去年の実生苗の寄せ植えです。実生した後、植え替えなしで丸一年放置していました。その割には結構うまく育っています。実生したとき、普通のサボテン用土を鉢の8分目位まで入れ、その上に5-8mm程だけ鹿沼土の極小粒を乗せてそこに種を蒔いています。そのため、植え替えなしでも、うまくいけば結構育ちます。
とはいえ、もうそろそろ植え替えしないと、どうしようもなってきました。うちでは、植え換え後調子が悪くなることもあったりして、少し心配なので、一応記念のために写真を撮っておきました。特にヘキラン錦がきれいなのでその色変化にも注意しておきたいと思います。

これらは、前に接ぎ木苗でご紹介した、赤くなった
ヘキラン錦の兄弟分です。斑入りで、斑の部分が赤くなっているものが多いです。接ぎ木苗では赤味が少なくなって、緑の部分が増えてきました。この実生苗たちはどうでしょう。今のところ、赤味の強い物と普通の緑の肌の物が混じっています。
これらを植え替えして、他の苗と分けて植え替えしようと思います。ちなみに、右上が
一部紅葉ヘキランの苗、右下が
紅鷹、左下は、
ルリ兜(一部斑入り?)に恩塚ランポーが混じっています。
植え替え時に何本か袖ヶ浦に接いでみようと思います。これくらいの大きさ、4-8mmくらいは実生接ぎとは行かず、普通の伸縮包帯を用いたつぎ方ではまた接ぎにくく、どうした物か思案中ですが・・・・。
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- 2015/04/29(水) 23:04:25|
- ランポウ類
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最近は天候が回復して、日差しも強くなり、日中は温室内も初夏のような暖かさの日もあります。
そんななか、うちの
太平丸達もようやく動き始めました。
上の写真は去年、キリンウチワから接ぎ下ろしした苗たちです。今年の初めに植え替えして、根を確認しました。
http://ysc726.blog.fc2.com/blog-category-31.html いまだに寄せ植え状態ですが、新刺が出てきたと言うことは成長を始めたと言うことでしょう。何とか、キリンウチワの接ぎ下ろし苗も、今のところ大丈夫のようです。

前にも書きましたが、キリンウチワの台木は接ぎ木後、2-3年で腐ってくることが多いようで、台木が腐ってから下ろそうとすると、うまくいかなかったり、穂まで腐りが進行してしまうこともありました。ちょっともったいないように感じますが、台木が元気なうちに短く切って下ろすようにした方が良さそうです。台木が弱ってきてからだと、うまく根がでないことが多く、いつ下ろすかがポイントのように感じています。
もっとも、苗の育て方で、うまく管理をすればもっと長く5-6年持つのかもしれません。キリンウチワの旺盛な成長を5-6年維持できれば、10cm以上の大苗も夢ではないでしょう。私のブログをお読みのお方で5-6年成長を維持できている方があれば、お知らせください。きっとすごい苗が出来ていることでしょうね。
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- 2015/04/28(火) 23:04:51|
- エキノカクタス
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ようやく天候も回復して、暖かくなってきました。ようやく
台木用の袖ヶ浦も成長し始め、接ぎ木に最適な季節がやってきました。
上の写真は、去年の夏に台木を入手して、プランターに寄せ植えし、軒先に置いていた袖ヶ浦です。温室内がいっぱいでしたので、屋外に置いていて、冬の寒い時期だけ室内の窓際に置いていました。

そんな環境でも、春になるとしっかり成長を始め、成長点付近が伸びてきました。こういう風に成長点付近が盛り上がって、新刺が旺盛に出始めた頃が接ぎ木の最適期です。

今回は去年キリンウチワに実生接ぎした、太平丸と、ヘキラン錦に出てきた子を切り取ってそれを接ぐことにしました。太平丸2個と、ヘキラン錦2個です。大きさは2-3cmと言うところ。ちょうど袖ヶ浦には接ぎやすい大きさです。

この苗の裏側です。ヘキラン錦は切り口が小さく扱いやすいですが、太平丸は親苗とくっついている部分が大きく、切り口が広いです。おまけに、背が低く、成長点が片方によっているため、うまく切らないと穂の高さが極端に低くなってしまいます。切るのはカッターナイフを使用しました。実生接ぎ苗ではカミソリの刃を使用しますが、こういう中苗はかなり硬いのでカミソリの刃ではうまく切れません。切り直しをするだけの寸法の余裕がないので、慎重に一度でスパッと切るように気をつけます。

太平丸は刺が長く止めるときに難儀しますので、あらかじめ刺を切り取っておきます。今は不格好ですが、そのうち成長してくると、下に回って目立たなくなります。

台木の方はこんな感じで稜線を切り落としておきます。あらかじめ大まかに切って置いて、それから穂の方を用意して、その後、穂を乗せる前に先端部分だけをもう一度切り落とします。

そして穂を乗せて、伸縮包帯を使用して、袖ヶ浦の刺に包帯の編み目を引っかけて止めながら、左右に引っ張って止めていきます。
この方法なら、寄せ植えの苗や、地植えにしている苗でも接ぐことが出来ます。便利になった物です。
この状態で2週間ほど水をかけないようにして保管します。2週間後に包帯をそっとはずして、うまく接げていれば1ヶ月位から成長を始めます。
袖ヶ浦は天候の良くない日に接ぐと、切り口が黒く変色してかさぶた状のものが出来てきて、失敗することが多いです。天候の良い日が2-3日続く時なら失敗の確率はかなり低くなるでしょう。私の場合で、成功率は70%位でしょう。なかなか100%うまくいくところまでは行きません。台木の生育具合、穂の状態にも左右されます。
まだかなり台木は残っています。好天が続くうちに残りの接ぎ木もやってしまわないといけません。
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- 2015/04/27(月) 22:34:16|
- 接ぎ木・接ぎ下ろし
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エキノマスタス・ラウイの実生苗です。
3年前に輸入種子を実生して育てています。5-6本育っていましたが、中に根腐れを起こしたのや、成長不良なのが出てきて、結局今元気なのはこれ1本だけになっています。
今、4cmくらい。成長点付近の新刺は赤くてきれいです。先端が黒く、下向きにカールして伸びるその刺は、トラなどの猫属の爪に似ています。そのため、トラ爪ラウイなどと呼ばれます。なかなかかっこいいではないですか。この太くてかっこいい爪が順調に伸びてくれれば魅力的な株になりますが、こじれたり、成長不良を起こすと、刺が貧弱になって、なかなか回復しません。うちでも、昨年初めのワタムシ被害の影響からか、こじれるのが多くてどうもうまくいきません。それに根ジラミの影響も残っています。
ひょっとして、根ジラミとワタムシは同じ物、または近縁種ではないかと思ったりしています。色はどちらも白く綿毛を持ったような姿をしています。どちらも、薬が効きにくく、綿毛で覆われているので、薬剤が届きにくいように感じます。アクテリック乳剤などは効くようですが、直接害虫にかからない部分では生き残っているのも見かけます。両方共に、なかなかしぶとい害虫です。
今は植え替えの度に根ジラミを発見したらいちいち根を洗って、消毒してから植えるようにしています。結構手間がかかります。これでだんだん根ジラミも減ってくれるのではと期待しているのですが。
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- 2015/04/25(土) 22:45:28|
- その他
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かなり白い
スーパー兜です。大きさは直径7.5cmくらい。もうこれ以上径は大きくはならないみたいです。最近は少し背が高くなってきたみたいです。
肌は真っ白とまでは行きませんが、かなり白い方です。これがもう少し白ければ、アルプススーパー兜と呼ばれるタイプに入るんでしょうが、まだそこまでは行かないかなと言うところです。
肌の白さを保つためになるべく水をかけないようにしているんですが、どうしても時々濡れてしまします。そのためか、白点の一部に黒カビの跡が見られます。カビは一度付くとなかなか取れません。ネットでかび取り材を使用している例も見られますが、怖くて使用に踏み切れません。一度肌が犯されると元には戻りません。替わりのないサボテンなのでやっぱり冒険は出来ません。

ちょうど1年前の写真がありましたので比較のために載せます。2014年2月の写真です。これに比べると、現在の苗の方が、疣の間隔が狭くなっています。やっぱり少し大きくなってきているに違いありません。今年も蕾が上がってきました。スーパー兜はこれを親にして実生すると、いろんなタイプが生まれて楽しいです。濃い白点の白兜などと交配すると、より白い兜が生まれそうな気がします。今年は白兜か、兜錦との交配を目指したいと思っています。
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- 2015/04/24(金) 22:52:03|
- 兜丸類
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2月17日に真っ赤になった紅葉ランポー系ヘキラン錦をご紹介しました。 やっぱりその頃が一番赤くなったときだったようで、その後少しずつ緑の色が増えてきました。いずれも成長点付近から緑の肌が増えて来ています。おそらくこの部分が新しく成長した所なんでしょう。緑になると言うことはそれだけ成長したと言うことでしょう。不思議なことに昨日の紅葉系ランポーの実生苗は、暖かくなってきて色づいてきていました。それがこちらは成長し始めて緑になってきています。何か不思議な感じです。

この4本のうち1本、一番大きな苗に蕾らしきのが出始めています。まだ最大径5cmくらいですが、接ぎ木の威力でしょう。この苗はこの4本のなかでは一番色づきに少ない苗です。それでも赤くなる性質は持っています。ちょうど開花期に他の苗と開花時期が合えば、ぜひ交配してみたいですね。
交配が出来れば、ランポー系自家実生苗としての初めての採種と言うことになります。やっぱり自分で種を蒔いた苗からまた種が取れると言うことは、また感慨深い思いです。
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- 2015/04/22(水) 22:34:21|
- ランポウ類
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前にもご紹介しました、
紅葉ランポー系の実生苗がだいぶ色づいてきました。
この冬場は全く緑一色でしたが、春になってようやく少し色づいてきました。周囲温度が上がってきたからかと思うのですが、どうもまだよくわかりません。うちのこの実生苗は、紅葉の性質がそれほど強くなく、全身が黄色や赤に変わるほどにはならず、成長点付近が少し色付く程度の変わり方のようです。写真の中央の株などは成長点の部分がまた緑になってきているみたいです。

私のお気に入りはこの恩塚ランポー系の苗です。白点が密集している中から少しだけ赤い肌が見えるなんて面白いではありませんか。これはぜひこの性質を持ったまま大きくしたい物です。
うちではどういう訳か、兜丸系はうまく育たず、途中で枯れたり、こじれたりしがちです。しかし、ランポー系は総体に順調に育ちます。やっぱりランポー系の方が丈夫なんでしょう。この鉢の苗も去年の夏頃植え替えたままです。そろそろ植え替えて、紅葉の強いタイプを選別しようと思います。うまくいけば来年あたり開花させることが出来るかもしれません。そうすればまた紅葉系同志で交配も出来るかもしれません。がんばって大きくなってもらいましょう。
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- 2015/04/21(火) 22:44:33|
- ランポウ類
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うちでは一番大きめの
ギムノカリウム・緋牡丹錦に蕾が上がってきました。
一番大きいといっても7cmくらいですが。斑柄はまずまずでしょう。緑の肌、黒っぽい肌、黄色い斑の部分、赤い斑の部分、いずれももっている、結構珍しい斑入りです。蕾は2個出てきていますが、蕾の部分にも斑が入っています。こういうのを交配すると、生まれた子にも斑が入りやすいみたいです。蕾の表面の斑は、そのまま、雌しべや雄しべにも斑の性質が乗っていると考えて間違いありません。この蕾なら良い斑入り苗が出来そうなんですが、いかんせん相手がなさそうです。
他の苗にも少し蕾の出ていているのがありますが、まだほんの小さな蕾です。今回は種は無理そうです。次か、または次の次位になれば可能性はありそうですが。
一昨年キリンウチワに実生接ぎした緋牡丹錦が4cm前後になってそろそろ蕾が出かけているようです。その苗と交配も出来るかもしれません。そうなると、この苗が親株なので、戻し交配って事になるかもしれません。戻し交配ってのはどういう作用があるのでしょうか。私にはまだよくわかりません。
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- 2015/04/20(月) 22:01:17|
- ギムノカリウム
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大変です。
ペレツデラロサエの単幹古株に腐りが入っていました。
この春の開花までは調子が良さそうでしたが、その後何となく元気がなさそうで、さわってみると、何かふわふわするような感じです。今年は植え替えしてなかったので、試しに抜いてみました。
そうするのこんな風になっていました。根元の部分が赤く腐っていました。根はどうかなと見てみると、生きています。
根が生きているのに腐るなんてどうしたことでしょう。これは胴の付け根付近から腐ってきたような感じです。なぜこんな風になったのか全くわかりません。マミラリアのサボテンで、果肉の柔らかい品種は時々こういう事があります。表面が白毛などで覆われていると、知らぬ間に全体に腐りが回ってしまい、回復不能になることもあります。今まで何本腐らせてしまったことか。
ほとんどの場合、その原因ははっきりしないままです。ただ単純に水のやり過ぎなどではなさそうに思います。どうもよくわかりません。根から腐らず、胴の付け根から腐るとは・・・・。

この苗は背が高かったので、腐りは途中までで止まっていて、胴切りすることによって何とか助かりそうです。それでも気付いたのが雨天の日だったので、切ったのも悪天候の時でした。切り口がうまく乾燥してくれるかどうか不安です。うまくいかないときはもう一度切り直す必要があるかもしれません。
それにしてもこのマミラリアの突然の腐りについては原因があるはずです。それを追及する必要がありそうです。
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- 2015/04/18(土) 22:35:47|
- マミラリア
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去年キリンウチワに実生接ぎした太平丸系の苗に赤い新刺が出てきています。だいたい主頭が2.5cmくらい、子は1.5cmくらいになっています。これくらいになると、それぞれの苗のタイプがはっきりしてきます。
太平丸の仲間にはかなり多くのタイプの違いがあり、それぞれ花王丸とか雷帝、ニコリーなどと区別して呼ばれています。元は同じ太平丸なのですが、刺の長さ、太さ、カールの仕方、肌色の違いなど非常にタイプごとの差異が大きく、全く別の品種かと思うほどのものも多く存在します。
上の苗はこの前にも載せましたが、
ニコリー系で太くて長い刺がカールして出るタイプです。新刺は赤くて太く、魅力的です。でもしばらくすると茶色になって、太さも細くなってきます。このままの太さでいてくれたらなーといつも思います。

これも
ニコリー系です。肌色はコバルトブルーの系統で、渋い味わいがあります。下の方の刺は細いですが、上に行くに従ってだんだん太くなってきました。これからが楽しみです。

こちらは全く違って、緑の肌に刺は肌を巻くように伸びるタイプです。これは花王丸と太平丸の交配です。花王丸の刺を太くしたようなちょっと変わったタイプです。分類するならやっぱり
花王丸にはいるでしょうか。うちのみ商品では今までにないタイプでこれも将来楽しみです。

これも先ほどのと同じ
花王丸系です。緑の肌に赤黒い刺が出ています。ちょっと不気味な色合いです。同じ時の実生なんでしょうが、いろんなのが生まれます。こういうタイプ違いの苗同志を交配すると、その子供はかなりいろんなのが生まれます。そんな変わったのが生まれるのも実生の醍醐味でしょう。
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- 2015/04/16(木) 23:02:45|
- エキノカクタス
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先日載せました、
兜錦に花が咲きました。この3株は共にキリンウチワの接ぎ下ろし苗です。
去年も小さいながらも確か何度か花を付けましたが、今年の花は少し大きいような気がします。苗の大きさが小さな時は花も小さめみたいです。兜丸系では今年初めての花です。何か久しぶりに見た兜丸の花って感じです。

真っ黄色の花びらに、底の部分だけが真っ赤です。兜丸はその株ごとに少しずつ花の大きさや色合いが違います。こんなに花の底が真っ赤なのは久しぶりに見た感じがします。なかなかきれいではないですか。
今のところ、交配相手がありません。隣の株にも蕾が出てきていますが、もう少し時間がかかりそうです。交配による種取は苗の衰弱が心配ですが、やっぱりやめられません。今年も何とか交配したいと思うのですが、花の時期が合わないと致し方ありません。
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- 2015/04/15(水) 22:32:10|
- 兜丸類
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我が家での実生の
ランポー類とロビオプシスの小苗を寄せ植えしています。奥の2本が恩塚ランポーです。左が四角、右はわかりにくいですが、斑入りで三角だったのが四角に増稜中です。
3寸鉢での寄せ植えですが一応順調に育っているようです。ランポー系の苗で、稜数の少ない苗は胴割れ(身割れ)することがあります。そう、この苗の親苗である、三角恩塚ランポーも盛大に身割れしていましたっけ。この胴割れは遺伝なのかもしれません。

この割れ目を見る限り、最近割れたばかりのようです。この割れ目から腐りが入ったら大変です。今のところ割れ目はきれいな色をしているので大丈夫そうですが、雨天の湿度の多いときだと、心配です。せっかく斑入りで、今のところ順調に育っているのに、何とかこのままきれいに育って欲しい物です。
この鉢に植えている3本の苗の親株は片方が三角恩塚ランポー、もう一方が三角ヘキランです。そのため、三角、四角のランポーが生まれやすく、また肌の方も恩塚の白点の多いのと、全く白点のない物の両方が生まれました。ランポー系はこういう風に肌の違いなどを楽しむことが出来て面白いです。今年も交配をしようかなと思っていたら、恩塚三角ランポーの調子が良くないようです。ちょっと心配です。
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- 2015/04/14(火) 22:55:18|
- ランポウ類
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マミラリア・満月に花が咲きました。マミラリアの花としては大きめの方で、直径2cmほどあります。
この花、ちょっと色合いが変わっています。咲き始めは白っぽいクリーム色をしており、しばらくしてから薄いピンクに変わってきます。おそらく2日位咲いていると思いますが、2日目にはピンク系の色に変わるようです。写真の中にも白っぽい花とピンク系の花の2色の花が見えます。変わった性質です。

花は、雄しべの軸がピンクで、花粉が黄色、雌しべは赤です。花の色よりもこの雌しべと雄しべの色の方があざやかです。
満月の仲間は、うちの温室にも3-4本あります。まだ花の咲かない苗や、知らぬ間に咲き終わってしまった苗などあって、結局写真が撮れたのは今のところこれ一株だけでした。また遅れて咲く株もありそうです。咲いたらまた載せたいと思います。
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- 2015/04/13(月) 22:45:45|
- マミラリア
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今日、2015年4月12日、
日帰りバスツアーで京都へ桜見物に行ってきました。
私のうちの近所では、数日続いた雨で、はや、ソメイヨシノは咲き終わり、葉桜になってしまい、八重桜がちょうど満開になっています。この時期、しだれ桜も少し遅めで満開というので、近所の山陽バスのツアーで京都へ桜見物に行ってきました。
京都は桜にしろ、紅葉にしろ、大変きれいで魅力的な名所が数多くあります。しかし、個人でマイカーなどで出かけると、渋滞のために思うように動けず、駐車場にも困ることが多いです。それで、京都見物にはツアーなどを利用する方がうまく動けて能率的です。今回は、バスツアーで、余り行ったことのない仁和寺と、原谷苑へ家内と桜見物に出かけることにしました。
仁和寺は、世界遺産にもなっている、真言宗の方本山だそうです。広い境内には五重塔もあり、多くの参拝者があります。今の時期は、桜の名所と言うことで桜見物の人が多く詰め寄せています。仁和寺の桜は御室桜という品種で、ソメイヨシノよりも少し時期が遅く、背丈が低く、低いところから花が咲きそろうことで人気があります。
雨続きの合間の好天の日曜日とあって、人でもすごいですが、桜はちょうど満開で、花見には最適な状態でした。普通のソメイヨシノなら、桜を見上げるようになるところが、低い位置から花を付ける御室桜なので、真横に花を見ることが出来ます。人物の写真を桜をバックに取るなんて事も簡単にできます。花色は薄いピンクでソメイヨシノとほぼ同じですが花の密集度はこちらの方が高そうです。

境内には紅葉の木も多く、紅葉の新緑もまたきれいでした。おそらく秋の紅葉も時期もきれいでしょう。

中に数本、しだれ桜の木もあって、少し濃いピンクの花が目を引き、御室桜とは違った魅力を見せていました。私個人的にはしだれ桜のその垂れた枝や花により魅力を感じます。

次に行ったのは、
原谷苑のしだれ桜です。原谷苑は比較的新しい桜の名所だそうで、ここ数年人気が出てきているそうです。場所は金閣寺のほど近くですが、付近は観光バスなどの大型車が出入り禁止になっているとかで、昼食の料亭から、タクシーで送迎するという方法でしかいけないようです。結構道も細く、渋滞気味で、行き帰りだけでかなりの時間を要しました。

原谷苑に付くと、そこはしだれ桜を中心とした、かなり珍しい光景が広がっています。桜と言えばソメイヨシノを思い浮かべますが、しだれ桜は全体的に色が濃く、花が全体をピンク色に染め上げています。しだれた枝は、風で、ゆらゆらと揺らぎ、風情があります。やっぱり桜の中ではしだれ桜が一番魅力的です。
去年は、大阪の造幣局の通り抜けにも行き、いろんな珍しい八重桜なども見ましたが、花の魅力としてはしだれ桜が一番のように思いました。
竹内まりやのデニムという曲で、もう何度この春の桜や、秋の紅葉を見ることが出来るのだろうかと言う歌詞がありました。そう、年を重ねると、名所で桜や紅葉を見る度にそう思います。行けるうちにいろんな良い景色などを、目に焼き付けておきたいと思うようになりました。
ずーっと以前、私のなくなった母が、いつか薄墨桜を見てみたいと言っていたのを思い出します。母は結局薄墨桜を見ることが出来ずになくなりましたが、そういえば、薄墨桜もしだれ桜と聞きました。来年はこの薄墨桜を見に出かけるのを次の目標にしましょう。
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- 2015/04/12(日) 22:41:41|
- 旅行・行楽
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フェロカクタス・刺なし王冠竜の花が咲きました。まっ黄色の花です。花びらから、雌しべ、雄しべまで真っ黄色です。花びらの先端はシャギーがかかったようにひらひらとしています。これが特徴でもあり魅力でもあります。花は、普通の刺有りの王冠竜と変わりません。違うところは刺のあるなしだけのようです。
ただし、うちの苗だけでしょうか、もう育てて40年になりますが、外形寸法が12cmくらいまでしか大きくならないようです。普通の王冠竜は16cm-20cmくらいまでは大きくなります。刺なし種はちょっと小型なのかもしれません。私はうちの苗以外で刺なし種を見た経験があまりないので、はっきりしたことがわかりません。先日淡路、奇蹟の星の植物園で見かけた刺なし王冠竜もサイズは小さめでした。

私はこの王冠竜の青みがかった白い粉を吹いたような、肌色が好きです。刺はあってもなくても、それぞれ魅力的です。去年、刺なしと刺有りの王冠竜を交配して種を取りました。それを1ヶ月ほど前に蒔いています。どんな姿に育つのか楽しみにしています。
王冠竜は小さな時は稜線が疣状になっていて、もう一つ面白味に欠けますが、10cmくらいになるとその疣が繋がってきて、はっきりした稜線になってきます。その頃からが王冠竜が魅力を発揮してくるときです。果たして今から育ててその魅力を引き出すまで育てられるかどうか、私の年ではちょっと疑問ですが、精一杯育ててみましょう。
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- 2015/04/11(土) 21:55:05|
- フェロカクタス
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マミラリア・希望丸に花の輪が出来ました。真っ白な刺と毛に覆われた体から、濃いピンクの花を咲かせます。花はちょっと小さめで、直径1cmくらい。半分疣の谷間に埋もれたような格好です。それでもこの色のコントラストは強烈です。

ちょうど頂部の周りを一周するかのように一列に並んで咲いています。この希望丸も、小さな時は白毛が余り多くないですが、大きくなるに従って疣の谷間から白毛を大量に出してきて、真っ白になります。

この苗は2年前に背が高くなりすぎた苗を胴切りした上半分です。2年前には根がない状態でしたが、ようやく2年の月日を経過して元気になってきました。
胴切りした下半分は、元気に子を出してきていましたが、去年初めのワタムシ被害で影響を受け、肌が茶色くなって、最近ちょっと元気がありません。枯れる程ではないですが、回復になかなり時間がかかりそうです。ご紹介は元気を回復してからにしましょう。
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- 2015/04/10(金) 22:28:51|
- マミラリア
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暖かくなってきて、庭の草花も色々咲き出しました。
上の写真は
南京桃の鉢植えです。もう5-6年前になるでしょうか、近くの道の駅で購入した物です。うちではこういう鉢植えの花木は枯れてしまうことが多いのですが、この苗はがんばっています。余り大きくはなっていませんが、毎年、3色の花を咲かせます。おそらくこれは1本の台木に、3色に花桃の木を接ぎ木して作っているのかと思います。でも良くできていますよね。1本の木に3色の花が咲くなんて、初めて見たときには驚きました。どこか庭の片隅に植えてやりたいのですが、この華やかさが似合う場所が見あたりません。もうしばらくはこのままで育ててやろうかと思います。
花カイドウの鉢植えです。この花、長い軸が伸びてその先に赤っぽい花を咲かせます。蕾の時はちょうどサクランボのような形で、赤い色をしています。咲くとピンクになりますが、蕾の時の方がかわいくて良い感じ。この苗は6-7年前に明石海峡公園で初めて見かけて気に入って、鉢植えを購入した覚えがあります。もう一本、庭に地植えにしているのもありますが、そちらは時期が少し遅いみたいです。

最初は、サクランボのような形から、サクランボの木かと思ってしまいました。でもそうではなかったのですが。いずれにしてもなかなか優雅な感じのする花です。

庭の片隅に
ムスカリが咲いていました。ずーっと前、15年以上前でしょうか、植えたのを忘れていました。普段はほとんど苗のあることさえ気づかないのに、春になるとちゃんと咲いてくれます。球根はずーっと残っているんでしょう。丈夫な花です。青い花ってのは珍しいので、孫の子達が来たときに摘ませてやりました。今は台所の花瓶に入れてあります。また来年も咲いてくれそうです。
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- 2015/04/09(木) 22:52:59|
- 野菜と花の栽培
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かなり暖かい日が続いたかと思えば、ここ数日はまた花冷えの様相です。こたつや冬用のジャンパーをしまおうかなと話をしていたところでした。しまい込まずにいて正解でした。
うちの温室内も、ようやく夏型のサボテンが新刺を出してきています。写真は去年の夏キリンウチワに実生接ぎした、
エキノカクタス・太平丸です。片親がニコリー、もう片親が茶色刺の強刺太平丸です。ニコリーらしい強刺が出てきています。まだ、主頭が3cmくらいですのでこれからです。子供が出ているのは今度天候が安定してきたら、はずして袖ヶ浦に接ぐ予定です。一昨年、こうやって結構たくさんの苗が増えました。袖ヶ浦は1-2cmの苗を接ぐのにちょうど勝手がよろしいです。伸縮包帯で固定すれば簡単に接ぐことが出来ます。問題は天候です。最近のように雨が多いと接げません。特に袖ヶ浦は天候の良い日に接がないとうまくいきません。切り口に黒い膜が出来て、活着不良になります。

この苗も同じ兄弟です。こちらは日陰に置いていたので、刺が細いです。少し日の当たる場所に移動させましたので、少しずつ刺は太くなってくるでしょう。こちらも同じように2個子が出ています。どういう訳か、太平丸系をキリンウチワに実生接ぎすると2個子が出ることが多いです。どうしてなのかよくわかりません。1個実生接ぎしたら、来年には3本の苗に増えているという計算です。結構量産できることになります。良い刺の苗を効率的に増やすのは良い方法じゃないかと思うのですが。ただし、いずれも接ぎ木が前提ですが。
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- 2015/04/08(水) 22:17:06|
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この鉢には成長点付近が赤っぽくなる、
紅葉ランポー系の実生苗を植えています。
去年の秋頃まではかなり赤い色になっていましたが、この冬頃から緑一色になってしまっていました。どうしたのかなと思っていたら、春の成長はじめと共に少し赤味が出始めました。
どうも、この紅葉ランポーの色づきについてはよくわかりません。成長が始まると赤い色になるのでしょうか。今までは冬の温度下降で色づくのかと思っていましたが、そうではないみたいです。
紅葉ランポーの仲間はヘキランが多いです。この奥の方の恩塚ランポー系で赤味が出てくるのが面白くて期待しています。白点を密集した肌から赤い肌色が透けて見えるなんて面白いではありませんか。
比較として去年の春の写真を載せておきます。

去年の3月の写真ですが、今年よりも赤味が強いです。大きさの違いがよくわかりますね。そろそろ植え替え時期かな。
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- 2015/04/07(火) 22:59:09|
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この3本の
兜錦・ルリ兜錦は一昨年のキリンウチワによる実生接ぎ苗です。
去年の夏頃までは台木共に元気にしていましたが、秋口から成長が止まり、春先に、3本のうち1本の台木が腐ってきました。これはいけないと思い、1ヶ月ほど前に接ぎ下ろしをしました。
まだ十分に根が張っていない状態のはずです。こうやって、上から見ている限りよくわかりませんが、下の方は少ししわが寄っています。本当に元気になればそのシワが取れて、もっとふっくらとしてくるはずです。
3本のうち2本は子が出ています。普通の実生苗ではほとんど子吹きしない種類ですので、子吹きしていることで、接ぎ木苗だとわかります。植え替えするときに子をはずしてやろうかとも思いましたが、時期的に良くなかったのでそのままにしています。
3本のうち2本は一部だけの斑入りで、並斑という所。後の1本、ルリ兜錦だけは良い斑柄をしています。これなら交配親としても期待できます。兜丸系の斑入り苗の交配は2年ほど前かなりたくさん行いました。そのおかげで種親に使用した苗は弱ったり、枯れたりで後遺症も残りましたが、結果、このような斑入り苗も生まれています。ここは、種親に使用する苗は消耗品として考えるのもありかなと思っています。
充分元気を取り戻してないながらも、蕾をいくつか出してきています。うまく花の時期が合えば、交配してやろうかと思いますが、今のところ交配相手はなさそうです。また次の花に期待しましょう。
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- 2015/04/06(月) 22:48:27|
- 兜丸類
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2年前にキリンウチワの水耕栽培の実験をしました。キリンうちを台木として、片方は水肥を入れた水に根元を浸けて、もう片方は普通に栽培用土に植えた状態として比較テストをしました。結果は、水耕栽培の方も良好で、ほぼ土の物と変わらない成長を見ました。その時、実験に使用したのが、今回載せます
スーパー兜です。
2年前はキリンウチワに実生接ぎした直後で、共に0.5-1.0cmくらいの苗でした。その後1年位はまずまずの成長を示しましたが、去年位から成長が鈍り、そろそろ台木の限界かなと思われました。他の苗でも感じていましたが、キリンウチワの台木は2年目位から衰えてくることが多く、うっかりしていると、知らぬ間に台木が腐り、その腐りが穂まで届いて、全部だめになることもありました。
それが心配でしたので、1ヶ月ほど前に2本共に接ぎ下ろしをしました。まだ時間が余り経過していませんので、根が出たかどうか位の時期だと思います。
上の苗は子吹きして面白い群生株になっています。大きさは最大径で6cmくらいです。普通、兜丸系は子吹きせず、単頭のまま大きくなります。こういう子吹きは接ぎ木ならではです。こんなの邪道だとおっしゃる方のあるかと思いますが、これはこれで面白いではありませんか。肌の白点も結構きれいです。疣の線上に白点が並ぶタイプをミラクル兜などと呼ぶことがあります。これはそれに近いような感じです。ただ気になるのは、その写真では見えませんが下の方に成長割れが出来ています。ちょっと赤い色になっていますので、そこから腐りが入らないか心配です。何とか大丈夫なことを祈ります。

こちらは単頭で4.5cmくらい。これもちょっとタイプは違いますが、ミラクル兜っぽい感じです。成長と共に白点の付き方が変わってきているようです。疣の線上に白点が並べば面白くなりそうです。
そう、この2本の苗の親株の写真も載せておきましょう。共に2年前の種を取ったときの姿です。

こちらは真っ白な、アルプススーパー兜と呼ばれるタイプ。これは2年前の姿ですが、今もほとんど変わらない状態で何とか元気にしています。現在の姿は後日載せます。

こちらはもう一本のスーパー兜です。この2本の間で交配しました。なので白点のかなり濃い物から、少ない物までいろんなのが生まれています。実生小苗もありますが、そちらはまだ1cm前後です。そんな実生小苗も後日一緒に載せましょう。
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- 2015/04/05(日) 22:03:08|
- 兜丸類
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今日はサボテンではなく、草花の
クレマチスです。
写真のクレマチス、花屋さんの店先でかわいい姿を気に入り、求めました。
この苗、赤い花と、ピンクの花が咲いています。2色咲きかと思われるかもしれませんが、実は同じ株からの花です。最初、花屋さんで買ったときはピンクの淡い花でした。しばらくそのまま室内においていましたが、少しは日にも当てないとかわいそうかなと思い、庭先に出しました。そうすると、蕾の花がだんだん赤く色づき、なんと赤い花が咲きました。
この苗は、本来はこの赤い花が咲く種類だったのでしょう。それが、遮光の多い温室内か、花屋さんの室内におかれて、光を抑制されたために色が薄くなって、ピンク色の花になったようです。それにしても色が違いすぎでしょう。全く別の花のようです。
このような花色の違いはサボテンでも時々見かけます。日陰に置いた花は少し薄めの色合いになります。日差しが強いと花色も濃くなります。また花の咲き始めは色が濃く、2-3日咲き続ける花では、1日目は一番色が濃いです。植物と日差しの関係は結構密接に影響し合っているようです。サボテンも、日焼けをしない程度に強光線の元で育てるのが良いのでしょう。でも日焼けをするかどうか、かなり微妙なところもあるので、その加減が難しいですね。
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- 2015/04/03(金) 22:54:02|
- 野菜と花の栽培
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ハオルチア・続きになりますが、
万象をもう一度載せておきます。
小さいのを入手してから早3年、少しだけ大きくなりましたが、同時期に入手したピリフェラ錦や元祖氷砂糖などが5-6倍に増えたのに比べて、なんと成長の遅いことかと思います。同じハオルチアでも肉質の硬そうな種類は、概して成長が遅いみたいです。それに比べて、柔らかそうな品種はどんどん大きくなります。
万象には葉先の模様(窓)によってめずらしい物や、きれいな模様の苗は大変高額で取引されるようです。雪が降ったような「雪国」、 稲妻模様の「稲妻」など、私にはとうてい入手できません。でもこの苗も結構きれいです。出始めの葉の先端は透明感があって魅力的です。
この苗も今6cmくらい。ようやく一人前の大きさになったようで、花芽が見え始めました。花は他の苗と同じでしょうかね。ハオルチアは余り花を観賞する種類ではないでしょう。やっぱりそのみずみずしい緑の姿を楽しむ物でしょう。

こちらも入手後約3年。
コンプト系交配種のグリーンエイトです。こちらはかなりの大型種のようで、今の大きさは12cmくらい。ちょっと突起をもったその葉は丸々として、結構迫力のある株になってきました。透明感のある濃い緑の肌はつやがあって綺麗です。交配種の中ではかなりの魅力を持った苗だと思います。
数えてみればうちの温室にもハオルチアが増えました。温室内の棚は2段になっていて、上の棚にはサボテンを、下の棚には多肉や、サボテンの実生小苗をおいています。そんな棚下に置いて育てて、ハオルチアの品種は良くできます。普通、ハオルチア専門に育てられている方などは、寒冷紗をかなり重ねて、日差しを30-40%位まで抑えて育てられているようです。うちではそれを棚下の直射日光はほとんど当たらない、反射光主体の場所にして、ちょうど良いような環境のようです。ハオルチアは、もう種類を増やす余裕はあまりないですが、いらない苗を処分してでも増やしたくなる魅力を持っているようです。
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- 2015/04/02(木) 22:26:22|
- ハオルチア
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ハオリチア・カミンギーです。
これも結構大きくなりました。この髭のある柔らかそうな葉がかわいいです。前から好きで、今年の私の自費出版で出したカレンダーにも載せています。
去年の2月の写真がこれ。

鉢の大きさが変わったので比較がしにくいですが、明らかに葉の数が増えています。それに肌の色が今年の方が緑が濃いです。確か去年は花は咲かなかったと記憶しています。今年は花芽が出てきました。ようやく一人前の苗ということでしょう。直径は12cmほどあります。結構大型種なんですね。
ハオルチアって、やっぱりその葉のみずみずしさが魅力です。もう少しそのみずみずしい葉の品種を集めてみますか。今ちょっと気になっているのが、ボルシーです。今度良い苗を見かけたら手に入れたいと思うのですが。
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- 2015/04/01(水) 22:47:16|
- ハオルチア
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