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サボテンと写真

大好きなサボテンや花の写真を中心にしたブログです。

太い刺の出てきた太平丸接ぎ木

太平丸接ぎ木2013-1127-1blog

 先日、日の出丸の紹介の時に秋に出た太平丸の接ぎ木の刺がいいと言うことを記載しました。

 そのいい刺の出てきている太平丸たちをご紹介します。

 これらの苗は自家実生で、メサガーデンの種子か強棘太平丸と雷帝を交配して得られた種を蒔き、発芽した物を袖ヶ浦またはキリンウチワに接ぎ木して、その苗が大きくなってくる途中に出てきた子を取って袖ヶ浦に接いだ物です。長たらしい説明ですが、要は去年接ぎ木した強棘太平丸たちです。

 上の苗はやや白っぽい刺ですが、成長点付近の刺は太くて赤くて綺麗です。今の時期まで成長しているとは驚きです。これはメサガーデンの種子からの子供でしょう。

太平丸接ぎ木2013-1127-2blog

 これは黒刺系で、赤黒い刺が印象的です。頂部の刺は暗い赤色で怪しい雰囲気を持っています。同じ太平丸でも黒刺系は印象ががらっと変わります。渋い味わいです。

太平丸接ぎ木2013-1127-3blog

 こちらも少し白刺風なので、メサガーデンの種子でしょう。接いだ最初の頃はそれほど太い刺は出ていませんでしたが、最近の刺は太くなってきました。新刺は固まってくると細くなってきますが、さてどんな感じになってくるんでしょうか。

太平丸接ぎ木2013-1127-4blog

 この刺はちょっと直棘風なので、雷帝の系統でしょう。太い刺が出てきています。刺の一部が変形している所があります。太平丸には時々こんな刺の出方をする物があります。大きくなるにつれて直ってくるようですが、出来れば出ないで欲しい所です。こんな強い刺が出たまま大きくなってくれればかなり面白い苗になりそうに思います。

 体は大きくなっても刺は体に比例しないでそのままの状態が続くようです。なので大きくなるにつれて刺は物足りなくなってくることが多そうです。今、4-5cmくらいです。まだまだこれからです。もっともっと太い刺が出ます様に。
 





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  1. 2013/11/30(土) 22:21:20|
  2. エキノカクタス
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色づいた紅葉系ヘキラン錦

ヘキラン錦紅葉2013-1120-1blog

 寒くなってきました。

 うちの近くは今日気温1度を記録しました。

 そんな中でも温室内は強力温風機で10度位を維持しています。とりあえずはまだ大丈夫です。

 この温度差でしょうか、ヘキラン錦がかなり色づいてきています。一昨年の実生でまだ1.5cm-2.5cmくらいですが、綺麗なピンク色になっているのもあります。これらが紅葉ランポーといえるのかどうかはよくわかりませんが、赤くなるのだから紅葉ということにしておきましょう。

 同じようなヘキラン錦でも色の全く付かないのもあります。ということは赤くなるのはやっぱりこういう遺伝子を持っているからでしょう。

ヘキラン錦紅葉2013-1120-2blog

 これなんてほんとに綺麗です。でもちょっとか弱そう。葉緑素が少ないので根が弱く成長も遅いです。同じ時の実生苗も数本枯れました。葉緑素の少ない苗は接ぎ木する方が無難そうです。今年2-3本接ぎ木しましましたが、それでもうまく育たないのが多いみたいです。やっぱり斑入り苗を順調に育てるのは何かと難しいです。

ヘキラン小苗茶色2013-1120blog

 こちらの鉢は茶色っぽくなるのが特徴みたいです。斑入りとは違うようですが、紅葉の一種かもしれません。夏場は緑で秋冬になるとこんな色になるみたい。余りきれいということはないですが、まあこんなのがあってもいいでしょう。

ヘキラン錦カキコ苗2013-1120blog

 これは、去年ヘキラン錦をキリンウチワに実生接ぎしたときに、出てきた子を挿し木した苗です。斑の無いのもありますが、結構いい斑柄をしています。親苗は余りよい斑柄ではなかったのですが、たまたま出た子の方にいい斑柄が出来ました。接ぎ木苗からのカキコで、根がうまく出るかどうか不安でしたが、あっさりうまく根が出てラッキーでした。接ぎ木苗は急撃に大きくなったのが多いので、徒長気味のため根が出にくいことが多いようです。今回の様にすんなり根が出ることはまれです。

 この斑入り苗はほとんど紅葉していません。やっぱり苗によっていろんなタイプがあるんですね。自分で種を交配して蒔くと、思いもかけない変わった苗が出来ることが多々あります。それが実生の魅力と言うことでしょう。
 





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  1. 2013/11/29(金) 22:58:57|
  2. ランポウ類
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子が増えてきた マミラリア・夕霧

夕霧2013-1109blog

 8月にもご紹介しました、マミラリア・夕霧です。

 子がいっぱい出てきて、かなり見た目の印象が変わってきました。子が出る前にはヒョロヒョロと背が伸びすぎて、胴切りしてやろうかななどと考えていた所でしたので、ちょうど都合がいい子吹きでした。

 子が出る前までは8本ほどの林立でしたが、今度の子がそれぞれ大きくなると20本以上の株になると思われます。これもわたしの若い頃から生きている苗なので40歳以上の年齢です。本当はもっと大きくなっていてもいいはずなんですが、世話をさぼっていたばっかりにまだこんなに小さいです。

 それでも見た目は綺麗で若々しい印象です。この刺の色合い好きです。花はまたかわいいピンクの小輪です。もうすぐに蕾を出してくる頃です。今年は子がいっぱい出たぶん、花がどうなるかちょっと不安もあります。綺麗に群開してくれればいいんですが。
 





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  1. 2013/11/28(木) 22:36:00|
  2. マミラリア
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またまた季節外れの花、かぐや姫

かぐや姫3株2013-1118-1blog

 またまた季節外れの花です。

 エピテランサ・かぐや姫に花が咲いています。何度もご紹介していますが、この3株は2年前までほぼ同じ位の大きさの苗でした。それを1株はそのまま育てて、残りの2株を芯止めして子吹きさせました。

かぐや姫3株2013-1118-2blog

 それぞれそこそこ大きくなっています。

 群生苗の方は来年の春にそれぞれ独立させて、別の鉢に植えてやる予定です。ようやく2年で群生株として一人前になりました。

 群生苗はどういう訳か今頃花が咲いています。本来春咲きのはずですが、どうした事でしょうか。そういえば精巧殿の花も同様です。

 でも、先日他の方のブログを見ていると同じような記事を見かけました。こういった現象は私の所だけではないようです。

かぐや姫3株2013-1118-3blog

 元々、サボテンの原産地と日本とでは全く気候が違います。温度の違いや、湿度、日照など、本来は春咲きの品種でも、その気候の違いによって季節を勘違いして花を付ける品種があっても不思議ではありません。

かぐや姫3株2013-1118-4blog

 私の温室も、今年からガラスの遮光用の白いペンキをはがし、寒冷紗などで遮光する様に変えました。そのため、寒冷紗を取る時期がうまくいかず、大切なサボテンに日焼けさせたりしてしまいました。

 そんなこんなで、サボテンの育つ環境もかなり変わってきているはずです。そのための季節外れの花かなと勝手に想像しています。

 まあ、かわいい花なのでとりあえず鑑賞してやってください。
 





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  1. 2013/11/27(水) 22:52:31|
  2. エピテランサ
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大きくなりました。桃花カルメナエ

カルメナエ桃花2013-1118blog

 マミラリア・桃花カルメナエです。

 現在、広がり直径11cmくらいです。2年ほど前に小苗を入手して結構大きくなりました。

 このカルメナエ、黄色の刺を密集してかわいい姿が人気です。刺はさわっても痛くなく、扱いやすいのも魅力です。1頭1頭は3-4cmくらいまでで、それほど大きくならず子吹きして群生株になっていきます。

 よく見ると疣の谷間に小さな蕾らしきのが見え始めています。花はまだ大分先ですが、綺麗なピンクの花でした。通常のカルメナエの花は黄色ですが、黄色の刺で花も黄色というのは目立たなくて物足りません。そこでピンク花の苗を入手したのを思い出します。

 去年花が咲いたときの写真があったと思い探してみました。

カルメナエ桃花1blog

 これが2012年3月の写真です。この頃はまだ2頭立てでした。いまは、8頭立てになって二回り位大きくなっています。ピンクの中筋のあるかわいい花です。

 今年は、この蕾の出始めの時期からして、開花はもう少し早くなるかもしれません。次の花は体が大きくなった分もっといっぱい咲くでしょう。楽しみに待っています。
 





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  1. 2013/11/26(火) 22:45:33|
  2. マミラリア
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日の出丸の刺

日の出丸3株2013-1118-1blog

 去年、ヤフオクでフェロカクタス・日の出丸の実生苗を購入しました。3-4cmの中苗が7本寄せ植えされていました。まだ苗は小さいのでそれほど強い刺が出ていたわけではありませんでしたが、親苗として紹介されていた苗は幅の広い立派な刺をしていました。

 それから約1年、それぞれ少しずつ大きくなって5-6cmくらいになり、それなりにたくましさが出てきました。フェロカクタスは春から秋まで成長する様で、ずーと少しずつ成長はしている様でした。でも夏場に出る刺はそれほど太くならずに少し物足りなく思っていました。遮光のせいなのか、または私の育て方が良くないのかなどと考えましたが、その辺はどうしようもないので、日当たりの出来るだけ良い所に置く様にだけしていました。

日の出丸3株2013-1118-2blog

 それが最近になって結構太い刺が出る様になってきました。夏場に比べて日照は弱くなっているでしょうが、朝夕の寒暖の差が大きくなってきたからなんでしょうか。赤く太い刺が出てきています。

 そういえば、全部ではないですが、太平丸の袖ヶ浦に接いだ苗も秋になって太くて長い刺を出してきているのがあります。実生苗はほとんどの物がもう休眠状態に入っているみたいですが、接ぎ木の苗は涼しくなっても成長を続けているのがあります。

 どうも刺物と呼ばれる太くて長い刺を出す品種は、秋や早春の頃の気温の寒暖差の大きな時期に良い刺を出す様に感じます。うまくその時期に成長させると立派な刺の苗が出来そうに思います。要はどれだけ朝夕の寒暖差がうまく付けられるかが鈎のようです。夜が余り寒くなりすぎない程度で。その辺の設定が難しそうですが。
 





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  1. 2013/11/25(月) 22:22:59|
  2. フェロカクタス
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ペレツデラロサエの実生苗

ペレツデラロサエ実生苗など2013-1118blog

 昨日のペレツデラロサエの実生接ぎ苗との比較として、接ぎ木していない実生苗もご紹介しておきます。

 上の写真の上側がエル・サエズで、下側が標準のペレツデラロサエです。植え替えを無精して、実生後一度も植え替えしていません。大きいのもので直径1.8cm、小さな物は1cmくらいです。私の場合、実生の土の表面から下1cm以下の部分は普通の肥料入りの土を使用していますので植え替えしないでも何とかそのまま育ちます。

 実生後、1年半位にしてはちょっと物足りない成長具合です。半日影の所に置いていたのでちょっと背が高くなっています。ちゃんと植え替えして日に良く当ててやればもう少し大きくなっていたかもしれません。鉢の土の表面には青い苔が生えて、成長に多少影響もありそうです。

 それでもやっぱり接ぎ木苗との差は歴然としています。私の様なせっかちな者には接ぎ木というのは有り難いものに違いはありません。

 そ、れにしてもこの苗たちも植え替えをしないとかわいそうです。毎年、秋の植え換え最適期の8月から9月頃は仕事の関係などで、ばたばたとしているうちに過ぎてしまい、植え替えできずに終わってしまうことが多いです。冬の植え替えは成長に悪影響を与えそうなので、2月頃まで待って植え替えてやりたいと思います。もう少し待ってね、ペレちゃん。
 





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  1. 2013/11/24(日) 21:58:56|
  2. マミラリア
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ペレツデラロサエの実生接ぎ苗

ペレツデラロサエ実生接ぎ2013-1118-2blog

 約1年半前、マミラリア・ペレツデラロサエの発芽仕立ての苗をキリンウチワに実生接ぎしました。3本接いだ物が一応順調に大きくなっています。

 上の写真がそのペレツデラロサエです。主頭が約5cmで子が1個出ています。先日ご紹介した精巧殿変種と同じ時期の実生接ぎですが、こちらの方が少し大きめです。赤褐色の鈎棘と真っ白い縁棘を密集して綺麗です。特に大きくなってくると疣の谷間にも白い綿毛が出てきていっそう白くなります。

 今年の春はまだ小さくて花は咲きませんでしたが、来年の春には花が咲いてくれるでしょう。願わくばもう少し子が出てくれれば申し分ないのですが、出なければ胴切りなどして強制的に子を出してやろうかとも考えています。その前に接ぎ下ろしをしないといけなくなりそうですが。とりあえずは来年の春まで冷えすぎない様に管理をして様子を見ることにします。

ペレツデラロサエ実生接ぎ2013-1118-3blog

 こちらは上の写真の苗とよく似ていますがまた別の苗です。

 最初の苗が一般的なペレツデラロサエで、この苗はその変種として売られていたエル・サエズという名前の品種です。これはドイツのコーレスで買った種の実生ですが、エル・サエズと言う変種がどんな苗なのか全く記載がありませんでした。とりあえず両方買って実生しました。

 今この両者を比較してみるとエル・サエズの方が中刺が太くて立派です。また中刺の向きが揃っていて、同じ方向を向いています。それに対して最初のペレツデラロサエは中刺が細めで、向きがばらばらのため中刺同志が絡まって変な方向を向いている部分があります。私の今まで育てていたペレツデラロサエもそういう部分が見られました。

 これはまだ確定ではないですが、ペレツデラロサエ・変種エル・サエズというのは、ペレツデラロサエの優系変種なのではないかと思っています。まだ花は見ていませんが、花にも違いがあるかもしれません。来年の春の花を期待しています。

ペレツデラロサエ実生接ぎ2013-1118-1blog

 これもエル・サエズです。こちらは子が4個出ています。やっぱり刺の方向は規則正しく外側を向いています。中刺はやっぱり太めです。

 ペレツデラロサエにはもう一つ変種が記載されていて、アンダーソニーというのがあります。これは中刺が直棘になった変種で、成長するとまた違った雰囲気があってなかなか良さそうです。

 3年前から種を購入して蒔いていますが、なかなか発芽せず、今年数本だけ発芽した物をキリンウチワに接ぎました。これは先日ご紹介しています。まだ小さいのでその特徴は十分出ていません。来年の夏頃になれば特徴もはっきりしてくるでしょう。また少し大きくなったらご紹介したいと思っています。
 





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  1. 2013/11/23(土) 21:53:36|
  2. マミラリア
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バラ丸の実生苗

バラ丸実生苗中2013-1116blog

 精巧殿変種の記事のついでに、同族のバラ丸もご紹介しておきます。

 こちらは実生苗で、私の実生ではなく中苗を入手した物です。大きさは3-4cmで白毛の多いものや少ない物があります。白毛が多くて成長点に綿毛をかぶった物をスーパーバラ丸と呼ぶようです。

 私はバラ丸も精巧殿も刺と花色の違いがあるだけでほとんど同じと見ています。最近の分類では別の属に分かれている場合もあるようですが、育ててみると花も同じ時期に咲き、花色と刺が違うだけでそのほかはほとんど違わない様に感じます。

 この鉢の苗も接ぎ木の精巧殿変種と同じように成長点付近に蕾が出始めています。正木の苗は成長が遅いので、おそらく蕾のまま年越しになるかと思います。去年はそうでした。

 サボテンには蕾が出始めてすぐの花の咲くのや、2ヶ月以上かかってやっと咲くのなどいろんなのがあります。長く待たされる物ほど、咲いたときの感激は大きくなるようですが・・・・。
 





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  1. 2013/11/22(金) 23:03:26|
  2. ペレキフォラ
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精巧殿変種 実生接ぎ苗2

精巧殿変種6-2013-1115blog

 昨日の続きです。

 精巧殿変種の実生接ぎです。この苗は最初は1頭でしたが、自然に成長点が止まり7頭に子吹きしました。まだ1頭は2-2.5cmくらいで小さいですが、いい群生株になりそうです。これも成長点に少し蕾らしきのが見えてきました。7頭立てならきっとたくさん一度に花が咲くのではないかと期待しています。来年は接ぎ下ろしをしないといけなくなりそうです。花が咲いた後くらいに下ろすのがいいでしょう。うまく下ろせればいいんですが・・・・。

精巧殿変種5-2013-1115blog

 これは子吹きしていない単頭苗です。昨日の単頭の苗とは少し雰囲気が違います。これも蕾が出てきました。花はどんなだったのか今ひとつ思い出せません。今度咲いたら写真を撮っておかないといけません。たくさん似たのがあるので記録してないと忘れてしまいます。

 単頭の物は胴切りするなどして子吹きさせる方がいいのかどうか、ちょっと迷う所です。元々大型の品種ではないので単頭ではせいぜい5-6cmが限界でしょう。後々子吹きするならいっそ早めに強制的に子吹きさせる方がいいかもしれません。さてどうしよう。来年の春までに決めようと思います。

精巧殿変種4-2013-1115blog

 これは5頭立てになっています。蕾は今のところ確認できません。中央部分が角質化して、子は四方八方に向かって出ています。接ぎ下ろしのしにくそうな格好です。接ぎ下ろしをするなら、台木を長めに残してする方が良さそうです。

 長めに残したキリンウチワの台木は半永久的に持つのでしょうか。三角柱の様にいずれ腐って来はしないかちょっと心配です。台木が腐ると穂までだめになることがあります。三角柱はそうみたいです。

 キリンウチワの台木が数年後にどうなっているか、ちょっと心配しながら今は様子を見ている段階です。
 





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  1. 2013/11/21(木) 22:25:37|
  2. ペレキフォラ
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また咲いた、季節外れの精巧殿変種の花

精巧殿変種3-2013-1115blog

 去年の春、ペレキフォラ・精巧殿変種の種をドイツのコーレスから購入し、10種類ほど蒔きました。そしてその発芽した苗を1本ずつキリンウチワに接ぎました。それから約1年半、結構大きくなりました。だいたいの物が広がりは5-6cmくらいになっています。

 実生接ぎした後、植え替えせずに1年以上おいていましたが、成長が緩やかになってきたので、鉢の中の根がいっぱいなのかと思い8月に植え替えしました。そうするとまた幾分大きくなった様に思います。

 その中の数本はいまだに花を咲かせています。精巧殿の変種ですが英語(またはドイツ語か)の名前が付いていましたがどんな苗かがわからずいまだにその違いがはっきりしていません。

 上の苗は赤花精巧殿というところでしょう。普通、精巧殿の花は白地にほんの少しピンクの中筋が入る程度の花です。どちらかというと白花という方がいいでしょう。それがこの苗はかなり赤っぽい花です。色合いはこの方が華やかでいいでしょう。この苗は自然に2頭立てになっています。

精巧殿変種1-2013-1115blog

 こちらは、3頭立てです。成長点付近に小さな蕾が出始めています。これがいつ咲くのかは今のところよくわかりません。去年は年末頃に蕾が出始めて結局3月頃にようやく咲いたりしました。結構時間がかかるようです。でも今咲いている花は蕾が出始めてから割と早めに咲いた様に思います。成長している時期と休眠期によって違うのかもしれません。

 精巧殿などの花は、一頭あたりの花数はせいぜい3-4個です。それが群生株になるとうまくいけば3x4という風にたくさんの花が一度に咲くことが多いです。なのでやっぱり群生株が開花時には見応えがあります。

精巧殿変種2-2013-1115blog

 これも同じ時蒔いた精巧殿変種ですが、同じように育ててもこの苗は子吹きしていません。直径は5cmくらいになりますが子吹きの兆しは全くありません。それに、他の苗よりも刺が小さいです。小さな棘がびっしり生えていて、成長点には綿毛も増えてきました。ちょっと独特な質感です。

 これも成長点に蕾が見え始めています。確かこの苗は今年は花が咲かなかった様で、次の花が初めてでしょう。果たしてどんな花なのか楽しみです。よくわからない苗というのは花にしろ刺にしろ、どんなのができるかわからないので、わくわくです。これも実生の楽しみのひとつですね。
 





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  1. 2013/11/20(水) 22:40:39|
  2. ペレキフォラ
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40歳のマミラリア・翁玉4

翁玉4-2013-1116-1blog

 4番目の翁玉です。

 この苗は小さな頃に自然に子吹きして6頭立てになっています。特別胴切りしたわけでもなく、他の苗と同じように育てていても自然にこんな格好になりました。一応バランスの良い群生株といえるでしょう。一頭だけ根本がぐらぐらになって取れそうなので下に石でつっかい棒を入れています。

 刺の出方などは他の苗と微妙に違いますが、やっぱり翁玉の姿に違いありません。有名な玉翁の疣を細かくして白毛を多くした様な姿、それが翁玉です。玉翁よりは上品で白くて綺麗です。この苗は刺も白くて、疣の間の白毛も多く、いっそう上品です。

翁玉4-2013-1116-2blog

 この苗も花はクリーム色をしていました。今年も成長点脇の綿毛の中から蕾が出てくるでしょう。もうしばらくです。

翁玉5-2013-1109-1blog

 この苗は5番目で一番小さめです。直径8cm. 高さ11cmで子吹きもしないで単頭のままです。刺は少し茶色っぽいですが、個体差の範疇でしょう。40年も経っているのにこんな大きさとは。3年前に世話をし始めるまではほとんどずーっと休眠していたみたいです。それでも枯れることもなく生き続けていたとは、ちょっと驚きでもあります。3年前に世話をし始めると、少しは成長し始めたようですが、ほんの少しだけ大きくなった様に思える程度です。成長点の新刺でやっと成長がわかる程度です。

翁玉5-2013-1109-2blog
 
 そりゃあ、40年も放っておかれて、急に少し世話をされたからといって早急には大きくなれないでしょう。まあ、少しづつでも成長してくれれば良しとしましょう。

 去年までは花数も少なかったです。今年はもう少し多く咲いてくれるかなと期待しています。ちなみに、花色は濃いピンク系だったと思います。(ちょっと自信がないですが。)
 





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  1. 2013/11/19(火) 22:13:31|
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40歳のマミラリア・翁玉3

翁玉3-2013-1109blog

 マミラリア・翁玉の3株目です。

 この苗は前の2株と異なり、子吹きせずに成長点が分頭して大きくなっていくタイプです。マミラリアのサボテンには子吹きして広がっていく物と、成長点が分裂して大きくなる物があります。私の所にある翁玉は確かに同じ時の種を実生して生えた苗ですが、親苗に子吹きするタイプと分頭するタイプの両方の遺伝子があって、それがたまたま両方現れたのだと思います。

 刺の感じは前の2株よりも白くて綺麗です。左の部分は今年の春に分等して今は二つの成長点になっています。右は今まさに分かれている所です。この2頭はわたしの若かりし頃に分等して二つになったのを記憶しています。もちろんこの2頭は根本で繋がっています。40年ぶりの分頭です。

 成長点が分かれて分等するのはどんなタイミングでなるのでしょうか。40年分頭しないのが最近し始めたのには何か要因があったのでしょうか。ひょっとして3年前から急に世話をし出して、水や植え替えなどで生育条件が良くなったためかもしれません。それまでは何十年も放り放しに近い状態でした。

 この苗は確かクリーム色の花でした。同じ時の実生でも濃いピンク系が3本、クリーム色系が2本生まれています。花はまた咲いたらご報告しますが、花色もいろんなタイプが生まれています。本来は濃いピンク系の花のはずですが、黄色の花の系統の他の品種が自然交配されていた可能性もあります。

 たとえば、マミラリアの夕霧と朝霧は花色の違いで違う品種として区別されています。この翁玉も花色が違えば別の名前で呼んでも不思議はないですが。
 





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  1. 2013/11/18(月) 22:15:06|
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40歳の翁玉2

翁玉2-2013-1109-1blog

 昨日の続きでマミラリア・翁玉のうちの整理番号2の苗です。同じく自家実生で40数年経っています。

 昨日の苗と少し似ていますが、全体には結構違う部分もあります。

 苗の大きさはほぼ同じようで20cmx18cmくらい。2cmくらいから7cmくらいまでの子が30-40個位出ています。最近成長した部分の刺は白い色をしています。10年以上経っている部分の刺、毛は茶色く変色している部分もあります。これらは何十年と風雪に耐えながら暮らしてきた名残で大目に見てやらないといけないでしょう。40年暮れている割には綺麗だと思うのですが。

翁玉2-2013-1109-2blog

 成長点の少し下の部分に、疣の谷間から白い綿毛が出て来ています。この部分に花が咲くでしょう。毛の出方からして最初の苗よりも少し早そうです。今年の春は花は咲きましたが、まばらで、もう一息でした。温室内の温度が高すぎたのが原因かもしれません。今年は目標温度を8度位にしようと思っています。

 先週暖房用の2kwの温室用温風機を出してきました。設定温度は12度にしています。これは12度になるのではなく、12度になるとサーモスタットのスイッチが入ると言うことです。

 これから寒さが増してくるとおそらく8度位まで下がるのではないかと想像しています。キリンウチワなどにはちょっと厳しい温度ですが、そのほかのサボテンにはちょうどいいかなと勝手に思っています。さてどうでしょう。
 





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  1. 2013/11/17(日) 21:52:26|
  2. マミラリア
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40歳のマミラリア・翁玉1

翁玉1-2013-1116-1blog

 わたしの若い頃、そう約43年ほど前になります。初めてサボテンの実生をしました。おそらく種は当時書籍なども出していたシャボテン社で求めた物だったと思います。輸入種子だったのか国産の種子だったのかは定かではありません。数種類の種を購入し実生しました。

 そんな中で一番成績が良くて多く残っているのが、今日ご紹介するマミラリア・翁玉です。今残っているのは合計5株です。40年物長い間ほとんど枯れることもなく生き残り、今それなりに元気です。

 40年の間には自宅から離れて下宿生活をしていた頃や、殆どサボテンに興味が薄れて世話をしなかった頃もありました。そんな時期でも何とか生き残り、今復活しているのはその生命力の強さに違いありません。

 サボテンは体内に水分を蓄えて長い間雨が降らない様な環境でも生き残る生命力を持っています。むしろかわいがりすぎて、水をやりすぎて枯らすことの方が多いのは事実です。

 特にこの翁玉は体液として白い乳液成分を持っていて、傷口が出来るとそこから乳液がしみ出てきてその傷口をふさぎます。そんな性質によって根腐れや外傷にも強く、今まで枯れずに生き残ってきたのだ思います。

 上の写真はその一番目で標準的な群生株になっています。広がりは約20cm、直径5cm前後の子が20個位出ています。成長点付近は新しい刺が出て白っぽくいい感じです。

翁玉1-2013-1116-2blog

 まだこれから本格的に動き出してもう少し白くなってくると思います。疣の谷間から白い綿毛が出てきてそこから赤紫のかわいい花を咲かせます。花はおそらく年明け頃からになるでしょう。昨年は結構咲きましたが、今年はもう一つでした。まだ40年間の不摂生から十分に回復していない感じです。

 今年(花は来年)の花に期待です。
 





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  1. 2013/11/17(日) 10:03:19|
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まだ色がこない紅葉ヘキラン

紅葉ヘキラン2株2013-1109blog

 紅葉ヘキランなんですがまだほとんど色がきていません。

 この2株は元々親子で、左の親に右の子が付いていました。それをはずして2株にしています。共に亀甲ランポーの血筋が入っている様で稜線の先端に段が付き始めました。

 今年の春頃はこんな感じでした。

紅葉ヘキラン2013-0308blog

 今年の3月の様子です。かなり黄色っぽくなっています。このままどんどん黄色くなるのかと思いきや・・・・。

紅葉ヘキラン2013-0525blog

 5月になると蕾が出てきて・・・・。

紅葉ヘキラン花2013-0625-1blog

 6月に花が咲くと、黄色かった肌色はまた緑に戻ってしまいました。花は変わった咲き方で、今まで見たことのない咲き方でした。

 さてさてどうなっているのでしょうか。これから寒くなってくると色づいてくるんでしょうか。

 もう3年ほど育てていますが色変わりの要因、タイミングがまだつかめません。
 





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  1. 2013/11/15(金) 22:59:21|
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マミラリア・満月 2株

満月2013-1109blog

 マミラリア・満月です。

 丸い体に白っぽい刺を密集させて成長し、次第に子吹きしてきます。

 この苗は主頭8cmで下の方から子吹きしてきました。子が全体に均等に出てくれればいいのですが、どうしても少し偏ります。

 満月の仲間は結構タイプによる変化が多いようです。昔から刺が真っ白な物を雪白丸、少し赤味のあるのを満月、かなり赤味の強い物を望月などと呼ぶようです。

 最近はそれらの境界線が曖昧でどれが満月でどれくらいからが望月かよくわかりません。

 この苗も少し成長点付近が赤味を帯びているので満月でいいと思うのですが、いや、望月だと言われればそうも言えないことはないという感じ。

 でもそんな名前はどうでもいいこと。要はきれいであればいいのです。

大型満月2013-1109blog

 こちらはかなり大型の満月です。

 写真ではわかりにくいですが、主頭は約11cmあります。子が出て最大径は16cmくらいになっています。かなり大きく、写真を撮るために動かそうとしてその重さにびっくりです。最初の苗の3倍位はあるでしょう。

 今は花は咲いていませんが、体が大型なら花も大きめです。直径2cmくらいはあります。

 いつもは年明け位から花が咲き出します。もうすぐ蕾が出てくる頃です。特別鮮やかな花ではないですが、それなりに綺麗です。静かに蕾が出てくるのを待っています。
 





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  1. 2013/11/14(木) 21:51:42|
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子がいっぱい マミラリア・明星

明星2013-1107-1blog

 黒っぽい肌色に金色の細かい刺を出して群生するマミラリア・明星です。

 金色の刺は放射状に出ていて、ちょうど夜空に光る星の輝きのようです。そんな所から明星という名が付いたのでしょう。いい名前だと思います。

 この苗は去年までは7頭立てで綺麗な星形?でした。今年になって小さな子がたくさん出始めました。一頭一頭の大きさが大きく成りすぎて限界なのでしょう。株全体では18cm近くになってきました。一頭一頭は6-7cmです。これくらいが明星の大きさの限界なのでしょう。元々大型種ではないので群生して大きくなってきます。

明星2013-1107-2blog

 花も咲いています。花の時期も早く、秋口から咲き始め春まで少しづつ咲き続けるみたいです。赤い実は今年の春に咲いた花が自家受精した物で、綺麗だからそのまま置いています。花は白から黄色で地味ですが、実の方は赤くて目を引きます。いっそいっぱい種が出来ればその方が見栄えがするかもしれません。でも実の出来るのはほんのまれで、たまに出来る程度です。

 もっといっぱい子が増えて、満天の星空のような格好になるのを夢見て育てています。
 





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  1. 2013/11/13(水) 22:27:12|
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緋牡丹錦実生接ぎ苗の生長3

緋牡丹錦接ぎ木2013-0804-3blog

緋牡丹錦の実生接ぎ苗の生長の3回目です。

 同じような記事ばかりに成ってしまっていますが、この苗の変化はなかなか面白い物です。

 この苗も前の2本と同じ6月頃のキリンウチワによる実生接ぎです。

 この苗は前の2本と異なり、黒っぽい肌色に赤い斑のはいる、赤黒タイプと呼ばれる系統です。元々斑のない原種の牡丹玉には、緑色をした肌のタイプと、黒っぽい肌色のタイプがあります。これは日照の加減や育つ環境にもよりますが、同じ環境で育った中でもかなり差の出ることが多いみたいです。

 緑色の肌の牡丹玉は生き生きとした綺麗な印象があり、黒っぽい色の苗は渋い独特の味わいがあります。斑入りでも、赤黒タイプは華やかさはないものの、いい味わいがあります。

 上の写真は8月4日の様子で接ぎ木後1-1.5ヶ月位です。茶色と赤の混じった独特の色合いです。他の緑の苗とは雰囲気が全然違います。

緋牡丹錦接ぎ木2013-0823-3blog

 これは8月23日の様子です。赤黒の色合いがはっきりしてきました。これで斑が全体に行き渡ってくれれば最高なんですが。片側は斑が少ないです。

緋牡丹錦接ぎ木中2013-0918-3blog

 9月18日の様子です。赤黒のコントラストが強くなって綺麗です。斑の部分の赤味は季節によってかなり変化してくるようです。緑、または黒の肌色も変わってきています。なかなか面白く、見飽きません。

緋牡丹錦接ぎ木2013-1027-3blog

 これが10月27日の姿です。どういう訳か全体に緑が濃くなってきました。黒さが少なくなり、その分全体の雰囲気も普通の緑のタイプに近くなってきています。季節の具合なのか、日照、気温などによるのでしょうか。今の所よくわかりません。

 これから休眠期に入ります。冬の時期の肌色の変化はどういう風になるのでしょうか。成長はしないと思いますが肌色は変わってくるかもしれません。時々覗いてみましょう。
 





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  1. 2013/11/12(火) 23:04:33|
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緋牡丹錦実生接ぎ苗の生長2

緋牡丹錦接ぎ木2013-0804-2blog

 昨日の続きです。昨日の苗と同じ時に接ぎ木した緋牡丹錦の実生接ぎ苗です。例によってデジカメに記憶されている日付データーからその成長具合を見てみましょう。

 上の苗は8月4日の状態で、接ぎ木後1ヶ月から1ヶ月半位です。緑色の肌に黄色と赤系の斑が入っています。華やかで綺麗な苗に育ちそうな感じです。約1cm。

緋牡丹錦接ぎ木2013-0823-2blog

 その20日後です。夏真っ盛りでキリンウチワの成長もいいため、1ヶ月足らずでかなり大きくなっています。子が2-3個出始めました。斑柄は少しづつ変わってきています。

緋牡丹錦接ぎ木中2013-0918-2blog

 その25日後、9月18日の姿です。大分牡丹玉らしくなってきました。斑柄もはっきりしてきて、斑のない稜が3稜あるのがはっきりしてきました。ちょっと残念。斑のある部分は赤、黄、緑が混じって綺麗です。

緋牡丹錦接ぎ木2013-1027-2blog

 10月27日の姿です。約2.5cm。

 斑のある部分から見た所です。非常に華やかな色合いです。子供にも斑が入っていますが、割合はっきりした斑です。もっと散り斑ならいいんですが。子はそのうちはずして挿し木してやろうと思います。来年の春かな。

緋牡丹錦接ぎ木2013-1027-2-2blog

 同じ10月27日の写真で、上から見た所。斑のない3稜が非常に残念です。またこの子の子孫でがんばってみますか。花が咲くのは来年は無理かな・・・・。
 





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  1. 2013/11/11(月) 23:05:21|
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緋牡丹錦接ぎ木苗の生長1

緋牡丹錦接ぎ木2013-0823-1blog

 今日は今年の春に実生接ぎした緋牡丹錦の成長の様子をご報告したいと思います。

 この苗は去年緋牡丹錦を交配して種を取り、今年の春先に種を蒔いて、少し大きくなりかけたのを6月頃に実生接ぎした物です。

 緋牡丹錦は種が非常に小さく、発芽仕立ての時は小さすぎてまともに接げるような大きさではありません。そこで少しだけ育てて2mm前後になった物をキリンウチワに接いでいます。

 上の写真は接ぎ木後1ヶ月半位で、1cm足らずの大きさの時です。日付はデジカメのデーターから8月23日と記録されています。

 緑と黄色系の斑入りです。ほとんど赤くないので緋牡丹錦と言うよりも黄牡丹錦と呼ぶ方がいいかもしれません。まだやっと斑入りだと言うことがわかる程度です。

緋牡丹錦接ぎ木中2013-0918-1blog

 こちらはその20日後、8月18日の様子です。大分しっかりしてきて斑の様子もわかってきました。一部赤っぽい所も出てきています。でも黄色がちという所は変わりません。

緋牡丹錦接ぎ木2013-1027-1blog

 その1ヶ月後、10月27日の写真です。約2cmくらいになっています。顔つきがしっかりしてきています。斑の周りは、全体のうち2稜ほどには斑が入っていないみたいです。良斑という所でしょうか。まだまだこれから斑柄は変わってくることが考えられます。期待して待つことにしましょう。

 ちょっと変わった黄色系の緋牡丹錦でした。
 





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  1. 2013/11/10(日) 21:46:07|
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恩塚亀甲?ランポー実生接ぎ苗

恩塚ランポー接ぎ木2013-1027-1blog

 キリンウチワの実生接ぎ苗が続きますが、おつきあいください。

 これは恩塚三角ランポーと亀甲ヘキランの交配から生まれた子供です。今まだ1cm強の大きさです。白点は恩塚ランポーの特徴を出しています。しかし、稜線の具合がちょっと怪しいです。でこぼこして亀甲ヘキランの特徴が出始めているように見えます。確率的には1/2ですが、亀甲の特長が出ると面白い苗になるかもしれません。まして、片親は三角です。三角で恩塚で、その上、亀甲なんてのになるとどんな形になるんでしょう。まだこれからですが、将来の形が想像できません。期待しときましょう。

恩塚ランポー接ぎ木2013-1027-2blog

 これも同じような感じですが、稜線は四角になってきたような・・・。今のところ亀甲の特徴は見受けられません。普通の亀甲ランポーも小さな時はでこぼこした稜線ははっきりしないことが多く、7-8cmを超える頃からその特徴が出てくることが多いようです。まだ小さいですのでこれからです。

 少し下の方が茶色くなっているのが気になります。実生接ぎでは実割れがしたり、下の方が茶色く角質化してくることがあります。そんな苗は見栄えが悪くなって鑑賞価値が低くなります。実割れは成長が早すぎる場合に起こりやすいようです。これは防ぐことが難しい。

 そういえばこれらの種親の三角恩塚ランポーは接ぎ木でしたが、大きく実割れしてしまっています。稜数の少ないランポー系は実割れを起こしやすいみたいです。気をつけないと。とはいっても防ぎ用は無いようですが・・・。
 





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  1. 2013/11/09(土) 22:56:27|
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スーパー兜実生接ぎ苗

スーパー兜接ぎ木2013-1027-2blog

 先日はスーパー兜錦の実生接ぎ苗をご紹介しましたが、今日は斑のないスーパー兜です。

 これらの親は片方が白点の少ないタイプ、もう片方が白点の密集するタイプです。いずれも斑なしです。

 7月に一度掲載しています。その時はまだ1cm弱でまだはっきりした特徴はわかりませんでした。今は2cmくらいになってそれぞれの特徴がはっきりしてきました。

 上の苗は白い毛がいっぱい出た真っ白なタイプです。俗に言うアルプススーパー兜というタイプに近いでしょう。アルプススーパー兜というのは、アルプス高原のように真っ白な雪のような毛をいっぱいに付けて、白い毛に覆われているタイプを言うようです。この苗はほんの少し緑の部分が見えていますが綿毛の感じはいいです。大きくなってもこのバランスのまま白毛が大きくなってくれれば最高なんですが。白い綿毛を汚さないように注意しないといけません。

スーパー兜接ぎ木2013-1027-3blog

 こちらはもう少し白毛が少ない個体です。それでも綿毛がふさふさしていて気持ちよさそうです。さて大きくなるとどんな感じになるのでしょうか。この盛り上がったような綿毛がそのままつづいてくれることを祈りましょう。

スーパー兜接ぎ木2013-1027-4blog

 こちらはもっと緑の部分が多い個体です。こちらは8稜の稜線がはっきりしています。上の2本は綿毛に覆われて稜線もわかりません。

 これは端正な形のスーパー兜になるでしょう。白点の模様のおもしろさが良否のポイントです。

 こんな風にスーパー兜は白点の付き方に変化があって楽しいです。おそらくタイプ違いのスーパー兜を交配すると、いろんな子供が出来て飽きないでしょう。こんなスーパー兜なら斑入りの必要は全く感じません。白点の密集したタイプに斑が入っていたとしても、全くわかりませんから。
 





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  1. 2013/11/08(金) 23:19:01|
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亀甲牡丹の実生接ぎ苗

亀甲牡丹接ぎ木2013-1027-1blog

 9月にも掲載しましたが、亀甲牡丹の実生接ぎ苗です。1.5cmくらいになっています。

 もう一人前に疣のでこぼこした肌の感じが出てきています。頂部には白い毛も出始めました。

 この苗は小さな時から成長点付近が黄色っぽい色をしています。どうも斑入りのような感じです。この種親の片方は疣の所に斑らしき物が入っています。もう片方の親は普通の緑色をしています。

 私自身は牡丹類の斑入り苗をほとんど見たことがないので、斑がどういう風に入るのかよくわかりません。兜丸などのように刷毛斑などというような斑の入り方はないのでしょう。

 これはもう少し大きくなるまで様子を見る方がいいでしょう。斑入りだったらいいんですが。

亀甲牡丹接ぎ木2013-1027-2blog

 これはもう少し小さな苗です。これも頂部が黄色っぽいです。少し前までは全体的に赤みがかった色をしていましたが、下の方は緑に近い色に変わってきました。斑入りだとしても変わった色の出方です。これももう少し様子を見ましょう。

 今年蒔いた亀甲牡丹の実生苗は、接ぎ木しないのはまだ10本以上残っています。それらは斑入りらしい様子はうかがえません。接ぎ木しない苗は小さすぎるので判別不能という方がいいかもしてません。また写真を撮ってよく観察してみたいと思います。
 





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  1. 2013/11/07(木) 22:40:16|
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亀甲ヘキラン錦の実生接ぎ苗

亀甲ヘキラン錦2013-1027-1blog

 今年のキリンウチワの実生接ぎ苗の続きです。

 今回は亀甲ヘキランの仲間です。

 亀甲ヘキランとは、稜線が段が付いてでこぼこした特異な格好のヘキランです。小さなうちは中途半端な形ですが、大きくなるに従って波打つような稜線が面白くなってきます。

 今年蒔いた実生苗の中に亀甲ヘキランの斑入り苗らしき苗が結構ありました。接ぎ木するときにはまだ3-4mmの大きさのため、斑入りかどうかわからない状態でした。何となく普通の苗よりも赤茶色をした苗が多くて、おそらく斑入りだろうというような感覚で接いでいます。

 上の写真の苗は斑入りらしいのですが、綺麗な黄色ではなく赤褐色の色をしています。この親苗が紅葉ランポーの性質を持った苗でしたので、その性質が出ているように感じます。もっと綺麗な赤になればいいんですが、中途半端な色です。

亀甲ヘキラン錦2013-1027-2blog

 これはちゃんとした斑入りになっていますが、斑の部分は少しだけです。気温が下がってきて斑の部分が赤くなってきました。横に出てきた子の方の斑柄に期待したい所です。

亀甲ヘキラン錦2013-1027-3blog

 これも斑入りには違いないですが、子がいっぱいで変わった格好です。斑のない部分の色も茶色系で変わっています。紅葉ランポーの仲間でもこういう茶色い色の系統があるそうです。それはそれで面白いのですが・・・・。

亀甲ヘキラン錦2013-1027-4blog

 これも斑入りですが主頭は全斑に近い感じです。横に出来た子の方はいい斑柄をしていそうです。こういう風に子吹きする苗は、元の親苗の斑柄が良くなくても、子にいい斑柄の苗が出来ることもあります。キリンウチワの実生接ぎは子吹きが多く、こんな場合には重宝します。

亀甲ヘキラン錦2013-1027-5blog

 これは斑入りかどうかよくわからない感じです。ヘキランのくせに刺が出ています。おそらく大きくなると無くなるでしょうが、先祖に大鳳玉などの血統が入っているのかもしれません。

 兜丸などでも小さな時は刺の出る場合がありますが、しばらくすると無くなっていることが多いです。おそらくこれも同じでしょう。でもそれにしてもこの刺は長いです。
 





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  1. 2013/11/06(水) 23:14:36|
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スーパー兜錦の実生接ぎ苗

スーパー兜錦接ぎ木1-2013-1105-1blog

 今年の夏に実生した兜錦とスーパー兜の交配はたくさんの斑入り苗を生んでくれました。

 片親が斑入り苗で、もう片親が斑なしの場合の斑入りが出る確率は20-30%くらいでしょう。その中にも全斑で全く葉緑素のない苗もあり、実質は平均で5-10%くらいに成長可能な斑入りが出来るように感じています。

 それでもたまに取れた種の50-80%と言う確率で斑入り苗が生まれることがあります。この夏の実生苗がそうでした。種は30粒ほどでしたが7-80%が斑入りでした。ちょうどキリンウチワの接ぎ穂を探していた所だったので、それらはほとんど実生接ぎしました。

 生まれて2-3週間の発芽間もない苗でしたので接ぎ木の成功率が少し低かったですがそれでも10本以上のスーパー兜錦の実生接ぎ苗が出来ました。どうしたことか、その時の子供はほとんどスーパー兜のようで、普通の兜丸の白点の苗は少なそうでした。

 今日はそんなスーパー兜錦の実生接ぎ苗の続きを載せてみたいと思います。

 上の苗はほとんど斑の部分ばかりで緑の部分がほんの少ししかない苗です。紅葉っぽくて赤味が強く出ています。これも変わっていていいですね。これだけ斑の部分が多いと正木ではまず育ちません。接ぎ木にして良かったと言うべきでしょう。

スーパー兜錦接ぎ木1-2013-1105-2blog

 これまた全斑の苗です。接ぐときに横を向いたままくっついています。キリンウチワ接ぎではそういうのが出来やすいです。

スーパー兜錦接ぎ木1-2013-1105-3blog

 これは緑と斑入りの部分があります。子吹きし始めています。斑柄はまだわかりません。

スーパー兜錦接ぎ木1-2013-1105-4blog

 これもいっぱい子吹きしています。キリンウチワは子吹きが多すぎてちょっと困ります。子吹きしなくていいのに子吹きすると形が崩れたりしやすいです。

スーパー兜錦接ぎ木1-2013-1105-6blog

 これは夏の実生接ぎではありませんが、春に全斑の兜錦の苗を接いだ物です。少し赤みがかった黄色の体からいっぱい子吹きしています。こんな真っ黄色い兜丸はほとんど見かけません。増してこんなに群生した苗も。兜丸はその端正な姿を楽しむ種類です。こんな変わった苗も面白いかもしれません。来年の今頃はどんな風になっているか楽しみです。
 





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  1. 2013/11/05(火) 23:11:08|
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2013年11月のキリンウチワ接ぎ苗1 兜錦系

兜錦接ぎ木2013-1027-1blog

 11月になり、キリンウチワの成長も止まってきたようです。


 この辺で今年のキリンウチワ接ぎの苗の成長記録として記録を残す意味で、現在の状態を掲載したいと思います。いずれも今年の5月から9月頃にかけて接ぎ木した苗です。大きい物で2-3cmくらい。小さな物は1cm弱です。来年の今後にどんな風になっているか比較してみると面白いでしょう。

 上の写真は兜錦です。小さな時からいっぱい子吹きして斑も入っています。斑柄は余りいいとは言えませんが、よく言う石化のような格好です。将来どんな感じ成るのか全くわかりません。見たこともない感じになっていきそうな雰囲気です。

スーパー兜錦接ぎ木1-2013-1027blog

 これはかなり後になって接ぎ木したスーパー兜錦です。この親苗は種親が去年実生接ぎした兜錦で、花粉親がスーパー兜でした。白点がスーパー兜の特徴を出しています。接ぎ木後2ヶ月位で1.5cmくらいになっています。台木のキリンウチワが大きいので成長が早いです。斑柄は斑柄は普通という所でしょうか。

スーパー兜錦接ぎ木2-2013-1027blog

 これも同じスーパー兜の子供の斑入りです。1cm足らずなのに子吹きしています。先の苗と同じ時の実生なのにこちらは全体に斑の部分が赤いです。兜丸系でも斑入りの部分が赤くなるのと黄色のままの物など色々です。


 赤味のあるのも赤斑と呼ばれるほどではなく、夏場などは赤味が無くなったりすることが多いみたいです。これもランポー玉の紅葉ランポーと同じような系統なのでしょうか。

 いずれにしても赤味のある苗は綺麗で見た目に面白いので、この系統を固定できればおもしろいと思います。斑入りの中からさらに選んで残す必要があるので、これらの子孫を得るのは結構難しそうです。うちの一昨年の実生苗の中にも赤味のある苗がいくつかあるので、将来花が咲いたら交配してみたい所です。
 





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  1. 2013/11/04(月) 22:55:25|
  2. 兜丸類
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今年夏の実生苗

今年夏の実生苗2013-1027blog

 今年の夏、自家採種のサボテンの種が大分残っていたので、ひっくるめて蒔きました。今で実生後3-4ヶ月です。

 いずれもうちの温室内で交配して採種した種ですので発芽率は良好です。ただし、太平丸類はうちではどうもうまくいかず、ほとんど生えていません。どうしてかよくわかりませんが、他の品種はほとんど問題なく生えますが、太平丸は塩酸で処理しても、サンドペーパーでこすってもやっぱり発芽しません。

 上の写真の右上が太平丸のフランクリン系です。他の苗は生えそろっていても、ここだけは全く発芽ゼロです。

 左上が瑞鳳玉x兜丸 俗に言う瑞鳳兜になる予定です。綺麗に生えそろっています。兜丸とは少し違って稜線が立っているのがわかります。刺はほとんどでないはずですが、個体差でどうなるかわかりません。将来、兜丸に近い姿で瑞鳳丸のような大きな花が咲いてくれることを期待して蒔きました。

 右下はテロカクタス・紅鷹です。うちの親苗は結構刺がいい方ですが、実生苗を選別することによって、もっと良い刺の苗が出来ないか、試してみようと思います。刺の良さを判別できるのは2-3年後になるでしょうが。

 左下はヘキラン錦です。結構斑入りは多く出ています。今年キリンウチワに接ごうかと思っていたのですが、時期が遅くなってしまい、そのままです。このまま育てるか、今からでもキリンウチワに接ごうか迷っています。今から接いでもうまく育たないかもしれません。さてさてどうした物か。

銀冠玉実生苗2013-1027blog

 銀冠玉の実生苗です。

 去年から今年にかけて採種した銀冠玉の種がいっぱいあったので、全部一緒に蒔いてしまいました。量が多かったのでたくさん生えすぎています。どれくらいあるでしょうか。200-300本位あるかな。

 中には成長点が茶色くなったり、発育障害が出たりしているのもありますが、この中でいい物だけが残れば十分です。去年の銀冠玉の実生苗もあることですのでそんなにいっぱいあっても仕方ありません。

 ただこれだけたくさん実生すれば1本位は斑入り苗が生えないか期待しましたが、願いは叶いませんでした。将来大きくなってきて斑入りだとわかることもあり得ますが、今のところ無いようです。

 ヤフオクなどで銀冠玉の斑入り苗の種が出ていることもありますので、それを入手する方が賢いでしょう。結構高価で取引されているようですが。
 





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  1. 2013/11/03(日) 22:02:43|
  2. 実生・採種
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秋を迎えた天平丸たち

天平丸1-2013-1027-2blog

 秋を迎えてギムノカリウム・天平丸たちはまだ新刺を出しています。

 天平丸は私の好きなギムノです。体に沿うように太い刺を下向きに出して渋い味わいがあります。光琳玉ほどの立派な刺ではないですが、刺の出方に品の良さを感じます。下向きに出る刺が猫の爪に似ているので猫爪タイプなどと呼ばれます。

 上の写真は少し斑入りで、元々は接ぎ木でした。今は下ろして見た目は正木と変わりません。斑入りの斑柄は余りたいしたことはないですが、刺はなかなかいい感じです。茶色系で、出始めの刺は先端が真っ黒でいい味わいです。花は年に数回咲きますが交配相手が無くてまだ種を取れていません。残念。

天平丸1-2013-1027-1blog

 刺座の綿毛が多いのも特徴です。

天平丸2-2013-1027-2blog

 こいつは、黒刺です。刺の太さ、長さは控えめですが。色は真っ黒で怪しい雰囲気を醸し出しています。

 新刺の出始めは真っ黒な色です。棘色は次第に白っぽく変わってきますが全体に黒い色を維持して、濃いめに肌色と相まって渋い味わいです。

天平丸2-2013-1027-1blog

 成長していないわけではないですが、まだ根の状態が十分でないのか、花が咲きません。種を取りたいと思うのですが花が咲かないとどうにもなりません。成長を良くする方法を考えないと。

天平丸小2013-1027-1blog

 これは一番小さめでまだ開花年齢に達していない新入りの苗です。黒刺で太くて長い刺を出しています。先日の寒冷紗を取るタイミングで少し日焼けしかけて、下の方に少し白い痕が残ってしまいました。
それほどひどくないので成長には余り影響しないでしょう。

天平丸小2013-1027-2blog

 今で約6cm。開花までもう1-2年かかるかもしれません。花が咲けば他の苗と交配して種を取りたいと思っているのですが、なかなかかないません。この子供なら将来有望な子孫が生まれそうなんですが。

 早く花が咲きますように・・・。
 





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  1. 2013/11/02(土) 22:43:53|
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直棘のペレツデラロサエ

アンダーソニー2013-1027-1blog

 マミラリア・ペレツデラロサエの直棘変種でアンダーソニーと言います。

 私はペレツデラロサエが好きで、以前からその中刺が直棘になった変種のアンダーソニーというのを育ててみたいと思い、一昨年から種を購入して蒔いていました。

 でもなかなか発芽せず、結局3度目の挑戦でようやく実生苗を得ることが出来ました。そしてその苗を早速実生接ぎしたのがこの苗です。

 中刺は確かにまっすぐですが、ほんの少しカーブしているようでもあります。棘色はかなり赤みがかっています。ペレツデラロサエは中刺が黒に近い色合いですのでかなり雰囲気が違います。この色は豊明丸の棘色に近いです。まだ1.5cmそこそこの大きさですので将来変わってくる可能性がありますが、どうでしょう。

アンダーソニー2013-1027-2blog

 もう一本あります。

 こちらはもっと小さく1cm弱です。これも赤っぽい刺です。縁棘は確かにペレエツデラロサエの特徴を出していますが、雰囲気は少し違うみたいです。去年もペレツデラロサエの実生接ぎをしましたがその時はどんな感じだったかうまく思い出せません。

 とりあえずもう少し様子を見ましょう。

ペレツデラロサエ実生接ぎ2013-1027blog

 ほぼ同じ頃に接ぎ木したペレツデラロサエの実生接ぎ苗も載せておきます。

 こちらはちゃんとした?鈎棘です。中刺の色はやっぱり赤っぽいです。これは成長とお供に黒く変わってくるかもしれません。または、棘色にはかなり個体差がありますので、今年の苗は全体的に赤っぽい刺の遺伝子を持っているのかもしれません。

 さてこれからどう変化してくるのか楽しみになってきました。大好きなペレツデラロサエをいっぱい増やして、ペレツデラロサエに囲まれることを夢見て成長をも守っています。
 





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