
夏はコリファンタの季節です。
と言うわけで、
コリファンタ属・象牙丸が咲きました。
白に近い薄いピンク色の花でかわいいです。
大きな疣の先に太く湾曲した刺を付けて結構大きくなります。うちの苗は今13cmくらいですがまだまだ大きくなるようです。丈夫で成長はかなり早いですが、赤ダニにやられることが多いと聞きます。赤ダニに食われると茶色くなって見苦しくなり、元気がなくなります。うちの苗は今の所大丈夫ですが、薬をほとんどやっていないので気をつけなくてはいけません。
最近は薬の代わりに木酢液の薄めた物を灌水時に時々与えています。木酢液は虫が嫌うので害虫駆除の代わりをさせる格好です。
最近木酢液をやるのを忘れがちになっています。時々、ワタムシを見かけるようになってきました。今度木酢液をやるようにしなくちゃ。

花の間から刺が見えています。花の高さが低いので刺がじゃまをして花の形が変形しがちです。この花も少し刺の部分をずらすようにしてやりました。
コリファンタでは他に獅子奮迅とトリプギオナカンサにまた蕾が出てきていました。
コリファンタのサボテンは、調子が良ければこの夏の暑い時期に次々花を咲かせるそんなサボテンたちです。
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- 2013/08/31(土) 20:47:40|
- コリファンタ
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キリンウチワの実生接ぎ苗ばかりつづきます。
今年は自家採種実生のマミラリアも少し接いでみました。
これはうちの
桃花白星同志を交配した種を実生した物です。より濃い色の桃花が咲くようにと実生しています。白星は成長が早いので別段接ぎ木の必要性を感じませんが、やっぱり接ぎ木の方が成長が早いのは事実です。おそらく1年で4-5cmくらいになるでしょう。接ぎ木しない場合は1年だと3-4cmが限界でしょう。
この苗も接ぎ木後1ヶ月位ですがあのふさふさした毛が出てきています。やっぱり成長が早いです。早く花を咲かせて色合いを確認したいところです。

これも自家採種の種の実生で、
ペレツデラロサエです。特別花色のピンクの濃いのを親にしています。まだまだ小さいですが、白い刺を出し始めています。来年開花まで行くでしょうか。
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- 2013/08/31(土) 00:03:16|
- マミラリア
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今年はキリンウチワに
スーパー兜を数本接ぎ木しています。
私の所のスーパー兜は、1本がほとんど真っ白な白点の濃いタイプで、もう一本が緑の肌に白点が散らばるタイプです。その両者を交配して種を取り、蒔いています。そのため、どんなタイプのスーパー兜が出来るか予想できません。おそらく白点の濃いのから、白点のまばらなのまでいろんなタイプが出ると思われます。
普通はスーパー兜の場合1cmくらいにならないとその白点の様子がわかりません。去年蒔いたスーパー兜の苗がそろそろわかるかなという位になっています。
その点、キリンウチワの実生接ぎではわずか2ヶ月位でだいたいの姿がわかるようになります。これは私のようなせっかちな人間にとっては非常に有り難いことです。
上の写真はかなり真っ白なタイプのようです。大きさは約1cmですが綿毛のような真っ白な毛で覆われています。少しだけ緑の部分が見えますが将来どうなるか見物です。
真っ白なスーパー兜はアルプススーパー兜などと言って珍重されているようです。見た目でも真っ白な物は綺麗で魅力があります。将来の期待作です・

これも白そうですがまだ小さいのではっきりしません。全体に黄色っぽいのは写真の色合いの誤差もありますが、だんだん白くなってくるみたいです。

これも白系ですが地肌もかなり見えます。子吹きしてきています。余り兜丸の子吹きは歓迎されないですが、適当な時期に切り取ってしまう方がいいかもしれません。それともいっそ群生株のままで大きくしてみるのも面白いかも。さてどうした物か。

これは緑の部分が多いです。こういう緑の多いタイプは、その白点の模様が面白いのが珍重されます。シマウマの縞模様のような付き方をしたのをゼブラスーパー兜などと呼ぶようです。さてこの苗はどんな模様になり事やら。
スーパー兜はその生まれる苗に大きなタイプ違いがあって、実生するには大変面白いです。良いタイプを選んで品種改良をしようと思っても、通常、花が咲くまで3年位はかかるでしょう。それがキリンウチワの実生接ぎならうまくいけば約1年で開花します。これならかなり良い苗が短期間でつけれそうです。
せいぜいキリンウチワを利用させてもらいましょう。
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- 2013/08/29(木) 22:32:43|
- 兜丸類
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今年初めて
アリオカルプス・亀甲牡丹の種を取りました。
去年から今年にかけて2本の亀甲牡丹を入手し、たまたま開花時期が合ったので、交配したら割合簡単に種が取れました。果実は1個だけでしたが30粒ほどの種が取れました。
その実生苗を数本キリンウチワに実生接ぎしました。一応今のところ2本育ってきています。
上の苗は直径7mmくらいになった苗です。最初は少し短い刺が出ていましたが、その後亀甲牡丹らしい疣が出始めました。接ぎ木後約2ヶ月です。全体にちょっと赤っぽいですが、斑入りではないと思います。親苗の片方が、疣の谷間がオレンジ色をしています。そういう性質なのでしょう。
牡丹類のサボテンは成長の遅いことで有名です。実生苗ではおそらくこれくらいの苗になるのに1年位かかるのではないかと思います。その点キリンウチワの実生接ぎは早く大きくするには良さそうです。刺の楽しみなどはありませんが、早く育てていいタイプを選別するなどには良さそうです。私はまだもっていませんが、ゴジラなどの良いタイプを早く育てるにはもってこいでしょう。私も来年にはやってみたいと思います。

こちらはもう少し小さめの苗です。成長点の部分が赤いです。斑入りではないと思うのですが、少し斑入りであって欲しい気持ちもあります。
キリンウチワ接ぎの場合、元々成長の早い品種の場合と、成長の遅い品種の場合では成長速度は違うのでしょうか。成長の早い遅いは、根が丈夫なのかどうかで決まるのでしょうか。または肉質が柔らかい、硬いで変わるのでしょうか。いろいろな条件が絡んでいそうです。
今年はかなり多くの品種をキリンウチワに接ぎました。そんな苗の成長具合を比較しながら育ててみようと思います。
来年の今頃にはかなり差が付いているでしょうかね。
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- 2013/08/28(水) 22:28:45|
- 牡丹類
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今年は少し変わった実生を使用ということでメサガーデンからエキノケレウス属の種を2種類購入して蒔きました。日本で余り見かけない種類で、外観、花共に面白そうな物を選んでみました。
それが発芽してちょうど実生接ぎに都合の良い大きさだったので接いでみました。
上の写真は8月6日の
エキノケレウス・ラサンタナスです。黄緑色の肌に薄茶色の刺を付けています。刺も花も綺麗そうなものということで蒔きましたがどうでしょうか。このときの大きさは7mmくらいでした。

20日後の姿です。大きさは1.5cmくらいになりました。刺は全体的に白っぽくなってきたようです。結構綺麗な姿になりそうです。果たして来年花が咲くでしょうか。春咲きなので来年の春までは9ヶ月くらいです。ちょっと難しいかな。
これは別の苗です。8月6日の段階で5mmくらいですが群生しかけています。主頭の成長点が止まって、子吹きしているみたいです。

20日後こんなんなりましたー。
4頭立ての群生株になってきています。最大径は1.8cmくらいです。エキノケレウス属は元々玉型のサボテンではなく、群生したり長くなって子吹きすることが多く、小さな頃から群生するのもめずらしくないでしょう。群生する姿もなかなか良さそうです。
ラサンタナスは私自信よく知らない種類なので、どんな風に育ってくるのかよくわかりません。来年の花に期待しながら育ててみます。
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- 2013/08/27(火) 22:29:46|
- エキノケレウス
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キリンウチワの実生接ぎ苗の成長具合の続きです。
今日は
ランポー類です。
ちょうどキリンウチワの台木が準備できた頃にランポー類の実生苗が接ぎやすい大きさになっていました。接ぐときの大きさは2-3mmの大きさですのではっきりとはしませんが、斑入りがかなり出ているようでしたのでそれを実生接ぎすることにしました。何しろ小さな苗ですのではっきり斑入りかどうかは確信の持てる状態ではありませんでしたが、実生接ぎすることによって短時間で斑入りかどうかが確認できるのも利点と思い合計10本くらいは接いだと思います。
その時の苗はヘキラン錦と三角恩塚ランポーの交配で、白点のないヘキラン系の苗と、白点の濃く出た恩塚ランポー系の両方が生まれていたようです。接いだときにはどちらになるか全くわかりませんでしたが、接いで1ヶ月位するとその違いがはっきり出てきました。
上の写真は恩塚系の苗の8月6日の写真です。白い毛が出てきています。

それが20日後にこんな姿になりました。白い毛が恩塚ランポーらしくなってきました。よく見ると地肌の部分に斑入りらしき部分が見えます。でもこれだけ真っ白なら斑の部分はほとんど見えなくなりそうです。まあ、もう少し様子を見ることにしましょう。

この苗には20日前の写真はありませんが、同じ時の実生苗のヘキラン系の苗です。黄緑色に肌をしており、これが斑入りなのかどうかはっきりしません。刺が出ているのはそのうち無くなるでしょう。斑入りだとしても濃淡がないので、全斑かもしれません。余り価値はないかな。
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- 2013/08/26(月) 22:22:19|
- ランポウ類
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今日は今年の夏に
キリンウチワに実生接ぎした緋牡丹錦の成長具合をご報告します。
上の写真は3週間ほど前にも掲載しました緋牡丹錦です。その時の大きさは約1cmでした。斑柄がだいたいわかりかけた頃です。

そしてこれがその3週間後の姿です。2cm弱まで大きくなりました。向きが違いますが、大きさの違いがよくわかります。子が出てきてちょっとバランスが変です。赤・緑・黄色が混じって複雑な色合いです。斑柄は余りたいしたことない感じです。出てきた子の方に期待しますか。

3週間前の姿です。そしてこれの今の姿が・・・・

姿形がはっきりしてきて、緋牡丹錦らしくなりました。これは赤・黒タイプのようです。斑柄はこれからですが少しは期待できそうです。

3週間前にまだ5mmくらいだったこの苗は・・・・

こんなんなりましたー。
赤黒タイプのようですが、子の方が大きくなって形が変です。斑入りには違いないですがどんな姿に育ってくるのかまだよくわかりません。子がたくさん出ても、形がおかしく成りやすいので、最終的には1頭だけにしたいところです。もう少し大きくなったら子をはずして挿し木するか、接ぎ木してやろうと思います。
やっぱり斑入り苗の接ぎ木は面白いです。見る度に姿がどんどん変わってきます。なかなかいい斑柄の苗は簡単には得られませんが、育てる楽しみはいっぱいです。
正木だと2cm前後まで育てるのに2年近くかかりそうです。それが2ヶ月くらいで得られるとは。実生接ぎとは画期的な方法というほかありません。
この2週間くらい後にも別の緋牡丹錦を数本接ぎ木しています。それも少し大きくなってきたらご報告します。
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- 2013/08/23(金) 22:56:03|
- ギムノカリウム
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何度かご紹介しています。
真っ赤な緋牡丹錦です。
この苗は正木の苗ですが、ほとんど緑の部分がありません。側面部分の一部と、下の方に少し緑の部分がありますが、全体の90%位は赤の斑入りです。それでも接ぎ木しないで育つというのは不思議な感じがします。
でもさすがに葉緑素がほとんど無いので成長は遅く、なかなか花が咲きません。今年は1個だけ花が咲きました。蕾はいくつか出ていましたが、ほとんど落ちてしまい、うまく咲きません。やっぱり生命力が弱いということなんでしょう。
最近少しずつ成長しているようですが、はっきりわかるというほどではありません。成長点付近が増稜してきて、それで動いているのがわかる程度です。
いい色合いをしています。冬場の色に比べると少し赤味が少なくなってオレンジがかった感じです。これは他の斑入りサボテンでも夏場は色づきが少なく、秋から春にかけてが赤くなるので、同じ現象なのだと思います。
出来ればこの苗を親木として種を取り実生したいですが、花がなかなか咲かないので交配が難しいです。もし交配できても、その花が斑入りの部分に咲いていたら、生えた苗の方も全斑ばかりになりそうです。
やっぱり実生するのは、出来るだけいい斑柄の苗を親木として用いるのがいいんでしょうね。
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- 2013/08/22(木) 22:25:43|
- ギムノカリウム
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今年の春、綺麗な花をたくさん咲かせてくれた
マミラリア・テレサエを接ぎ下ろしすることにしました。
元々竜神木の細めの物に接いであって、貧弱だったのでいつか接ぎ下ろしをしてやろうと思っていました。今年の春にする予定でしたが、花が咲きかけたので延期していました。ちょうど花も終わり、時期的にはいいかなと思い下ろすことにしました。
私はこの竜神木と言う台木が余り好きではありません。寒さに比較的弱く、枯れるほどではないですが、冬場になると干からびてきます。台木が干からびてくると穂の方も元気がなくなり、弱りがちになります。また春になると元気になることが多いですが、どうも戻りが良くない印象があります。その点、袖ヶ浦は寒さにも強く、うまく育てればかなり長い間成長します。
この苗は2年ほど前に業者から購入した物ですが、最初から竜神僕に接ぎ木がしてありましたが、最初の半年くらいは全く大きくなりませんでした。その後大きくなって何とかテレサエも7cmくらいになっています。
出来ればこの苗も台木を無くして挿し木するか、または袖ヶ浦に接ぎ直すか、考えたのですが、台木とのつなぎ目がうまく外せそうにないので、結局、台木を3cm程だけ残して下ろすことにしました。

同時に、
太平丸も接ぎ下ろししました。
これは先日ご紹介したメサガーデンの種子SB409の実生接ぎ苗です。初めて袖ヶ浦に実生接ぎして、1回目に失敗し、その台木からでた子につぎ直しをしました。元々台木が短く、それほど元気がなかったので、穂の方も成長がよろしくなく、2年で3.5cmくらいにしか成っていません。実生苗よりもほんの少し大きい程度です。やっぱり接ぎ木は台木の太くて長いものにつがないと、旺盛な成長は得られません。貧弱な台木では貧弱な成長しか得られないことがよくわかります。

これが接ぎ木の時の状態です。姿形はまずまずです。実生接ぎのためつぎめ部分が小さく、穂だけで下ろしやすそうだったので、台木を付けずに下ろしています。うまく根が出るかどうかはわかりません。しばらく土の上に転がして様子を見ようと思います。
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- 2013/08/21(水) 23:02:55|
- 接ぎ木・接ぎ下ろし
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一昨年の早春に
マミラリア・桃花白星の種を蒔きました。
それから2年半くらい、結構大きくなりました。
この苗はその中でも一番大きくなっている苗です。鉢が三寸ですので約9cmです。
2年半でこの大きさというのは、他の種類ではなかなかありません。もちろん接ぎ木などしていません。
同じ時に種を蒔いたマミラリア・ナピナは接ぎ木をしてこれよりも小さいです。径が大きくなるのは子を出して群生するためでもあります。丸形の玉サボテンではこうはいきません。
本当のこの苗の魅力はピンク色の花ですが、花のない今の時期でもその白い刺、毛?が綺麗で好きです。

拡大してみると本当に水鳥の羽毛のようです。ふわふわの毛はさわっても痛くなくて植え替えの時にも安心してさわれます。
こんな丈夫な白星ですが大きな株になって鉢を覆うくらいになると、鉢の内部の水分が蒸発しにくくなって、加湿になり根が腐ることがあります。私も以前1本腐らせてしまった経験があります。
なるべく大きめの鉢に植えて、水を控えめにして育てるのが良さそうです。
、
鉢の内部の湿り気がわかりにくいので、竹串などを土に刺しておいて、それを抜いてみて水分を確かめるようなことをした方がよいかもしれません。この方法は以前書籍で読んだ記憶があります。一度やってみようと思いながらやっていませんでしたが、今度本当にやってみます。
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- 2013/08/20(火) 22:39:36|
- マミラリア
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マミラリア・姫春星です。
去年からちょっとご機嫌を損ねて成長が止まっていました。それがようやく少し大きくなってきたようです。ついこの間までは鉢の周辺に土の部分が少し見えていましたが、それが余り見えなくなってきました。
姫春星は全体的に真っ白な刺で覆われていて新刺と旧刺が見分けが付きません。そのためどれが新しくでた刺かがわからず、成長度合いがわかりにくいです。

だから株の直径でその成長度合いを見るしかありません。
去年は蟻が鉢の内部に住み着き、株の子と子の間から出入りしたりして、結構悪さをしていました。それで今年の春の開花は余りかんばしく無く、まばらにしか咲きませんでした。
花の咲き方は冬場に温度を高くしすぎたことも原因かもしれません。今年は温度を少し下げた状態で冬越しさせてやろうかと思っています。

それに、私の悪い癖で、冬場でも土の表面が乾くとついつい水をやってしまいます。やっぱり冬場はかなり水を控えないといけないでしょう。今年は去年の半分以下くらいでやらないといけないなーと今から肝に銘じています。
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- 2013/08/19(月) 22:59:57|
- マミラリア
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今日は
太平丸の実生小苗のご紹介です。何度か掲載していますが、少し大きくなってきましたので再掲載です。
これは、アメリカのメサガーデンの種子でSB409と言う識別番号の付いた物です。
2年前の実生で、現在大きい物で2cmくらいになっています。刺は苗によって異なりますが、結構強い刺が出始めています。刺は湾曲していて、ニコリーに近いような雰囲気があります。新刺は今は茶色っぽいですが、春先にはピンク色をしていて綺麗です。新刺が真っ赤ならもっといいのですが、この種は真っ赤な刺を出すタイプではないみたいです。
肌の色は緑系から白い粉を吹いたようなタイプまで分かれています。全体的に白肌が多いのでいい色合いです。稜線は丸々としていてふっくらしたいい雰囲気をしています。
全体的に隣の苗とくっついてきたのでそろそろ植え替えをしないといけません。いい物を選別して残すようにしていかないといけません。

こちらの苗も同じ時の実生で、メサガーデンのNSL94と言う識別番号の苗です。大きさは同じく2cm前後です。
こちらの方が全体的に刺座の数が少なく、刺も少し短めです。丸々とした稜線に短めの湾曲した刺を出す、ちょっと変わった雰囲気の苗になりそうです。だいたい、太平丸は刺の強いタイプが好まれるようで、私もいい刺の物が好きですが、こういう丸々とした体の形を楽しむのもいいかもしれません。
肌色は同じく白肌系です。この中で刺の強いタイプを選ぶといいかもしれません。
中に何本か肌が白くなっているのがあります。日焼けかと思って少し日当たりの少ないところに移しましたが、余り変わらないようです。原因がわかりませんが、以前にもこんな症状の出る太平丸がありました。原因を究明して症状を緩和してやりたいですが、今のところよくわからないままです。

これがSB409タイプのキリンウチワの実生接ぎ苗です。現在は接ぎ下ろしをして発根経過を見ている段階です。
実生苗がこれと同じ姿に育つかどうかわかりません。接ぎ木苗の方がいい刺が出ることが多いと聞きますが、果たしてそうなんでしょうか。育て方によってその逆もありそうです。うまく育てて接ぎ木よりもいい刺の苗に育てたい物です。
結果が出るのは数年先になってしまいますが。
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- 2013/08/18(日) 22:33:52|
- エキノカクタス
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昨日の続きです。
今年の梅雨時に黒いカビが発生した
エピテランサ・小人の帽子です。
お気に入りの小人の帽子にカビが来て、落ち込んでいたしたが、バチルス菌のカビ取り剤を置いて、しばらくして水を付けて歯ブラシでこすってみるとほとんどわからないくらいに落ちました。
カビ取り剤を使用しなくてもカビは落ちたかもしれませんが、一応私としてはカビ取り剤の効果も少しはあったのかと考えています。バチルス菌はカビの胞子を食べるそうですが、黒ずみがなくなるわけではありません。黒ずみは水などで洗い流さないと綺麗になりません。刺の表面だけなら、ただの水だけでも落ちるでしょう。でも内部までしみこんだ場合は取れないかもしれません。
今度は白い毛の多い品種で試してみたいと思います。また、小さめのハケも必要です。画材屋さんでも覗いてみて適当なのを探してみましょう。
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- 2013/08/17(土) 22:05:12|
- エピテランサ
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今はかんかん照りの暑い日が続いていますが、今年の梅雨時は結構長雨で湿度が多い日が続き、サボテンにもかなりカビが発生しました。
白い毛や刺に黒いカビが発生すると見苦しくなり、見た目の魅力は半減してしまいます。そのため何か良いカビ取り剤はないか調べていました。
薬剤を使用するタイプのカビ取り剤は、サボテンに何らかの影響が出ないか心配です。そこでネットで調べた結果バチルス菌というのを使用したカビ取り剤があるというので試してみました。

このバイオパックSというのがそうです。バチルス菌というのはカビを食べる菌だそうです。私も詳しいことまではわかりませんが、これで効果があるならサボテンにほとんど影響のない方法でかび退治が出来ます。そこでこれを購入していろいろなサボテンの根元において試してみました。
菌は目に見えないので、それほどはっきりした効果は見えませんが、少なくともカビの進行は止まっているようです。とはいえ、梅雨時も終わり、じめじめした湿気はそれほど無くなっていますのでカビ取り剤が無くてもほとんど変わりないのかもしれません。
一応、1-2週間バイオパックの中身だけを根元に置いてから、歯ブラシで水を付けてサボテンの表面を軽くこすってみました。
上の写真の
スーパー兜は側面部分が結構黒くなっていましたが、少し黒さがとれたようです。

こちらの
スーパー兜も側面部分が少し白くなったみたいです。兜系は強くこすりすぎると白点が取れてしまう場合がありますので軽くこするようにします。水を付けてこすり、少しずつ綺麗な水で洗い流すようにします。力加減に気をつけてください。

この
大統領も刺座の部分に黒カビが来ていました。株の横に置いているのがカビ取り剤です。ここから菌がサボテンに移ってカビを食べているはずなんですが。目に見えないので何とも言えませんが。
これも歯ブラシでこすると少し黒いカビが少なくなりました。刺がじゃまをして歯ブラシがうまく行き届きませんで、完全に取ることは出来ません。何か小さなブラシでもあれば取りやすいかもしれません。
まあこんな感じで、少しはカビを少なくできました。これがカビ取り剤のおかげなのかどうかは確信が持てませんが、一応私自身は少しは効果があったように感じています。
皆さんもいかがですか。
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- 2013/08/16(金) 22:31:38|
- その他
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マミラリア・豊明丸です。
白い毛を出して群生してかわいいので育てていると、胴切りなどのおかげで増えてきました。成長が早いので結構早くいい群生株が作れます。
上の写真は3年前に小さめの群生株を購入した物で、その当時は10cm弱の大きさでした。それが順調に育って今は20cmを超えるくらいになりました。9頭立てで、一頭の大きさは4-5cmくらいです。夏場は成長期のようで白い毛は少なめで、径が少しずつ大きくなってきているようです。
秋から冬にかけて花を付けつるので、その頃から疣の間の白毛が増えてきます。もう少ししたら見頃になるでしょう。

これは私が2年前に胴切りして子吹きさせて作った群生株です。2年で直径19cmくらいになっています。子の数が多くて15頭くらい出ています。一頭一頭は3-4cmくらいでそれほど大きくはありません。子の数が多い分、株の大きさは大きくなるのが早いみたいです。今年の春にはまだ花は少ししか咲きませんでした。
少し毛も少なめですが、これから白くなってくると思います。この冬が楽しみです。

この苗は去年の胴切り苗です。1年間でそれなりの姿になってきました。株の最大径は12cmくらいになっています。子の出ている数が多いので大きくなるのも早そうです。花は今年はまだ咲かないでしょう。来年あたりから鑑賞に堪える苗になりそうです。

先ほどの苗の胴切りした上半分の苗です。去年胴切りした後挿し木していると自然に子吹きしていい格好になってきました。親苗に子が付いた格好ですが、これが自然な姿とも言えます。親苗が大きいので白毛もも多く一番白いです。白毛の間からピンクの小さな花を咲かせます。11月頃には花を付けると思います。
花の少ない時期なので貴重な存在になるでしょう。
以上、うちの豊明丸の夏の姿でした。
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- 2013/08/15(木) 21:28:43|
- マミラリア
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40年前からいる
マミラリア・夕霧です。
去年あたりから成長してきてちょっと伸びすぎになり、長いのを切ってみようかなと思いつつ、時間が無くて置いていました。しばらくぶりでよくよく見るといっぱい根本に子がで始めています。ちょうどこの辺に子が出てくれないかなーと思っていた部分に、子が出てきてラッキーでした。これでこの子等がうまく大きくなればいい形の群生株になりそうです。これなら胴切りしないでそのまま育てられそうです。
以前はこの苗の刺はもっと赤っぽかったように思うのですが、最近かなり白くなったように感じます。特に新しくできた子は刺が白くて綺麗です。

この苗も3年ほど前まではほとんど動かないような状態でしたが、世話をし始めてからかなり若返ったように感じます。普通40歳のサボテンというともうかなりの年寄りで、老化が進み、余り成長しないように思いますが、うまく世話さえしてやるとこんなに若返って綺麗になるものなのだなーと感心します。サボテンに寿命はないんでしょうか。
秋になって涼しくなってくるとまたかわいい蕾をつけるでしょう。白い刺とピンクのかわいい花が待ち遠しい夕霧君です。
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- 2013/08/12(月) 22:19:17|
- マミラリア
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先週、40年前からある
アストロフィツム属・大鳳玉を胴切りしました。
この苗はわたしの若い頃からの生き残りで、3年前まではかなり弱っており、かろうじて生き長らえていたような状態でした。それが植え替えをして水管理をちゃんとすると少しずつ元気になり、去年からは花も咲かせるようになりました。でも長年手抜き栽培の時にできた傷跡や老化のかさぶた状の跡は消えることはなく、見にくく残っています。
そこで若返るべく、胴切りを決行しました。上の方の緑の綺麗な部分は3年前からの新しく成長した跡で、これなら恥ずかしくなくみれる状態です。下の方は茶色くかさぶたがでいているので破棄するしかないでしょう。
胴切りした上の方の切り口が茶色くなってしまいました。切った当日の昼間は良い天気でしたが、夕方から夕立があり、湿度が急激に高くなりました。それに、気温は高いものの、ずーっと湿度が高くむしむししていたので切り口の乾きが悪く、雑菌が入ったようです。このまま刺すと腐ってきそうです。結局この写真撮影の後もう一度切り直しました。やっぱり真夏の胴切りや接ぎ木はかなり成功率が下がるようです。
キリンウチワ接ぎは真夏でも大丈夫そうですが、袖ヶ浦は失敗の確率が高そうです。少し前に接いだ兜丸の袖ヶ浦接ぎも半分くらいはうまくいかなかったみたいです。
袖ヶ浦も春には勢いよく成長しますが、夏場になると少し成長を休止するみたいです。そんなときに接ぎ木をすると、切り口が凹んできてうまく穂と繋がらない物が出てきます。やっぱり接ぎ木や胴切りは春の天候の良い日が続く頃が最適です。とはいえ、どうしても他の季節にしないといけないときも出てきます。そういうときはうまく天候の状態をを判断してするしかありません。夕立などを予測するのは至難の業ですが。
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- 2013/08/11(日) 22:01:58|
- アストロフィツム
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先月実生した苗が生えそろいました。今回のは全部自家採種の種です。
右上が
瑞方兜です。アストロフィルムの仲間の交配種の中では、かなりの有望種と聞いています。兜丸の稜線を少し高くしたような姿らしいです。花はどんな感じかは知りませんが、瑞鳳玉ほど大きな花を咲かせたらさぞ立派でしょう。種がたくさん採れたのでいっぱい蒔きすぎました。かなり窮屈そうです。混み合ってきたら植え替えしなければならないでしょう。
左は
スーパー兜と兜錦の交配です。白っぽい苗は全斑の苗で、すぐに消えてなくなるでしょう。緑の苗が少しありますが、斑は入っていなさそうです。なかなかいい斑柄の苗は得られないですね。
下側は
スーパー兜です。よく生えていますが、まだ白点の付き方などは全くわかりません。白点の模様の状態がわかるには1年から1年半くらいかかるでしょう。結構気の長い話です。

もう一鉢ありました。
右上が自家採種の
桃花白星です。今年咲いた桃花白星の中から、出来るだけ色の濃くて大きな花の苗同志を交配しました。これでより濃い色の花の苗が得られる予定です。2年間我慢すれば花が見られるでしょう。でも2年も結構長いですね。キリンウチワに接いで1年くらいで花を見られるようにしてみようかな。なんて考えてしまいます。
下側は自家採種の
ペレツデラロサエです。今年1果だけ取れた種を蒔きました。27粒取れてほぼ100%生えました。優秀です。やっぱり自家採種の種は発芽率が高いです。親苗の片方がピンク花でした。今度生える苗もピンクの花が付くことを期待しています。まだ苗が小さいのでもう少し大きくなったらキリンウチワに接いでみようかと思っています。
左下は
マミラリア・アザラシです。うちの苗が自家受精して取れた種を蒔きました。この中からいい刺の苗を選別したいと思っています。でもこれも1-2年育てなければ良否の判断が出来ないでしょう。
左上は自家採種の
大統領の苗です。うちの大きな花を咲かせるタイプを片親にしています。生えた苗も大きな花を咲かせる可能性が高いです。でも花を付けるまでには実生だと3-4年はかかりそうです。それまで我慢できるかな。何本か実生接ぎしてみたくなります。
今回は期待した斑入り苗がなさそうです。キリンウチワに接ぐ苗を準備するのが目的でしたので、一応それぞれ数本ずつ接いでみようかと思っています。もう少し大きくなって3mmくらいになった頃が一番接ぎやすいのですが、それまで待っているのキリンウチワが伸びすぎになってしまいそうです。ちょっと前倒しでやってみることにしましょう。
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- 2013/08/10(土) 22:24:38|
- 実生・採種
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去年の春先に
キリンウチワに実生接ぎした太平丸を接ぎ下ろししました。1年半で5-6cmくらいになっています。まずまずでしょうか。
去年の秋頃から今年の春先にかけてすごい成長をして、太くて立派な刺を出していました。それが夏前から成長が止まったような感じで、新刺も出てこなくなりました。出始めの刺は太くて赤く綺麗ですがそれがしばらくして硬化してくるとかなり細くなってきます。
今、この3本も今はそれほどすごい刺というほどではなくなっています。
この3本はアメリカのメサガーデンの種子の実生で、SB-409と言うナンバーの種です。白肌で湾曲した強い刺を出すいい系統の苗です。
ここらが潮時かなと思い、接ぎ下ろしをしました。

本当は本体部分から根を出して欲しいのですが、もしうまくいかない場合に困るので、台木を2-3cm残して下ろしました。キリンウチワは切り口を乾燥させる必要がないのでそのまま鉢に差します。穂の下の方の傷跡は、子供を出していてそれを取り去った後です。
うまく根を出してくれるでしょうか。
先日、先に接ぎ下ろしをした苗、五色大統領と白刺大統領、マミラリア・テトランシストラも根を出していうかどうかまだわかりません。
もう1ヶ月くらいしてどれか1本抜いてみたいと思います。抜いたときに根を出していると、その根を傷めてしまうこともあるのでリスクを伴いますが。やっぱり心配なのでやってみなければならないでしょう。果たして根はどこから出てくるのでしょうか。おそらく台木からでしょうが、うまくいけば穂の方から出てくるかもしれません。そんな淡い希望を秘めながら挿し木しています。
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- 2013/08/09(金) 22:33:11|
- 接ぎ木・接ぎ下ろし
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この間からうちの温室にはカエルが一匹住み着いています。トノサマガエルの子供のようです。
今日も大事な兜錦の鉢の上に乗っかっています。
これこれそんなところに乗っちゃだめだって。
別にカエルはサボテンを食べたり、特に悪さをするわけではありませんが、キリンうちわの実生接ぎ苗などの先に当たると穂が取れてしまいそうです。何とか出て行ってくれるように願いたいですが、捕まえようとしても、すぐに植木鉢の間に逃げ込んでしまいます。うちの温室は今は植木鉢が目一杯混み合っていますので、その間に逃げ込むと捕まえることが出来ません。
まあ、急ぐこともないので、気長に出てくるのを待ちます。その間に虫でも食べていてちょうだい。
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- 2013/08/08(木) 22:39:08|
- 兜丸類
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マミラリア・テトランシストラが咲きました。
予想どおりの綺麗な花です。薄いピンク地に、濃いピンクの中筋が入っていて大変エレガントな花です。
この苗の体は黒っぽくて強烈な鈎棘で覆われていて、決して優雅な感じではありませんが、花はその外観に似ず大変優雅です。
花の大きさも4cmくらいあり、マミラリアのサボテンの中では大きい方です。よく見ると刺の間にもういくつかの蕾が見えます。小さな方の苗にも蕾が隠れていました。

マミラリアにもこんなに綺麗な花の種類が残っていました。何とか増やして広まって欲しいところです。
まだこの苗は実生後2年くらいの苗で、キリンウチワに接ぎ木していましたが、まだまだこれからです。子吹きしていますので、これらの子にも花がつき始めると大きな花を群開させるようになっていくでしょう。数年後のそんな姿を夢見て育てたいと思います。
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- 2013/08/07(水) 22:31:38|
- マミラリア
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今年のキリンウチワの実生接ぎは、台木の方は十分に用意できたのですが、穂になる苗があまりなくて、結局接ぎ穂に適した大きさの実生苗の中から選ぶことにしました。
たまたま、今年春に実生した苗の中で
ヘキラン錦に斑入りらしき苗が結構あり、正木で育てるには難しい点も多いことから、これを重点的に接ぐことにしました。接いだときの大きさは直径が3mm前後で、ちょうど実生接ぎに適した大きさでした。
上の写真はそのヘキラン錦らしき苗ですが、成長点に白い毛が多く出ています。確かこの片親は恩塚ランポーだったように思います。これも恩塚のように白点が多く出るのかもしれません。肌を見ると少し斑入りのような色をしています。まだまだ将来の姿は未知数です。

この苗は少し大きくなって一応斑入りが確認できます。でも斑柄は余りたいしたことはないようです。

この苗は一番大きくなっていて最大径は2cm近くなっています。子吹きしています。体の色が茶色くて斑入りなのかどうかはっきりしません。どうもこの時の実生苗は日差しが強いと体が茶色っぽくなるタイプのようです。とりあえず様子を見ることにしましょう。

これも似たような感じです。白い毛は次第になくなってくるように感じます。これからどうなるのかさっぱりわかりません。

これはまた真っ白な苗です。恩塚系統なのかもしれません。恩塚で真っ白な苗に斑が入ってもほとんどわからないかもしれません。出来れば斑入りはヘキルリランポーの方が目立っていいかもしれません。

これも真っ白です。さてさてどうなりますやら。

こちらはまだ小さいです。赤っぽい体をしています。これが斑入りなのかどうかまだはっきりしません。
ヘキラン錦らしき苗の実生接ぎはこんな感じです。
普通、実生苗が斑入り苗かどうかを確認できるようになるには、最低1年くらいはかかるでしょう。キリンウチワの実生接ぎはそんな成長を早送りで見ているようです。接ぎ木がよいことかどうかは別として、そんな成長具合を先回りしてみられるということは、確かにおもしろいことだと思います。
2-3ヶ月もすると全く姿が変わっていることでしょう。また成長具合をご報告したいと思います。
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- 2013/08/06(火) 22:08:32|
- 接ぎ木・接ぎ下ろし
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今月の初めにキリンウチワから接ぎ下ろしをした
マミラリア・テトランシストラです。
今日見るとなんと蕾が出始めていました。ちょっと荒々しい刺に隠れてわかりませんでしたが、確かに蕾です。
この種はまだほとんど日本には紹介されていないようで、開花期がいつなのかはっきりしません。
普通のマミラリアのサボテンは冬場から早春にかけてか、春の4-5月頃開花するものが多いです。たまにへそ曲がりな苗が7-8月頃に咲くものあります。
このテトランシストラは夏咲きなのでしょうか。接ぎ木しており、初めての開花ですので開花期が少しずれているのかもしれません。
ネットで見るテトランシストラの花は結構大きめで綺麗そうです。開花を期待して待ちましょう。
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- 2013/08/05(月) 21:42:21|
- マミラリア
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ちょうど2週間ほど前にキリンウチワに新しく実生接ぎした苗をご紹介しました。
その記事はこれです。
キリンウチワの実生接ぎ苗 キリンウチワは今が一番の成長期で、日に日に目に見えて大きくなっています。わずか2週間の違いですがどれくらいの違いか見てやってください

接ぎ木後6-7週間の苗です。一鉢に4本植えています。
いずれも緋牡丹錦ですが、うまく接げた物と、活着が不十分な物でかなり成長に差が出ています。大きい物はもう1.3cmくらいになっています。うまく接げると、台木から余り子を出さないですが、活着が不十分な物は脇芽をいっぱい出してきます。それをこまめに掻き取ってやらないと、穂の方に養分が行きにくいので成長が極端に遅くなります。一応穂が枯れないということは接げている証拠なので、脇芽を取りながら育てればそのうちだんだん大きくなってきます。

大きさ1.3cmくらいになった緋牡丹錦です。斑の入っているのが確認できます。余り全面に入っているほどではないようです。緑の肌と、黄色の斑、赤味を帯びた部分は綺麗です。肌はつやつやしていて生き生きしています。子を出し始めているようです。

こちらも斑入りです。こちらは緑の部分がなくて肌は黒みを帯びているようです。緋牡丹錦は黒っぽい肌のタイプと、緑の肌のタイプがあり、それぞれ変化があって面白いです。

こちらは少し成長の遅れた苗です。苗が小さいのではっきりはしませんが斑入りのようです。ようやく成長しかけてきましたので、もう1-2週間もすれば斑柄もわかってくるでしょう。何しろ接いだときは直径1.5mm程度という極めて小さな苗でしたので接ぎ木の成功率もかなり低いみたいでした。うまく接げただけでも良しとしましょう。

この苗もまだ小さいです。色からすると斑入りのようです。赤っぽいのでいい色になることを期待します。

この苗は他の鉢の分です。この苗は緑の部分ばかりで、斑は入っていないようです。何しろ接いだときは非常に小さかったので、斑入りかどうかを判断するのが難しい状態でした。せめて3mmくらいになれば、斑入りの確認も出来るのですが、緋牡丹錦を3mmまで育てるには半年以上がかかるでしょう。そうなると苗も堅くなって実生接ぎには適さないかもしれません。その辺が難しいところです。
何しろ緋牡丹錦の種は極めて小さく、良く小さな物のたとえとして使われるケシ粒よりも小さいのではないかと思います。種が小さければ発芽した苗も極少で、発芽仕立てはおそらく0.5mmくらいの大きさでしょう。それ故、育てるのも結構難しい部分があります。性質自身は丈夫な方ですが、何しろ大きくすることに根気がいります。
以下次回に続きます。
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- 2013/08/04(日) 21:23:57|
- 未分類
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私の温室には
エキノカクタス・金鯱がかなりたくさんあります。
わたしの若い頃から金鯱は好きで、集めているうちに増えてしまいました。金鯱は丈夫で、多少の手抜き栽培でも枯れることもなく、40年前から生き長らえている苗が6本ほどあります。
私がサボテン栽培を再開した3年前頃になって販売業者などのカタログを見ると、以前には見たことのない王金鯱とか短刺金鯱などと言うのも出回っているようです。
そこで2年ほど前にアメリカのメサガーデンで短刺金鯱の種を購入して蒔いてみました。小袋一袋で10本ほどの苗が得られました。そのうち4本が短刺で、残り6本は普通の長い刺でした。同じ種子でも先祖返りなのか、2タイプの苗に分かれています。
上の写真が短刺タイプで、王金鯱というのとは違うようです。本当に刺が短く、全然普通の金鯱とは違う顔をしています。これはこれで面白そうではあります。大きくなって稜線が繋がってくるとまた印象が違ってきそうです。

これがその時同時に生えた棘の長いタイプです。普通の金鯱よりも刺は少し長めのようにも思います。私の所には普通の金鯱はいっぱいあるので、特別嬉しくはないので、もう少し様子を見てそのうち処分しようかと思います。
ことし、大苗の方の金鯱も新刺を出して少しづつ成長しているみたいです。花はまだ咲きませんが、いつ頃咲いていたかなー。花が咲いたらご紹介しようと思っているのですが、花が咲かない可能性もあります。
苗の元気具合なのか、花の咲く年と咲かない年があります。私の栽培の仕方がまだまだなのかもしれません。
30cm近い大苗になると植え替えも大変ですし、水やりの加減も他の苗と変える必要があります。結構難しいです。
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- 2013/08/03(土) 09:39:09|
- エキノカクタス
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今年の初め頃から成長点が横に広がってきていた
マミラリア・翁玉です。
40年前から育てている古株です。ずっと前の記憶でちょっと不確かな感じもしますが、40年前頃にも一度分等して、今は2頭立てのような形になっています。一頭一頭がそれぞれ10cm強の大きさがあります。結構大きいです。成長点が横に広がって、綴化かと期待しましたが、どうやらやっぱり分頭のようです。
40年間ずっと分頭しなくて、また40年ぶりに分頭するというのは、どういう訳でしょうか。考えるに、この40年間はずーっと余り世話もしないでただ水をやるだけの日が続いていました。それで十分に成長できずに、ただ生き長らえるだけの力しかなかったと考えられます。それが3年ほど前から世話をしてやり出すと、本来の成長力を取り戻して、大きくなり、それが分頭に繋がったのではないかと考えられます。
最近になってようやく成長点にも白い刺が出てきて、白く綺麗になってきました。やっぱり白い刺はマミラリアのサボテンの一番の魅力です。
この苗はわたしが若い頃に自分で実生した苗で、同時に生えた苗が合計5本生き長らえています。それぞれはかなり個性があり、顔つきも違います。前にもご紹介しましたが、また少しずつ変わってきています。
これから秋になり、花芽が出始めます。そうしたらまた改めてご紹介しましょう。
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- 2013/08/01(木) 22:50:43|
- マミラリア
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