
写真は
マミラリア・ペレツデラロサエ変種アンダーソニーです。
そう、ペレツデラロサエの中刺が直棘になった変種です。去年実生して少しだけ発芽し、それをキリンウチワに実生接ぎしました。それが、ようやく少し大きくなってきて、2.5cmくらいになりました。
縁棘が白く、リング状になっていて、その中から黒い直棘が出ています。いいですねー。この姿好きです。
思えば3年前からこの直棘のアンダーソニーの存在をネットで見て知り、何とか入手しようと種を輸入して蒔いたりしましたが、うまくいきませんでした。
一年目は種は入手できましたが発芽はゼロでした。2年目は種が売れ切れで入手できずだめ。3年目に別の業者から入手した種がようやく発芽して、実生接ぎすることが出来ました。
元々ペレツデラロサエは好きでしたが、そのかっこいい鈎棘は扱うのに難儀します。何度か、服の袖口などに引っかかって取るのに難儀しました。そんなときネットでマミラリアの品種のきれいな苗がないかと探していると、ペレツデラロサエの直棘変種があると言うではないですか。何とかそれを入手したいと思い始めて3年超。ようやく念願が叶いました。

もう1本のアンダーソニーです。
こちらは群生していてまだ1頭当たりの大きさは1.5cmくらいです。色は全体に赤っぽい感じ。少し成長点付近が白くなりかけている様なので、将来は白くなることを期待しています。ペレツデラロサエは大きくなってくると少しずつ感じが変わってくることが多いです。とりあえず将来に期待です。
当面の目標はこの2株を交配して種を取ることです。果たしてこの冬花が咲いてくれるでしょうか。
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- 2014/07/31(木) 22:49:29|
- マミラリア
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昨日は
亀甲牡丹の実生接ぎ苗のご紹介をしました。
同時に実生した苗で接ぎ木しないのがありますので、今日はそちらを掲載いたします。
上の鉢には4種類の苗が生えています。右側中央のが亀甲牡丹です。他の苗に比べて格段に小さいのが見て取れます。この鉢は幸い虫の害なども出ていませんので結構うまく育っている方です。
右上と右下はエキノセレウスの和名のない品種、左は亀甲ヘキランと恩塚三角ランポーの交配種です。共に小さな物で7mmくらい、大きな物は1cm強の大きさです。
それに対して亀甲牡丹はまだ5mmくらいで、疣が出始めたような段階です。やっぱり牡丹類というのは成長が遅いですね。こんなに遅いなら接ぎ木に頼りたくなるのは誰しも同じです。
まだこれくらいなら実生接ぎでも出来そうです。追加でキリンウチワに接いでみようかな、なんて。
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- 2014/07/30(水) 22:49:16|
- 牡丹類
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去年、自家採種の亀甲牡丹の種を蒔きました。
一応発芽は順調にいき、かなり高い確率で発芽しました。その中から数本キリンウチワに実生接ぎしました。
上の苗は、実生接ぎ後、約1年で、まだ2.5cmくらいですが、今年の春に花を付けました。体が小さいので花も小さくミニチュア細工のようでした。本来なら5-6cmにならないと開花しませんが、キリンウチワの威力を実感しました。
http://ysc726.blog.fc2.com/blog-category-1.html その後、少しワタムシの影響もあったのか、成長は控えめです。それでも成球のような疣の形になり、綿毛も伸びてきました。のの苗は綿毛が多い系統のようです。今年の秋にはまた花を付けてくれるでしょうか。

こちらは少し遅れて接ぎ木した苗です。ワタムシの被害の跡が見られます。成長点の付近が黄色いのは斑入りかどうか微妙な所です。この苗の親苗も斑入りのように見えるのですが、成長期になると黄色い斑の部分がほとんどなくなり、成長が止まると黄色っぽくなるようです。どうも、紅葉ヘキランの性質と似ています。斑入りなら貴重なので嬉しいですが、もう少し経過を観察しないといけません。
また定期的にご報告したいと思います。
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- 2014/07/29(火) 22:38:09|
- 牡丹類
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去年の実生接ぎ苗から、
ヘキラン錦のご紹介です。
去年の夏頃キリンウチワに実生接ぎしたヘキラン錦です。今3cmくらいになり、ようやく形が安定してきました。この苗は珍しく子吹きせず1頭だけです。先日ご紹介した今年実生接ぎしたヘキラン錦はほとんどが子吹きしています。キリンウチワに実生接ぎした苗の中では、子吹きしない物の方が珍しい位です。もちろん、普通の実生苗の正木の物はほとんど子吹きしません。やっぱりこれはキリンウチワの成長力が良すぎるからでしょう。
斑柄は半柄で、たいしたことはありません。種親に使うといいでしょう。

こちらは10頭位の群生株になっています。緑の子や、ピンク色の子、緑と赤の混じった子など色々です。
子吹きした苗はそのまま群生株として育てるのもありですが、子吹きがいやなら子をはずして挿し木にするか、別の台木に接ぎ木すれば数が増えて得した気分になります。1-2cmの大きさの苗なら、袖ヶ浦に伸縮包帯で接ぐとうまく接げます。
キリンウチワは5mm以下位の小さな実生苗はいいのですが、それ以上の苗には適しません。この辺は苗の大きさに応じて使い分けるのが得策です。
この苗も、もう少し大きくなれば切り分けて、接ぎ木し直すのが良さそうです。2-3本はいい斑柄の苗が取れそうです。ピンク色の全斑の部分も変わっていて面白いです。緋牡丹錦のランポー版のようです。この苗も季節によって色が変わるのでしょうか。また観察しましょう。
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- 2014/07/27(日) 22:48:41|
- ランポウ類
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去年の実生接ぎ苗・緋牡丹錦の続きです。
今年冬のワタムシらしき害虫の被害で多くの苗に被害が出ました。この日牡丹錦の実生接ぎ苗もその一つです。成長点付近が見にくく枯れたようになっています。おそらく虫に食われたためだろうと思います。バッタなどならただかじるだけで、肉が欠けるだけですみますが、どうもこの害虫は毒素らしき物も出すようで、茶色く腐ったようになったり、サビ病が広まった苗もありました。何本かは枯れてしまっています。この緋牡丹錦は何とか新しい成長点が見えてきましたので、そのままにしています。うまくいけば復活してくれるかもしれません。斑柄は結構いいので復活してくれるのを期待しています。

こちらは少しだけ傷跡が残った苗です。これくらいなら大きくなればわからなくなりそうです。でも全体に成長が今ひとつです。もっと旺盛に成長してくれてもいいはずなんですが。害虫の影響が少し残っているような感じです。今2.5cmくらいなので、もう花が咲いてもおかしくない位だと思うのですが。今のところ開花の兆しはありません。

こちらは、被害の出ていない苗です。斑柄は今のところ平凡です。成長点付近の斑の出方で多少は良くなるかもという期待はあります。将来種親としては使えそうです。
他にも何本か緋牡丹錦の実生接ぎ苗はあります。でも斑柄のいい苗は少ないです。極上斑といえるような斑入り苗はなかなか簡単には得られません。だからこそ作り出す楽しみがあるということも言えますが・・・・。
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- 2014/07/26(土) 23:05:18|
- ギムノカリウム
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先日、
太平丸・ニコリー系の種子を収穫しました。合計5種類です。
約1ヶ月と少し前、太平丸類の花が咲きそろい、一度に5株同時に開花しました。
太平丸・ニコリーのNo1の苗、花王丸、雷帝、黒刺太平丸、強棘太平丸の5株です。前にブログで書きましたが、ニコリーには別のニコリーからの花粉を付け、その他の苗にはニコリーのNo1の花粉を付けています。そしてそれぞれが無事授精して種が取れました。
上の写真のような種です。同じ1個の花からでも、その授精の仕方や花の大きさなどで、取れる種の数はかなり異なりました。種の数の一番少なかったのはニコリー×ニコリーで約40粒位、一番の多く取れたのは花王丸×ニコリーと雷帝×ニコリーで共に100粒位でした。結構多く取れて驚いています。
いずれも片親にニコリーを使用していますので、かなりいい刺が期待できます。雷帝や花王丸は刺が太いのでニコリーの性質と合わさって面白いのが生まれる可能性があります。
一応それぞれを少しずつ試し撒きをしてみようと思います。ニコリー系は発芽率が悪そうです。以前ネットで買ったニコリーの種はほとんど発芽しませんでした。果たして今回はどうでしょう。うまく発芽してくれますように・・・・・。
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- 2014/07/25(金) 22:18:17|
- エキノカクタス
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昨日までは今年の実生接ぎ苗でしたが、今日は去年の実生接ぎ苗のご紹介です。
去年は結構多くの
緋牡丹錦を実生接ぎしました。前にも何度か掲載していますが、今年初めのワタムシらしき害虫の被害でそのうちのいくつかがやられました。成長点をやられて枯れかけたり、見にくく傷跡が残った物も出ています。たとえ接ぎ木していても害虫にやられると枯れることも往々あります。
今日ご紹介する苗は幸い害虫の被害を受けなかった苗です。去年の夏頃接ぎ木した苗で、今、2-3cmと言う所です。
上の写真の苗は緑、黄色、赤の3色が混じったきれいな斑入り苗です。斑柄もまずまず。緋牡丹と言うには赤くないので黄牡丹と言うべきかも。このままの姿で大きくなってくれればいうこと無いんですが。斑入り苗は育つにつれ斑柄が変わるので、しばらくは見守る必要があります。

こちらは黄色と緑ですが、子の方に赤味が出ています。裏側は赤い斑の部分があります。こういうのはある程度大きくなるまで待って、子をはずして別の台木に接ぎ直しすれば、いい斑柄の苗が出来ることがあります。案外こういう黄色の斑柄の苗は珍しいかもしれません。今後に期待です。

これは子吹きがいっぱいで、何とも表現しにくいです。黄色と赤の部分が多いですが、緑の部分もあります。3色混じっている部分は結構いい斑柄のもありそうです。もう少し大きくしてから子をはずしてみようと思います。カキコとして実根で育てるのもいいですが、やっぱり接ぎ木の方が成長が早いので接いでしまう方に気持ちは傾いています。

これは小さな子供がいっぱいです。害虫にやられて茶色くなっている部分があります。斑柄は赤の部分が多く、黄色と緑が混じるような感じ。斑が混じることが少なく、単色の部分が多いので、斑柄としては物足りません。この苗はどちらかというと石化に近い感じなのでそのまま育てる方が良さそうです。子だらけのお団子のようです。
去年はたくさん実生しましたが、去年の種はなくなってしまいました。幸い、今年咲いた花で交配が出来て、果実がふくらんできています。今年収穫予定の種に期待です。緋牡丹錦の実生はいろんなタイプが生まれるので、やってて楽しいです。種が小さいので、1個果実が採れれば種は200-300個くらいは取れます。当分は楽しめるでしょう。
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- 2014/07/24(木) 23:10:24|
- ギムノカリウム
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今年の実生接ぎ苗の続きです。
上の写真は自家採種種子のテロカクタス・紅鷹です。大きさ1cmくらいできれいな赤く太い刺を出しています。両親共に刺はかなりいいタイプなのでいい刺が望めそうです。接ぎ木によって、実生では出ないようないい刺が出ないか期待しています。

こちらはユーベルマニアナ・ペクチニフェラです。
接ぎ木から1ヶ月を経過しましたが、ほとんど大きくなりません。5-6本接ぎましたがどれもうまく接げなかったり、成長しなかったりです。実生苗が細すぎるからでしょうか。それともキリンウチワとの相性が悪いのでしょうか。ペクチニフェラは南米産のサボテンと聞きます。南米のサボテンと北米のサボテンは産地も大幅に違うし、性質も全然異なるかもしれません。実生苗はまだたくさんあるのでもう少し実験して経過を見てみます。



以上3本、エキノカクタス・太平丸です。上の2本は直径1cm強の大きさですが、赤く強い刺を出して、もう子吹きし始めています。
刺はきれいですが、刺の形がちょっと直線的です。私の好みとしてはもっと湾曲した形が好きです。でもいい刺が出ればまず合格としておきましょう。
一昨年も同じように子吹きしていました。ですので、今回も同様にして育てようと思います。子吹きはそのままにして、苗の大きさが2-3cm位までそのまま育て、出ている子が1.5cmくらいになったら切り離して、別の袖ヶ浦に接ごうと思います。そうすればまた数が増えます。
そんなに太平丸ばかり増やしてどうするんだ、という声が聞こえてきそうです。そのうち接ぎ下ろしをして、どこかで処分しましょうか。
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- 2014/07/23(水) 22:58:28|
- エキノカクタス
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一昨年からキリンウチワの実生接ぎを始めて、かなりたくさん接いできました。たくさん接ぎ木をする割に成功率が低く、うまく接げなかった苗がたくさん出ています。そんな苗はそのまま置いておくと台木から子が出て、また接ぎ木の出来る台木になります。そんなのがいっぱい出来た物でキリンウチワの台木には事困らなくなっています。精を出して使っていかないと台木だらけになってきます。
そんなわけで、ことしもキリンウチワの実生接ぎをちょくちょくやっています。
今日はそんな、今年の春に実生接ぎした苗をご紹介します。
上の苗は、
亀甲ヘキランの種子で、斑入りらしきのを選んで実生接ぎした物です。今1cm前後ですが、斑入りなのかどうかよくわからないような感じです。少し緑の濃い部分と薄い部分があるので、それが斑入りなんだろうと思います。去年も実生苗でも小さな時は斑の状態がよくわからないものがありました。2-3cmくらいになればはっきりしてきそうです。

これも同じ時の斑入りらしき苗でした。今は全体が茶色くなって斑入りなのかどうかわかりません。まだ1cm足らずなのに子吹きしています。この子は1-2cmくらいまではそのままにして置いて、ある程度大きくなったら袖ヶ浦に接いでやるのがいいでしょう。一昨年はこの方法で強棘太平丸がたくさん育ちました。今回もうまくいけばいいんですが。

こちらの苗も同じ時の実生です。この方がもっと茶色いです。斑入りのはずなんですが・・・・。刺が出ていますが大きくなるにつれなくなるでしょう。以前、兜丸の実生接ぎをしたときも、2cmくらいまでは刺が出ていましたが、次第になくなり、今では普通の疣だけになっています。面白い物です。
接ぎ穂が横を向いています。キリンウチワに接ぎ木すると良くこうなります。切り口の一部だけがくっついていると横を向くことが多いみたいです。無理矢理矯正すると、もげてしまいそうですので、そのままにしています。大きくなるにつれ少しずつ直ることが多いみたいです。
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- 2014/07/22(火) 22:41:15|
- ランポウ類
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一昨年実生したロホホラ属・銀冠玉の実生苗です。ようやく1.0-1.5cmくらいになりました。自家採種の種子です。今年の初めから親苗と同じ強光線下での栽培をしていますが、やっぱり日差しがきつすぎるのか成長は今ひとつです。少しこぶれたのや成長障害の苗も見かけます。どうも全てを順調に育てるのは難しいです。
この苗も植え替えの時にオルトランを入れていたかもしれません。そうするとまた植え替えが必要になります。こういう実生小苗の場合、オルトランを鉢中に入れていたのとそうでないのがあり、どちらかはっきりしないものが多いです。念のために抜いてみたほうがいいかもしれません。土が崩れてしまったら結局植え替えになってしまいます。ちょっと迷う所です。夏の暑いときの植え替えはサボテンにとっても、人間にとってもかなり負担です。どうしようかな・・・・・。

こちらは同じ時の実生苗をキリンウチワに実生接ぎした苗です。主頭が4cm、子を含めると5.5cmくらいになりました。今年の春先から花も咲くようになりました。成長点付近が少し茶色っぽくなっています。これはおそらくワタムシのせいだろうと思っています。
なかなかサボテンをきれいに育てるのは難しいです。特に体が柔らかい品種は傷が付いたり、腐ったりしやすいみたいです。この銀冠玉もやっぱり難しそうです。
去年蒔いた銀冠玉の実生苗がもう一鉢あります。それも植え替えしないといけないのですがなかなか時間が取れません。ちょっと世話不足にも問題がありそうです。反省・・・・・。
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- 2014/07/20(日) 22:21:00|
- ロホホラ
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最近本格的に暑くなってきて、夏型のサボテン、コリファンタ属のサボテンが花を付け始めました。
上の写真は
獅子奮迅です。40年以上前からあるサボテンですが大きさは直径、9cm高さ11cmくらい。余り大きくなっていません。3年位前までは干からびてずーっと休眠したような状態でした。植え替えをして世話をしてやると少し大きくなってきて、花も付けるようになりました。下の方は角質化して茶色くなっています。これが40年の歳月を表しています。
それでも、最近成長した上の方はかなり生き生きとしてきれいです。成長点付近には白い綿毛が増えてきました。雪をかぶった山のようです。直径はこれ以上大きくはならないようで、子が増えてきています。ゆくゆくは群生株になっていくんでしょう。コリファンタの中でも結構魅力的は品種だと思います。もっと注目されてもいいと思うんですが。

こちらは、
トリプギオナカンサ。コリファンタの中では比較的新しい品種のようです。わたしの若い頃にはなかった品種です。
太い3本の中刺が湾曲して出て、力強くて勇ましい、そんな所が魅力です。よく見ると、獅子奮迅と同じ刺の出方をしています。同じコリファンタ属であることが納得できます。近縁種といってもいいでしょう。一番の違いは刺の太さ。やっぱり刺の太いのは魅力です。
花は獅子奮迅もトリプギオナカンサもほぼ同じような感じ。黄色の花で、先端がわずかに赤味を帯びて、獅子奮迅の方は雄しべが赤く、トリプギオナカンサは雄しべが黄色、雌しべは両方とも黄色。2輪同時開花というのも本当によく似ています。
この苗、以前ネットで原産地球の写真を見ましたが、刺のすごさがうちの苗とは比較にならないほどすごかったです。内地での実生であんなのが出来ないかと、昨年種を蒔きましたが、うまく育ちませんでした。
今年、前回トリプギオナカンサが咲いたときに、自然授精していて種が8粒程だけ取れました。せっかくだから次回、太平丸類と一緒に蒔いてみましょう。発芽したらキリンウチワに接いで、どんな強い刺が出るのか試してみたいと考えています。さて思い通りにいくでしょうか。
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- 2014/07/19(土) 22:06:05|
- コリファンタ
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前にご紹介した太平丸の接ぎ木苗で、自家実生苗での初めての花を付けた
太平丸の台木の袖ヶ浦から蕾が出てきました。
今までも何度か台木からの蕾が出てきたことはありましたが、結局開花まではいたらず、途中で落ちてしまっています。でも今回は開花しそうです。台木からの花の開花は結構珍しいと思います。
この写真は3日前の物で、実際にはもう開花は終わってしまいました。ちょうど昨日の夜咲いたようで、今日の昼見たときにはしぼんでしまっていました。結局咲いているときは見れずじまいでした。夜咲きの花はこんな事も結構あります。
せっかく楽しみにしていたのに残念なことです。
花の咲き終わった後の台木をよく見ると、少し痩せたような感じに見えます。どうやら花の方に養分がかなり行ってしまったようで、台木や穂にとっては花を咲かせる事は余り良くないことなのかもしれません。今度からは蕾の時に摘んでしまうことにしましょう。やっぱり接ぎ木苗は穂を育てる物なので、穂に悪い影響のある物はなくす方がいいでしょう。
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- 2014/07/17(木) 22:58:12|
- 接ぎ木・接ぎ下ろし
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先日、花の付いているのをご紹介した、
クラインジア・刺なし麗光殿を植え替えようと抜いてみました。
そうすると、根は植え替え時からほとんど伸びていなくて、苗の下の方が赤く腐りが入っています。全く去年の春から成長していないのはこのせいでした。原因は、やっぱりオルトランの薬害のように感じます。
その腐りの部分を取り去ると上の写真のような状態に。幸い、腐りは上の方までは届いておらず、何とかその上の方は大丈夫そうでした。
ちょうど植え替えを始めた日には少し晴れ間も出ていましたが、夕方から崩れ、夜になると雨になってしまいました。刺なし麗光殿の腐りを取り去った時でしたので、天候の悪化は乾燥が悪くなり、心配でした。
一応少しは乾きやすいようにと、部屋の中に取り込んで置いていました。

そうすると、翌日にはこんな格好になってしまいました。
乾燥が悪く、赤ぐされの菌が繁殖してしまいました。やっぱり梅雨時は要注意です。とはいえ、腐りをそのままにしておくのも問題です。
梅雨時や、悪天候の時でも接ぎ木や胴切りが出来るような乾燥した状態の部屋または容器が必要だなと痛感しました。乾燥剤を大量に買い込んで、密封した容器に入れてやってみますか。
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- 2014/07/16(水) 23:08:43|
- クラインジア
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エキノカクタス・太平丸変種ニコリーにも果実が出来ました。ピンクのかわいい果実です。
この種親はうちのNo3のニコリーです。一応ニコリー同志の交配です。うちでは今まで開花期が合わずにニコリー同志の交配は出来ませんでした。今年はニコリーが結構花を付けてくれて、初めて交配できました。開花時期は微妙に1日ずれていましたが、先に咲き終わった花から花粉を取って何とか授精させることが出来ました。花が終わると雌しべは腐ったようになり、すぐに使い物にならなくなりますが、花粉は翌日位までは大丈夫そうです。

これが果実を取った所です。どうにか、下の方から取れて、種がこぼれることはありませんでした。果実の中程から取れてしまうと、種がこぼれてしまいます。もしそうなったらこれを使っています。

昨日言いましたように、赤ちゃんの鼻水を吸い取るときに使う道具です。孫が生まれたときに娘が使っているのを見てこれはサボテン用に使用できそうだと思い、使ってみました。
細い方をサボテンの果実(種)の方に向けて使います。吸い口から空気を吸い込むと、種が中央の容器の中に入ります。余り勢いよく吸いすぎると、種が口の中まで入ってしまうことがありますので要注意です。
これで、ようやく念願のニコリーの種が取れました。少しだけ例の風呂漬けにして蒔いてみましょう。太平丸類の種は後熟種子で、すぐに蒔いても発芽しにくいという話も聞きます。実際にそうかどうか、実験してみましょう。全部一度に蒔いてだめならショックなので、少しだけやってみることにします。また経過はご報告します。
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- 2014/07/15(火) 22:44:10|
- エキノカクタス
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1ヶ月ほど前交配した
太平丸系、強棘太平丸の苗に果実が出来ました。
太平丸は交配した後、2-3週間は花殻がそのままで、ちゃんと授精しているのかどうか見てもほとんどわかりません。受精していない花殻は1週間位で引っ張れば取れます。授精していると、引っ張っても取れません。それで授精しているのかどうかを見分けられると言う程度です。
そして果実が熟してくるとピンク色になってニョキッと飛び出してきます。そうすればもう収穫時期です。この苗ももうそろそろ大丈夫そうです。収穫時には、この果実を引っ張れば取れますが、果実の中程からちぎれてしまうことがあります。そうすると種がこぼれて、どこかに行ってしまうこともありました。引っ張るときは注意深く、慎重に。
太平丸の種は果実の中でぱらぱら転がるような状態になっています。ランポーなどのように紐状の物で繋がっていれば転げ落ちることもないのですが、そんなのはありません。
この果実は花粉親にニコリーを使用していました。生まれてくる子は、強棘太平丸か、ニコリーに近い刺の長い太平丸になるかと期待です。
私はそんな種を回収するのに、赤ちゃんの鼻水を吸い取るときに使う器具を使用しています。これならピンセットなどよりも確実です。種がこぼれると回収するのに結構時間がかかります。今日は時間がないので、収穫は後日にしようと思います。
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- 2014/07/14(月) 22:40:50|
- エキノカクタス
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5月10日に胴切りした、エピテランサ中苗の3株にも子吹きが始まりました。
月世界、小人の帽子、かぐや姫?です。
昨日の月世界の大株よりも以前に胴切りしたのですが、子がで始めるのはこちらの方が時間がかかりました。これは苗の大きさ、成長力の差でしょうか。やっぱり小さめの苗は根の張り方も大きな苗よりも少ないので、そう成長の早さも劣るのだと思います。
この写真の左の苗はよく見ると月世界ではなく、かぐや姫のようです。苗が小さな時はよく似ていて見分けがしがたいです。
刺の一番細かいのが小人の帽子、その次が月世界、一番粗めなのがかぐや姫です。この3株は一度に購入したので、その詳細がわかりませんでした。それぞれ3種類とも個性が出てくれば、比較できておもしろいだろうと思います。
前に試した、かぐや姫の芯止めは約3年でどうにか見られる群生株になりました。この3本もそれくらい待たないと仕方ないです。早く大きくなーれ。
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- 2014/07/13(日) 23:08:30|
- エピテランサ
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6月1日に胴切りをした、
エピテランサ・月世界の群生株にようやく小さな子がで始めました。
1ヶ月と少し、やっぱり結構時間がかかります。まだ子も出始めですのではっきりとはわかりませんが、今のところ子の数は20個位。全体に均一に出るのかと思いきや、まばらにぽつぽつと出ています。おそらくこの後も子は出てくると思います。最終的には30-40個くらいになれば最高かなと思っています。そうすれば先日載せた、姫春星のような格好になるかななどと想像しています。
しかし、成長は結構遅めです。立派な群生株になるには最低3-4年はかかりそうです。まあ、じっくり育てるしかないですね。
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- 2014/07/12(土) 22:15:03|
- エピテランサ
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クラインジア・薫光殿にきれいに花が咲きました。濃いピンクの花が白毛に映えて綺麗です。
薫光殿は中刺が黄色い品種、中刺の赤いのを麗光殿と言います。この中刺、金色をしてきれいなのですが、鋭い鈎棘になっていて、引っかけるとさあ大変。なかなか取れません。いつも植え替え時に泣かされます。この中刺がなければいいのになーと思うこともあります。そんな思いにかなうのが下の写真の
刺なし麗光殿です。

中刺がないので、麗光殿とも薫光殿とも、どちらでもないとも言えますが。一応購入時に刺なし麗光殿という呼び名で買ったので、そう呼んでおきましょう。
この刺なし麗光殿、毎年花を咲かせますが、花の大きさ花びらの形など少し薫光殿の方が勝っています。おそらく交配で作り出されたのでしょうが、原種の薫光殿の方が本来の良さを持っているようです。
この刺なし麗光殿、少し元気が足りないみたいです。一昨年まではもっと元気が良かったようです。ひょっとすると、昨日載せましたオルトランの薬害?のせいかもしれません。おそらくこの苗も鉢の中程にオルトランが入っているはず。季節外れの植え替えになりますが、土を新しくして様子を見ようと思います。
結果がすぐに出ればいいんですが、半年位しないとその効果、影響は出てこないでしょう。すぐに結果がわからないのがもどかしいです。
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- 2014/07/11(金) 22:49:39|
- クラインジア
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私が3年前に実生した自家実生の
マミラリア・白星(桃花)です。
去年までは順調に育っていましたが、今年の春先に植え替えしてから調子が悪いです。全然大きくならず、何か疣は茶色くなってきているようです。

抜いてみると、こんな感じです。 根は腐ってはいませんが、伸びが悪く、全く土の中に入っていません。
よくよく見てみると、去年から今年にかけて植え替えした苗は、調子の悪いのが多いです。一昨年まではまずまず順調でしたが、去年あたりから発育不良の物が増えてきました。
なぜなんだろうと考えてみると、ひとつ心当たりがあります。それは植え替えの時に鉢の中に殺虫剤のオルトランを入れていたことです。
私の温室では2-3年前から根ジラミが発生して、サボテンたちの成長を阻害してきました。それを退治するためにダイジストンを鉢の中程にぱらぱらと蒔いていました。そのダイジストンが2年ほど前に生産終了となりました。そのため他の薬剤をと言うことで、オルトランを使用し始めました。
一見同じような顆粒タイプなので、同じ使い方でいいかなと思い、鉢の土の中程にぱらぱら蒔くようにして植え付けました。
どうも、その後、調子が悪いようです。去年から今年にかけて植え替えしたほとんどの苗に、同じようにオルトランを使用しています。この白星もそうです。他のサボテンで調子が良くないのを抜いてみると、根がオルトランの部分になるとそこからうまく伸びていない物がほとんどです。全く根が伸びずに枯れてしまった苗もあります。
ダイジストンは一見石のような硬い素材の薬剤がしみこまされていたようで、それが少しずつ溶け出して長期間効くようでした。それに対してオルトランは薬剤がすぐに溶けて、その周り全体に広まるようです。その効き方はダイジストンとは全く違うみたいです。
サボテンの場合、根が直接オルトランに触れると成長が阻害されるように感じます。特にマミラリアなどの肉質の柔らかいものにその影響が出やすいように感じます。
今まで数鉢抜いてその影響はまず間違いないという結論に至りました。これから他の苗も植え替えをし直そうと思いますが、せっかく植え替えした苗をまた植え直すのは大変な労力です。考えるだけでうんざりします。皆さんも薬剤を使用するときはお気を付けください。
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- 2014/07/10(木) 23:08:40|
- マミラリア
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一昨年の実生苗で、
紅葉ランポー系の斑入り苗が数本ありました。
いずれも、赤味が強くて、斑の部分が多く、正木で育てていましたが生育が良くありませんでした。斑入り苗で、斑の部分が6割以上あるような苗は、葉緑素が足りないため成長が遅く、性質も弱いため枯れたりすることが多いです。
そこで思い切ってそのうち4本を袖ヶ浦に接ぎ木しました。写真は接ぎ木後1ヶ月半位です。

こちらは接いだときは全身がピンク色でした。少し成長し始めたのか、成長点付近から緑になってきました。やっぱり成長期には緑が強くなってきます。

こちらも下の方には緑の部分もありますが、上の方は斑の部分が多くなっています。こんなのを正木で育てるのはかなり難しいでしょう。こんな時はやっぱり接ぎ木に頼る方が安心です。夏場に大きくして、秋冬に赤くなってくれれば理想的なのですが。

これも緑とピンクの混じった複雑な色をしています。接ぎ木前から根本に傷がありました。斑入り苗はこういう傷もいきやすいです。一応接げているので何とか育ってくれるでしょう。

これらは同じ時の実生ですが、これが一番大きいです。赤味が少なく、緑の部分が比較的多めです。葉緑素が多い苗は生長もいいです。
先日の紅葉ランポー系の実生苗も同じですが、これから夏場は緑が濃くなってきそうです。接ぎ木苗でも同じような色変化が現れるのか、じっくり観察していましょう。
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- 2014/07/08(火) 23:00:38|
- ランポウ類
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先日、
マミラリア・ペレツデラロサエの群生株をご紹介をしたばかりですが、昨日見るとこんなのが・・・・。

なんだこりゃ・・・とびっくり。
何かの糞みたいですが、何でしょう。結構大きくて長さは2.5cmくらいあります。それに少し粘膜のような物も。どうもよくわかりません。ナメクジ? バッタ? 見当が付きません。
周りを見渡してみても、何か食われたような所も見あたりません。犯人がわからないので気味が悪いです。とりあえずきれいに取り除いて、掃除をしておきました。
念のために、虫が嫌うといわれるニームオイルがありましたので、それを薄めて散布しておきました。
やっかいな虫でなければいいんですが・・・・。
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- 2014/07/07(月) 22:39:33|
- マミラリア
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最近、梅雨時で、うちのサボテンたちには成長している物はその姿を大きく変えているのがあります。
上の写真は、一昨年の実生苗で
紅葉ランポー系の苗を集めた鉢です。大きさはまだ1.5-2.5cmくらいです。これだけを見ていると全く普通のヘキラン、ランポー玉という感じで、変わった様子はほとんどありません。少し違うといえば、ヘキランの上の方が少し黄色っぽいかなという程度です。
それが、この3ヶ月位前にはこんなでした。

全く感じが違うのに驚きです。
これは3月21日の写真ですが、このときは成長点が赤くなってきたので、これから全体が赤くなってくるのかと思っていました。それがしばらく見ないうちに赤味が全く消えてしまいました。
そういえば、中苗の紅葉ヘキランも今はほとんど緑一色になっています。どうも紅葉ヘキランは成長期には緑になるみたいです。そして、秋口になって成長が終わってくると色が付いてくるんでしょうか。今の私にはその辺がもう一つよくわかりません。
やっぱり紅葉ランポーというからには赤または黄色くないと魅力がありません。早く赤くなってくれないかと心待ちにしています。色変わりの要因をつかまなければ・・・・。
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- 2014/07/06(日) 23:30:04|
- ランポウ類
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私が実生した
エキノカクタス・太平丸の中で初めての花が咲きました。自分自身の蒔いた苗が花を付けるのは何とも言えず嬉しい物です。
3年前に自家実生して、発芽仕立ての苗を実生接ぎし、その苗から出てきた子を別の袖ヶ浦に接いで、それが育った苗です。大きさはまだ6cmくらい。その時の同じ兄弟の苗が10本近くありますが、その中では少し小さめの苗です。一番大きいのは7.5cmくらいになっているのもありますが、そちらはまだ花を咲かせていません。
体の直系が6cmで花の直系も同じ位。それも2個同時開花です。花色はかなり濃いピンクで、中心部分は真っ赤です。花びらは細めで、数も少なく、ちょっとまばらな感じ。
刺はニコリーに近いような湾曲した長い刺で、棘色は赤味が強いです。分類としては強棘太平丸ということになるでしょうが、かなりいいタイプだと思います。
ちょうど同じ時にニコリーが花を付けていたので、片方の花だけ交配しておきました。この大きさで2個も種を取るのは負担が大きすぎると思って、1個だけにしています。これが授精すれば、かなりいいタイプのニコリーに近い苗が出来るのではないかと期待しています。
今から風呂漬けして蒔くのを心待ちにしています。発芽率が良ければいいんですが。捕らぬ狸の皮算用ってなことにならない事を祈っています。
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- 2014/07/05(土) 23:07:01|
- エキノカクタス
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前回、
太平丸の種を風呂の中に浸けて、蒔いた所、好結果が出たことをご報告しました。
その後、一応発芽は順調で60-70%くらいは発芽したようです。今は、育苗器から出して温室内の棚下で外気に慣らすようにして置いています。成長は少し遅くなりますが、良くしまった苗が出来ます。
今度は、去年から置いていた太平丸系の種の残りを全部蒔いてみようと、同じく24時間風呂に浸けてやってみました。
前回は2日間浸けていましたが、発芽し始めるまで4-5日かかっていたので、今回は4日間浸けることにしました。
不織布で出来たティーバッグの中に種類別に分けて、24時間風呂の湯の中の器具に輪ゴムで止めて、4日間放置しました。
そしてそれを蒔いてみると、期待したほど早く発芽することなく、4日間入れても余り変わりはなさそうな感じでした。
上の写真は上と下が太平丸系花王丸です。ぽろぽろ発芽していますが、発芽率は低そうです。
右側は瑞鳳兜、左はペクチニフェラです。これらは風呂には浸けていませんが、問題なく発芽しています。

こちらは太平丸系ばかり、4種類蒔いています。発芽率のいい物と、悪い物があります。上側と左側は片親がフランクリンです。どうもフランクリン系が発芽しにくいみたいです。
元々、普通に蒔くとほとんど発芽しないことが多いので、これだけでも私としては満足ですが、もっと発芽率を上げることが出来ないか、また色々試してみたいと思います。もう去年の種はなくなりました。今年も何個か交配しています。種が取れたらまたやってみたいと思います。ご期待ください。
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- 2014/07/04(金) 22:44:15|
- 実生・採種
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これは
マミラリア・ペレツデラロサエ。この苗はうちでは一番古い苗です。とはいっても4年ほど前に群生株を大阪の山城愛仙園で買った物ですが。
その後、根腐れを起こしかけて、根をほとんど取ってしまったりして、成長が順調ではありませんでした。それで、4年経っても余り大きくなっていません。
去年位からようやく少しずつ成長し始めた所です。今、赤い新刺が少しで始めました。少しは成長しているようです。
このペレツデラロサエの赤黒い新刺、いいですね。マミラリアで赤い色の刺を出す物ってあまりないようです。太平丸とか、フェロカクタスとは違った魅力です。白い刺と赤黒い鈎棘、他では味わえない魅力です。

こちらは、一昨年胴切りして作った群生株で、一番上の苗よりのずっとあとの苗です。成長が順調にいったので2年で10cm強の大きさまで育っています。うまく育てば結構成長は早いほうです。
これも赤い新刺が出始めました。つい先日までは成長の気配がなかったですが、最近新刺が出始めた所です。こんな真夏に成長するんでしょうか。マミラリアは秋から冬にかけて成長、開花するものが多く、夏場は休眠する物と思っていました。このペレツデラロサエは真夏に成長するんでしょうか。もう3-4年育てていますがいまだによくわかりません。

こちらは上の群生株を作ったときに切り取った上半分が育って伸びた物です。うまく育ってくれています。
これもこの間までは先細りのような格好でしたが、成長しだして少し太くなってきました。上の方2cmくらいが今年になって成長した部分です。黄色っぽくなっているのが花殻の名残です。花は成長点のすぐ下の方に咲きますのでその部分が今年の春先に成長点のすぐ下の部分だったと言うことです。
どうも私はマミラリアが好きなくせに、その成長期がうまく飲み込めていません。今年は夏場の成長具合を確認して、成長期を理解するよう努めたいと思います。
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- 2014/07/03(木) 23:09:59|
- マミラリア
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マミラリア・姫春星の群生株です。
どうも去年から調子が良くなく、花も半分位しか咲きませんでした。この株の中央、少し右よりの部分がわずかに茶色くなっているようです。疣を持ち上げて見てみると、明らかに赤茶色く枯れたようになっています。これはこの部分を取り除かないと仕方ないようです。


取り去った部分がこれです。ほとんど枯れたようになっています。切り取るのにカッターナイフなどが入らないのでピンセットで引っ張って取りましたが、姫春星の体って本当に柔らかいですね。水分が90%くらいあるのかと思えるほど水っぽくて、柔らかいです。これは下手をするとすぐに腐ってしまうようなこともありそうです。この傷口から腐りが進行するとちょっとやばいです。

切り取った後はこんな穴が出来ました。

ちょっと周りから穴を隠すように寄せてきて、ごまかしておきました。これで回復してくれることを祈るばかりです。
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- 2014/07/02(水) 23:23:28|
- マミラリア
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先日
ノトカクタス・金晃丸に蕾が付いたとご報告しました。
その後、その株の方はなかなか蕾が大きくならず、そのままの状態です。遅いなーと思いながら、もう一株の方を見てみると蕾がもう咲きそうになっていました。
私の温室には40年前からの生き残りの金晃丸が2本あります。どちらも同じように子をいっぱい出して群生して、その中の背の高い部分に蕾をつけていました。今までは私の知る限り花を付けていません。苗の大きさからすると、もうとっくに花を咲かせていてもおかしくないですが、長年の手抜き栽培で元気さが不足していたのでしょう。

花は思った通り、真っ黄色で、花弁、雄しべ、雌しべ全てが黄色いです。刺も黄色いので全身花も含めて真っ黄色という所です。和名の金晃丸の名がぴったりします。
この金色に輝く刺と毛、私は結構好きです。有名な金鯱の小型版のような雰囲気。よく見ると結構魅力的です。



現在の悩みは、大きくなってきて植え替えが大変なこと。鉢を大きくしたいのですが大きくするとさらに重量が増えてきます。これ以上重くなると私の腰が悲鳴を上げます。ちょっと窮屈ですが鉢は当分この大きさで我慢してもらいましょう。
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- 2014/07/01(火) 23:05:28|
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