ネオポルテリア・銀翁玉の花が満開です。
なかなか見事です。
ネオポルテリアの花は花弁の先の方が濃いピンクで、根本の方は白っぽい色に変化しています。何とも優雅な花です。花の背が高くて細身なのが特徴的です。花の数を数えてみると10個も同時に開花していました。それでもまだ少し蕾が残っているみたいです。


私もネオポルテリの花を見るのは約40年ぶりです。むかし、私の若い頃に少し育てていて、その時の写真が残っていましたが、もうほとんど忘れてしまっていました。その時の苗が銀翁玉だったのか、白翁玉だったかも思い出せません。そういえばこんな綺麗な花でした。
ネオポルテリのサボテンはどれくらい大きくなるんでしょう。余り大きな苗を見たことがありません。おそらく小型の品種なんでしょうが、大きくなると群生するのか、または子吹きせずに背が高くなるのかどちらかでしょう。ノトカクタスなどと同じように大きくなると育てにくくなるんでしょうか。
とりあえずこれを枯らさないように育てて、来年はもっと多くの花を咲かせるようにがんばってみましょう。
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- 2013/01/31(木) 22:32:53|
- ネオポルテリア
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昨日の
ペクチニフェラ錦です。
昨日開花して花粉を付けてはみたものの、雌しべが開いてないみたいでもう一度やってみようと思っていたところが、今日見ると1番目の花はすでにしぼんでしまっていました。
どうも、このペクチニフェラの花というのは開花時間が短いみたいです。
雌しべもうまく開かないのか、またはそういう丸いずんぐりした形で、一般的な花のように枝を開いたような形にならないのかもしれません。
ペクチニフェラの花自身が小さく、雌しべもかなり小さいためその辺がよくわかりません。昨日掲載した写真はかなりクローズアップしていましたが、それでも良く判別できません。
別に交配しないでも結実してくれるなら問題ないですが、今のところ結実したのかどうかわかりません。3-4日して花殻が落ちなければ結実したと思えるのですが。
まだ蕾はたくさん出来てきているので次の分でももう一度交配を試してみましょう。同じ花の間での交配なので本当の交配ではないですが。
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- 2013/01/30(水) 22:44:28|
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去年の12月初め頃に蕾が出始めて、約2ヶ月かかりました。
ペクチニフェラ錦にようやく花が咲きました。小さな花のくせに非常に長い間待たされました。
結局蕾の数はかなりたくさん出ています。20個くらいはあるでしょうか。
花は黄色で直径1cm足らずの小さい黄色花です。まあ、お世辞にも立派な花とは言えませんが、花を付けたことだけでちょっと嬉しく思ってしまいます。
ペクチニフェラは自家受精すると聞いています。果たしてこれも自家受精で種が取れるんでしょうか。「自家受精で種が取れることもある」ということかもしれません。私の所の苗も去年の春に入手したので初めての開花です。そのため種が取れるかどうかはわかりません。

カメラ(PENTAX K5+SIGMA MACRO50mm)で目一杯クローズアップしてみました。大きく見えますが花径は1cm足らずです。
良く自家受精するといわれるエピテランサの月世界でも、必ず自家受精するとは言えず、たまに受精するくらいな感じです。エキノカクタスの金鯱は必ず自家受精するようですが、このペクチニフェラはどうでしょうか。
念のために雄しべを取って雌しべの先に付けてやりました。でもこの花の雌しべはまだ開いてないようで固く閉じたような感じです。明日になれば雌しべの先が開いてくるかもしれません。ひょっとするとずーっと雌しべが開かない可能性もあります。そういう物は交配が出来にくいみたいです。その代表がマミラリアのルエッティーやサボアエ、春星で、これらは交配してもうまく受精してくれません。まあ、これはうちでの話で、他のお方は上手に交配されるのかもしれませんが。
このペクチニフェラに種が取れれば実生が出来るのですが。
斑入りなので生まれた苗に斑入りの期待も出来ます。ペクチニフェラの種はほとんど売っていないし、小苗は結構綺麗そうなので何とか実生をしてみたいです。
確実な受精を目指してもう一株開花苗を入手しようかな・・・・。
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- 2013/01/29(火) 22:56:21|
- その他
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今日はうちの近所でも少し雪が積もりました。ほんの1-2cmくらいですが、普段はほとんど雪が降らないため、あちこちでスリップ事故を起こしていました。雪になれないため少し雪が降っただけで色々大変です。
そんな寒さですが、うちの加温温室は最近の寒さでも15度位をキープしています。そのためサボテンたちは春が来たと思って成長し始めています。
上の写真は去年見キリンウチワに実生接ぎした太平丸です。今約3cm。メサガーデンの種子でSB-409という識別番号が付いていました。いい肌色しています。去年11月くらいまでは成長していましたが、それからしばらくお休みで、やっと最近になって新棘が出始めました。
新棘の出始めはまだ堅くなっていないのでかなり太くて赤い綺麗な刺が出ます。今茶色くなっている刺も出始めは赤くてもっと太かったです。また今年もいい刺を出してくれるかな。
これは去年実生接ぎした後子を出していましたが、その子の方は別の袖ヶ浦の上に載っています。子が3-4個出たのでそれを袖ヶ浦に接いだら1本の実生接ぎ苗から4-5本の太平丸がとれました。結構いい刺なので今後が楽しみです。
この苗の下の方には子を取った後の傷が残っています。今は結構目立ちますが、このまま順調に成長すれば気にならなくなるでしょう。
こんなキリンウチワに実生接ぎした苗が3本あります。他の2本はまだ成長し始めていないようですので、新棘が出始めたらご報告しましょう。

これは同じ時の苗を袖ヶ浦に実生接ぎしたものです。刺はキリンウチワには少し劣りますがまずまずです。新棘は綺麗なピンク色です。同じ頃に実生接ぎですがこちらは2.5cm位です。今後もキリンウチワとの比較を続けていきたいと思います。
キリンウチワは1年目は成長がいいですが2年目以降は葉が落ちてしまうことが多く、成長はかなり鈍るのではないかと思います。まだキリンウチワの接ぎ木を始めて1年半くらいですので余り今後の成長にに付いては知識がありません。何とかうまく育てて台木がどれくらい持つのかその辺のデーターも取りたいと思います。

去年の実生接ぎ苗に1本変わったのが出来ました。
雷帝の種から生まれた小苗を袖ヶ浦に実生接ぎした物ですが、変わった色をしています。最初はうまく接げずにこじれたのかなと思っていましたが、それなりの成長していまして、もう3.5cmくらいになっています。最初からずーっとこんな紫色をしています。刺は途中でひしゃげたような格好です。こういう刺が出ることは接ぎ木の場合はちょくちょくあります。大きくなるに従ってだんだん直ってくることが多いので、それは気にしていません。
でもこんな肌色の苗は見たことがありません。少し不気味な感じの色ですが、変わっていて面白いようにも思います。このまま大きくなるとさぞ風変わりな苗になるでしょう。期待しながら見守っていきます。
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- 2013/01/28(月) 21:30:41|
- エキノカクタス
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昨日我が家の
玉翁殿の一番兄貴分の汚れをご報告しました。
我が家には40年前からの玉翁殿が3株あります。以前に
玉翁殿の三兄弟として掲載しました。
一番兄貴分をご紹介したついでに残りの2株の弟分の様子をご報告したいと思います。
写真上が2番目の苗で、大きさは11cmくらい。一応順調に育っています。下の方は少し茶色っぽいところがありますが、これはずーっと前、20-30年前の汚れですので今更どうにもなりません。
最近成長した上の方は白くてきれいです。この玉翁殿はマミラリアの中でももっとも白くて綺麗なサボテンのひとつといわれています。中には名人と呼ばれて居られる方がいて、20cmクラスの玉翁殿の群生株を何十株も置いておられるのを写真で見たことがあります。それはもう壮観でした。
うまく育てれば真っ白い毛をまとって30cm近くまで群生して大きくなるようです。しかしそれくらい大きくなると色々難しい点も増えて、そう簡単ではないでしょう。
水やりに気をつけないとすぐに汚れますし、梅雨時にはカビにも注意が必要です。白い毛は綺麗ですが汚れが目立ちますので油断をすると取り返しが付かないことになります。昨日の私のようにです。

マミラリアのサボテンには白い体液を持っている種類があります。玉翁、翁玉、白龍丸、など、こういう種類は結構丈夫なようです。確か玉翁殿もそうだったと思います。体に傷が出来るとそこに白い体液がしみ出てきて傷口をふさぎ、根が切れても白い体液で保護するようです。そういうことがあって私の所に40年まえから残っているマミラリアにはそういう品種が多いのだと思います。
でも腐らないまでも、見栄えが悪くなっては育てる楽しみもなくなります。極力白毛を汚さないようにしてやりましょう。

そしてこれが末っ子の苗です。
こいつは2株構成でちょっと形が中途半端ですが、大きい方には子が出始めているようですので、だんだん形が変わってくるかもしれません。でも白い色合いは問題なく綺麗です。毛の長さは一番長めかもしれません。将来的には期待できます。
いずれも株も2年前までは余り生気がなくちょっとくすんだ色合いでした。2年前にサボテンを再開してから白さが増してようやく鑑賞できるようになってきました。
やっぱり手をかけてやればそれなりに報いてくれる物だなーとしみじみ思います。そういうところがサボテンを趣味とする喜びです。
サボテンていい物ですね・・・・。
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- 2013/01/27(日) 22:56:57|
- マミラリア
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やってしまった・・・・。
大事にしていた
マミラリア・玉翁殿の一番大きな苗です。
群生株の主頭部分に茶色いシミが・・・・・。
失敗です。
先日水やりをしたときに、ついうっかりこの玉翁殿の上にかかった水をそのままにしていたみたいです。私の所の水は肥料などを混ぜた液を使用しているので、ちょっと茶色く濁った色をしています。この濁りは万田酵素のためです。万田酵素は原液が茶色くどろどろした液体で、それを規定の濃さの半分くらいまで薄めて灌水に混ぜて与えています。かなり薄めてもちょっと茶色い色をしています。
普段は一鉢一鉢白毛にかからないように根本にかけるのですが、その時は用事で焦っていたため、いい加減ややり方をしてしまったみたいです。
普通なら少々その濁った水がかかってもそれを吸い取ってやればほとんど問題ないのですが、そのままにしておくと、だんだんその液が濃くなって蒸発して、茶色い色が残ってしまいます。

この写真でははっきりわかりますでしょう。少し下の方にも茶色い部分があるみたいです。
せっかく白く綺麗に作ろうと気を遣ってきたのに、ショックです。
自分の失敗なので人のせいにすることも出来ません。少し水を付けてこすってみましたが取れません。これは成長してこのシミが下の方に回るまで待つしかないでしょう。残念ですがしばらくは我慢です。
これからは気をつけましょう。
玉翁殿はマミラリアとしては少し遅めの開花で4月から5月頃でしょう。うちの温室の加温状態からしても3月以降になると思います。今は少しづつ成長しながら花芽の準備をしている段階と思います。
成長点の周りの白毛が少し多くなってきたような感じです。その辺に赤いかわいい花を咲かせます。
とりあえず様子を見ながら花の咲くのを待つことにしましょう。
白毛が増えてくれば目立たなくなるかもしれません。
それを期待して・・・・。
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- 2013/01/26(土) 23:00:37|
- マミラリア
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昨日のマグニフィカスをご報告したら、やっぱりブルー肌の代表、
フェロカクタス・王冠竜をご紹介しないといけません。
私の若い頃から育てているフェロカクタスのサボテンで、わずかに生き残った貴重な苗です。下の方は茶色くなって40年の月日の長さを感じさせます。
大きさはこの苗は直径17cm高さは18cm位で少し背が高めの印象です。苗の性質なのか、私の手抜き栽培が影響したのかわかりませんが、本来丸く育つはずなのに少し背が高めになっています。
もう直径はこれ以上は大きくならないのかと思っていたら、去年あたりから径も少し太ってきたような印象です。
温室の加温のせいで成長点には新棘と小さな蕾も顔を見せ始めました。
去年の記録を見てみると3月の中旬頃に開花していました。今年は約1ヶ月くらい早い様な感じです。

それにしてもこの王冠竜の肌色はいいですね。綺麗に並んだ稜線の上に連なる金色の刺、品位と風格があります。
王冠竜も小さなうちは稜が疣状になっていて全然雰囲気が違います。やっぱりある程度以上の大きさにならないとこの風格は出てこないみたいです。よくぞ40年間生き残ってくれたとお礼を言ってやりたい気分です。

こちらはもう一株の方です。大きさはほとんど同じで17cmくらい。こちらは高さが低めでどっしりしています。刺座の部分は先の株ほど連なって居らず、ややまばらな感じです。見た目は一歩譲る感じ。姿からして、まだ直径が大きくなりそうな雰囲気です。今後に期待です。
こちらは蕾を1個だけ出し始めたところです。
今年は少しだけ種でも取ってみようかななんて思います。種はたくさん取りすぎると元気がなくなる場合があるので少しだけにしないといけません。

今から種まきをしても、これくらいの大きさになるには順調に育っても20年位はかかるでしょう。私にはそれに付き合うだけの時間はなさそうです。
プレゼントでも考えましょうか。
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- 2013/01/25(金) 23:00:44|
- フェロカクタス
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ノトカクタス・マグニフィカス、和名は
英冠玉です。
このコバルトブルーの肌色と金色の刺、馬のたてがみのように連なる刺と毛、いいですね。
このマグニフィカスは40年前からうちの温室にいます。でも大きさは7cmくらいです。少し大きくなってはこじれて見苦しくなり、その子を取って挿し木してまた大きくなり、またこじれての繰り返しです。
花はノトカクタスとしては一般的は黄色で特別きれいというほどではありません。どちらかというとこの刺や姿の方が魅力的です。
姿はフェロカクタスの王冠竜によく似ています。でも王冠竜ほど大きく成らずに子吹きして群生してきます。王冠竜は大きくなっても型くずれせず綺麗な球形を保ちますが、マグニフィカスは形が崩れて歪んでくることが多いみたいです。私の育て方がうまくないためかもしれませんが、少し大きくなると枯れないまでも御機嫌が悪くなりがちです。

そういえば、このマグニフィカスの綺麗な大株というのを見たことがありません。うちにももう少し大きな株はありますが余り綺麗でないのでお見せするのをためらいます。このくらいの大きさの苗が10頭くらい群生するとみごとなのでしょうが、そんなのはなかなか難しいのかもしれません。
ノトカクタスは非常にポピュラーな種類のサボテンが多く、ホームセンターなどでもおなじみですが、綺麗に大きくするのは結構難しいのかもしれません。
別の大きめの株の方も植え替えして綺麗な姿を取り戻させてやりたいです。
今度その課程などもご紹介してみましょう。
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- 2013/01/24(木) 22:24:39|
- ノトカクタス
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これは新入りの太平丸・ニコリーです。
この苗は去年の8月に接ぎ木苗を購入して、すぐに接ぎ下ろしをしました。それから4ヶ月、待てども待てどもなかなか根が出ず、ようやく12月の末頃になって根が出始めました。なんと長くかかったこと。待ちくたびれてしまいました。何とか体はそれほど痩せることなく持ちこたえています。まだ成長し始めるところまで入っていません。
接ぎ下ろしをするとき、台木を付けたまま下ろすか、または穂だけを取って下ろすかで、発根のしやすさ、その後の成長が大きく変わります。
台木を多めに付けて下ろすと台木の性質がそのまま残り根も出やすく、その後の成長も良いことが多いようです。台木は短くすればするほど根が出にくく、その後の成長も少しゆるめになるようです。
台木を残さず穂だけで下ろすと、根の出るのが非常に遅く、場合によっては根が出ずにそのまま枯れ果ててしまうこともあるようです。
今回の場合は袖ヶ浦に実生接ぎされていたようで、接ぎ木面が小さかったので穂だけで下ろしました。
なんとか根が出てほっとしていますが、その後の成長がどうなるか少し心配です。うまく成長し始めてくれれば実生苗と同じような状態になるのですが。
こういう苗を実根苗と呼ぶようです。普通の実生苗ではなく、接ぎ木の台木が残っていない苗ということでこういう呼び方をするみたいです。
とはいうものの、ほとんど実生苗と見分けが付きませんので実生苗として扱われるケースも多いように思いますが。
太平丸の中くらいの苗を買ったりすると、台木は付いていないのですが根が胴体の奥まったところから出ている苗がちょくちょくあります。普通、実生苗はかなり中心の根が太くなり胴体の奥から出るようなケースは少ないと思います。そういう苗は要注意と感じました。
おそらく、実生でゆっくり大きくなった苗と接ぎ下ろしで急送に大きくなった苗ではその苗自信の性格が全然違います。私の入手した苗にはそういう接ぎ下ろしの苗がかなり含まれていた可能性があります。そういう苗はこじれやすく、育てにくいのかもしれません。

黒刺太平丸ですが、これもちょっと元気がありません。実生苗とのことでしたがどうだったのか判別は難しいです。成長点付近の蕾らしき物は去年からずっと残っています。蕾が出始めて元気がないのでそのまま咲かせられずに止まってしまっているのでしょう。
刺はいいので何とか回復させてやりたいのですが。もう少し様子を見て成長の兆しがなければ抜いてみます。ひょっとしてまた根ジラミなどが付いているかもしれません。
ここのところ根ジラミが多くて困ります。先日灌水代わりにスミチオン液を全鉢に水差しでさしてやりました。これで根ジラミ退治が出来ればいいんですが。
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- 2013/01/23(水) 22:34:31|
- エキノカクタス
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温室内の加温のために、うちのサボテンたちにはもう春がやってきたような感じです。
太平丸類の苗は通常なら3月から4月頃に成長を開始するようですが、うちの太平丸類はもうそろそろ成長の兆しが見え始めました。
上の写真は
花王丸です。
うちに来て約2年、そこそこ大きくなりました。はかると11cmくらいになっていました。まだ新棘が出始めているわけではないですが、体は丸々と太ってきた感じです。もうすぐに成長点が動いてきそうです。
太平丸類は成長し始める前にやせていたからだがまず太ってきて、その後刺を出してくるように感じます。
実生した小苗もしばらく休眠した感じでしたが少しづつ太ってきたようです。もうすぐに赤い新棘が出てくるでしょう。楽しみの待ちましょう。

これは標準的な
太平丸です。9cmくらいになりました。去年からちょっと機嫌を損ねて痩せてくぼんでいました。それがようやく少し直ってきてようやく成長の兆しが見えてきました。
どうも私の所では太平丸類はご機嫌を損ねる苗が多く、育てるのに苦労します。元々1-2年前にうちへやってきた苗ですので以前暮らしていた環境と大きく変わってきたためご機嫌を損ねたのでしょうか。
やっぱり我が家で生まれた苗が一番いいのでしょう。
うちで実生して生まれた苗は接ぎ木の物で3-4cm、実生の物はまだ1.5cmくらいです。それらはこれくらいになるまではまだ3-4年くらいはかかるでしょう。気長に待たないと仕方ありません。

これもご機嫌を損ねた
翠平丸です。結構いい刺が出ているのですが、去年根腐れでほとんど全部根を切ってしまいました。なんとか枯れずには済みましたが体はやせ細り、骸骨のようになってしまいました。
それでもようやく根が出て少し持ち直してきたところです。この凹んだ体が果たして元通りになるのかまだ心配ですが、温室内の加温で何とか元気を取り戻してくれますように祈っています。
私が2年前にサボテンの趣味を再開した時には、多くのサボテンたちは長年の手抜き栽培で瀕死に近い状態でした。そんなサボテンたちも世話をしてやると少しづつ本来の姿を取り戻してくれています。
一度ご機嫌を損ねたサボテンたちはそんなにすぐには回復しないみたいです。1-2年かけてじっくり養生させてやらないといけません。
根気がいりますが、そこは我慢して見守ってやりましょう。
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- 2013/01/22(火) 22:42:14|
- エキノカクタス
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センペルビウム・ガゼルです。
ちょうど有名な
巻絹を大型にしたような種類です。
去年の春先に宝塚の苗屋さんで見つけてお持ち帰りしました。その後、春には元気よく成長して子をいっぱい出していましたが、夏になると腐ったり縮んだりで、どうも順調には育ってくれませんでした。秋に残った子を挿し木していたのがいくつか残っています。うまく育てば絹のような毛をまとってかわいく群生するんでしょうが、うちでは今のところうまくいっていません。今年はうまく育てて出来ることなら花も見たいと思うのですがどうでしょうか。

昔、40年ほど前に巻絹を育てていました。うまく育ったときにはいくつも花を咲かせてくれたのを思い出します。でも、それも何年も同じように育ってはくれなかったように記憶しています。順調に何年間も育てるのは結構難しいのかもしれません。
このガゼルは巻絹と同じように栽培できるのかどうかも、1年くれてもまだもう一つつかめません。もうすぐに成長期ですのでまた子を出して大きくなってくれるでしょう。そうなったらまたご報告しましょう。

去年出た子の中から綴化らしき苗が生まれました。成長点が横に広がってきます。根の付近は平べったい板状の形になっています。もう少し広がってうねるようになればおもしろそうです。
絹のような毛はどうなるのでしょう。これからに期待です。
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- 2013/01/21(月) 23:07:04|
- 多肉植物
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先日
希望丸の群生株の開花をご報告しました、
私はこの希望丸が好きで、あと3株の希望丸がありますのでその様子もご報告します。
上の写真は単管の方の苗です。直径8cm、高さ12cmくらいになりました。花は期待したほどいっぱい咲かないみたいですが、それでも白い毛の中から赤紫の小さな花がかわいいです。ひょっとしてまだこれからもっとたくさんの花が咲くのかもしれませんが、いつが最盛期か判断しにくいです。花の蕾は疣の間に隠れていて小さいのでよくわかりません。もう少し大きな花なら蕾まで見えるのですが花が小さい分蕾も小さくよく見えません。

今年花が終わった頃に胴切りして子吹きさせようと思っています。上半分は挿し木すればまた元の状態に近い苗ができあがるでしょう。おそらく豊明丸と同じ要領で群生株が作れると思うのですが、この希望丸では初めての挑戦です。どれくらいの子が出来るかお楽しみです。

こちらはNo3の苗で3頭立てです。
3頭のうち1頭の成長点が少し歪んでいます。それで頂き物としてうちへやってきました。花数も今のところ少し少なめでやや物足りない感じです。でも白毛はいい感じで出て、綿毛が盛り上がっているようでいい雰囲気です。

3頭だけではすこしもの足りないので、これも今年胴切りして子の数を増やすようにしてやろうと思います。2回も胴切りして行くのは良くないことでしょうか。まあやってみないと何とも言えません。うまくいけばもうけ物というくらいのつもりでやれば怖い物はありません。

これはNo4と名付けた苗です。
少し小さめで直径6cm、高さ7cmくらいです。まだ小さいためか白毛は余り出ていません。また、刺の先端は白ではなく茶色っぽい色をしています。希望丸でも個体差はかなりあるようですのでまたこういうのもあってもいいかと思います。白毛が少なくてもまた別の魅力が出るかもしれません。将来に期待しましょう。

この苗の根本を見ると小さな子が出始めているみたいです。希望丸としては珍しい現象です。希望丸は自然に子吹きすることは少ないみたいで、群生株も胴切りして作られることがほとんどです。自然に子吹きした苗もまたおもしろそうです。これがこのまま群生株になってくれるといいんですが。
胴切りするとまた苗が増えます。温室がいっぱいでまた困ったことになります。
一昨年の実生苗も植え替えを始めましたが、植え替える度に鉢の数が増えてきます。
何とかしなければ。
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- 2013/01/20(日) 21:43:53|
- マミラリア
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先日サボテン業者さんの即売会があり、蕾のいっぱい付いた
ネオポルテリア・銀翁玉が売られていて思わず買って来ちゃいました。
なんとまあ、たくさんの蕾が出ていること。数えてみると17個もあります。苗の大きさは7.5cmくらいです。こんなにたくさん咲くなんてびっくりです。
むかし、私の若い頃にも確か育てていましたが、ずっと昔に枯れてしまっています。その懐かしさもあり、綺麗な花を再び見たい気持ちにさせました。
ネオポルテリアの花は背が高く幅が狭めのようです。だからこんなにいっぱい咲いても大丈夫なんでしょう。

とはいうものの、私もこの40年近くネオポルテリアの花の実物は実際には見ていません。ネットではちょくちょく見かけますが本物は久しぶりです。
こんなに寒い時期に花が咲くのは貴重です。他にはマミラリアくらいしかありません。マミラリアは全体的に花が小さいので、ネオポルテリアのような華やかで立派な花はこの時期ありません。
もうすぐ咲くでしょう。咲いたらまたご報告します。
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- 2013/01/19(土) 21:54:05|
- ネオポルテリア
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温室内が暖かくなってきて
精巧殿系の苗が蕾をいっぱいに出し始めました。
上の写真は4cm弱の苗ですが頂部には蕾がいっぱいです。数えてみると10個あります。これらが一度に開花すれば見事でしょうが、実際には少しずつずれるため数個ずつの開花となるでしょう。でもこの大きさの苗で3個以上咲いたとしてもスペースがありません。実際面あまり多く咲きすぎると花の形が変形してしまいそうですので、ほどほどがいいでしょう。やっぱり精巧殿は群生株になった方が同時開花を楽しめそうです。去年咲いた群生株は枯れてしまいました。惜しいことをしました。今度は自家製の群生株を作らないと。キリンウチワ接ぎの苗に期待です。

これは去年実生した精巧殿系の変種です。先日のご紹介時から蕾がかなりふくれてきました。
2.5cmくらいの体から12個も蕾を出しています。蕾の形から見るともうすぐにでも咲きそうです。これぞキリンウチワの威力でしょうか。蕾が赤っぽい色合いですので濃いめのピンク花になりそうです。刺の形は精巧殿の標準型ですので、赤花精巧殿ということになるのでしょうか。
開花が待ち遠しいです。

これも精巧殿系変種の苗ですがこの苗のつぼみは薄い色をしています。かなり白っぽい花でしょうか。蕾の形も太くて短い形で、花弁が丸い形かもしれません。精巧殿の仲間でも色々あるようです。



これらの3本は自家採種の種の実生でバラ丸と、バラ丸x精巧殿の実生接ぎ苗です。どれも1.5-2.0cmくらいの大きさですが一人前に蕾を出し始めました。精巧殿系の苗は小さいうちから花を付けるので育て甲斐があります。ただし接ぎ木しないとまだ4-5mmくらいの大きさですので、開花までは数年かかりそうです。キリンウチワ様々です。
世間には接ぎ木は邪道だという方も多いです。
確かに私もそうは思いますが、私のようなせっかちな人間にはまたとない方法です。
正木の場合は成長の早いものでも目に見えて大きくなるということは少ないですが、接ぎ木の場合は1週間でもはっきり成長した様子が確認できるくらい、違ってくることがあります。それこそ見る度に驚きや感動が味わえます。そんな楽しみはやっぱり捨てがたいです。
また年が行ってくると、正木のままで果たして花が見られるかどうか不安になることもあります。やっぱり接ぎ木のお世話に成らざるを得ません。
どうぞ、ご理解の上おつきあいください。
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- 2013/01/18(金) 23:05:06|
- ペレキフォラ
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ヘキラン錦の実生接ぎ苗です。
去年実生したヘキルリランポー錦と亀甲ヘキラン交配したものです。実生して生えた斑入り苗を1本キリンウチワに接いでいました。成長は早いもので、子を含めた直径は3cmくらいになっています。
この苗は片親が亀甲ヘキランのためこの子の外観も亀甲形のようです。亀甲ヘキランは小さなうちは余りその特徴がはっきりしませんが7-8cmくらいになるとそのでこぼこした稜線がはっきりしてきます。この苗ももっと大きくなるとその特徴が出てくるでしょう。
斑柄は結構いいようです。子が4個出ていますがその中からいいものを選別すればかなりの良斑の苗が取れそうです。群生株に魅力はあまりないので少し大きくなれば子を取って他の台木に移してやろうかなと思っています。
またこの苗の片側はかなり赤く成っています。これは紅葉系の性質かもしれません。
最近になって気付きましたが、紅葉ランポーなどの赤味は太陽光がかなり強く当たった場合に赤く色づくようです。太陽光が弱い場合は色づきが少ないみたいです。これは他の多肉、たとえば火祭りなども同じようです。私の所では今年の火祭りはうまく色づかず中途半端な色のままでした。日照が少なかったためだと思います。最近日当たりの良い場所へ移しましたが、時期的に遅いためにうまく色づくかどうか疑問です。
これは1月12日の写真ですが、12月23日の写真がありましたので比較してみましょう。

わずか20日くらいの経過ですが明らかに大きくなっています。
温室の温度を加温によって高くしたためにこんな寒い時期でも成長しています。去年までは0度近くまで温室内の温度が下がっていたため、キリンウチワは葉を落としてしまい、休眠していました。今年は緑の葉が生き生きとしてまだまだ元気です。
接いだ穂の方は品種にもよるようですが、少しづつ成長してものもあり、休眠しているものもあるようです。このヘキラン錦や精巧殿、バラ丸などは成長しているようですが、太平丸類は休眠中みたいです。それは袖ヶ浦接ぎも同じでこちらも太平丸類は休眠していたようです。でもここ数日からわずかに成長点が動き始めたように見えます。まだ新棘は出始めてはいませんが、もうすぐ赤い刺を出してくれそうです。
加温開始から約1ヶ月、一般の温室よりも季節は1-2ヶ月くらい早まっているでしょう。虫や腐りの心配は残りますが、何よりサボテンたちの成長具合が楽しみになってきました。
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- 2013/01/17(木) 22:48:00|
- ランポウ類
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前から蕾が出てきていたマミラリア・ペレツデラロサエの単管が開花してきました。
花は白地に薄いピンクの中筋のあるかわいい花です。私の所にある苗はどれも同じような花色ですが、ネットで海外のページなどを見ていると、もっと濃いピンクの花を付ける個体もあるようです。私もそういう苗を欲しいと思い探していますが今のところ見つかりません。それでというわけではないですが一作年から実生も始めました。実生苗が花を咲かせるまでには3年くらいかかりそうで、まだ花を見られませんのでどんな系統なのかはわかりません。

私はこのペレツデラロサエが大好きなので、出来るだけいろんなタイプが出来るように種もドイツのコーレスから買ったり、アメリカのメサガーデンから買ったりしています。また種のリストに変種が2種類載っていたのでそれも種まきをしました。まだ苗が小さいのでその特徴はわかりません。

これが変種の実生苗の接ぎ木です。ちょっと刺座がくすんでいるのが気になります。

もう1本の接ぎ木です。これは棘色が変わっています。刺の出方も変です。
ペレツデラロサエの中刺は鈎型をしていますが、これの直棘もあるようで、種を買って蒔きましたが残念ながら発芽しませんでした。今年もう一度試してみようかなと思いますが、同じ業者から種を買うと同じ結果が出そうです。どうしようか迷っています。
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- 2013/01/16(水) 22:24:17|
- マミラリア
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ここのところ腐りなどの寂しい話題がつづきましたので、嬉しい話題に変えたいと思います。
温室の加温が害虫や腐りの菌を増やすこともありますが、それ以上にサボテンたちを生き生きと成長させることの方がずっと多く、わざわざ温度を高くするだけの効果は十分出ています。
上の写真は
マミラリア・豊明丸の群生株の開花です。
これは2年半ほど前に8cmくらいの小さな群生株を購入したものですが、すくすくと大きくなり、今や18cmくらいになりました。1頭あたりの大きさは約3.5cmくらいですが、それぞれに白い綿毛を増やして白く綺麗になってきました。

花は綺麗なピンクで、花弁がひらひらとよれたような格好をしています。これは私の株だけではなく、どの株も同じような花ですので、この豊明丸の特徴ではないかと思います。
花はいっぱい咲いて満開とまでは行きませんが、苗が大きくなるにつれて花数も増えてくるみたいです。

この苗はおそらく胴切りした後3年目くらいでしょう。それでこれくらいの大きさです。成長は早いですが、1頭あたりの大きさが3cmくらいに成らないと花は咲かないようです。

こちらは一作年私が胴切りした苗です。かなり大きくなりましたが、1頭あたりの大きさが2.5cm前後でまだ今年は花を咲かせる気配がありません。それでも子の数が多いので群生株としては結構見応えのある苗になってきました。おそらく来年は花を咲かせてくれるでしょう。

これは去年の春に胴切りした苗です。約半年でこれくらいの成長です。来年になればこの倍くらいの大きさになるでしょう。

そしてこの株がその胴切りした苗の上半分です。
元々出ていた子が育ってきてまた別の群生株の姿になってきました。これはこれでおもしろいです。これはこのまま大きくして違った形の群生株として育ててやろうと思います。この株は親株が大きいですが今のところ花を咲かせる気配がありません。もう少し遅れて開花するのかもしれません。例年なら2月から3月頃の開花ですので今年はちょっと早すぎるのでしょう。開花期は苗ごとにかなり差があります。
豊明丸は成長が早いのでうまくやれば1年に1株くらいづつ群生株を増やせるように出来ます。いい親株を見つければ、どんどん増やすことも可能です。皆さんもいかがですか。
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- 2013/01/15(火) 22:17:05|
- マミラリア
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大事に育てていた
マミラリア・ルエッティーが大変なことになってしまいました。
一見緑が濃く、元気そうに見えていたのですが何か奥の方が茶色っぽくなっているようでした。

裏返してみるとこんなになっています。
これはどう見ても腐りが出ています。
茶色くなっているところをはぎ取ってみると・・・・・。

こんなになってしまいました。
別に根は大丈夫そうです。どうも側面から腐りが進行してきて、半分以上に広がっています。
中心部分の髄がほとんど腐ってしまっています。もうこれは助からないかもしれません。
とりあえずまだ緑の部分もあるのでその部分の子を取って接ぎ木をしてみることにしました。
出ている子がかなり小さいので、大きめの1個は袖ヶ浦に、小さめの4個をキリンウチワに接いでみました。こんな寒い季節ですのでうまくいくかどうかわかりません。何とか助かればラッキーというくらいの気持ちです。
でもなぜこんな事になったのでしょうか。
腐った部分の残骸を調べてみると中からワタムシらしき物が出てきました。どうもこいつが原因のようです。
去年、このルエッティーの苗のすぐ横のサボテンにワタムシが発生しました。すぐに駆除しましたが、どうもその時その周辺にマタムシが広まっていたようです。ワタムシは白い綿をまとったような2-3mmの虫でピョンピョン飛んで広がっていきます。
頂部に綿毛を持ったサボテンなどはその中にワタムシが潜んでいるとわからないときがあります。丈夫なサボテンなら駆除すれば少し傷が残るくらいで大丈夫ですが、弱いサボテンはその傷から腐ってくることがあります。このルエッティーも虫に食われた部分から腐りが入りそれによって腐ってしまったと思われます。
ワタムシは体に綿状の毛が生えているため薬がききにくいと聞きます。これは何とかして全面的に消毒するなどして駆除しないといけません。
根ジラミが発生し、ワタムシも出てき、根腐れも発生して、こんな冬場でもいろいろ被害が出ています。これは加温による温度の上昇によって害虫や病原菌も繁殖しやすくなっているからだと思います。
私は出来るだけ薬剤を使用せずサボテンを育てたいと思い、木酢液などで虫をいなくなるようにしてきましたが、それだけではやはり不十分なのでしょう。たまに薬剤を使用するのも仕方ないようです。
根ジラミ退治を兼ねてスミチオンを灌水代わりに全鉢にかけてやろうかなと考えているところです。
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- 2013/01/13(日) 22:47:16|
- マミラリア
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一昨年の実生苗の
ヘキラン錦の鉢です。
どうも元気が今ひとつだなーと思いながらよくよく見ると、中央部の斑入り苗が3本ほど腐って来ています。斑の入っていない苗は何ともなさそうですが斑入り苗はぽつぽつと腐ってなくなってくることが多いです。
この鉢の苗も去年の植え替えの時は一応きちんと並べて植えていましたが1本かけ、2本かけと、腐ってきて穴あきのような状態になってしまっています。
おそらくこれは根腐れでしょうが、1本腐るとその菌が伝染して他の苗まで腐ってしまうことが多いです。下手をすると一鉢全部だめになることもあります。
特に斑入り苗は腐りやすく、まともに大きくなるのは結構少ないように感じます。
去年くらいからうちの温室内には根ジラミが発生しだして、そのため成長が阻害されていています。
この鉢も根ジラミの心配があったのでオルトランを蒔いていますが、その薬が影響して元気がなくなって根腐れを起こした可能性があります。
まだいい感じの斑入り苗が残っていますので、何とか残してやりたいですが、植え替えるべきか薬で対処するべきか悩んでいます。もう2-3ヶ月持ってくれれば植え替えするところですが、まだ気温はかなり低いです。
我が家の温室は加温によって12-13度位をを維持していますがランポー類の成長には十分とは言えません。
そういえば通常の余り加温しない状態の冬場であれば、ほとんど灌水することもなく休眠中ですので、このような腐りも発生することは少ないですが、なまじ温度を上げて灌水するので腐りも発生しやすくなるのでしょう。
こんな点では加温も一長一短かもしれません。
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- 2013/01/12(土) 23:27:12|
- ランポウ類
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ハオルチア・万象です。
万象というのは葉の形が象の足に似ていることから付けられたのでしょう。象の足がいっぱい並んでいるから万象というのでしょうか。おもしろい名前です。
そのおもしろい形と上の面(窓と呼ぶらしい)の模様に変化があって人気を呼んでいるようです。
わたしもはじめて1年ほど前に入手しまして小さな鉢に植えていましたので、このたび植え替えました。特別貴重なタイプということはないですが、苗が少し大きくなって窓の模様がはっきりしてきました。
窓の部分の筋が放射状にはいるタイプをオーロラとか稲妻とか色々名前を付けて高価な値段で取引されているようです。高いものでは何万円もするものもあります。
私はそんなものに力を入れるつもりは毛頭ありませんが、このおもしろい形が楽しめるのをちょっとだけ育ててみたいと思います。

植え替えのとき根を調べると太いゴボウのような根が出ています。地上部に比較して根がやたら大きいです。そのためかこの万象というのはかなり成長が遅いみたいです。1年に葉を2-3枚増やすくらいしか大きくならないようで、元々小型の品種ですので7-8cmになるまでにはかなりの年月が必要みたいです。
サボテンでも太い根の品種はだいたい成長が遅めのものが多いみたいです。それに対して細い根をたくさん出すマミラリアなどは成長が早いです。これは細い根の方が養分を吸収しやすいからかと思います。
どうもサボテンや多肉植物は簡単に大きくなるものは駄物扱いされるみたいで、成長の遅い栽培の難しいものほど貴重品扱いされがちです。世間がそんな風潮ですのでそれに踊らされて大枚をはたいて貴重な苗を買ったりしてしまいます。
私は出来るだけそんな風潮に流されず自分の好きなものをこつこつと育てたいと思っていますが、たまに誘惑に負けてばかげた買い物をしてしまうこともあります。
でもそれが趣味の世界です。たまには羽目を外してみるのも悪くはないでしょう。
一度高価な万象錦なんてのを買ってみようかな。なんてね。
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- 2013/01/11(金) 23:06:16|
- ハオルチア
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先日、ヤフオクで
フェロカクタス・日の出丸の小苗の寄せ植えを一鉢購入しました。
まだ小苗ですが、大きくなるとこんなになるよと親の写真が掲載されていました。幅広のすごい刺の苗で、そんな強棘にあこがれて購入しました。
フェロカクタスというと私の若い頃は何種類か育てていましたが、なかなかいい刺が出ず結局だめになったり廃棄したりでほとんど残っていません。
今のこっれいるのは先日掲載した真珠の大株と、王冠竜だけです。
ほとんどのものが刺が細く、貧弱になることが多くどうもうまくいきませんでした。フェロカクタスのサボテンは刺が命ですので貧弱な刺では全く魅力がありません。
どうしてうまく出来ないか考えてみました。それは日照が影響しているように思います。刺ものは強光線で育てないといい刺が出ないといわれます。しかし、強光線では日焼けすることも多く、他の品種も同じ条件で育てた場合ある程度遮光しないとやっていけなくなります。
それに私の温室の場所は西側に山が迫っており、日照時間がかなり短くなっています。今の時期なら午後3時頃からは日が当たらなくなります。朝は比較的日当たりがいいですが、結局日照時間はかなり短めです。そんな条件で刺ものに理想的な刺を期待する方が無理なのかもしれません。
でも、今までの苗はその遺伝子としていい刺が出ない苗だったかもしれません。もしいい刺を出す遺伝子の苗なら私の温室でもいい刺が出るかもしれないという淡い希望を持ちました。
このとき買った苗は3-4cmの小苗が7本の寄せ植えでしたが、その中でも刺のいいものとそれほどでもないのがあります。これは何とかうまく育てていい幅広刺の日の出丸を育ててみようと思いました。
完成された大苗を買えば簡単ですが、買ったときが一番綺麗でだんだん見苦しくなるなんてなんの意味もありません。サボテンは育てるのが楽しみな趣味です。自分自身でどれだけいい苗を育てられるかがやりがいというものです。
さてこれらの日の出丸は幅広刺に育ってくれるでしょうか。
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- 2013/01/10(木) 22:50:26|
- フェロカクタス
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これはマミラリア・白星ですが、1頭1頭がこんもりと盛り上がったような形のタイプで、
仏頭白星と呼ばれています。
仏様の頭の毛のように丸い突起状に子が並んでいるところから来たのでしょう。
普通の白星はもう少し背が低く平べったい形で起伏がありません。それに比べると仏頭白星は1頭が丸みを帯びています。
花も少しピンクっぽくていいです。
一般的な白星は群生した状態でも背が低いためにずんぐりした外観になりますが、仏頭型は一つ一つの子がはっきりわかっていい感じです。
前にご紹介した桃花の大型白星と交配して新しいタイプの苗でも作ってみたいなーと思いました。
前に桃花白星同志を交配しましたが、結実したかどうか今のところわかりません。マミラリアの種子は出来るまでにかなり時間がかかるみたいです。2-4ヶ月くらいかかるそうなので何を交配したのか忘れてしまいそうです。名札をたてておいた方がいいかも。
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- 2013/01/09(水) 22:42:41|
- マミラリア
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花の咲き始めていた
マミラリア・希望丸の群生株にようやく花が咲きそろいました。
白い綿毛をまとった頭部に濃いピンクの花がよく映えます。花は1cm足らずの小さな花ですがその花色が綺麗です。
希望丸自身は余り小型の品種ではありませんので群生株も1頭あたりの大きさがある程度以上大きくならないと花が咲きません。4-5cmになれば開花するようですがそれ以下の子は花が咲いていません。
この株は総計17cmくらいになりましたがこのまま大きくなって30cmくらいの大きさになれば見事になるでしょう。以前30cm近い大株の写真をネットで見たことがありますが、私も何とかそんな立派な株にしたいとがんばっています。
いくら大きくなってもこの白い刺と白毛が汚れてしまっては台無しです。水やりに気をつけながら大事に育てています。
私は水やりの時に時々肥料などを混ぜてかけるようにしています。
万田酵素が良いように思い水に混ぜていますが、万田酵素は植物などを醗酵させた黒っぽい、どろっとした液体で、規定量の半分程度の使用でもかなり水が茶色く濁り、白毛にかかると汚れてしまいます。なので白毛の品種の水やりは特に気を遣います。

希望丸は他に単頭のもの2株と3頭立てのものが1株あります。いずれも花は少しずつ咲きかけています。もっとたくさん咲くのか、またはもう余り咲かないのかその辺が判断しかねます。
またうまく花を咲かせましたらご紹介しましょう。
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- 2013/01/08(火) 22:06:40|
- マミラリア
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2年弱ほど前に実生した
台木用の袖ヶ浦です。
今、直径が2cm前後、高さは大きいもので8-9cmです。刺が少し長めのようです。種はアメリカのメサガーデンの種子ですので日本の普通の袖ヶ浦と少し違うかもしれません。
メサガーデンから種を小袋1個分購入したら20本ほど生えました。発芽率は良好でした。
一鉢に20本くらい植えていますので余り太くなっていません。このままでは接ぎ木の台木に使用するのは難しいでしょう。
それに、みんな斜め方向を向いて曲がってしまっているのが問題です。これは光の方を向く屈光性ではありません。むしろ光と反対の方向を向いてしまっています。なぜそんな風になったのかよくわかりません。接ぎ木の台木としてはまっすぐでないとうまく接げません。何とかうまく矯正してやりたいですが方法が思いつきません。
とりあえずいっぱいなので植え替えて様子を見るようにしましょうか。もう少し伸びれば胴切りして植え直す手もあります。袖ヶ浦は根も出やすいのでその方が確実でしょう。残った下の方からは子が出てくるでしょう。
そういう風に増やせれば台木に不自由しないようになるかもしれません。でもまだ苗が小さいので子吹きさせるともっと小さな子が出てきそうですが。
理想的には十分な容積を持った土の中に地植えして存分に根を伸ばさせてやれば太い苗ができるのでしょうが、今の私の温室にはそんなスペースはありません。二回りくらい大きめの鉢に寄せ植えすることになりそうです。
今日のおまけです。
バラ丸の花です。咲き始めの頃はちょっと縮れたような格好でしたが2個目の花は綺麗に咲きました。

大きさも少し大きく4cmくらいあります。この苗はまだ3.5cmくらいの大きさですので一度にたくさん花を咲かせることはありません。10cmくらいの群生株になれば10輪以上の花を一度に咲かせることもあるようです。早くそれくらい大きくなって欲しいですが成長が遅いです。
1本接ぎ木をしてみようかと考え中です。
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- 2013/01/07(月) 22:32:21|
- 接ぎ木・接ぎ下ろし
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今年の正月は子供たちが孫を連れて帰ってきて、子守や何やらで大変あわただしく、あっという間に過ぎてしまいました。
子供たちが帰ってほっと一息という感じで、久しぶりに外で昼食でもということになり、家内が食通の友人から”いい所だから是非行ってみて”と聞いていた所へ行くことにしました。
それは
兵庫県たつの市御津町室津の”道の駅みつ”です。
ここの道の駅は最近出来たらしく、私の車のカーナビには入っていませんでした。
そこでネットで場所を確認して住所をカーナビに入力して出発です。
我が家から車で約50分くらいの所になります。
山陽自動車道で姫路から少し西へ行ったところのたつのインターで下車、そこから南へ約25分くらい走り、国道250号線を少し西へ走ったところにあります。
着いてみると真新しい建物の周りは車とバイクでほぼ一杯の状態です。1台だけ駐車スペースがあって何とか車はおけました。海沿いの見晴らしのいい場所です。
内部は、たつの市の特産物や、新鮮な海の魚、蠣、ワタリガニなどが一杯売られています。おそらくいろんな雑誌などにも紹介されたのでしょう、一杯の人です。
特産物売り場のの奥がレストランになっています。そこで名物の牡蠣料理が食べられます。
少しだけ待ちましたが、思ったよりの早く入店できました。
そして早速、おいしいと聞いていた”室津御前”を注文しました。
道の駅は日本全国にいっぱいありますが、その中には食事所やレストランはあってもあまりたいした料理が出てこないところも少なくありません。私も良いとは聞いていましたが実際味わってみないと何とも言えないなーというような気持ちで料理がくるのを待っていました。
料理は2500円と少々値が張りますが、それだけの値打ちのある立派なものでした。
殻付きの蒸し牡蠣、牡蠣フライ、牡蠣の土手鍋(一人鍋)、刺身の盛り合わせ、ワタリガニの出しの味噌汁などどれも新鮮でおいしかったです。特に牡蠣は特産でもあり、鮮度がいいためうまみが違うように感じました。料理の味付けも本格的な日本料理という感じで、ちゃんとした料理人の方がいるように見受けられました。

レストランの海側は大きくガラス窓が取られていて、そこから瀬戸内海が一望できます。今は寒い時期なので余り外に出る人は少ないですが、暖かくなれば海岸を散歩することも出来て良さそうです。
実際、この道の駅の前の海でも牡蠣の養殖がされているようで、ブイがいっぱい浮かんでいました。
夏はおそらく牡蠣料理はなくなるでしょうが、代わりに穴子どんぶりや刺身類、新鮮な魚やエビの天ぷらもおいしそうです。
帰りに新鮮な野菜を少しと、特産のお菓子などを買って帰路につきました。
おいしい食事と地元の魚や野菜、特産の醤油、その他の土産物など色々楽しめる本当にいいところです。是非事等の方へお越しの節はお立ち寄りをおすすめいたします。
2月中旬頃からは梅も咲き始めますので、少し東にある綾部山梅林での梅見物を兼ねて行かれるのもいいと思います。
でもその頃になるとまたお客さんが増えているかもしれません。いいところには人が多くなるのは仕方ないかもしれません。まだ出来てそんなに時間がたっていないので今のうちがチャンスかもしれません。
おそらく大阪の豊中付近からは山陽自動車道経由で2時間弱でいけると思います。
いいところです。是非どうぞ。
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- 2013/01/06(日) 23:42:33|
- グルメ
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新しく仲間入りした多肉のご紹介です。
ハオルチア・カミンギーといいます。
うちへ来て約2ヶ月、ようやくふっくらして綺麗になってきました。
白く柔らかそうな葉が綺麗です。
葉先が半透明になって光が当たると透けてまぶしいようです。
葉の外周には刺状の突起がありますが、それは柔らかくソフトな感じです。

こういう半透明の葉を持った種類はサボテンにはありません。やっぱり、ハオルチアの種類はサボテンにない魅力を持っているものがあります。このいかにも優しい、柔らかな感じはハオルチアの独壇場でしょうか。
私の若い頃にはハオルチアといえば”
十二の巻き”くらいしか知りませんでした。ちょっと形は似ていますがこんなに優雅なものがあるとは、最近になってようやく知りました。
私の小さな温室ではサボテンも多肉もみんな集めるというわけにはいきません。私の気に入ったものだけを細々と育てることになります。
でもできるだけ魅力的な品種を選んでその魅力を味わいたいと思っています。
またいいのが仲間入りしたらご紹介します。
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- 2013/01/05(土) 22:08:16|
- ハオルチア
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亀甲牡丹変種ヒントニーです。
接ぎ木苗ですが、去年接ぎ下ろしをしました。1年前は開花しましたがこの秋から冬にかけては開花しませんでした。根は出ているようですが元気が足りないのでしょうか。
というようなことを思いながら苗をよく見てみると中央少し右の部分に赤い粉状のものが。何かよくわからずにゴミかななどと思いながら掃除をしてまた1-2日たって見るとまた同じようなものが。
この形からすると何か虫の糞のように見えます。ヒントニーは葉が入り組んでいるためその間はよく見えません。
とりあえずもう一度掃除をしてスミチオンの液をたっぷり付けておきました。

その後はその粉状のものは出てこなくなりましたが、虫が出てくることもなく結局何だったのかよくわからないままになってしまいました。
ひょっとして苗の横腹から虫が食い込んで中を食い荒らしているのかもしれません。牡丹類の肌は硬いので簡単には中を見ることはできません。まさか2つ切りにして中を調べることも出来ず、様子を見るしかありません。
元気が回復してくれますように・・・。
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- 2013/01/04(金) 22:52:33|
- 牡丹類
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写真はキリンウチワ接ぎの
兜錦と
マミラリア・ナピナです。
一昨年の夏に接ぎ木した苗です。
去年の冬(2011-2012年)に温室内が0度近くまで下がったために葉を落としてしまっています。でもキリンウチワは枯れることなく少しずつ成長しています。でも1年目ほどの勢いはなく成長は少しづつです。
この冬寒くなってきてからは成長はほとんど止まっているようです。なるほどそれが普通です。今年春になってからのナピナの花に期待です。綺麗な花が咲くはずです。大きさからすると今年咲くはずなのですが今のところまだ蕾などの兆候はありません。

こちらはキリンウチワの挿し木です。まだ青々として元気です。葉を落とすような兆しはありません。
去年の12月中頃に新型の大型温室用の温風器を導入してから温室内は最低気温が12-14度くらいを維持できています。温室内は常時温風機とは別の小型のファンが回っており、温室内の空気を攪拌しています。晴れの日の日中は25度から30度近くまで温度が上がるために温風機は休止しています。そして夕方になって温室内の温度が18度を下回ってくるとサーモスタットで電源が入り、温風器が作動します。温風機には下向きに緩やかなファンが回っていて温風を温室内にまんべんなく行き渡します。
そのためかなり寒い日でも温室内は12度を下回ることはないようです。最低気温が12度で、最高気温が27度くらいというのはちょうど春の気候と同じような状態です。
まだ半月程度ですが、温風機が働き出してから平均気温がぐっと上がり、温室内はかなり乾きやすくなっています。そのため、従来と同じ灌水方法では乾燥しすぎになるようです。そのため、春の季節の栽培方法に準じた灌水の仕方を採用することにしました。
平均気温が5度上がると鉢の乾燥状態は倍以上乾きやすくなるようです。
去年に比べると温室内の温度は7-8度くらいは高いようです。温度が高く、土が乾燥しているのに水をあげないと余計にサボテンの調子を悪くしてしまいそうです。
そこで2週間ほど前から春の栽培法を始めました。加湿に弱そうな苗は1週間に一度程度、マミラリアなどの成長期のサボテンには2-3日に一度にペースで灌水を始めました。
特に温風機の真下の鉢は非常に乾きやすいために毎日灌水してもいいくらいになっています。そこには実生後半年から1年半くらいの小苗を置いていますので特に乾かさないように気を遣います。
昨日は普段水やりをあまりしない苗も含めてホースで一斉に灌水をしました。かなり暖かく、天気もまずまずだったためにそうすることを決めました。
ただ一つ気になるのは、水道水の温度で、だいたい温度は2度から5度くらいとかなり冷たいです。温室内は20度近い温度ですが、サボテンにとって水が冷たすぎるのは害があるかもしれません。でも、わざわざ温水をくんできてやることまでは出来ませんので今のところ冷水で我慢してもらっています。
サボテンたちに長い春の状態を作って出来るだけ成長させるようにもくろんでいますが、果たしてうまくいくでしょうか。
結果は春になれば出るでしょう。うまくいくことを祈っています。
今はいつ頃から植え替えを始めるか悩んでいます。この温度からするともう開始しても問題なさそうに思うのですが。
世間はまだこれから少しずつ寒くなってきます。そんなときの植え替えがいいものかどうか、
悩みます。
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- 2013/01/03(木) 17:51:51|
- 接ぎ木・接ぎ下ろし
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2013年 新年あけましておめでとうございます。 ブログを始めましてようやく1年です。
慣れないながらも何とか1年持ちました。
私個人の勝手な思いや感想などにおつきあいいただき有り難く思います。
何とか自分なりに独創性を持たせたブログにしたいと思いながらやってきました。
これからも出来るだけおもしろい記事を作っていきたいと思っています。
よろしければおつきあいを頂ければ幸いです。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
ysc726
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- 2013/01/01(火) 22:37:39|
- その他
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