ハオルチア・万象です。
入手してから約2年。少し大きくなりました。今年はようやく花芽も出始めています。やっと一人前の大きさと言うことでしょう。
私の所の苗は特別めずらしいタイプではないですが、少し大きくなってきて葉の上(窓というらしい)の紋が少しいい感じになってきました。
この万象という種類は、窓の上の紋のでき方や、形によって希少性が代わり、稲妻模様とか、雪の模様などがもてはやされるみたいです。たかだかその筋のいきかただけで、値打ちがそれほど違うというのはどうも納得がいきません。たかだか表面の模様だけのことです。
でもそんなことをいえば、斑入りだってちょっと色が変わっているだけと言えそうですが。要するに見ていいなと思う物が人気があると言うことでしょうかね。私はこの万象も結構いい味持っていると思います。
それにしても、同じハオルチアでも先日のピリフェラ錦などは成長が早く1年で倍位になりますが、この万象や静鼓などはかなり成長が遅めです。これはおそらく葉の肉質が柔らかい物ほど成長が早く、硬い物は成長が遅いということのようです。
そういえばマミラリアの柔らかい肉質のサボテンは成長が早いですが、牡丹類などの硬い物は成長が遅いのと同じです。やっぱりその密度の高さによる物なんでしょうか。そんな風に肉質のサボテンや多肉を上手に早く育てるのが、腕の見せ所かもしれません。
すみません。明日からちょっと所用で数日留守にします。ブログの更新もしばらく休みます。よろしく。
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- 2014/02/27(木) 22:57:38|
- ハオルチア
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ガステリア属・臥牛竜錦です。
2年ほど前にヤフオクで入手しました。本当は臥牛錦が欲しかったのですが、いい斑柄の物は高価でなかなか入手できませんでした。そんなとき、臥牛とよく似た臥牛竜錦というのが出品されていて比較的安い値段で入手できました。
臥牛よりも広がりが大きくなってうねるように広がります。この苗で幅3cm、広がりは10cmくらいになりました。臥牛の仲間は成長が遅めのようで、ゆっくりしか大きくなりません。この苗はこの大きさでまだ子吹きする様子もありません。繁殖は子吹きを待つよりも、交配に頼る方が良さそうです。もう一本こんな斑入りがあれば種が取れそうですが、余り見かけません。また、斑の入っていない苗でも探してみましょう。
臥牛の仲間は一度実生の経験があります。サボテンとは種の形が違いますが、同じようにして実生していまく行きました。
今年は、サボテンだけではなくハオルチアや他の多肉などでも交配、実生を出来たらなーなんて思っています。
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- 2014/02/26(水) 22:56:02|
- ハオルチア
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ハオルチアの続きです。
ピリフェラ錦です。成長が早く育てやすいからか、駄物扱いされているみたいですが、結構きれいなので私は好きです。
私も2年前に小さな苗を1本入手したのが今では4鉢位になっています。この苗の斑の入り方が変わってきて、黄色っぽい所が出てきました。黄色の斑入りは稀少なので珍重されます。これが黄斑なのかどうかははっきりしませんが、透明感があってきれいです。

特にこの部分は、ほとんどが斑入りになっています。全体的に白くて、中心部分は黄色みを帯びています。この色気は魅力的です。葉緑素があまりないので、ばらしてこの部分だけにしたら、うまく育つかどうか不安ですが、もう植え替え時期なので今度ばらしてみます。こんないい色合いの部分だけを増やしていけたらいいなー、なんて思っています。
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- 2014/02/25(火) 22:43:48|
- ハオルチア
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私はほとんどサボテンが中心で、多肉植物は数えるほどしかありません。
どうしても、サボテンと多肉植物では最適環境が違うようで、かんかん照りの日なたでは多肉にとっては余り最適とは言えないでしょう。うちでは、どうしても棚下に追いやられているのですが、それは別に気に入らなくてじゃなく、日照を少なくするためなんです。
そんな中でも、ハオルチアの中にはその優しくかわいらしい姿など、欲しくなっていくつか育てている物もあります。
ハオルチア・カミンギーもそんなひとつです。刺のような髭のようなのを出して、半透明の葉(窓というらしいですが)を伸ばします。
この色合い、いいですねー。
去年よりも一回り大きくなりました。よく見ると中心部分に蕾らしきのも見え始めました。ようやく一人前の大きさになったと言うことでしょう。ハオルチアの花は長いバルブを伸ばした先に小さな白い花を咲かせるのがほとんどで、おそらくこのカミンギーもそうなんだろうと想像しています。

おそらく花は観賞用にはならないでしょうが、このかわいい姿だけで十分です。ハオルチアはこんな寒い時期(とはいえ、うちの温室内は暖房で結構温度が高めです。)にこれだけきれいになるというのは、貴重な存在です。
しばし、写真の合間に、この透明感のある葉に見とれてしまいました。
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- 2014/02/24(月) 23:11:47|
- ハオルチア
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うちの斑入りの
ユーベルマニアナ・ペクチニフェラに花が咲き出したのが1月29日でした。
それから約20日、ようやくもう一株のペクチニフェラの花が咲き始めました。花が咲き出したら交配してやろうと思っていたのがようやく実現しました。
ペクチニフェラの花は、成長点付近に小さいのが次々に咲きます。大きめの苗だとおそらく50個以上咲くようです。この斑入り苗も、もう20-30個位は咲き終わっています。直径8cm、高さ11cmくらいの接ぎ木苗ですが、大きめなので結構たくさん花が咲きます。まだ20-30個位は咲きそうです。

それに対してこちらの苗は少し小さめの実生苗で、花数も少なめです。
去年も最後の頃にほんの少し交配できましたが、うまく受精せず、結局は種が取れませんでした。
問題はこの花の小ささです。直径1cmくらいで、雌しべも小さく、雄しべは花の底近くにあり、これも小さく、花粉の量も少ないです。
私は交配をするとき、小さなピンセットで、雄しべを摘み取り、それを相手方の雌しべにくっつけるようにしています。ペクチニフェラの雄しべはかなり小さく、なかなかうまく取れません。それを何とか相手方の雌しべに付けましたが、うまく花粉が乗っているか確認が出来ません。なぜなら、雌しべが小さく、おまけに花粉と雌しべの色が全く同じなので、判別が出来ないのです。
念のため、花の花弁を鋏で切り取って、交配してみました。雌しべと雄しべが露出して、少しは交配しやすくなります。
きのう、両方併せて3個、今日4個ばかり交配しました。さてうまく受精してくれるでしょうか。
受精すれば根元がふくらんでくるでしょう。だめなら数日後に花は枯れ落ちます。
今年は何とかペクチニフェラの種まきをと、意気込んでいるのですが、どうなるかは今のところわかりません。また経過は後日ご報告したいと思います。
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- 2014/02/23(日) 18:34:03|
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マミラリア・ペレツデラロサエの単管にも花が咲きました。
この苗は一昨日ご紹介した群生株の親株です。この苗はその群生株を作るときに切り取った上半分になります。
ペレツデラロサエは普通子吹きをあまりしないで単管のまま背が高くなります。そのままでは面白みが少ないので、胴切りなどをして子吹きさせ、群生株を作ります。しかし、単管のまま大きくなった苗は花もたくさん咲かせ、太くなりやすいので立派に見えます。

特に成長点付近の新刺が赤っぽくていい感じです。ペレツデラロサエの仲間でも、棘色が真っ黒に近い物、こういう風に赤っぽくなる物など結構個体差があります。黒い太刺もいいですが、赤っぽい刺もまたすてきです。
ペレツデラロサエだけでも、結構違う系統の苗を集めるだけで楽しめそうです。いっそのこと、ペレツデラロサエだらけにして、いろんなタイプをいっぱい集めて育ててみるのもありかなと思えてきました。
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- 2014/02/21(金) 22:49:38|
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先日ご紹介した
ペレツデラロサエ変種・エルサエズに花が満開です。
やっぱり昨日の原種のペレツデラロサエよりも花色が濃く華やかです。通常のペレツデラロサエの花は、花弁が丸みを帯びています。しかし、このエルサエズは花弁が細く先がとがっています。花の形でも印象がかなり違います。
鈎棘は成長点の出始めの時から黒い色をしています。ちょっと怪しい雰囲気です。
この株には今、3個子供が出ています。これをそのまま育てるか、またはその子をはずして親1個だけにし、胴切りして子吹きさせるか、迷う所です。
今、子を含めた大きさは6-7cmくらい。台木のキリンウチワの成長がどれくらいまで持つか、様子を見ながら決めたいと思います。
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- 2014/02/20(木) 22:51:19|
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ペレツデラロサエの群生株にも花が咲き始めました。
白地に薄いピンクの中筋のある花で、かわいいですが少し地味目です。前にご紹介したキリンウチワ接ぎの苗はもっと濃いピンク色の花でした。どうも、ペレツデラロサエは花色も濃いピンクから、薄いピンクまでかなり個体差があるようです。もちろん、濃いめのピンク花の方が、白刺との対比できれいです。
この苗は、2年前に私が単管の苗を胴切りして子吹きさせた苗です。今で、広がり10cmくらい。一応順調に育った方だと思います。でも同じ頃に胴切りした豊明丸は直径15cmを超えています。やっぱり豊明丸の成長には勝てません。

ペレツデラロサエは豊明丸の変種だとする考え方もあるようですが、確かに姿は似ている所はありますが、私にはやっぱり全く違う品種のように思えます。成長もかなり遅いし、花の付き方も違います。花はペレツデラロサエの方が多花性で、たくさん咲きます。
私はこの白い縁棘が密集して真っ白になる姿が大好きです。今度はピンク花の苗を群生化させて、きれいな花をたくさん咲かせたいなーと思っています。今年の春あたり、キリンウチワ接ぎの苗を胴切りしてみようかな、なんて。
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- 2014/02/19(水) 23:01:46|
- マミラリア
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エキノカクタス・翠平丸の中苗です。
大きさは約8cmくらいになりました。成長点付近に新刺が少し見えてきたようです。
冬場、縮んでいた体が少しふくれてきたようで、白いシワが見えます。太平丸類は体の表面にロウのような物質があって、それがシワによってはがれかけて白くなることがあります。特に冬場に縮みが激しい苗は白いシワの筋が出来やすいようです。このシワを出来ないようにするのは、今の私には方法がよくわかりません。
ただ単純に冬場の水切りを少なくするだけでは、解決しないように思います。冬場は休ませて、水も少なくしないと、春の開花時に調子が良くないことが多いように感じます。

こちらは4-5cmの中苗です。直棘系、白刺系などいろんなのが生えています。この子等はまだ開花年齢に達していません。翠平丸系の開花寸法はだいたい6cm前後みたいです。おそらく順調にいって来年あたりでしょう。
この子等は私の実生ではないですが、刺はそこそこいいので花に期待です。新刺と花が待ち遠しいです。
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- 2014/02/18(火) 23:05:32|
- エキノカクタス
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先々週から先週にかけて、うちの周辺にも久しぶりに結構雪が積もりました。温室は暖房が効いているので別に被害もなく、大丈夫でしたが、久しぶりの雪下ろしをすることになりました。
こんな寒い気候ではありますが、天候の良い日はハウス内も気温が上がり、春の兆しが見え始めています。
エキノカクタス・太平丸類は3月頃から成長を始める物が出てきます。今はその準備中という所でしょう。太平丸は成長を始めると成長点から赤い刺を出してきます。春先の新刺は特にきれいです。
今はまだ新刺は出ていませんが、縮んでいた体が少しずつふくれてきたような感じです。
上の写真は2年前に実生した、メサガーデンのSB-409と言うフィールドナンバーの付いた苗です。丸々とした体に湾曲した刺を出しています。全体的に刺は結構強く太めです。同じ苗をキリンウチワに接ぎ木したのがあり、4-5cmになっています。なかなかいい刺でした。実生苗が接ぎ木苗と同じ刺を出してくれるかどうかわかりませんが、うまく育てれば同じような刺になるはずと思います。
でもこうやって苗を見比べると、苗によって刺の善し悪しはかなりちがいます。やっぱりいいのを選ばないと立派な刺は得られにくいでしょう。

こちらは同じ時の実生で、メサガーデンのNSL94と言うフィールドナンバーの苗です。全体的に刺が弱めで、短いです。と言っても、翠平丸風でもなく、丸い疣に湾曲した刺を付けています。ちょっと日焼け気味なのが気になりますが。

こちらは、強刺太平丸とフランクリン太平丸の交配です。さすがに刺はかなり太めなのが出ています。まだまだこれからもっと大きくならないと本来の姿は出てきません。
新刺は赤くきれいだったと記憶しています。新刺が出てくるのが待ち遠しいです。
でもその前に植え替えをしておかないと、成長し始めてからでは遅いような。植え替え時間がなかなか取れないです。
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- 2014/02/17(月) 22:45:10|
- エキノカクタス
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ペレキフォラ・精巧殿の正木苗を植えている鉢です。
少し花が咲きかけていますが、蕾がいっぱい出てきました。
5本植えている前の3本は元気に蕾をいっぱいに出してきています。それに対して奥の2本は肌色が黄色くなってちょっと元気がありません。去年の夏頃からこんな調子で、気になっていました。病気なのか、老化現象なのかよくわかりません。こういう茶幕が上がるような現象は他の品種でも時々見られます。病気だとすると早めに手を施さないといけません。念のために、ベンレートでも打ってみましょうか。

精巧殿の花は普通は白地に薄いピンクの中筋のあるかわいい花で、バラ丸の濃いピンク花と対照的です。私はこの精巧殿の薄いピンク花も好きです。少し地味ですが、清楚ですがすがしい感じです。
この写真の苗は蕾が10個以上出ています。それでもみんな一度に咲くことがないので、そんなに豪華すぎることにはならないでしょう。また花の盛りに写真を撮りましょう。
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- 2014/02/15(土) 22:34:45|
- ペレキフォラ
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マミラリア・鶴の子丸に花が咲きました。直径1cmくらいの赤いかわいい花です。
ちょうど花色は希望丸と同じような感じ、花の大きさは希望丸よりも少し大きいかなという程度です。
希望丸が白毛を出して真っ白な中から花を咲かせるのに対してこちらは白毛がほとんどありません。それでも刺はほとんど真っ白で、また違った魅力があります。
この苗は特別胴切りなどした覚えはありませんが、自然に群生した苗です。鶴の子丸は元々子吹きが旺盛で、自然に形の良い群生株が出来るようです。

鶴の子の花数は少ない方みたいで、うちではそんなにたくさん咲きません。今年もこの群生株のうちの2頭だけ蕾をつけています。
この苗も30年前からの生き残り株で、長い間十分な世話をしてやれなかったので、元気さがまだ十分ではないのかもしれません。でも毎年少しづつ元気になってきているようですので、また来年を楽しみにしましょう。きれいに育っておくれ。
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- 2014/02/14(金) 23:21:43|
- マミラリア
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マミラリア・希望丸の3頭立て苗です。
この苗は3年ほど前にプレゼントで頂いた苗です。3頭のうち1頭がちょっと形が歪んでいて、最初は気になりましたが、白毛がたくさん出てきてほとんどわからなくなりました。
この苗は私の持っているいくつかの希望丸の中でも特に白毛が多く、ふさふさしています。やっぱり白系のマミラリアはいい物です。
花は、かなり小さく1cm前後の大きさですが濃いピンクで白毛に映えて綺麗です。この苗はまだ花は少ししか咲きません。希望丸の花は一頭一頭が5-6cmくらいにならないと咲かないみたいです。

この苗も3頭だけでは少し寂しいので、もう一度胴切りして子を増やそうか迷っています。今のままでもその白毛は十分にきれいなのですが、このまま大きくしてもどうかななどと考えてしまいます。まあ、もう1-2年様子を見ることにしましょう。

こちらは去年、大きくなった苗を胴切りして子吹きさせた苗です。8個ばかり子供が出ています。まだ小さいので群生株というところまでは行っていません。子が小さいときは白毛も少なく、余り白くありません。やっぱり、もう2-3年育ててようやく一人前になるんでしょう。結構年数を要します。
サボテンは元々そんなに成長の早い植物ではないので、正木で育てるにはかなり根気がいります。私もかなり年を食ってきて、余り十分に時間をかけられない思いが募ります。やっぱりキリンウチワなどの接ぎ木を活用して即席で育てるのを併用しないと我慢が出来ません。
気をつけないと言えないのはやっぱり健康でしょうね。病気になっては、したいことも出来なくなりますので。
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- 2014/02/13(木) 22:58:02|
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私はマミラリア・ペレツデラロサエが好きで、単管や群生株をいくつか育てています。
ペレツデラロサエは白い縁棘で覆われた中から黒い鈎棘を出します。この鈎棘の少し赤みがかった黒い色がまたいい味わいがあると思っています。
でもこの鈎棘がかなり鋭くて丈夫なため、服などに引っかかると取れないで大変です。いつぞやは、セーターの袖に引っかかって、もがけばもがくほどもつれて、結局、セーターの毛を切ってしまったのを思い出します。
それ以来、こういう鈎棘種は通路の近くに置かず、出来るだけ奥の方に寄せておくようにしています。
以前、ネットでペレツデラロサエの写真を探していると、鈎棘が直棘になっているのを見かけました。それが
ペレツデラロサエ変種アンダーソニーです。鈎棘が直棘になるとかなり扱いやすくなりそうですし、また見た目も別の味わいでいい感じです。
日本ではまだほとんど見かけないようで、苗を入手することは出来ませんでした。そこでネットでドイツの種屋さんから、種子を購入して蒔きました。
3年前から種まきをしていますが、なかなか発芽せず、結局去年になってようやく何本か発芽した物を育てることが出来はじめました。どうも、普通のペレツデラロサエよりも発芽率、成長具合共に難しそうな感じです。元々ペレツデラロサエの種は非常に小さく、扱いづらいです。種の小さな品種は発芽してもごく小さい状態のため、育てにくさがあります。
上の写真は、今年1月にも載せましたが、キリンウチワに去年の春頃接いだ物です。最初は全体赤い色をしていましたが、だんだん緑が濃くなってきました。これが本当の色なんでしょう。それでも、縁刺の白さはまだ出ていません。これから白くなるのか、それとも個体差でこんな色に育つのか今のところわかりません。今後に期待です。

これもキリンウチワの接ぎ木です。これは接ぎ木が遅く、8月頃だったのでまだ6-7mmの大きさです。白い縁棘がきれいです。中刺はほんの少しカーブしている部分もあります。中刺が赤っぽいのは個体差でしょうか。接いでも少し成長は遅そうです。

これは一昨年の実生苗ですが、あまりに小さいので見落としていました。他のペレツデラロサエは1.5cmくらいになっているのですが、この苗はまだ7mmくらいです。本当にさっぱり大きくなりません。そういう性質なのか、それともご機嫌を損ねたのかわかりません。姿は小さいながら白い縁棘とまっすぐな黒い中刺がきれいです。
何とか早く大きくなって欲しいですが、今のところなすすべなしの状態です。
とまあ、こんな状態で育てています。まともな成球として鑑賞できる状態になるまでにはまだ2-3年位かかりそうです。またご報告しますが、気長におつきあいください。
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- 2014/02/12(水) 23:36:55|
- マミラリア
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アガベ属・白糸の王妃錦2011年8月撮影
3年ほど前、
アガベ属・白糸の王妃錦を入手しました。
濃い緑の肌に鮮やかな黄色の中斑が入っていて、その姿に魅了されました。葉の途中からは白い髭状の毛が出てさらに優雅です。
入手当時は10cm前後の大きさでほんとにかわいいという感じでした。その頃はどれくらい大きくなるのかわからないで、少し大きくなると子吹きしてくるかと思っていました。
それが・・・・・。

アガベ属・白糸の王妃錦2012年12月撮影
1年と4ヶ月後に15-16cmくらいになり、ずんずん大きくなってきました。葉の長さも明らかに長くなってだいぶ印象が変わってきました。
かわいいという印象から、優雅なという印象になってきています。

アガベ属・白糸の王妃錦2014年2月撮影
それからさらに1年と2ヶ月後です。
広がりは20cmを超えました。葉は幅は同じ位で、長さが増して優雅な感じから立派で力強い感じに変わってきました。さてさて、どこまで大きくなるんでしょうか。
アガベ属はリュウゼツランに見られるように、大きくなる品種が多いようです。この白糸の王妃(錦)はそこまで大きくはならないでしょうが、まだまだ大きくなりそうな感じです。
きれいで好きなので、子供が出たら増やそうと思っていましたが、まだ当分はお預けのようです。
30cmくらいまで大きくなるのかな・・・。
余り大きくなると置き場所がなくなりそうです。どうした物か・・・・。
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- 2014/02/11(火) 22:47:27|
- アガベ
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今年も、
マミラリア・ナピナに蕾が見え始めました。
この苗は去年の初め頃入手してまだ1年と少しです。
2頭だてで、ちょっと形が変ですが、ナピナの成球はなかなかないので貴重なのです。去年に比べて少し大きくなったようには思うのですが、下の方は茶色くなって老化が進んでいるようにも見えます。

去年は結構たくさん花を咲かせてくれましたが、今年はどうでしょう。
私自身が実生した小苗はまだ今年の花は難しそうです。実生接ぎした苗は去年接ぎ下ろししましたが、そのご成長がもう一つで、今年の花は無理そうな感じです。同時期に花を咲かせてくれれば種を取りたいのですが、今年もお預けかもしれません。
ナピナは花がきれいなので、たくさん増やして楽しみたいと思うのですが、なかなか思うようにいきません。今までそれほどこの種が普及していないのは、育てるのが結構難しいのかもしれません。ルエッティーほどではないですが。
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- 2014/02/10(月) 22:52:31|
- マミラリア
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これは一昨年の実生苗です。
一度も植え替えしていないのでかなり混み合っています。
私は種まきの時、鉢の上5mm程だけ肥料分のない土を使い、その下は普通の肥料入りの土を使用しています。そのため、実生苗が少し大きくなってくると根が肥料入りの土に届き、そのまま成長するようになります。
肥料入りの土の場合、越水で育てているとカビや苔が発生してうまく育たなくなる場合もありますが、ほとんどの場合、そのまま育ちます。
もちろん、上手に植え替えして育てればもっと成長は早いかもしれませんが、なかなかそんな時間が取れないことが多いので、私としてはこの方法が一番育てやすいと感じています。
とはいえ、1年半の経つと順調に育っている苗は混み合いすぎてどうにもならなくなります。今この鉢の苗もそんな状態です。今年の春には植え替えが必要です。
鉢の上部分は
ヘキラン錦と恩塚ランポーの交配種で、斑入りが何本か出ています。斑入り苗は赤くなっているのが多く、紅葉ランポーの系統と思われます。
斑のない苗には白点のあるのとないのが両方生え、斑のない物でも茶色っぽいのや緑のがあります。茶色の苗は、紅葉ランポーの系統かもしれません。紅葉ランポーの仲間でも、赤いのや茶色っぽいのがあると聞きます。
これらの紅葉系の苗は日照の加減で色がかなり変わるようです。どういうときにどんな色変化になるか、これから観察していきたいと思います。
その右側が
兜錦です。斑入り苗が2本ほど見えます。斑入り苗は性質が弱いことが多く、立派に2-3cmくらいまで育つのは半分以下かもしれません。このスペースも種まきは20-30粒ほど蒔いたはずですが、今残っているのは4-5本です。それでも数本斑入り苗が残れば確率的にはGOODです。
その下の左右は、
薫光殿と刺なし麗光殿の交配です。それぞれ雄株と雌株を入れ替えて種を取って、それぞれ少しづつ蒔きました。
発芽仕立ての時から白い毛を長く伸ばしていて、体の径に比較して白毛の長さが格別長く感じます。
どちらもほとんど違いはないみたいです。共に、中にいくつか鈎棘のあるのとないのが出ています。元々ほとんど同じ品種なので、中刺があってもなくてもたいした違いではないといえそうです。
左部分は
緋牡丹錦です。斑入り苗なら緋牡丹錦。斑がなかったら牡丹玉ということになります。種が100個以上蒔いたでしょうか。種が非常に小さいので、うまく育つ苗が少なくなっています。このときは実生接ぎなどしなかったので、一昨年の実生分で、今残っているのはもう一鉢を合わせても20-30本位でしょう。このとき蒔いた種の数は合計で200-300粒位でしょうから、うまく育った確率はかなり低くなってしまいました。もちろんこの中には、斑入り苗で体全体が斑入りで、葉緑素がなくて育たなかった苗もかなり含まれています。
今写真に写っている苗の中に数本斑入り苗があるようです。何本かでも育ってくれれば良しとしましょう。
一昨年に緋牡丹錦を交配して採種した種は、1個の果実の中に500-600粒位入っていました。ギムノカリウム属の種は非常に小さいので、一個の果実でもたくさんの種が取れます。うまくいけば、一個の果実から何百本と実生苗が生まれることになります。でも種が小さいので、発芽仕立ての苗も非常に小さく育てるのは結構難しいようです。
一昨年取った緋牡丹錦の種は、去年の夏に全て蒔いてなくなりました。緋牡丹錦は発芽した実生苗の中からいろんなタイプの子供が生まれて、大変面白いです。今年も花が咲いたら何とか交配して種を取ってみたい物です。でも、なかなか開花時期が合わないので、交配はうまくいかないことが多いですが。
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- 2014/02/09(日) 22:38:26|
- 実生・採種
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今日は去年の実生苗をご紹介します。
去年の春の実生ですので10ヶ月位でしょうか。まだ大きさは5-8mmという所でしょうか。それでもその姿はそれぞれの特徴を出し始めています。
右上と左下は
エキノセレウス・ラサンタスという品種です。おそらく和名はないのでしょう。エキノセレウス属の刺のきれいそうなのを選んで実生しました。白い刺を出しています。白くて結構きれいな姿になる予定です。何本か実生接ぎしましたが、もう一つうまく育っていません。その辺はまた後日ご紹介します。
右下は
牡丹類・亀甲牡丹です。これはヤフオクで購入した種の実生です。他に自家採種の種もありましたが、そちらは育ちがいまいちです。茶色い肌色で細長い疣の先に短い刺を出しています。大きくなると全然姿が変わります。成長は遅そうです。
左上は
三角恩塚ランポーと亀甲ヘキランの交配です。白点のないのや真っ白なの、ちょっと赤っぽいのなどいろんなのが生まれています。白いのは恩塚の血筋、緑の肌のと赤っぽいのは亀甲ヘキランの血統でしょう。うちの亀甲ヘキランは少し紅葉ヘキランの遺伝子が入っているようで、良く赤っぽいのが生まれます。亀甲の性質はかなり大きくならないと出てきません。
こんな風に、実生苗というのはいろんなのが生まれて、楽しみがいっぱいです。
たまにうまく育たずに鉢ごと全滅なんて事もありますが、それも経験でしょう。
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- 2014/02/08(土) 15:54:29|
- 実生・採種
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ちょっと今日は時間がなかったので、
夕霧の花を載せるだけにします。
枝の先端部分にぐるっと取り囲むように花が咲きました。きれいでかわいいです。
40年前の夕霧ですが、最近の苗とはちょっと印象が違うような・・・・。
この姿、花共に好きです。
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- 2014/02/07(金) 22:57:27|
- マミラリア
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先日からペレツデラロサエがつづきます。ご勘弁を。
こちらは、昨日のエルサエズと同時期に実生接ぎした
普通のペレツデラロサエです。
結構大きくなっていまして、親球が5.5cmくらい、子供が3.5cmくらいです。実生接ぎ後2年足らずです。
こちらの花も結構赤味の強いピンク花でした。ペレツデラロサエにしてはいい色です。蕾はかなりいっぱい出てきています。多花性なのを頷かせます。

エルサエズとの違いは、鈎棘です。少し細めの鈎棘で、刺の向きがあちこち向いていて、所々隣の刺と絡まって寝てしまっている所があります。気にしなければどうってことないですが、気にし出すとちょっと惜しい感じがします。
それでも白い縁棘はびっしり出ていて白くてきれいです。成長点付近には白い毛も出てきて、よりいっそう白いです。
この色合いは白系マミラリアの中でもピカイチではないかと思っています。ただ真っ白なだけではなく、黒い鈎棘がある所が変化があっていいですね。
どうのこうの言っても、やっぱりこのペレツデラロサエ(エルサエズも含めて)がマミラリアの中では一番好きです。
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- 2014/02/06(木) 22:49:57|
- マミラリア
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昨日と同じく、
マミラリア・ペレツデラロサエ変種エルサエズの接ぎ木がもう一本あります。
こちらは主頭5cmくらいに3cmくらいの子供が4個出ています。
縁棘の色はこちらの方が白くてきれいです。中刺は同じく太くて黒くいい味わいです。
花はピンクの中筋がきれいな花で、花弁が細いです。

成長点付近には疣の谷間から白い毛が出始めていて、全体的に白さが増してきました。
この苗は子も出ているので、胴切りする必要もないでしょう。出来ることなら反対側にも子が出てくれればバランス良くなるんですが。
私のお気に入りの一本になってきています。さて、今年一年でどこまで大きくなるのか見物です。
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- 2014/02/05(水) 22:18:04|
- マミラリア
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ペレツデラロサエ変種エルサエズが開花しました。
一昨年キリンウチワに実生接ぎした苗のうちの一本です。
普通のペレツデラロサエは中刺はもう少し細い感じ。このエルサエズは中刺の鈎棘が黒くて太いです。その中刺の向きはだいたい揃っていて、隣の刺と絡まることはありません。
普通のペレツデラロサエは中刺が絡まりやすく絡まったまま大きくなって、刺が横を向いてしまっていることがあります。
また、花は普通のペレツデラロサエがごく薄いピンク色なのに対して、エルサエズはかなり濃いピンクの中筋があります。ぱっと見た感じはエルサエズの方がきれいで目立ちます。

この苗は少し刺座の部分がグレーぽくて、ちょっと物足りませんが、これでもかなりきれいになってきました。主頭5cm、子供が1個で3cmくらいです。実生接ぎ後約2年足らずですのでかなり早い成長といえるでしょう。
花が終わったら、子吹きさせることをねらって胴切りも視野に入れて育ててみたいと思います。どこまで台木のキリンウチワが持つかが問題になりそうです。今でもちょっと斜めに向けると頭の重みで台木が折れそうになります。植え替え時は気を遣います。
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- 2014/02/04(火) 22:23:31|
- マミラリア
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バラ丸の実生苗に花が咲きました。
このバラ丸は3年ほど前に2.5cmくらいの苗を入手した物です。それから約3年、ほとんど大きくなっていません。毎年花は咲きますが、直径はほとんど変わりない感じです。
この鉢にはもう一本精巧殿が植えてありました。どういう訳かその精巧殿は去年の春枯れてしまいました。バラ丸たちは生きていますが、ほとんど成長もしないで、生き生きした感じもありません。なぜでしょう。
元々バラ丸は成長の遅い物のようです。うまく育てても2cmくらいになるまでに3-4年かかると聞きます。そういえば、去年の春実生したバラ丸がありますが、いまはまだ3-4mmという大きさです。他の同じ頃の実生苗に比べてもかなり成長は遅いです。先日植え替えしたときには、体形の割りに太くて長い根をしていました。根を太らせるためにその成長力を使うために体が太らないのかもしれません。

接ぎ木苗のバラ丸や精巧殿は他の品種に負けないほどの早い成長を示します。それは根がないのもその理由になるかもしてません。根が太くて長い品種は害して成長が遅いようです。
牡丹類、精巧殿、バラ丸、そういえばマミラリアルエッティーなどもそんな感じです。こういうのは太根を切って細い根を多く出させると、成長が早くなると聞いたことがあります。
一度試してみたいですが、失敗するとその苗をだめにするおそれがあるのでちょっと心配です。試してみたいような、やっぱりやめたいような・・・・。迷います。
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- 2014/02/02(日) 21:34:05|
- ペレキフォラ
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ノトカクタス・白閃小町です。
白い刺を規則正しく付けて、刺座の並びがきれいです。白刺の中に1本だけ茶色い刺が混じります。これが特徴です。全く白い刺だけの物を小町、茶色い刺の多いものを紅小町という様です。
ノトカクタスは小さなうちからかわいく育ち、きれいな花を咲かせます。そのため町のホームセンターなどの売店でも人気です。その割に大きくきれいに育てるのは結構難しいのか、余り大きな苗を目にしません。
この白閃小町も今は直径9cmくらい。直径はこれ以上大きくならないみたいです。これからは背が高くなってくるのか、子吹きを始めるのか今のところわかりません。

もうすぐこの成長点の内部からいくつも蕾が出てくるでしょう。雌しべだけが赤い、黄色の花は可憐な物です。今年もきれいに咲かせてくれるでしょう。待っているよ。
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- 2014/02/01(土) 23:04:15|
- ノトカクタス
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