ルリ兜錦の実生接ぎ苗に果実が出来ました。
かなりぱんぱんにふくれて丸々しています。おそらく種がいっぱい出来ているんでしょう。
実は、この苗に種が出来たのは今年2回目です。まだ4cm前後の小さな苗ですが、キリンウチワ接ぎの威力で成長旺盛なので種を作らせても大丈夫だろうと勝手に判断しています。普通、小さな苗に種を作らせると養分をそちらに取られて成長ががくんと落ちることがあります。
以前、私が交配して1年に5回も6回も種を取ったルリ兜の中苗はそれからご機嫌を損ねて枯れてしまったこともありました。そんなことのやいように気をつけないといけません。
この苗は私のところで実生して生まれた兜系の斑入り苗の中では1-2を争ういい斑柄をしています。最近の私の印象としては、良い斑柄の苗からは良い斑入りの苗が生まれやすいと感じています。斑柄の良くない苗からはいい斑入り苗は生まれにくいように感じます。
前回、8月に一度種を取取りましたが、すぐに蒔いたところ、いい斑入りになりそうな苗が60-70%くらいの確率で生えました。まだ小さいのではっきりした斑柄まではわかりませんが、一応キリンウチワに接いで様子を見ています。
この苗の果実を見てください。うっすらと赤味のある部分と緑の部分が見えます。こういう風に斑の縞模様になった果実の物からは、いい斑柄の苗が生まれることが多いようです。もちろん今の段階ではまだ実生していませんのでその結果はわかりません。収穫すればすぐにでも蒔いてまた経過をご報告しようと思います。
ちなみにこの苗の花粉親はスーパー兜の斑なし苗です。片親が斑なしなので確率的には斑入りの生まれる確率は50%になります。果たしてどういう結果が出るでしょうか。
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- 2013/09/30(月) 22:51:07|
- 兜丸類
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今年のキリンウチワの実生接ぎ苗に何本か変なのが現れています。
これは
兜錦の実生接ぎ苗です。全体にオレンジ色をして、子供がいっぱい出ています。これは俗に言う石化というタイプでしょうか。
まだよくわかりませんが、肌には緑の部分が無く、全体が斑入りの全斑と呼ばれるタイプです。普通は正木では育ちませんが接ぎ木でのみ育てることが出来ます。葉緑素がないので根から養分を吸収できず、実生苗の場合は2-3週間で枯れてしまいます。
接ぎ木すれば台木から養分が送られてくるので成長が可能です。有名な真っ赤なタイプの緋牡丹も同じです。この苗もそんな緋牡丹と同じように見えます。
元々は黄色の斑なのでしょうが、太陽光が当たると赤味を帯びるようです。余りこんな兜錦は見たことがないので、これからどんな風に育つのか楽しみに見守りたいと思います。

これまた変な兜錦です。全斑ではなくちゃんと緑の部分と黄色の部分がありますが、その根本はひとかたまりになって、肉のボールのようです。普通の子吹きとは感じが違います。
斑の部分は緑の部分とは混ざり合わず、途中から2色に分かれています。これまた変な感じです。黄色の斑の部分はやっぱりオレンジ色になっていて、これはこれで綺麗です。
これも実生接ぎだからこそ出来た苗でしょう。実生接ぎをするとこんな変わった苗がちょくちょく現れます。この苗も将来どんな感じになるのかさっぱり見当が付きません。斑入りの柄としては良いとは言えませんが、物珍しさでは負けません。さて1年後にはどんな感じになっているでしょうか。
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- 2013/09/29(日) 21:47:54|
- 兜丸類
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昨日、温室の遮光を撤去するとご報告しました。
実際、今日の朝、遮光用の寒冷紗を取り外しました。
今日は朝から大変いい天気で、秋晴れで空気も澄んでいて、日差しは非常に強く、まぶしい位でした。寒冷紗は、黒の不織布を採用した物で遮光率は50%です。それを取り外すと温室の中は非常に明るく、強烈な光が差し込んでいました。
午前中はサボテンたちは大丈夫かと気にしながらも、他の用事で忙しくしていました。
午後になってもう一度温室を見渡すと、お気に入りの
三角ヘキランが少し怪しくなっています。以前夏前にも日焼けしかけたことがあります。その時はしばらくすると元に戻ってほっとしましたが、今度も同じ症状です。写真中央部が少し白っぽくなっています。これが日焼けのしかけです。
これはいけないと、あわてて寒冷紗をもとに戻しました。
どうもこのヘキランが一番光に敏感なようです。温室内の温度は35度くらいでそれほど暑くはなっていません。やっぱり光による日焼けなのでしょう。
三角ヘキランは何とか大丈夫だったようですが、気をつけないといけません。ヘキランなどの肌の色合いを見て楽しむ品種は、日焼けしてしまっては台無しです。こういう日焼けしやすい苗は半日日陰になるような所へ移動させている方が良さそうです。
ちなみに、この三角ヘキランは中苗を購入して約3年、今は約10cmくらいになっています。今のところ増稜もせずに順調に育っています。何とかこのままの姿で大きくなって欲しいと願っているのですが。
日焼けのしやすい物、日焼けなどほとんどしない物、いろんなタイプがあります。そんなサボテンを全て同じ環境下で栽培するには少し無理があるようにも思います。サボテンの遮光管理も結構難しい物です。
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- 2013/09/28(土) 22:56:13|
- ランポウ類
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フェロカクタス・日の出丸の実生苗です。
去年寄せ植え苗として入手しました。少し大きくなって窮屈になってきたので、植え替えて1本だけ植えてやりました。ようやく一人前のサボテンになった感じです。大きさは6cmくらい。この苗の種親は非常に幅広の刺を出していたとか。刺はまだまだこれからですが、植え替え後少し大きくなってきたようです。
新刺は出てきましたが、少しサイズが短い感じです。ちょっと日差しが弱いからかな。
うちの温室にはまだ日よけの寒冷紗が付けたままになっています。夏の初めに日焼けを起こしかけて、あわてて付けた寒冷紗がまだ取れずに残しています。朝夕は涼しくなりましたが昼間の日差しはかなりきついので、とっても大丈夫かどうか迷っています。
もうそろそろ取ってやらないと、秋から春先にかけて成長する品種の刺に影響しそうです。
明日の土曜日、寒冷紗を取ることに決めました。どうか日焼けしませんように。
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- 2013/09/27(金) 22:33:39|
- フェロカクタス
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2年前に
エキノマスタス・ラウイの種を蒔きました。アメリカのメサガーデンの種子でした。
一応6本ほど育っていますが、どうも思っていたような姿になってこないので、種を間違っていたのかななどと思っていました。
エキノマスタス・ラウイと言えば強い湾曲した刺がを出した勇猛な姿のサボテンですが、生まれた子供は湾曲した中刺が無く、まっすぐな縁棘ばかりでした。それでブログにも掲載しなかったのですが、最近になってようやく少し湾曲した中刺が出てきました。やっぱり品種はエキノマスタス・ラウイで間違ってなかったようです。
小さな時は中刺が出ず、少し大きくなってくると中刺が出てくるというのは、変わった性質です。このラウイという品種は新刺が赤く鮮やかなのが魅力と思っています。最近まで新刺はほとんど赤く成らずに白っぽい感じでしたが、秋になってきて赤い刺が出てきました。
秋から早春にかけて赤い新刺が出てくるというのは、太平丸やフェロカクタスの赤刺系の苗にも共通する特徴のようです。どうしてこんな色合いの変化があるのかよくわかりません。でもやっぱり赤刺は綺麗です。

ラウイの刺はもっと太くて勇猛なはずです。まだサイズは2.5cmくらいなのでこれからですが、強めの日照に当てて水を控えめにして育てれば少しはいい刺が出てくれるでしょうか。
エキノマスタス属の品種は栽培困難なものが多いとか。そういえば前にご紹介したラウイの中苗(ヤフオクで購入した物)は1年持たずに枯れてしまいました。やっぱりちょっと難しそうです。自分自身で実生した苗なら多少は育てやすいかもしれません。
おそらくポイントは水を控えめにすることなんだろうと思っているのですが。ついつい早く大きくしたいがためにすぐに水をやってしまう癖があります。要注意です。
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- 2013/09/26(木) 22:02:52|
- その他
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またまた、
キリンウチワ接ぎの緋牡丹錦の登場です。
うちの温室を見渡して今一番面白いのがこの緋牡丹錦だからです。キリンウチワの威力で成長が早く、1週間見ないと思いがけず大きくなっていたりします。そんなわけで、またこの子等の姿をご覧になってください。
上の写真は黄、緑系の緋牡丹錦です。赤味がなければ緋牡丹ではなく、黄牡丹と言うことになりますが。
少しは赤い部分もあるので今のところ緋牡丹錦と言うことにしておきましょう。斑柄はまだはっきりしませんがまずまずでしょうか。

これは黄色の部分と、赤、緑が複雑に混ざり合った面白いタイプです。残念ながらそのうち3稜には斑がはいていないみたい。おしいなー。

これは典型的な赤黒タイプ。ちょっとシックな色合いです。ポイントは赤の鮮明さです。綺麗な赤のまま育って欲しい。あと今斑の入っていない稜にも斑が出てくれますように。

これも赤黒タイプですが、いっぱい子吹きしてなんか変な感じです。石化みたい。斑柄は斑有りと斑なしが分かれていて、余りぱっとしないかも。もう少し様子を見ないとしようがないです。
緋牡丹錦は斑の色、斑柄、その姿それぞれ変化に富んでいて面白い。今残っているキリンウチワにもあるだけ全部緋牡丹錦を接いでやろうかなと思っています。早くしないとキリンウチワの成長期が終わってしまいます。急がなくちゃ。
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- 2013/09/24(火) 23:05:04|
- ギムノカリウム
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今年の梅雨時にカビが来た苗にこの
テロカクタス・大統領もありました。
刺座の綿毛の部分が一部黒くなっています。これも王冠竜と同じ方法でカビ退治を試みましたが、刺が込み入っていて歯ブラシの毛が届きません。それで結局黒いままになっています。もっと小さなブラシでもあれば掃除できるのでしょうが、今のところ出来ずにいます。今度ホームセンターでブラシを探してみましょう。
と言うようなことを考えながら、ふとこの苗の根本を見ると、なにやら丸い物が生えています。よくよく見るとどうやらこの大統領の子供でした。

この大統領は今年もう一本と交配して種を取りました。その時、出来た果実がまだ熟していないと思っていたら、果実の側面が割れてそこから種がこぼれていました。
テロカクタスの果実は上から見るとまだ緑で熟していないように見えても、実は完熟して、側面から割れていることが何度かありました。こぼれた種子は取ることが出来ずにそのままにしていましたが、それが鉢の面で発芽して3-4mmの大きさになっていたようです。10本前後あるようですがこのままではうまく取れないので、今度の植え替えの時に別に植え替えしてやろうと思います。
こんなところで自然に発芽した苗なら、実生用の育苗器で育った苗よりも丈夫かもしれません。この親苗は直系11cmの大きな花を咲かせる良タイプです。何本かでもうまく育ててみたい物です。
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- 2013/09/23(月) 21:46:41|
- テロカクタス
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きのうの王冠竜のカビ取りのついでに、
刺なし王冠竜も同じくカビ取りを行いました。
この刺なし王冠竜も40年前からいる苗ですが、わたしの若い頃購入したときから接ぎ木苗でした。台木は角質化してはっきりしませんがおそらく竜神木だったでしょう。
上の方は王冠竜独特のコバルトブルーの肌色で綺麗です。しかし、下の方はかなり老化現象で茶色くなっています。40年の年月を感じるところです。
接ぎ木苗は物にもよるでしょうが、台付きで接ぎ下ろしをした苗でも、台木からの根は出ますが、穂から根が出ることはまず無いようです。穂の方から根が出れば正木苗として育てられますが、台木からしか根がでなければいつまでも接ぎ木のままです。この苗も40年間台木付きのままです。
元々丈夫な台木でも、長さが短くなればその成長力もそれほどではなくなり、余り旺盛な成長は望めなくなるようです。実際、この苗も直径10cmくらいからいっこうに大きくなりません。
この苗も今年の長雨で刺座部分が少し黒くなったので、歯ブラシでこすってみました。

刺座の毛は少なくなってしまいましたが、黒いシミはほとんど気にならなくなりました。
この苗はまだ花がまともに咲いたことがありません。苗の元気さが足りないのでしょう。
うまく育てて何とか来春開花してくれればなーと期待しています。
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- 2013/09/22(日) 21:14:05|
- フェロカクタス
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今年の梅雨時は長雨がつづき、サボテンにもあちこちにカビが生えてしまいました。
前にカビを取るためにバチルス菌のカビ取り剤を試してその経過をご報告しましたが、その続きになります。
今年カビが付いてしまった苗に40年生の
フェロカクタス・王冠竜があります。
王冠竜はコバルトブルーの綺麗な肌から金色の刺を出す綺麗なサボテンです。そんな王冠竜の刺と刺座の部分に黒いカビが生えて見苦しくなってしまいました。

写真をアップするとそのカビの醜さがはっきりわかります。
それを退治しようと刺の部分に、バチルス菌のカビ取り剤の中身を取り出して刺しておきました。それから約2ヶ月、きょうそのカビの部分を歯ブラシでこすって取ってみました。
王冠竜は刺と刺の間が少し隙間があって比較的歯ブラシが届きやすい方だと思います。刺の隙間がないとブラシなどが入らず、うまく掃除が出来ない物もあります。
結構手間はかかりましたが仕上がりはこんな感じです。

かなり綺麗になりました。特別薬剤は使用していませんので、後遺症は心配ないでしょう。これならほとんどカビが目立たない位になったと思います。これくらいならまた来年も、自信を持って開花のご報告が出来そうです。

もう一本の方はそれほどひどくありませんでしたが、一応これも掃除してこんな感じになりました。まずまずでしょう。
王冠竜は大きくなると、その刺座部分が繋がって、馬のたてがみのようになります。それが金色に輝いて連なる様は見ていて気持ちがいい物です。それが黒く変色してしまうと全く魅力が無くなってしまいます。今回この金色が復活してラッキーでした。
このカビの原因は、梅雨時の長雨の時に窓を開け放していたことが一番の原因だったと反省しています。長雨で湿気るのは仕方ないとして、せめて窓を閉め切っていればそれほど湿度は高くは成らなかったのではないかと思います。夏前で暑い日が続いていたため、窓を開け放して換気扇を回しっぱなしにしていたのが悪かったと後悔しています。
これからは天気の悪い日は、まめに窓を閉めるようにしたいと思っています。結構じゃまくさいですが。
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- 2013/09/21(土) 22:33:55|
- フェロカクタス
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アガベ属 王妃雷神白中斑です。
一昨年から育てていましたが、葉面に茶色い傷が出来て見た目が悪くなってきたため、今年の春先に成長点付近にカッターナイフで切り込みを入れて芯止めをしました。
芯止め後下の方から子吹きするのかと思っていましたが、上の成長点付近から子が出てきました。
一応今のところ綺麗な葉をしています。下の方の子は少し黄色っぽいように見えます。この斑入り苗も黄色の斑は少ないため稀少品扱いされます。やっぱり見た目も白の斑よりは黄色の斑の方が見栄えがします。
もう少し様子を見て苗が5-6cmくらいになったら切り取って下ろそうと思います。どうか黄色の斑が残りますように。
それにしても、アガベは葉面に傷が付きやすいように思います。葉面の綺麗さが命の植物なので、傷が付いては台無しです。どうすれば綺麗に育つかもう少し勉強しないといけません。今回の子吹きした苗もどうか綺麗なまま育ってくれますように。
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- 2013/09/20(金) 23:15:34|
- アガベ
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マミラリア・ペレツデラロサエの群生株です。
去年から根の調子を害して、ここ1年位ほとんど成長していませんでした。それがようやく根が出てきて新刺を出し始めました。新刺は根本が赤くて綺麗です。ペレツデラロサエは鈎棘がきついので、新刺の時に
隣の刺と引っかかるとなかなか外れず、鈎棘が横を向いたまま固まってしまうことがあります。そんなときは注意深くその引っかかりをはずしてやります。

この部分などは成長点に黄緑の肌が見えて何となくいい感じです。この苗は他の苗に比べて全体に白く綺麗です。中刺も黒さが際だっています。やっぱりペレツデラロサエはこの白い縁棘と黒い中刺のコントラストが魅力です。大事に育てなくては。

上の苗の子供ではないですが、今年ペレツデラロサエを交配して1個だけ果実が取れ、20数個実生苗が生まれました。そのうち数本をキリンウチワに接ぎました。

生まれたてはこんな感じです。普通の実生苗とは印象がかなり違います。今までは輸入種子で何回か実生しましたが、かなり印象が違います。やっぱりキリンウチワによって急速に成長しているので刺の間隔が広く感じます。刺も今は黒くなく、赤系です。これからどうなっていくのか見守ります。花は親が濃いめのピンクでした。これらもそんは花が咲くのか楽しみです。
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- 2013/09/19(木) 22:46:37|
- マミラリア
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これは
ロホホラ属 銀冠玉のキリンウチワ実生接ぎ苗です。
今年6月頃の接ぎ木です。それから約3ヶ月で2cmくらいになりました。早い物です。わずか3ヶ月でこんなになるとは。
銀冠玉は自家受精でも結構種が出来るので、勝手に出来た種を置いていたらかなり増えていました。余り長く置くと発芽率が落ちるので、今年、それらを全部まとめて蒔きました。数は200-300位あったでしょうか。一応発芽してそのままにしていますが、数が多いので植え替えが大変そうです。
この接ぎ木苗はもちろん今年の実生です。銀冠玉は去年から実生しています。去年の実生苗は接ぎ木した物はなくて、全て実根で育てています。今は1回目の植え替え後で大きさは約7mmです。丸1年の物が7mmで、実生後3ヶ月の物が2cmというのはあまりの違いに驚きます。
接ぎ木苗は疣が出来て表面がぽこぽこしています。こういうのを疣銀冠などと呼ぶようです。刺座には小さな刺が出ています。兜丸でもそうですが、小さな頃は刺が出ていても大きくなるに従って消えてくることが多いです。
普通、銀冠玉は小さな時は毛が少なく、大きくなるに従ってだんだん毛が増えてくるようです。そういえばうちの銀冠玉の親苗にも毛が増えてきました。
親苗はもっと肌が白いですが、これは大きくなってくると変わってくるのかもしれません。または接ぎ木で急速に大きくしたから肌が緑になっているのかもしれません。実生苗の方はもっと白っぽい色です。
実生苗の方はまた後日ご紹介したいと思います。
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- 2013/09/18(水) 22:36:23|
- ロホホラ
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この
亀甲牡丹、去年ヤフオクで入手した物です。袖ヶ浦の接ぎ下ろし苗です。
その当時から少し黄色い部分がありましたが、最近それがかなり目立つようになってきました。最初はそういう色合いの苗なのだろうとしか思いませんでしたが、最近これは斑入りではないかと思うようになりました。
黄色い部分はだいたい葉の中央部分に多く、先端部分にはほとんど入っていません。それでも中には黄色くなっていない葉もあります。斑入りなのかどうかもう一つわかりかねます。
そういえばこの苗を買った方は、亀甲牡丹の斑入り苗もいっぱい出品されていたことを覚えています。この苗が斑入りであっても不思議はありません。
この苗と、もう一本の亀甲牡丹の交配で種を取り、今年蒔きました。その子供を実生接ぎした苗を先日ご紹介しました。全体に赤っぽい色をしていました。
改めて写真を撮りました。少し大きくなっています。


この2本ですが、やっぱり全体的に赤っぽいです。亀甲牡丹の小苗というのはみんなこんな感じなんでしょうか。あるいは実生接ぎだからかな。牡丹類の実生は今年が初めてなのでよくわかりません。
斑入りならいいんですが。斑入りであることを期待しながら育てることにします。
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- 2013/09/17(火) 22:28:07|
- 牡丹類
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うちの温室に40年前からいる花牡丹(?)です。
本当は40年ほどサボテンから興味が薄れていて、その間に名前も忘れてしまっていました。最近ネットで写真を見ておそらく花牡丹だろうと言うことで、勝手に花牡丹という名前にしています。
40年間の放置栽培ですっかり元気がなくなって、去年まではかなり黄色くなっていました。それでも植え替えをして定期的に水をやったためか、少し緑が濃くなってきました。
比較のために去年の夏の写真を載せます。

どうですか。サイズはほとんど変わっていなくて直径約14cmくらいです。下の方は葉先が枯れかけて黄色くなっています。今年の方が緑が濃くなっています。はっきりはわかりませんが、成長も少ししかけているような感じです。
ひょっとして今年あたり花が見られるでしょうか。今まで一度も花を見たことがありません。花牡丹というからには花が綺麗ということなんでしょうか。そんなことすらよく知りません。
牡丹類の成長期は秋だと聞きます。そして秋の終わり頃に結構綺麗な花を咲かせます。
この花牡丹もそろそろ花を咲かせてくれてもおかしくないのですが。
頂部の綿毛の中から花が咲かないかほじくってみました。まだそれらしい兆しは見えません。
まだかなー。ホジホジしながら心待ちにしているこの頃です。
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- 2013/09/16(月) 22:46:11|
- 牡丹類
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また昨日の続きです。
一昨年の
兜丸、兜錦の実生苗の中で斑のない普通の苗を植えています。1本だけ斑入りが出ています。去年植え替えるときには斑が入っていることをわからずに一緒に植えていたようです。
斑入り苗の斑柄は成長と共にかなり変わってくることが多いです。斑入りだった物が斑が無くなってしまったり、いい斑柄だった物が斑の部分ばかりになってしまったり、成長途中の変化は栽培者側からはどうすることも出来ません。経過は苗次第です。
この斑入り苗も斑の部分が半分位で、それほどいいとは言えませんが、交配親としてはこれくらいの方が使いやすいかもしれません。余り斑の部分が多いと成長が極端に遅かったり、根が弱くうまく育たないことも多々あります。
この苗は他の苗に比べると少し小さく、成長が多少劣るようですが、斑入り苗としてはまずまずではないでしょうか。
今鉢の中で一番大きな苗で2.7cmくらい。ようやく兜丸特有の疣が出始めました。来年には花を咲かせるかな。親に似て白点と疣の綺麗な苗になってくれますように。
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- 2013/09/15(日) 17:49:02|
- 兜丸類
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昨日の続きですが、
兜丸、兜錦の同じ実生苗の中から5稜、6稜の苗を集めています。
5稜苗が5本、6稜が3本、7稜が1本出ています。
これを植え替えたのは去年の春頃だったと思います。まだかろうじて兜丸の稜数がわかりかけた頃で、はっきりしていませんでした。その時点で稜数のすくない物を集めて一鉢にしましたが、その後8稜になった物もあります。
兜丸は普通は8稜ですが、中に5稜、6稜、7両、9稜、10稜なども見かけます。8稜を見慣れた目には稜数が違うとまた別の品種を見ているようで、全く違った印象を受けます。
特に5稜、6稜は見た目も面白く私は好きです。今回は数本出ていますがこれがそのまま大きくなってくれるかどうかは定かではありません。
私は兜丸の実生苗を育てた経験が無く、今回(2年前の実生)が初めてなので稜数の変化がどんな風に現れるかよくわかりません。
ランポーなどでは、三角、四角ランポーも大きくなるに従って増稜して5稜またはそれ以上になることが多いと聞いています。そういえば5稜、6稜の兜丸の大苗の写真をほとんど見たことがありません。やっぱり増稜することが多いんでしょうか。
もっと大きくなって開花するようになれば、5稜同志を掛け合わせて種を取るようなことも出来るかもしれません。そうすれば中には4稜なんてのも生まれる可能性が出てくるかもしれません。ランポーでは3稜からありますが、兜丸の3稜なんて聞いたこともありません。これは是非やってみたい物です。
これらの親苗はどちらも8稜ですので、将来増稜する可能性が高いのは事実です。でも少ない稜数の遺伝子をして持っていることも事実です。来年あたり花が咲けば是非挑戦してみたいと思います。
一本接ぎ木して早く大きくしてみようかな。
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- 2013/09/14(土) 23:05:41|
- 兜丸類
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この鉢は、一昨年に
兜錦とISW系兜丸を交配して蒔いた苗から、斑のない物の中の、白点が濃い物を集めた鉢です。
一昨年は兜錦を得るためにいっぱい交配をして、種もたくさん蒔きました。結局斑入りもそこそこ取れましたが、それ以上に斑なしの苗もたくさん出来ました。
その中にはルリ兜や白点のすくない物、白点の多いものなどいろんなタイプがありました。
兜丸はやっぱり白点が濃くて、疣の大きな苗が見栄えがして魅力があります。種まきをした片親の多くにはISW系の兜丸の遺伝子があります。そのためその子供にも白点の濃い物が結構あります。
写真の苗の中にはスーパー兜のような苗も見受けられますが、このときの親にはスーパー兜は使用していません。もちろん、普通の兜丸の種子からスーパー兜風の苗が出現することもあるでしょう。この中の数本はそんな苗かもしれません。
大きさは大きな物で2.5cmくらいで、まだ兜丸特有の疣も出ていません。そのため疣の善し悪しはわかりません。もう1年位すると疣も出てきて本来の姿がわかってくるでしょう。
白くて綺麗な苗になることを期待して育てています。
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- 2013/09/13(金) 22:31:34|
- 兜丸類
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一昨年はランポー系の斑入り苗以上に、
兜丸系の斑入りの実生をたくさんしました。
うちには今、兜丸系の斑入り苗の親株が3本あります。その3本と兜丸、ルリ兜、スーパー兜などの斑なしの苗を掛け合わせて種を取り、せっせせっせと実生をしました。
一昨年の段階では種をたくさん取ると苗が弱るということを知らず、花が咲く度に交配して種取に精を出しました。兜系の苗は調子が良ければ春から秋まで花を咲き続けます。開花期が合わなければ仕方ないですが、そのたびごとに種を取ったので種の数は何百という数量になっていたでしょう。
それらを実生した生まれたのが今の兜錦たちです。丸2年で大きい物で2.5cmくらいになっています。
上の写真の苗は一番込み入っています。前から植え替えしなければと思いつつそのままになっています。時間がないのと、植え替えて腐ることが心配で、植え替えに躊躇しています。
私の場合、実生小苗を植え替えるとそのうち何本かは腐ることが多いです。運が悪いとその腐りが伝染して鉢ごと全部だめになることもあります。それが怖いのです。

2個目の鉢です。これも何とか腐りは出ていないようです。これは来春まで置いていても大丈夫かな。

3個目の鉢です。下の方に隙間がありますが、この部分に植えてあった斑入り苗を袖ヶ浦に接ぎ木しました。斑入り部分の多い苗は生長が悪いので、接ぎ木の方がいいかなと思って接いでいます。半分位は失敗したりしましたが、何本かは成長を始めています。これらはまた機会があればご紹介します。
一昨年の実生苗のうちで斑入りの兜系の苗は80本位ありました。結構な数ですが、その分親苗は種を取りすぎて調子が悪くなり、去年と今年は斑入り苗はほんの少ししか得られませんでした。やっぱり種取は親苗をかなり消耗させるようです。たくさん種を取ると苗の元気はめっきり落ちます。
種取の親苗として働いたISW系の兜丸は枯れこそなしませんでしたが、今は根本のくびれがひどくなって回復しません。観賞用としてはもう価値が無くなってしまっています。
兜丸は3-4cmから花を咲かせるようですので、今の実生小苗を大きくして、また斑入り苗作りを再開したいと思います。小苗に種を作らせると弱りそうなので花粉親として使用するのがいいでしょう。種親用としては斑のない良系の苗を別に用意しておく方がいいんでしょうね。また探しておかなければ。
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- 2013/09/12(木) 22:52:12|
- 兜丸類
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一昨年はランポー玉系、兜丸系の斑入り苗を親として自家交配して種を取り、かなりたくさん実生しました。そんな甲斐もあって結構多くの斑入り苗が生まれました。
2年前は余り実生接ぎもしていなかったので、そのまま実生苗として実根で育てています。
ランポー玉系の斑入り苗は、ヘキラン錦を片親として、ランポー玉や、恩塚ランポーと交配して、様々な斑入り苗が生まれています。
上の写真にも四角ヘキラン、五角のヘキラン、三角、四角、五角のランポー、恩塚系の苗が一緒に植えてあります。
今はまだ夏場で黄色の斑はほとんど色づきがないですが、温度が下がってくると赤味が増えてくると思います。
白点の多いランポー系や恩塚ランポー系は斑の部分がわかりにくいですが、色づいてくれば少しは目立つようになりそうです。
白点のないヘキラン錦は斑が目立っていいですが、斑の目立たないランポー系の斑入りも何となく奥ゆかしくて好きです。
まだ大きい物で3cm前後なので斑柄はまだこれからですが、2-3本は期待できるのもありそうです。全面に均等に斑が散らばっている綺麗な斑入りは、そう簡単には得られません。斑入り苗の中の5-10%くらいでしょうか。
斑入り苗を親として種を取った中で斑入りが生まれる確率が30%とし、さらにその斑入り苗の中の10%くらいに良い斑が生まれるという様に感じます。
と言うことは、全体の実生苗の中では約3%が良い斑になると言うことになります。なかなかいい斑入り苗を作り出すのは大変な作業です。
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- 2013/09/11(水) 22:43:37|
- ランポウ類
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9月になって秋風が吹き、朝夕が少し肌寒いこの時期に、
マミラリア・白鳥が花を咲かせました。
白鳥の開花時期は普通は春の5月頃のはずです。それが今年は春には余り咲かず、夏から秋にかけてぽつりぽつりと咲かせます。今回で確か4回目です。それぞれ咲かせる花数は少なめで3個から6個位でした。今回は一番多めで12個一度に咲かせています。
ピンクの中筋のある綺麗な花で私のお気に入りです。白い刺に覆われた体から鮮やかなピンクの花がよく映えます。
本当は何回も咲かなくていいので、一度にたくさん咲いて欲しいところです。

おそらく今年の花の咲き方は、冬場の温度管理による物だろうと思っています。去年の冬は大型の電気温風機を導入したことによってかなり高めの温度になるようにして育てました。最低温度は13-14度位だったでしょう。
冬場の温度が低くて、春との温度差が大きい場合は、サボテンも”わー春が来た”と一斉に花を咲かせるでしょう。
それが、冬場の温度が高い場合、春との温度差が少ないのでいつ花を咲かせたらいいのかわからずに、中途半端な開花になりそうです。
結局、今年は一斉に開花しないものが多かった代わりに、少しずつ何回も花を咲かせるものが増えました。100%失敗というほどではないですが、やっぱり冬場はもう少し寒い方がいいのでしょう。

うちにはもう一株の白鳥がありました。こちらは今年の初めから元気が無くて、花も咲かせず、どうしたのかと抜いてみると、案の定根腐れを起こしていました。それで仕方なく苗をばらして腐れの部分を切り取って挿し木しました。
何とか根は出たようですが、まだ成長を始めるところまで入っていません。来年は花を咲かせてくれるでしょうか。この苗の方が花筒が長くて綺麗な花を咲かせてくれていたので、そんな花が恋しいです。
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- 2013/09/10(火) 22:46:07|
- マミラリア
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写真はマミラリア・ルエッティーです。
5株写っていますが、元は7頭立てのいい群生株でした。
どうもこのルエッティーという品種は思うように育ってくれません。夏場は何とか育っていても、冬になる縮んでしまい、なかなか回復しないことが多いみたいです。
今でこそ5本のうち4本は緑になっていますが、ついこの間までは茶色くなって縮んだような状態でした。緑になった苗もまだまだ本調子とは言えないようで、疣が細くて頼りないです。疣の一部は茶色くなっている箇所もあります。
この苗を入手したのは2011年4月頃だったと思います。最初は元気に育っていました。

これが2011年8月の写真です。生き生きとした緑の肌で、元気に子を出し始めています。
そんな苗も冬になると茶色く縮んできて、こんな感じになりました。

これが2012年1月の写真です。見事に縮んでいます。これでも春になると元通りになれば問題ないのですが、いつまで待っても元に戻りませんでした。
待ちきれずに抜いてみると根腐れを起こしかけていました。それで根を整理して7頭に分けて再生を図ったのが今の状態です。7つに分けたときもかなり弱っていたので、結局根が出てどうにかふくれてきたのがやっと1年後の今の状態です。
ルエッティーは綺麗な花を咲かせることで有名ですが、結局1年前から花は見ることが出来ていません。やっぱり花は苗の元気がないとうまく咲かせてくれません。
前にルエッティーの根腐れしたときの様子をブログに載せたときもありましたが、結局そのルエッティーは腐ってしまい、そのほかの苗もなかなか順調には育ちません。
これらの苗もどうなるのか心配な状態が続いています。果たして今年の冬をうまく乗り切ってくれるでしょうか。
今年の冬はほとんど水を切って育ててみようかななどと思っています。来年はうまく花を付けてくれることを祈りましょう。
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- 2013/09/09(月) 22:31:56|
- マミラリア
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マミラリア・グラッシー変種アスセンシオネンシスです。
自家実生で丸2年生です。
春までは結構元気に育っていましたが、ここのところ縮んでしまってさっぱり動きません。どうも休眠している感じです。
マミラリアのサボテンは春から秋まで生長する物や、夏場休眠して秋から春にかけて成長する物など、いろんなタイプがあるように感じます。
私はマミラリアのサボテンが好きでかなり色々育てていますが、未だにいつが成長期かよくわからないのが多いです。
マミラリア属のサボテンはかなり品種が多いので、同じ属といえども性質の異なる種類があるようです。
たとえばその外観も、硬い刺を出す硬質そうな種類や、柔らかい毛や刺を持った、肉質の柔らかい品種など全く質感が異なります。同じく疣を持っていますが、同じ扱いでは行かないものが多そうです。
このアスセンシオネンシスは肉質の柔らかい方ですが、白星などと同じく秋から春にかけて成長するのでしょうか。まだ2年目でもう一つよくわかりません。白星は夏場も少し成長しているようで、何となく年中成長して居るようにも見えます。水やりさえうまくすれば年中成長するのかもしれません。
このアスセンシオネンシスは白星と同じ扱いをしても、今縮んでいるということは白星とは違うように感じます。
今年の冬場にどうなるか観察を続けます。
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- 2013/09/08(日) 20:20:32|
- マミラリア
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最近はいつもキリンウチワの実生接ぎ苗ばかりご紹介していましたが、2年前に袖ヶ浦に実生接ぎした苗がいくつかありますので、今回はそれをご紹介したいと思います。
写真上は2年前に袖ヶ浦に実生接ぎした
エキノカクタス・太平丸の仲間たちです。
実生接ぎから約2年で直径5-6cmになりました。
実生接ぎから1年目は明らかにキリンウチワの方が成長が早かったですが、2年目になってキリンウチワの成長が衰えてくると今度は袖ヶ浦接ぎの方が追いつき、追い越してきました。
この4本は直径4-5cmのかなり太めの袖ヶ浦に接いであります。その太さのためか、成長力は旺盛で、どの苗も結構元気に大きくなっています。
同じ頃に実生接ぎした他の苗もありますが、台木の細い苗は成長も遅く、今やその大きさにかなりの差が出来てしまいました。やっぱり台木の太さ、長さは穂の成長に大きく影響するようです。

これは自家採種の種の実生で、親は雷帝と黒刺太平丸の交配です。結構いい刺をしています。今の時期でも赤く綺麗な新刺を出しています。普通の実生苗は春だけしか生長しないことが多いですが、接ぎ木苗は条件さえ良ければ春から秋まで生長するようです。それ故これだけ早く大きくなるんでしょう。
これも自家採種の種の実生ですが、小さな時から肌色が紫色をしていて変でした。最近緑になってきましたが、ちょっとかさぶたのような物が出来てしまいました。刺も変形してよれています。ようやく今で始めた刺でやっと直ってきたかなという感じですが、綺麗な姿に戻るのかどうか疑問です。もう少し見守るしかないでしょう。

これは太平丸の成長点が不規則に分裂して広がるタイプの石化と呼ばれる苗です。種子はメサガーデンの輸入種子でBS409と呼ばれるタイプでした。変な形ですがサボテン栽培としては石化苗は変わっているので珍重されます。これでもう少しいい刺が出てくれればいいのですが。苗がもっと大きくならないと刺も太くならないでしょう。もう少し我慢して育てましょう。

こちらもメサガーデンのSB409の接ぎ木です。やや細めの刺ですが、刺座の白い毛が綺麗です。元気ですがちょっと気になるのが、肌の部分に白いまだら模様のような跡が見られます。
ひょっとするとこれがよく言われるバイラス病というのではないかと心配しています。バイラス病については接ぎ木によって感染するともいわれますのでうちの苗にも感染していないとも限りません。うちの台木はネットで購入したり、接ぎ木苗を購入した物を接ぎ下ろしした後の台木からでた子を挿し木して使用しています。そんな中にバイラス病を持った苗がいた可能性はあります。
でもバイラス病は専門の機関などで調べないとよくわからないようですので、今のところ何とも言えません。
隣の雷帝の苗が変色して色のもそうかもしれません。疑いだしたらきりがないですが、せっかく自分で実生接ぎして育てた苗を廃棄するのは忍びない思いです。一応植え替えして、これらの苗を別の場所に隔離して様子を見ようかなと思っていますが、どうでしょう。
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- 2013/09/07(土) 22:46:50|
- エキノカクタス
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我が家の40歳の
テロカクタス・大統領がまた咲きました。
春からぽつりぽつりと咲き続けています。花は直径6cmくらいの標準的な大きさです。特別大きくはないですが、花数は多く付けます。もう一本の大統領の花に比べると花色が濃くてピンクが濃いです。今回も4個蕾をつけて、今3個咲いています。結構多花性のようです。
この苗はわたしの若い頃からの生き残りで、3年前まではかなり弱っていまして、花も咲かずほとんど成長もしませんでした。それでも植え替えをして定期的に水をやっていると、元気になってきて、花も咲かせるようになってきました。最初の頃は蕾はつけても途中で落ちてしまい、なかなか花を咲かせるところまで行きませんでしたが、苗が元気になってくると順調に花を咲かせるようになりました。

3年前の写真が出てきました。

大きさを比較する物がないのでわかりにくいかもしれませんが、刺の感じからその大きさの違いがおわかりになるでしょう。体の緑の色合いも今の方が濃くて元気そうです。
40年を経過してもサボテンというのは条件さえ良ければ老化を見せずに育つ物だなーとつくづく思います。その辺の樹木なら、40年もするともう大木になって高さ2-30m級になっているでしょう。
サボテンは成長が遅い分、寿命も長く、それ故長生きなのかなと思います。おそらく現地球などでも40-50年暮れたサボテンが多くあるのでしょう。サボテンには年輪などがないので、どれくらいの年月が経過しているのかがわかりません。おそらく100年以上生き長らえているサボテンなどもあることでしょう。そんなことを考えるとサボテンの趣味というのは長い年月を費やするのに最適な趣味だと思いますが、いかがですか。
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- 2013/09/06(金) 22:53:48|
- テロカクタス
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最近かぐや姫の芯止め苗が大きくなってきたようなので、その成長過程を確認しながらご紹介したいと思います。
一番上の写真は2011年4月に芯止めする前の写真です。ほぼ同じ苗を3本用意しました。大きさは直径約4.5cmです。これを2本成長点の部分をカッターナイフで芯止めをし、残りの1本はそのまま育てました。

これが2011年7月の様子です。少し子吹きし始めました。マミラリアの品種に比べてかなり成長は遅いです。

これが芯止め後1年位の状態です。2012年3月です。だいぶ、子が大きくなってきました。隣の苗とくっついてきました。直径そのものはそれほど大きくなっていません。

これが今年3月(2013年3月)の様子です。子がだんだん大きくなってきました。植え替えをしたので苗と苗の間隔が空いています。芯止めしない苗にも小が出始めています。


そしてこれが最近(2013年8月末)の様子です。子が大きくなって広かった苗の間隔がなくなっています。今年の春からは、子の方にも花が咲くようになっています。もうそろそろ一人前でしょうか。それでも子の間に親株が見えます。これで親株が見えない位まで子が大きくなってくれれば完成なのですが、それにはもう1年位はかかりそうです。
ようやく2年半でここまでになりました。ほぼ同じ時期に胴切りしたマミラリアの豊明丸などは成長が早く、もうこの倍以上の大きさになっています。それに比べるとエピテランサは成長がかなり遅いです。でもここまではまず順調に育った方だと思います。
エピテランサに限らずですが、水のやり過ぎなどで根腐れを起こしたりしたこともあります。特に大きくなったら、水を控えめにして育てないとおけないなーといつも思うのですが。
2枚上の写真はキリンウチワのカキコを挿しておいたら、大きくなってきたので、ルリ兜錦(らしい苗)を接いでいます。小さなキリンウチワのカキコも、あれよあれよという間に大きくなってすぐに接ぎ木しないといけない位になります。変ですが大目に見てやってください。
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- 2013/09/04(水) 22:56:51|
- エピテランサ
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マミラリア・テレサエがまた咲きました。
今度は正木の方です。もう一本の接ぎ木にはもっとたくさん花を咲かせましたが、こちらは苗は大きさも小さく、花も2-3個位が精一杯という感じです。3年前に入手してから余り大きくなった感じがしません。それでも毎年花を咲かせてくれますので、何とかそれなりに育っているということでしょうか。今年も春から確か3回目の開花です。可憐で上品な花です。

この花をよく見ると、雌しべの先が丸くなっています。普通は雌しべの先端は花火のように開くことが多いのですが、こういう先端の開かない種類は交配がうまくいかないことが多いみたいです。

同じ日に先日接ぎ下ろしをした大きな方のテレサエを見てみると、根もない状態で花を1個付けていました。それも苗の下の方から出ています。何も無理して咲かなくてもいいのに、こんな状態で花を付けるとは。
こちらの苗は先端部分がだんだん細くなって来ました。果たしてうまく根を出してくれるでしょうか。先細りになった姿は元通りになるんでしょうか。ちょっと心配になってきました。接ぎ下ろしの時期がちょっと遅かったので、十分に根を出す前に冬になりそうです。早く根を出してちょうだい。
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- 2013/09/03(火) 22:36:51|
- マミラリア
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昨日の正解です。
ワタムシ、こんな所にいました。花筒の白い毛と同化してなかなか見分けが付きません。
もちろん写真撮影後やっつけました。
ワタムシは少し付いたからと行ってすぐにサボテンが枯れたりすることはないですが、成長点を食われると成長が止まったり、傷が残ったりします。
綿毛に覆われているので薬剤が効きにくいようです。私はスミチオンなどを以前は良く使用しましたが、サボテンの表面に白く残るのが気になって最近は使用していません。何とか木酢液で退治できたらいいのになーと思っています。
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- 2013/09/02(月) 22:54:09|
- 兜丸類
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去年接ぎ木した
ルリ兜錦に何度目かの花が咲き、ちょうどもう一本にも同時に花が咲いたので交配しました。
何とか種ができかけているようです。この花の花筒の所を見てください。黄色い部分と緑の部分があります。こういう花筒の苗に交配すると斑入りの苗が生えることが多いように思います。いくらサボテンの体部分に綺麗に斑が入っていても、花筒部分がこういう縞模様になっていないと斑入り苗は生まれにくいみたいです。
それにしてもこの苗の斑柄は細かい縞模様が綺麗に入っていて、非常にいい感じです。私のこれまで蒔いた兜系の斑入りの中では一番かもしれません。こういうのはなかなか出てくれません。ほとんどがもっと大柄のおおざっぱな斑入りになりがちです。まず斑入り苗のほとんどはそういう苗でした。大切に育てなければ。

これはその相手方の兜錦です。開花した花と、種のできかけた花房が見えます。この苗はほんの一部だけの斑入りで、斑柄としては一番下のクラスです。でも一応斑入りですので、交配親としては斑なしよりはいいでしょう。
それにしてもこの花は変な方向を向いています。どうしたのだろうとよくよく見ると、ワタムシが付いていました。ワタムシに汁を吸われて変形していたようです。
ワタムシは白い毛を生やした小さな虫で余り動きませんが成長点付近について汁を吸う困った害虫です。成長点付近が白い毛で覆われているサボテンでは、見分けが付きにくく発見が遅れがちになります。
この写真に1匹ワタムシが写っていますがおわかりになりますか。
さあ、ワタムシはどれでしょう。
正解は明日のブログでご説明したいと思います。
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- 2013/09/01(日) 22:44:16|
- 兜丸類
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