精巧殿変種の花が次々咲いています。
この苗は2年前、ドイツのコーレスで種を購入して蒔いた中のひとつです。そのカタログには10種類近くの精巧殿変種の名前が載っており、解説がないのでどんな品種なのかわからないまま種を購入して、蒔いてみました。
その種の発芽した苗を1本ずつキリンウチワに実生接ぎして育てたのが、今、4-7cmくらいになって花を咲かせています。実生接ぎ後まだ2年足らずですが、大きくなった物です。
この苗は子吹きせず単管あのまま直径4.5cmくらいになっています。刺の形は精巧殿特有のワラジムシ型ですが、刺が小さく普通の苗の半分くらいの寸法です。
花は白地にピンクの中筋のある大きめの花で直径5cmくらいあります。バラ丸の花が濃い赤なのに対して、こちらは遠目には薄いピンクのような感じ。桜の色合いに近いでしょう。この色もいいですね。
せっかく単管のまま大きくなっているのでこれはこのまま育てて、どこまで単管のまま育つか見てみましょう。
同じ精巧殿変種の中でも自然に子吹きしているのもあり、元々接ぎ木すると子吹きしやすくなるのが普通ですので、接ぎ木しても子吹きしないというのは、子を出さない性質なのかもしれません。子を出さずにどれくらいまで大きくなるのか見物です。
このまま10cmくらいまで大きくなればまた全く違う品種のようになるかもしれません。楽しみが増えました。
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- 2014/03/31(月) 22:14:35|
- ペレキフォラ
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毛柱類の銀河楽です。
3年ほど前に大阪の山城愛仙園で購入しました。その時は高さ12-13cmくらいのかわいい苗でしたが、3年ほどで大きくなりました。今、測ってみると、直径7cm、高さ34cmくらいになっています。
きれいに丸く育って、太くなってきています。体からは毛と細い刺を出していますが、体全体を真っ白な毛で覆っていて、ほとんど内部の刺が見えません。ちょうど植え替えをしなくてはと思い、素手で持った所、案の定細かい棘が刺さりました。毛ばかり見えるので体全体の柔らかい毛だけかと思いきや、やっぱり鋭い刺が隠れていました。
結構大きくて重いので棘も刺さりやすいです。その後の作業は分厚い革手袋ですることになりました。約2年ぶりの植え替えです。根が鉢一杯に張っていたので5cmくらいに切りそろえ、植え替えをしました。植え替え直後は支柱を立てないとひっくり返りそうです。根が張るまでは転倒に注意です。

銀河楽の隣にマミラリアのサボテンを1本植えていました。この苗は何十年も前からうちの温室にあったのですが、名前がわかりません。茶色い刺の混じる白刺種で、赤い花を咲かせています。少し背が高くなって、直径5cm、高さ9cmくらいになっています。結構かわいいので、植え替えて単独の鉢に移してやりました。
もし名前のおわかりになる方があられましたらご連絡ください。名無しの権兵衛では寂しいですので。
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- 2014/03/30(日) 22:20:01|
- 毛柱類
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テロカクタス・太白丸が咲きました。
この苗、どうもご機嫌が余りよろしくないのか、去年は咲きませんでした。
花は2輪なんとか咲きましたが、どうもあんまり本調子ではないみたいです。成長点からの新刺は余り出てきていません。全体的に茶色い刺が目立ってきて、白さが少なくなってきた印象です。
以前の写真を探していたら2年前の写真が出てきました。1972年2月の写真です。

こちらの方が白くてきれいです。大きさは今の方が大きいみたいですが、2年前の方が元気そうに見えます。
やっぱり太白丸は白くなくちゃー魅力が半減します。
去年は植え替えしなかったので一度抜いて植え替えしてみましょうか。とはいっても、この太白丸の刺は鋭くて細くて長い。2年前にも苦労したのを思い出します。分厚い皮の手袋をしていても刺さってきていたいです。前にしたように、発泡スチロールのシートでも使わないとうまくいかないでしょう。手間がかかって面倒です。何かいい方法はない物でしょうか。
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- 2014/03/29(土) 22:37:47|
- テロカクタス
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去年の秋にもご紹介しましたが、紅葉ついでにもう一度載せることにします。
紅葉ランポー系の斑入り苗です。一昨年の実生です。
色はきれいですが、かなりか弱い感じで、所々成長障害や、腐りの入りかけた部分があります。やっぱり斑入り苗でも生育が難しいのに、それが紅葉タイプとなるとよっぽど難しそうです。
このまま育てて、途中でこじれたり腐ったりすると惜しいので、今年の春のうちに接ぎ木してみようかなと思っています。斑入り苗は斑の部分の少なめの苗は結構育ちますが、体の半分以上が斑入りの場合はかなり育てるのが難しいみたいです。これはやっぱり、葉緑素が少ないからに違いありません。

この苗もきれいですが、下の方に少し腐りかけたような部分があります。この苗も体の70%くらいが斑入りです。こういうのは育てにくいですね。接ぎ木すれば根の弱さから解放されますのでかなり育てやすくはなります。それでも、斑のない苗よりは、病気や腐りには抵抗力が低いように感じられます。いずれにしても斑入り苗は概して育てるのが難しいに違いありません。
でも、それだからこそ育て甲斐があって、稀少なんです。私のこの子等を立派な親苗になるまで何とかがんばって育てたいと思っています。また経過報告いたします。
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- 2014/03/28(金) 22:55:31|
- ランポウ類
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一昨年実生の
紅葉ランポー系実生苗です。
親苗は片方が紅葉ランポーの性質を持ったヘキラン、片方が恩塚三角ランポーです。
同じ実生苗に、ヘキラン型の苗と、恩塚ランポー風の苗が生えています。どちらの苗にも成長点付近が少し赤くなっている苗があります。冬場はほとんど色は付いていませんでしたが、最近少し暖かくなってきたら少し赤味が出てきました。どうもこの紅葉ランポー系の色づきは、いつ、どんなきっかけで起こるのか、いまだにはっきりしません。
そういえば、もっと大きな中苗の紅葉系ランポーもほんの少し色が出かけていました。春先の成長を始める頃が一番色づくんでしょうか。確か、夏から秋にかけてはほとんど緑ばっかりになっていたようです。

この苗の成長点付近のように全体が真っ赤になればきれいなんですが、なかなかそう思い通りにななってくれません。
初めの写真の奥側の恩塚ランポー系の苗が、真っ赤になると面白いんですが。赤い肌が白点の間から透けて見えるなんて風情があって面白いではないですか。この子等を大きくして、そんな系統の苗を固定出来たらいいのになーなんて思っています。
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- 2014/03/27(木) 23:17:11|
- ランポウ類
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先日から時々載せています
マミラリア・翁玉の兄弟です。
一応、大きさからすると3番目になるので3男坊と言うことにしています。大きさはかなり大きくそれぞれが10cmくらいあります。最大径は20cm近くになっています。さすが40歳という貫禄です。
私が40数年前に実生して育てた苗のひとつです。その時実生した翁玉は5本育っています。この苗はその中でもめずらしく成長点が分頭して育つタイプの苗です。今は2頭立てのような格好ですが、30年位前に分頭して2頭立てになった物です。それからおそらく20-30年を経て去年位からそれぞれの頭が分頭しかけています。右の方の苗(子と言うべきか)はもう成長点が2個になっています。左の苗は今成長点が横に広がってきています。このままずーっと横に広がり続ければ綴化という事になるんでしょうが、おそらくは2個に分かれてくるんでしょう。
そしてゆくゆくは体部分も4個に分かれてきそうです。普通の翁玉はこういう分頭をしないようですが、蒔いた種の中に他の品種との自然交配などで分等する遺伝子が入っていたのでしょう。
そういえば花の色も独特です。クリーム色の花はちょっと変わっています。5本生えた苗のうち、2本がクリーム色で3本が赤色でした。本来の翁玉の花は赤(濃いピンク)なのだと思います。

でもこの成長点付近の白い毛と、クリーム色の花は結構好きです。体の下の方は茶色っぽくなっていますが、それは40年の年月の勲章みたいな物です。成長点付近のきれいな白毛を見ると余計愛らしくなります。
私の生きているうちにもう一回位分頭を見られるでしょうか。どんな風に大きくなっていくのか見守ります。
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- 2014/03/26(水) 21:37:36|
- マミラリア
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上が兜錦、下はルリ兜錦です。少し大きくなってきて、今で7cmくらいになりました。
うちの小さな兜錦の小苗の親株として活躍しています。
実はこの兜錦、下のルリ兜錦と一緒に海外からやってきた苗なのです。産地はアメリカではなく東南アジアのタイ。
3年ほど前になります。私がちょくちょく買い物をしたりするアメリカのEbayというオークションサイトで、サボテンが出品されているのを発見しました。それまではオーディオ用品やレコードなどを中心に買い物をしていましたが、サボテンなどは買ったことがありませんでした。植物は検疫などの問題で輸入が出来るかどうかはっきりしませんでしたが、掲載されていたのがきれいな斑入りサボテンでしたので、ダメ元で購入することにしました。
オークションはヤフオクなども同じですが、落札することは何も問題なくできます。支払いは、海外の場合銀行送金は手数料や手続きの点で難しいので、PAYPALを使用します。最近は日本国内でもPAYPALを使用できる所が増えてきましたが、手軽に電子送金できる方法で便利です。私はもう10年以上使用しています。
PAYPALはEメールアドレスをアカウントとして使用して、クレジットカードを登録しておけば、相手にカード情報を知らせることなく、インターネットを通じてクレジットカード決済で送金できる方法です。世界中に広まっていますので、海外へも簡単に送金可能です。
私の場合も、PAYPALで送金をして商品は無事発送されました。
ただしここからが大変でした。その時落札した兜錦とルリ兜錦はどちらもワシントン条約で輸出入が厳しく規制されている品種でした。と言うことは税関で引っかかってしまったということです。
タイを発送されたサボテンは関西空港の税関まではすぐに届きましたが、そこから輸入許可証と原産地証明、などを要求する書類が届きました。元々ワシントン条約は原産地の植物の乱獲を防ぐ目的で作られていますので、原産地ではない所で商業目的で繁殖された物はその対象にならないはずです。そんなことを税関相手に説明しても、なかなかわかってもらえず、結局原産地証明と、タイの輸出許可証をメールで送ってもらって、いろんな書類を書いて、何とか入手することが出来ました。そのかかった期間はほぼ1ヶ月位要したでしょう。
届いたサボテンは何とか腐ってはいませんでしたが、少々干からびていました。

それでも何とか持ちこたえて約3年位。どちらも接ぎ下ろし苗でしたが、むしろそれが良かったのかもしれません。斑入り苗は元々根が弱いので、どうしてもこじれたり腐ったりしやすくなります。入手時はどちらも4cmくらいでしたが今は6-7cmくらいになりました。今から思えば良く入手できた物だとつくづく思います。
あのときの手間と、労力を考えると二度とやりたくなくなります。後から思えば、同じようなサボテンはヤフオクなどでも時々は見かけますので、わざわざ手間のかかる海外からの輸入は割が合いません。
本当はサボテン種子にもワシントン条約は絡んできますので、兜丸系、牡丹類などは種の輸入も難しいときがあります。輸出業者が品種を明記しなければ税関で引っかかることもないですが、税関で引っかかると、やれ、輸出許可証だの、原産地証明だのと難しくなります。普通のサボテン種子を扱う業者ではそれらの書類は準備してくれないことが多いようです。サボテンの種子そのものが安価な物なので、いろんな書類を用意していては採算が取れないのが理由なのでしょう。
もし海外からサボテンや多肉植物を輸入してみようと思われる方は挑戦されてはいかがですか。ワシントン条約で規制されていない物なら、比較的簡単に輸入することも可能みたいですよ。
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- 2014/03/25(火) 22:58:31|
- 兜丸類
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一昨年、キリンウチワに実生接ぎした苗のうち、
バラ丸が1本あります。これは私がうちで咲いたバラ丸同志を交配して採種した種を実生した物です。
ちょっと細めの花弁で直径4-5cmくらいの大きめの花です。花色は濃いピンクで、かなり赤い印象です。同じ株の中でも群生の他の部分では少し色の薄めの部分もあります。
バラ丸の花は、個体差によって大きめの花の苗や、小さい花の苗、少し白っぽい花の苗などもあります。花弁の形も先の丸いのやとがったのもあります。私は花弁の細いとがったタイプが好きです。

私の温室内にはバラ丸の実生苗もありますが、成長が芳しくなく、なかなか大きくなりません。元気が足りないせいか、花付きも悪く、花の大きさも小さめの物が多いです。どうも、精巧殿、バラ丸共に余り根が丈夫な方ではなく、正木では育てにくいのかもしれません。少なくともうちではうまく育たないことが多いです。
それとも育て方に工夫が必要なのかもしれません。水を少なめにするとか、日照を弱めにするとか、何か他のサボテンと違う方法が必要なのかもしれません。
その点、接ぎ木苗はすくすく育って順調です。もう一年位すれば接ぎ下ろしで、結構立派な苗になりそうです。当面は精巧殿、バラ丸系は接ぎ木または接ぎ下ろし苗でやっていくことが中心になりそうです。
サボテン栽培は今でも結構難しい事が多く、思い通りに行かないことが多いです。
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- 2014/03/23(日) 22:17:53|
- ペレキフォラ
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春になって
ロホホラ属・銀冠玉も花が咲き始めました。
ピンク色のかわいい花です。
この苗はうちでは一番小さめの苗で、4cmくらい。今年が初めての花です。
この苗、成長点付近に茶色い傷跡のような物が出来てしまいました。他の銀冠玉にも同じような茶色いかさぶた状のものが出来ているのがあります。成長障害なのか、それとも害虫のせいなのか。どうもよくわかりません。
この冬、うちの温室内にワタムシのような害虫が蔓延して、かなりのサボテンに被害が出ました。
成長点付近にとりついて、汁を吸うらしく、被害にあった所は茶色く変色したり、枯れてしまった苗もありました。虫を見つけてつぶすと、赤い汁が出て、血が付いたようになるときもあります。
1月に、スミチオンを散布したらどうやら収まったようですが、綿毛の中や疣の間に巣くう事が多く、そういう所には薬が届きにくいので再発が心配です。
この銀冠玉もそうかもしれません。
やっぱり定期的に、害虫駆除の薬と殺菌剤はかけた方が良さそうです。少しでも害虫が見つかったらすぐに駆除しましょう。被害が拡大しないうちに。
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- 2014/03/22(土) 21:14:18|
- ロホホラ
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一昨年実生接ぎした
精巧殿変種の中に、頭部に白毛がたくさん出てきたのがありました。
普通、精巧殿はそれほど白毛をたくさんは出しません。同族のバラ丸は白毛を出す物もあり、スーパーバラ丸などと呼ばれますが、そのバラ丸の白毛も変色したり、くすんだ色だったりで、それほど綺麗なものは見かけません。
それに対してこの苗の白毛は本当にきれいで、真っ白です。花は標準的な精巧殿の花という感じですが、サイズは少し大きめで、4-5cmくらいあります。
精巧殿やバラ丸の花は、個体差で大きさがかなり大きい物と小さな物があるようです。もちろん花は大きい方が見応えがあって見事です。概して苗の元気がいいときは大きめの花になるようですが、元気さ以外でもやっぱり個体差による部分はどうしても存在します。出来ることなら、大きな花をたくさん咲かせる系統を残していきたい物です。

この苗は今3頭立てです。もう少したくさんの子が出て多くの群生株になってくれれば最高なんですが。子吹きさせるために胴切りという手もありますが、この白い毛を出した頭を切ってしまうのは気が引けます。この夏の成長期に自然に子吹きしてくれることを祈りましょう。
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- 2014/03/21(金) 22:58:45|
- ペレキフォラ
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エキノマスタス・ラウイです。実生丸2年で2.5cmくらい。まずまずでしょうか。
ついこの間までは休眠中で、体にしわが寄って干からびたような感じでした。それでもやっぱり春になるとサボテンにはわかるんですね。シワが伸びてきたかと思うと、赤い新刺が出始めました。
このラウイは、私の40年前にサボテンを始めた頃にはなかった物です。比較的最近広まった品種なんでしょう。こいつの刺は大きくなると出てくる、虎の爪のようなカーブした鋭い刺が特徴で、その勇ましい刺が見事です。
この実生苗はまだ2.5cmくらいで、特有の虎爪は十分に出ていません。小さな頃は上下に伸びるカーブした中刺は出ないようで、少し大きくなってから出始めるみたいです。
でもこの新刺の赤い色はいいですね。しばらくして褪せてしまうのがもったいないです。
いつ植え替えしてやろうか迷っています。隣の苗とくっついてしまいそうで、根を切らずそーっとそのまま大きめの鉢に移してしまおうかな、なんて思っています。
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- 2014/03/20(木) 22:17:47|
- その他
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先日蕾が出始めたときにお知らせした
亀甲牡丹の実生接ぎ苗の花が開きました。
去年の夏に実生接ぎした苗で、まだ半年と少しです。大きさは約1.5cm。花の直径は1cmくらいです。
確かに、亀甲牡丹の花色です。でもこんなに小さな花を見たのは初めてです。
この苗の片親は斑入り苗です。この苗も最初は全体に赤っぽい色をしていましたが、今は暗い緑色になりました。一部まだ赤味のある部分が見えます。これが斑入りなのかどうかは今のところはっきりしません。
しかし、小さいですね。下の方に見えているキリンウチワの軸の太さが8mm前後です。それと比べても苗の小ささがおわかり頂けるでしょう。
わたしは、まだ今のところ牡丹類の実生はこの亀甲牡丹が初めてです。そのため実生小苗の姿はよく知りませんが、ネットや本で見ると、実生小苗の時は牡丹類の苗は疣が一つ一つ飛び出したような姿をしています。接ぎ木をしない亀甲牡丹の小苗(5mm前後)も疣が長く飛び出した姿をしています。
それに比べてこの実生接ぎ苗は、小さいながらも親株と似た姿になっています。接ぎ木をするとそんな外観も変わってくるのでしょう。要するにおませさんだということでしょう。小さいけれども中身は親株と同じような性質になっていると言うことだろうと思います。
今年の夏の成長期を過ぎたら果たしてどんな姿になってくるのでしょうか。楽しみに見守りたいと思います。
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- 2014/03/19(水) 22:52:11|
- 牡丹類
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マミラリア・雪姫です。
有名な春星の優美変種だと聞いています。
なるほど、刺の形が雪の結晶のように見えます。花の形は春星と同じようで、濃いピンクの小輪です。
この苗、3年ほど前に入手した物ですが、どうも元気がいまいちです。根が弱いのか、去年は花を咲かせませんでした。主頭の形が少し先細りのような格好になっています。去年成長した部分が落ち込んだような形です。
私の40年前の参考書「誠文堂新光社刊 総合種苗ガイド1 シャボテンと多肉植物」にも春星は”接ぎ木で育てる”と書かれていました。やっぱり昔から根が少し弱い所があるんでしょう。同じマミラリアでも白龍丸や翁玉と比べると性質も肉質も全然違うみたいです。
マミラリアは大変多くの種類を持った属で、その中には丈夫で強健な品種もあれば、根が弱く腐りやすい品種も多いようです。たいてい肉質の柔らかい品種は性質が弱かったり、腐りやすいものが多いように思います。
こういうのを元気の育てるには何かこつのような物がありそうですが・・・・。
土中のミネラル分などは効果はないでしょうかね・・・。
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- 2014/03/18(火) 22:45:46|
- マミラリア
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少し暖かくなってきて、うちの庭の草花や木々にも花が咲き出しました。
上の写真は
赤のしだれ梅です。もう10数年前になりますが、玄関脇に植えたのが大きくなってたくさん花を付けています。背景がうまく整理できないので全景は取っていませんが、結構たくさん咲いています。
梅は好きで、うちの近くだと大阪城公園、綾部山梅林(たつの市)、和歌山の南部山梅林などに行きました。
この中では大阪城公園が一番梅の手入れが行き届いていていい印象でした。綾部山梅林は梅が大きく、古くなりすぎて枯れた木も増えて、再生中という感じでした。(3年ほど前ですが)
和歌山の南部山梅林は梅干し用の梅の一番の産地ですが、梅を取るための梅の木なので、白がほとんどで、色合いの変わった梅は少ないようでした。前に行ったときは、うちの周辺で梅が満開のと気に行ったので、和歌山では暖かいため、開花はほとんど終わってしまっていました。兵庫県に比べると梅の開花時期は2週間位早いようです。もし来年、和歌山へ梅を見に行かれるような場合は、兵庫近辺でつぼみがふくらんできた頃がいいと思います。ただしその頃は梅林の周辺の道路はかなり渋滞していそうですが。
梅はまだ寒い頃から咲くので他に花があまりなくて貴重です。梅は特に蕾から咲き始めの頃が一番風情があっていいですね。
出来ればうちの庭にも、白のしだれ梅があれば欲しいと思うのですが、なかなか入手は難しいみたいです。
この梅は、5年ほど前に大阪城公園の梅林へ行ったときに、買った苗です。名前は忘れましたが、咲き始めがピンクでだんだん白っぽくなってくる変わった梅です。何とかうまく育てたいと思っているのですが、買ってきたときが一番たくさん花を付けていたような感じです。うまく育てるのは難しいです。

白系の
クリスマスローズです。
クリスマスローズは家内が好きで結構増えてきました。
クリスマスローズの花はだいたいが下向きに咲きます。それで上から見ると面白みが少ないですが下から、太陽光に逆光になるように見ると花びらが透けるようになってきれいです。

赤系の花は、チューリップのような真っ赤な物はほとんどないですが、渋い赤の花もいい物です。余り華やかすぎない所が奥ゆかしくていい味わいです。


白の八重咲きです。
クリスマスローズの花は雄しべの見えているときが咲き始めで、雄しべが落ちてしまった後も花は咲き続けます。
ネットではクリスマスローズも花を交配して、種を取って実生している方が居られるようです。私もやってみたら出来そうにも思いましたが、結局時間が取れるはずもなくあきらめました。ただでさえサボテンの世話さえもままならない状態ですので。
桜草です。
赤と白のコントラストが見事です。今年は結構たくさん咲きました。きれいに咲いていても急にぼしゃっと枯れてしまうことがあるので要注意です。うまく咲き終わりまで元気なら種が取れます。その種を蒔けば来年用の苗が得られます。以前はそうしていましたが、梅雨時や真夏の日照りで枯れてしまうことも多く、なかなか何年も同じ系統で育てていくことが結構難しいです。

ヒヤシンスとラッパ水仙です。去年の球根をそのままにしていたらかわいく背の低い状態で咲きました。まるで矮性品種のようです。
パンジーです。
今年はきれいに咲き揃いました。毎年植えていますがなかなかきれいに咲きそろうことは少ないです。今年は苗が良かったのかな。
この苗は去年の秋に神戸へ買い物に行ったときにイタリアンのレストランで食事をしたとき、待ち時間を利用して近所を散策していると、隣に花の苗を売っている店があってそこで買った物です。
その店は神戸の町中にあるにもかかわらず、非常に値段が安く、苗も結構品質がいい物でした。
神戸の国際会館の近くでほんとの繁華街です。花苗の店の名前は忘れましたが、レストランは確か"far.pitte"だったと記憶しています。家内とまた春の花苗を買うときに食事を兼ねて行ってみたいと話をしています。レストランも結構おいしかったし、ちょっと変わった種類の花苗も置いてありそうです。
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- 2014/03/17(月) 22:13:19|
- 野菜と花の栽培
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マミラリア・満月が咲きました。
頂部にリング状に花が咲いて、まるで王冠をかぶっているようです。
花色はやや黄色みがかった、クリーム色で、一部赤の中筋が入ります。花色は咲き始めとしばらく経ってからでは少し変化してきます。時間が経つと少しピンク色に近づきます。
雌しべが真っ赤で、雄しべの軸がピンク、雄しべの先端が黄色でここだけでも華やかです。

満月系の品種は、棘色の違いで何種類かの品種があります。刺が真っ白に近い物を雪白丸、少しピンクがかった物を満月、かなり赤味の強い物を望月と呼ぶようです。
でも市場に出回っているのは、ほとんどがどれか判断の付けように迷うようなものが多いみたいです。この苗も棘色がかなり赤味が強いので、望月と呼んだ方がいいかもしれません。でも一応、満月の名前で購入したのもですから、満月ということにしておきましょう。

刺の真っ白な雪白丸はまだ出会ったことがありません。もし真っ白な刺の物があったら、この花色が映えてまた違った魅力があるかもしれません。機会があれば探してみたい物です。
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- 2014/03/16(日) 18:17:59|
- マミラリア
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マミラリア・翁玉です。前にご紹介した群生株と兄弟です。これでも40歳以上の年齢です。
わたしが若い頃に実生した苗のひとつで、同じ時の翁玉の実生苗5本の中では一番小さめです。それで5兄弟の末っ子と呼んでいます。
大きさは直径8cm、高さ11cm位で、他の苗が子吹きして群生しているのに、この苗だけは子吹きせず単幹のままです。どうも私が40年前に蒔いた種にはいろんな遺伝子が入っていたのか、生まれてきた苗はみんな性質や外観が違いました。
子吹きする物、単幹の物、頭が分等する物、ピンク花の物があったり、クリーム色の花の物があったりと色々でした。それでもその姿はやっぱり翁玉の特徴を持っています。
翁玉は玉翁に似ていますが、疣がもっと細かく、先端が茶色がかった棘を出し、疣の間から白毛を出して、繊細な印象です。

私が40年間手抜き栽培したにもかかわらず、生き延びたのはその生命力が強いためでしょう。マミラリアの品種の中には体の中に白い体液を持っている品種があります。玉翁や白龍丸、それにこの翁玉もそうです。
これらのサボテンは体が傷つくとそこから白い体液を出してその部分を覆い、傷口をふさぐような働きをするようです。根を切っても白い体液が出てきます。それによって根腐れすることがほとんどなく、腐らずに成長してくれるのだと思います。
うちの温室の中の40年前からの生き残り苗にはそんな性質のが多いです。
これからもおそらくまだまだ長生きしてくれそうです。私の寿命と競争かな。
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- 2014/03/14(金) 22:39:04|
- マミラリア
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マミラリア・カルメナエです。
以前何度かご紹介しているピンク花のカルメナエは順調に育っていますが、この苗はなかなか大きくなりません。ちょっと成長が遅いような感じです。
1年ほど前までもう少し大きなカルメナエの群生株がありました。しかし、どうしたわけか根腐れを起こして腐ってしまいました。抜いてみると根は鉢一杯に張っていましたが、それが腐ってしまっていました。どうも、成長途中で根腐れを起こしていたようでした。マミラリアは結構成長が良く、すぐに群生して鉢一杯に広がります。そうすると、鉢の上面を覆って、土が見えない位になります。そんな状態で他の苗と同じように水やりをしていると、鉢内の水が蒸発しないでずっと残ったままになって加湿により根腐れを起こすのではないかと推測します。私も何本もそういう状態で腐らせてしまいました。
以前、何十年もサボテンを育てている超ベテランのお方の話を聞く機会がありましたが、そんな方でもマミラリアの多くの品種では突然腐ることがあるとの話でした。そんなベテランの方でも腐らせることがあるなら、私のところで腐っても不思議ではないと、妙に納得した物です。
この苗は成長が遅い分、今のところ根腐れの心配はなさそうです。くれぐれも水のやり過ぎに注意しながら育てることを肝に銘じます。
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- 2014/03/13(木) 22:42:14|
- マミラリア
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去年の夏、種を蒔いて発芽した物をキリンウチワに実生接ぎした
亀甲牡丹です。
今ようやく1.5cmくらいになりました。
昨日、何気なく見ると苗の頂部になにやら赤い物が出てきています。白い毛の中から赤く丸い物が・・・・。
これは花の蕾ではないでしょうか。
こんなに小さいのに、花を咲かせるというのでしょうか。まだ接ぎ木後半年と少しです。大きさも1.5cmそこそこです。
普通の亀甲牡丹の花は6-7cmくらいにならないと咲かないでしょう。あまりの早さにびっくりです。
確かに接ぎ木のせいか、小さくても白毛を出してきているあたり姿は成球に近い感じになってきています。でも実際に咲いてみないと信じられない感じです。
また咲いたらご報告します。少々お待ちを・・・・・。
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- 2014/03/12(水) 22:57:27|
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精巧殿の正木苗3本を寄せ植えしています。
この子等は1ヶ月ほど前まで5本の寄せ植えにしていました。その中で成長の順調なのを3本集めて植え替えした物です。植え替え前に出ていた蕾が咲き始め、ほぼ満開になってきました。一株に8輪、7輪、5輪という群開で見事です。
通常の精巧殿の花色はこういう感じで、白地にピンクの中筋のあるきれいな花です。バラ丸は花の形は同じですが、全体的に花色が濃くて、濃いピンク花という印象です。この3本でも多少の色の濃い薄いがあります。赤花精巧殿と言われているのは、精巧殿の刺の形で、花色がバラ丸と同じような濃いピンクの花の物をいうようです。
これらの赤花精巧殿というのは、バラ丸との交配によって生まれたのではないかと想像しています。

精巧殿とバラ丸は近縁種で、交配が可能です。現に、2年前に私がバラ丸と精巧殿を交配したのにも種が取れ、それを蒔いたら少しピンクの濃い花を咲かせる、精巧殿の刺を持った苗が生まれています。バラ丸と精巧殿を交配したら、刺もその中間的なタイプが多くなるようですが、中には刺や外観は精巧殿で、花はバラ丸に近いのが生まれることもありそうです。これが赤花精巧殿ではないかと想像しています。
キリンウチワに接ぎ木した、赤花精巧殿らしき苗も咲いています。またご紹介します。
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- 2014/03/11(火) 22:36:44|
- ペレキフォラ
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マミラリア・豊明丸とペレツデラロサエの実生苗を植えた鉢にも春が来ました。
奥と右の2本が豊明丸、左がペレツデラロサエです。大きめの方の豊明丸で約5cm、小さい方の豊明丸が4cm強、ペレツデラロサエは4cm弱です。共に、同じ時期の実生で、種まきから丸3年です。
こうやってみると、ペレツデラロサエよりも豊明丸の方が成長が早いのがよくわかります。花の色は豊明丸の方が濃いピンクです。この鉢のペレツデラロサエはピンク花で、普通のペレツデラロサエよりも色が濃いです。確かこの苗はペレツデラロサエ変種エルサエズの方だったかもしれません。花が咲くまでは違いがはっきりしなかったので、記録を取っていませんでした。
豊明丸も、この2本を比べるとかなり印象が違います。奥の方の苗は中刺が太めです。これくらいが標準的な刺でしょう。それに比べて右側の苗は中刺が細くて余り目立ちません。これから大きくなってくるともっと印象が違いそうです。
個体差っていうのは結構ある物なんですね。

去年同じ鉢を捕った写真があったので載せます。去年の2月の写真です。一回り大きさが違います。ペレツデラロサエは去年2輪程だけ咲きました。今年はおそらく20輪位咲くでしょう。成長具合がよくわかります。
豊明丸は大きいですが、今年が初めての開花です。実生後3年ですから結構順調といえるでしょう。
これらの苗は今年には植え替えが必要なようなので、近々植え替えようと思っています。一回り大きめの鉢に同じように3本植えて、これからも成長具合を比較していきたいと思います。来年はどれくらいになっているかな。
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- 2014/03/10(月) 22:34:19|
- マミラリア
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蕾の出ていた
刺なし王冠竜の花が開きました。
確か去年はちょっと調子が悪くて花は咲かなかったようですが、今年は元気に花を咲かせてくれています。
花の形は普通の王冠竜と同じですが、大きさは少し小振りです。花びらの先端がぎざぎざになっていて優雅な感じです。普通の王冠竜の花は3-4cmありますが、こちらは2.5cmくらいです。体径も普通の王冠竜が20cm以上になるのに対して、うちの刺なし王冠竜は直径12cmくらいから大きくなりません。元々矮性品種または小型種なのかもしれません。
この苗も40年前からの生き残りで、入手したときから接ぎ木で、いまだに穂の方からは根は出ていません。もともと、王冠竜自身は丈夫で成長も悪くないのに、接ぎ木してあったのは、性質が弱いのか、成長が良くないためかもしれません。
最近の業者のカタログなどでも余り見かけないようですので、最近も余り広がっていないみたいです。

ちょうど一本、普通の王冠竜に花が咲いていましたので、お互いに花粉を付けて交配してみました。
種が取れたら蒔いてみましょう。さてどんな苗が生まれるでしょう。そして性質はどんなのになるでしょうか。ちょっと楽しみです。是非正木のままで育てたいものです。
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- 2014/03/09(日) 22:26:45|
- フェロカクタス
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先日ご紹介したばかりですが、
元祖氷砂糖の子株の方がきれいになってきましたので再登場させました。
子株を4本寄せ植えしています。そのうち2本には花芽の軸が伸びてきました。直径は5cm前後ですが、このくらいの大きさで一人前と言うことでしょう。

葉(窓)の中心部分が透けたような白い色になって、何とも言えない美しさです。この半透明のような色合いが、氷砂糖の外観に似ているのが、名前のゆえんなのでしょう。
普通の斑入りの感じとは違って、白く肌が透き通っているように見えます。これは斑の部分なのか、あるいは新しく出来た肌組織で、肌そのものが透き通っているんでしょうか。ハオルチアは、斑入りじゃなくても肌が透けたような色合いの種類があります。
この元祖氷砂糖がどんな種類なのか私は詳しいことを知りません。一応斑入りだと聞いてはいますが、普通の緑の肌に白や黄色の斑が入ったのとは雰囲気が違います。どうなんでしょう。

こちらがその親株です。葉の数はかなり違いますが、直径は余り変わらなくなってきました。
こちらは白く透けたような肌の部分はありません。同じ親子なのにこんなに違うのはなぜでしょう。たまたま斑入りの部分とそうでないのとの違いだけなんでしょうか。ますます疑問は深まります。
とはいえ、綺麗なものは綺麗としてこの子等を鑑賞しておきましょう。
そろそろ4本植えを卒業して、一本ずつ植えてやった方がいいかもしれませんね。
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- 2014/03/08(土) 22:45:01|
- ハオルチア
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わたしの若い頃、そう今から40数年前でした。たしか、シャボテン社からいくつかサボテンの種を購入して、手引き書を頼りに種まきをして、いくつかの品種が発芽しました。
その時蒔いて育った苗は、フェロカクタス・赤城、神仙玉、マミラリア・翁玉、オーレオセレウス属・白貂丸などだったと記憶しています。そのうち、神仙玉は枯れたり処分したりで、なくなってしまいましたが、そのほかのサボテンは何とか生き延びています。かなりの手抜き栽培のために、決して順調な成長をしたとは言えませんが、何とか今は元気を取り戻しています。
今回ご紹介する
マミラリア・翁玉もその内の一つです。
何度かご紹介していますが、4本育ったうちの一本です。
ほぼ標準的な翁玉の姿でしょう。玉翁をもっと疣を細かくして毛を多くしたような姿です。特別子吹きさせたことはありませんが、勝手に子を出して群生苗になりました。真っ白という訳ではないですが、結構好きです。
花は濃いピンクの中筋のあるきれいな花を咲かせます。結構多花性のようで、次々に花を咲かせます。この苗ももっと元気になれば、全体に花が咲きそろうのでしょうが、数年前までの後遺症かまだ100%元気が回復していないようにも感じます。

それでも40年も生き延びて、こんなにきれいな花を咲かせてくれるだけでも感謝です。サボテンって寿命はないんでしょうか。根腐れなどで腐るのは寿命とはいわないでしょう。うまく育てれば、100年以上生きそうな感じです。
私ももう60歳を超しました。サボテンと寿命競争そうするつもりはないですが、うまく育てれば、おそらく私より長生きしそうです。私が育てられなくなったら、誰か後継者を捜してやらなくてはならないでしょうかね。ちょっと寂しいい話ですが・・・・。
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- 2014/03/07(金) 23:16:12|
- マミラリア
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先週はほぼ一週間ブログもお休みして、
ハワイへ行って参りました。 観光というわけではないのですが、うちの末娘がハワイで挙式することになり、ほぼ30年ぶりの海外旅行ということになりました。私たち夫婦は30数年前に新婚旅行でここハワイへ来て以来でした。
私は飛行機が嫌いで、あの上昇、下降時の気圧の変化、Gのかかり具合などどうも好きになれません。それに落ちたら死ぬという気持ちが残ってしまい、なじめません。とはいうものの、娘の結婚式となればそんなこともいっていられなくなります。余り乗り気ではない気持ちでの出発となりました。
ハワイは今がちょうど雨期ということのようで、天気は雨か曇りで、時々晴れるというような状態でした。それでもやっぱり景色はきれいで、さすが世界的な観光地という印象です。

2日目にホノルル回りの観光ということで、車で近くの景色の良い山(名前は忘れました)に昇りました。その途中、道端にサボテンの三角柱らしきのが生えていて、運転手さんに聞くと、これは年に一度だけ咲く月下美人だという話でした。しかし、あの姿はどう見ても三角柱かその園芸種のドラゴンフルーツのように見えました。月下美人は葉が平らな部分が多いですが、ハワイのサボテンはほとんど三角形の物ばかりでした。三角柱も同じような白い花を夜咲かせるため、月下美人と間違っているのかと思いました。

ハワイの名物と言えば、ロコモコ丼と、パンケーキの朝食だそうです。娘たちが是非これらを食べないとハワイに来た値打ちがないというのでみんなで食べに行きました。有名店は朝から行列が出来ています。
パンケーキは一人前がすごいボリュームで、山ほど生クリームが載っていて皆で驚きましたが、案の定、食べきれず残す羽目になりました。ロコモコ丼もハンバーグの入ったどんぶりという感じで、量ばかり多くて余り繊細な味を楽しむという物ではありませんでした。
ハワイで食べた他の料理、バーガーキングのハンバーガーなどもその量の多さにびっくりするばかりで、日本人にはほとんどの場合余ってしまうんではないかと思いました。
そういえば、ハワイで見かけた外人さんは、中年以降の人はほとんどの人が肥満体質で、やっぱりこれは食べ物が影響しているのではないかと勝手に想像しました。ハワイで食べたファーストフード系の食べ物は、ほとんどが野菜をほんの少ししか使用していないので、野菜不足が原因かなと思いました。実際、私たちもそんなものばかり食べていると、便秘気味になって、どうも調子が良くありませんでした。

ハワイではハワイアンウエディングのためか、たびたび大きなリムジンを見かけました。日本ではそう滅多の拝見することはないですが、ハワイではあちこち走っています。見る度に、うちの娘もこんなのに乗ってくるのかなーなんて思っておりました。


上の写真はホノルルのハイアットリージェンシーホテルから見た景色です。少し温度が低くて肌寒い感じでしたが、景色は最高でした。ハワイにはほとんど製造業などの大気汚染を出す工場などがないからか、空気が澄んでいて見通しがいいです。時々、(ハワイ島の?)キラウエア火山からの粉塵が飛んできて空を覆うときがあるとか、風向きによって変わるそうです。


上の写真のステンドグラスは、セントアンドリュース大聖堂です。女優の高島礼子もここで挙式したとか。うちの娘もここで式を挙げました。アメリカの重要記念物になっている協会だとかで、大きくて立派な教会でした。
式の時にパイプオルガンの演奏があって、結婚行進曲が流れていましたが、実際のパイプオルガンの演奏の迫力には驚かされました。パイプオルガンはネットで覆われていたので見えませんでしたが、かなり立派な物が設置されているようでした。
わたしは、本職はオーディオ関係の仕事をしています。パイプオルガンの本物の迫力のある音はオーディオマニアのひとつの目標でもあります。家庭の小さなオーディオ装置ではなかなかこんな音は出ない物です。でないからこそ、それになんとか近い音を出そうとして努力するのがオーディオの楽しみであり、最終目標がこういう生音でもあります。久しぶりにそんなことを考えてしまいました。うちのオーディ装置でも、まだまだこんな音は出ないなーなんて感じてしまいました。
帰りのJALの飛行機の中でジャズのブルーノートの名盤を聞く機会があって、懐かしく、やっぱりジャズっていいなーとしみじみ感じ入りました。またじっくりブルーノートやプレステージの名盤を聴き直してみたい気持ちになりました。
ちょっぴりいい所と、不眠症気味でつらい部分と、30年ぶりの懐かしさの入り交じった貴重な経験でした。
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- 2014/03/06(木) 22:35:34|
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