
うちの大輪を咲かせる
テロカクタス・大統領が今年4個目の花を咲かせました。
大きな花を次々良く咲かせてくれます。
今回の花は何となく以前よりも少し大きいように感じて、花径をはかってみました。

なんと、今までの最高記録11.5cmありました。
花はその開き方で大きさはかなり変わってきます。大統領の花は2-3日咲き続けますが、1日目よりも2日目の方が大きくなることが多いです。もちろん、天候によって、開く角度は違ってきます。曇りがちの時は十分開ききらずに終わることもありますし、快晴で温室内の温度が高くなってくると反り返るくらいに開ききります。
昨日は天候も良く、目一杯に開いてくれました。
しかし、株の直径が6.5cmくらいで花径が11.5cmというのはいかにも不釣り合いなくらい大きいです。
今のところこの花を楽しんでいるだけですが、何もしないのはもったいなく思い、この子の子孫を残してやりたくなってきました。そのためにはもう1本大輪の大統領が必要です。
私の所には40年前からの古株の大統領が1本ありますが、その苗は花が小さめです。去年は6cmくらいでした。今年も蕾は出ていますが開花はまだ先になりそうです。この苗との交配は、花の大きさの点ではメリットがないので面白くありません。
どこかにもう1本大輪の大統領はありませんか。
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- 2013/03/31(日) 22:15:57|
- テロカクタス
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銀冠玉の実生小苗の植え替えに失敗しました。
去年に自家採種の種を実生した物ですが、ご覧の通り植え替え後1.5ヶ月くらいで半分程が枯れてしまいました。植え替え時にはだいたい綺麗に並べて植えていたのですが今残っている苗は所々で、歯抜け状態になってしまっています。
今までかなりの実生苗を植え替えてきましたが最悪の結果です。
なぜこんな事になったかというと、そもそもの要因は前の鉢に植わっていたときに、根ジラミが発生していたことが原因でした。
私の温室内では去年くらいから根ジラミが発生しだして、あちこちの鉢に伝染しています。実生苗を植えている鉢にも発生して、かなり広がってしまっていました。この銀冠玉にも感染していましたので、どうしようか迷ったあげく、根をスミチオンで洗って、さらに感染した根を切り取って植えることにしました。まだ3mm前後の大きさの苗ですので、根を切っていいのかどうか迷ったのですが、試しにとやってみました。
根を切ったらその部分を乾燥させないといけませんので、3日ほど乾かして植え付けました。
しかし、非常に小さな苗ですので乾かしている内に干からびてきて、かなり弱ってしまったようでした。

その結果がこの有様です。もう一鉢も同じようです。
結局、こんなにも小さな苗を根を切ってしまうということは自殺行為になるということでしょう。
私は以前から実生小苗の植え替え時には、出来るだけ根を切らずにそのまま植え付けるようにしていました。根が付いたままだとかなり植えにくいですが、極力根を傷つけず、箸で根を土の中に押し込むようにして植え付けていました。
今回の失敗で、やはりその方法が良かったのだと確認できました。うまく植え替えできれば、ほとんど枯れる苗は出てこないみたいです。
根ジラミの発生している苗も無理に根を切ったりせずに、オルトランなどの殺虫剤を根の付近に入れてそのまま植え付けるようにしました。まだ100%確信は出来ませんが、それによってほとんど根ジラミは退治できそうです。
サボテン栽培のほとんどの手引き書には、植え替え時には根を2-3cmまで切り詰めて、数日間乾かしてから植えるようにと書かれています。
そうすると、元気のいい苗は2-3週間で新しい根を出して成長を始める様ですが、中には発根に手こずり、1-2ヶ月根を出さない物もあるようです。下手をするとその時点で成長をストップしてしまい、こじれてしまう物もあります。
そんな私の経験から、最近はほとんど根を切らずに植え替えることが増えました。マミラリアの成長のよい品種などは、根が伸び過ぎて収まりきらない物もあります。また成長が良すぎて鉢一杯に根が張っている物、そういうのは切り込みますが、根が太い物や、根の数がすくない物は土を落としてそのまま植え替えるようにしています。
鉢から抜いたときに根を傷つけた物は根を乾かしますが、傷ついてない場合はそのまますぐに植え付けるようにしています。そうすれば植え替えで成長が止まることもなく、継続して成長してくれます。
皆さんはいかがされていますか。
根を切るか切らないか、意見は分かれそうです。
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- 2013/03/30(土) 21:43:37|
- 実生・採種
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3月6日に胴切りした
マミラリア・ペレツデラロサエに根が出てきました。
これは胴切りした上半分の方です。切断後、空の鉢に乗せておきました。
こういう風に胴切りやカキコした苗は乾かしたあとすぐに土に植え付けするよりも、そーと空の鉢の上などに置いておいて発根を確認したあとに植え付ける方が確実です。もし茶色く腐りがはいってきたような場合は、鉢に植え付けているとわからずにそのまま腐ってしまうことがあります。サボテンは空気中でも根を出すので発根を確認してから植え込むと安心です。
3月6日から発根まで24日間です。結構早いほうだろうと思います。このときはペレツデラロサエは3つ切りしていますが、真ん中の部分はまだ根が出ていません。同じ苗でもその部分部分で状態が違うようです。相対的に寸法が短いほど根は出にくいようです。
接ぎ木苗を下ろす場合も、台木部分を長めに残す方が根は出やすい様です。
ちょうど3月始めに4本接ぎ木苗の接ぎ下ろしをしていますが、それも根はまだ出ていません。それらは台木が袖ヶ浦ですが、台木の長さを短めにすると根はなかなか出てくれません。台木の長さを2cmくらいにすると1.5-2ヶ月くらいかかりそうです。早く根を出させてやらないと株が衰弱してしまいそうです。
早く根を出せ接ぎ下ろし苗。
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- 2013/03/29(金) 22:08:22|
- マミラリア
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一昨年の実生接ぎ苗
テロカクタス・五色大統領です。
キリンウチワの実生接ぎから1年半で約5cmになりました。接ぎ木しない大統領は5cmくらいで開花していますのでこれもそろそろ開花しないかなーと楽しみにしていました。
実生苗の方はもう2-3週間前から花が咲いています。
今日、よく観察してみると小さいながら蕾を発見しました。写真では刺に隠れてよく見えませんが確かに蕾です。うまくいくと2-3週間で開花しそうです。でもサボテンの蕾は苗の勢いが良くないと途中で落ちてしまったりすることがあります。この苗も先日植え替えしましたのでその点が少し心配です。
五色大統領はその棘色が赤からピンク、黄色まで様々に変わっていくことから付けられたのでしょう。5色あるかどうかは疑問ですが新刺の赤味は綺麗です。それはすぐに黄色に変色してしまいますが、ずーっとこのままの赤でいてくれたらいいのになーと思うのは太平丸でも同じです。
余り刺の強いサボテンは花が変形しそうですが、こいつはどうでしょうか。花の胴の部分が長ければ問題ないですが、この花はどうでしょうか。開花を楽しみに待つことにします。

こちらは同じ時に接いだ
白刺大統領です。少し小さめで約4cmです。1個子が出ています。この子は余り歓迎できないのでそのうちはずそうかと思っています。白刺ですが成長点付近だけは少し赤味が出ます。
刺は全体的に少し短めの印象です。さて花はどうでしょうか。大きさからして今年の花はお預けでしょう。来年に期待です。
それと気になるのは接ぎ木で出た子をはずした場合にうまく根が出るかどうかです。接ぎ木苗を台木をはずして下ろすとき、台木を少し残して下ろせばたいていうまく根は出ます。しかし、台木を全くなしにするとなかなか根が出ずにそのうち枯れてしまう場合もあるようです。キリンウチワではどうなのか、まだ経験がないのでよくわかりません。
とりあえず、この白刺大統領と、ヘキラン錦の接ぎ木でカキコ(子をはずして挿し木すること)を試してみようと思います。
近日中にやってみますので、経過はまたご報告したいと思います。
現在天候の良い日を待っている段階です。
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- 2013/03/28(木) 22:55:01|
- テロカクタス
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前に
太平丸の実生小苗をご紹介させていただきましたが、結構反響がありました。
その頃の実生苗がそれぞれ個性を出し始めていることもあり、それらを集めてご紹介してみようと思いました。
太平丸はかなり小さな頃からいい刺を出し始めたり、その外形だけでも魅力があります。同じ太平丸でもその特徴は違いが大きく、千差万別です。わずか実生2年くらいの小苗でもその特徴を良く出してくれています。わずか1-2cmの大きさでその姿を鑑賞できるのは太平丸以外ではあまりないでしょう。
上の写真はアメリカのメサガーデンの種子の実生です。SB409という番号が付されていました。種を500個ほど購入して50個くらい生えました。発芽率は悪いですが私の技術ではこの程度が限界でした。
全体的に丸々として体つきで、コバルトブルーの肌色がいい感じです。刺は全体的にかなり長い刺が湾曲して伸びています。新刺はピンクから赤色のものが多いです。

1本クローズアップしてみました。大きさは1.5cmくらいですがいい感じに育っています。この種類はキリンウチワに接ぎ木して3本育っています。3-4cmになっていい刺を出しています。この実生苗も大きくなると同じようないい刺を出してくれるでしょうか。接ぎ木の方がいい刺が出しやすいといわれますが、実生苗でも同じように刺のいい苗を見かけます。それはやっぱり日照が一番影響しているんでしょうか。これから比較していきましょう。

これは同じくメサガーデンのNSL94という番号の苗です。SB409とは産地が違うのでしょう。体つきは同じような感じですが刺は全体的に短めです。でも中には赤いいい刺の苗もありそうです。大きくなるとまた別の魅力が出てくるかもしれません。
メサガーデンの解説には頂部に綿毛が多いという説明がありました。今の段階ではその特徴がはっきりしませんが、大きくなると綿毛が増えてくるかもしれません。期待しておきましょう。

こちらはまた全然違う顔の太平丸です。
これは同じ時期にドイツのコーレスから購入した種を蒔いたのもです。15粒ほどの種から4-5本生え、4本育っています。発芽率はいい方でした。生まれたばかりの苗は白っぽい刺で刺も貧弱でしたのでがっかりしていましたが、最近になって刺が良くなってきて見直してきたところです。

棘色は相変わらず黄色系で、新刺も全く赤味はありません。でも刺は結構太くて長いのが出てきました。メサガーデンの苗は刺がカールして胴体から放射状に伸びる系統でしたが、こちらは余りカールせずに体に沿って伸びるようです。
そう、これは翠平丸の系統に近いようです。太平丸でもニコリーのように刺が長くカールするのもありますが、翠平丸のように刺が体に沿って伸びるのもあります。その他、雷帝系、花王丸系、尖紅丸系など様々です。私は個人的には赤い刺が好きですが休眠期に入ればほとんどが黄色い刺に変わってしまうので黄色刺系でも大差ないといえば言えます。
ともあれ、コーレスさんの太平丸のお手並み拝見といきましょうか。

こちらは太平丸フランクリンとして種をヤフオクで購入して蒔いた物です。フランクリンとはフランクリンマウンテンという地名から来ているようで、その産地の太平丸は強棘が特徴だそうです。私も8cmくらいの苗を1本購入しましたが、勇ましいいい刺を出しています。ニコリーよりも少し短めですが刺の強さが印象的な系統です。

刺は太い物、細い物が混じっていますが全体的に赤く太いものが多いです。メサガーデンの苗に比べると刺は太くて短く感じます。新刺の棘色は濃い赤が印象的です。このままの比率で大きくなってくれたらさぞいい苗のなると思うのですが、成長と主に外観は変わっていくでしょう。
まあ、どんな風になってくるかはこれからのお楽しみということで、ご報告を終わります。
次は中苗をご紹介する予定です。ご期待あれ。
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- 2013/03/27(水) 22:40:34|
- エキノカクタス
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マミラリア・クルシゲラが咲きました。この苗は頂き物です。
比較的大きめの体に小さな疣をいっぱい付けてそのミニチュア細工のような疣と刺が独特の美しさを醸しだしています。

花は胴体の中央部分から咲き出しました。普通のマミラリアはもっと成長点近くから咲くのですが、かなり変わっています。花の蕾の近くと成長点付近だけ白い毛を出しますがそれ以外は毛がありません。
白毛や白刺の多いマミラリアの中でも少し変わった印象です。少し成長点が傾いてきています。置く方向を変えながら傾きを直してやりたいです。大きくなると分等することが多いとか。これもそうなるのでしょうか。私は分頭タイプは余り好きではないので、出来ればこのまま大きくなって欲しいです。白毛好きの私ですが、こんなのもまた変わっていていいなーなどと思うようになりました。
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- 2013/03/26(火) 21:35:28|
- マミラリア
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今年初めてのランポー系の花、
亀甲ヘキランが咲きました。
ランポー系の花の中では立派な方です。
この苗は接ぎ下ろし苗ですが、去年と一昨年この苗を親として何度も種を取り実生をしました。
この苗は見たところ亀甲の性質がある他は特別めずらしい特徴を持っていないように見えます。それなのにこの苗と交配して取った種からの実生では、紅葉ランポーが生まれたり、斑入りが生まれたりすることがたびたびありました。もちろん必ず現れるという物ではないですが、時々出ます。普通は斑入りや紅葉の性質などは正常な苗同志の場合は滅多に出る物ではありません。この苗にはその遺伝子としてそんな隠れた性質を持っているようです。
実生苗は増えすぎて置き場所に困りますが、ことしも実生をやってみたいと思っています。
しかし、相手方になるヘキラン錦2本と、三角恩塚ランポーは現在接ぎ下ろし中で棚の下に転がっています。それらが根を出して勢いよく育ってくるまでは交配はお預けです。
他に三角ヘキランや、普通の五角ランポー、五角ヘキランなどもありますが花はまだ咲いていません。兜丸やランポー類は春から秋までかなり長い間花を咲かせてくれます。じっくり交配が出来るまで待つことにしましょう。
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- 2013/03/25(月) 22:33:31|
- ランポウ類
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テロカクタス・紅鷹が咲きました。
ピンクで底の部分が深紅です。そう、これも先日の大統領や和光丸と同じテロカクタスの仲間なんですね。その姿形は全然違う印象ですが、花を見れば共通点を見いだせます。
この苗は刺が強くて立派なので、花びらが刺にじゃまされて綺麗に開きにくいみたいです。こういう現象は他の強棘種でもよく見られます。太平丸や象牙丸、太白丸でも見られました。本当に花を重視して楽しむのなら刺は短い方がいいみたいです。でも花は一時だけの物です。普段はやっぱり刺のいい方が勇ましくて見栄えがします。特にこの紅鷹はその刺の太さ長さが魅力です。多少の花のさきにくさには我慢してもらいましょう。

この花は大統領などに比べると花びらが少なく少しまばらな感じです。花だけ見れば大統領が一番かもしれません。
写真の1枚目と2枚目は開花したばかりの時の物、3枚目はその翌日の写真です。かなり咲き方や色合いが変わってきました。花径も大統領には及びませんが6cmくらいになりました。綺麗な花です。
うちにはもう一株の紅鷹があります。その株は同じ紅鷹といえども全く雰囲気が違う苗です。この苗は比較的細身で少し背が高めですが、もう一株の方は背が低くどっしりした感じで顔つきも全く異なります。その苗はまだつぼみが堅い状態です。開花まで少し時間がかかりそう。また開花したら比較してみましょう。
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- 2013/03/24(日) 21:55:22|
- テロカクタス
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先日ペレツデラロサエの実生苗をご紹介しました。あれは実生丸2年の苗で2.5cmくらいでした。
今日ご紹介するのは去年の実生接ぎ苗で実生1年弱の苗です。大きさは2cm前後で接がない状態の2年生の苗とほぼ同じくらいの大きさです。
上の写真の苗は実生後1ヶ月くらいでキリンウチワに接いでいます。普通の実生苗と大幅には違わない印象ですが、中刺の鈎棘があっちを向いたりこっちを向いたりしています。時々鈎棘同志が引っかかり横に寝ているところがありました。普通の実生苗とどういう違いが出てくるか見守っている段階です。

こちらはドイツのコーレスの種子でペレツデラロサエ変種エルサエズと表示された品種です。ネット上で調べてみてもどういうところが違うのかはっきりしませんでした。エルサエズというのは地名のようでその特徴を表しているのではないようです。
中刺は太めで規則正しく並んでいます。縁棘が少し茶色っぽいところがあります。まだ小さいので花は咲いていませんが、花の違いなのかもしれません。おそらく花は来年にお預けでしょう。
小さいながら子吹きを始めているようです。さてどういう風に育っていくんでしょうか。

こちらもペレツデラロサエ変種エルサエズです。こちらは少し茶色っぽい中刺と真っ白い縁棘が印象的です。この3本の中では一番小さめで2cm弱ですが子吹きを始めました。キリンウチワの成長力による子吹きと思われます。太平丸などは群生株は歓迎されませんが、ペレツデラロサエなら群生株は大歓迎です。群生株作りにキリンウチワを利用するのもありかなと思いました。
早く一人前の株にしたいがために接ぎ木したペレツデラロサエですが、キリンウチワに接ぐことによってまた違った魅力が出てくるかもしれません。
実生苗の方とも比較しながら成長の様子を観察したいと思います。
また時々ご報告します。
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- 2013/03/24(日) 00:12:03|
- マミラリア
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私はずっと以前からアガベが好きでした。
40年くらい前からうちの温室にいる
雷神はいっぱい増えて置き場所に困っています。雷神以外ではこの写真の
王妃雷神白中斑を気に入っていました。
これは2年ほど前にヤフオクで入手した物ですが、入手当時から葉に傷のような赤い筋が入っていました。傷なのか病気なのかよくわかりませんが、見た目が良くなくて気になっていました。そのうちきれいになるだろうとそのままにしていましたがなかなか直りません。この傷は一度付くと消えないようでこのまま放っておいても綺麗にはならないようです。
前に1個出来た子をはずしたら、それは綺麗な葉をしていましたので、この親株の方は思い切って芯を留めて子吹きさせてやろうと決めました。
前に雑誌か何かで多肉植物も芯止めをして子吹きさせることが出来ると読んだことがあります。私は初めてですが、思い切って中心部の葉をカッターナイフで切ってしまいました。
この苗自信は結構元気なようですので、うまくいけば1-2ヶ月で子を出してくるでしょう。
この王妃雷神の斑入りは、たまに白斑の株から黄色の斑入りが出たりするらしいので、それもささやかな希望として期待します。
さてどんな感じになってくるんでしょうか。
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- 2013/03/22(金) 23:39:35|
- 多肉植物
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最近の良く晴れた日中は結構暑くなります。
先日の快晴の昼間に温室へはいると中は36度になっていました。朝晩はまだ霜が降りることもあるような寒い日があります。こんな寒暖の激しい頃はサボテンの世話もどうしていいのか迷ってしまいます。
この
ホマロケフェラ属 綾波は去年の秋に家へ来たばかりです。先日植え替えをして温室の棚の下に置いていましたが、2週間ほどたったので上の棚へ引っ越しをしました。そのとたん真夏のような暑さと日照りです。見てみると全体的に白くなっています。これは大変とまた下の棚へ移動です。
どうも急激な温度と日照によって日焼けを起こしかけたみたいです。まだ何とか回復できそうなレベルですが、もう少しで醜いあざを残すところでした。
どうも最近のように急に日差しが強くなったり、温度が急上昇するときが一番危ないです。サボテンの日焼けはただ日照が強すぎて起こるのではなく、温度上昇が重なって起こる物のようです。
うちでは、出来るだけ日照は強くしていい刺を出させるようにしようと、去年ガラスのペンキをほとんど落としてしまいました。その代わり、通風を良くして温室内の温度を下げるようにしています。
以前は温室の天窓を開けて通風していましたが、風のない日などは換気が十分ではなくうまくいきませんでした。そこで温室の側面のガラスサッシ部に網戸を着けてそこをあけて風を通すようにしました。温室内には小さな通風用のファンを置いていますのでそれで換気が出来ます。
真夏の暑い時期はそれでも暑くなりすぎますので、去年は寒冷紗のお世話になりました。
今の時期はそんなに暑い訳ではありませんので、換気をしていませんでした。それで温度が上がりすぎたようです。
植え替え直後のサボテンは根が張っていないので日焼けしやすいです。うまく日差しに少しずつならしながら育ててやらないといけません。結構手間がかかりますね。
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- 2013/03/21(木) 23:17:35|
- ホマロケフェラ
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昨日の太平丸の接ぎ木苗は大きさが2cm前後でした。
それに対して接ぎ木しない同じ時の
太平丸実生苗は1.0-1.5cmくらいです。上の写真がそうです。
接ぎ木苗はもう普通の小苗としての顔を出していましたが、こちらはまだ幼苗という感じです。
右半分がメサガーデンの種子でSB409というナンバーの物。左半分が同じくメサガーデンのNSL94という品番の物です。よく見てみると右側のSB409の方が刺が長く立派です。体つきは両方とも同じように丸々とした体型でコバルトブルーの白っぽいいい色をしています。どちらも新刺は赤いいい色をしています。
太平丸でも新刺が赤くなく黄色の色の系統もありますが、やっぱり赤い方が魅力的です。新刺が赤い品種でもしばらくして刺が硬化してくると茶色に変わってきます。ずっと赤いままいてくれると一番いいですがなかなかそういうわけにないきません。
一緒にルリ兜錦の苗が1本植わっています。同じ時期に実生した兜丸の斑入り苗のあまりを1本植えていたようですが、良く覚えていません。おそらく植えたときは5mm くらいの小さな苗でしたので余ったのを植えたのでしょう。
こうやってみると、太平丸と兜丸(斑入り)の成長具合はほぼ同じくらいのようです。どちらもそれほど遅いほうではないですが、マミラリアの多くの品種に比べるとかなり遅いです。マミラリアの白星などの品種は体がかなり柔らかく水分が多そうです。それに比べると太平丸や兜丸は体が硬く水分も少なそうです。水分を多く蓄える事の出来るマミラリアはそれで成長が早いのかもしれません。同じマミラリアでも体の硬そうな品種は成長の遅いのもあります。
体の堅い物の代表は牡丹類でしょう。そう、やっぱりこれらは非常に成長が遅いです。やはり体の密度の高さが成長速度に比例しているように思えます。こんな堅いサボテンをうまく早く成長させる方法はない物でしょうか。
これらの太平丸達は写真撮影後植え替えをしました。隣とくっついた体をちょうど間に1本はいるくらいあけて植え替えてやりました。
そうすると植木鉢は3個に増えてしまいました。また場所がいっぱいです。
困った。
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- 2013/03/20(水) 22:38:53|
- エキノカクタス
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最近かなり暖かくなって
太平丸類が綺麗な赤い新刺を出して来ました。
うちには太平丸類の実生苗が結構増えてきました。去年と一昨年の実生ですが、それらは接ぎ木しない物はまだ0.5-1.5cm位です。
接ぎ木した物はかなり大きくなって3.5cmくらいになっているのもあります。
去年キリンウチワや袖ヶ浦に実生接ぎした苗が何本かあります。それらは子吹きするものが多く、その子吹きした子を切り取って袖ヶ浦に接ぎ木していました。
冬から春になって一番始めに成長し始めたのがこれらのカキコの接ぎ木です。元々袖ヶ浦は寒さに強く、少し暖かくなってくるといち早く成長を始めます。今日はそんな接ぎ木苗から新刺の目立つのを3本選んで写真を撮りました。

これはキリンウチワに接いで子吹きしたのをはずした子供です。結構赤っぽくていい刺です。メサガーデンのSB409という番号の種だったと思います。キリンウチワに接いだ親苗?よりも刺は多少短めかもしれません。でもこれで十分ですが。

これも同じくメサガーデンのSB409の子供です。刺の色が少し違いますがほぼ同じです。刺が湾曲して出るところが好みです。
これはまた別の系統です。苗の大きさは2cmくらいで一番小さめですが刺は一番立派です。赤黒い刺を出して花王丸の系統のように見えます。まだ小さいのでこれからですが刺座の白い毛も多く将来が楽しみな感じです。
太平丸の開花はだいたい6-7cmくらいになってからです。それまでは花を楽しむことは出来ませんが、その赤い新刺や丸々とした体つき、白っぽい肌色など他にも魅力がありますので見飽きません。
私の所では実生はどうもなかなかうまくいきません。それでも小苗ながらも魅力のあるこんな太平丸が増えてきていっぱいになってきました。大きくなるに従って鉢も大きくなり場所を取るようになります。何とかスペースを確保しなければ。
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- 2013/03/19(火) 23:04:29|
- エキノカクタス
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先日の
テロカクタス・大統領の開花につづき、
和光丸が開花しました。
大統領とよく似ていますが綺麗な花です。
先日のうちの巨大輪大統領には及びませんが、直径8cm近いかなり大きな花です。花の色合いや咲き方も大統領とほとんど同じです。刺も似ています。
私は和光丸というのをよく知りませんでしたので、ネットで少し検索してみました。
そうすると Thelocactus bicolor subsp. wagnerianus という名で紹介されていました。
Thelocactus bicolor というのは大統領です。
なるほど、やはり大統領の変種だったようです。どのような変種かははっきりしませんでしたが、ほとんど大統領と同じような感じです。
同じ大統領でも、直径11cmの大きな花を咲かせるのもあれば、6cmくらいの花を咲かせるのもあります。それは個体差で、かなり花の大きさひとつでも差があるようです。
少し前に咲いた大統領の大きな花は、左のカテゴリーのテロカクタスの欄をクリックいただけると出てきます。
もちろん刺にも強いのや弱いのなど差が大きいです。原産地球の写真などを見ると強い刺が密集してうちの苗などとは全く異なる姿をしています。やっぱりサボテンは育つ環境でも違いが大きく現れます。
でも花の大きさはやはり遺伝性があるでしょう。この和光丸も結構いいですし、うちの大統領も優秀です。この子等の子孫を残してやろうかななどと思ってしまいます。それには大輪の苗がもう一本いります。さてどうしましょうか。
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- 2013/03/18(月) 22:33:05|
- テロカクタス
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去年の秋にキリンウチワに実生接ぎした
ルリ兜錦です。
今。ようやく1.5cmくらいになりました。
見てください。立派な刺が出ているではありませんか。金色のちょっと魅力的にも見える刺です。でもこれは正真正銘のルリ兜錦です。私も今まで兜丸系の実生をかなりしましたがこんな苗は初めてです。
ランポー丸系で棘のあるのは見たことがありますが、兜丸系では初めてです。一見、エキノカクタスの太平丸かなと思ってしまうくらいです。刺座にはふわっとした白い毛が生えています。稜数が8稜の所も太平丸と同じです。
なぜこんな棘が生えたのかと考えてみると、やっぱりキリンウチワの成長力による物と思われます。キリンウチワに実生接ぎするとその旺盛な成長力によって通常子吹きしない苗が子を出したり、強い刺を出したり、中には石化などをする場合があります。この刺もそんな成長力のたまものではないかと思います。
このときには合計4本のルリ兜錦を実生接ぎし、1本は接ぎ木失敗で3本育っています。3本のいずれも少しずつ刺を出しています。


これはおそらく一時的な物で次第になくなってくるのだろうと思います。でも、このまま刺有りで大きくなってもそれなりに面白いような気もします。その場合は刺有りルリ兜ということになるのでしょうか。そのうち強棘兜丸などというのが出来るかもしれません。でもそんなのをベテランのサボテン趣味家の方に見せると「刺のある兜丸などない。それは兜丸ではない。」などと非難されそうです。
同じ時に実生した接ぎ木しない苗はまだ6-7mmくらいで、もちろん刺などは出ていません。
今年もキリンウチワが成長期に入ってきました。これからまた旺盛に成長してくると思いますが、これらのルリ兜錦がどんな風になっていくのかちょっと楽しみになってきました。出来れば子吹きはしないで欲しいのですが。
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- 2013/03/17(日) 22:18:43|
- 兜丸類
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以前から蕾の出ていた
精巧殿変種の実生接ぎ苗です。
蕾が出始めて2ヶ月以上立ちます。つぼみは十分ふくらんで開花寸前の所まで来ていますが、それからいつまでたっても開きません。
10個以上出ていた蕾は開かないまま落ちてしまう物がでてきました。どういう訳でしょう。
最近かなり暖かくなって台木のキリンウチワの成長が早くなってきたように思います。この苗も花は開きませんが体径がかなり大きくなってきたようです。成長点の刺が増えて来ているのがよくわかります。
どうも栄養分が花に行かず、体を太らせる方へ行ってしまっているような感じです。普通、接ぎ木をしない状態では精巧殿はかなり成長が遅く、花を咲かせている間はほとんど新刺が出ないように見えます。
キリンウチワに接ぐと成長が格段に早くなるため成長のバランスがおかしくなったように感じます。
この花は蕾の色合いから見て赤花系のようです。一度は咲いたところが見たかったのですがどうも今年は難しそうです。でも成長が早くなるということは有り難いので一応今回はこれで良しとしておきましょう。
今後はうまく群生化してくれることを祈りつつ、来年の開花に期待することにしませよう。

これも別の種類の精巧殿変種の実生接ぎ苗です。
これも蕾は出ていますがどうもうまく咲かないような感じです。蕾の先端が崩れて変形しています。それ以上蕾は大きく成らずに止まってしまっているようです。これも成長が目に見えて早くなってきたようです。これも同じ現象のようです。2本とも直径は2.5cmくらいになり、以前からある実生苗と同じくらいになりました。これも今年の開花はお預けみたいです。
とにかく早く大きくして、適当なところで接ぎ下ろしをし、それから花を楽しむようにした方がいい感じです。今年も精巧殿やバラ丸は十分な花を見ることが出来ました。これからは来年のことを考えて育ててやろうと思います。
さてどうやって群生株を作ろうかな・・・・・。
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- 2013/03/16(土) 23:17:42|
- ペレキフォラ
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3月8日、待ちこがれていた
マミラリア・ナピナの花がようやく咲きました。
最初は1個だけ咲きました。思っていたとおりの華やかな花です。
薄いピンク地に濃いピンクの中筋が入り、その濃いピンクの色は先端に行くほど濃くなっています。
精巧殿やバラ丸と色合いは似ていますがこれらは花の中心部分ほど濃い色をしています。それに対してナピナはその逆の色変化です。そのためかちょっと見慣れない花色に感じます。
花の大きさは約5cmほどあり、マミラリアの品種の中では一番大きめの部類に入ります。一輪でもこんなに見事なので、たくさん咲くとどんなになるだろうと期待していました。

そうすると、次の日には2個開花しました。
いいですね。かなり立派です。
その2日後、8個咲いて満開になりました。
壮観です。
ナピナの花は結構長持ちします。だいたい3日くらいは咲き続けているみたいです。開花期間が長いと多少咲き遅れの花があっても同時開花になるので、一度に咲く花の数が増えて見事になります。これは精巧殿やバラ丸も同じような感じです。
見事な花を咲かせる品種も開花時間が1日だけの品種は、こういうずれの調整が出来ず、思うような咲き方にならない場合があります。たまたま開花時に天候が悪いとうまく咲ききらずにしぼんでしまうこともありました。その点このナピナは優秀です。せっかく1年間この花を楽しみに育ててきて、うまく咲かずに終わってしまっては苦労の甲斐がありません。


今回咲いた株は先日入手したばかりの苗です。
以前から持っている2株のナピナはまだ蕾が小さい状態です。次はこの2苗に期待です。
特に私自身が実生した苗は、キリンウチワの接ぎ木ではありますが、自分で種から育てたという愛着があります。
やっぱり、サボテンを育てていて一番嬉しいのは、小さかった苗がだんだん育ってきて、ようやく開花球になり、一人前になって立派な花を咲かせる、その時です。
ナピナも株によって花色などにかなり変化があるようです。
どんな花を咲かせるか期待しながら待ちましょう。
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- 2013/03/15(金) 22:28:27|
- マミラリア
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今年も
トマトの種まきを始めました。
3月2日に種まきをして4-5日で発芽、写真は3月8日の様子です。この苗は大玉トマトの麗夏です。ホームセンターで
麗夏の種を一袋買って蒔いたら24個生えました。発芽率は95%位でした。
うちの種まきし使用している育苗器は8cmのポットで24個しか入りません。それで一度にあまりたくさんの種まきを出来ません。とりあえずこの麗夏を育てて、その後中玉トマトのフルティカトマトを蒔きました。これはまだ芽が出ていません。

発芽仕立てのトマトの苗は細くて長くてか細いです。発芽したら早めに温室へ移動して直射日光で育てます。長い間育苗器に入れておくと徒長してひょろ長くなります。温室内は18度から30度くらいで小苗の生長にはいい状態です。今の時期、野外で発芽仕立てのトマトを育てるのは無理です。しばらくはサボテンの鉢をのけてトマトの苗は陣取ります。
トマトの実生が終われば南京やオクラも蒔く予定です。いっぱい蒔いても温室内には空きスペースがほとんどありません。さてどうしたものか・・・・・
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- 2013/03/14(木) 22:48:46|
- 野菜と花の栽培
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前に蕾が出てきていた
フェロカクタス・王冠竜の花が咲きました。
真っ黄色ですが、花びらがひらひらして優雅です。刺も黄色、花も黄色で少し目立ちにくい感じもありますが、これで赤い花などを咲かせると違和感があるでしょう。王冠竜の花は黄色が似つかわしいと思います。
渋いコバルトブルーの肌色に金色の刺、真っ黄色の花と非常に奥ゆかしさがあります。
まず、3個咲いて、翌日には花は6個になりました。
蕾の数を数えてみると16個ありました。結構多花性なんですね。
この花を見て思いつきました。この王冠竜の名は花が王冠のように咲くところから来ているのではないでしょうか。黄色の花は金の王冠のように見えます。王様の頭に載っている王冠はコバルトブルーの生地に金の糸で装飾をされて、金の飾りが付いているようなイメージです。私の勝手な解釈ですが、こう考えると王冠竜の名前がしっくりします。

この花びらのひらひらした形はどこかで見たような・・・と考えていると、思い出しました。綾波の花びらと同じようです。先日雑誌に写真が載っていました。私はまだ綾波の開花球を持っていませんので、実物にはお目にかかっていませんがこれも綺麗そうなので来年あたりには花を見たいと思います。それは今後のお楽しみにしておきます。
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- 2013/03/14(木) 22:21:59|
- フェロカクタス
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マミラリア・アザラシが花を咲かせました。
前にも書きましたが、このアザラシは白王丸の強刺変種とされているそうです。なぜアザラシなどという名が付いたかよくわかりません。刺がアザラシのひげを連想させるからなんでしょうか。もっといい名前がありそうですが。
マミラリアのサボテンは余り刺を楽しむ種類ではないと思います。この品種も白刺の中から褐色の強い中刺が出るところが魅力なんでしょう。花はクリーム色にピンクの中筋がある小輪でそれほど目立ちません。

アザラシは成長点が分頭して広がるタイプと、子吹きして群生してくるタイプがあるようです。うちの苗は子を吹いてきました。背がちょっと高くなってきたので胴切りしようか迷っています。
子の大きくなる様子を確認しながら今年はこのままにしておきます。おそらく来年あたりに胴切りすることになりそうです。アザラシの群生株なども面白そうです。
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- 2013/03/13(水) 22:00:27|
- マミラリア
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昨日までマミラリアの品種の胴切りのご報告をいたしましたが、胴切りというのは綺麗な群生株を作るためのひとつの方法です。
そうやって作った群生株がありますのでここでご紹介しておきます。
上の写真は
マミラリア・豊明丸です。
2年前に私が単管を胴切りしたのもです。かなりたくさん子が出て、それが結構大きくなりました。広がりは直径15cm近くになっています。2年間での成長ですのでかなりすくすく育ったということでしょう。同じ頃にペレツデラロサエも胴切りしていますが、そちらは広がりが10cmくらいでかなり差が付いています。
豊明丸は開花が比較的遅いので今年は花が咲きませんでした。1頭1頭の大きさは3cm前後と小さめなので、豊明丸としての魅力である白い毛はまだ少なく、まだまだこれからという感じです。全体の頭数が多いので大きくなってくると見事になるでしょう。今後に期待です。

こちらは3年前に群生株を購入したものです。
私が胴切りしていませんが、ほぼ同じように作られています。おそらく胴切りから5年目くらいでしょう。広がりは約20cmくらいになっています。白い毛も増えてきてかなり白くて綺麗になってきました。花もかなり咲いていますが、ペレツデラロサエのような多花性ではないので花は群開というほどにはなりません。
今年も数日前に植え替えしましたが、鈎棘が引っかかって結構大変です。苗が大きくなってくるとその重みで刺が食い込んできて手に刺さります。革の手袋をはくと大丈夫ですが、細かい作業がしにくくなりますので、できるだけはかずにしています。
この豊明丸はペレツデラロサエに比べると刺が細いのでまだ扱いやすいです。ペレツデラロサエは刺が太くて強いので引っかかると大変です。素手でさえ引っかけるとなかなか取れません。皆さんもご注意を。
この苗は胴切りした上半分の苗です。自然に子吹きして結構形の良い群生株になってきました。こういう形の苗も自然でいいですね。サボテンの原産地ではこんな形で群生しながら大きくなっていくんでしょう。この苗はこのまま育ててみようと思います。
マミラリアの多くの品種は成長が早いので群生株が比較的早く作ることが出来ます。
月世界や小人の帽子などのエピテランサのサボテンがこれくらい成長が早ければ、綺麗な群生株が作りやすいのですが。実際には成長がかなり遅いので、これらの3倍から5倍くらいの時間が要するみたいです。
何とか早く育てる方法はないものでしょうか。
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- 2013/03/12(火) 22:35:39|
- マミラリア
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昨日のペレツデラロサエの胴切りにつづいて
マミラリア・希望丸も胴切りしました。
単頭の大きな苗です。大きさは直径9cm、高さは15cmくらいあります。径が太いので切るのもちょっと大変です。小さめのカッターナイフで切りましたので切り甲斐がありました。希望丸の毛は真っ白だと思っていましたが、疣の奥の方の毛は茶色い色をしていました。元々はこんな色の毛なんでしょうか。
正確にはペレツデラロサエと同じ日でした。ちょうどいい天気が続いていましたので思い切って2本連続でやっちゃいました。天気が良くないと切り口が赤くなってそこから腐ってきたりすることがあります。出来れば胴切りする日からあと2日くらいは好天候が続く日を選ぶ方がよいでしょう。

上半分の切り口はペレツデラロサエと同じく周りの部分を少しそぎ落とします。これは乾いてきたときに芯の部分がくぼんでくるのを防ぐためです。これをやらないと発根したときに奥まったところから根が出てくることになります。
このとき下半分の方は面取りしません。それは下の写真を見てください。

これが胴切りの3日後の様子です。中央部分が大きく凹んできています。でもこれでいいんです。子はこの切り口の周辺部分から出てくるので、そこからでた子がその切り口部分を覆いやすくなります。
ただしうまく多くの子が出ればの話です。2-3個しか子が出ないような場合はうまく切り口が隠れません。そんなときは運が悪いということであきらめないといけません。
さてさてどれくらいの子が出てくれるでしょうか。理想をいえば10-15個くらいは欲しいところです。
私はまだ希望丸の胴切りは初めてなので、普通どれくらいの子が出るのかもわかりません。楽しみに待ちましょう。
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- 2013/03/11(月) 22:54:13|
- マミラリア
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ここ数日暖かかったですが、今日は元の寒さが戻ってきた感じです。三月初めというと普通はこんな位の気温でしょう。ちょっと暖かい日が続くと一気に春が来たという錯覚に陥りますが、そう簡単には暖かくなってくれないでしょう。
マミラリア・ペレツデラロサエの単管苗がちょっと伸びすぎになっています。高さは14cmくらいになって上の方だけが太くなり、ちょっとバランスが悪くなっています。
2年前に一度胴切りして下の方はすでに群生株として見られる姿になっています。その時の上半分がこの苗です。2年間で7-8cm伸びた計算になります。
季節も暖かくなって胴切りには最適な状態と判断して(あくまでも加温を強めにした私の温室での話ですが)、この苗をまた胴切りすることにしました。
2つ切りにするには寸法が少し長い感じなので、今回は3つ切りにすることにしました。中央よりも少し上の太くなっているところで1回切って、その下5cmくらいのところでもう1回切ることにしました。
こんな感じです。
群生株を作る場合に下の親苗が余り長いとうまく親苗が隠れません。それでその部分を4-5cmになるようにしました。中間の部分も下の方からは根が出て上からは子が出るだろうと見ています。
この3つ切りは台木用の袖ヶ浦でやったことがありますが、他の種類では初めてです。うまくいくかどうかははっきりしません。
上の方の苗と、中間の苗の下側の切り口部分の外周部分を少し切り取って凹むのを防ぎます。反対側は面取りしません。上側の部分は切り口が凹む方が子吹きした場合に親木が隠れやすくなって都合がいいです。
これで約2週間ほど乾燥させて挿し木すると根を出してくるでしょう。子吹きし始めるのは1ヶ月くらいしてからになると思います。
それにしてもこのペレツデラロサエの鈎棘はやっかいです。刺が丈夫で一度引っかかると簡単には取れません。毛糸の衣類などを着ていると一度引っかかると大変です。数本一度に絡むともうお手上げになります。刺を切るか、衣類を切るかてなことになりかねません。ご用心を。
さてさて、この3つ切り、うまく行くでしょうか。
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- 2013/03/10(日) 23:22:12|
- マミラリア
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前にうちの
ペクチニフェラ錦に自家受精で種が取れないかということを書きました。その後色々試しては見ましたが結局受精しないままでした。
花は少しずつ咲き続けていましたので交配相手がいないか色々探していました。そんな中、ネットで開花中の
ペクチニフェラを見つけ早速入手しました。
上の写真の苗ですが、直径約8cmの実生苗です。けっこう花を咲かせたあとがあります。もう少しで花も終わりそうな感じですが、何とか交配に間に合いそうです。
ちょっと成長点付近に花殻がいっぱい着いていて汚らしいので綺麗に掃除してやりました。
ちょっとハンサムになったかな。肌色がくすんだ緑色なのは成長期に入っていないからなのかな。
うちのペクチニフェラ錦の今の状態はというと、こんな感じです。赤紫の肌色が何とも言えません。

こちらも花はまだ少し咲いていますが、もうほとんど終わりに近づいています。
早速交配してみました。花の直径が約1cmと非常に小さいので雌しべも雄しべも大変小さいです。ピンセットで雄しべを取りましたがうまくつかめません。何とか2-3本だけ雄しべを取って相手方の雌しべに付けました。雌しべも小さいので花粉がうまく載っているかどうかよく見えません。力を入れすぎると雌しべが折れてしまいそうです。雄しべも雌しべも花も全て黄色のため細かい部分が確認不可能です。これはその結果で結実できたかどうかを判別するしかなさそうです。
この開花状況からして何回か交配のチャンスはあると思います。何とか結実することを願って交配してみます。花が小さいということは種の数も1果あたり少なそうです。出来るだけ多く結実してくれることを祈るばかりです。
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- 2013/03/09(土) 22:42:09|
- その他
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約2年前に成長点を芯止めして子吹きさせた
エピテランサ・かぐや姫です。
2年間たってもこんな感じです。少しずつ大きくはなっていますが、まだ群生株として見られる状態ではありません。
手前の2本が成長点をカッターナイフで切って芯止めした苗です。奥は何もしていませんが、少し子吹きを始めています。
今年初めて子供に蕾が出始めています。かぐや姫も小型種なので2cmくらいでようやく一人前なんでしょう。もう1年ほどすれば子が大きくなって親苗が見えなくなりそうです。そうすればやっと一人前の群生株として扱えるでしょう。結構時間がかかります。
同じ時期に胴切りしたマミラリア豊明丸などはとっくに一人前の株になっています。それに比べると成長が格段に遅いです。それだけに綺麗な群生株に仕上がった株には愛着がわくというものでしょう。
じっくり付き合うしかありません。
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- 2013/03/08(金) 23:48:21|
- エピテランサ
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キリンウチワに接いだ太平丸が子吹きしました。
エキノカクタス・太平丸はキリンウチワに実生接ぎすると良く子を出してきます。そのままにしておくと群生株が出来ますが、太平丸の群生株は余り面白みがないので、子をはずして1頭だけにするようにしています。
去年も子吹きした子をはずして別の台木に接ぎ木しましたが、今回はその課程を写真に撮りましたのでご報告します。
主頭の大きさ2cmくらいの苗で1.5cmくらいの子が左右に2個出ていました。それをカッターナイフで切り離したときの状態です。子の付け根の部分がかなり面積的に大きいです。そのため子をはずした部分がかなり大きく目立ちます。でも1-2年すれば下の方に回ってそれほど目立たなくなるでしょう。

これがはずした子供です。結構赤くていい刺を出しています。でもこのまま接ぐと刺がじゃまをしてうまく接げません。ここはかわいそうですが刺を全てはさみで切り取ります。

刺と取り去るとこんな感じです。ちょっとかっわいそうな姿になっています。でもこれでいいんです。成長を始めると頂点から赤い新刺を出してきます。少しばかりの辛抱です。

あとは、袖ヶ浦の上から2cmくらいの所を切ってそこに接ぎます。袖ヶ浦の切り取った先端部分は挿しておくと根を出して育ってきます。1年位するとまた台木として使用できるようになるでしょう。穂を留めるめるのは伸縮包帯です。袖ヶ浦の刺に引っかけて留めれば簡単に接ぎ木完了となります。伸縮包帯は約2週間で取り外せます。あとは水のかからないようにして日陰に置いておきます。接ぎ木が成功していると、1ヶ月ほどすると成長し始めるでしょう。
写真の左右の2本が今回の太平丸です。真ん中手前は腐りかけた兜錦を接いだものです。先日成長の良くない兜錦があって調べてみると途中まで腐りが入っていました。先端部分が少し大丈夫そうだったのでそれを接ぎました。うまくいくかどうかわかりませんが、助かれば儲けものというような感じです。
奥の中央は、前に腐りかけたマミラリア・ルエッティーを接ぎ木したものです。干からびはしていませんがうまく成長してきません。うまく接げていないような感じです。
接ぎ木に使用する穂は元気の良い苗なら成功率は高いですが、弱った苗は成功率が低いようです。どうしても干からびた感じで、台木と穂の細胞がうまくくっつかないようです。それは台木の方も同じで元気のない台木は切ってもくぼんできて穂との間に隙間が出来ます。台木と穂の両方が元気な状態でないと接ぎ木はうまくいかないことが多いです。接ぎ木をするにはまず元気な台木を育てることから始めましょう。
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- 2013/03/07(木) 21:55:47|
- 接ぎ木・接ぎ下ろし
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少し暖かくなってきて
マミラリア・満月の仲間に花が咲いてきました。
上の写真は我が家で一番大きめの満月です。
主頭が11cmくらいあってかなり大型です。刺や疣も全体的に大きめで、花も結構大きいです。でも大きすぎるためか花が少し変形して咲きます。刺にじゃまをされてうまく開けないようです。この苗は時々自家受精して種が取れます。去年取れた種を蒔いたら小苗が2本だけ生えました。まだ1cm弱の大きさです。
もう少し大きくなったらご紹介します。

こちらは標準的な満月です。初めの苗よりも少し小型で8cmくらいで子吹きを始めています。花は綺麗に咲いています。満月の花は咲き始めは少し黄色っぽくて、次第にピンク色に変わってきます。ちょっと変わっています。この苗は雌しべも赤くて綺麗です。

この苗も2番目の苗と同じくらいの大きさで8cmくらいですが刺の数、疣の数が少ないです。こういうタイプを望月と呼ぶんでしょうか。この苗は雌しべが黄色です。2番目の苗とは全然違います。こういう違いもあるんですね。花の形も少し違います。花びらの幅が違うみたい。結構いろんな違いがあります。でも同じ品種です。
満月の仲間には雪白丸、満月、望月、桜月、夕月など色々とタイプがあるようですが、その違いは今ひとつはっきりしていません。果たして私の所の苗がどの名前に該当するものか、よくわかりません。でもそんな小さな違いはどうでもいいことです。綺麗に魅力的に育ってくれれば問題ないです。家の苗は全部ひっくるめて満月ということにしておきましょう。
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- 2013/03/06(水) 22:58:06|
- マミラリア
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マミラリア・赤花高砂が咲きました。
この子は数日前にご紹介した白星や豊明丸、ペレツデラロサエなどと同級生で一昨年春の実生苗です。
たまたまこの子はただ1本だけしか生えず、それが何とか元気に育ってくれました。今5cmくらいになりました。成長はかなり早いほうです。白星の大きめの苗よりも少し小さいくらいで、豊明丸やペレツデラロサエよりも大きいです。
通常の高砂はクリーム色の花ですがそれが赤くなるとかなり雰囲気が違います。クリーム色の花は目立ちませんが、赤い花は華やかです。

40年前に普通の高砂を育てていました。結構大きくなって綺麗に群生していましたが、ずっと前に枯れてしまっています。その株は刺や毛の魅力はありましたが、花は余り目立たなかったのを覚えています。それで一昨年の実生の時に赤花高砂を蒔いてみました。
希望に近い苗が生まれて嬉しく思っています。贅沢を言うなら白毛がもっと増えてくれれば白くなってより綺麗になると思うのですが。まだまだ2年生の子供ですのでこれからに期待してみます。マミラリアの多くの品種は大きくなるに従って白毛を増やしてくるものが多くもっと白くなるかもしれません。
ネット上には同じ高砂でもいろんな顔を持っているものが多く載っています。中には真っ白な毛をまとった苗も見かけます。今度は真っ白になるような苗を実生して作れないかなーなどと考えてしまいます。真っ白な毛の中からピンク色の花を咲かせると綺麗でしょう。そんな変種の種は売っていませんでしょうか。
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- 2013/03/05(火) 22:25:31|
- マミラリア
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元祖氷砂糖です。
時々ご紹介していますが、前回の時は全体の緑が濃く、斑の感じがもう一つ目立ちませんでした。それがおそらく肥料として使用しているペンタガーデンのせいだと思い、しばらくペンタガーデンはやらないようにしていました。そうすると斑の部分に透明感が戻り、いい感じになってきました。
ペンタガーデンは日照時間の少ないところでも光合成を助けて、葉緑素の働きを補う働きがあるそうです。そのため、みどりのサボテンはみずみずしくなりますが、斑入り種は斑が薄くなって目立たなくなる場合があるようです。
まあ言い方を変えればそれだけペンタガーデンの効果はあるということでもあります。普通のサボテンには結構いい効果をもたらしてくれます。
水を入れたバケツにペンタガーデンを入れて数日おいておくと、中に緑色の藻のような物が着いてきます。これはおそらくペンタガーデンの働きで藻の成分が増殖してきたのだろうと思います。その辺は使用してみてはっきりわかります。うまく斑入り種だけはずして灌水すればいい効果は出そうです。

去年の暮れ頃に買った
ピグマエアが結構元気で花を咲かせています。
ハオルチアの仲間の花は細長い軸を伸ばして先端に細い花弁の花を咲かせます。これは十二の巻きなどと同じような花でした。

花は特別綺麗なものではありませんがこれでも交配して種を取ることが出来るんですね。最近ハオルチアの交配種が多く出回っています。特別優れた苗ならいいですが、余り面白みのない苗がたくさん出回るのはどうかなと思います。という私も頂き物やら何やらで結構鉢数が増えてきました。私はハオルチアは余り得意ではないですが、魅力的なものだけを少しずつ育てたいと思います。やっぱりいい系統の原種というのが一番だと思います。
センペルビウム・ガゼルです。
巻絹の大型種という感じです。蜘蛛の巣のような毛が魅力です。ちょうど今頃からが一番の成長期で、勢いよく大きくなって子を出してきます。
2年ほど前に、ホームセンターで小苗を買ったのが結構増えています。それでも数が増えるだけで余り大きくはならず、暑い夏になるとしおれてきたりします。
これもうまく育てると背が高くなって花を咲かせるんでしょうか。昔、巻絹を育てていたとき、以外に綺麗な花を咲かせて驚いたことを覚えています。もう一度そんな体験をしてみたいのですが、花を咲かせることは結構難しそうです。もう少し育て方を勉強して何とかしてみたいと思うのですが。
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- 2013/03/04(月) 22:28:05|
- ハオルチア
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一昨年の実生の
桃花白星が1本遅れて咲きました。綺麗なピンクの花です。
一昨年の実生苗では昨日のペレツデラロサエもそうですが、桃花白星も同じ時期にドイツのコーレスの種を蒔いています。いずれも小さな小袋ひとつ分を購入し、10粒前後の種が入っていました。それをペレツデラロサエや豊明丸などと同じようにして蒔きましたが、ペレツデラロサエは1本だけ発芽し、豊明丸は2本、桃花白星は9本発芽して育ってます。同じ条件での発芽率がこれだけ違うのは、おそらく種子の鮮度の違いだろうと思います。
ほとんどの種子屋さんではいろんな種を品揃えしていますが、それらは全て均等に売れるという物ではなく、売れ残ったり物によってはすぐに売れ切れになる物もあるでしょう。たまたま入荷仕立ての種子は発芽率もいいでしょうが、2年3年と売れ残ってしまうと発芽率がだんだん落ちてきます。
一昨年の実生苗では桃花白星がちょうど鮮度の良い状態だったのでしょう。
以前に何度か開花の様子をご報告しましたが、それらは9本の苗の中でも成長の良い苗でした。それらは大きい物ではすでに直径6cmくらいになっています。それに比べて上の写真の苗はまだ3cmくらいです。
同じように育てても成長の良い苗と成長の遅い苗が出来ます。一般的には成長の良い苗の方が育てやすくて順調に育ちます。成長の良くない苗は根が思う様に伸びなかったり、こじれたりして後々もうまく育ちにくいことが多いです。そのためこの成長の良くない苗も余り目に付くところに置かず温室の端の方に寄せ植えしていました。
それが初めて花を咲かせ始めると、なんと綺麗なピンクの花を付けているではありませんか。それも私の好きな花弁の細いタイプです。この時の実生苗の9本の中でも一番綺麗な花でしょう。
これは何とかうまく育ててこの子孫も残してやりたいと思いました。
もうこの時期ほとんど白星の花は終わりかけていますが他に1本だけ咲き残りの花がありましたので、それと交配してやりました。マミラリアの花は小さく、雌しべもごく小さいので交配がうまくいっているかどうかはよくわかりません。それに種は数ヶ月後の忘れたような頃にやっと熟してきます。それがもどかしいです。
以前に交配していたのもあるので、2-3ヶ月我慢して待ってみましょう。少しは種が取れると思います。 白星の種って赤い実が飛び出してくるんでしょうか。初めてなのでそれもわかりません。
楽しみに待っています。
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- 2013/03/03(日) 23:14:05|
- マミラリア
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