マミラリア・夕霧 です。
この株は広がりが約18cmほどでそれほど大きくはないですが、私の温室に40年ほど前からいる苗です。つい2-3年前まではほとんど世話をしていませんでしたので休眠していたようです。2年前から再び植え替えをしてまめに水をやるようになると、生き返ったように成長し始めました。
いつが成長期なのかよくわからないような感じですが、年中少しづつ大きくなっているように感じます。そんな事ってあるんでしょうか。
姿、形はこれぞマミラリアの代表という様な姿で3cmくらいの太さで背が高くなって群生しています。もうすぐに赤紫色のかわいい花を咲かせます。
私はこの夕霧が何とも言えずかわいくて好きです。花の色も鮮やかでいいんです。
今更ですが、サボテンって物にもよりますが丈夫な物なんですね。植え替えや水やりをほとんどしなくても枯れることもなく何十年も生きたりするのは他の植物では考えられないでしょう。普通の植物は水を1ヶ月切ったら鉢植えなら全部枯れるでしょう。植え替えをしないで10年以上生きる植物もあまりないでしょう。根が鉢の中にいっぱいになると栄養分がなくなり枯れる物がほとんどです。サボテンはそんな中でも生き続けるところがすごいです。
私の所の40年前から生きているサボテンたちはそれくらい生命力があったということでしょう。これからも大事に育ててやろうと思います。
これは2年ほど前に買った別の夕霧です。
40年前からの苗に比べると少し大型で、太さも太いです。苗の幹が前者はカーブしているところが直線的です。ちょっと男性的かな。いい形の群生株になってきましたが、私にとっては40年前からいる苗の方に愛着を感じます。その姿がちょっと女性的で雰囲気が心地いいです。
花が綺麗なのでまた咲いたらご報告します。
多肉植物 ブログランキングへ にほんブログ村 にほんブログ村 ご訪問の印に”ピッ”と・・・。
スポンサーサイト
2012/11/30(金) 22:32:28 |
マミラリア
| トラックバック:0
| コメント:2
うちには
マミラリア・満月 が4本と、プラス実生小苗が2本あります。好きで集めているうち増えてしまいました。
上の写真は大型の満月です。かなり大型で一番大きな親は11cmほどあります。子供は目下5個ほど出てきています。棘色が白く綺麗です。親株の周りの刺は少し茶色っぽくなっていますがこれは変色なのか汚れによる物かわかりません。でも成長点付近まで刺が真っ白に近いのは最近少ないみたいです。
満月の系統には棘色の変化でいくつか変種があるようです。
刺が一番白くて綺麗なタイプを雪白丸、少し刺の先が赤っぽいのが満月、全体的に赤っぽい刺が多いのが望月というそうです。この苗はかなり白いので雪白丸に近いタイプでしょう。
これは2番目に大きな苗で約9cmくらい。子吹きを始めています。かなり赤っぽい刺が多いので望月と呼ぶ方がいいかもしれません。
これが3番目の苗で8cmくらい。子吹きを始めたばかりです。2番目の苗と同じように望月と呼びましょう。
4番目の苗です。これは少し刺が短いようで少し雰囲気が違います。大きさは約8cmで上の苗と同じくらいですが、これはこれでおもしろいです。
これは一番上の大型満月の子供です。去年自家受精して種が出来ましたのでそれを蒔いてみました。1年と少しで1cmくらいになりました。親と同じように白い刺が出てきています。
隣に写っているのはヘキルリランポーと新天地です。どれもほぼ同じような大きさですので特別他の種類よりも成長が早いということはないようです。
この満月はその名が示すようにほぼまん丸に成長することが特徴のようです。良く群生すると隣の苗に押されて変形することも多いですが綺麗に丸く育つのは気持ちがいいです。
私は40年前にも満月を育てていました。その頃はもっと大きくて14-15cmくらいになっていたようでしたが世話をしないと枯れてしまいました。今から思うと惜しいことをしたと悔やまれます。
これが40年前の満月です。今の私の育てている苗よりも立派です。何とかこれくらいまでがんばって育ててやろうとがんばっています。
多肉植物 ブログランキングへ にほんブログ村 にほんブログ村 ご訪問の印に”ピッ”と・・・。
2012/11/29(木) 22:42:30 |
マミラリア
| トラックバック:0
| コメント:0
マミラリア・グラッシー変種アスセンシトラス の花が咲きました。
これは先日掲載した桃花白星と同時に実生した苗です。子が出て群生してきています。大きさは広がりで約6cmくらいです。桃花白星とほぼ同じくらいの大きさです。実生から1年半ですので結構成長は早いです。白星よりも1個1個の個体は小さいです。かなり小型種だという事でしょう。
花はまだ開花を始めたばかりですのではっきりしませんが、大きさは約2cmくらいのピンク色の花でした。
綺麗ですが花の大きさが期待していたほどではありませんでした。海外のネットのページで見たときは花が2-3cmということだったのでもう少し大きい花を期待していました。苗の個体差もあるので何とも言えませんが、まだ咲いていない株に期待してみましょう。
苗の大きさがもっと大きくなってくると花も大きくなってくる可能性はあります。花数も今はちらほら咲きですが、大きくなると群開してくれるかもしれません。何しろ実生1年半ですのでもう少しそーと見守ることにしましょう。
こちらも同時に実生した苗で
桃花高砂 です。こちらはまだ子吹きしないで単管のままです。現在5cm弱で、今のところ花芽らしき物は見あたりません。これから出てくるのかまたはもう1年先なのか。これも桃花で花が綺麗なはずです。待ち遠しいです。
高砂といえば、昔40年前、私の若い頃にも育てていました。12-13cmの大きさになって綺麗に群生していましたが、ずっと前に枯れてしまっています。その頃の花はクリーム色だったと記憶しています。そう。普通の高砂の花はクリーム色だったはずです。白いひげ状の刺の中からピンク色の花を咲かせたらさぞ綺麗だろうなーと期待しています。今はまだ白い毛は少ないですがだんだん増えくくると思います。まあ今後に期待です。
アスセンシトラスは11本ほど育っていますが、桃花高砂はこれ1本だけです。大事に育てなければ。
多肉植物 ブログランキングへ にほんブログ村 にほんブログ村 ご訪問の印に”ピッ”と・・・。
2012/11/28(水) 22:46:06 |
未分類
| トラックバック:0
| コメント:0
11月も後半になりいよいよ本格的な冬の到来です。数日前私の所も初めて霜がおりました。もう外気の一番寒い時間帯では0度近くまで下がっているようです。
私の温室はサーモスタット付きの電気温風機のおかげで6-7度くらいを維持しています。電気温風機を大型に交換する予定ですが、何かと用事に追われてまだ出来ていません。
上の写真は
マミラリア・豊明丸 の群生株で2株あるうちの大きな方です。開花の準備を始めているのか成長点付近の白毛が増えて綺麗になってきました。
豊明丸も小さなうちは白毛が少なく緑の肌が見えますが大きくなってくるに従って白毛が増えて緑の肌が余り見えなくなってきます。全体が白毛に覆われると白い雪山が連なったようで綺麗です。
よく目をこらしてみると一部に蕾らしき物が見つかりました。疣の谷間に薄いピンクの物体が見え始めています。
去年の写真を見返してみると、12月の終わり頃から咲き始め、3月頃まで咲き続けていたようです。
最近はデジカメでとった写真データーはパソコンでそこにカーソルを持って行くと撮影時期が表示されます。これを見るといつ花が咲いたのかがすぐに判別でします。
もう一株の豊明丸の群生株です。大きな方は群生株を購入した物ですが、これは私が1年半ほど前に胴切りをして子吹きさせた株です。子の数はたくさん出ていて17個ありました。
成長は早いのでもう広がりは12cmくらいになっています。1個1個の個体はまだ3cm前後ですので今年の開花はどうなるかわかりません。まあ無理に咲いてくれなくても姿がかわいいのでそれで十分楽しませてくれますが。
まだ成長点付近の白毛は少なく、まだまだという感じですが、今年の春頃に比べるとかなり白毛は増えています。白毛が増えてこないと開花も難しいのかもしれません。
この株は出た子の数が多いので大きくなると迫力のある苗になるのではないかと期待しています。でも大きくなってくると鈎棘のために植え替えなどが大変そうです。何かいい方法を考えなくちゃ。
多肉植物 ブログランキングへ にほんブログ村 にほんブログ村 ご訪問の印に”ピッ”と・・・。
2012/11/27(火) 22:57:52 |
マミラリア
| トラックバック:0
| コメント:0
最近余り気にして見ていなかったので気づきませんでしたが、
フェロカクタス・王冠竜 に新棘が出てきていました。こんな時期に成長しているようです。
もう一株の方も新棘が出ています。フェロカクタスの赤刺種のように、新棘が赤く目立つようなことがないので気づきませんでした。
この王冠竜は私の温室に40年前からいる貴重なフェロカクタスのサボテンです。40年前は他に巨鷲玉とか、巌とか江守、神仙玉などというフェロカクタスのサボテンをいくつも育てていました。それらは20-30年前の手抜き栽培でほとんど枯れてしまいました。その中で今残っているのはこの王冠竜と前に掲載しました真珠だけになりました。
この二株は、18cmと20cmくらいで、40年経過している割に余り大きくはありません。が、年を食っている分だけ見た目は風格も出てきています。
王冠竜や金鯱なども若い株は稜の部分が疣状になっています。それが年を経て大きくなるとひとつの稜として連なって馬のたてがみのようになります。こうなるとまた別の趣があっていい物です。
肌色はコバルトブルーの色合いで、渋い美しさがあります。私はこの色が大好きです。エキノカクタスの太平丸や、ノトカクタスのマグニフィカスなどと同じ色合いです。でもこの大きさは王冠竜以外にはないでしょう。大きい分だけ迫力もあります。
王冠竜は春に花を咲かせますので、春に成長しているのかと漠然と思っていましたが、どうも秋にも成長しているようです。40年も育てていていま気づきました。いい加減なことです。
ずっと放置栽培がつづいていたので余りうまく成長していなかったかもしれません。本来は春と秋に成長する物なのでしょう。
この2苗は結構大きいので2年に一度の植え替えということで、今年は植え替えていません。来年は植え替えてやろうと思います。
大きくなると刺が痛くて大変です。棘が折れないように工夫しなければ。
多肉植物 ブログランキングへ にほんブログ村 にほんブログ村 ご訪問の印に”ピッ”と・・・。
2012/11/26(月) 22:35:36 |
フェロカクタス
| トラックバック:0
| コメント:0
11月23,24,25日の3連休、庭の花と畑の野菜の世話に追われましたが、ようやく一段落しました。
うちでは、庭の花は家内の担当、畑の野菜類は私の担当になっています。でも植え替えの時期などはなかなか一人ではしんどいのでお互い協力してやるようにしています。
22日、23日は庭の花の手入れでした。
この夏、楽しましてくれたハゲイトウやマリーゴールドなどの花を片付けて、秋植えの苗を植え付けました。
ハゲイトウはかなり長い期間綺麗で楽しめました。処分するときに種が出来ていたので取っておきました。花殻の中に黒い小さな種がいっぱい入っていました。花殻との選別が難しいですが、いっぱい取れたので、もし希望のお方があればおわけできます。コメントにてご連絡ください。
私の住んでいるところは兵庫南部ですが、結構冬場の冷え込みがきつく、寒さに弱い花苗などはうまく育たず品種の選定に苦労します。冬の寒さに当たると枯れない物も弱って春の開花が順調にいかないことが多くありました。
そのため品種の選定には寒さに強い物という点を重視して選んでいます。
今年は何種類かを寄せ植えにしてみました。
上の写真は葉ボタンとガーデンシクラメンの寄せ植えです。葉ボタンが少し大きくなってくれればバランス良くなると思うのですが。
ゴールドクレストとバラ咲きのポリアンです。このポリアンは寒くても結構良く花を咲かせるので気に入っています。
白の葉ボタンと赤のガーデンシクラメンです。一番上とは色違いです。比較的寒さに強い物を選んでいます。
こちらはプランター植えの寄せ植えです。後ろのは新種の葉ボタンで光沢のある赤い葉が特徴です。品名は”光子”というそうです。これは先日なくなった森光子さんから来ているのでしょうか。店の人に聞いてもその辺ははっきりしませんでした。でも変わっていて目立ちます。手前のはポリアンです。
アネモネです。どれくらい寒さに強いのかよくわかりませんが、試しに植えました。うまく花を咲かせ続けてくれるといいのですが。
種苗店でダリアの大きな花の苗が売られていたので買ってしまいました。比較的小さな苗なのに10cm近い大きな花を咲かせています。綺麗ですね。
今年はダリアの種を蒔いてたくさん生えました。しかし、花はかなり小さく、期待したほどの花ではありませんでした。こんなのがたくさん咲いてくれれば見事でしょうが。来年はもっと大きな花の球根を植えてみましょうか。
花植えが一段落した後は、畑の野菜類の手入れです。
今年植えたトマトの苗をそのまま置いていたので、それを処分してそこにタマネギの苗を植え付けました。
トマトはまだ木が生きていたのでそのままにしていましたが、最近まで少しづつ実が収穫できました。さすがに最近は寒くなってきて実が赤くならず残っています。トマトの苗を処分するときに青い実がたくさん残っていて処分するのがもったいなく思い、それをかごに取り込みました。
トマトは苗が多かったのもあって、青い実がかごにほぼいっぱい取れました。そのまま置いていても赤くならないと思い、そのままサボテンの温室に持ち込みました。ここで暖かくしてやればかなり赤くなってくれるのではないかと期待しています。トマトは温度さえあれば青い実も後塾で赤くなってきます。それに、冬場のお店に売られているトマトも余り甘くないものが多いので、うまく熟すれば十分対抗できるのではと期待しています。
果たしてうまく食べられますでしょうか。
トマトは約70本植えていたので処分も大変でした。支柱をくくっていた紐は1本に付き7-8本くくっています。70×7本=490本。それを全てを取り去り、支柱を抜き、大きくなった苗を引き抜くのにまたひと苦労です。
約2日間かけて処分が終わり、そこにタマネギの苗を植え付けました。トマトの植えてあったところのマルチはそのままにして肥料も入れずそのままタマネギの苗を植え付けました。ただマルチの張り替えが面倒だからという理由ですが、去年もこの方法で十分タマネギが収穫できました。タマネギはかなり作りやすく肥料もほとんどやらなくてもかなり出来ます。
タマネギは去年は早生を50本と晩生を50本植えましたが、すぐになくなってしまいました。それで今年は各100本ずつ植えました。
取れ初めの頃の新タマネギは甘くておいしいです。今年は新タマネギでドレッシングなども作りました。
また来年もうまくできますように。
多肉植物 ブログランキングへ にほんブログ村 にほんブログ村 ご訪問の印に”ピッ”と・・・。
2012/11/25(日) 21:32:49 |
野菜と花の栽培
| トラックバック:0
| コメント:2
一昨年実生した
マミラリア・桃花白星 がようやく開花しました。
期待していたピンク色の花が咲いてほっと一安心です。ピンクの中筋のある薄めのピンクの花です。白星の白い綿毛状の刺との対比で綺麗です。
私はこの花びらの中央部が濃い色になるような花の咲き方が大好きです。
花の大きさは従来の白星よりも少し大きく2cmくらいあります。サボテンの大きさは今で約6cm。実生が一昨年の3月頃だったので2年弱です。結構順調に大きくなりました。同時に実生した何種類かのマミラリアのサボテンたちと比べても一番大きくなっています。白星は順調に育てばこんなにも成長が早いのかと驚いています。
普通の白星は約40年前からうちの温室にいます。でも最近は少しづつしか大きくなりません。これは育つ環境によるのでしょうか。サボテンたちは他の種類も一度こじれるとなかなか大きくならなくなります。反対にすくすくと順調に育つと意外なほど早く大きくなる物のようです。
これはもう一本の桃花白星です。こちらは少し花弁の先が丸くなっています。同じような花でもタイプの違いがあるようです。どちらかというと花弁の先がとがっている方が品があって私は好きですが。
2年前の桃花白星の実生の苗は合計11本育っています。その中で開花したのは7本ですがそのうちピンクの花は結局2本だけのようです。他はクリーム色の花で、一般的な白星よりは少しだけ色が付いていますが、ピンクとは言えない花でした。
これが薄めの色の苗です。花色は目立ちませんが、花の大きさは結構大きいです。これだけでも見応えはあります。
参考のために従来からある普通の白星の写真です。
40年前からある株ですが、何度か根腐れを起こし、その子を挿し木して大きくしてを繰り返して、結局苗の数は10本くらいに増えています。一番大きな苗で12cmくらいになっています。
白星も大きくなると結構育てるのが難しくなるのかもしれません。株自体が大きくなってくると鉢の上全体を覆うようになってきます。そのために鉢の中の乾きが遅くなってきて、加湿状態になりやすいからかと思っています。気をつけなければ成りません。
この花ですが最初の苗との違いははっきりしています。花の大きさも明らかにこちらの方が小さいです。
マミラリアの花で2cmを超える花は少ないみたいです。マミラリアの多くの品種は1.0-1.5cmくらいの花が多いようです。そのかわり花数が多く、群開するものが多いですが、花は大きいに超したことはありません。
今回の桃花白星は期待に報いてくれました。最初に咲いた花が白っぽい色だったためにやきもきしましたが遅れて咲いた2株がピンク色に花を咲かせてくれてほっとしました。
今回実生した桃花白星の種でピンク色の花の咲く確率は20-30%だったようです。まだはっきりその性質が固定されていないようです。
このピンク色の花同志を交配してより綺麗なピンク色の花の系統を確立し、育ててやろうかななどと思い始めました。うまくいけばお慰みです。
多肉植物 ブログランキングへ にほんブログ村 にほんブログ村 ご訪問の印に”ピッ”と・・・。
2012/11/24(土) 22:44:55 |
マミラリア
| トラックバック:0
| コメント:2
これは私が約40年前に実生した
マミラリア・翁玉(おきなだま) です。
約40年前、実生した苗が5本残っています。そのうちの1本ですが、比較的小さな頃に成長点が分等して2頭立てになっています。大きさは約10cmのが2頭になって結構大きくなりました。有名な玉翁よりは毛が少なく、疣が小さめで繊細感があります。私はこの玉翁が好きです。
今年の夏頃から2頭の両方の成長点が横に広がってきました。綴化なのか分頭なのかどちらでしょう。綴化ならめずらしくていいのですが、おそらく分頭でしょう。確か30年くらい前にも一度分頭しています。
この翁玉は成長し始めると白い刺が伸びてきて、疣の谷間の白毛が増えて綺麗になってきます。花は疣の谷間の毛の間から現れ、うまくいくとリング状に咲きます。花は春の4月頃ですが今からその準備を始めているようです。疣の間の白毛が増えてきました。
綴化になることを期待しながら花の咲くのを心待ちにしています。
マミラリア・銀河 です。
これも早春にえんじ色の鮮やかな花を咲かせます。今はその準備中で疣の間から白毛を盛んに出し始めました。翁玉と同じでその白毛の中から蕾が現れます。白い毛と紫系の花色の対比がきれいです。花が咲いたらまたご報告しましょう。
昔、40年くらい前にマミラリア・影清を育てていました。気に入っていましたが、20-30年前のブランクの間に枯れてしまいました。
3年ほど前に伊豆のサボテン公園に行った際にその影清に良く似た苗が売られていて思わず買ってしまいました。後で聞くと影清ではなく銀河だったのですが、よく似ています。
どちらも刺の付き方、毛の多いことでもそっくりです。個体差によって白毛の付き方はかなり変わるようですのでそれだけでは判別は難しいかもしれません。一番の違いは花の色です。影清はクリーム色の花、銀河は赤紫色です。花が咲かなければ判別は難しいかもしれません。
いずれにしてもこの銀河も白毛が多くいい味わいです。花の咲くのをじっと待ちましょう。
多肉植物 ブログランキングへ にほんブログ村 にほんブログ村 ご訪問の印に”ピッ”と・・・。
2012/11/23(金) 22:00:52 |
マミラリア
| トラックバック:0
| コメント:0
マミラリアの季節 その4です。
上の写真は
マミラリア・希望丸 です。
白い刺と白い毛を密集させて円筒状に育ちます。夏場は少し白毛が少なくなりますが、冬に近づいてくると白毛を増やして真っ白になります。特に白毛が多くて白い物を穴原希望丸などと呼ぶようです。穴原さんというマミラリアの名人が作出されて系統だそうです。
その白毛の中からピンク色の小輪の花を咲かせますが、白毛と対比して綺麗です。もうすぐ蕾が出てくるでしょう。
こちらは同じ希望丸の群生株です。
希望丸は普通は余り子吹きしないようで、普通に育てると一番上の単管のような姿になります。それを胴切りして子吹きさせて育てるとこういう群生株になります。とはいうもののこれらは私が実生したののでもなく、ある程度育った物を手に入れたので希望丸に関してはまだ群生株作りをしたことがありません。
来年あたり、単管の方を胴切りして群生株作りをしたいと思っています。単管でそのまま大きくしても余り面白みがないからです。2-3年すれば結構見ごたえのある群生株になるでしょう。
希望丸はこのほかにも3株ほどあります。どうせするならみんな子吹きさせてやろうかななどと思います。
マミラリアの白毛の品種はその白い刺や毛を汚さないようにしないと見栄えが悪くなります。灌水時に出来るだけ白毛に水がかからないようにしますが、サボテンがだんだん大きくなってくるとどうしても水がかかってしまいます。
灌水は良く晴れた日の出来るだけ早めの時間にすれば濡れた毛が短時間で乾きます。天気の良くない日に灌水をすると乾きが遅くカビなどの原因で黒ずんでくることがあります。梅雨時などは要注意です。
また温室などでは常時小さなファンや換気扇などを回して空気を循環させてやるのもいいでしょう。夏の高温時には日焼け防止になりますし、湿度を下げる効果もあります。私も住宅用の小さな床下用の換気扇を常時回しています。これで夏場の温度上昇も少し軽減されました。また冬場は温室内の上下の温度差をなくする効果もあります。空気は温度の高い空気ほど上に上がり、冷たい空気は下にたまります。これは住宅内でのエアコンを使ったときと同じです。うまく空気を攪拌してやると2-3度温度が違ってきます。冬場の加温温室でもこの効果は結構大きいです。
冬になると電気温風機を温室内に持ち込む方も多いと思いますが、それプラス小さな扇風機などを併用すると効果がななり上がります。お試しください。
多肉植物 ブログランキングへ にほんブログ村 にほんブログ村 ご訪問の印に”ピッ”と・・・。
2012/11/22(木) 18:39:50 |
マミラリア
| トラックバック:0
| コメント:0
これはうちの温室に40年前からいる
ロホホラ属・ディフューサ です。
確かに40年前にディフューサという名前で購入したのは覚えています。その頃としては結構高価だったように記憶しています。
最近までそのディフューサが翠冠玉と同じだとは知りませんでした。
私の若かりし頃に4cmくらいの苗を購入したのですが、その後さっぱり大きく成らず、少し大きくなりかけたと思ったら根本から腐りかけたりして、結局なくなりはしなかったものの2-4cmの大きさで40年間生き延びてきています。出来た子を挿し木して本数は増えましたが、大きさは4cmくらいから全然大きくなりません。
刺座の毛はほとんど生えてこず、ほとんど点のような状態です。こんなに大きくならないのはちょっと特別な種類なのかと思っていました。
良ーく専門書などの資料を見るとやはり
ディフューサ=翠冠玉 と出ています。
翠冠玉はロホホラ属の中では一番育てやすい品種として紹介されています。本当にそうなんでしょうか。このディフューサはうまく育たない代表のように思えます。でも、40年間で多くの枯れたサボテンたちに比べると、枯れなかっただけ丈夫だったということも言えます。
この苗は確か2年ほど前に植え替えしたと思いますが、それからは一応安定しているみたいです。相変わらず成長は遅いですが、多少大きくなってはいるようです。まだ花を見ていないのでもう少し我慢して育ててみますか。かなりいじけているようですので機嫌が直れば成長し出すかもしれません。この毛のない状態がいつまで続くかわかりませんが、いっそこのままの状態で大きくなった方がおもしろいかもしれません。
こちらは3年ほど前に買った翠冠玉です。結構順調に大きくなってきています。これが普通なのでしょう。この苗は疣がちょっと垂れ気味なのが面白い感じです。
私には今回の2本の苗がどうしても同じとは思えないのですがどうでしょう。
多肉植物 ブログランキングへ にほんブログ村 にほんブログ村 ご訪問の印に”ピッ”と・・・。
2012/11/20(火) 22:44:41 |
ロホホラ
| トラックバック:2
| コメント:0
11月17日から18日にかけて家内とツアーで九州旅行に行ってきました。
阪急トラピックスの九州の紅葉名所巡りのツアー で、福岡、長崎、大分などの紅葉の名所を巡る旅です。
まず新神戸駅で入場券を買って新幹線に乗り込み車内で合流、そのまま博多までのぞみ号で向かいます。
11月17日はあいにくの雨でしたが、昼過ぎからようやく雨が上がり何カ所か行楽地を巡りました。
やっぱり雨の時は写真もコントラストが悪く足下が濡れてせっかくの名所も余り楽しめませんでした。
写真も撮りましたが余り見栄えがしませんので省略します。
翌日は朝から晴れて行楽日和となりました。最大の目的地の九年庵庭園には朝の9時頃につきましたが早くもすごい人です。ここは紅葉と苔などの名所として有名なところとかで、九州各地から非常に大勢のお方が来られていました。1年間に9日間だけしか開いていなくて、この紅葉の時だけしか見る機会がないそうです。
中はさすがによく手入れされた庭園が美しく、紅葉もちょうど見頃で綺麗でした。
少し紅葉の写真をお楽しみください。ネットに掲載の写真は解像度が良くないので今ひとつですが、実際はもっと綺麗です。
でも人の多さにもびっくりです。私たちは比較的早い時間だったために混雑は少しましでしたが、帰る頃には車と人もいっぱいで待ち時間も大変長くなっているようでした。1年中で9日間だけしか開いてないのでその時の土日に人が集中するのでしょう。おまけに前日が雨だったために日曜日に人出が集中したようです。
大変いいところでしたがもしお出かけに成られるお方は出来るだけ早い時間をおすすめします。少しでも遅めになると待ち時間で大きなロスが生じそうです。
その後、いくつかの名所を巡って昨日夜10時過ぎにようやく帰りました。かなり忙しい旅でしたが食事もおいしく、ホテルも綺麗で楽しめました。
紅葉は綺麗でしたが、京都や関西の他の名所に比べるとこちらの方がいいところもあるように思えました。
九州へは仕事で何度か行く機会はありましたが、観光は高校の修学旅行以来でした。個人で九州へ出かけると車にしろ電車にしろかなり大変で費用もかかります。その点ツアーは安くあがり手軽です。やっぱり年が行ってくるとツアーの方が行きやすくなってきます。
わたしも、紅葉の頃はカメラを持っていろんな所へ行きましたが、私はおすすめできるのは兵庫県丹波市にある高源寺です。紅葉の数も多く、見応えがあります。
前に行ったときには天候が悪く、また時期が少し遅めだったためもう一度行きたいと思っています。
おそらく今年はもう時期が遅いかもしれませんが、来年11月上旬頃が良さそうです。
紅葉マニアのお方もいかがですか。紅葉に最適な時期はほんの1-2週間くらいです。好時期の週末の天気が良くないと十分楽しめない場合もあります。天候次第なのが玉にきずですが。天気の良いことを祈るばかりです。
多肉植物 ブログランキングへ にほんブログ村 にほんブログ村 ご訪問の印に”ピッ”と・・・。
2012/11/19(月) 22:05:18 |
旅行・行楽
| トラックバック:1
| コメント:0
秋が深まって、気温が下がってくると斑入り苗が赤味を帯びてくるようです。
黄色の斑入り苗も少しオレンジか赤味を帯びてくるものが多く、元々赤い斑入り苗はより鮮やかに成るみたいです。
うちの温室には
4本の緋牡丹錦 があります。それぞれ少しずつ赤くなって綺麗になってきました。
上の写真は一番赤味の強い苗で今までも何度かご紹介しています。赤い色が鮮やかでいいのですが、斑の面積が広いためか成長が遅く、花も咲きません。やっぱりある程度緑の部分がないと成長しにくいみたいです。
この苗の子孫を増やせればいいのですが今のところそれは実現できていません。来年はどうかな。
この苗も赤いところはいい色をしています。これは成長もそこそこいいみたいです。今年は他の苗と交配して種親として子孫を残してくれました。まだその実生苗の方は2mm前後で斑の状態まではわかりません。しかし、いくらかは斑入りも出ているみたいですので来年になるとその状態もわかってくるでしょう。期待しています。
この苗はまだ果実を付けたままです。夏に勝手に受精して実が出来ました。交配していないので自家受精ということでしょう。果実も小さいのでほとんど種は出来ていないのかもしれません。自然に取れるまで置いておこうと思います。緋牡丹錦の種は非常に小さいのでほんの少しでも取れれば結構数はあるでしょう。種が取れればラッキーというくらいの感覚です。
この苗は斑のない部分の色がかなり黒っぽいです。この原種である牡丹玉には肌色が緑の物と黒っぽいのがあるようです。その肌色の違いが斑入り部分の色との対比でいろんな斑柄が出来ます。緑の肌色の物と黒っぽい肌色の苗とでは同じ斑柄でも全く雰囲気の違う苗になります。その辺が緋牡丹錦のおもしろさでしょう。
この苗は赤味は少ないですが黄色の斑と赤い斑、緑の部分が混ざってそれなりに綺麗になってきました。赤い斑もいいですが黄色の斑が混ざるのもまた風情があります。
今年はこの苗を種親として1個果実を収穫して種が取れました。小さな種なので1個の果実で種の数は数百個取れたのではないかと思います。今まで2回実生して50個くらいずつ蒔きましたがまだいっぱい残っています。来年のこりを蒔こうと思いますが、これら全てが発芽して大きくなると置き場所もなくなります。いい斑入り苗だけを残して処分する方がいいんでしょうが、かわいい苗を処分するのは気が引けます。まだかなり先のことなのにどうしようか悩んでいます。
多肉植物 ブログランキングへ にほんブログ村 にほんブログ村 ご訪問の印に”ピッ”と・・・。
2012/11/16(金) 21:05:00 |
ギムノカリウム
| トラックバック:0
| コメント:4
寒くなってきました。
昨日の夕方気温を測ると7度になっていました。寒いはずです。私の住んでいるのは兵庫県の南部ですが、すぐ近くに川があって冷たい風が吹き抜けるので近所と比較しても2-3度低いことが多いです。
こんな温度でも温室内は電気温風機を使用しているので5-6度ほど外気よりは高くなります。こんな中でもマミラリアのサボテンは冬から春にかけて花を咲かせる品種は少しずつ成長しているようです。
上の写真は
マミラリア・アルビコマ です。以前中刺のない麗光殿と似ているということでご紹介しました。まだ似た感じはありますが、以前とは大分外観は変わってきました。子がたくさん出てきてかわいい群生株になってきました。柔らかな白い毛を出してふわふわした優しい感触です。花は白に近いクリーム色で余り目立ちませんが、今、小さな蕾を出しかけているところです。花がなくてもかわいいサボテンです。
マミラリア・アザラシ です。
なぜアザラシなどという名がついたかよくわかりませんが、マミラリアの中では男性的な品種です。強い中刺が出て勇猛な雰囲気です。少し子が出始めています。群生してくるのでしょうか。この品種は群生するタイプと成長点が分かれて分頭するタイプとがあるようです。私は子吹きするタイプの方が好きです。綺麗な群生株になって欲しい。
マミラリア・ラウイ です。
カルメナエに少し似ていますがこちらの花は濃い赤紫色です。小さな蕾が出始めています。開花までもう少しです。
以前この群生株がありましたが、今年枯れてしまいました。白っぽい刺が密集しているので腐りの進行がわかりませんでした。抜いてみると根は張っていました。根がいったん張ってから枯れるということは根腐れでしょうか。そんな兆しもなかったのですが、かわいそうなことをしました。原因がよくわからないということは気分がすっきりしません。丈夫なはずのマミラリアでも枯れることがあります。私の育て方が悪いのかもしれませんが、まだまだ未熟だなーと思ってしまいます。
マミラリア・テレサエ です。
マミラリアの美花種ですが、花は5月頃で少し遅めです。この種は冬場は休眠でしょう。水をやりすぎないようにして休ませてやります。うちにやってきてから約2年たちますがほんの少ししかおおきくなっていません。成長は結構遅いみたいです。でもルエッティーなどと同じくうまく育ちかけるとすくすく育ちそうに思うんですがそれがなかなか難しいです。マミラリアの小型の美花種、ルエッティー、テレサエ、ナピナ、サボアエ、ブーリーなどは人気もありますが、結構そだてるのが難しいものが多いみたいです。
うまく育てるコツをつかみたい物です。
多肉植物 ブログランキングへ にほんブログ村 にほんブログ村 ご訪問の印に”ピッ”と・・・。
2012/11/15(木) 22:48:59 |
マミラリア
| トラックバック:0
| コメント:0
きょうはサッカーの日本代表対オマーン戦を見ていて遅くなってしまいました。
何とか勝ててほっとしてブログを書き始めました。
今日ご紹介するのは1ヶ月半くらい前に接ぎ木した
ルリ兜錦の実生接ぎ苗 です。台木は例によってキリンウチワです。
前回に今年最後の実生ということでご紹介したときの苗ではなく、それよりの2-3週間ほど前の接ぎ木です。
上の写真はようやく穂が活着してきたかなという状態です。接ぎ木面の一部しか突っついていないので穂が傾いてきています。でも穂の方がふくれてきているので何とか接ぎ木は成功したようです。
こういう風に全面がうまくくっついていない場合は台木から脇芽が多く出てきます。それを取らずにいると脇芽の方に栄養が行ってしまい穂がうまく成長しなくなります。こまめに脇芽を切り取ってやりましょう。
これは何とかうまく接げているみたいです。穂はルリ兜錦のはずですが刺が出ています。おそらくしばらくするとなくなるとは思いますが、キリンウチワの接ぎ木では出なくてもいい刺まででやすいのかもしれません。
この苗も傾いておまけに刺まで出ています。刺有りルリ兜なんて変ですよね。
この苗は特に傾いています。ほとんど真横をを向いたような格好です。これでもなんと接げているようです。横を向いたままおおきくなってはちょっとかっこうわるいですが、何とか育ってくれれば良しとしましょう。
私はキリンウチワは4寸(12cm)鉢に4本植えにするようにしています。1本ずつよりもスペース的に少なくてすむというだけの理由ですが、2寸5分(7.5cm)鉢4個にするよりも1本あたりの土の量は多くなっていいのではないかと思っています。
ルリ兜錦は今年の実生苗で、まだ斑の状態がわからない大きさですが来年の春には斑柄もわかってくるでしょう。今回接いだ苗は比較的斑柄の良さそうな物を選んでいます。少しは期待できるかもしれません。
以前は接ぎ木に自信がなかったので、失敗が怖くていい斑柄の苗は接げませんでした。それが大分成功率も上がって貴重な苗も接げるようになってきました。多少は進歩したかな。
また成長経過はご報告します。
多肉植物 ブログランキングへ にほんブログ村 にほんブログ村 ご訪問の印に”ピッ”と・・・。
2012/11/14(水) 23:16:33 |
兜丸類
| トラックバック:0
| コメント:0
以前、精巧殿系の実生接ぎ苗のご報告の際にちょっと違う形の苗がありましたとお知らせしましたが、これは精巧殿系の苗ではありませんでした。
先日、この実生接ぎ苗の名前のラベルを見てみると、Perezderarosaeとなっていました。
そうです。これは私の好きな
マミラリアのペレツデラロサエ でした。
精巧殿系の苗と同じ時に接いだので、てっきり精巧殿の仲間と思いこんでいました。申し訳ありません。刺の出方は少し似ていますがこの中刺の鈎型はやはりペレツデラロサエでした。
前回のご報告時から少しおおきくなって1cm強になりました。やっぱりこいつはかわいいです。
もう1本のこの苗はperezderarosae v el sauzとなっています。
これはペレツデラロサエの変種のようですが違いがもう一つよくわかりません。ネットで調べてみてもはっきりした解説が見あたりません。
どうもペレツデラロサエの花が濃いピンクになった物か、または白刺が密集した物のどちらかのようです。
いずれにしてもまた違った魅力の苗が出来るかもしれません。楽しみに育ててみます。
今日ネットで改めてペレツデラロサエを調べてみて、その刺の形や色合い、花の色などかなり変化の範囲が広いことに驚きました。真っ白い縁棘に包まれて、黒い鈎棘を出し、ピンクの綺麗な花を咲かせるような苗を育ててみたい気持ちが強くなりました。それには毎年新しくいろんな所から種を買って実生してみなければ成りません。結局多くの実生苗の中からいい系統の苗を選別するしかありません。
来年もがんばってみますか・・・。
同じ時に実生したこの苗は名札を付け忘れていました。ペレツデラロサエなのか、はたまた精巧殿の仲間なのか今のところわかりません。中刺があるところを見るとやはりペレツデラロサエのように見えますが。精巧殿の仲間にも有刺精巧殿という中刺のある品種があるそうです。それかな?
実生、実生接ぎはおもしろいですが雑に扱って名札を付けなかったり、混同したりすると後々困ることになります。私も気をつけてはいるつもりでしたが、元来ずぼらな性格でついつい手を抜いてしまいがちです。
やっぱりきっちり品種管理はしっかりしないといけませんね。
多肉植物 ブログランキングへ にほんブログ村 にほんブログ村 ご訪問の印に”ピッ”と・・・。
2012/11/13(火) 22:42:24 |
マミラリア
| トラックバック:0
| コメント:0
前にどこがいいのかわからないなどとご紹介した
ロホホラ属・銀冠玉 がいつの間にか増えてきました。
確かに少し地味な感じの苗ですが、その白い肌と、体に似ず綺麗なピンクの花を咲かせるところが何となくいい感じに思えてきました。今のところどの苗も順調に育っています。
このサボテン、刺はなくてさわっても全く痛くないし、押さえると、柔らかくてぷよぷよしています。ちょっとゼリーのような触感です。
上の写真は一番大きな苗で約7cmになりました。すくすくと育って未だに花を咲かせています。この2個の花の向こう側には赤い実が隠れています。別に交配したわけではないですが、自家受精で種が出来ました。交配させるともちろん確実に実が出来ますが、交配しなくても実が出来るときがあります。自家受精の場合、取れる種の数は少ないみたいですが。
今年はこの銀冠玉の実生もだいぶできました。今はまだ3mm前後ですが、少しつや消しの肌が見えてきたところです。またそのうちご報告します。
これが2番目の苗です。大きさは6cmくらい。素直な形をしています。銀冠玉は刺座のところが疣状になったものを疣銀冠などと呼んで珍重するようです。別にそんなのが綺麗だとかではなくて、物珍しいというだけでしょうが。
これが3番目の苗です。最初は他の苗と同じように見えていましたが、この苗だけ他のより明らかに肌が白いです。この白さは王冠竜の肌の感じに似ています。疣の感じも他とは少し違うみたい。大事に育てて特徴が出た苗になって欲しいです。
これが4番目の苗です。これだけ全く別の方から買った苗で、花は少し薄めの色でした。そして今できている種もさやが白い色をしています。他の苗はさやが赤いのにこの苗だけ白いです。このさやは少しピンクがかった状態で完熟みたいです。なぜそういう風になるかはわかりませんが、同じ種類内での系統の違いでしょうか。
今年、この子等を親として蒔いた苗もかなりたくさん出来ています。来年くらいになればそれぞれの特徴も出てくるでしょう。何か変わった特徴のある苗が出来ないか少しだけ期待しています。
斑入りなんてのはないかなー。銀冠玉の斑入りは高くて買えないので。
多肉植物 ブログランキングへ にほんブログ村 にほんブログ村 ご訪問の印に”ピッ”と・・・。
2012/11/12(月) 22:19:55 |
ロホホラ
| トラックバック:0
| コメント:0
涼しくなり、
マユハケオモト が元気になってきました。
これは数年前に知り合いの方から頂いた苗で、去年の寒さで一時腐りかけて、何とか持ち直してきた状態です。下の方の茶色くなったところがそうです。夏場はもう一つ元気のないような感じでしたが涼しくなってくると元気になってきました。
これも多肉植物として扱われると聞きます。でも温室に入れなくても大丈夫そうなので、うちでは家内が花と一緒に世話をしています。
本来、秋に花を咲かせるそうですが、まだ苗の調子が十分でないからか今年は花芽が出てきません。もう1年じっくり育てて来年の秋の花に期待です。ハケのようなおもしろい花を付けます。
毎年うちの近所は結構冷えて、このマユハケオモトも外に置いていて冷害で枯れかけました。去年は一番冷えたときには-7度になっていました。
今年は室内に取り込んで凍らないようにしてやろうと思います。子供が出来て数は結構増えています。来年は花盛りになりますように。
多肉植物 ブログランキングへ にほんブログ村 にほんブログ村 ご訪問の印に”ピッ”と・・・。
2012/11/11(日) 23:03:29 |
多肉植物
| トラックバック:0
| コメント:0
今年の1月、厄神さん(厄除け稲荷)に行ったときに買ったクラッスラ・火祭りです。
買ったときは非常に綺麗な赤い色をしており、こんなに綺麗な多肉があったのかと驚き、ついつい買ってしまいました。私は多肉植物は余り得意でないので、こんな種類の苗があることも知りませんでした。
余りにも赤い色が綺麗なのでズーとこのまま育つのかと思っていましたが、春になり暖かくなって成長し始めるとだんだん緑の部分が多くなり、夏前にはすっかり緑になってしまいました。
上の写真は今年の6月の状態です。盛んに成長して良く伸びますが、色は赤味がほとんどなくなっています。
成長は早いようです。植え替えれば1年で倍以上に成るみたいです。日当たりの悪い場所に置いていると葉が細くなり、徒長気味になるようです。出来るだけ日当たりのいい場所において通風に気をつければ葉の大きなしっかりした苗になりそうでする。
私の苗も最初、他のハオルチアの多肉などと同じ日陰に置いていましたが細くなってきたので日当たりの良い場所へ移動させました。同じ多肉植物とはいえ品種によって栽培法は違う物ですね。
これが10月27日の火祭りです。
少し肌寒くなってきて刃先が赤味を帯びてきました。どうやら紅葉が始まったようです。苗は夏に伸びすぎてきたので途中から切ってそこから子が出てきています。どうやら紅葉するためには温度が下がる必要があるようです。それがわかってきて、苗を温室から出して外気に直接触れるようにしてやりました。耐寒性がどれくらいあるのかよくわかりませんが、まず0度までは大丈夫だろうということで12月中頃までは外に置いておくことにしました。
そして、これが11月7日の火祭りです。
かなり赤くなってきました。もう一息です。全体が赤くなるまでは我慢です。やっぱり赤い方が綺麗です。
巷で多肉植物の愛好家が増えているように聞きます。その中にはハオルチアのファンが多いようですが、このクラッスラなどを好んで育てられている方も多いとか。確かにこの季節による色合いの変化はおもしろいですね。丈夫で育てやすいのもいいです。私は余り多くの種類を集めるにはスペースの点で無理なので我慢しますが、多肉の魅力の一端を感じ取れたのは意義がありました。
この火祭りの色の変化は紅葉ヘキランと共通する部分があるように思います。秋が来て気温が下がってくると黄色や赤い色に変わるところが似ています。また、光は良く当てる方が赤く成りやすいみたいに感じます。
秋、冬は太陽の高さが低く斜め横方向から光が当たります。紅葉ヘキランなどは光に向いている側の方が赤くなるようです。まんべんなく色を来させるには鉢を回してやることが必要みたいです。
今年の冬場はこの火祭りや紅葉ヘキランなどの色の変化も楽しめそうです。
冬場はサボテンの成長も止まり、花も少ないので楽しみも減ってしましがちですが、こういう風に冬場に変化が楽しめるサボテン、多肉植物があるということは冬場の楽しみが増えていい物ですね。
多肉植物 ブログランキングへ にほんブログ村 にほんブログ村 ご訪問の印に”ピッ”と・・・。
2012/11/10(土) 22:03:07 |
多肉植物
| トラックバック:0
| コメント:0
キリンウチワに
実生接ぎした太平丸に出来た子 をはずして袖ヶ浦に接いだのがこれです。接ぎ木するのは例によって伸縮包帯を使用しました。便利です。
刺は接ぎ木するときにじゃまになるので切り取っておきました。
今見える長い刺は新しくできた刺です。さすがに親に似ていい刺が出ました。この刺で全身を覆うようになったらさぞたくましい姿に成るでしょう。
最初縮んでいたようになっていた体は成長を始めると丸々と太ってきました。さてどういう風に育つか見物です。親苗と同じ遺伝子ですので刺の出方が違うと台木による差という事になります。来年になれば比べられると思います。
こちらもまずまずの刺みたいです。今年の成長期もあと少しです。来年の春の成長開始が見物です。キリンウチワよりも袖ヶ浦の方が寒さに強いので成長開始も早いかもしれません。
太平丸は春に出る新棘が一番綺麗みたいです。小苗のうちは春から秋まで成長しますが、おおきくなると春にしか成長しないみたいです。それも春一番に出す新棘は赤くて綺麗です。その後夏頃には刺も少しくすんでくるようで、春の色鮮やかさはなくなるみたいです。
今出ている刺もまあまあ綺麗ですが春になればもっと綺麗な刺が見られるのではないかと思います。
同じ子でもこれは刺が少し短いです。同じ遺伝子のはずですが、日当たりの差にもよるのかもしれません。
同じ時に接いだ苗でうまくいかなかったのがこれです。干からびたようになっています。一度うまくいかなかったので再度接ぎ直しましたが大分弱っていたのでだめかもしれません。
他の苗も最初はこんなでした。うまく接げれば生き生きしてきますが失敗するとしぼんでだめになります。
成功率は80%くらいだったと思います。はずした子を接いだだけで8本出来ました。結構いい感じで増やせたことになりました。子がいっぱい出過ぎて良くないと思っていたのが、けがの功名というか、うまくいい苗を増やせてラッキーという結果に成りました。
またこれらの苗は随時成長経過を報告させていただきます。
多肉植物 ブログランキングへ にほんブログ村 にほんブログ村 ご訪問の印に”ピッ”と・・・。
2012/11/08(木) 22:54:58 |
エキノカクタス
| トラックバック:0
| コメント:0
前に書きました
太平丸のキリンウチワの実生接ぎ苗 の経過をお知らせします。
上の写真は子吹きした子供を3個ほど切り取った苗です。ようやく少し上の方が太ってきました。上の方が太ってくると下の子をはずした傷跡が目立たなくなってきます。最初は傷跡ばかり目立って大丈夫かなと思いましたが、少しおおきくなって一安心です。
刺は相変わらずいいのが出ています。これはニコリーなどではなく普通の太平丸ですがこの刺の大きさはキリンウチワの威力なのでしょう。袖ヶ浦よりもいい刺が出るみたいです。
これはもう一本の方です。これもいい刺が出ています。加温しているからかまだ成長しているみたいです。大きさはいずれも3cm-3.5cmくらいです。これは子吹きしている子をはずしたのこりですので、もし子が出ていなければもっとおおきくなっていたのではないかと思います。
確かこれらを接いだのは今年の4月頃だったと思います。驚異的な成長です。去年の夏に袖ヶ浦に接いだ苗と同じくらいになりました。
横から見るとこんな感じです。まだ傷跡は目立ちますが実際の接ぎ下ろしすると土の中に隠れる部分なのでいいカナーなどと思っています。
接ぎ木の成長速度はその台木の威力によるところが多いです。同じ袖ヶ浦でも細くて小さな苗に接ぐと成長は余り早くないですが、太くて長い台木に接ぐと成長がかなり早いみたいです。
私の所では袖ヶ浦は余り太いのが出来ませんが、ヤフオクなどで購入した苗の中には太さ6-7cm、長さ30cm近い台木に接いであるのを見かけます。それくらい大きな台木なら成長も格段に早くなるでしょう。
キリンウチワは太さそのものはせいぜい7mmくらいですが、その長さや元気具合で成長速度はかなり変わるようです。また接ぎ木するときの活着具合が良ければ成長開始も早いし、台木から子吹きすることも少ないようです。台木からの子がたくさん出るようなときは活着が良くないことが多く、成長も子に行く養分があるため遅くなります。
たまたま今回の太平丸のキリンウチワに接いだ苗は子吹きすることもなく順調に育ったため、これだけ早くおおきくなったのだと思います。
でも、キリンウチワの実生接ぎはただ乗せるだけなので、全体がきっちりうまく接げることは結構難しいみたいです。私の場合今年の接ぎ木の成功率は約70-80%くらいで、その中の半数以上は一部だけくっついたような状態になっています。傾いた様な格好で接げているのはそんな苗です。
これらの苗からはずした子がどうなっているかは明日書くことにします。
よろしく。
多肉植物 ブログランキングへ にほんブログ村 にほんブログ村 ご訪問の印に”ピッ”と・・・。
2012/11/07(水) 22:24:54 |
エキノカクタス
| トラックバック:0
| コメント:0
えー、11月に接ぎ木を・・・?と馬鹿にされそうですが、今日接ぎ木をしました。
サボテンの栽培手引き書には接ぎ木や実生は8月か9月までにするように書かれています。もちろんそのことはわかってはいましたが、やむを得ずということで今回接ぎ木をすることになりました。
実は、
エピテランサ・小人の帽子 の白い刺の苗を買って育てていたのですが、根腐れをしてしまいまして、急遽接ぎ木をしないといけなくなりました。
小人の帽子は直径4cmばかりの小さな群生株でしたが、純白の綺麗な刺をしていて何とかおおきくしてもう一株と交配させたかったのですが、元気がないなーと思いながらさわってみると見事に腐っていました。
白い刺が密集しているので内部の腐りが外からではわかりませんでした。
腐っているところを除去して行くと先端2cmほどだけが何とか腐りが届いていませんでした。そこで何とか助けてやりたいと思い、袖ヶ浦に接ぎ木しました。
小人の帽子は大分弱っていましたので肉がやせて落ち込んでいましたのでうまく接げるかどうか今のところわかりません。一応3本接ぎました。何とか育ってくれればいいんですが。
袖ヶ浦の接ぎ木には例によって伸縮包帯を使用しました。一番細めの包帯を二つ折りにして袖ヶ浦の刺に引っかけて止めます。昔はミシン糸などを使用してぐるぐる巻にしていましたが、それに比べると非常に簡単で失敗も少なくなりました。便利になった物です。
接ぎ木ついでに前に載せました
ヘキラン錦 の形のおかしい苗などを一緒に実生接ぎしました。実生接ぎといえども、実際は実生後1年ほどたった苗です。実生苗の中には正常な成長点を持たない苗や、石化、綴化など奇形と思われる苗などは生長が悪く、うまく育たない物がちょくちょくあります。そんな苗は接ぎ木の世話にならないと育ってくれないことが多いです。今回はそんな苗を一緒に接ぎました。
これは成長点がおかしくなって生長しない苗です。一応ヘキラン錦ですが接いでもうまく育つかどうかわかりません。うまく育てばかなりめずらしい姿になるでしょう。
これも成長点がなくなったような変な苗です。うまく育たないかもしれません。斑入りのようなんですがはっきりわかりません。
これまた成長点がとんがったようになったおかしな苗です。いつまでたってもおおきくなりません。確かに斑入りですが、おおきくなればおもしろそうです。
これは亀甲紅葉ランポーらしき苗です。ピンクで綺麗な色をしていますが成長が良くなく、さっぱりおおきくなりません。そこで接いでみようということになりました。
いずれも実生後1年以上たっていますので身がかなり固くなっていてキリンウチワにうまく接げるかどうかわかりません。本来実生接ぎとは実生後1-3ヶ月くらいのまだ柔らかい苗を接ぐ物なので1年以上経過した苗がうまく接げるかはわかりません。うまくいえばラッキーというくらいの気持ちでいた方がいいでしょう。
うちの温室はもう2-3週間前から暖房用の温風機を出して使用しています。外気の温度は10度を下回るくらいになってきましたが、温室内は+5~+6度位になっているでしょう。そのためまだ少しずつキリンウチワなども成長しています。それで何とか接ぎ木も可能だろうと判断して行いました。もちろんもう今年の成長がほとんど見込めませんが来年元気に育ってくれればいいと思っています。
今電気工事屋さんに温室内へ単三200Vの電気を入れてもらうように依頼しています。温室用の電気温風機の容量を大きくして加温能力を上げようと思っています。外気よりも+8~10度上昇をもくろんでいます。温度を高めに設定して少しでも長く成長させてやろうということです。うまくいくでしょうか。
これからの長い冬場、うまく乗り切れますように・・・・。
多肉植物 ブログランキングへ にほんブログ村 にほんブログ村 ご訪問の印に”ピッ”と・・・。
2012/11/06(火) 22:09:39 |
接ぎ木・接ぎ下ろし
| トラックバック:0
| コメント:0
昨日、何気なくサボテンを観察していると、
精巧殿 の頂部に何か黒い物がありました。最初は何かゴミでも付いているのかと思い、ピンセットでつまもうとしました。
でも取れません。よく見ると何か蕾のようです。
そういえば去年も精巧殿は早くから蕾をつけていました。それがなかなか咲かず、やきもきしたことを思い出しました。去年のことははっきりとは記憶していませんが確か年末頃には蕾が出ていた様でした。
今年は11月の始めに出始めたということです。
その花は結局咲くまでに大変長い時間を要して、3月20日前後に咲いています。来年はいつ咲くかまだはっきりしませんが、同じ時期であるなら約4ヶ月という事になります。
もう1本の方にも蕾が出ていました。
1年の約1/3の期間を要して花を咲かせるとはちょっと驚きです。
牡丹類などは蕾が見え始めて数日で開花します。その他のサボテンも普通は1-2週間で開花します。
この精巧殿の花は綺麗な事で有名ですが、花を咲かせるためにこんなにも長い月日をかけて咲かせるのですから、こちらもそれ相応の世話をしてやらないといけないと実感します。開花までには厳しい冬の寒さを乗り切らないといけません。
精巧殿は温度を高めに保った方がいいんでしょうか。
また水は断水した方がいいのか、適度に灌水した方がいいのかその辺がよくわかりません。
一応花を咲かせるために、それなりに少しずつ成長しているのではないかと思うのですが。
以前精巧殿を腐らせた経験があるのですが、何が原因だったかまだよくわかっていません。
詳しいお方があれば情報交換しませんか。
多肉植物 ブログランキングへ にほんブログ村 にほんブログ村 ご訪問の印に”ピッ”と・・・。
2012/11/05(月) 22:54:50 |
ソリシア
| トラックバック:0
| コメント:0
昨日、写真を整理していますと興味ある写真が出てきました。
それは古くからある
マミラリア・玉翁殿 の写真です。
私がサボテン栽培を再開する少し前の2010年の5月頃の写真です。まだサボテン栽培を再開するかどうか位の時で、この玉翁殿も余り元気のない時期でした。
3本ある30-40-年前の私の実生ですが、3番目の大きさの苗です。
まだ体に元気がないので緑の地肌が見えません。やけに白い毛だけが目立ちます。白い毛の固まりのようです。これはこれでおもしろいですが、やっぱり元気に育っていないのでその点で魅力が減退します。
2010年5月の写真です。
私が20歳前後に種を蒔いて育てた苗ですがその後の長い間のブランクで枯れはしなかった物の、ずーっと成長できずにいた頃の写真です。
それを植え替えしてまめに水をやるようになり、少し成長しだしたのがこれです
2011年3月の写真です。
成長点に緑が見えてきて生気が感じられるようになっています。毛は少し少なくなってきましたが本来の玉翁殿の姿に近くなってきて将来が楽しみになってきた頃です。
2012年2月の写真です。
今年の2月の写真です。撮影角度が違いますが、成長点が生き生きしてきて1個出ていた子もおおきくなってきています。以前毛が巻き付いたようになっていたのが、体から放射状に伸びるようになってきました。全体に白さが増したようで純白の毛が綺麗です。元気がみなぎっているようで見ていて嬉しくなるような姿です。
2012年10月末の写真です。
そしてこれが10月末の写真です。夏場は少し休眠するようで余り変わってはいませんが、成長点付近が少し白い毛が増えてきたようです。
玉翁殿については長く育てている割に、成長期が今のところよくわかりません。真夏は少し休眠するように感じていますが、その他の時期は少しずつ成長しているようです。真冬も温度さえあれば少し成長するように感じています。
もちろん、水を切っていれば必然的に休眠ということになるでしょうが、去年は冬場でも土が乾けば水をやっていました。それで少し成長していたのかと思います。
マミラリアのサボテンは秋から冬、早春にかけて開花するものが多く、開花するということは成長しているということかと思います。
この玉翁殿は開花は比較的遅めで4-5月頃ですが開花の準備は秋から始まっているように感じます。今年も温室内は加温に努め、マミラリアのサボテンについては水やりも続けていこうと思っています。
どうか根腐れなどが起こりませんように。
兜丸や、太平丸のような夏型のサボテンは水をほとんど切ってしまうようにする方がいいんでしょうね。
多肉植物 ブログランキングへ にほんブログ村 にほんブログ村 ご訪問の印に”ピッ”と・・・。
2012/11/04(日) 22:53:17 |
マミラリア
| トラックバック:0
| コメント:0
今日は一昨日の続きで魅力的なマミラリアのサボテンたちをご紹介します。
上の写真は
マミラリア・明星 です。
先日の銀の明星の原種に当たります。金色の刺を放射状に出して綺麗に群生します。その刺の出方が星の輝きに似ているので明星という名が付いたのでしょう。夕空に輝く金星のことを示しているのでしょう。確かにそんな雰囲気があります。
かなり大きくなって16cm位になりました。白い花は少し地味ですが刺の出方が綺麗でお気に入りです。かなり大きくなってきたのでまた小さな子が出始めているようです。どういう形になっていくか見守りたいです。
花のアップです。目立ちませんが金色の刺との対比で綺麗です。
マミラリア・雪姫 です。
春星の短棘変種だそうです。春星が白い刺を密集して真っ白に見えるのに対してこちらは半分肌が見えます。刺の形が雪の結晶のように見えるので雪姫と名付けられたのでしょう。いい名前です。
去年ちょっとこじれかけて、主頭の上の方が細くなってしまいました。ちょっと残念です。そのうち子がおおきくなってくると目立たなくなるかなーなどと思っています。去年は成長不足で花も少なかったですが、少し持ち直したので今年は花も期待しています。花は、春星と同じで濃いピンクの小輪です。
マミラリア・白絹丸 です。
丸っこい体に細くて長い刺を横に広げるようにしてのばします。その刺が絹のように見えるのでこの名が付いたのでしょう。うちの苗は少し刺座が黄色っぽいので絹を連想しにくいですが、真っ白ならちょうど絹のボールの様でしょう。真っ白な個体を探して育ててみたいところです。
この苗は花が綺麗で、赤い中筋のあるピンクのかわいい花を咲かせます。
もう1-2ヶ月すると咲くと思いますのでまたご紹介します。
多肉植物 ブログランキングへ にほんブログ村 にほんブログ村 ご訪問の印に”ピッ”と・・・。
2012/11/02(金) 22:49:19 |
マミラリア
| トラックバック:0
| コメント:0
この写真は今年9月27日の
兜錦の実生苗 の写真です。再掲載ですが、このときは今年最終の実生ということで色々蒔きました。
その中の兜錦x兜丸の実生苗です。70-80本ほど生えていますが、ほとんどが白くてわずかにピンクがかった色合いです。
これらの白い苗は葉緑素を全く持たない全斑の苗で、正木では育たない苗です。
とはいうもののわざわざ種まきしてほとんどが育たないでは余りにもむなしいので、何とか育って欲しいと思いながら見守りました。わずかでも葉緑素が残っていると育つのでそれを期待したのですが・・・・・。
これが同じ兜錦の今日の姿です。
白かった全斑の苗はほとんどが透明になり、内部から腐ってきました。残ったのは最初から緑色をしていた14本の苗だけになりました。
結局白っぽい苗は全てが全斑で全然残りませんでした。残った緑の苗には全く斑は入っていないようで、結局斑入りは全滅という結果になりました。
去年から今年にかけて何度も兜錦やルリ兜錦を実生しましたがこんな結果はめずらしいです。ほとんどの場合は多少の斑入り苗が残ることが多いのですが、全斑か全く斑なしか、のみになるなんて最低の結果です。
去年は一つの果実、70-80本分がほとんどいい斑入りになったこともありました。その代わり全く斑入りが出ないときもありましたが、全斑か全く斑なしかなんてのは初めてです。
兜錦に花が咲いたとき、花筒の部分が緑と赤色の筋状になっているときがいい斑入りになることが多いようですが、まだはっきり断定も出来ません。斑入り株同志の交配でもいい斑入りが出来るとは限らないようで、いい斑入り苗が出来るのは偶然か、たまたま運が良かっただけなのかもしれません。
私は斑入りが好きなのでこれからもいい斑入り苗を求めて実生をしようと思っています。
でも、どうやればいい斑入り苗が生まれるか、まだまだ勉強が必要だなーと痛感します。
多肉植物 ブログランキングへ にほんブログ村 にほんブログ村 ご訪問の印に”ピッ”と・・・。
2012/11/01(木) 22:42:45 |
兜丸類
| トラックバック:0
| コメント:0