
去年、キリンウチワが水耕栽培できるかどうかを実験しました。
結果は、十分可能であるとの結論が出ました。キリンウチワは加湿に強く、根が常時濡れているような状態でも旺盛に成長するためちゃんとした水耕栽培の設備さえあればうまく栽培できそうでした。
私がやったのはプラスチックの容器に水を入れて、そこにキリンウチワの接ぎ木苗を立てかけるという方法でした。その時、キリンウチワに接いでいたのが今回ご紹介する
スーパー兜です。
結局水耕栽培と普通の土で栽培するのとでは、それほど大きな違いは出ませんでしたが、水耕栽培の苗もそのままでは管理が大変なので、半年ほどで土に植え換えて現在に至っています。
上の苗はその時水耕栽培していた苗です。今は接ぎ木後1年半位で4cmくらいになっています。稜線がふっくらしたかわいらしい格好の、なかなかいい顔をしています。まだ花は咲いていませんが、来年あたり開花しそうです。

こちらはその実験の時に土に植えていた苗です。子供を含めて6cmくらいになりました。こちらはまたちょっと違った顔です。ルリ兜の系統でルリスーパーと呼ばれるタイプに近そうです。周りにぐるりと子を出しています。バランス良く子吹きしているのでこれはこのまま大きくしていっても面白そうです。
兜丸の系統は普通の実生ではほとんど子吹きはしませんが、接ぎ木すると成長が旺盛すぎて子吹きする場合が多いです。中途半端な子吹きは見た目も面白くないで子を取り去って単頭にする方がいいと思います。
でもこんなに綺麗に子吹きしているならそのおもしろさを生かして群生株として育てるのもありかなと思います。
後は、このキリンウチワの接ぎ木苗をうまく降ろせるかどうかです。今年接ぎ下ろしした苗の根を確認しようと思っているのですが、どうも延び延びになってしまっています。近々やろうと思います。もう少し待ってください。
多肉植物 ブログランキングへ
にほんブログ村
にほんブログ村ご訪問の印に”ピッ”と・・・・
スポンサーサイト
- 2013/10/31(木) 23:17:14|
- 兜丸類
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
白星がつづきますが、今年蒔いて生まれた白星たちをご紹介しておきます。
今年の春に開花したピンク花の白星同志を交配して種を取り、今年の7月頃に実生しました。まだ3ヶ月位しか経っていませんのでほんの小さな赤ちゃんです。でもかなり前に育苗器から出して温室内で外気に当てて育てていますのでいっちょ前に白い毛を出しています。まだ4-5mmくらいの大きさです。もう一鉢ありますがそちらはまだ育苗器に入ったままです。写真はないですが育苗器の中で育った苗はからは大きめですが刺は余り出ていません。育苗器内は温度が高く湿度も100%近い状態なので徒長気味なのでしょう。
おそらく同じ大きさであっても温室内の苗の方が身が締まって根の張りも良さそうです。

こちらは、上の鉢の中から1本取り出して、キリンウチワに実生接ぎしたのもです。実生接ぎ後2ヶ月半位で2cmくらいになりました。もう一人前に白星特有の羽毛も出しています。
もう外気温はかなり下がってきて、キリンウチワも成長を止めかけているようです。もう少し成長してくれるとこの冬の間に開花する可能性が出てくるのですが。
何しろ接いで間もない苗ですので、ちょっと欲張りすぎかもしれません。でも種を蒔いて半年やそこらで花が咲いたらすごいではないですか。
この冬に温室内を加温を強めにすれば可能かもしれません。しかし今年は他のマミラリアの苗などの開花を良くするために、冬場の温度は低めにしようと思っています。そうするとやっぱりこの白星の花は来年の春には無理かもしれません。
多肉植物 ブログランキングへ
にほんブログ村
にほんブログ村ご訪問の印に”ピッ”と・・・・
- 2013/10/29(火) 23:09:48|
- マミラリア
-
| トラックバック:0
-
| コメント:2

昨日の白星はピンク色の花でしたが、今日のご紹介は白花です。
これでも昨日の苗と同じ時の実生で、同じところで買った種のタイプ違いになります。普通の白星は少しクリーム色をした花が多いですが、この苗は白に近い色合いです。そしてほんの少しだけピンクの中筋が入っています。
花の大きさは大きめで1.5cm前後あります。普通の白星は1cmくらいのものが多いですのでそれだけでも立派です。この苗は直径7cmくらいになりますがまだ子吹きしていません。普通は4-5cmで子吹きしますので花も含めて全体的に大型のようです。

白星は子吹きしやすく、その子を取って挿せば簡単に増やすことが出来ます。そのためわざわざ実生する価値がないようにも思えますが、このように苗による個体差は、実生しなければ味わえません。やっぱり実生はいろんなタイプ違いが生まれたりして面白い物です。
今年、ピンク花の白星同志を交配して種を取り、早速蒔きました。発芽して、まだ数mm程度ですが、それらが大きくなって、いろんな花を咲かせてくれるのを楽しみにしています。まだ2年ほどかかりますが、じっくり楽しみながら育てようと思います。経過はまたご報告します。
多肉植物 ブログランキングへ
にほんブログ村
にほんブログ村ご訪問の印に”ピッ”と・・・・
- 2013/10/28(月) 22:39:16|
- マミラリア
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0

今年も早々と
マミラリア・白星が開花し始めました。
ちょっといつもより早い感じです。いつもは年明け頃が多かったように記憶しています。
一昨年に実生した桃花白星が増えて、うちには白星がかなり増えました。40年前からある苗、数年前に入手した苗、一昨年実生の桃花の苗、今年生えた自家採種の実生苗などいっぱいになりました。
そんな中で今咲いているのはかわいいピンクの花です。白星の中では、うちでは一番濃いピンク花の系統です。花の色自身はそんなにピンクは濃くないですが、中筋の部分が濃いめのピンクです。

いい色をしています。もっといっぱい咲いてくれれば最高なんですが、まだ秋になったばかりですのでこれからもっと咲いてくれるでしょう。
この苗は一昨年の実生苗で、コーレスから購入した種子の実生です。同時に生まれた苗で去年咲かなかった苗もあります。それらは今年初めての花を咲かせるでしょう。どんな花を咲かせるか楽しみです。同じ桃花白星でも苗によって花色がかなり異なります。もっと鮮やかなピンクの花が咲いてくれることを期待しているのですが。
多肉植物 ブログランキングへ
にほんブログ村
にほんブログ村ご訪問の印に”ピッ”と・・・・
- 2013/10/27(日) 22:32:21|
- マミラリア
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0

今年の
秋野菜の苗はかなり成長が遅れています。
いつも9月に入ったらすぐに種まきをしなくちゃと思うのですが、古い夏野菜の片付けやその他の所用で遅くなってしまいます。今年も種まきが遅れてようやく苗が少し大きくなってきた所です。
上の写真はサニーレタスの苗です。畑に黒マルチを敷き、小さな穴を開けて、そこに直接種まきをしましたが、今年もやっぱり蟻が来て種を持って行かれてしまいました。夕方に種まきをして翌日の朝見ると、蒔いたはずの種が全く残っていません。中にはまだ種を加えてうろうろしている蟻がいます。多少薬をまいてもうまく行かないので、結局別に育苗器の中で種まきをし直し、発芽した小さな苗を移植してやっとまともに育ち始めました。
やっぱりうちの畑ではレタスの直播きはだめみたいです。その他の白菜やチンゲンサイ、カブラなどもかなり蟻に持って行かれますが、種が少し大きい分、残っている種もあって、一応生えています。

こちらはリーフレタスのチリメンチシャ菜として売られていた苗です。去年植えましたが結構おいしかったので今年も蒔きました。苦みが少なくておいしいです。

これは茎ブロッコリーの苗です。普通のブロッコリーは大きな実(花の蕾)が1個出来るだけですが、こちらは枝状になって小さな花芽がたくさんできます。アスパラガスに似て甘みのある茎部分がおいしいブロッコリーです。去年も植えて気に入っています。

これは白菜の苗です。これが一番成長が早いです。とはいっても遅れがちなのですが。
冬は寒くなると成長が止まってしまい、十分大きくならないうちに腐ってきたりしやすいので、小型で早生品種を植えています。うまくいけば12月中旬位に食べられることをもくろんでいます。
去年はサカタのタネで、タイニーシュシュという小型の白菜を植えて好評だったので種を探しましたが、今年は入手できず、他の会社の小型白菜を選んで蒔いています。果たしてうまく大きくなってくれるでしょうか。うちの家の近くは結構冬は冷え込むので、本格的に寒くなる前に収穫できるようにしたいのですが、種まきが遅れた分収穫も遅れそうでちょっと心配です。
来年は遅れないようにしなくちゃ。(と毎年思うのですが)
多肉植物 ブログランキングへ
にほんブログ村
にほんブログ村ご訪問の印に”ピッ”と・・・・
- 2013/10/26(土) 23:02:02|
- 野菜と花の栽培
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0

今日も台風の余波でずーっと雨でした。
こんな時はサボテンの写真も撮れないので少し前の
アマガエル君の写真で一服どうぞ。
このアマガエルはいつも家の庭のトランペットフラワーの木で昼寝しています。
このトランペットフラワーはまだ小さく花を付けません。このアマガエル君はここをお気に入りのようで葉の上や枝の上にいつもいます。何を食べているのか、全くわかりません。雨が降ったときだけ動くようです。
今日雨の中でこの枝を見るといませんでした。台風で非難をしているのかな。風はほとんど無いですが台風の兆しがアマガエル君にはわかるのかな。
明日は戻っているかな。どうでもいいようなことですがちょっと気になります。
多肉植物 ブログランキングへ
にほんブログ村
にほんブログ村ご訪問の印に”ピッ”と・・・・
- 2013/10/25(金) 22:27:09|
- その他
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
マミラリア・ノートレディアナです。
まだ余り日本では紹介されていない品種のようです。先端が少し褐色で、ほとんど真っ白に近い刺出覆われて、白くて綺麗です。
海外のネット上に写真が載っていて、かわいい姿に惚れて種を購入しました。種まきから2年で直径5cmくらいになりました。同時に実生した白星などよりは少し小さいですが、ペレツデラロサエよりは少し大きめです。比較的成長は比較的早いほうのようです。
この苗に関する情報が少ないので、群生するのか、単管で大きくなるのかまだよくわかりません。今のところ球形で、少し背が高めになりかけています。下の方には小さな子が出始めています。将来的には群生しながら大きくなっていきそうです。

花はまだ見ていませんが、今年の冬あたりには開花が期待できそうです。成長点付近の疣の谷間の毛が増えてきています。この辺に花を咲かせそうです。
外観的には、希望丸と翁玉の中間的な印象です。果たして花も同じような感じでしょうか。開花が待ちどおしいです。
多肉植物 ブログランキングへ
にほんブログ村
にほんブログ村ご訪問の印に”ピッ”と・・・・
- 2013/10/24(木) 22:27:13|
- マミラリア
-
| トラックバック:0
-
| コメント:1
眉刷毛(まゆはけ)オモトの花が咲きました。
非常に面白い花です。花びららしき物がほとんど無く、雄しべがいっぱいで本当に刷毛のような形をしています。

私は男なので女性が使う化粧道具の刷毛のことはよくわかりません。しかし、それとなく化粧用の刷毛を連想させる所がこの名前のゆえん足る所だというのは理解できます。

この苗は数年前に知り合いの方から頂いた苗です。
なかなか花が咲かずにじれったい思いをしましたが、今年ようやく花を見ることが出来ました。やっぱりある程度株が大きくならないと花は咲かないようです。
この鉢には2本植えていますが、苗の葉の広がりは23cmくらいになっています。成長途中に一度寒さに当たって、枯れかけたりしましたが、それを挿し木し直したら復活しました。そのおかげで株の数は6-7株位に増えています。
これはオモトと言うことで、多肉植物ではないとのご意見もありそうですが、葉の形や花の姿などは多肉の要素を十分に満たしています。
うちでは温室内ではなく、軒先の半日日陰のところで栽培しています。冬時も凍らなければ何とか寒さに耐えてくれます。
なかなか園芸植物としてみても面白い植物ではありませんか。
多肉植物 ブログランキングへ
にほんブログ村
にほんブログ村ご訪問の印に”ピッ”と・・・・
- 2013/10/22(火) 22:41:52|
- 多肉植物
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
ヘキラン錦の実生小苗です。
実生後2年の苗です。大きさは1.5cmから2.5cmくらい。成長は少し遅めです。秋になって気温が下がってくると体が赤っぽくなってきました。この時の実生苗はみんなこういう風に赤っぽくなります。また別の時の実生苗から生まれた斑入り苗は全く赤くならない物もあります。この苗が紅葉ランポーと呼べるのかどうかはっきりしませんが、赤っぽくなる遺伝子を持っていることは間違いありません。見た目も全くの黄色の斑よりも綺麗です。
でも、斑入りの斑の部分が多い苗ほど成長が遅いです。葉緑素の働きが悪いので成長も遅いのでしょう。
植え換え前に数本腐って無くなりました。今残っている苗もか細い苗が多くて、またいつの間にか消えて無くなりそうな雰囲気です。やっぱり斑入り苗は根も弱いことが多く、立派な標本球まで大きくするのは難しい感じです。
この中では、やっぱり斑の一番少ない真ん中左の苗が一番元気で成長も早いです。斑の部分の多い苗は今後の成長には不安が残ります。やっぱりこういう苗は接ぎ木する方が無難そうです。来年の春まで元気でいたら接ぎ木してやろうと思います。接ぎ木しても紅葉の性質は残るでしょうか。
多肉植物 ブログランキングへ
にほんブログ村
にほんブログ村ご訪問の印に”ピッ”と・・・・
- 2013/10/21(月) 22:34:40|
- ランポウ類
-
| トラックバック:0
-
| コメント:2
マミラリア・豊明丸の子吹き苗が白く綺麗になってきました。
この苗は去年伸びすぎてきた単管苗を胴切りして、下は子吹きさせ、上は挿し木していた上半分の方です。挿し木した後、子を出し始めてバランスのいい格好の群生株になってきました。
最近になって疣の間から毛を多く出して真っ白になってきました。中刺は赤っぽい褐色の鈎棘です。白い綿毛の中から赤っぽい鈎棘を出す姿はかわいいです。
私は最近、同じマミラリアのペレツデラロサエに惹かれていますが、やっぱりこの豊明丸もなかなかいいのもです。ペレツデラロサエは中刺が黒っぽい色をしています。それに対して豊明丸は赤っぽい色で、女性的な優雅さを感じます。

他に胴切りして子吹きさせた苗もあって、それも大きくなってきています。そちらは子の大きさがそれぞれ同じような大きさです。それは作られた美しさのようにも感じます。こちらの苗の方が本来の姿に近いでしょう。
もうすぐ、この綿毛の中からかわいいピンク色の花を咲かせるでしょう。見る物の少ない冬場の可憐な花です。楽しみに待ちましょう。
多肉植物 ブログランキングへ
にほんブログ村
にほんブログ村ご訪問の印に”ピッ”と・・・・
- 2013/10/20(日) 21:04:53|
- マミラリア
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
マミラリア・ナピナの実生苗です。
ナピナは数多いマミラリアのサボテンの中でも一番花の綺麗な品種のひとつだと思います。でも、日本ではルエッティーほど有名ではありません。私も数年前までは知りませんでした。
ナピナの開花の様子 はっきりはしませんが、比較的新しい品種のようです。ルエッティーやサボアエなどの美花種は体の柔らかい品種が多いですが、このナピナは少し堅めの肉質です。性質も結構丈夫そうで、特別難しい感じはありません。成長具合も余り早くはないですが、そこそこの成長速度のようです。
この苗は一昨年の春の実生で、2年と少し経っています。約3cm。白星ほどの早さではないですが、精巧殿などよりはずっと早いです。

こちらは、同じ時の実生苗をキリンウチワに実生接ぎして、今年接ぎ下ろしをした苗です。直径は5cmくらい。接ぎおろしてから根が十分張っていないのか、先細りの格好になってきています。成長は少ししていますのでおそらく根は出ている物と思われますが、実際に確認していませんので、穂から根が出ているのか台木から出ているのかはっきりしません。一度抜いてみようか迷いますが、ご機嫌を損ねるといけないので出来ずにいます。来年の春には抜いて確認してみたいと思います。それまで少し我慢です。
ことし、何本かキリンウチワの接ぎ下ろしをしましたが、結局その根がどうなっているのかは確認できていません。
気になります。今度太平丸の接ぎ下ろし苗を抜いてみましょう。さてさてどうなっているでしょうか。
多肉植物 ブログランキングへ
にほんブログ村
にほんブログ村ご訪問の印に”ピッ”と・・・・
- 2013/10/18(金) 22:24:06|
- マミラリア
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0

9月8日にご紹介した
マミラリア・グラッシー変種アスセンシオネンシスです。
この頃はまだ暑い日が続き、この苗も縮んで小さくなっていました。それから1ヶ月半、だんだん水を吸って太ってきました。

どうですか。一見同じ株に見えないですが子の出方で同じ株だと判断できます。ずいぶん変わる物ですね。成長点には少し新刺も見え始めました。ようやくマミラリアの季節がやってきたという感じです。

これはまた別の苗です。本来は春咲きのはずですが花を付け始めています。気の早いやつです。この苗も刺が密で、まだこれからふくれてきそうです。おそらくこれから春まで花を咲き続けてくれるのでしょう。

そしてこれもまた別の苗です。これは夏の間、半日日陰の所に置いていたら、休眠することなく少しづつ成長して、実生2年半で約8cmくらいになっています。子の品種も成長が早く、白星に負けない位の成長です。成長が旺盛なので緑の肌がよく見えます。もう花を咲かせています。

上の二株とは全然違った印象です。でも確かに同じ時の実生苗です。違いは育つ環境だけです。上の2株は直射日光の良く当たる日なたで栽培していて、鉢の水も乾燥気味がつづいていました。それに対して下の大きめの苗は半日日陰で水が多めでの栽培です。
おなじ苗でも育つ環境でこんなに違いが出るとはちょっと驚きです。元々マミラリアの品種は環境さえ合えばほぼ一年中成長するものも多そうです。でも日照を強めにして水を少なめにすると自分自身を保護するために成長を止めて縮みながらそんな厳しい環境に耐えると言うことでしょう。
さてさて、そんな品種を順調に育てるにはどういう風に育てるのがいいんでしょうか。案外水を少なめにして育てる方が丈夫で綺麗な苗に育つかもしれません。
多肉植物 ブログランキングへ
にほんブログ村
にほんブログ村ご訪問の印に”ピッ”と・・・・
- 2013/10/17(木) 22:16:49|
- マミラリア
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0

今日はサボテンではなく
ダリアの花のお話です。
去年の秋に種苗屋さんの店先で大輪のダリアの鉢植えを買いました。高さ30cmくらいの苗に直径12cmくらいの大きな花が咲いていました。花は確か白地に赤い縁取りがある綺麗な花だったと記憶しています。
その花が終わった苗を春先に球根を取り出して大きめの鉢に植えました。そうすると、ぐんぐん大きくなり、苗の高さ、広がり共に50cmくらいの大きな株に育ちました。
夏あたりから蕾をつけ始めて、最近になってようやく花を咲かせるようになってきています。途中、風で転倒して花芽が折れたりしましたが、それでも数個蕾をつけて次々咲き始めています。
上の写真は2個目の花で、白地に赤の縁取りがある綺麗な花です。周辺部分に行くほど赤味が強いです。その隣に咲いている花は全く色が違い、ほとんど真っ赤です。赤と言ってもエンジ色に近い色合いですが、全く色が違います。

花の内側だけが少し白いですが外周部分は真っ赤です。どうして1本の木からこういう風に色合いの違う花が咲くのでしょう。今までにない経験です。
こういう斑入りというか、絞りのある色合いの花は、多少は色の変化があるかもしれません。しかしこんなに花色が違うのはめずらしいでしょう。見る方としては一度で2度おいしい思いをしたような感じです。
このダリアの花を見て、サボテンでもこんなのが出来ないかちょっとやってみたくなりました。
兜丸の普通の黄花種と、赤花兜を掛け合わせると、場所によって赤が咲いたり、黄花が咲いたりというのが出来ないでしょうか。普通はその中間的な花になってしまうかもしれませんが、ほんの一部だけでもそんな2色咲きなんてのが出来ないか期待が持てます。
来年あたり赤花兜を仕入れてやってみようかななんて・・・・。
多肉植物 ブログランキングへ
にほんブログ村
にほんブログ村ご訪問の印に”ピッ”と・・・・
- 2013/10/16(水) 22:55:38|
- 野菜と花の栽培
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0

マミラリアの美花種
サボアエ変種ゴールディーが病気です。
今年の夏頃から元気がなくなり、だんだん下の方から茶色くなってきました。これはサビ病というやつでしょうか。それとも、赤ダニが原因なのでしょうか。よくわかりません。
私は最近ずーっと消毒薬や殺虫剤などを使用していません。その代わりとして木酢液を時々灌水に混ぜて与えています。たまに赤ダニやワタムシもいますが、大発生する所まで入っていないのでいいかななどと思っています。でもこういう苗が発生するとやっぱり何とかしないといけないと感じてしまいます。
最近は赤ダニもほとんど見かけないので大丈夫ではないかと思うのですが、こんな病気があちこち移るとやっかいなので何とかしないといけません。
この苗はもうおそらく助からないので、他へ移らないように処分することにしましょう。
やっぱり消毒薬を使う方がいいのかなー。
多肉植物 ブログランキングへ
にほんブログ村
にほんブログ村ご訪問の印に”ピッ”と・・・・
- 2013/10/15(火) 22:50:48|
- マミラリア
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0

昨日のタイトル、連山と
亀甲牡丹咲きましたの後半です。
亀甲牡丹の中苗です。これも約8cmくらいの苗です。小さなくせに2個同時に花を咲かせています。結構大きな花です。少しピンクの中筋のある綺麗な花です。
実はこの花の咲く少し前、先日の台風の余波で、かなり風が強い日でした。朝方少し雨も降っていたので温室の窓を全て閉め切って仕事に出かけました。
その数日前に再び温室は遮光を取り去って、温室のガラスは素通しの状態にしていました。
その後、台風は行き去り、天気は台風一過の秋晴れになってきました。空気中のちりやほこりも吹き飛ばされたのか、快晴の強い日差しが降り注いでいました。
ちょっと外出していたので少し温室の様子を見ることが出来ず、午後3時頃に帰宅した所、温室内は窓を閉め切った状態のため、大変高温になっていました。ちょうど遮光用の寒冷紗を取り去った直後ということもあって、あちこち日焼けを起こしていました。
やっぱり、まだまだ日差しは強いので温室を閉め切っていては温度が高く成りすぎます。
サボテンの日焼けは温度とその日差しによって起こると考えます。ただ日差しが強いだけでは日焼けするとは限りませんが、周囲温度の上昇が加わるとかなり丈夫な品種も日焼けを起こします。
この亀甲牡丹の下の方の葉もその時に日焼けを起こしてしまいました。黄色くなっているのがそれです。
やっぱり遮光は一度にはずすと日焼けを起こしやすいようです。出来れば2段階か3段階に分けて調整するのが良さそうです。
これがあってから急遽、遮光率20%の寒冷紗を買いに走りました。しばらくはこの状態で様子を見ることにします。
しかし、遮光の問題など、サボテン栽培は難しい事を再び痛感することになってしまいました。
多肉植物 ブログランキングへ
にほんブログ村
にほんブログ村ご訪問の印に”ピッ”と・・・・
- 2013/10/14(月) 22:06:30|
- 牡丹類
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0

秋も深まってきて、牡丹類がそろそろ開花し始めました。
私の所には以前ご紹介したように、1本だけ花牡丹(らしき苗)が40年前からありますが、それ以外は最近入手した苗です。昔から牡丹類のサボテンは高価で、40年前の私のお小遣いではなかなか替えない代物でした。でも稀少なサボテンというだけでやっぱり欲しくなったりします。
今、牡丹類のサボテンに惹かれるのはその当時の名残もあるかもしれません。成長が遅い分、今でも結構高価で、大きな苗は購入をためらいます。
私の性格から何とか自分自身で大きくしたいと思って、あえて大きな苗は買わず、小さめの苗を育てる様にしたいと思っています。
この
連山も苗としては小さな方で、まだ直径8cmくらいです。それでも今年から花を咲かせ始めました。ピンク色の綺麗な花です。頂部に綿毛が多く出ていて、蕾に気がつきませんでした。気がついたら花が咲いていたという感じです。ちょっと写真を撮る時間が遅くなってしまい、午後3時頃で、花も閉じ始めていました。やっぱり花が開いたときの写真がいいですが、時間的には昼前頃が一番良さそうです。品種によっては午後になると少しづつ花がすぼんでくる物もあります。
まだこの大きさでは余り人に自慢できる物ではありません。もう3-4年育てればやっと一人前でしょうか。その頃になれば頂部の毛ももっと増えて立派になっているでしょう。気長に付き合いましょう。
多肉植物 ブログランキングへ
にほんブログ村
にほんブログ村ご訪問の印に”ピッ”と・・・・
- 2013/10/13(日) 22:49:41|
- 牡丹類
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0

大変です。
どうやらうちに畑に
イノシシが襲来したみたいです。
うちの畑とその周辺の土を掘り起こしたり、あちこち荒らし回っています。

畑に植えていたサツマイモを掘り起こして数本引きちぎり、芋をいくつか食べていました。
また、1本だけ植えて、もうすぐ収穫する予定だった落花生も食われています。
うちの周辺では昔からイノシシは見たことがなかったのでびっくりです。以前から兵庫県の篠山地方や六甲山の周辺ではよく見かけると聞いていましたが、まさかうちの畑にやってくるとは思いませんでした。
実際イノシシの姿は見ていませんが、畑の周辺に掘られた穴や、足跡、サツマイモを食べた跡などからイノシシに間違いないということになりました。
イノシシは結構体も大きく、まともに突進してくると大けがをすることもあると聞きます。簡単に撃退することは難しそうです。とりあえず、サツマイモの苗の周辺に丈夫な網を張って様子を見ることにしました。
被害のあった後、注意してみていますがその後は来ていないみたいです。夜中に何度か懐中電灯を持って畑を見に行っていますが、遭遇しません。ほっとするやら、少し残念やらで、複雑です。
聞く所によると、イノシシは一日に何十キロも移動するとか。あちこちの畑などを荒らし回っているんでしょうか。次はいつ来襲するのか、はらはらしながら過ごしています。おそらく冬野菜の青物は食べないでしょうが、まだサツマイモは残っています。まだ安心は出来ません。

ついでに今年の冬野菜の種を蒔きましたので少し載せておきます。
今年もチンゲンサイ、水菜、カブラ、白菜、春菊、小松菜、ほうれん草、レタスなどを蒔きました。
マルチに小さな穴を開けてそこに種を蒔きました。うまく大きくなると土はねによる砂などのない綺麗な野菜が取れます。
しかし、ことしも蟻に種を持って行かれて、うまく発芽せず、なかなか思い通りに育ちません。特にレタスの種は蟻の大好物らしく、蒔いた翌日には全て持って行かれて全くなくなっているような状態でした。結局、仕方ないのでもう一度種を買ってきて、育苗器で別に発芽させ、2-3cmくらいになったところで植え換えることによって何とか育ち始めました。全くやっかいな物です。
その他の種もかなり持って行かれましたが、多く発芽したところから植え換えるなどして、何とかつじつまを合わせる格好になっています。毎年のことですが結構大変です。
もう少し大きくなったら不織布のシートをかぶせて収穫時期まで置いておきます。順調にいけば11月中旬頃から葉物は少しづつ収穫できるでしょう。うまくいきますように。
多肉植物 ブログランキングへ
にほんブログ村
にほんブログ村ご訪問の印に”ピッ”と・・・・
- 2013/10/12(土) 22:41:15|
- 野菜と花の栽培
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
エピテランサ属 月世界と小人の帽子の中苗です。右と手前の2本が月世界、左が小人の帽子です。
いずれも掻き子苗を挿し木しておいた物です。少し伸びてきて成長点に毛が増えてきました。その毛の中から花を咲かせるようになります。今年はもう秋ですので無理ですが、来年は花を咲かせるようになりそうです。
しかしこれらは群生株にする予定で、来年の春には胴切りを予定しています。もう少し背が高くなれば切った上の方は挿し木にして残せそうです。背が低いときは出来るだけ上の方から切って下の部分を大きく残す方が後々の成長は良さそうです。
胴切りをする場合、余り残す部分を小さくしすぎると、苗の成長力が弱くなって成長が良くないように感じます。無理して上を残すよりも下の部分を出来るだけ大きくして成長を良くする方が良さそうです。
時に左の小人の帽子は棘色が白くて綺麗です。今私の所の群生株は茶色系の棘色をしているので、白刺の群生株を欲しいと思っていました。
エピテランサの品種はマミラリアほど成長が早くないので、来年胴切りをしても群生株として観賞できる苗が出来るのは5-6年先になるでしょうか。
前にご報告したかぐや姫の群生株作りと同じように、経過をまたご報告したいと思っています。
多肉植物 ブログランキングへ
にほんブログ村
にほんブログ村ご訪問の印に”ピッ”と・・・・
- 2013/10/11(金) 22:35:31|
- エピテランサ
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0

昨日の白星につづき、同じく
マミラリア・玉翁殿も成長を開始した模様です。
この苗は、うちで3本ある玉翁殿のうち、中サイズの苗です。これも40年前からの生き残りです。今11cmくらいです。つい3年ほど前まではほとんど生きているだけという姿でしたが、今は結構元気です。成長し始めると新刺が出てきます。その新刺と毛は真っ白で綺麗です。もっとも刺の方はほんの少し先端が茶色い色をしていますが白い毛に覆われて真っ白に見えます。

この写真の成長点付近の白い所が最近出た刺と毛です。綺麗ですね。
最初の写真の苗の側面の毛が茶色い部分は、40年前からの水垢などによる汚れの名残です。何しろ30年以上前の毛ですので多少の汚れは大目に見てやってください。これももう少し子が大きくなってくると目立たなくなるでしょう。
おそらく12月頃になると蕾が出てくるはずです。楽しみに待っています。
多肉植物 ブログランキングへ
にほんブログ村
にほんブログ村ご訪問の印に”ピッ”と・・・・
- 2013/10/09(水) 22:37:27|
- マミラリア
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0

10月に入りかなり涼しくなって、冬型のマミラリアも少しずつ動き出したようです。
写真上は内では一番大きな
白星です。これも40年前からいる仲間のひとつです。
40年経っている割にそれほど大きくはありません。直径で13cmくらい。40年間の育てれば順調にいくと30cm近い大きさになっていても不思議はないですが、うちでは、なかなか20cmを超す大きさには成りません。
というのは、白星というのは結構成長が早く、少し大きめの鉢に植えていてもすぐにその上の面を覆い尽くす位になります。そうすると灌水の水がやりづらくなり、うまく鉢の内部に水が行きとどか無くなったり、反対に鉢の内部の水分が蒸発しにくくなり、根腐れを起こすことが多くなるようです。
実際、うちでは何度も10cm以上の苗が腐りかけています。白星は丈夫なので、全部腐ることなく、子供が生き残ってそれがまた大きくなったりして今残っているような状態です。
今も数株10cm超えの苗がありますが、今度は根腐れを起こさないように水を控えて育てようと気をつけています。

この苗は、3年ほど前に入手した
仏頭タイプと呼ばれる白星です。普通の白星は群生してもその表面は割合平らですが、この苗は一つ一つがこんもりと丸みを帯びています。それに、刺の羽毛状の毛は、かなり密で、肌が見えないほど密集しています。
これも最近成長点付近が白く生き生きしてきました。この新刺を出した生き生きした姿が好きです。
この苗の花は少しクリーム色をしていましたが、今年の春、ピンクの花の苗と交配をして種を取りました。うまくいくとかなりピンクの濃い花を咲かせる仏頭白星が出来るかもしれません。種は7月頃に蒔きました。まだ発芽して3mm程度の大きさで、どんな姿になるのか今のところ全くわかりません。
苗は発芽率がいいのでいっぱい生えていますが、全部を育てるのは無理そうです。さてどうした物か・・・・。
多肉植物 ブログランキングへ
にほんブログ村
にほんブログ村ご訪問の印に”ピッ”と・・・・
- 2013/10/08(火) 21:53:47|
- マミラリア
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0

今年キリンウチワに実生接ぎした苗の内の数本に
恩塚ランポーの形をした苗があります。これらの苗は接ぎ木をしたときには白点のないヘキラン系になるのか、白点の密に付いた恩塚ランポー系になるのかわからない状態での接ぎ木でした。
何しろ接いだのは実生後3-4週間の時でその頃には白点など全くありませんでした。ただこの子の親苗は片親が恩塚三角ランポーで、相手方が五角の亀甲ヘキランでした。親の亀甲ヘキランは斑入りではないですが、斑入りの性質を持っているようで、今までも何度か斑入り苗が生えていました。
そんな性質を持った親苗ですので、恩塚の性質が出るのか亀甲ヘキランの性質が出るのか、はたまたその中間の性質になるのか全くわかりません。
上の苗は恩塚ランポー系ですがよく見ると肌に少し斑入りのような色合いが見えます。

この苗も同じような感じですが、同じく斑入りの性質も持っているようです。このまま白点が密な状態で育てば斑入りかどうかはわからにまま育つかもしれません。でも一昨年の実生の時に経験したように、白点は大きくなるに従って状態が変わってくるときも多いので、まだどうなるかはよくわかりません。
少し白点が少なめで、なおかついい斑柄が現れたら面白いのになーなどと思いながら育てています。
多肉植物 ブログランキングへ
にほんブログ村
にほんブログ村ご訪問の印に”ピッ”と・・・・
- 2013/10/06(日) 21:29:27|
- ランポウ類
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
太平丸の実生小苗です。
もうすぐ実生から3年が経過します。種はアメリカ、メサガーデンのSB409というフィールドナンバーの付いた種です。この鉢は比較的成長の良いのを植えていましたが、1本は調子が悪いです。1本だけこの季節新刺を出してきています。ほとんどは春から夏の成長ですが、中に秋にも成長するのがあります。赤くて綺麗な刺です。まだ2.5cmくらいですので本来の姿はこれからですが、まずまずいい刺のようです。
この植えてある3本を見比べても、刺の大きさ、湾曲具合、刺の色合いなどかなりさがあるようです。

でも、やっぱり太平丸は赤い刺で太くて長い刺が湾曲しているのが一番好きです。
3年で3cmに届かない成長具合では、10cmくらいになるには10年以上かかりそうです。
私は今年、61歳になりました。この太平丸が10cmくらいになるまで元気にいられるかどうか、ちょっと不安です。やっぱり、少しは接ぎ木のお世話にならないとしかたないように感じます。
当面、実生と接ぎ木の両刀遣いで行くことになりそうです。
多肉植物 ブログランキングへ
にほんブログ村
にほんブログ村ご訪問の印に”ピッ”と・・・・
- 2013/10/05(土) 22:32:16|
- エキノカクタス
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0

昨年実生接ぎした数種類の
精巧殿変種の苗の内の一つです。約1年半が経過して4-6cmくらいになっています。子吹きした物や、子吹きしないで単頭のままの物など色々です。
この苗は春からぽつりぽつりと花を付けています。こんなに涼しくなってきた10月になっても花を咲かせています。普通の精巧殿よりはピンクの色の濃い花です。成長点付近には綿毛が増えてきました。コーレスの種子ですが、名前だけで、どのような違いのある品種かがわからないで蒔いています。結局育った苗の特徴で判断するしかありません。これも、バラ丸との中間的な印象がします。

最近1年ぶりで植え替えをしました。これも根を切らずに植え換えましたが、植え換え後、葉を落としてくるものが多いみたいです。涼しくなってきたために葉を落としたのか、植え換えたためかよくわかりません。今までの経験から、どうせ、2年目の冬を葉を落とさずに乗り切るのは無理でしょう。遅かれ早かれ葉は落ちてしまうと思います。
キリンウチワにとっては冬場は出来るだけ暖かくしてやりたい所ですが、他の品種にはある程度温度が下がらないと、春の開花時期の花がうまく咲かないものが多いみたいです。今年はキリンウチワにとっては少し厳しい季節になるかもしれません。
うまく乗り切ってくれよ。
多肉植物 ブログランキングへ
にほんブログ村
にほんブログ村ご訪問の印に”ピッ”と・・・・
- 2013/10/04(金) 22:33:38|
- ペレキフォラ
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0

去年、キリンウチワや袖ヶ浦に実生接ぎしていた
太平丸がいっぱい子吹きしました。
その出た子を切り取り、袖ヶ浦に伸縮包帯を用いて接ぎ木しました。その時は1.5cm-2cmくらいだった苗が、1年と少しで4-5cmにまで大きくなりました。
去年、接ぎ木前から3-4本を一鉢に植えていました。それから1年半位になりますが1回も植え替えをしていませんでした。さすがに鉢の中は根がいっぱいになっていたようで、成長もかなり鈍ってきていました。そこでようやく植え替えをしました。
やっぱり鉢の中は根でいっぱいでなかなか抜けないような状態になっていました。何とか抜いて、根から土を落とし、ほとんど根を切らずにそのまま少し大きめの鉢に植え替えました。本当はもっと大きな鉢に植えるべき所ですが、温室内は置き場所仁保余裕がないので少し小さめの鉢にしています。
根の整理は、以前はかなり値を切り詰めていましたが、今は出来るだけ切らないようにしています。その方が成長のし始めが早いように感じています。
この苗は植え替えから約1ヶ月で結構生長してきました。普通、太平丸の実生苗は春から夏前にかけて生長しますが、秋にはほとんど動かない物です。しかし、植え替えた太平丸たちは赤い新刺を出して元気に成長しています。やっぱり植え替えをまめにしないと本来の成長は出来ないようです。

雷帝と黒刺大統領の交配です。赤黒い刺がいい感じです。

同じ系統の苗ですが、刺の湾曲具合がいいです。新刺は同じく黒っぽい赤ですが、春先にはもっと鮮やかな赤い刺を出してくれるでしょう。

ちょっと雷帝っぽい直棘系です。出始めの刺は太くて立派です。それがしばらくして固まってくると半分位の太さになってしまいます。そのままの太さで残ってくれれば最高なんですが。
今回の袖ヶ浦接ぎの苗の植え替えで、やっぱり、こういう成長の早い物はまめに植え替えをしてやらないといけないなーと実感しました。まだ植え替えしてない物は成長も今ひとつです。
秋の植え換え適期は8月から9月と言います。何やしら用事などで時間が取れないうちに、すぐ最適期が終わってしまいます。まだ植え換えたい物がいっぱいありますが、今年はもう成長期が終わりに近いので、やっぱり来春にした方がいいかなー。
多肉植物 ブログランキングへ
にほんブログ村
にほんブログ村ご訪問の印に”ピッ”と・・・・
- 2013/10/03(木) 22:40:13|
- エキノカクタス
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0

今年、
テロカクタスの大統領を交配して種を取りました。
親は直径11cmの大きな花を咲かせる中苗と、40年前からいる古株の交配です。大きな花を咲かせる苗の子孫を残してやりたくて種を蒔きました。
生まれた子の内数本をキリンウチワに実生接ぎしました。台木が高さ40cm近い大きな苗だったので、接いだ穂の方も成長がかなり早いようです。やっぱり、袖ヶ浦に限らず台木のサイズが太くて背の高い苗ほど成長は早いように感じます。
上の苗は実生接ぎ後、2-3ヶ月で2cm近くになっていて子を3個出しています。小さなくせにいい刺を出しているではないですか。うまく育てれば去年の接ぎ木苗以上の成長も夢ではないでしょう。


後の2本も元気しています。日当たりの良くない場所から日当たりのいい場所へ移したら肌が少し黒っぽくなっています。小さな内はそんなに日照のきつくない所に置く方がいいみたいです。
いずれも子が出ていますが、掻き取るべきか残しておくべきか迷います。大統領もそんなに大きくなる品種ではなさそうなので、群生させて花を一斉に咲かせて楽しむのが良さそうに思いますが、どうでしょう。
とりあえずは来年春まで様子を見ることにしましょう。
多肉植物 ブログランキングへ
にほんブログ村
にほんブログ村ご訪問の印に”ピッ”と・・・・
- 2013/10/02(水) 22:54:59|
- テロカクタス
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
ロホホラ属 銀冠玉の実生苗です。
去年初めて苗を交配して種を取り、それを実生しました。丸1年でようやく大きな物で1.5cm、平均では1.0cmくらいです。まず順調に育った方でしょう。それでも1年でこんな大きさです。開花するのは4cm前後ですからまだ2-3年かかりそうです。
それに比べて先日ご紹介したキリンウチワ接ぎの苗は、今年の春実生した物で、実生後3-4ヶ月で2.5cmくらいになっています。えらい違いです。
ついでに接ぎ木の銀冠玉を再掲載します。

確かに接ぎ木苗は緑が濃くて生き生きしていてそれなりに魅力はありますが、本来の銀冠玉は白い粉をまとったような肌色が特徴です。接ぎ木苗ではそんな外観とはちょっと違っています。同じ親からでた子ですが、育つ環境でこういう違いが出るのでしょう。
本来は接ぎ木しないで正木のままで育てるのが本筋でしょう。接ぎ木は早く大きくしてその成長した姿を見るためのひとつの手段として考えるのがいいんでしょう。
とはいえ早く大きくできる魅力はすてがたい。
当面、接ぎ木と実生の両刀遣いで行くことになりそうです。
多肉植物 ブログランキングへ
にほんブログ村
にほんブログ村ご訪問の印に”ピッ”と・・・・
- 2013/10/01(火) 22:51:38|
- ロホホラ
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0