マミラリア・エルナンデシーに花が咲きました。
直径2.5cmくらいの小さな体に3cm近い大きな花を3個も咲かせました。きれいな濃いピンク色の花です。花が大きいのでほとんどからだが見えません。
このエルナンデシーですが、以前から欲しいと思っていたんですがなかなか入手できず、ようやく2週間ほど前にヤフオクでゲットできました。ちょうど蕾が付いていて、今にも咲きそうなグッドタイミング。

蕾の頃はこんな感じ。元々かなりの小型種らしく、2cmくらいでもう立派に花を付けています。私はこんなに小さくて花の咲く品種は知りません。私が昔若い頃にサボテンに夢中だった頃にはなかった品種。比較的新しい物のようです。聞くところによるとかなり成長が遅く、なかなか大きくならず、それ故余り大株がないそうです。
マミラリアの美花種の多くは最近見つかったものが多いみたいで、テレサエ、ナピナ、ルエッティー、サボアエなど、ほとんどが和名がありません。いずれも花が大きく立派ですが、結構育てるのが難しいものが多いみたいです。
うちでは、ルエッティーはうまく育たず枯れましたし、テレサエは1本枯れ、1本はほとんど成長せず3年間ほとんどおなじ姿のままです。いずれもマミラリアの人気種になっていますが、人気のあるのは入手してもうまく育たなかったり、枯れたりして、増えないから品薄なのかもしれません。
私もマミラリア好きを自認しているからには、何とかうまく育てたいと思うのですが、どうも思うように育ちません。何か普通のマミラリアとは違うこつでもあるのでしょうか。
私が自費出版した2015年サボテンカレンダーが出来ました。かわいいサボテンたちの写真で構成した、他では手に入らないオリジナルのカレンダーです。一年間お手元において楽しめます。私のブログをご覧のお方に一冊1500円プラス送料400円にてお譲りしています。いかがですか。お申し込みは下記までメールにてお願いします。
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- 2014/11/30(日) 22:09:07|
- マミラリア
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秋になってマミラリアの多くの品種が元気になり、一部花を付け始めています。
この
マミラリア・豊明丸も毎年、年末頃からかわいいピンクの花を咲かせてくれます。最近成長点付近の白毛が増えてきたなーと思いながら、よく見ると蕾が出始めていました。

もうすぐ開花です。
この豊明丸も私の好きなマミラリアです。赤い鈎棘と白い縁棘、頂部には真っ白い綿毛を出します。
ペレツデラロサエとよく似ていますが、こちらは中刺の色が赤褐色です。さらに3-4本の同じ赤褐色の直棘も出します。昨日も書きましたが、ペレツデラロサエには本来こういう赤褐色の縁棘はありません。
ペレツデラロサエが黒い中刺を持っているのに対してこちらはやや細めの赤褐色の中刺です。並べてみるとペレツデラロサエが男性的なたくましさ。豊明丸は女性的な繊細さを感じます。
この苗は2年前までは単管でした。それが子吹きしだして今では結構形のいい群生株になりました。この株に関しては強制的に胴切りなどで子吹きさせたりはしていません。それでも結構いい群生株になる物です。
他に2株、強制的に胴切りして作った群生株があります。そちらはまだ蕾が出てきていません。また花が咲きそうになったらご紹介しましょう。
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- 2014/11/29(土) 21:16:25|
- マミラリア
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一昨日の続きになります。
去年、ペレツデラロサエは4本実生接ぎしました。そのうち2本は一昨日のような群生株になり、残り2本は子吹きせず、単管のままでした。
このペレツデラロサエは標準的な姿をしています。しかし、よく見ると鈎型の中刺の付け根の部分から所々赤い直棘が出ている箇所があります。本来はペレツデラロサエはこういう縁棘を出さない物です。おそらくこれは近縁種の豊明丸の遺伝子を持っている物と思われます。豊明丸は鈎棘の他に3-4本の直棘を出します。この2種は似ているので相互間で交配がされることがあるようです。花期もほぼ同じで、自然交配がされた可能性もあります。刺色が赤っぽいのも豊明丸と共通しています。ペレツデラロサエは元々もっと真っ黒な中刺のはずなんですが。でもこれはこれできれいなので良しとしておきましょう。

この苗もほぼ同じ感じです。こちらには赤い縁棘は出ていません。鈎棘は隣の刺と絡み合って横を向いてしまっている物があります。これは人の手ではずしてやった方がいいでしょう。そうしないと曲がった刺がやたらと増えてきます。
成長点付近の中刺は赤くてきれいです。新刺が赤いのはフェロカクタスだけかと思いきや、マミラリアにもありました。この色好きです。
隣に置いていた豊明丸はもうそろそろ蕾を出しかけています。ペレツデラロサエももうしばらくで開花期のはずです。この2株は3.5cmと3cm位ですが、今年花が咲くかもしれません。花が待ち遠しいです。
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- 2014/11/28(金) 21:30:32|
- マミラリア
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本日
サボテンカレンダー入荷しました。
前にも書きましたが、これは私が個人的に自費出版で製作したオリジナルカレンダーです。
わたしは大阪芸大の出身で、若い頃はデザインに携わってきました。今はオーディオ関係の会社をやっていますが、今でも自社のパンフレットなどは私自身がデザインしています。
このサボテンブログは仕事とは全く別物ですが、何とか自分の特技を生かして独自の物をと思い、私のかわいいサボテンたちで構成したカレンダーを作りました。
前に写真集も製作しましたが、せっかくの写真集も本棚の中に入れていると見る機会に恵まれず、結局本棚の肥やしになってしまいがちです。それに比べて、カレンダーであれば一年中間近において見ることが出来ます。 サボテン好きな方ならこんな嬉しいことはないでしょう。
カレンダーはA3サイズ、12ヶ月プラス表紙の13枚綴りで、フルカラー印刷です。写真は、今までブログで発表したものと未発表の物を合わせて25点掲載しています。その季節ごとに開花する花の種類を選んで、出来るだけきれいな写真を載せるようにしました。
1冊\1500プラス送料¥400(定形外郵便・全国一律)税なし、で販売いたします。いかがですか。
ご希望のお方は下記までメールをお寄せください。お振り込み先などご連絡させていただきます。
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数量に限りがありますのでお申し込みはお早めにどうぞ。ヤフオクにも出展しています。こちらは¥1700の値段を付けております。このブログからお申し込みになる方が少しお得です。
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- 2014/11/27(木) 23:04:21|
- その他
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昨日の続きです。
ペレツデラロサエの接ぎ木でもう一本群生株がありました。昨日ご紹介したのと同じ時の実生苗を接ぎ木したものです。
やっぱり、こういう風に小さな時から群生するのはそういう遺伝子を持っていたからと思います。一昨年にもペレツデラロサエを実生接ぎした苗はありますが、こういう風な群生株にはありませんでした。どちらかというと、少し大きくなってから、子を1-2個出したような格好でした。それはキリンウチワの成長力がいいために、勢い余って子を出したような感じでした。
それに対して昨日の苗や今日の苗は、小さな時から子吹きしています。そのため、主頭と子という関係はあまりなさそうです。そしてその子吹きは今は止まっています。今後また子吹きするのか、それともこのまま5頭立てで大きくなるのか見守っていきましょう。今後の成長は来春どれだけ旺盛に成長してくれるかで決まります。来年の春4月頃に追肥をたくさんあげてみようとお思います。
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- 2014/11/26(水) 23:04:49|
- マミラリア
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前にもちょっとご紹介しましたが、
ペレツデラロサエの群生苗です。ずーっと温室の奥の方に置いていて取り出せず、写真も他の苗と一緒に写っていました。今回はちゃんと取り出してきれいに写真を撮ってやりました。
これもキリンウチワの実生接ぎです。今まで、10本近くペレツデラロサエを接ぎ木していますが、こんなに子吹きしたことはありません。たいていは子吹きしないことが多く、たまに子吹きしても1個か2個位でした。
それに対してこの苗はほんの小さな時から子吹きして、11本立てになっています。ちょっと台木の背が低かったので、隣のキリンウチワの葉がじゃまをして日当たりが悪くなっていました。それでこんなにひょろ長い姿になってしまったのでしょう。
それとも、この苗は元々そんな姿になる遺伝子を持っていたのかもしれません。子吹きすること自身普通のペレツデラロサエと少し違います。刺や肌の感じは同じですが、子吹きする分、こういう細い体の方が育ちやすいと言うことかもしれません。
うちの他のペレツデラロサエはだいたい直径が5cm前後になってから背が高くなってくるようです。でもネットで海外の写真などを見ると、かなりヒョロヒョロ伸びた姿が載っているのもありました。これはこれで結構面白い姿で、私はだんだん好きになってきています。
さてこれからどんな風に育ってくるのか楽しみです。今主頭が2cmくらい。まだまだ小さいので今年は花を付けないでしょう。きれいなピンクの花だったらいいんですが。
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- 2014/11/25(火) 22:45:04|
- マミラリア
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2年前の2012年7月22日、大阪、箕面に滝を見に行きました。
その時の様子は下記のページでご報告しています。
箕面2012-0422 このときは夏でしたので、もちろん紅葉は見られませんでした。このときの目的は、紅葉の名所として名高い、大阪箕面の下見ということで、どんなところで、アクセス方法はどうすればいいのかを確認することが目的でした。
結局夏でも、緑の紅葉は結構きれいで、秋とはまた違った良さがありました。その後行きたいと思いながらなかなか時間が取れず、結局2年の月日が経過してしまいました。
そして今年、ちょうど今日一日、時間が取れたので前から行きたかった箕面へ、家内と二人して出かけることにしました。
兵庫の自宅から車で大阪千里中央まで行き、そこでパーキングに車を置き、そこから阪急バスで箕面駅まで向かいます。以前夏の行ったときには、車で箕面大滝の近くまで行き、そこで車を置いてすぐに目的地まで行き着きました。しかし、秋の紅葉シーズンは渋滞がすごいと聞いていましたので、今回はバスと徒歩で箕面大滝を目指すことにしました。
ちょうど今が紅葉のベストな時期ということで、箕面もすごい人です。

これが箕面大滝付近の様子です。滝も見えにくい位すごい人です。狭い参道が人であふれかえっています。生後間もない赤ちゃんを連れた家族や、70過ぎ位の高齢の方、外人さんのグループなど様々です。
片道3km弱の山道は結構しんどかったですが、きれいな紅葉があちらこちらにあって見応えは充分。紅葉の本数では近畿地方でも有数でしょう。家内にいわせれば、紅葉の木の大きさや本数はさすがだけれども、その紅葉のきれいに手入れされた様子は京都の方が上かなと言っていました。私は余り京都の紅葉を見ていないのでよくわかりません。
そんな箕面の紅葉の写真を何枚か載せておきます。




紅葉見物を考えのお方、来週11/29-11/30頃までは楽しめそうです。いかがですか。
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- 2014/11/24(月) 22:25:44|
- 旅行・行楽
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写真上は以前ご紹介した
マミラリア・白星(桃花)の実生苗です。(再掲載)撮影日は10月5日。最近はデジカメでの撮影で、撮影日のデータが画像にリンクされていますので、いつ撮影したか忘れてしまっても、後から確認することも可能です。
このとき、確か植え替えから1ヶ月弱でした。と言うことは植え替えしたのが9月中旬頃です。
この苗は去年、私の実生した桃花白星の苗同志を交配して取った種を蒔いて得られた苗です。いわば我が家での第2世代の実生苗です。実生から約1年で約1.5cmくらいでした。

そしてこれが今日11月23日の同じ白星達です。10月の時点では隣同士の苗は約1個分ずつ離して植えていましたのでゆったりしていました。それが今日の時点では、もう隣同士がくっついてきています。白星特有の白い羽毛も勢いよく出て、いかにも元気そうです。
わずか1ヶ月半でこんなに成長するとは、ちょっと驚きです。やっぱり今が白星の一番の成長期のようです。願わくば、花が咲いてくれるといいのですが、まあ今年は無理でしょう。だいたい白星の開花する大きさは4-5cmくらいみたいです。今この実生苗の大きさはだいたい2cm前後。ちょうど時期的に今が白星の花の咲き始め時期です。と言うことはやっぱり来年の秋ですね。
これらの実生苗の親株はピンク色の濃いめの花の白星です。生まれてきた子がどんな花を咲かせてくれるか楽しみです。たくさん育てても個体差で、濃い花色のや、薄いのが生まれるでしょう。そんなのをいっぱい並べて見比べることが出来たら楽しいだろうなーなどと考えながら花の咲くのを心待ちにしています。
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- 2014/11/23(日) 23:01:18|
- マミラリア
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今年もキリンウチワ接ぎはたくさんやりました。
そんな中で、今年の一番終わりに実生接ぎしたのがこの兜錦です。一昨日(11月20日)ご紹介した実生苗をキリンウチワに接いだ苗です。まだ大きさは4mm程度で余り大きくなっていません。斑入りらしい模様が出てきています。斑柄は結構良さそうな感じです。
この苗の穂の少し下に、台木からの子が2個出てきています。ここ1週間位で出てきたようです。まだ子が出てくるということは少しずつ成長しているということでしょう。こういう子は出来るだけ早く取り去ってしまわないと、穂の成長が悪くなります。
台木から子が出てくるということは穂の活着具合が不十分ということです。一見うまく接げているように見えても、実は台木の維管束と穂の維管束がうまく繋がっていないということでしょう。出てきた子をこまめに掻き取ると、少しずつ成長してくることが多いです。しかし、全く子を出さない苗はやっぱり成長も優れています。同じ時に接いだ苗でも台木から子が出てくる苗は子が出てこない苗に比べて半分以下の成長になってしまうことが多いです。
それでもせっかく接いだ苗なのでそのまま育てるしかありません。キリンウチワはこういう台木からの子が良く出てきます。私の場合、2本に1本位は出てきているみたいです。やっぱりこれは接ぎ木の技術が低いということなんでしょうか。もっと研究しないといけません。
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- 2014/11/22(土) 22:18:07|
- 接ぎ木・接ぎ下ろし
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うちでは毎年、春と秋に玄関先に置く草花をたくさん育てています。
私はもっぱらサボテンが中心ですが、家内が花を好きなので、一緒に植え付けなどをするようにしています。
今年も春咲きの草花を植え付ける時期が来たので、その準備をしていましたが、前から買い置きしていた用土がなくなってしまい、新たに注文することにしました。
この草花用の用土は、以前は20リットル位ずつホームセンターなどで購入していましたが、なかなかいいのがなくて、うまく花を育てられないで困っていました。
そんな折、近くに造園屋さんにおつとめの方がいて、その方に特注の園芸用土を作っているところがあることを聞き、そこに注文することにしました。その園芸用土を作っている所では、市の緑化事業で使う用土を特別注文で請け負い、市へ納めているそうです。そこなら私の良いと思う割合で肥料などを配合していい園芸用土を作ってくれると思い、5年ほど前から依頼するようになりました。
一番最初は市へ納めている用度をそのまま頂きましたが、少し希望と違うようで、2回目から私の思う分量での配合でお願いすることにして使っています。
今回で注文は3回目です。1回の注文で大きめのふご、1000リッター入りの物一袋です。私の所ではこれを約2年半で使い切ります。結構使う物ですね。20リッター入りの袋だと50袋分です。これをホームセンターなどから車で運ぶとかなり大変でしょう。この1000リッター入りのふごはユニック付きのトラックで配達してくれます。これなら重い荷物を運ばなくても大丈夫で助かります。ただし、かなり場所を取りますので置き場所がないといけませんが。
今回の用土は下記の割合で注文しました。
硬質赤玉土(小粒)30%
ピートモス 10%
真砂土 10%
バーク堆肥 15%
粒状畑土 10%
牛糞堆肥 13%
マグアンプK 2%
と言う配合です。
前回は真砂土の所が日向土に、畑土の所が腐葉土になっていました。そのため全体的に用土が軽く、乾くと流れたりすることがありました。そこで少し土の重さを増やすようにして、調整しました。腐葉土は、業者さんでも良質ないいのが入手できにくくなっているとのことで、余りお奨めできないということでした。そういえば前回の用土に中には葉っぱの形のままの腐葉土がかなり混じっていたようでした。まあ、腐葉土自身には余り肥料分は少ないので入れなくても変わりないと思います。
写真上が前回の特注用土です。腐葉土などの大きめの物がかなり目立ちます。

そしてこれが今回の特注用土です。真砂土らしき砂の成分が多くなりました。土の重さは2-3割重くなったように感じます。
この用土はかなり肥料分が多いですが、サボテンの台木用の苗、キリンウチワや袖ヶ浦などは育てられそうです。また、これに同量程度の赤玉土を混ぜれば、普通のサボテン用土として使用できると思います。今度試してみたいと思っています。
先週の日曜日に、桜草を初めてこの土で植え替えしました。まだ時間が余り経っていないので結果は出ませんが、灌水時の水の吸い込み具合は良好です。前回よりも用土は少し硬めになるようですが、前回のが柔らかすぎたので、これくらいが良さそうに感じています。
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- 2014/11/21(金) 23:07:07|
- 野菜と花の栽培
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今年、夏の終わり、9月上旬に実生した苗です。今年のおそらく最終の実生苗です。
これをたいたときにはまだかなり暑い日もあり、まだまだ実生も大丈夫と思っていましたが、あれよあれよという間に今年も後のこり1ヶ月と少しになってしまいました。
この苗は加温装置の付いた育苗箱に入れていますので、まだ寒さは大丈夫です。サーモスタットの設定温度は30度にしていますが、おそらくそこまでは温度が上がらないでしょう。15度位がいいところだろうと思います。
右上は自家採種の種で
王冠竜です。うちの古株同士の交配で、若木も仲間入りさせてやりたいと蒔いてみました。緑のか細い苗で、親苗の雰囲気はまだ全くありません。
右中央は、
亀甲ヘキランです。小さいながらも成長点付近が赤っぽくなっています。この親苗は外観には現れていませんが、紅葉の性質を受け継いでいるようで、実生苗には紅葉ヘキランがよく現れます。真っ赤になればきれいなんですが。
右下が
緋牡丹錦です。今年採種の種ですが、発芽率が良くないみたいです。元々種が非常に小さいので、生えた苗も最初は極少です。その種まだよく見えないのかもしれません。一冬過ごせばある程度大きくなってくるでしょう。
左下は
兜錦です。去年実生接ぎした兜錦の苗に咲いた花同志を交配して取った種です。今生えている苗には斑入りは少ないですが、発芽直後に何本か斑入りらしきのをキリンウチワに実生接ぎしています。そちらはもう少し大きくなったらご紹介しましょう。
左上は
ペクチニフェラ(錦)です。今年収穫した種を数回に分けて実生しました。今回は斑入りらしう気苗は少なそうです。手前の白い色の苗は斑入りみたいですが、こういう白い苗は育ちにくいので、春まで持たないかもしれません。春まで持てば、袖ヶ浦に接いでみようと思うのですが。キリンウチワとペクチニフェラは相性が悪そうなので、もう接がないことにします。
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- 2014/11/20(木) 22:55:59|
- 実生・採種
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去年の実生苗からの別の鉢です。
右上は
エキノカクタス・綾波です。ですが、どうも綾波っぽくない姿です。細くて長い刺を出しています。綾波ならもっと太くて短いはずです。どうも他の品種である確率が高いです。もし種が間違っていても、種だけ見ては全くわかりません。そこの所は種の販売者、この場合はメサガーデンですが、そこに任せるしかありません。もう少し大きくなれば姿がはっきりしてくるでしょう。
その左、一番上の大きめのが、品種不明です。ひょっとするとこれが綾波かも。または、昨日ご紹介した、日の出丸の種がこぼれてここに生えた可能性も。これも様子を見なければ仕方がないです。
左の3本が、
マミラリア・ナピナです。マミラリアの美花種です。3年ほど前から3-4回種まきをして、大きな物は3-4cmになっています。実生接ぎした苗は花も咲きました。追加で蒔いたのは、ナピナの花は結構個体差で、色合いや花の形が違うようで、そんな違いを確認してみたいと蒔いています。一昨年はドイツのコーレスの種子、去年はアメリカのメサガーデンの種子です。今のところ小さいので違いは全くわかりません。花が咲くまで我慢して育てないと仕方ないですね。
左下は
エキノセレウス・ラウイです。ラウイという名は、他にもいくつかあって、紛らわしいですが、同じラウイという人が付けたのかしら。このラウイは毛柱のような姿です。果たして本当のラウイでしょうか。
右下に2本だけ、
マミラリア・ペレツデラロサエの直棘変種、アンダーソニーが生えています。これも3年ほど前から何回も蒔いていますが、発芽率が悪かったり、うまく育たなかったりで、実生苗は1cmに満たない物しかありません。去年この実生苗を2本キリンウチワに実生接ぎしています。これは少し大きくなってきています。前にも1-2度ご紹介したと思います。
私はこのペレツデラロサエが好きで、是非この直棘タイプも大きくしたいとがんばっているのですが、なかなか思い通りに行きません。直棘タイプは普通の鈎棘タイプよりも成長が遅いような感じです。同じ時に実生した鈎棘タイプはもっと大きくなっています。ただの刺の違いだけではなく、性質も違うように感じています。
今度、直刺タイプの接ぎ木も再登場させます。ひょっとして今年初めての花が咲くかもしれません。期待しているんですが。
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- 2014/11/19(水) 22:41:55|
- 実生・採種
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去年実生した苗でまだ掲載していないのがありましたので載せたいと思います。
この鉢の苗はアメリカのメサガーデンの種子を購入して去年の春に蒔いた苗です。実生後植え替えをさぼってしまい、一度も植え替えせずにそのままです。植え替えをしてうまく育てれば、今頃はもっと大きくなっていたでしょうが、今の大きさは1.0-1.5cmというところです。
鉢の中央から上部分の苗は
フェロカクタス・日の出丸です。輸入種子を蒔くと太くて赤い刺が出るかと蒔いてみましたが、今のところ刺は黄色です。刺の太さも今のところ細いです。植え替えてよく日光に当てれば刺は太くなってくれるかもしれません、棘色も赤くなってくるのかな・・・・。
その右側は、
エキノセレウス・紫太陽です。これも刺はまだ黄色っぽいです。もっと赤い刺になるはずなんですが・・・・。
左上に2本だけ隠れているのが、
マミラリア・陽炎です。昔、わたしの若い頃に育てていて枯れてしまった記憶のある苗です。好きだったのでもう一度育ててみたくなり蒔いてみました。うまく育つかな。
その左と、左下は
エキノセレウス・ラサンタスという品種です。和名はなさそうで、刺がきれいそうなので蒔いてみました。ちょっと毛柱のような姿をしています。もっとも、エキノセレウスと言う名は、セレウスつまり柱サボテンに一種ということでしょう。毛柱に似たサボテンがあっても不思議ではありません。ネットで調べた限りは、花は太陽ほどすごいのではなさそうです。どちらかというと姿を楽しむ種類みたいです。
どれももう植え替え時期が過ぎてしまっています。植え替えなくちゃと思いながら、つい後回しにしてしまい反省しています。土の上には苔まで生えてしまっています。来年の春には必ず植え替えしてやりましょう。
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- 2014/11/17(月) 22:27:34|
- 実生・採種
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突然ですが、現在
2015年のサボテンカレンダーを製作中です。
これは私が個人的に自費出版で印刷を進めています。以前、サボテン写真集を自費出版しましたが、今回はカレンダーを製作中です。
私自身、自分自身がよく使うカレンダーに、私の好きなサボテンの掲載されたのがあればいいのになーと思っていましたが、そんなのはどこを探してもありません。それなら自分で作ってしまおうということになりました。
私が3年前から始めたブログに使用した写真や、その撮りだめたほかの写真も合わせて、お気に入りの写真で構成しています。
1年、12ヶ月プラス表紙で、13枚綴りのA3サイズです。
ちょっと費用がかかりましたので、1冊1500円プラス送料という価格で、ご希望のお方にお譲りさせていただこうかと計画しています。
現在印刷会社で印刷の準備中です。今月末ごろ仕上がる予定になっています。ご期待ください。
もしご予約いただけますようでしたら下記宛メールを頂ければ、完成次第ご連絡申し上げます。
また以前から販売しています自費出版の写真集も残っています。併せてよろしくお願いいたします。
メールは shige-y@mh1.117.ne.jp
写真集は
http://y-s-c.jp/saboten/
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- 2014/11/16(日) 22:51:49|
- その他
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今日は久しぶりに毛柱類のご紹介です。
写真は
エスポストア属・銀河楽です。真っ白な毛をまとって、どんどん伸びてきました。元々は緑の肌に金色の刺が出ていますが、白毛に覆われてほとんど見えません。
これは4年ほど前に大阪の山城愛仙園で購入した苗です。その頃は高さ12-3cmの苗でしたが、順調に生育し今では高さ30cm近くまで伸びてきました。実生苗なので根元は2-3cmの太さしかありません。上にいくほど太くなって、最大径は8cmくらいにまでなりました。桃太郎の物語に出てくる鬼の持っている棍棒みたい。ちょっと根元が不安定な感じです。太さはどれくらいまで太くなるんでしょうか。

ここまで来たら是非花を見たい物です。ネットで写真を探してみましたが、見つかりませんでした。
どうもこの種はかなり大型になるような感じで、相当大きくならないと花は見れないかもしれません。
昔、わたしの若い頃に吹雪柱という毛柱を育てていました。その時は高さ4-50cmで花が咲いたのを覚えています。たしか、赤く細長い形の花だったような・・・・。かなり昔、40年近く前のことなので記憶が定かではないですが・・・・。
この銀河楽はまた別種なので花も違うでしょう。私の元気なうちに花を咲かせてくれればいいんですが・・・・・。
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- 2014/11/15(土) 22:36:29|
- 毛柱類
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桃花白星がもう一本咲きました。
前回と同じようなピンクの中筋のある薄いピンクの花です。一応きれいな群生株になっていて直径は10cmくらい。これも実生後3年生です。花の大きさは前回よりも少し小さめ。それでも標準型よりも大きめです。
私の蒔いた種の、桃花白星では、これくらいの色合いが多かったです。中にはもっと濃いのもありましたが、もっと薄めのもあり、これくらいが中間的な色合いでした。桃花、またはピンク花白星と呼ばれる物には濃いピンクの花はまだ少ないようです。もっと濃い玉翁殿や翁玉位のような濃い花色の物は見かけません。
それなら自分で作ってみようと、去年、濃い色合いの花同志を交配しました。その中からまた花色の濃いのを選抜して・・・・・と、何回か繰り返せばかなり濃い色の個体が固定できるのではと思います。
白星は成長が早いのでうまくいけば丸2年位で次の花が咲くようです。2-3年周期で3-4回繰り返すといいのが得られそうな気がしています。
とりあえず去年実生接ぎした第2世代の白星がもうすぐ花を咲かせそうです。また咲いたら結果をご報告します。
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- 2014/11/14(金) 22:22:31|
- マミラリア
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3年前に輸入種子で実生した
桃花白星が咲き始めました。
とりあえず3個花が開きました。まだ蕾は次々に上がってきています。色は少し薄めですが白地にピンクの中筋が入った淡い上品な色合いです。

この苗は主頭が8cmくらいに子がついて、総計10cmくらいです。それに対して花はほぼ3cmくらいあります。普通の白星の花は2cm弱で白色です。それに比べてかなり大きいです。体の大きさも全体的に大型です。
そういえば、この種子を購入したときに、その解説文に"Blute"と言う表記がありました。最初は何のことかわかりませんでしたが、よく考えてみると、昔のアニメ"ポパイ”に出てくる大柄の主人公の相手役の名前が当てはまります。"Blute"とは大柄なという意味だったのかなと今思いつきました。
体つきも花も全体的に大型なこの時の実生苗ですが、全部で10本近くありました。そのうち、今年初めのワタムシ被害の影響で数本がこじれています。幸いこの苗は大丈夫でしたが、他にもっと色の濃い花のもあったのですが、そちらは今元気がありません。何とか回復して、ピンク色の濃いきれいな花を咲かせてくれるように祈っています。
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- 2014/11/12(水) 22:11:38|
- マミラリア
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先日久しぶりにヤフオクで
兜丸を購入しました。
大疣兜という名前でしたが、それほど大きな疣ではありません。標準よりも少し大きい程度でしたが、白点の具合もなかなかいいようなので入手しました。
到着した苗は抜き苗でしたので、根を整理していましたが、根の間に砂が入り込んでなかなか取れず、一度根を洗ってみようと思い、流水で根を掃除しました。

そうすると、白くきれいな根が現れました。私は植え替え時にも根を洗ったことはほとんどないので、こんなきれいな根を見るのは久しぶりです。
ヤフオクなどでサボテンの入手すると、育てる方によって使用されている用土の違いが大きいのに驚くことがあります。硬い砂状の物を中心に使用されている方、富士砂や、鹿沼土などの軽石中心の方、赤玉土などを中心としている方など色々です。私は赤玉土を主体に配合して使用していますが、赤玉土は元々茨城県が主要な産地らしく、関東近辺の方の使用が多いようです。
この入手した兜丸を栽培されていた方は川砂を中心にされていました。硬い砂中心のために、その根をほぐすのがやりにくかったのでした。根には一部、赤いところがあったので、その部分は切り取り、少し整理したのが写真の状態です。これくらいきれいにして植え付ければ失敗はないことでしょう。私は今までこの辺がいい加減でした。これからは大切な苗は根を洗ってきれいにして植え替えしてやりましょう。
それにしてもこの根ですが、太い根は少なく、細い根ばかりが多く出ています。これは実生苗として購入したのですが、一般的な実生苗は、主根として真ん中に太めの根があって、そこから細い根が出ているのが普通です。この根の出方からすると、主根を切り取って、そこから細い根を強制的に出させたように見えます。確かに太い根よりも、細い根がたくさん出る方が成長はよいでしょう。この苗の根の出方は成長には理想的なように思えます。
私もこの苗を見習って、主根を切り取って植え替えすることを試してみようかなと考えています。
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- 2014/11/11(火) 22:34:52|
- 兜丸類
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今日は
ギムノカリウム・天平丸のご紹介です。
私はこの天平丸が好きで、集めているといつの間にか3株になりました。同じギムノカリウム属の光琳玉ほど刺が長いわけではありませんが、ちょっと下向きに出る、猫の爪のような刺がいい味わいを持っています。
同じ天平丸でも、その中には結構個体差も大きく、刺の太さ、長さ、出る方向、棘色など変化に富んでいます。刺は出来るだけ太くて長い方がたくましくていいですが、光琳玉と同じような刺では天平丸の特徴が失われます。やっぱり体に沿って下向きに出るタイプが一番でしょう。
上の写真は4年ほど前に入手した斑入り苗です。斑は一部だけしか入っていないので、余り意味がない感じですが、刺はいい感じに伸びています。大きさは約9cmくらいになって貫禄が出てきました。去年までは花をいくつか咲かせていましたが、今年は結局咲きませんでした。どうもご機嫌が今ひとつだったようです。でも今頃になって新刺が出てきています。少しは回復してきたかなーという感じです。花が咲かなければ交配も出来ません。当面は出来るだけ苗を元気にしてやることが大切です。

こちらは黒刺系で大きさは8cmくらい。これも今年は花が咲きませんでした。どうも天平丸は花付きが良くないのでしょうか。私の所ではなかなか咲きません。光琳玉や、新天地、緋牡丹錦などは結構咲くのですが、この天平丸はなかなか咲きません。この苗も種を取るために3年ほど前に入手しましたが、結局いまだに種取は実現していません。とにかく花をうまく咲かせることが出来なければ問題になりません。根ジラミなどの影響間あるかもしれません。来年の春、根を確かめてみましょう。

こちらは2年ほど前に入手した黒刺タイプの苗です。刺は一番長いです。少し刺が肌から離れていますが、定平丸らしさは持っています。こういう黒刺タイプは渋い味わいがあっていいですね。この苗はまだ5.5cmくらいでおそらく開花年齢に達していないみたいです。花が咲けば是非種を取りたいともくろんでいるのですが、いつ実現するんでしょうか。
ギムノカリウム属の種は極小さく、ひとつの果実で何百という種が取れます。一回でも種が取れれば当分楽しめるのですが。来年は何とか交配が実現しますように祈っておきましょう。
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- 2014/11/09(日) 22:27:19|
- ギムノカリウム
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マミラリア・希望丸の群生株です。
もう入手して3年位になります。最初は元気でしたが、去年位からちょっと元気がなくなり、調べてみると裏の方の肌が茶色く変色していました。ワタムシのせいなのかどうかはっきりしませんが、気になります。写真では映っていませんがちょうど裏側で、白刺に覆われているのでわかりませんでした。何となく今年の春の花付きが悪いのでその時調べてやっとわかりました。その後、消毒などの効果か、持ち直してきているようです。成長点の白い毛も増えてきました。今年は何とか花も咲いてくれるでしょう。もうすぐ、赤い花の蕾が出てくる頃です。

こちらは中苗です。これは2年ほど前に5cmくらいの苗を入手。今で8cmくらいになりました。まだ子吹きはないようです。希望丸は普通は子吹きしないことが多いようで、群生株は胴切りして作られたものが多いみたいです。この苗もそろそろ胴切りしてもいいかも。それとももう少し待って背が高くなってきてからの方がいいかなーと悩んでいます。
よく見ると一番上の写真の苗は刺が真っ白ですが、この苗は刺の先端が少し茶色い色をしています。刺も少し長めです。同じ希望丸でもタイプの違いはありそうです。マミラリアは品種が多く、近縁種同志の交配もありそうなので、厳密にどれが標準型なのかはよくわからない部分があります。この苗の刺も結構いい感じなので、将来大きくなって見比べるのもいいんじゃないかと思っています。この希望丸も大きくなるに従って白毛が増えてより全体が真っ白になっていきます。まだまだこれからです。何とか順調に育ててやりたい物です。
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- 2014/11/08(土) 23:27:18|
- マミラリア
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マミラリア・ペレツデラロサエです。
この苗も去年の秋の実生接ぎ苗です。同じ時に実生した接ぎ木しない苗は2-3本だけ育っていますが、今1.5cmくらい。このキリンウチワに実生接ぎした苗は4.5cmくらい。やっぱり成長は早いです。
この苗、前回と同じドイツのコーレスから入手した種ですが、今回のは刺が赤めで、鈎棘の中刺の他にもう一本直棘が出ている部分があります。本来ペレツデラロサエは鈎棘が1本だけのはずです。どうもこの棘色からして、豊明丸の血筋が入っているような感じです。わざと交配したのか、自然交配なのかはわかりませんが、最近豊明丸っぽいペレツデラロサエを時々見かけます。やっぱりペレツデラロサエは、黒っぽくて太い中刺が出ていて欲しい。
出来ることなら、極太の黒い鈎棘のペレツデラロサエを残していきたいと思います。それにはまだ親株の適当なのがありません。ネットかなんかでそういうのがあれば入手してそれを元にいい系統のを残すのが一番かなーなどと思っています。
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- 2014/11/06(木) 22:39:06|
- マミラリア
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今日も去年の秋の実生接ぎ苗です。斑入り苗で、
スーパー兜錦です。
これは去年なきか交配しようと思って見渡したところ、ちょうどスーパー兜と兜錦が咲いていたので、それを交配したら種が取れ、実生苗から斑入り苗が10本ほど生まれました。その中の数本をキリンウチワに接ぎ木しました。
特に、スーパー兜の斑入り苗をねらって作ったわけではありません。たまたま咲いていた花がスーパー兜だったと言うだけです。
今年初めのワタムシ被害で元気がなくなって、一時はかなり弱っていたようでしたが、何とか復活してきました。
大きさは共に1.5cmくらい。順調に育った今年の実生接ぎ苗に成長では置いて行かれています。

たまたまでしょうが、3本のスーパー兜錦はどれも片斑のような感じです。特別可もなく不可もなくという感じ。スーパー兜の特徴である白点も特に密集しているほどでもなく、これも普通程度です。どうせなら、真っ白なタイプとかいい模様であればいいんですが。

でもまだ小さいので、これから斑回りも良くなってくる可能性はあります。白点ももう少し様子を見ないと将来の姿はわかりません。
私は斑入り苗が好きで、たくさん実生したりして育てていますが、いい斑柄の苗は滅多に得られません。なかなか得られないからこそ希少価値があり、珍重されるのでしょう。まあ気長に挑戦しないとしようがないですね。
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- 2014/11/05(水) 23:02:08|
- 兜丸類
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今年の実生接ぎ苗ではありませんが、去年の秋の実生接ぎ苗もここでご紹介しておきましょう。
緋牡丹錦です。接ぎ木後いっぱい子吹きして親苗が見えなくなってきました。手前の方には黄色の全斑の子が5個出ています。親苗は緑の肌に黄色の斑が散らばるいい斑柄だったのですが、この方は全斑が多いです。一番奥側にいい斑柄の子が出ています。来年の春にはこれらを別の台木に接ぎ直して独立させてやろうと思います。
この黄色の全斑ですが、赤い縞模様が出来て結構かわいいです。ネットで調べてみると、江戸小町という名で流通しているようです。真っ赤な緋牡丹錦は最近は珍しくもなくなりましたが、この江戸小町タイプは珍しくてかなりいけます。これをそのまま大きくしてもいいかもしれません。

こちらは10本近く実生接ぎした中で一番斑柄のいい苗です。緑の肌に黄色と赤の斑が入り交じり、斑柄も良好です。黄色の斑の部分は季節、温度などで赤い色に変化してくるようです。それ故、斑の色はその時期ごとにかなり変化します。
でもこんな風にいろんな色が混じって出てくることはそうありません。巷でレインボータイプなどと言われているようです。
このタイプが今のところ一番のお気に入りです。来年花が咲けば、是非他の苗と交配してこの子孫を増やしてみたいと思います。
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- 2014/11/04(火) 22:39:35|
- ギムノカリウム
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今年、
太平丸類の種をお風呂に浸けて蒔いたところ、結構いい発芽率が得られました。その最初に実生した苗を今年の春にキリンウチワに実生接ぎしました。
太平丸は発芽したときから結構大きな苗で生まれてくるので、実生接ぎがしやすい方です。この苗も実生接ぎ後すくすくと育ち、主頭が3cm、子が2cmx2位になっています。どういう訳か、太平丸を実生接ぎすると、2個子を出して3頭立てになることが多いです。そういえば去年もそうだったようです。その時出てきていた子は、春にはずして袖ヶ浦に接ぐと1年で5-6cmになりました。去年はこの方法で強刺太平丸がたくさん増えました。
この苗の親株は、白肌で湾曲した刺の出る良系の太平丸です。その子供のこの苗もなかなかいい刺をしています。今は色も褪せてきましたが、来年の春にはまた鮮やかな赤い刺を出してくれるでしょう。

こちらも同じ時の種から生まれた兄弟です。同じように3頭立てになっています。まだ少し前まで成長していたので刺に赤味が残っています。刺は真っ赤と言うよりも、ピンク系の色合いです。硬くなって色あせた刺は、茶色い色をしており、よくあるグレー系ではありません。この茶色も結構きれいです。

刺の部分をアップしてみました。小さいながらも立派な刺です。来春どれくらいいい成長をするかで刺の出方が決まってきます。どうもキリンウチワは大きな鉢によく根を張るスペースを取ってやるといい成長をしてくれるようです。来年の春の植え替え時には30cmくらいの大きな鉢に10本ほどまとめて植えるようにしてみようかなと思っています。小さな鉢に1本ずつ植えるよりもいい結果が得られると思うのですが。
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- 2014/11/03(月) 22:57:52|
- エキノカクタス
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3年ほど前から
キリンウチワの接ぎ木を始めました。
それまでは接ぎ木と言えば袖ヶ浦ばかりでしたが、キリンウチワの実生接ぎを始めてからその成長の旺盛さ、刺の良さに惹かれたくさん接ぎ木をしています。キリンウチワは接ぎ木に失敗した台木からすぐに子を出してくるため、台木の補充に困りません。実生接ぎはその状況によって失敗する確率も結構高いために、その失敗した台木からの子だけで次回の台木が充分まかなえます。これまでに接いだ苗は40-50本位になったでしょう。どれもが順調に育ったわけではないですが、まともに接げた苗はかなり早い成長を示しています。
そんな中で、今回で2回目の台木の腐りが発生しました。キリンウチワは根も丈夫なために滅多に腐ったりはしませんが、たまにこういう台木からの腐りが出ています。

穂は兜錦で、小さな時は斑が大分ありましたが、大きくなるに従って斑がなくなってきていた苗です。今は出てきた子にだけ斑が出ています。何となく苗に元気がないと思ってよく見てみると、台木が腐っていたという状況でした。どうして腐ったのか、はっきりしません。ひょっとすると、今年初めのワタムシ被害の影響の可能性もあります。

とりあえず腐ったところを切り取り、そのまま挿し木することにしました。大分弱っているようなので、根が出てくれるかどうか疑問です。こういう台木をごく短く切った場合に正常に発根してくれるかどうかの実験にもなるでしょう。見た目から、根は出にくそうな感じですが。
キリンウチワの実生接ぎも始めて3年近くなり、初めの頃の苗は接ぎ下ろしをしないといけない物が増えてきました。来年の春には一斉に接ぎ下ろしをと思っています。台木を残して下ろすか、台木を切り取ってしまって下ろすか、いまだに決めかねています。まだ、どちらを選ぶか実験をしてからの方がいいかもしれません。来春早い時期にもう一度実験してみようかと思います。
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- 2014/11/01(土) 22:55:09|
- 兜丸類
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