは収穫しました。なかなかいい味をしています。酸味があり、味が濃い感じです。真っ赤になると甘みも強く感じます。これは正解でした。早くから取れて収量の多そうです。
大玉トマトの麗花の実が始めて赤くなってきました。これが始めての実でまだ食べていません。感想は後日のお楽しみにしておきます。これからたくさん実が赤くなってきます。もう少しの我慢です。

こちらは後から蒔いた分の
大玉トマト・甘太郎です。少し遅れていましたが木も大きくなり、今では麗花と同じくらいにまで成長しています。幹の太さは一番太いくらいです。実もなり始めていますが赤くなるにはあと2週間くらいかかるでしょう。
なすの実も大きくなって収穫できるようになりました。きれいな形のいいなすができています。なすの田楽(こちらではナベデンといいます)にしていただきました。おいしいです。
オクラはアブラムシが付いて成長が遅れていましたがやっと50cmくらいにまで成長して何個か実も収穫できるようになってきました。写真で葉の裏が黒くなっているのがアブラムシの害の名残です。例年2mくらいまで大きくなって秋まで収穫できます。夏頃になると今度は青虫が発生します。これはここ3年ほどいつもそうです。何とか出来ないでしょうか。

オクラの横に植えている
マリーゴールドも元気です。いつもは余り花が咲かずに枯れてしまうことが多かったのですが今年は元気に花を咲かせ始めました。黄色い花とオレンジ色の花、少し白っぽい花の3種類が咲いています。品種は忘れましたがサカタのタネで購入した分です。マリーゴールドは土壌線虫を防ぐ効果があるということで植えています。一応なすやオクラが出来が良ければ効果があったということなんでしょう。こういうのをコンパニオンプランツというそうです。
次のご報告では4種類のトマトの味比べが出来ると思います。乞うご期待。
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- 2012/06/26(火) 19:15:48|
- 野菜と花の栽培
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今日は多肉植物
アガベ属の優品たちをご紹介します。
上の写真は
雷神です。
これは今から30-40年前に当時尼崎にあった山城愛仙園で購入した苗の子孫です。今は山城愛仙園は豊中に移り、伊丹空港のすぐ近くで営業されています。かれこれ50年近くにわたって営業されている老舗です。
30-40年前にサボテンを購入しようと山城愛仙園に出かけたときに、鋭い刺を持ったなにやらよくわからない多肉植物が目にとまり、その勇猛な姿に惹かれ、どんな品種かもよく知らずに購入したと記憶しています。その頃は殆どサボテンしか育てて居らず多肉植物のことなどもほとんど知りませんでした。それがこの雷神によって多肉にもおもしろい物があることを知り、栽培するきっかけになりました。
雷神という名は後で"原色サボテン”などの本で始めて知りました。
私はこの雷神の白い肌色と赤っぽい刺の感じが好きです。10cm前後から子吹きして結構良く増えます。30-40年前に1株購入したのが今では15鉢くらいに増えています。適度に日に当てると葉が幅広になり刺もきれいになります。以前置き場所がないので日の当たらない棚の下に置いていたら大きくは成りましたが刺の弱い長い葉の苗になってしまいました。やはりアガベはかなり日に良く当ててやる方が本来の勇猛さが出ていいようです。
以前プレゼントで何人かのお方にお譲りしましたがまだかなり残っています。欲しいお方があればご連絡くださいお譲りします。
王妃雷神白中斑です。
これも雷神の変種ですが葉の中央部分に白い斑が入ったタイプでいい感じです。雷神よりも葉が全体的に太くて短くずんぐりした感じです。小さなうちから子吹きします。この苗も10cm前後ですが裏側に2個子吹きしています。

この株は白斑ですが少し黄色っぽいところがあり、子吹きした苗にまれに黄色の斑が出ることがあるようです。黄色の斑は鮮やかで珍重されています。黄斑が出ないかなーと期待しているのですが・・・・。

これも同じ系統ですが
吉祥冠の黄色の覆輪です。葉の周りに斑が入った物を覆輪(フクリン)といいます。
雷神よりも少し優しい感じです。これは比較的最近買った物なのでどれくらい大きくなるかはよくわかりません。
アガベは有名なリュウゼツランの仲間で中には2-3m近い大きさになる物まであります。余り大きな物は小さな温室では育てられませんので小型の方が適します。小さくて勇猛な物がいいですね。

これもアガベの小型種
白糸の王妃錦です。
白糸の王妃に黄色の中斑が入ったタイプです。葉の側面から糸のような髭を出します。それが白糸の王妃の名前のゆえんでしょう。アガベの中では特に女性っぽい感じがします。優雅な王妃様という感じです。
今年植え替え後、なかなか大きく成らずにやきもきしましたがようやく少し成長し始めました。直径は12cmくらいですがもうこれ以上径は大きくは成らないようです。そのうち子吹きしてくるのでしょうか。
雷神のように刺もそれほど痛くないので扱いやすいです。黄色の斑がきれいです。増えたらいっぱい並べて楽しめそうです。
以上、私の好きなアガベたちでした。
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- 2012/06/25(月) 22:33:39|
- 未分類
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先日接ぎ木の台木用として優れた性能を持った
キリンウチワが水に付けておいたら発根したというご報告をしました。キリンウチワは普通のサボテンとは違いかなりの水好きで水による根腐れなどもなさそうに感じました。
そこでキリンウチワを水耕栽培してみることにしました。
まずは、キリンウチワの苗を2本を15cmくらいの長さで取り出します。繁殖用の苗から取り出していますので下部は全く根はありません。
今までの経験から切り口は乾かさずすぐに挿し木として使用します。キリンウチワは植え替えの時など根を乾燥させるとそこで成長が止まり、葉を落としてしまうことが多いようです。もちろん枯れることはないですが、葉を落とすと成長が少し鈍るように感じます。
今回は、乾かさずに下部の葉を6枚ほど切り取り、それをそのまま土と水の中に植えるようにします。キリンウチワの根は軸のところからは出ず、葉の付け根から出ます。葉の付け根が多ければ根の出る部分も多くなります。

土の方はサボテン用の用土を3.5寸(10.5cm)の鉢に植えます。これはごく普通の栽培方法です。おそらく1-2週間で根が出て成長を始めるでしょう。キリンウチワは発根が早く普通は1-2週間で発根します。通常のサボテンが4-5週間かかるのと比べて非常に早いです。発根が始まれば成長し始めます。1ヶ月もすると新しい葉が現れるでしょう。
一方の水耕栽培の方はあり合わせのプラスチック容器(頂き物のところてんが入っていた物)に穴を開けて差しています。中に2重になった中蓋があり、それで倒れないように支えられています。
内部の水には万田アミノアルファとペンタガーデンを配合しています。根が出始めたらハイポネックスを入れようと思っています。肥料分はどれくらいがよいかわかりませんがこれからいろいろ調べて考えます。
こんなような実験です。水耕栽培がうまくいけば育て方も変わるかもしれません。他の植物、たとえば多肉のハオルチアなどもいける可能性があります。どうでしょうか。こんな実験された方は居られますか。トマトやレタスなども水耕栽培され始めていると聞きます。サボテン・多肉でも可能でしょうか。普通のサボテンには向かないように思いますが、一部のサボテンや多肉にはいけそうに思います。
また経過はご報告します。
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- 2012/06/24(日) 23:01:10|
- 接ぎ木・接ぎ下ろし
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エキノカクタス・太平丸の白肌タイプが開花しました。
花は直径8cmくらいのかなりの大輪です。サボテンの直径は約13cmで我が家では一番大きな太平丸です。花びらが刺にじゃまをされて少し歪んでいます。花びらの間から刺が顔を出しています。
肌はスカイブルーというか、白い粉を吹いたような特別に白い色合いです。刺は茶色でうねったように湾曲した刺を放射状に出しています。
今、私の一番のお気に入りです。

この苗と、ニコリーやその他の良系の太平丸とを交配して、いい子孫を残してやりたいと思っています。でもなかなか開花期が揃いません。
今回は普通の太平丸が同時に咲きましたのでそれと交配してやりました。
どんな子供が生まれるでしょうか。
いいえその前にうまく発芽させられるかが関門ですが。
おそらく実生は8月になってからでしょう。
待ち遠しい。
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- 2012/06/23(土) 22:24:01|
- エキノカクタス
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た・た・大変です。
太平丸の実生接ぎの苗が食われました。
これは3日ほど前の事です。雨が降ってうっとうしいのでしばらく温室に行けずにいました。そうしたら知らないうちに大事な太平丸が何者かに食われてしまっています。
こんな刺だらけのサボテンを何が食ったんだろうといろいろ考えました。
蟻はいますがサボテンは食べないように思います。ナメクジも時々見ますがこんな食べ方はしないようです。それ以外には何があるかといろいろ考えましたが、この傷跡からしてバッタか何かのように思えます。
温室の中を見回しましたがそれらしき物は見あたりません。
よく見ると別の太平丸の実生小苗の3mm位の物も3本食われていました。発芽率の悪い、大事な太平丸ばかり食うなんてなんてやつだろうと腹が立ちます。
そういえば以前にも他の方が、太平丸を虫に食われたという話を聞いた覚えがあります。そのときはサボテンを食う虫がいるのかと人ごとのように思っていました。
それが我が身に降りかかるとは思っても見ませんでした。
太平丸というのは昆虫にとってそんなにおいしい植物なのでしょうか。
それからも犯人捜しをしましたが2日間判明しませんでした。
そして今日、温室の中でサボテンに水をかけていると何か物音がします。よく見るとキリギリスの子供がいるではありませんか。大きさは約3cmくらい。親のキリギリスよりもかなり小さいですが大きな堅そうな口をしています。
こいつだ。
とっさに近くにあったキンチョールをとって一吹き。何とかやっつけることが出来ました。
犯人はこいつに違いありません。どこから入ったのでしょう。なるべく扉は閉めるようにしていますが、そういえば1週間くらい前よく晴れた日に、温室の温度がかなり高くなっていたため、入り口の扉を半日ほど開けていたことがありました。そのときに入り込んだのでしょう。
去年までは温室の換気に天窓を開けていましたが、天窓には網戸などがないため蜂やチョウチョなどが入り込んで困り生ました。それで今年は温室の側面のサッシ部分に網戸を取り付け、そこから換気をしています。そうすれば虫などは入り込むことがありません。少しでも扉や天窓を開けているとこういう虫が入り込むことがあります。気をつけないといけません。現在のところこれ以外に食害はないようですが、見えないようなところで害が出ているかもしれません。これからは気をつけないとと自分に言い聞かせています。
これから日差しが強くなって暑い日が続きます。私の温室は今年は遮光をほとんどなくしています。うまくしないと日焼けを起こすかもしれません。日焼けを起こすのは日差しだけではなく温室内の温度も大きく関係しているように思います。うまく換気して室内温度を低く抑えることが出来れば遮光なしか、ほんの少しの遮光でいけるのでないかと考えています。ちょっと冒険ですが、換気扇などを使用して温度を下げてやってみます。日焼けをしたらその報告もしないといけません。つらい報告になるかもしれませんが。
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- 2012/06/22(金) 22:21:17|
- エキノカクタス
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テロカクタス・
紅鷹(ベニタカ)がやっと開花しました。
テロカクタスの中では大統領と並んで人気の高い品種です。赤く強い刺を出して勇猛な印象です。体は背が低く大統領とは体型も違います。大統領は少し背が高くなります。
花は大統領には及びませんがかなり大きく6-7cmあります。色は光沢のあるピンク色で、底が鮮やかな赤に変わっています。これは大統領とほぼ同じです。花のない時も刺の良さを楽しめるところが人気のポイントでしょう。私のところの苗も刺が立派で気に入っています。成長点付近の赤い刺色は退色しやすいようできれいなまま全体の覆うようにするのは難しそうです。刺が水にふれると少し色落ちするように感じます。なるべく水のかからないようにする方がいいかもしれません。

参考のためにうちの
大統領の3番目の花の写真を載せておきます。大きさはやはりこの方がずっと勝ります。これは6月17日の開花ですが、このとき花の大きさは11cmと最大を記録しました。すごいです。
でももう一株の古くからある大統領の大株の方の花は、この紅鷹と同じくらいです。これは個体差なのでしょう。紅鷹も選べば10cm以上の花の個体もあるかもしれません。刺が良くて花も立派でというような紅鷹を作ってみたくなります。そんな気にさせる魅力あるサボテンです。
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- 2012/06/21(木) 21:54:40|
- テロカクタス
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先日お知らせしたサボテン種子プレゼント用の種を蒔いてみましたのでご紹介します。
上の写真左が
ヘキラン錦です。種まきから約1週間です。苗に緑の苗と赤っぽい苗があります。おそらく緑の苗は斑なしのヘキラン、黄色っぽいのが斑入りのヘキランと思われます。発芽仕立ての時はまだ斑入りの状況はよくわかりません。今までの経験から斑入り苗は黄色っぽかったり、赤っぽかったりするようです。どのような斑柄かは1年くらいしないとよくわかりません。今後の楽しみとしておきましょう。
右側は
バラ丸の発芽です。ヘキランに比べて種が小さいので生まれてきた苗も小さいです。まだ発芽途中の物もあります。後4-5日で生えそろいそうです。いずれも発芽率は良好です。

右側が
兜錦xルリ兜の発芽です。これは発芽後約3週間です。これも黄色っぽいのと赤っぽいのと緑の苗が混在しています。いろんな斑入りが生まれそうです。この中のいくつかは葉緑素のない全斑かもしれません。全斑なら1ヶ月位は大丈夫ですがその後育たず枯れてしまうでしょう。そうならないことを祈りましょう。
左側は
銀冠玉です。これも発芽は良好です。斑入り苗が出来ないか期待しましたが斑入りはなしのようです。銀冠玉はロホホラ属の中では育てるのが難しい方と聞いています。発芽は順調ですがうまく育ってくれるでしょうか。

これは、左側が
精巧殿にバラ丸を掛け合わせた物です。種類の違う品種との交配のため未熟な種子が大分ありましたが発芽はまあまあというところです。赤花の精巧殿が生まれるでしょうか。その結果は3-4年後にならないとわかりません。
奥側は
ヘキランに三角恩塚ランポーを掛け合わせた物です。成長点に白い毛が見えてきました。どんなランポーになるでしょうか。
右側は
スーパー兜の苗です。緑一色です。まだ白点や疣の感じは全くわかりません。兜丸の姿が判別できるのはこれも1年後くらいでしょう。いいえ、ハッキリした姿は4-5cmくらいにならないとよくわかりませんので
2-3年後でしょうか。気長に待つしかありません。

奥側が
三角恩塚ランポーと亀甲ヘキランを掛け合わせたものです。白い毛を出している物とそうでない物があります。三角で亀甲タイプの恩塚ランポーなんて出来たらいいのになーと思っています。
右側は
三角ヘキランに亀甲ヘキランをかけたのもです。毛はまったっくなしでちょっとごつごつした姿のようです。亀甲の性質でしょう。何角形かは半年位するとわかってきます。
下側は
精巧殿とバラ丸の交配種です。これは前の紹介文と同じです。発芽は良好です。
これらは全て自家採種の種です。そのため発芽率がいいですが、輸入種子の場合は惨憺な結果が多いです。一生懸命蒔いてもほとんど発芽しない場合の方が多くがっくりするばかりです。たまにうまく発芽する物もありますがそんなときはラッキーとしか言えません。
こんな実生ですが育てる楽しみが一番の魅力です。苗は1本1本特徴があって見飽きません。皆さんもやってみられてはいかがですか。
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- 2012/06/20(水) 22:47:36|
- 実生・採種
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数日前から
世界の図の蕾が大きくなってきていました。少し赤っぽい色が付いていましたのでどんな花が咲くかと楽しみにしていました。
世界の図というのは
エキノプシス属短毛丸の斑入り種です。本来は白花で夜咲きのはずです。
私も40年ほど前は数本育てていました。とはいってもそれは斑のない短毛丸の方ですが、ようやく咲いても夜咲きのため花を見るのを忘れて知らないうちに終わってしまっていることが多かったように記憶しています。それらの短毛丸も丈夫なはずなのにこの40年の間に全て消え去ってしまいました。その当時からどうもこの短毛丸は接ぎ木の台木に使用する割に、うまく育てられないように感じていました。
今回の世界の図もうまく育てられるかちょっと心配がありました。去年購入してからなかなか大きく成らずに、やせたようになってやきもきさせましたが、ようやく少し元気になってきたところです。
それが今日、台風で雨が土砂降りの時に開花しました。幸いにも今回の台風は少し進路がそれたため風はほとんど吹きませんでした。でも雨はかなり降りました。そんな悪天候の中この世界の図は開花してくれました。ほとんどのサボテンは天気が悪くて日照のない時はうまく開かないことが多いのですが、この苗は正常に花を開きました。

天候が良くないからか、昼間に咲き、夜まですぼまずの開いていました。
花は、少しピンクがかった白花で、控えめな色合いが先日の笹百合の色と似ています。派手ではないですが清楚でで気に入りました。でも、短毛丸の花なら夜咲きの白のはずです。これはどういう事なのでしょう。
おそらくこれは他の品種との交配種なのでしょう。最近はロビオプシスという交配種がかなり出回っているようです。私が40年前にサボテンを育てていた頃にはなかった種類です。これはエキノプシス属の短毛丸などと、ロビビア属の花サボテンを交配して作られた園芸品種のようです。エキノプシスの丈夫で成長の早い性質と、ロビビア属のきれいな花の性質を併せ持った新品種のようです。ネットで見る限り赤花、ピンク花、黄花、オレンジ花などたくさんの種類が作られているようです。それらは昼咲きのようでサボテンの魅力をまた一つ広めたように思えます。でも野生にはない種類ですので本来のサボテンとはまた別の園芸植物という見方も出来ます。

きれいでいいなと思う反面、本当のサボテンの魅力とは違う面を感じます。クジャクサボテンや、シャコバサボテンのように園芸的にきれいな花を作りそれも見て観賞するのもいいでしょうが、それが本来のサボテンの魅力なのかどうかも考えてしまいます。
まあ、私の場合一部はそんなロビオプシスも置きたいですが、それに傾倒することはなしかなと感じています。園芸品種はあくまでもも人の作り出した作品で本来のサボテンの魅力とはまた別物に思えます。
皆さんはいかがですか。
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- 2012/06/19(火) 22:09:20|
- エキノプシス
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最近は多肉植物の愛好家の方が増えているそうです。
特に女性の方のファンの方が増えていると聞いています。サボテンに比べて刺もほとんどないし見た目にもかわいい品種が多くあります。特にハオルチア属の品種は刺もなく比較的小型が多いため、ベランダや窓辺で育てるのには最適です。私もいくつかは持っていますがどうしてもサボテン中心になっているのが現状です。 私の場合、温室の上の段にサボテンをおいて、下の段に多肉を置くようにしています。多肉植物は全体的に半日陰か、遮光を多めにした環境が適しています。サボテンと同じ条件でハオルチアなどを育てるとすぐに日焼けをしたり赤く枯れたようになります。私の温室は2.5坪くらいの大きさで決して広くありません。何でもかんでも全ての品種を育てるのは無理です。そこで気に入った種類だけをひっそり育てるのが関の山です。
そんな条件で私の温室のお気に入りの多肉たちを少々ご紹介したいと思います。
上の写真はオブツーサ錦として購入した物です。白斑ですが少し黄色っぽいところがあります。
ハオルチアの中でも黄色の斑はめずらしいらしく高価になっているようです。斑入りの部分と緑の部分の変化がいい感じです。元々は他の株の子を3個はずして寄せ植えにしたのですがそれぞれ株ごとに変化が出て良くなってきました。葉が全斑になっているところなどはまた魅力的です。

光を控えめにして水を多めにやると生き生きしてきます。ペンタガーデンなどの栄養剤も効くように思います。ペンタガーデンは光の少ない条件で成長を促す働きがあり、緑を際だたせる効果があるようです。
太陽光のあたり方など、サボテンと栽培法を変えてやる必要がありますね。

こちらはピリフェラ錦として購入した株です。オブツーサ錦とよく似ています。少し葉が長いようですが同じ品種と見間違います。でもこちらの葉は先端が半透明に見えます。ハオルチアはこれを窓と呼ぶそうです。なぜ窓なのか多肉初心者の私にはもう一つよくわかりません。でもこの透明感がいいのでしょう。

前にも書きましたが私は斑入り種が好きです。サボテンでは兜錦やヘキラン錦など自分でよい斑回りの苗を得ようと実生もしています。
これらハオルチアの品種も斑入り苗は変化があって好きです。苗によって斑の入り方が違ってきます。子を吹きやすいので出てきた子の中から気に入った苗を選んで育てるのもいいでしょう。
他にも多肉の斑入り種がありますがそれは次回のお楽しみです。
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- 2012/06/18(月) 22:08:24|
- ハオルチア
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今日は梅雨の合間で少し天気が回復してきたので兵庫県宍粟郡
山崎町の花菖蒲園へ行ってきました。
ちょうど昨日の新聞でここの開花状況が掲載されており、時期的にも今が一番良さそうに思い家内と一緒に行くことにしました。
私の家からだと中国自動車道を通って約1時間でいけます。以前も3回ほど行っていますので道はすぐに思い出しました。私の家から比較的近いところではここが一番きれいでしょう。
三田市の永沢寺よりもここの方が広くていいと思います。
花菖蒲もいろんな種類があってそれぞれ見事ですが、自宅で栽培するとなると結構難しくて何回か苗を買ってきて挑戦しましたが、うまく育ちませんでした。今は、見て楽しむだけになりましたがやっぱり花菖蒲は風情があってきれいです。
少し写真を撮りましたので見てください。




花菖蒲の中には驚くほど大きな花がありました。大きな物は直径25cmくらいの花があってびっくりしました。花に添えている手と見比べてください。大きさがわかりますでしょう。
花菖蒲は元々梅雨の時期の曇りか雨の時に咲く物で、そんな天候の時は花びらも生き生きしているのですが、今日はかなりいい天気で日差しも結構きついため、少し花びらが重くたれ気味でした。でも写真を撮るには色合いなどが出やすく結果的には良かったと思います。




最後に、花菖蒲園の外苑部の斜面に
笹百合らしき物を見つけて写真を撮りました。細く長い茎に薄いピンクの花を付けてひっそりと咲いていました。人工的に植えたのかまたは野生の百合なのかわかりませんが花菖蒲に負けない控えめな魅力を感じました。
笹百合は野生の物は滅多にお目にかかれない貴重なものだと聞いた覚えがあります。本当の笹百合だったのでしょうか。
おそらく花菖蒲は来週くらいまでは見頃が続くと思います。気になるお方は行ってみられてはいかがですか。
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- 2012/06/17(日) 22:53:01|
- 野菜と花の栽培
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先日予告しておりましたように
サボテンの種子をプレゼントさせていただきます。
今年は自家採種の種子がかなり多く取れました。中には兜錦やヘキラン錦などのめずらしい物もあります。
これからサボテンの実生(種まき)を始めようとされる方にはいいきっかけになると思います。私はサボテンの種子は海外の業者からも購入しますが発芽率が悪くなかなか思うように発芽してくれません。その点自家採種の種子は80-100%発芽するのでやりがいがあります。
今回お譲りするのは下記の品種です。
①兜錦xISW兜 上の写真の兜錦(雌株)に良系の兜丸(雄株)を掛け合わせたもの。ISWとは岩田スノー・ホワイトの略で白味の強い良系の兜丸です。生まれる苗に斑が入るかどうかはわかりませんが、斑なしでも良系の兜が生まれる確率は高いです。
②ISW兜x兜錦 良系のISW兜(雌株)に兜錦(雄株)を掛け合わせたもの。ちょうど上の①と逆の組み合わせです。生まれる苗に斑が入るかどうかはわかりませんが、斑なしでも良系の兜が生まれる確率は高いです。

これがISW兜です。ちょっと元気がなくて下の方がくびれてきました。心配です。
③ヘキラン錦x? ヘキラン錦の種です。雄株はそのとき咲いていた亀甲ヘキランや恩塚三角ランポーなどいろいろの花粉を付けています。どんな苗が生まれるかは乞うご期待です。斑入りの苗が生えるかどうかは保証できません。
雌株は下の写真の苗です。
④バラ丸の種 雄株雌株共にバラ丸です。バラ丸は花のきれいな品種として人気があります。ただし成長はかなり遅いので開花までは3-4年くらいかかるでしょう。そういう私もまだ自分の実生苗が開花したという経験はありません。すでに種は蒔きましたがまだ2-3mmです。種は100粒くらいは残っていますので5人分くらいはあるでしょう。

以上の4種類です。
いずれも今年の採種の種ですので発芽率は80%以上行くでしょう。お一人1種類に付き20粒くらいずつを予定しています。5-6人分はあると思いますが応募が多い場合は抽選とさせていただきます。出来ればご自身の栽培歴、応募動機、発芽経過などをお知らせいただけると有り難いです。期間はとりあえず2週間とさせていただきます。2週間後、6月30日に集計いたします。
サボテンの実生方法はネットにいろいろ掲載されていますのでそれを探してみてください。私も自分流のやり方がありますがそれはまた後日掲載させていただこうと思います。
応募は下記のアドレス宛メールでお願いいたします。
shige-y@mh1.117.ne.jp
ご応募お待ちしております。
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- 2012/06/16(土) 14:39:46|
- プレゼント
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2012年6月15日の野菜畑の状況です。
ここのところ梅雨らしく雨や曇りの日が多くなってきました。うちの畑は一応順調ですが少し病気や害虫の発生したところも見えてきました。少しくらいは仕方がないでしょう。薬は出来るだけ打たないようにしたいのですがやむを得ず数回使用しました。
上の写真は
フルーツトマト・シンディーです。もうピンポン球よりも一回り大きいくらいになりました。房のようにたくさんなると見事です。少し色が白っぽくなってきましたのでもうしばらくすると色づいてくるでしょう。赤くなってくるとヒヨドリがやってきます。その前に網をかぶせないといけません。網をかぶせると摘心や支柱の世話などがしにくくなります。なのでそれまでに出来るだけ支柱の固定と摘心をするようにしました。背丈はもう1mくらいになっています。まだまだ大きくなるでしょう。少し葉先が茶色ぽくなっている苗があります。病気か肥料切れでしょうか。わからないのでそのままにしています。
大玉トマト・麗花の実も大きくなってきました。直径7cmくらいです。これも白っぽくなってきています。少しアブラムシが付いていましたので薬を一度だけかけました。トマトのようなにおいのきつい野菜もアブラムシが付くんですね。多少の虫は無視して薬を控えようと思います。何せ口に入れる物なので、市販の野菜よりもその辺は気をつけたいです。これも網をかぶせないといけません。

今のカボチャ畑はこんな感じです。うちの畑の横は川の土手になっており少し空いた土地があります。カボチャの蔓をそちらへ伸ばして広げています。畑の中でのばすと他の野菜などに巻き付いて始末に負えなくなります。それで畑の一番外側に植えて蔓を川の土手側に伸ばしています。草まみれですがスペースは十分ありますので苗の元気はまだまだ十分大丈夫です。ツルの長さは最長4-5mになっているでしょう。

カボチャの実はこんな風になっています。苗は20本強植えています。だいたい1本に1-2個成っていますので合計30-40個でしょう。現在4個収穫済みで、少しづつとって行っています。今年の苗は去年までと品種が違いますのでどれくらい大きくなるかハッキリしません。もう少しと思っておいているうちに堅くなってしまうかもしれません。カボチャは若く柔らかいうちが一番おいしいと思います。収穫時期が難しいです。
カラーの花もたくさん咲いてきました。畑でタダ咲かすだけだと値打ちがないので切り花にして室内の取り込んでみました。カラーはどういう風に切ったらよいか今ひとつよくわかりません。余り葉ごと根元から切ってしまうのもかわいそうですが、やっぱりそうするのがいいんでしょうか。
ゴーヤは2本だけ植えています。ツルが伸びて網に巻き付いてのぼってきました。ゴーヤの実はかなり遅くできるのでまだまだこれからです。ゴーヤは子供たちが食べないので、余りたくさんいりませんが少しくらいは取れて欲しいです。ゴーヤの苦みは大人の味でしょうか。
ダリアの花が満開になってきました。いろんな花がいっぱいに咲いてきました。
赤系のポンポンダリアです。ちょっと派手な色ですがきれいです。
黄系のポンポンダリアです。上品な色合いです。
ビクトリア種のダリアの花です。一重ですが鮮やかなな紫で目を引きます。2年前に植えた皇帝ダリアの花を思い出させます。
ビクトリア種のオレンジ系の花です。全て種からの栽培ですのでどんな色の花が咲くか全くわかりません。混合種子というのはそんな未知数の結果を期待するところがいいですね。おそらく種の販売業者(サカタのタネ)にしてもどんな花が咲くかはわからないわけですし、たまたまきれいな花がいっぱい咲けばもうけものと言うことです。
ピーマンとなすびです。その間には土壌線虫防止のためにマリーゴールドを植えています。マリーゴールドがどれだけ効果があるかはわかりませんが、今年はよく育っています。ピーマンの葉が少し枯れている箇所があります。何か病気のようです。少し薬を使用した方がいいでしょうか。
モロヘイヤは一応3本植えましたが、買った苗が貧弱だったのでなかなか育ちません。果たしてまともに収穫できるようになるかしら。

タマネギの植えてあったところが空いたので、そこに
黒豆の苗を植え付けました。丹波の黒豆としてサカタのタネで購入しましたが私の地元の近くでもあり、丹波篠山で購入した黒豆と比べるとこちらの方がかなり大きかったです。やっぱり地元の物は違うと感じました。一応買ってあったのでサカタのタネの物を蒔いてそれを植えています。来年は篠山で購入した種を植えてみましょう。
オクラの苗が少し大きくなってきました。オクラの苗は小さな時はアブラムシがつきやすくて困ります。何回の消毒しましたがなかなか退治できません。葉の裏にいるので薬がかかりにくいからでしょうか。でも何とかアブラムシに負けず育ってくれてきています。たくましいやつです。今日4個だけ実を収穫できました。
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- 2012/06/15(金) 22:54:24|
- 野菜と花の栽培
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たびたび登場で申し訳ありません。
クラインジア・
薫光殿(くんこうでん)です。次から次へと花を持ち上げてきて咲く物ですからついつい写真を撮ってしまいます。もう今年は20輪近く咲いたでしょうか。それでもようやく終わりに近づき、後の蕾はもうあまりないみたいです。

これだけきれいで大きな花を連続して咲かせる品種も少ないでしょう。太陽、ロビオプシスなどの美花種も花は2-3輪で続けて何度も咲くことは少ないです。
ちょうど今日、
刺なし麗光殿(レイコウデン)も花を付けました。

種を取ってみようと交配してみました。麗光殿、薫光殿は共に雌しべがうまく開きません。花が終わってしまうまで雌しべが開かないためうまく交配できないかもしれません。一応双方共に花粉を付けてやりましたがうまく受精するかどうかはわかりません。
以前一度だけ交配しましたがそれも受精しているかどうかわからない状態です。花の先の部分は枯れて根元の部分のみが残っています。これが次第にふくれてくれば受精ですが、しぼんでしまうと受精なしとなります。
麗光殿、薫光殿共にクラインジアの品種はマミラリアの近縁種とされています。マミラリア属の仲間は種が出来るまでかなり長い期間が必要なようで、数ヶ月かかる場合もあるみたいです。受精したかどうかはずっと先にならないとわかりません。
白鳥、玉翁殿なども一応交配しましたが結果は全くわからないです。
去年交配したつもりはないのに満月に種が出来ました。それが11月頃でしたので開花から約半年後ということになります。気の長い話です。また種が取れたらご報告します。
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- 2012/06/14(木) 22:28:55|
- クラインジア
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マミラリア・テレサエの花が咲きました。
テレサエはちょっとおもしろい姿をしています。直径2cm前後、高さ3-4cmで群生または単管で小さなうちからきれいな花を咲かせます。疣の先端に柔らかい毛状の刺を放射状に付けてその姿がかわいいです。花は直径3-4cmで自分の体よりも大きな花を付けます。花は底部が少し明るい鮮やかなピンクです。私のところでは1-2輪ずつしか咲きませんでしたが大きな株になると10輪以上群開するようです。そうなるとさぞや見事でしょう。マミラリアの中でも美花種として注目されています。写真の苗は接ぎ木ですが今年やっと開花しました。

この花はルエッティーに負けないくらいの美しさです。早く大きな群生株を作りたいですが成長はかなり遅そうです。この接ぎ木株も1年で2cmが3.5cmになったくらい。もう一本、正木苗がありますがそれもここ1年ほとんど大きくなりません。それがこれです。

何とか花は咲きましたが、晩春から秋にかけて少し大きくなったかなと思ったら、冬の間に縮んでしまい、次の春には前の年と同じくらいに戻ってしまったような感じです。何とか秋まで出来るだけ大きくし、冬場に縮まないように育てなければと思っています。
花の咲いた時期は1週間ほどずれたために交配は出来ませんでした。このテレサエも雌しべが小さく閉じたような形をしています。交配は難しそうです。そういえばアメリカやドイツの種屋さんでもこの辺の種子はほとんどおいていないようです。やっぱり種を取るのは難しいからなんでしょう。
種で思い出しましたが、最近ヘキラン錦や兜錦の種がたくさん取れ、少し余ってきたので私のブログの読者の方にプレゼントをさせていただこうかと思っています。詳しくは2-3日後に報告させていただきます。ご期待ください。
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- 2012/06/13(水) 22:57:09|
- マミラリア
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今日、今年初めてのカボチャを収穫しました。
先日の雨から急に実が大きくなってきたようで、もうそろそろいいかなと思い、試しに2個収穫しました。大きさは16cmくらいでまずまずの大きさです。1個親戚にあげて1個を料理しました。
とりあえずは半分を煮付けです。若いカボチャの煮付けは柔らかくてとってもおいしいです。残りはどうしようか家内と相談です。
今年はカボチャもたくさん植えています。種2袋分で22-23本あるでしょう。2週間ほど前に盛んに雌花を咲かせそれが結実して大きくなってきています。ソフトボール大のカボチャが30個くらいなっています。今年はかなり優秀です。今は雌花が一休みで余り咲いていません。雌花を咲かせる時期があります。雄花は比較的連続して咲きますが、雌花が咲かないと実は成りません。雌花が咲いているうちに交配してやらないと結局実がならずに時期が過ぎてしまうことがあります。今年は早めに雌花がかなり咲きましたので実もけっこうできています。
カボチャはどなたにでも好まれますので、たくさんあっても知り合いなどにあげてすぐになくなるでしょう。煮物、揚げ物、スープ、カボチャコロッケなどどれもおいしいです。
今年は梅雨入りが少し遅かったので交配がうまくできました。雌花が咲いているときに雨続きになるとうまく結実しません。今年はその点運が良かったと思います。
もうすぐトマトが収穫できるでしょう。どんな味のトマトが取れるか今から楽しみにしています。はやくトマトがたべたーい。
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- 2012/06/12(火) 22:05:12|
- 野菜と花の栽培
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去年大きくなった豊明丸を胴切りして群生株を作りました。そのとき残った上の方の株がまた少し大きくなったのでそれを胴切りしてまた2株に切り分けました。
切断したのが5月10日頃で、約1ヶ月で発根を始めましたので今日植え付けました。切断後は切り口にルートンを塗り空の植木鉢の上に載せておきました。そうすると髄の近所から根を出し始めました。前の発根実験の途中と言うこともあり他の薬剤などは使用していませんでしたが割合順調に発根しました。苗の元気が良かったのと、マミラリアの品種そのものが成長が早く、根を出しやすいのかもしれません。

これが植え付け後の姿です。元々出していた子があったのでそのままできれいな群生株が出来そうです。胴切り後の余り根のない状態のため苗に勢いが感じられませんが、1ヶ月もすると生き生きとしてきれいになってくるでしょう。

そしてこれが胴切りをした下半分です。元々付いていた子が2個あります。切り口近くから少し小さな子を出しかけています。おそらく順調にいけば来年には新しい群生株が出来かけているでしょう。
この調子でいけば、1年で1本の苗から1本の群生株と単管の株が生まれ数年で同じ系統の苗がかなり増産できそうです。おなじ苗の子孫ばかりなので変化は限られますが良い系統の苗を残すには良いでしょう。
ついでに去年輸入種子を実生した豊明丸がありますので一緒にご紹介します。

これが去年蒔いたマミラリアの3種の小苗です。共に大きさは1cmくらい。
左の2本が豊明丸、右の1本がペレツデラロサエ、奥の8本がマミラリア・ナピナです。共にまだ小さいので本来の魅力は出していませんがそれぞれの苗の特徴は出し始めています。
ペレツデラロサエは去年3袋蒔きましたが発芽率が悪くこれ1本だけしか発芽しませんでした。
今年も3月に種を蒔きましたが数本しか発芽しませんでした。輸入種子は発芽率が良くないものが多いです。
平均すると20-30%くらいでしょうか。自家採種種子なら80-100%発芽するのでえらい違いです。
おそらく海外の販売業者は仕入れたまたは採種した種を完売するまで在庫しているのでしょう。その種が売れなければ5年でも10年でもそのまま販売している可能性があります。たまたま新鮮な種子に当たれば発芽率は上がりますが通常は発芽率が悪くて当たり前と思っていいでしょう。確実に発芽させるならヤフオクや日本の業者から購入する方が無難です。売っている種類は限られますが。
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- 2012/06/11(月) 22:26:43|
- マミラリア
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アストロフィツム属
ヘキルリランポーが開花しました。
実はこの苗は頂き物です。3-4年前、私の末の娘が”お父さんの父の日のプレゼントにサボテンをあげるよ”と言ってこのサボテンをくれました。
今までサボテンなどプレゼントされたことがなかったので、惑いながらもありがとうといって受け取りました。なぜサボテンなどをくれる気になったのか聞いてみると、”ネットでサボテンプレゼントをしている方があったので申し込んだらあたったの。”といいます。
ははあ。そういうことか。タダで父の日のプレゼントを手に入れたのか、とちょっと納得がいきました。末も娘はその頃は学生で、お金もあまりない時期でしたので、節約してタダのプレゼントをゲットしたのだなと思いました。
当時から私の温室にはヘキランは一株ありましたが少しタイプの違う株でしたので、有り難く受け取りました。稜の先が鋭角になったポトシ型と言われるタイプで私の好きな系統でした。当時の寸法は4-5cmくらいだったと思います。それが今、約8cm,になってようやく初めての花が咲きました。この大きさで初めての花ということで、タイプとしては大型なのかもしれません。最近話題のヘラクレス系なのでしょうか。詳細な苗の情報がないのでよくわかりません。
末の娘に聞いてもどこで苗を入手したのか忘れたそうです。おそらくブログをされておられた方なのでしょう。今この場をお借りしてお礼を申し上げます。お譲りいただいたヘキランは気に入って育てております。ありがとうございました。
私がサボテン栽培に再び力を入れ始めたのが約2年前です。その当時はサボテンにもそれほど熱心ではない時期でしたし、もちろんブログなどもやっていませんでした。(私がブログを始めたのは今年の初めからです。) でもこんな事がきっかけになってサボテン栽培に再び熱心になってきたのかもしれません。そう考えると大きなきっかけとなった苗と言うことになります。
私も去年くらいから自家採種の種で実生をたくさん始めています。ランポー系も小さな実生苗が増えてきました。来年あたりには今度は私の方からプレゼントをしてみたいと思っています。またその節はどうぞよろしくお願いいたします。
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- 2012/06/10(日) 21:38:51|
- ランポウ類
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黒刺太平丸が花を咲かせました。
直径7cmくらいの立派な花です。
太平丸類は個体差が多く、刺の強さ、花の大きさ、色、雌しべの色などかなり変化に富んでいます。この花は色合いといい、花の大きさのどちらも大変優れています。よく見ると雄しべの一部がなくなっています。
また、真っ赤な雌しべが少し黄色っぽくなっています。これはほぼ同時期に咲いた花王丸と交配した後だからです。雌しべはまだ半開きですが何とか受精してくれるでしょうか。うまくいけば黒刺系の花王丸が生まれるかもしれません。ただし実生がうまくいけばの話です。今年は発芽率を改善することが出来るでしょうか。
今年の実生はすでにいろいろ済ませましたが、自家採種のバラ丸、ランポー系、兜錦などが発芽しています。これらは問題なく100%近い発芽率が得られるのですが、太平丸類だけはうまくいきません。今年の太平丸類の採種はまだですが、種が取れたらまた新たな方法を試してみたいと思っています。太平丸ファンの方意見交換いたしましょう。
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- 2012/06/09(土) 22:26:45|
- エキノカクタス
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5月4日に袖ヶ浦の発根実験を開始しました。
それから36日が経過しました。
ほぼその結果が出ましたので発表いたします。
以下5月4日の記事を再掲載します。

先日接ぎ木苗の接ぎ下ろしをした際に、どうすればうまく根が出てうまく成長させられるかいろいろ実験してみたくなりました。
以前は接ぎ下ろしをしたときになかなか根が出ずにやきもきしたことがあります。発根に手間取ると穂木は弱ってしまい刺落ちが発生したり外形がくびれたりすることがあります。発根促進剤なども使用しますがどれくらい効いているのかハッキリしません。
そこで袖ヶ浦を使用して接ぎ下ろしを想定して発根実験をすることにしました。
使用するには繁殖用に植えています袖ヶ浦のカット苗です。これを長さ4-5cmにカットしてそれの発根状況を確認することにします。4-5cmという長さはちょうど接ぎ下ろしの際に残す台木の長さを想定しました。台木は長ければ長いほど発根しやすいように思いますが短くなれば発根はかなり難しいでしょう。
写真上が実験に使用した袖ヶ浦です。長さは12cmほどで植えてから約1ヶ月で成長を始めたところです。

これをカットしたのが上の写真です。

実験用素材はこれです。合計8本あります。
中には少し太めの物や細めのやらありますが厳密にすべてをそろえるのは無理なのでこれで行くことにします。実験素材は下部を少し面取りしています。そして間違えないように側面に番号をつけました。

これをとりあえず1週間ほど切り口を乾燥させます。

ラベルに実験内容を記載してつけておきます。
実験内容は下記の条件です。いずれも1週間の乾燥後に実験開始です。
①切り口を未処理。なにもしないで乾燥させるだけ。
②切り口にルートン(発根促進剤)を塗布。乾燥した状態で保存。
③切り口をルートンに付けて湿潤な状態で保存。(切り口に湿度を与える)
④切り口をメネデール(発根促進剤)に付けて湿潤な状態で保存。(切り口に湿度を与える)
⑤切り口をHB-101(植物活力剤)に付けて湿潤な状態で保存。(切り口に湿度を与える)
⑥切り口を万田アミノアルファ(植物活力剤)に付けて湿潤な状態で保存。(切り口に湿度を与える)
⑦切り口をルートン+万田アミノアルファに付けて湿潤な状態で保存。(切り口に湿度を与える)
⑧切り口をルートン+メネデール+万田+HB-101+ペンタガーデンに付けて湿潤な状態で保存。(切り口に湿度を与える)
いずれの薬剤・活力剤などもメーカー推奨の濃さで与えることにします。
③から⑧まではクッキングシートまたはおが屑などに液をしみこませてその上に実験材料の切り口を乗せて保存することにします。
昨日、5月3日に材料をカットしましたので来週10日頃から実験開始となります。
ちなみに現在の私の温室内の温度は昼間30度から40度くらい。
夜は18度から23度くらいです。
もう冬用の電気温風機は使用していません。昼間は換気をして、小型の送風機を回して温室内の温度上昇を抑えています。
果たしてどのような結果が出ますかお楽しみに。
ここからが今日の記事です。

実験サンプル①から④までの結果です。
①切り口を未処理。なにもしないで乾燥させるだけ。
これはまだ発根していません。切り口が盛り上がってきていますのでもうすぐに発根すると思いますが実際にはまだ根は出ていません。
②切り口にルートン(発根促進剤)を塗布。乾燥した状態で保存。
これはほんの少しだけ根が出始めました。根の出始める時期としては遅い方です。
③切り口をルートンに付けて湿潤な状態で保存。(切り口に湿度を与える)
切り口が茶色くなってわかりににくいですが少し発根し始めている段階です。時期、根の長さなどは②とほぼ同じくらいです。
④切り口をメネデール(発根促進剤)に付けて湿潤な状態で保存。(切り口に湿度を与える)
これは今までの中では一番根が良く伸びています。6月2日頃に発根。現在は2-3mmの長さです。

⑤切り口をHB-101(植物活力剤)に付けて湿潤な状態で保存。(切り口に湿度を与える)
これも根が出始めたところです。まだ1mm前後です。
⑥切り口を万田アミノアルファ(植物活力剤)に付けて湿潤な状態で保存。(切り口に湿度を与える)
これはよく根が伸びています。長さは10mmくらい。根の長さは一番です。発根は5月28日で2番目に早かったです。
⑦切り口をルートン+万田アミノアルファに付けて湿潤な状態で保存。(切り口に湿度を与える)
これも根をたくさん出していますが長さは2-3mmです。発根は6月2日頃でした。
⑧切り口をルートン+メネデール+万田+HB-101+ペンタガーデンに付けて湿潤な状態で保存。(切り口に湿度を与える)
これが一番早く根を出しました。5月26日に発根を確認しています。現在の根の長さは⑥に劣りますが根の本数は一番多いです。いろいろな薬剤、栄養剤などを投入したからでしょうか。
以上のような結果になりました。
結果的にはいろんな薬剤、栄養剤などを使用した場合が好結果を得ました。また、切り口を乾燥させた場合と湿度を与えた場合では湿度を与えた方が早く根を出しています。
しかし、切り口を湿らせておくとカビが生えたり、切り口に線虫などの小さな虫が発生することがありました。袖ヶ浦は丈夫な品種なので腐ることはないですが弱い品種は腐りに注意する必要があるかもしれません。
栄養剤としてはルートンよりも万田アミノアルファが結構効果がありそうです。
大切な品種を胴切りしたような場合はよく乾かしてから、少しだけ湿度のある、乾き気味の土の上に置いておくくらいが無難かもしれません。余り湿度の多い状態でおいておくと少し心配です。
切断した苗は発根を確認するまでは植え付けず、根を確認してから植え付ける方が安心できます。
袖ヶ浦などの丈夫な品種は2週間ほど切り口を乾燥させてそのまま植え付け、水やりも普通にして問題ないと思います。
私の実験はあくまでこの場限りの結果でこれが絶対的な評価ではありません。苗の個体差やその元気具合などによっても差が出てくると思われます。参考値として見ていただきますようお願いいたします。
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- 2012/06/08(金) 21:50:35|
- 接ぎ木・接ぎ下ろし
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先日
ズッキーニが大きくなってきたとご報告しておりましたが、ここのところ急に太りだし、頃合いを見計らって今日初収穫しました。今年の夏野菜の収穫一番乗りです。緑と黄色のツートンになった
ゼファーという種類です。
ズッキーニはうまく受精するとすごく大きくなります。この実はタイミング良く雄花と雌花の両方が咲きそろい、それを交配した物です。交配できていない実は小さなまま大きくなりません。ズッキーニは2年ほど前から植えていますが、今年は1本だけしか植えていないので交配するのが難しいです。出来れば4-5本くらいは植えた方がいいでしょう。
でもズッキーニはまだ我が家ではなじみがないので食べ方がよくわからない感じです。食べログを見ながら料理方法を家内に勉強してもらいましょう。

大きさは6cm,長さ約30cmで野球のバットを短くしたような感じです。
とりあえずは薄く切って浅付けにして食べてみましょう。今はやりの塩麹に浸けてもおいしそうですね。
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- 2012/06/07(木) 22:28:29|
- 野菜と花の栽培
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4月28日に接ぎ下ろしをして乾かしていた
スーパー兜がやっと根を出しました。先日の亀甲ランポーよりも少し遅れましたが、無事根を出してほっとしました。切り口はカビが生えたようになっていますが、内部まで浸透していないので大丈夫です。切り口を乾燥後発根促進剤ルートンを塗って、湿らせたおが屑の上に置いていました。湿度があるとどうしてもカビが発生するようです。最初はカビで黒ずんでいたので切り直そうかと思いましたが、皮は腐ったりしていないのでそのままにしていました。見た目は今ひとつですが結果オーライです。
根だしまで約40日。長いようですがサボテンにとっては必要な時間なのでしょう。自分の胴体を途中から切られ、自分自身の生命を維持しようと全く根のないところから根を出そうとするのです。当然そのための時間が必要でしょう。サボテンは元々成長の早い植物ではないのでそう一朝一夕には行かないでしょう。
それに比べて先日の
キリンウチワは根出しが早いですね。これは特別なのでしょう。

そして今日、早速2輪の花を咲かせました。正確に言うと根を出す前から蕾を出してきていました。根がなくても花を咲かせようとするそんなところがけなげです。接ぎ下ろしにして一株だけを鉢に植えると本来のサボテンの姿になります。やっぱりこの方がいいですね。今後は少しやせた体の回復に努めましょう。
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- 2012/06/07(木) 22:10:37|
- 兜丸類
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アストロフィツム・大鳳玉が咲きました。
この写真を見るだけなら普通のきれいな花で、さぞいい状態の苗と思われるでしょうが、この苗は一度枯れかけて復活した苗です。それも年齢が40歳になろうとしています。

これが正面からの写真です。大きさは直径6.5cm、高さ9cmくらいです。つい2年前までは本当に枯れかけて、根もほとんどなく、胴体は無惨に赤茶けて生気がありませんでした。これは私の放置栽培の報いですが、かわいそうに思い出来るだけ復活するように願いをかけて植え替えていました。その後約2年でかなり回復し、今年は蕾を6個も付けています。とりあえず今日初めて2個花が咲き、記念撮影しました。
側面から見て上側4cmくらいが最近成長した部分です。その下側は40年間私の放置栽培に耐えた間の傷跡です。よく回復したものだと感心します。来年あたり調子が良ければ胴切りして上のきれいな部分だけで再出発させてやろうかと思っています。
この株を見るたびにサボテンって丈夫なものだなーとつくづく思います。それと共に長い間私の無精のためにつらい思いをさせたことを詫びたい気持ちになります。
長い人生共に過ごしてきたのだから。これからはかわいがってやるからね。機嫌良く成長してね・・・。
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- 2012/06/06(水) 21:54:16|
- アストロフィツム
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4月28日に接ぎ下ろしをした苗がようやく根を出しました。
今日でほぼ40日です。結構日にちがかかりました。あまり長い期間発根に手間取るとサボテンの体力が消耗してうまく回復しないときもあります。サボテンは種類によってもその発根に要する期間は異なります。
接ぎ木に使用するキリンウチワなどは2週間もすると根を出しています。成長開始もかなり早いです。概して成長の早い物ほど発根も早そうです。
4月28日には合計5本接ぎ下ろしをしましたがそのうち発根を確認したのが3本で、残りはまだの物もあります。台木、穂木共に元気で勢いよく生長していた苗は発根も早いようです。反対に少し成長が芳しくなかった苗は発根も遅いです。接ぎ下ろしは出来るだけ元気よく成長している時を見計らってするべきでしょう。
発根に関してはやはり多少の水分または湿度がある方が発根が早いようです。あまり水分が多いとサボテンに腐りが発生することもあるようですので少なめの方が無難です。乾かし気味の用土の上に置くくらいがよいように思います。
写真はそのときにおろした亀甲ランポーです。まだ根張りは不十分ですが花を咲かせています。やはり台木はない方がすっきりして見栄えがします。
ついでに先日ご紹介したキリンウチワの発根状態を追試でご紹介します。

この写真の中央の苗は、他の苗からのカキコで4-5日普通の土の上に載せていたのですが発根しないみたいだったので、加温の育苗箱の中の水に浸けていた物です。そうするとわずか10日ほどでいっぱい根を出しました。すごい勢いです。
周りの小さな苗は、実生接ぎをしたときの頂部の切り落とし部分です。わずか1.5-2.0cmくらいしかないので普通に植え付けてもうまく付かないような苗です。それも育苗器内の水中で根を出しています。すごい生命力です。
去年キリンウチワの実生接ぎをしたときも先端部分を挿し木にしてみましたがなかなか根が出ず半分くらいは枯れました。根を出した物もなかなか成長せず今、約1年後で3-4cmくらいといった状態です。それに比べると水に浸けていた物は発根も早くかなりの成長も期待できます。
驚くのは葉だけで水に浸けていた物が発根していたことです。キリンウチワの葉差しは去年も試みましたが全くだめでした。でも今回は十分な水分と温度が効いて発根しました。おそらくそのうち芽が出てくるでしょう。
写真撮影後、これらはかなり大きめの鉢に寄せ植えしました。土は先日入荷した園芸用の特注用土です。かなり肥料分が多いですが、キリンウチワにとってはこの方がいいのではないかと思いこの土を採用しました。
また経過はご報告させていただきます。
5月4日に胴切りした袖ヶ浦は一部発根を始めています。全てが発根を終えたら結果をご報告します。
しばらくお待ちください。
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- 2012/06/05(火) 22:29:54|
- 接ぎ木・接ぎ下ろし
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以前も紹介しましたが
刺なし麗光殿が開花しましたので写真を掲載します。
前回花を付けたときはどういう訳か花弁が歪んだような格好でしたが、今回はきれいに咲きそろいました。7輪も一度に咲いたことは今までなかったと思います。隣の花同志が重なり合ってちょっと窮屈そうです。やっぱりクラインジアの花はきれいです。花の時期は花の豪華さを楽しめ、花のない時期はきれいな白毛が魅力的です。通常ある鈎棘がないのでさわっても痛くないし、柔らかいハケをなぜているみたいに気持ちがいいです。鈎棘があるとそういうわけにはいきません。鈎棘に引っかかり無理に引っ張ると、鉢が倒れたり、刺座ごと刺と毛が取れてしまったりします。お気を付けください。見た目には鈎棘がある方がアクセントが聞いていいようにも思います。今回の花がもう一株の薫光殿と同時に咲けば交配してやろうかと思っていましたが、あいにく同時開花にはならないみたいです。次回に期待してみましょう。

これも以前ご紹介した
兜錦です。5月9日に交配していた種が熟してはち切れそうになってきました。種の収穫までに25日かかったことになります。兜系の果実は熟してくると風船のようにふくらんできてやがてぽろっと取れるか、果実が破けてきます。この兜錦も左の方がはじけてきています。そおーっと引っ張ると簡単に取れました。かなり大きな実で、種が100粒くらい入っていました。
ルリ兜錦と交配した種です。果たしてどれくらい斑入り苗が生まれるでしょう。
手前の2個の実は5月22日に交配した実です。この方は採種までにまだ2週間前後かかるでしょう。
早速、取り置きの銀冠玉の種と一緒に蒔きました。発芽は4-7日で結果が出ます。またご報告します。ただし、斑入り苗かどうかが判別できるのはもっと先にならないと無理でしょうが。
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- 2012/06/04(月) 22:25:12|
- クラインジア
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以前ご紹介したノトカクタス・マグニフィカスの花が咲きました。
雌しべも含めて真っ黄色の花です。

この株は8cmくらいではありますが20-30年経過した株ですので横から見ると下の方が木質化したようになっています。この辺は昔の放置栽培の名残です。
上の方は最近成長した部分できれいなコバルトブルーのような色をしています。
そう。王冠竜と同じ色です。この色は魅惑的です。もう少し大きくなったら下の老化部分が気にならないようになるでしょう。頂部付近の肌色、刺、白い毛など大変魅力的なサボテンだと思います。一度王冠竜と一緒に写真を撮ってみましょう。
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- 2012/06/03(日) 21:38:45|
- ノトカクタス
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以前ご紹介したギムノカリウム天平丸錦が開花しました。
けっこう花筒の長い大きめの花です。ピンクの渋い色調が何とも言えません。
以前ご紹介した頃からこいつのお嫁さんを探していましたが、まだ良縁がなく結局交配できませんでした。この子は太い刺を体に沿うように長くのばし、大変男性的な魅力ある容姿をしています。斑は全体の1/3くらいしか入っていませんがおまけみたいな物です。出来れば黒刺のきれいにカーブした刺の相手を探しています。
もう今年の花はほぼ終わりです。来年までにどこかにいいお相手はいらっしゃいませんか。
花嫁募集中です。
どうぞよろしくお願いいたします。
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- 2012/06/02(土) 22:17:04|
- ギムノカリウム
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