マミラリア・明星です。
前にも書いた覚えがありますが、明星とは夕方に西の空に輝く金星のこと。ひときわあざやかなこの星の輝きがこの品種の刺の形から想像されます。金色の刺を放射状に出して、あたかも星の輝きのように見えます。
この苗、4年ほど前に入手してから結構大きくなりました。最初は10cm程度の7頭立ての株でしたが、去年位から子吹きしだして子供がいっぱいになってきて、大きさも20cm近くなりました。最初は平たくて背が低かったのが、今ではこんもりと盛り上がり、背も高くなってきました。
明星の花はかなり早くから咲いて、今ではもう花はありません。9月頃から10月が開花期のようです。いや、もっと前から咲いていたような気もします。そして忘れた頃に赤い実がニョキと現れます。去年の暮れに出来ていた実を20-30個実を取りましたが、その後にまた何個か出てきました。この実は去年の秋の花の実か、またはもっと前の実なのか、よくわかりません。別に種を蒔いて実生苗を作る必要もないので実はそのまま捨て去るのみです。
マミラリアの中ではそれほど人気がないようですが、私は好きです。もっと大きくして金色のボールのような姿にしたい物です。
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- 2015/02/26(木) 23:23:15|
- マミラリア
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今年も春が近づき、一番に咲き始めるのが
ペレキフォラ・バラ丸です。
まだこれからですが、3月から4月にかけて咲いてくれるでしょう。この4本も少しワタムシ被害の跡が出来ましたが何とか花は咲きそうです。とりあえず1輪開きました。ピンクの中筋のあるきれいな花です。
3年ほど前からバラ丸、精巧殿の実生をやっていますが、なかなかうまく育ちません。接ぎ木の分は何とか育っていますが、実生苗は結局途中で腐ってしまいました。どうしてでしょう。少し根が弱めなんでしょうか。私の管理が良くないんでしょうか。発芽はするのですが、5mmくらいになると調子が悪くなります。
今年も少し種を取って実生に再挑戦してみましょうか。うまく育っても成長はかなり遅いそうです。2cmくらいになるのに3年位かかるとか。マミラリアなら3年で10cm近くまで大きくなります。結局は育てるのが難しいと言うことなんでしょうね。

このきれいな花に囲まれて花盛りになる姿を思い描きながら、実生の準備をしています。
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- 2015/02/25(水) 23:17:13|
- ペレキフォラ
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マミラリア・銀河です。
去年の暮れから綿毛が増えて、花が咲き始めましたが、なかなか咲きそろいません。いつまで経ってもちらほら咲きです。これは花を楽しむよりもこのきれいな綿毛を楽しむ方が良さそうです。
上の方から見るとちょうど台風の中心からの渦巻きの雲のようです。または風車か。前ご紹介した12月からすると少し径は大きくなったかなというところ。やっぱり冬場でも少し成長するみたい。そういえばこの苗はいつ植え替えしたのかな。もう1年位経っているような。やっぱり植え替えした方がいいんでしょうね。花が咲きそろわないのはまた根ジラミの影響が出ているかもしれません。
うちでは今植え換えを始めていますが、抜く度に根ジラミの影響が・・・・。いちいち根を洗って消毒してと、手間がかかってなかなかはかどりません。根ジラミの特効薬ってないですかね。
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- 2015/02/24(火) 22:01:15|
- マミラリア
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3年前、アメリカのメサガーデンで種子を購入し、それを蒔いて、発芽仕立ての物をキリンウチワに実生接ぎしました。
エキノカクタス・強刺太平丸です。
約1年半ほど育てて、4-5cmになったものを、一昨年の秋に接ぎ下ろししました。結構いい刺が出ています。接ぎ下ろし後も、刺落ちすることなく元気に育っていました。今は休眠期のため新しい刺などは出ていませんが、去年の春にはきれいな赤い刺が出ていました。

一応うまく接ぎ下ろしできたため、根も十分に伸びています。接ぎ下ろし時に台木の部分を3cmほど残して下ろしました。
それが1本はそのまま残っていますが、後の2本は台木が半分から80%くらい枯れて根元付近から根が出ていました。この根は微妙ですが、穂からではなく台木部分から出ているように見えます。
同じ鉢に3本植えしていて、いずれにも根ジラミが付いていました。うちでは2-3年前から根ジラミが大発生していてなかなか退治できません。キリンウチワや袖ヶ浦など、根の丈夫な品種は何とか大きな被害が出ずにもっていますが、根の弱い品種は弱ってしまったりで困っています。被害の出ている苗は流水で洗って消毒してから植えるようにしていますが、被害がこれで食い止められるかどうか、まだわかりません。

この苗は台木部分がほとんど枯れてしまっています。台木との付け根付近から根が出ています。でもこれは台木の根のようです。穂の方からの根だと良かったんですが。

こちらは1cm程だけ台木が残って、その下は台木がなくなっています。根はまだ元気そうで枯れそうな感じはありません。それなら永久台木になるかもしれません。

この苗は台木が3cmほど残っています。根は台木の刺座から出ています。この先、台木部分がいつまで持つのかまた経過を観察する必要がありそうです。
この3本はうちではキリンウチワから一番最初に接ぎ下ろしをした苗です。その後、台木がだめになって、それと同時に穂の方も腐ってしまった物や、うまく根が出ずにもたついている苗などもあります。
今年の春以降にも多くのキリンウチワの接ぎ下ろしを予定しています。今のところ、台木の元気なうちに下ろせばうまくいくように感じています。台木が弱ってきた物や、腐ってしまった苗はどうしても苗自信が弱っているので、根が出にくそうです。とはいえ、冬の寒い時期には根が出ることは期待できないため、どうしても暖かくなってからになります。何とかこの冬場を元気なままで越すことが出来れば、接ぎ下ろしの結果も良いと思われるのですが。
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- 2015/02/22(日) 21:30:23|
- 接ぎ木・接ぎ下ろし
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私は
マミラリア・陽炎に特別な思い入れがあります。
もう遙か昔のことで記憶も曖昧ですが、40数年前私が高校生位だった頃、このマミラリア・陽炎を育てていました。陽炎という名前が印象的で、何となく霞がかかったような刺をまとい、全体にもやが掛かったような姿を覚えています。その陽炎はずーっと前に枯れてしまっていますが、今でも懐かしく思い出し、何とか入手したく思っていました。
それで去年輸入種子を購入して蒔いてみました。先日ご紹介した苗がそれです。その苗はまだ1-1.5cmと言うところですが、最近ヤフオクを見ていると陽炎の中苗が出品されているのを見つけました。実生苗の生長を待っているのももどかしいので早速それを入手しました。今が開花時と言うこともあってか、合計2人の方から2本の苗が入手できました。その1本が上の写真です。
よくあるマミラリア特有の鈎刺種です。他の種類と異なるのは縁刺の直棘に毛が生えていることです。またよく見ると、中刺の鈎刺にも毛が生えています。それで、見た目が霞んだように見えるようです。鈎刺種のくせに毛が生えている珍しい品種です。この外観から陽炎という名が付いたのでしょう。なかなか良くできた名前です。


もう一本は同じ位の大きさでしたが、ビニールポットに植えてあったので抜いてみました。そうすると、中から太い根が出てきてびっくりです。マミラリアの多くの品種は細い根をいっぱい出していることが多く、こんなに太い根は少ないです。
最初苗を見たときに鉢から上に出ている部分が少なく、深植えしすぎているのかなと思い、もう少し浅く植え直してやろうかと思っていましたが、結局地上部はまん丸ではなく、扇平な姿をしていました。これはどうも丸型のサボテンではないようです。白星などと同じような背の低い扇平な姿みたいです。
私の持っている昔の栽培手引き書には根が弱く、接ぎ木で育てることが多いと書かれていました。今回来た2本の苗は無事に我が家でうまく育ってくれるでしょうか。ちょっぴり心配です。とりあえず抜いた苗を2-3日乾かして植えてやろうかなと思います。せっかく2本入手できたので、授精させてやろうかななんて。
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- 2015/02/21(土) 22:46:04|
- マミラリア
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蕾の出てきていた
マミラリア・アザラシに花が咲きました。
写真を撮った日が余りお日様が出なかったので花も開き切りません。オレンジ系の色合いでそれほど派手な感じはありません。
このアザラシ、最初はマミラリアらしからぬ刺の強烈な印象で、刺目当てに入手したのですが、その後余り刺は太くならず、成長点付近の白い毛がきれいになってきました。やっぱりマミラリアは刺を鑑賞するような品種ではありませんね。この白い毛とマミラリアにしては太い棘の対比を楽しむ品種のようです。
これで子が大きくなってくればまた別の楽しみも出てくるのですが、子供は出てはいますが、なかなか大きくなりません。まあ気長に付き合いましょう。
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- 2015/02/19(木) 23:17:47|
- マミラリア
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マミラリア・桜月です。
満月の棘色が変わった品種。マミラリア・満月の仲間には刺の色の違いでいくつかの変種があります。一番白い刺の物を雪白丸、少し赤味の入った物を、満月、もう少し赤い物を望月、もっと赤味の強い物が桜月と言うことですが、いずれもその違いが曖昧で、もう一つよくわからないことが多いです。どれもほんの少しの棘色の違いだけですので、ほとんど同じと思っても良さそうです。
この桜月は4年ほど前に入手しましたが、少し背が高くなってきました。子も出てきてだんだん群生株になっていくのでしょう。先端が赤っぽい刺で頂部だけが赤味を帯びてきれいです。赤い刺は次第に色あせてくるのか下の方はほとんど白い色になっています。
もうそろそろ蕾が出てくる頃。マミラリアにしては少し大きめの花だったと思います。花が咲いたらまた写真を撮ってみましょう。
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- 2015/02/18(水) 22:04:22|
- マミラリア
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1日空いてしまいましたが、一昨日の続きです。
これも真っ赤な
紅葉ヘキランです。上の写真が2月15日、下の写真が去年末12月28日の写真です。これも赤が濃くなっています。それでも稜の谷間は緑の部分があります。成長し始めの時は緑色です。それが光線や外気に触れて色づくのでしょう。

赤さはもうこれ以上赤くなりようがありません。今後は少しずつ緑色に変わってきそうです。でもこの赤の部分は斑の部分みたいなので、緑ではなく黄色になってくるかもしれません。斑入り苗の斑の部分も、成長点付近は緑色になることがあります。これは葉緑素なのかどうかよくわかりません。

同じ時の兄弟で、赤味が少ないのも1本ありました。同じ時の種から生まれた苗ですが、こちらは普通のヘキラン錦という感じ。普通のヘキラン錦でもこれくらいの色合いはよくあります。少しオレンジになっている部分があります。紅葉と性質は共通しているのでしょうが、赤くなる、ならないというのは個体差と言うことでしょうか。
これらの苗はまだ3-4cmくらいです。早く大きくなってこの子等の子孫を増やしたい物です。
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- 2015/02/17(火) 22:17:08|
- ランポウ類
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うちの
紅葉ヘキラン(錦)の色が濃くなってきました。どうも今が一番赤い時期のようです。
これはうちの実生苗から生まれた苗で、赤い色の部分は斑の部分です。普通の紅葉ヘキランは緑の地の部分が黄色や赤に染まるようですが、うちの苗は斑の部分が真っ赤になりました。所々に緑の地の部分が見られます。これが本当の意味での紅葉ヘキランなのかどうかは私にはわかりません。しかし、真っ赤に色づくのは紅葉といってもいいのかと思います。本当にこの世の色とは思えないような鮮やかさです。

こちらが同じ苗の12月28日の写真です。少しピンクがかった色合いです。このときはもうこれ以上色変わりはないのかと思いました。しかし、まだまだ変わるんでした。本当に自然の神秘のようです。

こちらは2番目の苗。中心部分は少し緑っぽい色ですが、外側は真っ赤です。これも12月28日には少し黄色っぽい色でした。下の写真です。

しかし、本当に色合いって変わるものですね。私も他のお方のブログなどで赤い紅葉ヘキランの写真を見てきれいだなーと感じたことはありましたが、我が家の実生苗からこんな色合いの苗が生まれるとは思いませんでした。この苗たちは出来るだけよく日に当てるようにしています。やっぱり日差しは強い方がいい色が出るようです。
とはいえ、いまだにこの色合いがどうして出るのかはよくわかりません。これが黄色の斑の部分が赤く色づいたのか、または、世間一般の紅葉ヘキランと同じ物なのか、それさえわからない状態です。
今のところは、難しいことを考えず、この苗の美しさを楽しむことにしましょうか。
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- 2015/02/15(日) 23:04:58|
- ランポウ類
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先日、キリンウチワから接ぎ下ろしをした
マミラリア・ペレツデラロサエです。まだ下ろしたばかりですので根は出てないでしょう。それでも、ちょうど花の時期で次々花を咲かせています。この苗の花はピンク系で、花弁の先が細くなっているタイプ。中刺も規則正しく下を向いています。おそらく、
変種のエルサエズでしょう。
こうやって鉢に刺すと、結構いい群生株という雰囲気です。これでうまく根が出てくれれば申し分合いですが。今のところ根が出るかどうか微妙なところです。
私はこのエルサエズを気に入っています。白毛と黒い中刺がよく生えて怪しい雰囲気があります。ぜひ大株に育てて残したいですが、その経過は春頃までお預けです。時々持ち上げて根が出ているかどうか見てみましょう。

こちらもキリンウチワからの接ぎ下ろしです。これは刺の形から
普通のペレツデラロサエでしょう。でも花は少し濃いめのピンク色をしています。花弁の先は丸い形をしています。これが普通のペレツデラロサエの特徴です。中刺の向きはばらばらで、隣同士の刺が絡まっているところがあります。しかし、縁棘の白さは格別で、真っ白です。
下の方に少し刺のない部分があります。ここに1個子が出ていた物をはずしています。うまく根が出てくれれば2株の苗が出来ます。
キリンウチワ接ぎは、うまく育つと接ぎ木後1-2年で5-7cmくらいの立派な苗が出来ます。それをうまく降ろせれば即席ですが、非常に効率よく親苗が作れます。問題はうまく降ろせるかどうかにかかっています。今年は一昨年からの接ぎ木苗を一斉に降ろす予定です。時期はキリンウチワが旺盛に成長する夏が良いでしょう。どうかうまくいきますように。
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- 2015/02/14(土) 23:02:26|
- マミラリア
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今年も
マミラリア・豊明丸の群生株がきれいに咲いています。
かなり大きくなって、直径は20cmを超えました。成長点付近は白い毛を出して真っ白になっています。花は濃いピンクで鮮やかです。ペレツデラロサエの花はこれに比べると少し薄めの色調です。ペレツデラロサエにもこれくらいの花が咲いてくれればと思います。
この苗は4年ほど前、ヤフオクで入手した物。その時から9頭立てでしたが、大きさは9cmくらいでした。その頃からすると見違えるほど大きくなりました。他のたとえば太平丸などは3-4年経ってもほんの少ししか大きくならないものが多いですが、マミラリアは成長が早いです。

写真ホルダーを探してみると3年前の写真が見つかりました。2012年3月の写真です。外観は全く変わってしまっていますが、9頭立てなので、同じ苗だと見分けられます。
そう。前はこんな苗でしたっけ。もう一頭一頭はこれ以上径は大きくならないみたいです。これからは背が高くなっていくんでしょうか。または子吹きして群生株になってくるのか。うちの他の苗は自然に子吹きして、群生株になっているものもあります。出来るなら群生株になる方が好みです。どうか子吹きしてちょうだいな
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- 2015/02/13(金) 23:08:28|
- マミラリア
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この
マミラリア・桃花白星は3年半ほど前に輸入種子を蒔いた物で、当初は10数本生えて育っていました。それが去年初めのワタムシ被害で成長点がやられたり、腐ったりでかなり減ってしまいました。一応被害がなくて順調に育っているのが3-4本、成長点をやられてこじれているのが4-5本と言うところです。
順調に育っているのは、花も咲いてきれいです。この苗も元気そうです。白星のピンク花と言っても本当は薄いピンク地に濃いピンクの中筋がある花です。もっと全体が鮮やかなピンクの花であればより華やかですが、そんな花はまだ見かけたことがありません。
3年前に蒔いた種には"blute"という表記がありました。最初は何のことかよくわかりませんでしたが、このブルートというのは大型という意味らしいのがわかってきました。全体に大型で、花も大きめです。
一昨年、これらの桃花白星達の中から花色の濃い物通しを掛け合わせて種を取り、去年蒔いています。それが今、1.5cm-2cmくらいになりました。次はこの小苗たちを育てて花を咲かせるのを目標にしています。うまくいけば、今年の年末位から花が見られるかもしれません。楽しみです。
白星は成長が早く、育てるのが楽しみです。これなら交配による品種改良もやりやすそうです。いつか濃いピンクの花の個体を固定したいと思います。
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- 2015/02/12(木) 22:48:51|
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12月17日に花が咲き始めたというご報告をした、
マミラリア・桃花カルメナエですが、いまだに花を咲かせています。もうかれこれ2ヶ月になります。よく続く物だなーと感心します。花数は少し減りましたが、まだ蕾は残っています。濃いピンクの中筋のあるかわいい花です。普通のカルメナエの花は黄色です。棘色も黄色なので黄色の花は目立ちません。この桃花カルメナエは花色が良くてお気に入りです。

去年の12月17日の写真をついでに載せておきます。花は咲いていますが、本来の成長期ではないのでしょう。苗の大きさはほとんど変わっていません。微妙に本体左側に出かけた子の大きさが少し大きくなったように見えます。これから子が増えてボリュームが増すような変化になりそうです。こういう群生するタイプのマミラリアは一頭一頭が大きくなって行くよりも、子の数が増えて全体の径が増すような変化をしてくるみたいです。おそらく来年花を咲かせる頃には、かなり変わった姿になっていることでしょう。楽しみにしていましょう。
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- 2015/02/11(水) 22:32:06|
- マミラリア
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マミラリア・豊明丸の実生苗が白くなって、なかなか良い味わいになってきました。花も咲き出しました。大きさは5cmと4cmくらい。輸入種子の実生後約3年です。豊明丸も小さな時は白い毛がなくて寂しい感じですが、大きくなってくると頂部に白毛が増えてきれいになってきます。この2本は同じ時生まれた兄弟ですが、右の方が鈎刺が太めで短いです。左は細くて長めの鈎刺で、少し雰囲気が違います。

この写真が一昨年2013年7月の写真です。苗の大きさの比較がしにくいですが、疣の大きさで比べてみればわかるかな。全体に白っぽくなってきています。
手前の
ペレツデラロサエは、去年根腐れを起こして枯れかけました。何とか胴切りして腐ることは免れましたが、まだ十分に根が出ていません。まだここに置いているだけの状態です。元々は同じ時の実生苗ですが苗の大きさに大きな違いが出来てしまいました。柔らかい肉質のマミラリアは急に腐ることがあります。このペレツデラロサエも結局腐りの原因はわからずじまいです。同じ鉢に3本植えていて、ペレツデラロサエだけが腐りました。結局、豊明丸の方が丈夫だったって事でしょうか。そういえば、他でもペレツデラロサエは腐ったことはありますが、豊明丸は腐ったことはありません。きっと根の丈夫さの違いなんでしょう。
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- 2015/02/10(火) 22:56:47|
- マミラリア
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昨日、久方ぶりに実生小苗の植え替えをしました。最近、忙しくて泣かなく絵換えする時間が取れず、結局去年から余り植え替えできていないのが実情です。昨日は少し時間が取れましたので実生1年生の苗を植え替えしました。
上の写真は自家採種の
銀冠玉の実生1年生の小苗です。大きさは1-1.5cmくらい。なかなか全部がうまく育つところ前言っていません。ちょっと傷のある苗、きれいな苗など色々です。うまく育っている苗は根が良く伸びています。銀冠玉はその太い根が特徴です。太根は切らず細い根だけを整理しました。
エキノセレウス・紫太陽です。
輸入種子の小袋に種が15粒ほど入っていてその中から1/3ほど発芽して育ちました。1本だけ大きくなっていますが、その墓はこぶれています。全部がうまく育ってくれれば良いんですが。
マミラリア・陽炎です。昔育てていてお気に入りだったので再挑戦して蒔きました。輸入種子で3本だけ生えました。根が弱い方らしいのでうまく育つか心配です。
フェロカクタス・日の出丸です。輸入種子の小袋1袋でたくさん生えました。赤い刺というので蒔いたのですが、今の所白刺みたいです。まあ後々刺は色が変わってくるかもしれませんが。
ホマロケフェラ・綾波の名前で輸入種子を買って蒔いたのですが、今のところ綾波らしくない苗が生えています。
間違いかなあ。
マミラリア・ナピナです。ナピナの花が好きなので、輸入種子を何回も蒔いています。その系統によって花の色や咲き方に違いがありそうです。いっぱい咲かせて比べて見たいのですが、なかなか花が咲くところまで行きません。実生3年生の苗は今3cmくらい。まだ今年は花が無理かなーと言うところ。この苗もあと3年位はかかりそうです。
とまあこんな所です。まだ寒いですが、そろそろ植え替えの時期です。何とか時間を取って、去年植え替えできなかった苗を植え替えしないといけません。
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- 2015/02/09(月) 22:44:10|
- 実生・採種
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先日
ホマロケフェラ・綾波をご紹介したばかりですが、昨日見ると蕾らしきのが出始めているのが見つかりました。そう、直径11cmの中間の苗です。新刺の刺座の内側に黒っぽい毛が出始めています。この蕾の出方はフェロカクタスなどと同じです。やっぱり、花の出方もフェロカクタスと同じような感じです。

そういえば、中刺にの表面にある横筋模様も日の出丸などと同じです。この横筋模様は太平丸などにも現れます。この辺はいずれも近い品種なんだろうと思います。海外のWEBサイトでは綾波はエキノカクタスとして紹介されていることも多いみたいです。
そういえば綾波の花の花びらの先端がぎざぎざになっているのは、うちの王冠竜と同じです。やっぱり、この辺の品種は分別する属は違えどもいずれも近縁種と見て間違いないでしょう。
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- 2015/02/08(日) 22:55:11|
- ホマロケフェラ
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マミラリア・ナピナです。マミラリアの中では美花種として有名です。
この苗は3年ほど前に入手して、最初の1年はきれいな花をたくさん咲かせてくれました。しかし、去年から調子が良くなくて、花も少ししか咲きませんでした。どうも、去年の春先のワタムシ被害の影響を受けたようです。
2頭立てですが、根元の方は疣が茶色くなって枯れたような状態です。成長点の少しした当たりにも茶色く変色した部分が見えます。鉢から抜いてみると、根の方は大丈夫そうでしたが、太い根が多くて、細い根の出が悪いみたいです。こういう太い根は、そのものからは養分の吸収を余りしないようで、細い根がないとうまく成長しません。
そこで、太い根をばっさり切ってしまって、細い根が出るのを促すようにしてみました。

大分苗自信が弱っているようなので、うまく根が出るかどうかわかりません。根が出てくれればだんだん回復してくれると思うのですが、結果は天に祈るしかありません。
10日ほど根を乾かして、植え付けました。また元気になってきれいな花をたくさん咲かせてくれることを願いながら温室の片隅に置いてやりました。
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- 2015/02/07(土) 17:59:08|
- マミラリア
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先日の
ホマロケフェラ・綾波のご紹介で写真がなかった一番大きな苗です。大きいといっても直径13cmくらい。綾波はまだまだ大きくなるんでしょうね。私も綾波を育て始めて日が浅い物でその辺はよくわかりません。
この苗は結構大きいのでまともに育っていれば花が咲くはずです。まだ新刺が出てきていませんので、花が咲くかどうかは今のところわかりません。
この綾波を見ていてどうも今まで見たことのある姿だなーとよく考えてみると、そうです。日の出丸に似ています。
うちの日の出丸の写真がこれ。

刺は日の出丸の方が赤いけれど、刺の出方、姿形はそっくりです。これがまた全く違う属に分類されているとは、不思議な気がします。
私はこの日の出丸もまだ3年目。大きくなったらどんな姿になるか知りません。おそらく扇平なまま大きくなりそうですが、どれくらいまでなるんでしょう。
私の所の大きな苗と言えば、40年前からいる真珠がありますが、これは直径18cm高さ25cmくらいになっています。
私の持っている資料によると、綾波は背の低いこのままの姿で直径30cm以上になるそうです。この辺がフェロカクタスではなくて、ホマロケフェラという一属一種のサボテンとして分類されたゆえんかもしれません。フェロカクタスのサボテンはそこまで大きくなるのは少なそうです。エキノカクタスの金鯱などは直径1mくらいになると言われていますが、やっぱりこういう風に大きくなるかどうかも種類の分別の一因なのかもしれません。
そういえば、日の出丸は日焼けはあまりしないようですが、綾波は日焼けしやすいように思います。前に日焼けで1本苗を枯らしたことがあります。日焼けしない程度によく日光に当てて育てるのが、うまく育てるこつかもしれません。これ結構難しいですね。
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- 2015/02/06(金) 22:33:18|
- ホマロケフェラ
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前に、正木の
ペクチニフェラが咲き始めたことをご報告しましたが、遅れること2週間位で斑入り苗の方にも花が咲き始めました。
今年の花はやっぱり少し少なめです。去年たくさん種を取りすぎたためでしょう。去年は授精するのかどうか自身がなかったと言うこともあって、咲く花についてほとんど全部に近いほど交配しました。その結果、こちらの斑入り苗の方に15個位、正木株の方に10個位果実が出来ました。1個の果実の中には8個位から20個位の種が入っていて、合計では種が200粒位取れたでしょうか。それを去年の夏頃から少しずつ蒔いています。斑入り苗もいくつか出ているみたいですが、うまく育つかどうかまだ自身がありません。
今年も本当は交配したいのですが、苗が弱るのが心配なので、ほんの少しだけにしておこうと思います。今で3-4個の花に花粉を付けてみました。まだ、今のところは授精しているかどうかわかりません。去年経験からすると、2-3週間後に花殻部分がふくれてきてそれが次第に赤くなってきました。
まだ花が少しずつ咲き続けています。交配したい気持ちを抑えるのが難しいです。 今年も少しだけではありますが、種が取れるのを心待ちにしています。
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- 2015/02/04(水) 22:42:27|
- ユーベルマニアナ
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まだ寒いですが、温室内はそろそろ春の兆しです。
正月を過ぎると、だんだん日照時間が増えてきて、温室内のサボテンたちにとっては春が近いことを感じていると思われます。最近は天気の良くない日が多いので、実際に太陽の出ている時間は少ないみたいですが、これで天候が回復すれば文字通り春の到来になるでしょう。
うちの
ホマロケフェラ・綾波達にとっては今年が初めての春になります。いずれも去年入手した苗ばかり。
花が咲くためには新刺が出てくれなければなりません。なぜなら、花芽は新しい刺座に出来るからです。この綾波は直径11cmくらい。長い刺が特徴です。少し新刺が出てきかけたかなと言うところ。まだ花芽は見えません。肌色はきれいな緑色をしています。まずまず元気さは感じられます。今年あたり花が期待できそうです。

こちらは少し小さめ。直径9cmくらいです。この大きさではまだ花は難しそうです。もう一回り大きくなれば咲くのではと思うのですが、今年うまく成長してくれれば来年あたり期待が持てそうです。
綾波の花は、今までネットか雑誌でしか見たことがありません。赤からピンクで、花びらの端がひらひらと切れたようになっていて非常に優雅なようです。前に、サボテンとは関係のない、農協の冊子の表紙に載っていたことがあり、そのきれいさに見ほれました。これはぜひ我が家の温室でも咲かせなければと、去年苗を3株入手しました。案外、綾波って価格的には安いみたいです。でも刺が太くてどっしりした苗はそれなりにします。
うちにはもう一本大きめの苗があります。今日は写真が撮れなかったので、後日花芽が出た頃にもう一度載せたいと思います。
早く花咲け綾波達よ。
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- 2015/02/02(月) 22:58:08|
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ロホホラ属・翠冠玉です。
疣の部分が丸くきれいに盛り上がっています。俗ににオッパイ翠冠玉と呼ばれているようです。確かに良い曲線です。白い綿毛もふさふさしていてきれいです。翠冠玉の白毛は小さな時は少ない物でも大きくなるに従って増えてくることが多いです。
この苗は今で8cmくらい。まだ少し大きくなりそうです。もっと白毛が増えてくれたらいいなーと思いながら眺めています。
翠冠玉と言えば、私が前に自費出版した冊子にも載せていました。その頃はまだ翠冠玉と、烏羽玉、銀冠玉の違いがよくわからず、烏羽玉としていた物が翠冠玉ではないかとお教えいただいたことを思い出します。この3者は外観がよく似ており、個体差も結構あるようで、花が咲いていなくては判断できないことも多いとか。
花が咲いたときに、ピンク色であれば銀冠玉、白であれば翠冠玉、クリーム色なら烏羽玉と言うことのようです。でも中には赤花烏羽玉なんてのもあり、難しいです。
肌色は銀冠玉は白っぽい粉を吹いたような肌色の物が多いみたいですが、中には薄緑色の肌色の物もあります。烏羽玉は一般的にグレーっぽい肌のものが多いのは確かでしょう。
いずれにしてもこのロホホラ属という仲間は微妙な品種です。柔らかな肌は優しく扱わないといけません。そう女性に触れる時のように。
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- 2015/02/01(日) 23:01:27|
- ロホホラ
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