エキノカクタス・太平丸変種ニコリーのNo2の苗が咲きました。
これはうちの3本あるニコリーの2番目の苗です。いい刺をしていますが、刺のカーブが少し少ないのでNo2の座に甘んじています。まあこれは私が勝手に付けた名前ですので、特別意味があるわけではないですが。
直径7cmくらいの体と同じ位のかなり大きな花です。花びらの先の部分が揃っていて、上から見ろとまん丸に見えます。この苗は花筒の部分が長いのか、強い刺にじゃまされることなくきれいな形を維持しています。どうも、同じ太平丸系でも、花筒部分が短いのや、長めなのや色々あるみたいです。花筒部分が短いとどうしても刺がじゃまをして花がきれいに開かないことが多いです。

翌日、うちのニコリーNo1の苗が花を開きました。蕾がふくれてきた頃から同じ日の開花になればいいのにと思っていたのですが、わずかに1日ずれました。昨日のNo2の苗はもうすでに花がすぼんでしまっています。惜しい。
交配したかったのですが開花がちょっとずれました。悔しいので昨日咲いた花を裂いて内部の花粉を取り出して、No1の苗の雌しべに付けてやりました。果たして受精するでしょうか。受精してくれると有り難い。
聞く所によると、花卉や果樹栽培農家などでは冷凍したり、乾燥させたりした花粉を購入して受粉させるといいます。花粉がどのような状態で保存させてあるのか興味のある所です。サボテンでも花粉の冷凍保存が出来れば、貴重な品種の交配などに役立つでしょう。
私も2-3度花粉を冷凍してみたことがありますが、解凍すると水分が出てべちゃべちゃになってしまい、結局うまく受精させることが出来ませんでした。冷凍の仕方、解凍の仕方にこつがありそうです。
花粉の冷凍保存などされておられる方があったら、意見交換いたしませんか。
多肉植物 ブログランキングへ
にほんブログ村
にほんブログ村ご訪問の印に”ピッ”と・・・・
スポンサーサイト
- 2014/05/30(金) 22:24:00|
- エキノカクタス
-
| トラックバック:0
-
| コメント:4
マミラリア・テトランシストラに花が咲きました。
この苗は自家実生で、キリンウチワ接ぎにしていた物を去年接ぎ下ろしした物です。接ぎ下ろししたときは2本ありましたが、1本は枯れてしまいました。枯れた苗を抜いてみると台木の部分から腐りが上がってきたような感じでした。
キリンウチワは丈夫なので滅多に腐ったりしません。キリンウチワの接ぎ下ろしも去年初めてやってみて、太平丸などは順調に育っています。そのほかナピナや五色大統領なども今のところ順調です。
このテトランシストラがどうして腐ったのか今のところ原因がわかりません。
まあ、いずれにしてもキリンウチワの接ぎ下ろし苗の根がどうなっているのか気になる所です。台木からだけ根が出ているのか、穂の方からも出ているのか確かめてみたい所です。穂の方から根が出ていれば、そのまま正木苗と同じ扱いで育てることが出来ます。今年の秋か来年の春の植え替え時に確認してみたいと思います。
話が違う方向に行ってしまいましたが、このテトランシストラはマミラリアの隠れた美花種と思い、わざわざ輸入種子を種を蒔いて育てた物です。確かに花はきれいです。しかしこの刺には少々困っています。非常に強い鈎棘で手でそーと触っても引っかかってきます。刺が硬くて少々のことでは取れません。無理矢理引っ張ると刺座ごと取れてしまったりします。これはペレツデラロサエよりもやっかいです。
なるべく引っかからないように通路から離れた所において、大きめの鉢に植え、植え替えの回数を少なくして育てるのが一番かなーと思っています。
多肉植物 ブログランキングへ
にほんブログ村
にほんブログ村ご訪問の印に”ピッ”と・・・・
- 2014/05/29(木) 22:41:18|
- マミラリア
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
マミラリア・テレサエが咲きました。
マミラリアの美花種として人気があります。うちでも一応毎年咲いていますが、株の方はいっこうに大きくなりません。
この苗は4年ほど前に入手しました。入手したときから3本立てで、実根苗でした。おそらくカキコを胴切りして3頭だけにした物だったのでしょう。一応毎年花が咲くので弱ったりはしていないのでしょう。でもいっこうに大きくはなりません。どうしてでしょう。

翌日、もう一輪咲き出して、4輪同時開花になりました。小さな苗から直径3cmくらいの、マミラリアとしてはかなり大きな花を咲かせます。花筒部分が長く伸びて咲くのがいい感じです。
どなたか、テレサエをうまく成長させる方法お知りでしたら、お教えいただけませんか。
多肉植物 ブログランキングへ
にほんブログ村
にほんブログ村ご訪問の印に”ピッ”と・・・・
- 2014/05/28(水) 22:03:05|
- マミラリア
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
テロカクタス・紅鷹の花がまた咲きました。
前回載せたのは2日目の開花で、ちょっと花びらの先がよれていました。今回は一日目の開花で、花びらもきれいです。
この苗は刺も良く、棘色の赤味もきれいです。刺は少し湾曲するタイプ。褪せやすい棘色も比較的赤味を残しています。

花はつややかなピンクで中心部分が真っ赤です。

もう一本同時に開花しました。
こちらの苗は刺は強くて勇猛ですが、花が薄いピンクで、花びらが細くまばらな感じです。花の魅力からすると、最初の苗の方が魅力的です。同じ紅鷹でもいろんな花がある物ですね。
刺はこちらは直棘です。少し平べったくて、太平丸の割れ刺などと似た雰囲気があります。棘色は少し白っぽくて、これもかなり雰囲気が異なります。
同じ紅鷹でも個体差はかなり大きいと言えそうです。どうせなら出来るだけ魅力的な苗を育てたい物。去年、この両者を交配して取った種を蒔いています。さてどんな苗に育つのでしょうか。それはもう2-3年しないとはっきりしません。待ち遠しいことです。
多肉植物 ブログランキングへ
にほんブログ村
にほんブログ村ご訪問の印に”ピッ”と・・・・
- 2014/05/27(火) 22:33:40|
- テロカクタス
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0

私は一昨年あたりから太平丸の発芽しないことに悩んでいました。
もともと、
太平丸類は発芽しにくいことで有名です。種子が硬いからにくるまれているからなのか、普通に蒔いても10%以下の発芽率しか得られず、中には発芽0なんてことも珍しくありません。
種子を紙ヤスリでこすったらいいとか、塩酸に浸して蒔くと効果があると聞いてやってみたりしましたが、あまり効果はありませんでした。このままでは悔しいので、今年はまた違った方法をと思い、ネットで見かけた温水に浸して蒔く方法を試しました。それが大正解でした。
うちのお風呂は24時間風呂というのを採用しています。これは、湯を入れっぱなしにして保温し、フィルターと紫外線消毒の付いた濾過器で循環させて、常時沸かしっぱなしにしているお風呂です。以前子供達が学生の頃、いつでもお風呂に入れるようにと採用して、そのまま使用しています。気の向いたときにお風呂に入れるので便利です。
今回はこの24時間風呂を利用して、太平丸の種をお風呂に2日半ほど浸けてから蒔きました。お風呂の温度は41度で一定になっています。水に浸けるだけでは水分をはじいてしまっていた種も、湯に浸けるとうまくなじんで、2日間で少しふやけたようになっていました。
それを普通に蒔いて、30度と少し高めの温度で育苗器で管理しました。
そうしたら上の写真の右側ように、約1週間で発芽を始めました。久しぶりに見る太平丸系の発芽です。40個位蒔いたうちのまだ数本でしたが、ちょっと嬉しくなってしまいました。
左側は先日収穫した
ペクチニフェラ(錦)です。これは下処理などしていませんが、これも発芽してきました。

そしてこれが種まき後2週間目です。かなり発芽してきました。今で50%前後の発芽率でしょうか。太平丸がこんなに発芽したことは、うちではありませんでした。
太平丸は種が大きく、発芽さえうまくいけば比較的育てやすい品種かと思います。この種もうちではかなりいい刺の、白肌茶刺太平丸の種です。きっといい刺が出てくれることと期待できます。
隣のペクチニフェラも良く発芽しました。ちょっと細長くなっていますが、これはこういう性質なんでしょう。片親が斑入り種ですが、今のところ斑入りらしき苗はなさそうです。ちょっと残念。
とりあえず、太平丸を1本と、ペクチニフェラを3本キリンウチワに接いでみました。うまく接げるかどうか余り自信がありません。去年の夏に接ぎ木した苗も70%くらい接げたように思っていたのですが、結局、成長不良などが出て、今育っているのは半分以下になっています。なかなかうまくいきません。

同時に去年の残りの
ヘキラン錦と、
スーパー兜錦の種も蒔きました。これらは発芽しやすいので全く問題なく発芽しています。この写真が種まき1週間後です。

これが2週間後です。
紅鷹も蒔いていますが、すでに刺を出し始めています。太平丸もこれくらい生えてくれれば世話なくていいんですが。
私の今回の実験では、太平丸の種は40度前後のお湯に2-4日浸けた後蒔くとかなりの発芽率が得られるという結論になりました。発芽時は30度前後に高めの温度で維持する方が良さそうです。もし興味のおありになる方は、追試してみてください。良い発芽率が得られますようお祈りしております。
多肉植物 ブログランキングへ
にほんブログ村
にほんブログ村ご訪問の印に”ピッ”と・・・・
- 2014/05/26(月) 22:09:49|
- 実生・採種
-
| トラックバック:0
-
| コメント:2
ヘキランに花が咲いています。初心者のお方のために説明しますと、ヘキランとは
ヘキルリランポー玉のこと。ランポー玉の白点がなくなった苗です。
この苗は5-6年前にうちの娘がネットでサボテン苗のプレゼントをやっていたからもらったよと言ってくれた苗です。私はよく知りませんが、ブログをされていた方がプレゼントをされていたようで、娘が私がサボテンの趣味を再開したのを知っていて応募していたようでした。
これと、白点のあるランポー玉の2本を頂いたようでした。その時は4-5cmの大きさで、かわいい苗でした。
それが今では、どちらも10cmくらいになって結構立派になりました。
改めてお礼を申し上げます。どなたかはわかりませんが、プレゼントいただいた苗は元気に育っていますよ。
ランポー系の品種は育てやすく、初心者の方にもお勧めできる品種です。私が40年前から育てている苗の中でも、数本生き残っているのもあります。かなり丈夫な品種です。刺はなく、さわっても痛くないのも有り難い。通常5角形で、そのまま15cm以上まで育つみたいです。中には4角、3角なんてのもあります。
花は真っ黄色です。他の色気があればなおいいんですが、今のところランポーの色変わりの花は見たことがありません。あれば私も欲しいんですが、どなたか作出していただけませんか。瑞鳳玉のような底が赤い大輪なんてのがあれば最高なんですが。
私はこのヘキランの斑入りや紅葉ヘキランに今は凝っています。2-3年前から実生して小さいのは結構出来ました。でもまだ花が咲くまでは2-3年かかりそうです。
時々載せていますが、なかなか大きくならなくてやきもきします。
最近紅葉系ヘキランの小苗を数本接ぎ木しました。今はこの子等に期待です。早く大きくなーれ。
多肉植物 ブログランキングへ
にほんブログ村
にほんブログ村ご訪問の印に”ピッ”と・・・・
- 2014/05/25(日) 22:33:22|
- ランポウ類
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0

うちには40年前に実生した
白瑞鳳玉が3本生き残っていました。
そのうち、一本が去年枯れてしまい、今は2本になっています。これらは毎年大きな花を咲かせて楽しませてくれていましたが、どうも2-3年前から元気がありません。
瑞鳳玉の花はアストロフィツム属の中でも最大で、直径8-9cmにも及ぶ大輪です。真っ黄色で底が真っ赤になったきれいな花です。
今年も花を期待していましたが、どうも元気がなく、花を咲かせる気配がありません。そこで苗を抜いてみると、根は一部は生きていますが、2/3位は赤く腐ってしまっていました。腐りは胴の内部にまで入っているようで、これはこのままにして置いても回復しないと思われました。
そこで思い切って胴切りすることにしました。苗の寸法は、直径12cm、高さ21cmくらいで、結構大きいです。

試しに下から3cmくらいの所を切ってみると、髄の一部に赤い腐りの部分が残っています。そこでもう少し上から切ってみると高さ12cmくらいのところでやっと赤い点がなくなりました。

この状態で挿し木することになりました。何せ40年越えの古株で、かなり老化も進んでいます。サボテンに寿命があるのかどうかわかりませんが、これでよみがえってくれればいいんですが。苗自身がかなり弱っているようなので、うまく発根してくれるかどうか心配です。でも、今となってはこうする意外にありません。
切り口に殺菌剤を塗って乾かしています。早く元気を取り戻して以前のような立派な花を咲かせてくれるのを待っているよ。おまえと兜丸との交配した瑞鳳兜の小苗達も待っているからね。
多肉植物 ブログランキングへ
にほんブログ村
にほんブログ村ご訪問の印に”ピッ”と・・・・
- 2014/05/24(土) 22:45:24|
- アストロフィツム
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0

今年も
ロビビア属・紫野が開花しました。
きれいです。華やかな色です。

入手してから約2年。結構大きくなり、今年は4輪同時開花となりました。
私はロビビアやレブチアなどの花サボテンと呼ばれる物に余り興味がありませんでしたが、数年前にロビオプシスの大きくて見応えのある花を見てから少し変わってきました。やっぱりきれいな花は見応えがあります。
ネットで紫野と入れて検索してみると、結構花の咲き方や色合いに変化があるようです。このままでもきれいですが、また違った色合いの花も見てみたい気にさせます。
まあ、今の我が家の温室ではそんなに色々集めているスペースはありません。出来れば、今はもう一株ロビオプシスの巨大輪花の品種が欲しいと思っています。袖ヶ浦ほどの花の品種がないか探しています。どうでしょう。
多肉植物 ブログランキングへ
にほんブログ村
にほんブログ村ご訪問の印に”ピッ”と・・・・
- 2014/05/23(金) 22:28:03|
- 未分類
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0

エキノカクタス・花王丸にまーるい蕾が出来ました。本当に毛の生えた風船のような蕾です。

そして昨日、ポンという音がしたわけではないですが、はじけるようにきれいに花が開きました。本当にきれいな花です。
太平丸系も刺の長い品種は花びらが刺にじゃまをされて、きれいに開かなくなることがあります。それに比べてこの苗は刺が太くて短いので花のじゃまにならず、きれいな形で開いてくれます。

私の温室では、最近は太平丸も強棘種が多くなって、きれいに開く花を見る機会が少なくなってきたみたいです。刺にじゃまをされて歪んだ花ばかり見ていると、太平丸の花はみんなこんな何だろうかと思えてきます。それでこんなきれいな形の花を見たら、やっぱり太平丸の花ってこんなにきれいだったんだーと納得したりします。
この苗は去年の秋に日焼けしかけた苗です。どうにか日焼け跡はほとんどわからなくなってきました。何となく肌が白いかなという程度です。日焼けには気をつけなくっちゃ。どんなにかわいがっていても、一時の油断で見苦しい日焼け痕が残ってしまうことがあります。日よけを強めにすれは防げますが、それでは刺のいいのが出なくなる心配があります。
光線を強めにしながら、日焼けを起こさないようにする。これが難しいけれど、やりがいのある所でもあります。
多肉植物 ブログランキングへ
にほんブログ村
にほんブログ村ご訪問の印に”ピッ”と・・・・
- 2014/05/22(木) 22:28:29|
- エキノカクタス
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0

昨日の続きです。
太平丸の接ぎ木苗ですが、こうやってみてみるとかなりたくさんあります。これは実生接ぎ苗に出てきた子を接いだ物ばかりです。キリンウチワや、袖ヶ浦に実生接ぎした太平丸はほとんどが子吹きしました。だいたい1個について3個位の子が出ました。それを全てはずして袖ヶ浦に接いだのですが、思いの外うまく育ち、1年で1.5cmが4-6cmくらいになりました。
元々は太平丸の実生接ぎ苗が5本ほどでしたが、それが2年で15本ほどになりました。非常に効率的な量産です。
袖ヶ浦接ぎの太平丸は、春から晩秋まで成長してくれたので、1年間で驚くほどの成長を見ています。刺も全体的にいいのが出てきています。
上の写真は少し黒っぽい刺の強棘太平丸という感じです。刺数が多い印象です。

こちらは緑の肌で、茶色系の刺です。これはうちの自家産種子の子供でしょう。刺はまずまずです。

これも緑色の肌で上の苗と同じような印象です。同じ親からの子供だろうと思われます。赤い刺がきれいです。

これは黒っぽい刺に白肌です。これはうちの黒刺太平丸と、茶刺太平丸の子供みたいです。見た目もかなりいいです。

これも似た感じです。これはうちの黒刺太平丸と、茶刺太平丸の子供みたいです。利賀が湾曲して放射状に伸びるタイプで、もう少し刺が長ければニコリーといえそうな感じです。私の好きなタイプです。

これだけは袖ヶ浦に太平丸を実生接ぎした苗のようです。うちの接ぎ木苗の中で一番大きいです。直径は7cmくらい。成長点付近に少し毛が盛り上がってきました。今年開花するかもしれません。もし開花なら私の実生した苗の中では一番の花になります。楽しみです。
この苗はおそらく、メサガーデンの種子でSB-409という品番の種でしょう。刺は比較的細くて短めです。でもこれくらいで、太平丸の標準的な姿ではないでしょうか。

この苗はまだ4cmくらいの大きさで小さめです。でも刺は立派。この刺の形から、メサガーデンのSB409かと思われます。メサガーデンの種子の中にはかなりの強棘の物と、少し細くて短めの刺の物がありました。刺の良い物はこんな感じ。短めの物は、ひとつ上の写真のような感じです。結構個体差があります。

これも4cmくらいの大きさです。でも刺は立派。 これはうちの黒刺太平丸と、茶刺太平丸の子供みたいです。茶色系の刺ですが新刺は黒っぽい。このままの姿で大きくなってくれればかなり見栄えのする苗になりそうですが。将来、接ぎ下ろしするときがポイントになりそうです。
袖ヶ浦接ぎの太平丸はざっとこんな感じです。
そんな苗を見ているうちに、親の太平丸類が次々花を咲かせてきています。次はそんな太平丸の花達を載せたいと思います。
多肉植物 ブログランキングへ
にほんブログ村
にほんブログ村ご訪問の印に”ピッ”と・・・・
- 2014/05/21(水) 22:29:43|
- エキノカクタス
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0

去年、キリンウチワや袖ヶ浦に実生接ぎした
太平丸類に子がいっぱい出てきました。その子を置いておくと群生株になりますが、太平丸の群生株は余り見栄えがしないので、その子を取って、別の袖ヶ浦に接ぎ木しました。
その時の接いだ苗は1.5cm前後のものが多く、幸い接いだ苗のうち80%くらいはうまく成長してくれました。最初のうちはそれほどいい刺を出している感じはなかったのですが、この春頃から急撃に成長しだして、刺も立派なのが出てきました。
太平丸の成長は主に春先が一番良くて、大きめの苗になってくると夏前には成長を止めてしまうことが多いようです。
中小苗は秋まで生長することもありますが、今が新刺の赤いのが一番きれいな頃でしょう。
そんなことで、一番きれいな頃の姿を残してやろうと思い、写真を撮りました。
一番上は、まだ4cmくらいの苗ですが、白肌にいい刺を出しています。おそらくこの苗はメサガーデンのSB409と言う識別番号の苗だったと思います。今でもこの種は売られているかな。

これも同じ系統の苗です。刺の太さ、長さ共に申し分なしです。これがずーっとつづいてくれればいいんですが。

これはうちの茶色刺太平丸の実生苗でしょう。茶色の刺と緑っぽい肌が特徴です。

こちらは黒刺系です。うちの黒刺太平丸の子孫です。こういう真っ黒な刺もいいもんです。

これも黒刺系ですが、刺数がかなり多いです。うちの苗の交配だったと思うのですが、ちょっと変わった雰囲気を持っています。

これも黒刺系ですが、刺が太くて短いです。黒刺雷帝という所でしょうか。ちょっと肌色が赤くなっている所があります。肌の変色が心配です。

これも黒刺系です。刺が余り肌から離れないタイプ。本当はニコリーのように肌から離れるタイプが好きなんですが。これはこれでまずまずの刺です。直径は6cmくらいになりますがまだ開花の気配はありません。来年かな?
続く。
多肉植物 ブログランキングへ
にほんブログ村
にほんブログ村ご訪問の印に”ピッ”と・・・・
- 2014/05/20(火) 20:53:03|
- エキノカクタス
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0

私が2年前に自主製作したサボテン写真集があります。
その中に烏羽玉として載せていましたが、その後、翠冠玉だとわかりました。
まだ2年前はロホホラ属のサボテンについて知識がなく、以前苗を買った方から烏羽玉と聞いていたのでそのままその名前を載せていました。今思えばお恥ずかしい限りです。
ロホホラ属には主として3種類のサボテンがあります。
一つ目は翠冠玉、緑色の肌と白い花が特徴です。上の写真も白花です。
2つ目は烏羽玉、クリーム色の花と、少し青みがかった肌が特徴です。疣ははっきりせずに、稜線を描くことが多いみたい。赤花種も見かけます。
3つ目は銀冠玉。つや消し風の渋い肌色で、ピンクの花が特徴です。
とはいえ、花のない時期にこの3種を見分けるのは結構難しそう。個体差で、銀冠玉でもかなり緑色の肌の苗も見かけるので、今の私には余り見分ける自身はありません。
上の写真の翠冠玉は前の写真集の時よりも少し大きくなりましたが、成長点付近に白きかさぶた状のシミが出来てしまいました。どうもこの冬のワタムシ発生の影響が出たような感じです。大きくなるに従って綿毛が増えてきて、成長点付近を覆ってきました。どうせならもっと綿毛を出して白いかさぶたを見えなくしてくれればいいんですが。
このまま順調に大きくなれば、そのうち余り目立たなくなるでしょう。(希望的観測)

こちらはもう一本の翠冠玉です。疣がおっぱいのような形をしています。こういうのを珍重される場合もあるようです。これも白毛が増えてきました。この白毛を汚さないように育てるのもポイントです。
出来ればもう少し大きめの鉢に植えてやれば水やりもしやすいのですが。何せうちの温室はいつもいっぱいの状態なので、どうしても鉢は小さめになってしまいます。ごめんよサボテンたち。窮屈な思いをさせて。我慢してね。当分広い場所で栽培できる目処は立ちません。
多肉植物 ブログランキングへ
にほんブログ村
にほんブログ村ご訪問の印に”ピッ”と・・・・
- 2014/05/19(月) 22:44:27|
- ロホホラ
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
エピテランサ・月世界の大きめの苗です。
直径は16cmくらい。背の高さは10cmくらいになっています。1頭1頭の大きさは直径5.5cmくらいで、これ以上大きくはならないみたいです。成長点付近には白い毛を密集させてその中から白っぽい小さな花を咲かせます。
一頭一頭の大きさがこれ以上太らないので、最近は背が高くなるだけです。このままにして置いても余り代わり映えがしないので、本気で胴切りを考えています。
私がこの苗を買ったときにはすでに胴切りされて、群生株になっていたので、次が2回目の胴切りになります。
以前ネットで2-3回胴切りして、何十頭もの大群生を作ったという話を読んだ覚えがあります。私のそれを目指してみますか。ちょっと不安もありますが、何とかがんばってみましょう。
次に好天候な日が続く頃を見計らってやってみたいと思います。うまくいきますように・・・・。
多肉植物 ブログランキングへ
にほんブログ村
にほんブログ村ご訪問の印に”ピッ”と・・・・
- 2014/05/18(日) 21:09:33|
- エピテランサ
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
エキノセレウス・紫太陽の花が咲きました。
お見事。
直径12cmの花が2輪です。花の底が少し白い色をした鮮やかなピンク花です。さすがに花のきれいなエキノセレウス属だけのことはあります。

角度を変えてもう一枚。
サボテンの格好はちょっと先細りのような感じです。少し弱っているのかもしれません。そういえば今年は植え替えしていなかったような。これからでも植え替えしてやりましょうか。

翌日、大きな花を咲かせる、うちの
大統領にも花が咲きました。
並べて記念写真です。今年の大統領の花は少し小さめでした。紫太陽の花は2日目で、花びらはそっくりかえっています。でも大きさの違いは歴然としています。
大統領の花は刺にじゃまをされてうまく開き切りません。ここのところ大統領は刺が長くなってきて、見た目には勇猛でいいんですが、花にとってはじゃまな存在になってきています。花を楽しむなら刺は出来るだけ短い方がいいです。紫太陽はその点非常に都合がいいです。
紫太陽は余り子吹きしない種類みたいです。こいつを10頭位の群生株にして同時に20輪位花が咲くようなのは出来ない物でしょうか。ちょっと考えてみましょう。
多肉植物 ブログランキングへ
にほんブログ村
にほんブログ村ご訪問の印に”ピッ”と・・・・
- 2014/05/17(土) 21:44:18|
- エキノケレウス
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
エピテランサ・月世界の群生株です。
ネットで購入してから約3年。最初は直径7-8cmの小さな群生株でした。それが今は12cmx10cm位まで大きくなってきました。月世界はこれくらいの大きさが一番かわいく、きれいかもしれません。
月世界は成長点付近に白い毛が盛り上がってくると、ようやく一人前の大きさで、そこから花を咲かせるようになります。
今は8頭のうち4頭が花を付けています。薄クリーム色の花にピンクの雄しべがかわいいです。
昔のファイルを探していると同じ株の2012年5月の写真が見つかりました。ちょうど2年前です。

どうですか。
2年間でこれくらいの違いです。マミラリアのサボテンに比べると成長はかなり遅めです。
でも、この細かい白刺で覆われた姿はかわいいです。
これでもっと頭数を増やそうとすると、再びこの一頭一頭を胴切りするということになります。そうすれば30-40頭の群生株になることでしょう。やってみたいような、リスクが大きいのでやめたいような、迷う所です。
多肉植物 ブログランキングへ
にほんブログ村
にほんブログ村ご訪問の印に”ピッ”と・・・・
- 2014/05/15(木) 22:58:18|
- エピテランサ
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0

去年接ぎ木した兜錦に花が咲きました。
苗の大きさはまだ2cmくらいなのに5cm近い大きな花を咲かせました。
どうも花色が少し違うみたいと思って、よくよく見ると全体に赤みがかっています。これが巷でいう赤花兜なんでしょうか。
この苗はうちの実生で、親にも赤花の系列はありません。どういう事でしょうか。

横から見るとこんな感じ。花筒の下の方がかなり濃い赤です。斑入りのせいもあるでしょうが、これはこれでなかなかきれいです。
この苗は一昨年の実生苗から、斑の部分の多めの苗で、成長が遅そうなのを数本選んで袖ヶ浦に接ぎ木した苗のひとつです。斑入り苗は斑の部分が多いと、葉緑素の働きが弱く、根が弱く、成長も遅いです。そのためそんなのを接ぎ木したんですが、思わぬ副産物となりました。
もちろん、同時期に実生した兜丸、兜錦は50本位ありますが、まだ大きな物で2cm前後のため花は見られていません。これらが花を付ければ、どれくらいの割合で赤花が出るのかわかるのですが、その結果は来年以降に持ち越しです。
最近ネット上で見かける赤花兜は、もっと濃い赤色をしています。元はこれくらいの色合いの物を何代か交配を重ねて色の濃いのを選んだ結果なんでしょう。私もやってみたくなりましたが、かなりの年月がかかりそうで実現は難しそうです。
多肉植物 ブログランキングへ
にほんブログ村
にほんブログ村ご訪問の印に”ピッ”と・・・・
- 2014/05/14(水) 22:32:03|
- 兜丸類
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
1ヶ月ほど前に交配していた
刺なし王冠竜にかわいい果実が出来ました。
白くて上の方が赤くなったかわいい果実です。去年も王冠竜の果実を収穫しましたが、こんな色ではなかったような・・・。

丸々太って今にもはじけそうです。

お相手はこの株。こちらにも3個果実が出来ていました。こちらの果実には余り赤味はありません。これが普通なのかもしれません。

これらはどちらも40歳越えの我が家の古株です。かなり乾燥や手抜き栽培にも耐える力を待った苗といえます。もちろん手抜き栽培では余り大きくはなりませんが、滅多なことでは枯れない強さを持っているようです。
この刺なし王冠竜は接ぎ木です。40年経っても接ぎ木のままで、是非自分の根で育ててやりたいと思って、種を取りました。相手が刺有りの王冠竜なので刺なし、刺有り両方現れると思いますが、それはそれで変化があっていいんじゃないでしょうか。
また実生が出来るようになったらご報告しましょう。
多肉植物 ブログランキングへ
にほんブログ村
にほんブログ村ご訪問の印に”ピッ”と・・・・
- 2014/05/12(月) 22:46:30|
- フェロカクタス
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0

5月3日に
ペクチニフェラ錦の種に収穫についてご報告をしました。その時は果実を4個収穫しただけでしたが、その後も次々に赤い果実が飛び出してきて、結局斑入り苗の方からは13-4個の果実を収穫できました。

また、交配相手のペクチニフェラにも果実が上がってきて、こちらからも9個の果実が採れました。
全ての果実から種を取り出すと200粒近くの種が収穫できました。思った以上の大漁です。ちょっとたくさん採れすぎて株の元気が悪くならないかちょっと心配になります。
うちの兜丸、兜錦たちも種の取りすぎでこじれたり、腰折れが出たりしています。ひょっとするとこの秋から来春にかけてそんな影響が心配になります。
ペクチニフェラの花は小さくて交配がしにくく、うまく受精しているのかどうかわからなかったもので、保険も含めてちょっと多くの交配をしすぎた感があります。結局ほとんどがうまく受精してくれていたようでした。
去年交配したときは全く受精しなかったので慎重になりすぎたようです。
この種は今年と来年に分けて実生してみたいと思います。斑入り苗がうまく出てくれればいいんですが。斑入り苗が出たら早速キリンウチワに接ぎ木してみましょう。今から台木を用意して置いてちょうどいい時期です。さあ、準備を始めましょう。
多肉植物 ブログランキングへ
にほんブログ村
にほんブログ村ご訪問の印に”ピッ”と・・・・
- 2014/05/11(日) 22:58:50|
- ユーベルマニアナ
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0

この写真は再掲載の分です。4月24日の
エピテランサ・月世界が2本、小人の帽子が1本です。
これを5月4日に胴切りしました。

これが胴切り直後です。月世界は余り背が高くないのでどちらも先端付近をカット。成長点が残らない程度の所です。
小人の帽子は背が少し高いので上から3cmくらいの所をカット。上の方は挿し木用に使用します。
カットしたときは当然のことながら切り口は真っ平らです。

それが1週間位すると、中央が凹んで、周囲が盛り上がったような格好になります。これでいいのです。
これで子吹きするとちょうど切り口の周辺から子吹きしてきて、切り口部分が見えなくなってきます。以前は成長点を止める、芯止めというのをやりましたが、きれいに群生させるには胴切りの方がうまくいきそうです。
切り口部分が凹んでいるので灌水時に水がたまりやすく、それが難点ですが、なるべく水がかからないようにします。
この3苗も少し切り口が茶色くなっている部分もありますが、これくらいなら大丈夫でしょう。
これで子吹きを待つばかりです。うまく子が出てくれますか、ちょっと楽しみです。

小人の帽子の上半分は周囲を少し斜めにカットして乾燥させます。斜めカットは中央部分は凹むので、その対処です。
これは2-3週間乾燥させてから植え付けます。これで挿し木は完了となります。
多肉植物 ブログランキングへ
にほんブログ村
にほんブログ村ご訪問の印に”ピッ”と・・・・
- 2014/05/10(土) 16:14:30|
- エピテランサ
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
テロカクタス・紅鷹の花が咲きました。
この紅鷹、テロカクタス属のサボテンで、あの大統領などと同じ仲間なのですが、どちらかのいうと強刺類のフェロカクタス属に近い雰囲気を持っています。
赤くて太い湾曲した刺を出して、まるで日の出丸や真珠の雰囲気です。
とはいえ、やっぱりテロカクタスだと思わせるのは赤紫の輝かしい花でしょう。これは大統領と似ています。蕾も次々出てきて花数も多いです。去年は交配していなくても種が出来ていました。種が知らず知らずでいつの間にか果実がはじけて下にこぼれ落ちたりします。
去年、この苗の種を取って実生しました。まだ5mm程度の大きさです。今ならキリンウチワに実生接ぎもできそうな大きさです。一本刺の赤いのを選んで接いでみましょうか。すごい刺が出るかもしれません。
多肉植物 ブログランキングへ
にほんブログ村
にほんブログ村ご訪問の印に”ピッ”と・・・・
- 2014/05/09(金) 22:19:17|
- テロカクタス
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0

この写真に
三角恩塚ランポーの斑入りが写っています。
おわかりになりますか。

正解は簡単。左手前の苗でした。
恩塚ランポー系は白点が濃いので、斑入りがわかりにくいです。苗に水をかけてみると斑が透けて見えてきます。せっかく斑入りなのに目だたなくて気の毒な感じです。まあ、奥ゆかしいといえば、そういえなくもないですが。
普通のランポー玉の斑入りはほんとに奥ゆかしい感じなんですが。この恩塚ランポーはちょっと損をしているみたいです。また大きくなってくれば印象も変わってくるかもしれません。それまで我慢我慢。
多肉植物 ブログランキングへ
にほんブログ村
にほんブログ村ご訪問の印に”ピッ”と・・・・
- 2014/05/08(木) 22:20:30|
- ランポウ類
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
茶色刺で、白肌の太平丸です。
直径は13cmくらいで、うちの太平丸系では一番の大きさです。これくらいの大きさになるとなかなか直径が大きくなってくれません。新刺は少し出ていますので、多少は成長して居るんでしょうが、はっきりわかるほどではありません。
この湾曲した刺とコバルトブルーの肌色が好きです。一昨年は何度か交配して種も取りましたが、なかなか発芽せず、結局数本の子孫が得られただけでした。

うちでは太平丸系の種は発芽率が極端に低く、ほんの0から数パーセント程度しか発芽しません。それで去年は太平丸の実生は休止状態でした。まだ種は少しばかり残してありますので、少し蒔いてみようと思いますが、余り期待は出来ません。話に聞くと、太平丸の種は後熟種子だという話です。1-2年おいてから蒔く方が発芽率がいいということも聞きます。それに期待してまたやってみようと思います。さてさてどうでしょうか。
多肉植物 ブログランキングへ
にほんブログ村
にほんブログ村ご訪問の印に”ピッ”と・・・・
- 2014/05/07(水) 22:31:14|
- エキノカクタス
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0

再掲載になりますが、去年
キリンウチワから接ぎ下ろしをしました太平丸です。
この写真の時は4月11日でした。このときには春になって成長を開始したばかりで、新刺が出始めた所でした。

そして昨日の写真です。
撮影の方向が違いますが、かなり新刺が伸びてきました。心配した刺落ちもあまりなさそうです。出始めの刺は真っ赤できれいです。柔らかかった刺が次第に固まってくると、黒っぽくなってその後、茶色になってきます。太さは次第に細くなってくる所がちょっと寂しいです。
撮影方向が違うのではっきりわかりにくいですが、全体に体の系も大きくなったように見えます。さすがは成長期、と言うよりも、下に付いているキリンウチワの威力かもしれません。
キリンウチワの成長期は春から秋まで、特に夏の暑いときがもっとも旺盛に成長します。接ぎ下ろしのこの苗たちはどうでしょう。次第に普通の太平丸と同じ成長の仕方になってくるんでしょうか。今年の夏場にどんな成長の仕方を示してくれるかよく観察しましょう。本当は抜いてみて台木からの根だけが出ているのか、穂からの根がも出ているのか確認したいのですが、抜いて成長を害しないか心配な物で。
来年の春位まではこのまま様子を見ることにします。
多肉植物 ブログランキングへ
にほんブログ村
にほんブログ村ご訪問の印に”ピッ”と・・・・
- 2014/05/06(火) 23:00:20|
- エキノカクタス
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0

去年、キリンウチワに接いだ
ヘキラン錦に子が出来ていたので、それをはずして挿し木した苗です。
元々は5個ありましたが、1個は斑の部分が多すぎて育たず枯れてしまいました。
残りの4個はうまく根が出て育っています。1個は斑なし、3個が結構いい斑入りになりました。
接ぎ木苗を下ろすとき、台木を残さずに下ろすとうまく発根しないときが追々あります。この場合はカキコですが、うまく根が出てラッキーでした。元々ランポー系は丈夫で育てやすい方だからでしょう。
普通ランポー系は正木で育てると子供をほとんど出しません。接ぎ木するとかなりの確率で子吹きします。斑入り苗の場合、子の方にも斑が入ることが多く、その子の出る部分の斑柄によって、良い斑柄になったり良くない斑柄になったりします。
この親苗は余りいい斑柄ではありませんでしたが、子供の方はかなりいい斑柄になりました。1本の並斑の接ぎ木苗から極上の斑柄の苗が3本取れたことになります。ほんとにラッキーでした。
これだから斑入り苗の実生接ぎはやめられません。
この親に当たるヘキラン錦は去年から今年にかけて相次いで枯れてしまいました。なんとか次の親苗を育てなければと少々焦っています。これらの苗が開花するまでにはもう2年位はかかるかな。じっと我慢です。
多肉植物 ブログランキングへ
にほんブログ村
にほんブログ村ご訪問の印に”ピッ”と・・・・
- 2014/05/05(月) 22:43:06|
- マミラリア
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
ギムノカリウム属の斑入り種、緋牡丹錦の花が咲いています。11cmの鉢に2本植えています。花は少し赤みがかった白色です。この赤味は斑の色が影響しているようです。兜丸でも斑入りの花は花筒の部分にも斑が入ったようになります。そういう花を受精させると斑入り苗の子が生まれやすいみたいです。今回もせっかく2本同時に咲いたので交配してみました。

一昨年、種を取ったのは全て撒き終わり、結構たくさんの斑入り苗が生まれました。そのうちうまく育ったのはそんなに多くはないですが、そこそこあります。
緋牡丹錦はその種を取って実生すると、かなりいろんなタイプの苗が生まれて楽しめます。赤緑タイプ、赤黒タイプ、緑黄色タイプ、3色の混じったタイプなど様々で、どんなタイプに育つか楽しみがふくらみます。
雌しべが奥まった所にあって、交配はしにくいですが、中を切り裂いてやれば可能です。
この2本は今もう一つ元気がないですが、花だけは次々咲いてくれます。苗の方は元気がないので見た目に魅力が欠けますが、種親としてはまずまずでしょう。将来生まれる苗に期待です。

こちらは典型的は赤黒タイプの苗です。花数は少なめで、交配チャンスが少ないです。一昨年は種親として働いてくれました。斑柄はまずまずでしょう。

これはほとんど全体が真っ赤なタイプです。一部だけ黒い所、つまり葉緑素のある所がありますが、全体の20%くらいです。これで良く育つ物だなーと思います。
葉緑素がが少ないので成長が遅く、ここ2年ほどでほんの少ししか大きくなっていません。花も咲きにくく、去年は一度も咲きませんでした。今年は蕾が見えてきました。うまく開花まで行き着けるかどうか不安です。
斑の部分が多すぎるので、種親としては余り良くないかもしれません。真っ赤な緋牡丹のような苗ばかりになりそうです。やっぱりせっかく種まきするんだから、いろんなタイプが生まれて欲しい。
とりあえず種が取れることを祈っておきましょう。
多肉植物 ブログランキングへ
にほんブログ村
にほんブログ村ご訪問の印に”ピッ”と・・・・
- 2014/05/04(日) 22:15:08|
- ギムノカリウム
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0

4月18日に赤くなった
ユーベルマニアナ・ペクチニフェラ錦の種が十分熟していたようなので収穫しました。

とりあえず、果実を4個収穫しました。少ししわが寄ってこんな感じです。

中をあけると、1個についてだいたい10個前後の種が入っていました。種は結構大きくて1mm強あります。小さな花から種も小さいと予想していたのは見事に外れました。種が大きい分、入っている数は少なめです。
マミラリアの品種の果実もこれくらいの大きさですが、種が小さいので入っている種はもっと多いです。ペクチニフェラは種が大きい分扱いやすく、実生も楽かもしれません。
結局4個の果実から40粒強の種が得られました。種は茶こしに受けて、きれいに水洗いをして乾かしておきます。果肉を丁寧に取り除いておかないと発芽に影響します。この状態で1年位は保管できるでしょう。おそらくそれまでに実生をすることになると思いますが。

交配に使用したもう一株にも種が出来てきました。やっぱり最初は黄色っぽい果実部分が熟すると赤くなってふくらんでくるようです。まだ黄色い果実は残っていますので、まだ種はもっと取れそうです。
最初の斑入り株の方にも後からの分の果実が赤くなってきています。これは2株でかなりの種が取れそうです。早く実生をしなければ。
多肉植物 ブログランキングへ
にほんブログ村
にほんブログ村ご訪問の印に”ピッ”と・・・・
- 2014/05/03(土) 22:38:21|
- ユーベルマニアナ
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0

エピテランサ属の中苗3本です。
奥と左が
月世界、右が小人の帽子です。直径3.5-5cmくらい。去年繁殖のために入手していました。
そして今、写真を撮ったのは次の晴天の時を見計らって、胴切りをしてみようと思っているからです。
月世界は背が低めなので、頭近くを胴切り予定。小人の帽子は背が高くなっているので、上から1/3くらいの所を胴切りして、上の方は挿し木にしようと思っています。さてうまくいきますでしょうか。
胴切りや接ぎ木は今が一番の適期。色々やってみようとは思うのですが、春野菜の用意や雑用に追われてなかなか思うように予定が進みません。
胴切りしたときに経過報告いたします。
多肉植物 ブログランキングへ
にほんブログ村
にほんブログ村ご訪問の印に”ピッ”と・・・・
- 2014/05/02(金) 22:47:08|
- エピテランサ
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0

去年キリンウチワに実生接ぎした
太平丸に子が出来た物を、はずして袖ヶ浦に接いだ苗です。刺がいいので
強棘太平丸という所です。
接いだときは1.5-2cmくらいでしたが、約1年で、4-5cmくらいにまで大きくなりました。袖ヶ浦は成長期が長く、春先から晩秋頃まで成長してくれます。この苗たちも去年の秋、かなり寒くなる頃まで成長していました。それで結構穂の成長も早いです。

これらの苗は自家産の強棘太平丸と、メサガーデンからの輸入種子SB-409と言うフィールドナンバーの付いた種子の実生接ぎです。
太平丸の新刺は赤くて本当にきれいです。中には黄色刺系の苗もありますが、やっぱり赤刺が魅力があります。特に新刺は太くて立派です。最初は刺も柔らかく、さわると取れそうになります。それが2-3ヶ月すると硬くなって、次第に色が茶色か、白系、黒系などに変わってきます。硬くなると刺の太さは半分近くまで細くなってしまいます。出始めと同じ太さが維持できればすごい刺になるのですが、なかなかそうはいきません。
この刺がもっと太くて長くなるように、液体肥料を追加してやろうと思います。秋までこんな刺がつづけばいいんですが。
多肉植物 ブログランキングへ
にほんブログ村
にほんブログ村ご訪問の印に”ピッ”と・・・・
- 2014/05/01(木) 22:40:00|
- エキノカクタス
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0