
先日さるところで前から欲しかった
マミラリア・ナピナの苗を入手することが出来ました。
ナピナは綺麗な花の咲くマミラリアとして隠れた人気があるようで、なかなか入手は困難です。私も2年前までは知りませんでした。私が40年前にサボテンに夢中だった頃にはなかった品種だったと思います。
普通のマミラリアのサボテンは割合根が細く長いのがたくさん出て、成長が早いものが多いです。ですがこのナピナは太い根が出て成長はかなり遅いみたいです。またまだ知名度が低いので栽培されている方も少ないようです。
この苗は2頭立てで8cmと5cmの2頭になっており、もうつぼみが少しふくらんできていました。私はネット上ではナピナの花を見ていますが、まだ実物の花は見たことがありません。
それにネット上で見る花には花色やその咲き方にも個体差があるようで、出来るだけ多くの苗を咲かせてみたいと思っていました。
この苗にはかなり多くの蕾が付いていますので開花が楽しみです。
こちらは私が2年前に実生して、キリンウチワに接ぎ木していた苗です。2年間で直径が約5cmになりました。よく見ると側面に小さな蕾らしきのが出始めています。これも何とか開花してくれそうです。
蕾の大きさからすると先の2頭立ての苗とは花の時期がかなりずれそうで、交配は無理みたいです。まあ、そんなにいっぱいナピナばっかり育ててもしようがないですが。今年も海外からナピナの種を買っています。それを蒔けばいいことですが。
こちらは2番目の接ぎ木苗と同じ時の実生苗です。接ぎ木しないと直径が2cm弱、高さ2.5cmくらいの大きさです。こちらはまだまだ開花にはほど遠く、来年か再来年あたりになりそうです。同じ時の実生の白星はもう6cmくらいになっていますので、成長の違いが大きいのがわかります。それでも同じ頃の太平丸の実生苗よりも少し大きいくらいですので極端に成長が遅いわけではありません。
まあこの実生苗については、気長に開花を待つことにします。
近いうちに2頭立ての方は花が咲きそうですので咲いたら一番にご紹介したいと思います。
お楽しみに。
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- 2013/02/28(木) 23:27:13|
- マミラリア
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今日は結構暖かくなりました。数日前はまだ氷が張っていましたが、今日はもう春の陽気です。
数日前からロホホラ属・銀冠玉が次々花を咲かせてきました。銀冠玉はまだ育て始めて1年くらいです。どちらかというとサボテンのベテランマニアの方に人気があるようです。
白い粉をまとったような渋い肌色、少し地味な感じの外観とはそぐわない綺麗なピンクの花。大きくなると白い毛が増えてきます。通好みのサボテンという感じです。
同じロホホラ属の翠冠玉や、烏羽玉に比べると一番育てにくいとか。育てにくいところが通好みのゆえんでしょうか。とはいうものの私の所では結構順調に育っています。
上の写真は一番大きめの苗で直径6.5cmくらい。3cmくらいの綺麗なピンクの中筋のある花を咲かせます。去年は何度か種を取って小苗も生まれてきています。交配しなくても受精するときがあります。交配すると多くの種が取れますが、自家受精では受精しても種の数はかなり少ない場合が多いようです。

こちらは2番目に大きな苗で5.5cmくらい、この苗は産地が異なり、花の形や色が少し違います。花弁が太めで色は薄めのピンクです。花の感じとしては1番の苗の方が私の好みです。

こちらは3番苗です。一番色が白くて特徴的です。肌に少し成長傷のような物がありましたが、だんだん下に回って目立たなくなってきました。一安心です。やっぱり白いのはいい感じです。

4番苗です。大きさは5cm弱ですがかなり大きな花を咲かせます。系統は1番苗と同じ感じです。小さめのため疣の毛は少ないです。

こちらは一番末っ子的な苗です。この子はプレゼントに頂いた苗です。まだ3.5cmくらいでおそらくこれが初めての花でしょう。かなり濃いピンクの花です。
この子の下の方が少し黄色っぽくなっています。よくわかりませんが斑なのかなー・・・なんて勝手に思っています。もし斑入りなら種を取れば斑入り苗が得られる可能性もあります。交配したいところでしたが、同じ日に開花する苗がありませんでした。残念。 交配は後日にお預けです。
斑入り好きの私としては銀冠玉の斑入り苗を実生したいところですが、なかなか斑入りの親苗が入手できません。たまにヤフオクに出てても高くてなかなか買えません。何とかしたいんですけど。
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- 2013/02/27(水) 22:49:42|
- ロホホラ
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今年は花が早いです。
テロカクタス・大統領が早くも花を咲かせました。数日前からつぼみがふくらんでは来ていましたが、ほんの数日で開花してしまいました。今年は特に早いです。去年の写真のデーターを見ると4月5-10日頃に開花していました。今年は約1ヶ月半ほど早いことになります。
この苗は2年半ほど前に伊豆のサボテン公園へ行ったときに買った苗です。その頃は4cmほどの小苗でしたが今は6.5cmくらいになりました。順調といえるかどうかわかりませんがまずまずの成長でしょう。
去年もこの花は大きかったですが、今年もほぼ同じくらいで直径11cmありました。私の温室内では一番大きな花の部類に入ります。
色も綺麗です。外周部分がピンクで内側に行くに従って白くなり、花の底が真っ赤です。本当に鮮やかな花です。大きさといい、花の鮮やかさといい、私の知る玉サボテンの中では最高に近いでしょう。

もちろん、クジャクサボテンや、柱サボテン、ロビオプシスなどの園芸品種にはこれ以上の花もあるかもしれませんが、普通の玉型サボテンでは最高に近いでしょう。
大統領の花が全てこれくらいの大きさかというとそうではないようで、私の所に40年前からいる株は6-7cmくらいの花を咲かせます。個体差でしょう。でも花の大きな個体差は大歓迎です。
その古株の方の大統領はというと、まだ蕾が小さいです。あと2-3週間後の開花でしょう。

でもこちらも40年間の不摂生から立ち直り結構元気になって来ています。今年の花は少し大きめのが期待できるかもしれません。楽しみに待ちます。
ついでに去年買った和光丸はと見てみると、これも蕾を出し始めています。姿形は大統領と大変よく似ています。刺が少し弱いくらいの差のように見えます。
確か花も同じような感じだったように記憶しています。これも楽しみです。
去年実生接ぎした五色大統領は5cmほどになりましたが、まだ蕾を出す気配がありません。やっぱり今年の花はお預けかなー・・・。
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- 2013/02/25(月) 22:28:25|
- テロカクタス
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わたしは有星類の兜丸系やランポー系の品種が好きで一昨年から種を取って自家実生をしてきました。
元々ランポー玉は五角が標準でほとんどが五角です。その中からたまに生まれた四角や三角の苗がめずらしいので珍重されてきました。最近でこそ三角のランポーはそれほどめずらしくなくなってきていますが、私がサボテンを始めた40年前には大変貴重でめずらしい物でした。
40年前から生きている三角ランポーもありますがかなり見苦しくなって現在養生中です。そのうちまたご紹介しますが、今日は実生の話をしたいと思います。
私の所にはランポー系の品種は斑入り苗以外では、五角ランポー、五角ヘキラン、三角ヘキランと三角恩塚ランポーがあります。そんな中で三角同志の親苗を交配するとどんな苗が生まれるか興味があったのでやってみました。
今までは三角と五角の交配は結構しましたが、その場合は中間的な四角が多く生まれ、五角と三角が混じるという感じでした。
上の写真は去年の春に実生した
三角ヘキランと三角恩塚ランポーを交配して蒔いた苗です。
白点が密に付く恩塚の系統と、白点の全くないヘキランの系統を交配していますので、いろんなタイプが生まれています。この苗は一度植え替えて白いのとみどりのを分けて植えています。
だいたい白が3/5, 緑が2/5というところでしょうか。恩塚系の白点の濃いのが半分くらい出ています。白点の余り濃くないのも1-2割あります。まだら模様になる物なども出るかなと思ったのですがそれはないみたいです。

また三角は全体の70%くらいを占めています。四角が2-3割でしょうか。中には稜数が増えてきたり減ってきたりしているのもあります。三角のランポーも大きくなるに従って四角や五角に増稜することが多いです。ランポー玉の古株で15cmくらいになると6-7稜に増えていることがめずらしくありません。
最近は増えてきたとはいえ、今でも良い系統の恩塚三角ランポーは結構めずらしいので、何とか接ぎ木せずに育ててみようと思います。
これだけの数があればいい系統の苗を選んで育てることも出来るでしょう。少し窮屈になってきたのでそろそろ植え替えしないといけません。
植え替えるとまた鉢が増えて置き場所はなくなってきてしまいます。それが悩みの種です。


ついでに先日育苗箱から移動させてきた兜丸と銀冠玉の実生苗の経過報告です。
育苗箱の中は気温30度、湿度100%、腰水状態でした。それを温室内の出来るだけ暖かそうな所ということで、温風機の下に置いておきました。そうすると温風によって乾きすぎて3-4日で見にくく縮んでしまいました。温度こそそれほど違わないですが、水分量と、外気の湿度の違いでしょう。
実生小苗にとってはあまりの違いで干からびてしまったような状態です。
とりあえず温風機の下からははずして温風のこないところへ持って行きました。さてさて回復してくれるでしょうか。
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- 2013/02/24(日) 23:08:52|
- 実生・採種
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バラ丸の花とほぼ同時に精巧殿の仲間の花も満開になりました。
写真上は立ち刺系精巧殿です。
普通精巧殿の刺はワラジムシ風に横に寝ていますが、中棘が立ったタイプです。この苗の花は少し色合いが薄めの感じです。どちらかというともっと色が濃い方が見栄えがします。

これも立ち刺系の別の精巧殿です。この方は色合いがはっきりしていて綺麗です。花びらも一番上の苗は少しあちこちの方向を向いていますが、下の苗は綺麗に揃っています。花色、咲き方もそれぞれ違いがあります。とはいえ同じ苗の中でも咲くときによって花びらがよれたり、綺麗に揃ったりすることがあり、その時々によっても違います。

これは去年、精巧殿とバラ丸を交配して生まれた苗の実生接ぎ苗です。
刺は精巧殿とバラ丸の中間的な感じです。花も同じく中間的な感じ。白地にピンクの中筋が綺麗です。花弁が細くて私好みです。そういえばこのとき交配した親苗のバラ丸は細い花弁をしていました。やっぱり親に似るのでしょう。花弁が少し曲がっていますが、これは初めての花だからなのでしょうか。そう、これが初めての処女花でした。実生1年足らずでの開花です。早い物です。キリンウチワ様々です。
苗の大きさは1.5cmのが3個立てになっています。花は直径3cmくらいと花の方がずっと大きいです。
こんなに小さな苗なのに良くこんな大きな花を咲かせるなーと感心します。

これは普通のタイプの精巧殿ですが、9個同時に開花しました。花同志が押し合いへし合いしています。見事ですがちょっと窮屈そうです。この苗で直径4.5cmくらいです。これはそろそろ芯止めして子吹きさせる方が良さそうです。子吹きさせると来年一年くらいは花が見られないでしょう。ちょっと寂しいですが我慢するしかないですね。
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- 2013/02/23(土) 22:24:15|
- ペレキフォラ
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写真は去年の実生苗
太平丸フランクリンです。
その隣にそそり立っているのはキリンウチワです。
このキリンウチワは接ぎ木するときに台木の先端を1-2cm切断した物を挿しておいた物です。太平丸フランクリンが5mmほど大きくなる間に10cm以上伸びてキリンウチワの方だけが巨大になってしまいました。
別に太平丸が特別成長が遅いわけではなく、キリンウチワの方が成長が早すぎるのです。1-2cmの苗を挿しておくと半年くらいの間に10-15cmにまで大きくなりました。

太平丸フランクリンは加温のおかげで生き生きと成長を始めています。新刺の赤いのが綺麗です。まだ本来の強棘の面影は十分には出ていませんが、この大きさでも刺の強いのと弱いのや、刺の湾曲したのがわかります。
1年で大きいので約1cmです。なかなか大きくなりませんがこんなので標準でしょう。
まだ実生から1回も植え替えをしていません。そろそろ植え替えをしてキリンウチワと別の鉢に植えてやりましょう。
キリンウチワは台木に使えそうですので、大きめの鉢にまた4本植えにして育てる事にします。
今年は新しい接ぎ木方法を試そうと思っています。またうまくいったらご紹介したいと思います。
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- 2013/02/21(木) 22:50:25|
- エキノカクタス
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バラ丸と精巧殿が同時に咲きました。
この鉢の苗は一昨年にヤフオクで同じ方からバラ丸3苗として購入した物です。
購入時は花の咲いていない時期だったためよくわかりませんでしたが、何となく2本が刺が丸くて、1本がワラジムシ風の刺をしていました。その時から1本だけ刺が違うなと思っていましたが、花が咲いてみてそれらの内の1本が精巧殿で、残り2本がバラ丸とわかりました。
花は3本共に綺麗ですが精巧殿は白に近い花、バラ丸は濃いピンクです。でも共に花びらの中央が濃い色になるところは共通しています。花の形も少し変化はある物のほぼ同じです。やっぱりこれらはごく近い近縁種なのだというのがよくわかります。

角度を変えてもう一枚。
バラ丸の2本もかなり花色が違います。花の色も個体差が大きいようです。
いずれも実生苗ですが購入から1年半でほとんど大きくなっていないみたいです。接ぎ木しないと成長はかなり遅いようです。
たまに、ネットなどで精巧殿やバラ丸の大きな群生株を見かけますが、実生で10cm以上の大きさの群生株を作るのにどれくらいの年月がいるのでしょう。おそらく10年以上、20年ちかくかかりそうです。
はっきりとは言えませんが、群生株の多くは接ぎ木で大きくして、それを接ぎ下ろしした物が多いのではないでしょうか。台木を残さずに降ろせればほとんど正木と見分けが付きません。
私も去年バラ丸の実生をしましたが接ぎ木していない方はまだ4-5mmくらいです。これでは私の生きているうちに群生株を作るところまで行くのはまず無理でしょう。
何とかうまく接ぎ木苗を群生させてそれを接ぎ下ろしすることを考えましょう。
最後に去年のバラ丸の実生苗を実生接ぎした苗の写真を載せておきます。これは今約2cmです。
そして最初の実生苗の方は約3cmで、余り変わらないようになってきました。
接ぎ木の威力ってすごいですね。

同じバラ丸でもこの苗の花色は非常に濃いです。
違いの大きさに驚きます。
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- 2013/02/20(水) 23:33:11|
- ペレキフォラ
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今年も
野菜苗の種まきをする時期が近づいてきました。
去年はかなりたくさんトマトの種を蒔き、70本ほど作りました。
今年はどうしようか今考え中です。
その前に、以前ネットを見ていると、果物屋さんで買った果物の種を取ってそれを実生されている方がありました。
それがちょっと気になり、私もトマトの実から種を取って苗が出来るかどうかやってみたくなりました。
トマトの種は結構高価で、一袋に20粒くらい入って400-500円くらいします。ほんのちょっとしか入っていないのに一粒あたりにすると非常に高い買い物のように感じました。他の野菜の種は遙かに安い物が多く、トマトの高額さに驚きました。
この間買った中玉サイズのトマトが結構甘かったのでその種を取ってサボテン用の育苗箱の中で蒔いてみました。
4-5日で芽が出ました。写真ではわかりにくいかもしれませんがひょろっとした苗が2本生えています。
サボテンの兜丸や緋牡丹錦の横のスペースで一応芽を出しました。
ひょっとするとこれはいけるかもしれません。
ただし、トマトは実がなってみないとどんな感じになるのかははっきりしません。最近は交配種が多いので、一代交配の品種などはその次の代では全く魅力のない苗になる可能性もあります。これは育ててみないと何とも言えません。
種は30粒くらい取れましたのでこれも蒔いてみることにしました。もちろん正規の種屋さんで購入した種も蒔く予定です。どういう苗、実がなるか楽しみです。
今年は去年取ったモロヘイヤの種も蒔く予定です。自家産種子でどこまで行けるか実験です。
夏野菜の種まきは来月くらいかなー。
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- 2013/02/18(月) 23:19:14|
- 野菜と花の栽培
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マミラリア・夕霧がかわいい花を咲かせ始めました。
この株は私の若い頃からうちにいる年寄りの夕霧です。その割に元気で若々しい感じになってきました。数年前までは世話もせずに放っておいたため、元気がなかったですが、去年くらいから元気に伸び出しました。去年から背も5cmくらい伸びた感じです。
ピンクの花がかわいいです。少し細めですがそこが女性的でいい感じがします。


ちょっと背が高くなりすぎてきたので根元から切って整形してみようかなと考えています。果たしてどうなる事やら。

こちらは2年ほど前に我が家へ来た苗で、全体的に大型です。
太さも4-5cmあり全体的にたくましい感じです。成長も早く、みるみる立派な群生株になってきました。

花は底が少し黄色っぽい所が少し異なります。でも多花性で次々に咲いてきます。
この方が立派に見えますが、私の個人的には初めの胴の細い方が好みです。何か優雅さを感じます。
夕霧とはもう40年近いつきあいになりました。それほど派手なサボテンではないですがその姿、形、花ともに好きです。
このあとどれくらい立派な群生株に出来るか、とことん付き合ってやろうと思っています。
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- 2013/02/17(日) 22:37:38|
- マミラリア
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外はまだ0度を下回る日が多いですが、我が家の温室内はすっかり春です。
温室に新型温風器を導入してようやく2ヶ月、やっとその効果がはっきり現れてきました。
サボテンは成長の遅い植物です。そのため温度を少し高くしてもすぐに急に大きくなるわけではありません。効果が現れるのは1-2ヶ月たってからです。
先月から効果は現れてはいましたが、最近になってようやくほとんどの苗が動き出した感じです。
うちの
スーパー兜も少しからだがふっくらしてきて新刺、いや新疣というか白点が出てきたようです。
もうすぐに蕾も出してくるでしょう。この苗は接ぎ木で去年下ろした苗です。見た感じは全く正木の物と見分けが付きません。本当は接ぎ木してない物が欲しかったのですが、また枯らしてしまいそうでとりあえず接ぎ木で勉強です。白点を汚さないようにしなくちゃ。

これも大分生き生きしてきました。
真っ白な系統のスーパー兜です。もう少し白ければアルプススーパー兜と呼ばれるタイプになるんでしょうが。去年この子供たちを実生したのでその子等に期待です。
実はこれも接ぎ下ろし苗です。でも綺麗ならいいんだと言い聞かせています。冬場は下の方がしわが寄ってフニャフニャでしたが元気になってくると堅くなってシワも伸びてきます。
花の蕾も見えかけてきました。今年も種を取ってスーパー兜の実生をするかな・・・。

これは
実生の兜丸です。
ISW系ということで自慢だったのですが、下の方がくびれてしまい、ちょっと貧素になってしまいました。
上から見るとわからないですが横から見るとはっきりわかります。

前にも書きましたがこれは種の取りすぎだと思います。サボテンに種を作らせるとエネルギーが種の方に取られて苗の元気がなくなるようです。この苗はそれほど元気がないというわけではないですが、兜丸独特の丸々とした体型にはもう戻らないかもしれません。
今年もまた蕾を出してきています。また斑入り苗と交配するかなー。それともちょっと休ませてやろうかなー。もう少し考えてから決めたいと思います。
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- 2013/02/16(土) 22:52:50|
- 兜丸類
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マミラリア・明星です。
金色の刺を出して綺麗に群生しています。
刺を1点から放射状に出すところから、形が星の輝きに似ているので明星と名づけられたのでしょう。いい名前です。
明星とは金星のこと。
そういえば昔、明星という芸能雑誌がありました。これはスター(星)のことを話題とする本だったからかもしれません。
この種の花はマミラリアでも一番早めで11月頃から咲いておりとっくに咲き終わっています。今は小さな実を自家受精していました。
マミラリアのサボテンは花を咲かせてかなり立ってから実が出来てきます。2ヶ月から4ヶ月後に赤い実が出来てくることが多いみたいです。交配していても結実しなかったのかと忘れた頃に実が出来てきます。

今年、桃花白星の交配をしました。花は長く咲いていましたがようやく終わりかけです。まだ結実しているのかどうかはっきりしません。もう1-2ヶ月たって忘れた頃に実が出来てくるのだろうかと思います。
本当に忘れてしまいそうです。白星に実が出来たら、白毛に赤い実で結構目立ちそうです。心待ちにしています。
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- 2013/02/14(木) 23:14:52|
- マミラリア
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マミラリア・鶴の子丸にも小さな花が咲きました。
白い刺にえんじ色の花が綺麗です。花数は余り多くないです。
この鶴の子丸も40年前からの生き残りです。長い間の手抜き栽培でかなり弱っていましたが、少し回復してきて花を付け始めました。本当はもっといっぱい花を付けてもおかしくないですが、まだ木の元気が100%ではないのかもしれません。でも新刺は白いのを結構伸ばしてきています。下の方が茶色っぽいのは40年間に少しずつ変色してきたものでこの株の歴史みたいな物です。
花が少ないのは鶴の子丸そのものが余り多花性ではないのかもしれません。他の方の育てておられるのを見る機会がないのでよくわかりませんが。
うちにはこのほかに2株の鶴の子丸があります。40年間に増えたり、腐りかけて挿し木したりで結局増えています。
一番大きな株は広がり23cmくらいありますが、真ん中の部分が腐りかけて今養生中です。
今年はそれを分解してもう一度作り直そうかと思っています。大きいので結構大変な作業になりそうです。その様子はまた作業が済んだらご報告したいと思います。
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- 2013/02/13(水) 22:36:32|
- マミラリア
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今年最初の実生を行いました。
去年自家採種した種や、ネットで購入した種がかなりありますので早めに開始することにしました。
戸外はまだまだ寒くて氷の張るような気温ですが、加温装置の付いた育苗器の中は30度近くの温度がキープできています。育苗箱だけでは保温性が十分でないのでスチロールシートを巻いて断熱効果を高めています。
これが種蒔きから約1週間の状態です。結構発芽の状態は良好です。

これはコリファンタ、トリプギオナカンサの発芽です。
去年ヤフオクで購入していました。種が薄い茶色をしていて発芽が心配でしたが良好な発芽率です。強い刺が魅力のコリファンタで少しでも早く大きくなった姿を見たいので1-2本実生接ぎしてみようかなと思っています。もう少し我慢です。

これは去年の種の残りの緋牡丹錦です。
去年花が1個だけ結実しまして種が取れました。種が極小さいので1個の果実から何百という種が取れました。今まで2回に分けて蒔いていますが、まだ大分残っています。今回もこれで30-40粒くらいはあるでしょう。発芽は良好です。種が小さい分発芽苗も非常に小さいです。当然のことながら斑入りかどうかはまだわかりません。

亀甲牡丹の実生苗です。
これもヤフオクで入手した物です。発芽率は良好そうです。
去年、メサガーデンで亀甲牡丹の種を注文しましたが、税関で引っかかり、結局入手が出来ませんでした。後でワシントン条約で輸出入が制限されている品種だとわかりました。輸出証明などの書類が必要なので先方に頼んでも発行してくれず結局あきらめました。
その点国内産の種子は全く問題ないので安心です。おまけに発芽率も良好です。国内で入手できる種はわざわざ輸入する必要はないですね。

これも去年ヤフオクで入手したコピアポア・黒王丸です。
良い発芽率です。
去年メサガーデンで種子を購入して蒔きましたがコピアポアは全く発芽ゼロでした。
ひょっとしてコピアポアの品種は発芽率が悪いのかと思っていましたが、そうではなくやっぱり種が古かったのでしょう。国内産の黒王丸の種子は出回ることが少ないようで貴重です。大事に育てなければ。

こちらは自家採種の花王丸と太平丸の交配種です。
これは全く発芽していません。私の所ではどうも太平丸系の種は発芽率が良くないです。これも20分塩酸処理をしましたがだめです。この撮影後もう一度追加で30分塩酸処理をしてみましたがどうでしょう。
どうもうまくいかない感じです。太平丸類はまだまだ勉強しないといけません。

これは自家採種の月世界の実生です。
月世界は自家受精するのでその取れた種を蒔いています。大きめの苗がありますが、それは隣の黒王丸の種がこぼれたのだと思います。白くて小さいのがそうです。月世界は子を良く出して群生しますのでそれを挿し木すれば容易に増やせます。そんなでその実生は必要性がないように思われがちですが、多くの実生苗の中から白くていいタイプの苗を選別すればよりよい系統の苗を残せます。実生にはそんな利点もあります。
現在第2弾を実生中です。またその経過は後日ご報告します。
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- 2013/02/13(水) 00:07:41|
- 実生・採種
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去年は秋の初め頃まで実生をしていました。
さすがに冬になって一休みになっていますが、先日から今年の実生を再開しました。
その経過は次回に報告したいと思います。
今回は去年の最終の実生苗のご報告です。
上の写真は去年9月の実生苗です。兜錦とルリ兜錦の交配ですが、余り斑入り苗は出ていません。
通常は発芽後2-3ヶ月で温室へ移しますが、試しにずーっと加温の育苗器に入れっぱなしにしていました。
そこは温度設定が30度で常に腰水状態(鉢の下1/3くらいまで水を入れた状態)で、湿度はほぼ常に100%の状態です。サボテンの発芽には最適ですがずーっとそのままでは根腐れや病気などが心配です。
そのため普通は2-3ヶ月で温室へ移しますが、どのくらいまでその育苗器で育てられるか実験も兼ねてやってみました。
先日までは順調のようでしたが、昨日見ると兜の小苗に黒い斑点ができはじめていました。(上の写真)
また、銀冠玉の小苗のほうは成長点付近が茶色くなっています。(下の写真)
どちらも同時期に実生した苗よりもかなり大きくなっていますが、やっぱり病気などは出やすいみたいです。
確かに周囲温度が30度で常に湿度が高いので成長はしますが、病気や細菌の繁殖も旺盛になります。
一方の温室の方はというと、我が家では加温を強めにしていますので最低温度が15度くらいで、やや乾き気味です。そのため夏型のサボテンはほとんど休眠状態になっています。
サボテンの実生小苗は温度さえあれば生長する物です。しかしこの時期には旺盛に成長させることは難しいです。
同時期に実生した銀冠玉で温室へ早めに移した苗が下の写真です。
大きさは3-4mmです。
育苗器に入れていた方は5-6mmになっていますのでかなりの差が付いています。
色も育苗器の方は緑色で、温室の方は茶色っぽくなっていますが健康そうです。
育苗器の方は”成長期です”という感じ、そして温室の方は”休眠しています”という感じです。
それに、育苗器の方は土の部分に苔かカビのような物が発生しています。これは余りよい状態ではありません。実生小苗はカビなどで全滅することもありますので要注意です。
とりあえず、この2鉢は急遽温室へ引っ越ししました。それでもまだ大丈夫そうな鉢が3鉢ほど残っています。
うまく育ってくれるなら育苗器で高い温度をキープして育てる方が有利ですが、病気や細菌の害のことを考えるとリスクが伴います。
いい設備をして滅菌処理できる環境なら、1年くらいそこで育てると普通の倍以上の成長も見込めそうです。おまけに土や肥料も理想的に管理すればもっと早く大きくすることが出来そうです。
今の私には無理ですが、費用と労力が十分使えるなら一度はやってみたいなーなどと考えてしまいます。
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- 2013/02/11(月) 23:27:00|
- 実生・採種
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1月16日にご報告した
ペレツデラロサエの単管の開花からちょっと遅れて群生株の方がようやく開花してきました。
単管の方が咲いているのに蕾も出てこないので今年は咲かないのかと思っていました。
この苗は前の単管の苗とは兄弟関係になります。
元々は単管の根本付近で胴切りして下を子吹きさせ、上をそのまま育てて、2本がそれぞれ大きくなった物で、元は1本の苗でした。元々は同じ1本の苗なので花も全く同じです。

胴切りから1年半で広がり12cmくらいまで大きくなりました。単管もいいですが群生苗もいい物です。

ペレツデラロサエは成長は豊明丸などに比べると少し劣るようですが、順調にいけば結構早く大きくなります。
これで白毛がもう少し増えてくれば申し分ありません。花の色は薄いピンクですが、株によってかなり花色も変化があるようです。出来ればもっと濃いピンクの花がいいですが、それは今後の課題としておきます。

こちらは前に根腐れを起こして根無しになってしまった苗です。
何とか復活できそうな感じですが、花は咲いているものの新刺はまだ出てきません。新刺が出てくれば一安心ですが、まだ活着してくれるかどうか不安です。
元々は上の苗よりも大きかったのですが、こじれて成長を止めているうちに大きさでは明らかに追い越されてしまいました。
でもこの苗は刺の白さでは魅力があるので何とか復活させてやりたいです。
サボテンって一度こじれるとなかなか元に戻るまでが大変です。いっそのこと新しい苗を入手する方が早いことが多いですが、それではこの子がかわいそうです。せっかくお気に入りだったので何とか元気にさせてやりたい・・・そんな親心みたいなのものです。
ペレツデラロサエは大好きなので去年から今年にかけても海外から種を買って実生をしています。それらの中には鈎棘が直棘になった物や、どういう違いかよくわからない変種も含まれています。
何本か育っていますが、まだその特徴ははっきり確認できません。またもう少し大きくなったらご報告したいと思います。
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- 2013/02/10(日) 23:42:36|
- マミラリア
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前に書きました精巧殿系とバラ丸は去年の夏頃の実生接ぎ苗ですが、去年の春に実生接ぎ苗した苗はこれよりももう少し大きくなっています。ついでにそれらもここでご報告しておきます。
これらは去年の春、6月頃の実生接ぎで、精巧殿系よりも2ヶ月くらい早い時期でした。
夏場はキリンウチワに成長期で1ヶ月でも見違えるくらい大きくなる時期があります。そのためこれらは大きさではかなり差が付いています。
元々ペレキフォラの仲間は成長が遅い部類なので接ぎ木しても差が付いてしまうのかもしれませんが。
上の写真は
テロカクタス五色大統領です。赤と黄の混じる強い刺をだして元気に育っています。今の大きさは約5cmになりました。今年はもう花を咲かせるのではないかと思います。
実生から1年でこんなになるとは驚きです。刺の強さは現地球ほどではないですが、まずまずの状態です。
果たしてどんな花を咲かせてくれるのでしょう。我が家の大統領は直径11cm近い花を咲かせましたがそれくらいのを咲かせるでしょうか。
前からある大統領の苗には蕾があがってきています。これはまだですがどうでしょうか。

こちらは同時に接いだ
白刺大統領です。
大きさは少し小さめで4cmくらい。子を1個出しています。これはどうでしょうか。今年の開花は間に合うでしょうか。微妙です。
白刺大統領は刺以外は大統領と同じなんでしょうか。花に違いはあるのでしょうか。咲いてみないと何とも言えません。開花待ちです。


この2株は
マミラリア・テトランシストラといいます。
余り日本ではまだ知られていない品種みたいです。マミラリアの美花種として海外のネットで見て、めずらしいので種を輸入して蒔いてみました。
太さは3cm弱で背が高くなってきています。もともと円筒型に育つ品種なのでしょう。鈎棘が少々扱いにくそうですが、花が綺麗そうなので我慢です。花が咲かないとその価値がわかりません。小型種なら今年開花するでしょうが、大型種だと来年に持ち越しになるかもしれません。
未知の部分の多い品種なので、花の時期もよくわかりません。
蕾が出てくることを心待ちにしています。
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- 2013/02/09(土) 22:58:12|
- 接ぎ木・接ぎ下ろし
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先日、
恩塚盤石が今ひとつ元気がないなーと思いながらよくよく見ると、何か腐りが来ているようで、根本がぐらぐらします。
表面は白い点に覆われていますので中の様子がよくわかりません。
そこで根本から切断してみると写真のような状態でした。
根から入った腐りがほぼ内部全体を覆っています。表面はほとんどわかりませんが内部はほとんど全てが腐ってしまっていました。
一昨年に出した自費出版の写真集にも載せたりして気に入っていましたが、惜しいことをしました。
前には同じブロガーの"サボちゃん”様からほめていただいたりもしたのですが、残念です。
根本を調べると根は鉢全体に伸びています。それなのに腐るとは、今ひとつ原因がはっきりしません。
やっぱり水のやり過ぎなんでしょうか。
腐りが途中までで止まっていれば挿し木する方法もあるのですが、ほぼ成長点の先端まで腐ってしまっていますのでどうしようもありません。
恩塚盤石は体の表面が白点で覆われていますので苗の異変に気付くのが遅れました。
こんな腐りを起こさせるとは、私のサボテン栽培もまだまだです。
毎年、大きめの苗を数本は腐らせてしまいます。実生小苗はもっと何十本も腐らせるととがあります。
なかなかサボテン栽培も上達しません。日々試行錯誤の毎日です。
丈夫な品種はいいですが、ちょっと根の弱い品種などは何とかしないといけません。
昔の本を引っ張り出して勉強のし直しをしましょうか。
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- 2013/02/08(金) 22:49:31|
- 未分類
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去年の4月頃に、うちの
バラ丸2株が開花して、それを交配しました。
種は約1ヶ月で熟し、その種をすぐに蒔きました。発芽率はまずまずで結構たくさんの実生苗が出来ました。その中の数本をキリンウチワに接ぎ木しています。
接ぎ木したのが6月頃ですのでそれから約8ヶ月です。苗は2cm強の大きさで育ちました。もう去年採種した親苗に近い大きさになっています。それに比べ、接ぎ木しない苗はまだ3-4mmの大きさです。これぞキリンウチワの威力、キリンウチワ様々です。
実生から8ヶ月でこんなに立派な花を咲かせるとは驚きです。
自分自身で種を取って実生した苗が花を付けたのは2番目です。1番目は去年の兜錦でした。でもちょっと感激です。
蕾がふくらんできたかと思うと、ここのところの陽気で一気に開いてきました。
やっぱりバラ丸の花は綺麗です。この苗は花弁が細くて優雅な感じ。私の好きなタイプです。花の大きさは苗の大きさよりも大きくて3.5cmくらいあります。先日の精巧殿よりも大きな花です。
花が1個だけなので少し大きめなのかもしれません。何個も一斉に開くと大きさは少し小さくなるみたいです。
まだ蕾は何個か出ているみたい。少しずつ咲くでしょう。
バラ丸や精巧殿は1頭からあまりたくさん咲くと大きさが小さくなるので少なめの数になるようにするのがいいみたいです。出来れば数頭から10数頭の群生株にして一斉に開花させると一番見事になるでしょう。今年もすでに成長を始めているようですので、出来るだけ勢いよく成長させ、自然に子吹きするならそのままにし、子吹きしない場合は強制的に子吹きさせてやろうかなと思います。
いずれにしても今年の成長具合がどれくらいなのかで成果が分かれそうです。この台木のキリンウチワはまだ葉を落としていませんのでかなり良い成長が期待できると思っています。
キリンウチワの成長速度がどれくらいまで発揮できるか、今年はそれに挑戦してみましょう。

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- 2013/02/07(木) 23:18:13|
- ペレキフォラ
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またまた
ペクチニフェラのお話で失礼します。
この前1個だけ咲いた花は結局結実しませんでした。やっぱり雌しべが開いていなかったためか、または自家受精そのものが無理なのかわかりません。
そんなこんなで、また次の花が今度は5個同時に咲きました。とはいっても小さな花ですので、花の観賞する価値は少ないです。
よく見ると今度は雌しべが開いています。
やっぱりこれが正常なんでしょう。前回の花は何らかの理由で雌しべが開かなかったのだと思います。これは天候や気温なども関係するときがありますので理由はよくわかりません。
今回の花は数も多く一応他の花からの花粉を載せられます。本来同じ苗の中での別の花は他家受精にはなりませんので気休め程度です。これで受精してくれれば自家受精が可能ということになります。だめなら自家受精不可能ということでしょう。
今から開花中の新しい苗を探しても購入できるかどうか難しそうです。だめなら採種は来年までお預けです。
何とか受精してくれますように・・・・。
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- 2013/02/06(水) 22:33:25|
- その他
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ここのところの陽気でペレキフォラ・精巧殿が花盛りに成ってきました。
蕾の数は10個以上出ていますが全部が一度には咲かないみたい。一部が咲いてもまだ残りがたくさんあります。
花は薄いピンク地に濃い中筋が入ります。この苗は花数が多すぎて花の大きさは少し小さめのようです。もう少し咲いた頃が花盛りかもしれません。

これはまた別の苗です。
これも同じく花数が10個以上出ています。花の形はこちらの方が整っています。花の大きさは2.5cmくらい。これも少し小さめです。本当は4cmくらいの花が咲くのですが、栄養が多くの蕾に分散されて花の大きさが小さくなったのでしょう。これはテロカクタス・大統領などの開花の時にも言えます。1個だけの花の時はかなり大きい花を咲かせますが、2-3個になると同じ株でも花の大きさは小さくなるみたいです。
これでも10個くらい一度に咲けば見事でしょう。精巧殿は開花期間が比較的長いので、追加で咲いた花と一緒にもっといっぱい群開してくれることを期待して待ちましょう。

こちらは有刺精巧殿と呼ばれるタイプです。
通常の精巧殿はワラジムシ風の刺を横方向に広げて伸ばします。それに対して有刺精巧殿は一部の棘が垂直に立っています。刺座の数も少し少ないみたいです。
花は全体に色が薄めです。これは個体差と思います。有刺精巧殿そのものが全部薄い花色とは言えないと思います。まあ、花の色は濃い方が見栄えがしますが。
花だけ比べると近縁種のバラ丸の方が濃い色で見栄えがします。
バラ丸もほぼ同時に開花時期になっています。去年キリンウチワに実生接ぎした苗も咲き始めました。次回はそちらをご紹介します。
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- 2013/02/05(火) 22:43:57|
- ペレキフォラ
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私は一作年からキリンウチワの接ぎ木をたくさんしています。
キリンウチワに実生接ぎをすると成長が早く、刺物はいい刺も出してくれます。
私のようなせっかちな人間には接ぎ木の台木として重宝します。
精巧殿やバラ丸は実生から1年足らずで開花することも可能になっています。
そんなキリンウチワですが、まだ一般的にはそれほど広まっていないように思います。
そこでこのキリンウチワを少しでも多くのお方に味わっていただけるように、
5名のお方にプレゼントをしたいと思います。
実生接ぎ用の台木ですので実生をされておられるお方を対象とします。
まだ世間はかなり寒いので2月末頃の発送させていただくように準備したいと思います。
お一人1本だけですが、うまく育てれば1年で10倍くらいに増やすことも可能だと思います。苗は10-12cmくらいの根無しの物になると思いますが、温度を20度以上にキープして水分を十分に与えれば2週間で根を出して成長してきます。元々高温多湿を好む植物ですので夏が近づき、25度以上になると旺盛に成長してきます。
まずはそのまま育てて20cmくらいまで伸ばし、それを上の方から10cmくらいのところで切って、上の方を台木用として管理し、下を繁殖用として子を出させるようにすると容易に増やせます。切り口は乾燥させる必要はありません。そのまま土に差して大丈夫です。水は十分あげてください。水耕栽培しても腐らないほど水が好きな植物です。
上の写真は台木用の鉢に生えた小苗です。これは実生接ぎした苗の横から出た芽を土の上に置いていたら根を出して大きくなってきた物です。
また時々葉が落ちてしまうことがありますが、それを挿しておくと子供が出てくることもあります。いわゆる葉差しです。多肉植物ではおなじみの方法ですが、キリンウチワでも可能です。

このように葉の付け根から子が出てくることもあります。必ず成功するとは言えませんが、元気の良い大きな葉で試すと成功することが多いです。
しかし、葉差しは子が出るまで時間がかなりかかりますので、繁殖用の台木に出た子を植える方が能率的です。
私は実生接ぎした苗の失敗した物を繁殖用に使用しています。実生接ぎはなかなか100%成功するというのは難しく、たまに失敗するのもあります。そういうのはそのままにしておくと子を1-2個出しますのでその子が10cmくらいになるまで置いておいて、台木として使えるようになったら切り取って別の鉢に植えます。そうすれば後々台木として増やしながら使うことが出来ます。
実生接ぎに成功した物でも横から脇芽が出てくることがあります。そういうのも1cm前後で切り取って植えると根を出して育ってきます。夏場なら2-3ヶ月もすれば台木として使用できるくらいの大きさになります。
キリンウチワの実生接ぎのしかたはNET上で詳しく解説されておられるお方もありますのでそちらを参考にしてください。
キリンウチワのプレゼントをご希望のお方は下記宛メールでご連絡ください。ご応募が多い場合は抽選とさせていただきます。また発送は送料着払いでお送りしたいと思いますのでご了承ください。
shige-y@mh1.117.ne.jp
2月12日追記 キリンウチワプレゼントはご応募が多いため本日をもちまして終了させていただきました。プレゼント用の苗がもっとたくさんあればいいのですが、私の所も今はそれほど余分な苗がありませんのでご了承ください。またもっとたくさん増やせたら考えたいと思います。よろしくお願いいたします。
キリンウチワは周囲温度が15度以下になると成長を止めるようです。出来るだけ暖かい環境で育ててください。0度くらいまで枯れることはないですが、葉を落としてしまうかもしれません。ある程度温度管理が出来ることが条件となります。その点をご理解ください。
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- 2013/02/04(月) 23:18:18|
- 接ぎ木・接ぎ下ろし
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私の所には
ヘキラン錦の親株が2本あります。
いずれも接ぎ木ですがかなり大きくなってきました。
上の株は6稜タイプですが結構いい斑柄をしています。直径は9cmくらい。
去年の秋頃から日当たりのいいところに置いていたら、かなり赤っぽくなってきました。元々普通の黄色の斑入りでしたが、季節によってか赤っぽくなることがあります。
去年の夏頃までは温室のガラスに白いペンキを塗って遮光していました。それをはがして今はガラスが素通しの状態です。秋冬は日差しも弱いためこれで大丈夫ですが夏になれば遮光をしないと日焼けするでしょう。去年の夏は寒冷紗をかけていました。
秋冬に良く日差しを当てると赤くなるように感じています。これは兜丸の斑入りなども同じようで、赤っぽくなっているものが多いです。前にご紹介した紅葉ランポーも日差しに当てる方が黄色や赤に成りやすいことがわかってきました。
この苗は元々普通の黄色の斑なので紅葉ランポーとは違うのでしょう。でも紅葉っぽいです。

この苗もかなり赤っぽくなってきています。
こちらは大きくなって13cmくらいになりました。接ぎ木としては頭でっかちすぎて限界です。今年はもう一株と一緒に接ぎ下ろしをしないとだめでしょう。
こちらも黄斑のところがかなり赤くなっています。まだ休眠中ですがそろそろ新しい刺座が出てきて、もうすぐ蕾が出てきそうな雰囲気です。
特にこの株は良く花を咲かせ、亀甲ヘキランや恩塚三角ランポーとの間に種が取れ、子孫をいっぱい残してくれました。
片親が斑入り苗の場合、斑入り苗が生まれる確率は10-30%位のことが多く、それほどたくさんの斑入り苗が出来るわけではありません。でもランポー類は開花数が多く、交配がしやすいので採種数も多くたくさん種が取れます。そのため斑入りの子供もかなりいます。

これらがその子供たちの一部です。大きさは1.5-2cmくらい。実生1年半です。
白点のないヘキラン系の苗、白点ある物、恩塚系の白点の密な物、四角、三角など交配相手によって様々なタイプが出来ています。
ランポー系は兜丸などに比べても育てやすく根も丈夫なので生育も早いです。斑入り苗の場合は斑の部分が多い苗ほど生育は遅いです。
これらの苗の中にも赤っぽい苗があります。
前にも書きましたが私には紅葉ランポーの性質がまだ良く理解できません。真っ赤になったり、黄色になったり、また緑に戻ったりでどういうメカニズムなのかが理解できません。
最近になって日差し、日光の当たり具合で赤味が出ることが少しわかってきましたが、そのほかの要因についてはまだ理解できません。
赤っぽくなっている苗を見ると太陽の当たっている側が赤く、日陰側は色づきが少ないことは事実です。

これは前にもご紹介した亀甲ヘキラン系の斑入り苗の実生接ぎ苗です。
子を出してきていますが、日差しの当たる側の子は赤い色をしています。それに対して裏側は緑色です。

結構面白い物です。
この出ている子はいずれはずして接ぎ木しようと思いますが、今赤い子も緑になったり赤くなったりするんでしょうね。
これからの季節、この赤っぽくなった色合いはどうなるのでしょう。
去年にはなかった変化なのでよくわかりません。
しばらく経過を観察して紅葉ランポーの仕組みを探ってみましょう。
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- 2013/02/03(日) 21:56:29|
- ランポウ類
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マミラリア・黄金丸です。
これは私の温室に40年前からいる苗の生きのこりです。
私はマミラリアが好きですが、なぜかというと、40年前に育てていた苗で今一番多く生き残っているのがマミラリアで、それだけに愛着があるからと思います。
この黄金丸もかなり丈夫で、乾燥にも、暑さ、寒さ、多湿、いずれにも強いから今まで生き残ったのでしょう。黄金丸は植え替えの時に子が外れやすくそのたびごとに数が増えて、今は6株くらいの群生株になっています。一番大きくて広がりが23cmくらいでしょうか。大きくなると子が外れて結局それ以上には広がりにくいみたいです。
花は黄色っぽくてそれほど目立ちませんが毎年少しずつ咲きます。いっぱい満開という具合に行かないのは私の育て方が十分ではないからかもしれません。でも少しずつ大きくはなっています。
うちの苗は中刺があるので黄金丸です。中刺のない物を金毛丸または金手毬というようです。

昔、40年前に私がサボテンに夢中だった頃は、こんなマミラリアのサボテンがサボテン栽培業者のカタログにたくさん載っていました。それが今やほとんど見かけなくなりました。今は紙のカタログも減り、WEB上で販売されているのが増えてきました。変わった物だなーなどとしみじみ思います。
マミラリア好きの方が減っているのは実感しますが、マミラリア好きの私としてはマミラリアのサボテンの魅力を私なりに紹介し続けたいと思います。
マミラリア同好会でも作りましょうか。
マミラリア好きの人集まれ!
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- 2013/02/02(土) 22:42:28|
- マミラリア
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暖かくなった温室内で
ノトカクタス・白閃小町が新刺を出してきました。
この白閃小町というのは真っ白な刺の中に少し赤い刺の混ざるのが特徴なそうです。
成長点の付近はほとんど真っ白でまぶしいような色合いです。奥まった成長点の中真っ白な新刺が吹き出しているような感じです。
一般的なサボテンですが、こんな綺麗な刺を出している姿が大好きです。

もうすぐここから蕾が出てくるでしょう。毎年結構たくさんの花を咲かせてくれます。花色は真っ黄色ですが、雌しべだけが真っ赤で目を引きます。
今年は暖かさのせいか、生育も順調みたいです。サボテンでも花でも、どれも元気よく成長している姿が見ていて気持ちいいです。元気がなく生気のない苗は見ていても気持ちが晴れません。
サボテン栽培の一番の楽しみはこんな元気な苗の姿を見られることなのかもしれません。
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- 2013/02/01(金) 21:41:39|
- ノトカクタス
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