
約1ヶ月前に、プランターに寄せ植えしている
袖ヶ浦に接ぎ木をしました。
1ヶ月前の様子 いつもは、サボテンはガラス温室に入れているのですが、温室内もほぼいっぱいに近く、置き場所がなかったこともあって、プランターに寄せ植えして、仕事場の窓際において育てていました。去年の春に植え付けて、結局冬も窓際で加温なしで冬越ししました。元々丈夫な袖ヶ浦ですので全く問題はなく、春になるとちゃんと元気よく成長し始めました。
接ぎ木が4月28日でしたのでちょうどほぼ1ヶ月です。まだ元気よく成長するというところまではいっていませんが、どうにか栄養分が穂の方に行くようになって、成長を始めたようです。

これはカキコの
ヘキラン錦です。少しふくれて成長を始めているようです。下の方の疣の所が毛が増えてきています。ひょっとするとここに子が出てくるのかもしれません。ちょっぴり楽しみです。

これもヘキラン錦ですが、まだ十分にふくれていていません。まだうまく接げているかどうか微妙なところです。

これは
太平丸です。接ぐときじゃまになった刺を切り取っていますが、少し赤い新刺が出始めたところです。これは結構太くて長い刺だったように思うのですが。新刺の伸びるのを待ちましょう。

これもヘキラン錦です。ちょっと傾いてしまっています。でもうまく接げているようです。

こちらは太平丸ですが、もう刺がだいぶ伸びてきています。黒刺系の花王丸のようです。キリンウチワに実生接ぎした苗に出てきた子をはずして接いだのですが、うまく成長すればキリンウチワ接ぎの親苗を追い越すかもしれません。キリンウチワは1年目は非常に成長が早いですが、2年目になるとかなり成長具合が衰えてくるようです。それに対して、袖ヶ浦は永久台木としても定評があり、10年以上にわたって、元気に成長してくれます。やっぱり先々のことを考えると袖ヶ浦の方がいい面が多いように思えてきました。
実生接ぎはキリンウチワにして、1-2年後に袖ヶ浦に接ぎ直すなんてのが良いのかもしれません。
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- 2015/05/31(日) 17:37:49|
- 接ぎ木・接ぎ下ろし
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1ヶ月ほど前、
緋牡丹錦、紅葉ランポー、太平丸などの接ぎ木をしました。接ぎ木直後はうまく接げているかどうかわかりませんでしたが、ようやく接げている物は成長を始め、うまく接げていない物はしなびてきて、結果がわかってきました。
上の写真がその4本植えの苗です。台木は袖ヶ浦。穂の方は緋牡丹錦が3本と、紅葉ヘキランが1本でした。左の緋牡丹錦2本はうまく接げて成長を始めています。右奥は穂がしおれてきて失敗。右下の紅葉ランポーも台木から芽が出てきて、どうやらうまくいっていないようです。成功率は50%。ちょっと成績が悪いですね。原因は穂の緋牡丹錦が背が低く、切り口を切り直しているうちに、肉の部分が少なくなってしまったことが良くなかったのかと思います。実生接ぎ苗に出来た子をはずして接ぐので、子によっては背の低いのが多いです。

これは真っ赤に近い、江戸小町と呼ばれるタイプでしょう。今は季節的に赤味が少なくなって、オレンジ色になっています。これから秋、冬にかけて赤くなってくると思います。

こちらは、黄、赤、緑が混じった混合タイプ。これで緑の部分がもっと多いと最高なんですが。でもタイプとしては悪くありません。

これが、上の接ぎ穂を取った親苗です。去年の緋牡丹錦のキリンウチワの実生接ぎです。写真は今年の3月撮影した物で、全体が赤味が強いです。

そしてこれが5月の写真で、出ていた子をはずした状態。全体が黄色っぽくなっています。子の数は減りましたが、まだ2-3個残っています。また失敗した部分に接ぎ直してやろうかと考え中です。好天が続く時を選ばないといけません。袖ヶ浦はとくにいい天候の時でないと失敗の確率が増します。もうすぐ梅雨時です。今のうちに接ぎ木をやってしまわないとと思うのですが。
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- 2015/05/30(土) 21:43:22|
- ギムノカリウム
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エキノカクタス・太平丸変種ニコリーの花が咲きました。
先日から成長点付近に綿毛が盛り上がっていましたが、蕾の姿を見ないうちに突然花が開きました。成長点付近に綿毛が多いので、蕾が綿毛に覆われて見えなかったのでしょう。鮮やかなピンクの花で、底の部分は赤味が濃いです。花径は結構大きく6cmくらいありました。
刺が太くて長いので花びらがきれいに開きません。花筒の部分が短いので花びらが刺にじゃまをされて歪んでいます。これは強刺の種類では致し方ないこと。この品種は刺を楽しむ物としてあきらめるしかありません。花を楽しむなら刺の短い花王丸系がお奨めです。花王丸系なら刺にじゃまされずにきれいに開いた花を楽しむことが出来ます。
今年はまだ太平丸系の花はこれが最初です。従って交配相手はいません。去年はかなりたくさん交配して種を取りました。今年はちょっと休ませる方がいいかもしれません。でも1個位なら良いかな。次の花が開いたらその時考えます。ただし交配相手がいればですが。
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- 2015/05/29(金) 23:04:36|
- エキノカクタス
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今年も、畑で色々夏野菜を作っています。夏野菜は今は植え付けから約1ヶ月位で、ほとんどの物が生育途中です。
そんな中で、去年の秋に植え付けた
タマネギが収穫シーズンに入っています。去年は早生タイプ100本と、晩生タイプ100本を植え付け、しばらくはありましたが、夏頃にはなくなってしまい、もう少し植え付けていれば良かったと思い、今年は計300本の苗を植え付けていました。お店では100本くくりの束で売られているので、早生タイプを100本、中生タイプを100本、晩生タイプを100本という3種類を植え付けていました。今は、早生タイプは全て消費してしまい、中生タイプを収穫しているところです。
去年はすごく大きいのが出来てブログにも載せました。最大で900gでした。今年はそれには及びませんが、651gのタマネギが取れました。大きいことがいい事かどうかどちらとも言えませんが、とにかく収穫量が多くなることに違いありません。先週には新タマネギをいっぱい使って、私の自家製カレーも作りました。普段と同じ分量で作っても、タマネギの甘みからか、ほんのり甘さを感じる仕上がりになりました。やっぱりシンタマはいいですね。
タマネギをタイプ別に早生、中生、晩生と分けて植えるのは正解でした。5月の初めから早生が取れ初め、6月上旬頃に晩生がシンタマとして収穫できるようになり、都合1ヶ月位はシンタマの状態で収穫できるようになります。シンタマは生でスライスしてサラダに入れたり、オニオンスライスとして食べても甘くておいしいです。
タマネギはシンタマの時は生でも辛味は少ないですが、次第に硬くなって辛味が増えてきます。出来ることならずーっとシンタマの状態で食べたいものですが、そうは都合良く行きません。シンタマの時期が過ぎても夏頃までは自家製タマネギが食べられます。やっぱり買ったのよりもずっとおいしいように思います。何たって有機肥料のみで育てているのですから。
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- 2015/05/28(木) 22:34:53|
- 野菜と花の栽培
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3週間ほど前、
エキノカクタス・太平丸のカキコを袖ヶ浦に接ぎ木しました。
http://ysc726.blog.fc2.com/blog-category-31.html その時、子をはずした親苗がこの苗です。左右に2個子を出していました。太平丸の子は、根元のくっついている部分が大きく、切り取った後が大きく残ります。それに刺がじゃまをして切りにくいので鋏を使用しましたので、切り口がギザギザしています。少し切り口が赤くなっている部分もあります。天候の良い日を選んだつもりでしたが、それでも切り口の乾燥具合が不十分だったのでしょう。でも、そこから腐りが入るようなことはなさそうです。
昨日ご紹介した、ヘキラン錦も子をはずしていますが、こちらは疣の部分がほんの少しくっついているだけなので、ほとんどわかりません。品種によって子の付き方は大きく変わる物ですね。

こちらの苗からも2個子をはずしています。こちらの方が切り口はきれいです。今は横の方から見ると切り口が目立ちますが、大きくなるに従って目立たなくなります。この同じ方法で2年前に接ぎ木をしましたが、その親苗はほとんど切り口がわからなくなっていました。その時の苗は今は無事接ぎ下ろしをして、正木と見分けが付かないようになっています。今回の苗も同じようになってくれるはずなんですが。
うまくいくかどうかは今後の接ぎ木苗の生育次第だろうと思っています。もう1年ほど元気に育ってくれれば5cm前後になるでしょう。それくらいの時に接ぎ下ろしをしてやればうまく接ぎ下ろしが出来るでしょう。それまでに、台木が弱ったりすると失敗するかもしれません。やっぱりキリンウチワの苗は頻繁に植え替えしてやる方がいいんでしょうね。植え替えの時など、この刺、刺さったらなかなか取れないで難儀しますので、余り植え替えはしたくないのが本音です。
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- 2015/05/26(火) 22:52:51|
- エキノカクタス
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こちらは、去年実生接ぎした
ヘキラン錦の実生接ぎ苗です。去年の春実生接ぎして、1年で5cmくらいまで大きくなりました。成長が早いです。花が開いているときの写真は撮れませんでしたが、初めての花を咲かせたところです。実生から1年で開花とは早い物です。

これが去年8月の同じ株の写真です。まだこの頃は斑柄ははっきりしませんでした。今では結構はっきりしてきて、なかなか良い斑柄です。若い頃はっきりしなかった斑柄はどうしてだったのでしょう。よくわかりません。去年の8月にも蕾は出てきていましたが、余りにも小さく、うまく開きませんでした。残った蕾がそのままこの春までありましたが、さわってみるとポロッと取れてしまいました。この花はその後出てきた新しい蕾から咲きました。
元々下の方に2個子供が出てきていました。それは、3週間ほど前にはずして袖ヶ浦に接ぎ木しています。接ぎ木後はまだ動き出していないようで、うまく接げているかどうか今のところよくわかりません。前に接ぎ木のご報告をした苗です。もうしばらくすると、うまく接げていれば成長を始めるはずです。また経過をご報告しましょう。
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- 2015/05/25(月) 22:22:52|
- ランポウ類
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この苗は
アストロフィツム・ヘキルリランポー玉です。5年ほど前、うちの娘が「ネットでサボテンのプレゼントって、やってたからもらってきたよ」と言ってくれた苗です。どなだったかは今となってはわかりませんが、おそらくブログをされていた方だったのでしょう。この場を借りてお礼申し上げます。
それから順調に育って、5cmくらいだった苗は12cmくらいまで大きくなりました。苗のタイプとしては少し稜線の細めのタイプ。ポトシ形と言うんでしょうか。最近はこういう表現を使うのかどうかよくわかりませんが、昔、わたしの若い頃には稜線の太めのタイプをタマウリパス形、稜線の細めの物をポトシ形と呼んでいました。タマウリパス形の苗は太くてどっしりとした感じ、ポトシ形の苗は繊細で女性的な感じがします。どちらが良いかは、好みの問題でしょうが、この苗も結構良い味わいをもっています。
花は真っ黄色で、直径3-4cm。ランポーとしては標準的な花です。この苗も疣の間隔が広かったのがだんだん狭くなってきています。と言うことは直径はほぼ限界に近づいてきているということなんでしょうか。まあ、15cmくらいまではいくかもしれません。
昔はヘキランも結構珍しかったのですが、今では珍しくもないのものになってきています。育てやすくて、丈夫な為なんでしょう。これからは斑入りのヘキラン錦との交配で種親として働いてもらおうと思います。ヘキラン錦は実生接ぎ苗がかなり育ってきて、そろそろ花を付けてきています。余り小さな苗に種を取らせると故障の元です。小さな斑入り苗は花粉親にして、大きな親苗の方に種を作らせるようにするのが良いでしょう。今度、花粉親候補の斑入り苗もご紹介します。
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- 2015/05/24(日) 22:38:55|
- ランポウ類
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前にも載せましたが、うちにはタイプの異なる
スーパー兜の親苗が2本あります。
こちらはかなり真っ白なタイプです。もう入手してから4年ほどになります。直系は7.5cmくらい。ここ2年ほどはほとんど直径は太らず、背が少し高くなってきました。変わったところと言えば、疣の間隔が狭くなってきたことでしょうか。大苗になると、兜丸系もランポー系も疣の間隔が狭くなってきます。と言うことはもうこれ以上は大きくなりにくいということなんでしょう。
今までもそうでしたが、今後は種親として働いてもらおうと思います。スーパー兜同志または、白点の大きめの白兜と交配して、もっと真っ白な兜を作ってみたいと思います。こういう白点の多い苗で、斑入りというのは余り見栄えがしませんので、やめた方がいいでしょう。斑入り苗が映えるのはやっぱりルリ兜の方でしょう。斑入りはそちらに振り分けましょう。

こちらはごく標準的なスーパー兜です。これは8cmくらいになりました。この苗も、去年のワタムシ被害にやられまして、成長点の少し外側に傷がいってしまいました。今は少し回復してまた成長を始めて、傷も目立たなくなりつつあります。このスーパー兜も疣の間隔が狭くなってきました。それでもまだ背は低めなのでもう少し直径は太りそうです。これも今では種親として貴重な存在になってきています。スーパー兜の実生は思いもかけないような、模様の面白い苗が出来るところが魅力でしょう。スーパー兜同志の交配にはそんなわくわくする楽しみがあります。白点が面白い形に並んだタイプや、弓矢の先の形状のような模様の物など、生まれてくれれば最高なんですが。今年は果たして種が取れるでしょうか。
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- 2015/05/23(土) 22:45:27|
- 兜丸類
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マミラリア・希望丸の群生株です。
直径16cmくらいになって結構きれいな群生株になっています。今年は花が咲くのを待っていましたが、まばらにぽつぽつ咲くので、もう少し待ってみようと思いながら様子を見ていると、そのまま開花が終わってしまいました。それで結局花の咲いた状態での写真はなしになってしまいました。

この苗、もううちに来て4年ほどになり、少し大きくはなりましたが、去年初めのワタムシ被害でやられまして、この写真で隠れている、裏側の子の肌が茶色くなってしまいました。普段裏側になっているため、気付きませんでした。写真は裏側の部分です。
どうも、この被害が出ると、肌が茶色く変色して元気がなくなるようです。一昨年まではかなりたくさん花を付けていましたが、それからは花数も少なめです。まだ全体が犯されていないだけマシです。今は被害の影響も収まり、少しずつ回復してきているようですが、すぐに元通りにはならないでしょう。気長に回復を待つしかないでしょう。

こちらは同じ希望丸の中苗です。5cmくらいの苗を買って、ほぼ3年。やっと8cmくらいになりました。頂部の綿毛はまだ少ないですが、ほんのり先端が赤くなった白刺の並んでいる様はきれいです。普通、希望丸の刺はほとんど真っ白なのに比べると、ちょっぴり色気があって良い味わいです。刺も少し長めみたい。個体差でしょうが、この苗の感じは好きです。
下の方に子がで始めました。自然群生するんでしょうか。希望丸は自然に子吹きすることは少ないようですが、中にはあるのでしょう。この性質は、前にご紹介したノーレディニアナに似ています。おそらく近縁種なんでしょう。
この苗もゆくゆくは群生株にしたいと思いますが、胴切りするのはかわいそうな気がします。どうしようかな・・・・。
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- 2015/05/22(金) 22:33:52|
- マミラリア
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先日入手した
エキノプシス・世界の図の大株が開花しました。
夕方蕾をふくらましてきて、午後7時頃に開花しました。やっぱり夜咲きでした。
花の色は白ですが、花びらの外周部分はほんのりピンク色をしています。純粋な短毛丸なら緑がかった白のはずです。ほんの少しロビビアなどの系統の血筋が入っているのかもしれません。

花は、花筒の部分が長く、20cmくらいありました。花の径も9cmくらいと大きめです。私が昔育てていた短毛丸はもっと小さめの花でした。個体差による差なのか、交配によって大きめになったのかはよくわかりません。それにしても大きな花です。
花は夜咲き出して、翌朝になってもしぼまず、結局丸2日間以上咲き続けました。これも普通の短毛丸とは違うようです。短毛丸なら、夜咲き出して翌朝にはしぼんでしまったと記憶しています。
それにしても立派な花だったので、サボテンに興味のないうちの子供達にLINEで花の画像を送信しました。みんなそれなりに感心してみてくれたようです。うちの子供達でサボテンの趣味を引き継いでくれるのがいたら良いんですが。今のところその気配はありません。寂しいことです。
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- 2015/05/20(水) 22:58:07|
- エキノプシス
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アストロフィツム属・白瑞鳳玉です。
わたしの若い頃、40年以上前に自家実生して育てていた苗で、私がサボテンを再開する5年前には3本ありましたが、その後、ご機嫌を損ねて1本枯れ、残りの2本も調子が悪くなっていました。私の写真ホルダーには3年前位までの写真はかなりありますが、最近の写真はありませんでした。それが、久しぶりに今年花を付けました。
この苗が40ウン歳の白瑞鳳玉です。大きさは直径10cm高さ14cmくらい。結構年季が入っています。花は真っ黄色で、中心部分は真っ赤です。兜丸の花よりも大きく8cmくらいあります。兜丸の花は中心部分がオレンジ色位のものが多いですが、白瑞鳳玉は濃い赤で非常にあざやかです。

この白瑞鳳玉の花があまりに鮮やかで大きいので、兜丸にこの花が咲いたらいいなと思い、兜丸と交配をしてみました。そう。それが瑞鳳兜です。3年ほど前に実生した物が1本4-5cmになっています。その後、去年実生した物は0.7cmくらいのもあります。去年キリンウチワに実生接ぎした物も2-3本ありましたっけ。瑞鳳兜はアストロフィツム属の交配種の中ではかなり形がきれいで魅力的です。これでこんな大きくてきれいな花が咲けば申し分ないな、と思って交配しました。
先に実生した大きめの瑞鳳兜が今年あたり花を付けそうな感じです。またご紹介します。
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- 2015/05/19(火) 22:20:19|
- アストロフィツム
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ノトカクタス・白閃小町が咲きました。真っ黄色の花で、雄しべも黄色、その中で雌しべだけが真っ赤です。非常にコントラストがあざやかです。
この苗も入手してから早4年位。最初は丸く育っていたのがだんだん背が高くなってきました。もう直径はこれ以上大きくならないみたいです。これからは背が高くなっていきそうです。子は今のところ出しそうもありません。ゆくゆくは柱サボテンのようになるんでしょうか。

ノトカクタスは元々そんなに大きくなるような種ではなさそうです。直径はせいぜい10cmくらいまででしょう。ノトカクタスは昔、わたしの若い頃にも少し育てていましたが、いずれも今は残っていません。丈夫な種類ではあるんでしょうが。
ノトカクタスと言えば、黄色の花が多いようですが、中にオレンジっぽいのや、他の色の花のもあるようです。今度そんなのを求めてみようかと思います。いずれも花はきれいそうですので。
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- 2015/05/18(月) 22:23:03|
- ノトカクタス
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3年前、
太平丸の種まきをして、生まれた小苗をキリンウチワに実生接ぎしました。その実生接ぎ苗は約1年で2-3cmになり、子を2-3個出しました。その子を2年前にはずして、袖ヶ浦に接ぎ木しました。
接ぎ木当時は1.5-2.0cmだった苗が、2年で5.5-6.5cmくらいにまで大きくなりました。そんな苗が合計10本ほどあります。今ようやくそれらの苗は成長を始めて、新刺が出てきました。

この苗は直径6cmくらい。まだ新刺は出てきていませんが、何やら成長点が少し綿毛で盛り上がってきました。ひょっとしてこれは蕾が出始めているのかもしれません。太平丸の開花は、だいたい6cmくらいで始まることが多いです。花だとすれば、私の実生した太平丸として初めての開花です。この親苗はうちの強刺太平丸同志だったと思います。刺はかなり太く立派なのが出ています。果たして花の方はどうでしょうか。楽しみに待ちましょう。

こちらは赤い新刺が出てきています。刺はやや直線的ですが太くてかなり立派です。大きくなったら結構立派な苗になりそうです。小さな時に太くて立派な刺でも大きくなるとそれほどでもなくなることが多々あります。太平丸は、体は直系5cmくらいまで大きくなるようですが、刺の太さ、長さはそれに比例して大きくなるということはなく、中苗の時のままで体だけが太ってきます。最初に細い刺だと、大きくなるに従ってもっと貧弱になりそうです。これくらいの刺なら将来も楽しみという物です。

こちらはこの4本の中では一番太く長い刺をしています。今の状態では刺が強烈すぎてややアンバランスな感じさえします。でもこれくらいだと、10cm以上の大苗になったときに見栄えがしそうです。やっぱり刺は細いよりも太い方が立派で貫禄があります。

こちらはこの4本の中では一番控えめな刺です。とはいっても、一般的な太平丸よりは強くて太い刺をしています。4本は同じ鉢で育てていますので、この刺の違いはやっぱり元の苗の遺伝子の違いでしょう。この4本は全て違う親からのカキコだったかどうかはっきりしません。同じ親からのカキコなら、同じ遺伝子のため、刺もほぼ同じになるはずです。
まあ、ともあれどれも分類的には
強刺太平丸になることは違いありません。今年は何本開花してくれるでしょうか。
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- 2015/05/17(日) 22:53:28|
- エキノカクタス
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約4年前、アメリカのメサガーデンで種子を購入して、初めて
エキノカクタス・太平丸の実生をしました。太平丸は発芽率が悪いと聞いていたため、できるだけ多くと言うことで、合計200粒以上の種を入手して蒔きました。
確かに発芽率は低く、全体の10-20%くらいだったでしょう。それでも、たくさん蒔いたので結構多くの実生苗がえられました。それがようやく1.5cm-2cmくらいになり、それぞれの特徴が出始めました。上の写真がそうですが、刺の強い物、短めで湾曲した物、などいろいろです。どれも新刺は赤くきれいです。やっぱり太平丸に魅力は赤い新刺でしょう。

これは花王丸系かな。いつもニコリー系の長い刺ばかり見ていると、こんな短めの刺もなかなか味わいがあって良いなーなどと思えてきます。
花王丸とか雷帝、ニコリーなどの呼び名は日本独自の物のようです。アメリカではそんな名称は出てきません。ただ、メサガーデンのリストには種子の採取地が記載されていて、それによってある程度タイプ分けがされているような感じです。同じ太平丸でもその産地によって、刺のタイプにかなり差があるようで、そんな違いを日本で独自に名前を付けて区別していると言うことのようです。

また自家採種の種は、フランクリンと強刺太平丸の交配でも種を取って蒔きました。こちらがそれです。かなり赤黒い新刺が出ています。刺は全体的に太くて長いようで、将来が楽しみです。
実生苗は成長が遅く、なかなか大きくなりません。手っ取り早く大きくしようと思うとやっぱり接ぎ木と言うことになります。一昨年接いだ太平丸類が開花間近を迎えています。次はそんな接ぎ木苗をご紹介したいと思います。
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- 2015/05/16(土) 23:03:23|
- エキノカクタス
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マミラリア・ルエッティーです。
3-4年ほど前にも入手して育てていましたが、うまくいかず、結局去年残っていた苗を腐らせてしまいました。どうもこのルエッティーという品種は根が余り丈夫ではないようで、すぐに腐りが出たりしやすいようです。また、害虫にも弱く、根ジラミが付くと根が弱ってそれが元で結局回復せず腐ったりしました。私の管理が良くないのがその原因と言うことでしょうが、他のお方のブログなどを見ても、結構腐ったという話を目にします。
そんな苦難しやのルエッティーですが、その花のきれいさはマミラリアでもトップクラス。もう一度その花見たさに購入してしまいました。今回も入手したときには花は終わってしまっていましたので、結局は来年までお預けです。
この苗、わずか2cmくらいの大きさですが、ちゃんとした開花球です。こんなへんちくりんな長い疣の先端に細かい星状の刺を付けます。

こんな姿は他のサボテンには似たものがありません。
それにこのルエッティー、以前花が咲いたときに見ると、雌しべの先がずんぐりしていて、どうもうまく授精しなさそうでした。他のお方のブログを見ても交配できないと書かれているのが多いみたいです。どうしてかわかりませんが、この種はかなり独特みたいです。以前、輸入種子を売っているのを見かけて、購入しましたが、4-5回実生してみても発芽は0でした。今出回っている苗は、ほとんどがカキコを育てた物ではないかと言う説も目にします。この3本は同じ親からのカキコかもしれません。もう少し苗を入手して、ぜひもう一度交配をしてみたくなりました。どうなる事やら・・・・。
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- 2015/05/15(金) 22:43:42|
- マミラリア
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フェロカクタス・日の出丸の実生小苗です。去年の実生苗で今約1-1.5cmくらいです。今年の春先に初めての植え替えをしました。
この苗、アメリカのメサガーデンの種子で、おそらく野生の日の出丸からの採種した種子と思われますが、今のところ刺は余り赤いのが出ていません。
メサガーデンの種子販売ページに記載されていた表現にはこう書かれていました。
Ferocactus latispinus broad red spined plans 3.50
幅広の赤い刺という表現ですが、今のところ、細めの黄色っぽい刺です。刺の湾曲具合は良い感じです。この日の出丸は小さな時は細めの刺で、大きくなるに従って刺も太くなってくるのかもしれません。うちの7cmくらいの中苗もようやくかなり太めの刺が出てきたところです。棘色については黄色系の刺のタイプもあるようで、全てが赤い刺をしているわけではないようです。それに日の出丸の刺は棘色の赤い物でも、神仙玉のように真っ赤な刺ではなく少し黄色みが残った物がほとんどのようです。日の出丸に真っ赤な刺を求めるのは贅沢という物でしょうか。
この日の出丸、去年何種類か蒔いたサボテンの種子の中では、かなり成長の早いほうみたいです。順調にいけば、2-3年で結構見栄えのする中苗に出来そうな気がしてきました。元気に育ってくれよ。
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- 2015/05/14(木) 22:17:35|
- フェロカクタス
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ベンケイソウ科の熊童子の斑入りです。ヤフオクで見かけてかわいいので思わず入手してしまいました。
葉の形が小熊の手に様な感じで、毛が生えており、先端が4-5個爪のようにとがっています。そのとがった先の部分だけが茶色くなっていて、ほんとの小熊の爪のようです。葉の形がふっくらして、ぷよぷよした小熊の手のひらを連想させます。(実際のは見たことはありませんが。)
この苗はその白斑入りで、なおきれいでかわいいです。稀少なサボテンの斑入りほど珍しいことはなさそうですが、斑入り好きの私としては見逃せない品種です。
ネットで見てみると、この種は南アフリカ原産で、秋から冬にかけて花を付けるとありました。というと、カランコエなどに近いのでしょうか。どんな花を咲かせるか、ぜひその花も見てみたい物です。
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- 2015/05/13(水) 22:47:17|
- 多肉植物
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本格的に暖かくなってきて、太平丸の仲間も動き出しました。
エキノカクタス・ニコリーです。太平丸の強棘変種とされています。私の一番のお気に入り苗です。少し新刺が見え始め、何やら頂部に綿毛が盛り上がってきました。おそらくこれは花の蕾でしょう。
この苗は4年ほど前入手した物で、今はようやく9cmくらいになりました。入手したときが5cmくらいでしたので、1年に1cmくらいの成長と言うところです。実生苗なら、せいぜいこれくらいでしょう。接ぎ木ならもっと早く大きくなるんでしょうが、正木だとそれほど早くは大きくなりません。私の所ではワタムシ被害や根ジラミなどでこじれる苗が多く、この苗などは順調な方です。
今年この苗を含めて、10鉢以上ある太平丸類の植え替えを3月頃一斉に行いました。一応それが良かったのか、どの苗も一応元気そうです。ある程度元気ならたいてい花を咲かせてくれます。ほとんどがピンクの結構大きな花です。去年はいくつかの苗が同時に花を咲かせたので、だいぶ種を取ることが出来ました。果たして今年はどうでしょう。
数年前から、主にニコリー系の強刺太平丸の交配をやってきました。実生苗もだいぶ増えてきています。今度は花王丸系の刺の太くて短いのをやってみたくなりました。うちには花王丸が2本あります。この2本で種が取れれば良いんですが。2本だけで種が取れる確率はかなり低いでしょう。やっぱり、3-4本ないと開花時期が合わない場合が多いです。何とか種が取れることを祈っておきましょう。
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- 2015/05/12(火) 22:42:06|
- エキノカクタス
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去年の春、自家実生苗の兜錦の1cm前後の物をを8本ほど袖ヶ浦に接ぎ木しました。中にはうまく接げずに枯れてしまったのもありますが、8本くらいはうまく接げて、今3-4cmくらいになっています。
去年の段階では兜錦の小苗は40-50本あったでしょう。その中から、斑柄の斑の多いものを選んで、袖ヶ浦に接ぎました。斑の部分の多い苗は葉緑素の働きが悪く、余りよい成長が望めないので接ぎ木の方がよいと判断して接ぎました。
結果、接ぎ木苗は一応順調に育っていますが、実生苗の方はワタムシや根ジラミにやられて、さんざんな結果になってしまいました。こんな事ならもっとたくさん接ぎ木をしていれば良かったと後悔します。何度も書いていますが、うちでは兜丸類の実生苗はなかなかうまく育たず、枯れる物が続出している状態です。これは、根ジラミが退治できていないのが大きな要因だと思っています。ワタムシはほぼ今は沈静化していますので、大丈夫そうですが、鉢の中の土の中に巣くう根ジラミは撲滅が難しいです。上から薬をかけてもほぼ効果なしです。

その点、接ぎ木苗は台木自身が多少の根ジラミが付いても成長するだけの体力を持っているようで、まずまずの成長をしてくれます。この苗などは4cm強の大きさでもう蕾を出してきています。これくらいの斑柄ならまずまずの上斑と言うところでしょう。先日のISW白兜などと交配して、良タイプの兜錦が得られるかもしれません。この大きさで種を取るのはちょっとかわいそうですが、接ぎ木なら1回位はOKかもしれません。せっかく、大きめのISW兜を買ったので、こちらに種を取らせる方が安心です。どうかうまく交配できますように・・・・。
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- 2015/05/11(月) 22:50:20|
- 兜丸類
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ロホホラ・銀冠玉の実生苗です。うちの温室内で初めて実生した苗がようやく1.0-1.5cmくらいになりました。
2年前、ネットで入手した銀冠玉同志を交配して種を取り、それを蒔きました。発芽は順調にいきましたが、その後の成長が順調とは言えず、腐ったり、こじれたりで、結局スムーズに大きくなったがこれだけです。よく見ると、表面に傷のあるのや根元が茶色く変色したのもあります。まあ、私の温室内では今のところこれくらいが良いところです。特に去年の春先のマタムシ被害でやられたのが多く、残っているのはまた根ジラミの被害にあったりもしました。この苗たちは、そんな中から生き残った貴重な苗です。
私の40年前の栽培手引き書、「総合種苗ガイド・シャボテンの多肉植物編」によると、ロホホラで一番育てやすいのが翠冠玉、次が烏羽玉、一番難しいのが銀冠玉とあります。やっぱり銀冠玉は簡単ではありません。
これの親苗も、ワタムシ被害で茶色く変色してしまいました。今はその回復を待っているところです。一度傷が出来てしまうと、元通りにはなりません。後は種親として働いてもらうしかありません。またそんな傷の付いた苗もブログに載せた方がいいのかなと思っているところです。
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- 2015/05/10(日) 22:59:24|
- ロホホラ
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アストロフィツム属のサボテンで、
兜丸の仲間、ランポー玉の仲間はいずれも好きで、たくさん育てています。
その中で、ランポー玉の仲間は、わたしの若い頃からの生き残りもまだ生き残っていて、まずまず育てやすいと感じています。それに対して兜丸類はなかなかうまく育たず、いまだに四苦八苦しています。特に、種を取るために交配して結実させると苗が弱るようで、それが元で枯れてしまった苗も多くありました。
3年ほど前には、兜丸の斑入り苗、兜錦を入手して、斑入りの実生苗を作りたくて、花が咲く度に交配し、種を取っていました。その時種親に使用した、兜丸とルリ兜はもう枯れてしまってありません。1年に、一株で3-4個の果実を採種すると、苗の勢いは目に見えて衰えてきて、次の春には根がでなくなり、やがては枯れ果ててしまうことが多かったです。
そんなで、新しい兜丸の親苗を入手する必要に駆られて、今年手に入れたのが今日の写真の苗です。
上の写真の苗は今年の春先に入手して、根がきれいだとブログに載せた苗です。疣、白点共に白くきれいです。大きさは5.5cmくらいの中苗ですが、今年初めからもう2個目の花を咲かせました。結局相手株がなくて交配はしていませんが、相手さえいれば、1個位は種を取ってみたいと思っています。兜丸の場合、元気な株なら春から秋まで次々に花を差咲かせます。まだまだチャンスはあるでしょう。

こちらは最近入手した苗です。白点が大きく立派で、ISW白兜と呼んでも良いでしょう。これで疣が真っ白なら最高なんですが、疣は茶色っぽい色になっています。最初の苗は疣が白くてきれいなので、この両者を掛け合わせたら良い苗が出来るかもしれないと思っています。
この苗はまだ花が咲きません。ようやく少し蕾らしきのが出始めたところです。今年中に交配が出来るでしょうか。せっかく花が咲いても開花時期が合わないと交配は出来ません。花が咲いたら、他の斑入り苗とも掛け合わせたいと思うのですが、そう簡単にはいかないようです。
交配をする場合は、その親苗の素性が大切です。見た目の悪い親からは、良い実生苗は得られません。これらの親苗はきっといい子孫を残してくれるでしょう。
今年は、一昨年に実生接ぎした兜錦達が花を付け始めています。それらとの交配も考えて見ても良さそうです。接ぎ木苗の場合は少し多めに種を取っても大丈夫そうです。台木が元気なら、栄養分は台木が供給してくれるからでしょう。来月位には兜丸類の初交配の報告もしたいと思っています。さて予定どおりに行くでしょうか。
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- 2015/05/09(土) 22:52:47|
- 兜丸類
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4年ほど前に、京都の方へ出かけたときに、花屋さんで見つけた苗です。最初は品種がわからず、このブログでそれをご報告したら、この
姫英冠玉という名を教えていただきました。
私が昔、40年ほど前にサボテンを育てていたときにはなかった名前でわかりませんでした。英冠玉(マグニフィカス)は40年前から私の温室にありましたのでよく知っておりましたが、これがその小型変種だなんて全く知りませんでした。ただ、刺の付き方や、肌の色が魅力的だなーと思って入手したので、品種は二の次でした。

そういえば、この肌色はマグニフィカスとよく似ています。刺はかなり短いですが、これもマグニフィカスと同じ出方です。肌色は違いますが、ペクチニフェラと同じ刺の並び方をしています。この肌色と刺の感じ、好きです。
ちょっと残念なのは、少し背が高くなってきたときに、きれいにまっすぐ伸びずに、段がつきやすいことです。これは近縁種の金晃丸にも言えることで、なかなかまっすぐなきれいな苗を育てるのは難しいようです。
今年は頂部に何やら蕾のような物が出てきました。ようやく開花と言うことでしょう。この苗では初めての花です。マグニフィカスの花は時々咲きます。黄色の4-5cmくらいの花でした。この苗の花はどうでしょうか。小型種と言うことなら、花も小型なのかもしれません。楽しみにして待ちましょう。
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- 2015/05/08(金) 23:01:15|
- ノトカクタス
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一昨日、新しく購入した
世界の図を載せましたが、ついでに我が家で以前から育てている世界の図も載せておきたいと思います。
こちらは直径10cmくらいの苗。少し派手柄(斑の部分が多いもの)なためか、成長が良くないです。ここ1-2年余り大きくなりません。確かこの苗の花も薄いピンクの昼咲きだったと思います。と言うことは、ロビオプシスの交配種と言うことです。純粋な世界の図は短毛丸の斑入りなので、純白の花で、夜咲きです。
そのためか、子吹きしやすく、余り直径が太りません。この苗の直径はこれ以上大きくならないのかもしれません。1個蕾が出かけています。ちょっと苗の元気具合が今ひとつなので花が咲くかどうか微妙です。

こちらはカキコを挿し木していた鉢です。親苗は上の苗だったかどうかはっきりしません。確かもう一鉢あったようなので、そちらの子供かもしれません。3本のうち1本は6cmくらいになって蕾が出始めました。この苗は斑柄、形共に良い素性をしています。果たしてこの花はどんな色でしょうか。昼咲き?夜咲き?。親がはっきりしないのでどちらなのかわかりません。一応楽しみにしていましょう。
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- 2015/05/07(木) 22:53:41|
- エキノプシス
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4月18日に腐りが見つかり胴切りした、
ペレツデラロサエに根がで始めました。
腐りが見つかった記事はこちらです。
http://ysc726.blog.fc2.com/blog-entry-1076.html 普通、サボテンを胴切りして根がで始めるまでには1ヶ月位かかる物です。それが約3週間で発根するとはちょっと驚きました。胴切りしたときにはもちろんその部分には根を出すような組織はないはずです。それが3週間足らずで根を出す組織をそこに作り、成長しようとするとは驚きの早さです。
この苗は胴切り後1週間位は横にして切り口を乾かしていましたが、その後は空いた瀬戸物の鉢に立てかけて置いていました。鉢の下部が多少の湿度を保って発根を促したのかもしれません。これくらい根が出れば後の成長はスムーズに行きそうです。
こういう胴切りなどは、切ったときの苗の元気さが根を出しやすさに大きく影響します。苗が弱ってきてから胴切りするとなかなか根が出ず、結局そのまま腐ってしまうこともよくあります。苗が元気なときに胴切りすれば順調に根が出ることが多いです。今回は腐りを発見したときも、根はかなり元気でしたので、発根に影響しなかったのかと思います。
今回の胴切りの発根をうまく接ぎ下ろし苗に応用できないかと思案します。こういう風にうまく根が出るのなら、接ぎ下ろしも楽なんですが、なかなかそうはいかないでしょう。接ぎ下ろしで台木を残さないようにした場合、うまく根がでないことの方が多いように思います。種類によるのか、またはその方法が良くないためか、根がでないことのほうが多そうです。
2年前に接ぎ木した多くの太平丸が5-7cmくらいになり、接ぎ下ろしの時期が近づいています。何とかうまく接ぎ下ろしが出来ないか模索中です。少し実験をやってみようかなと考えています。その経過は後ほど・・・・。
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- 2015/05/06(水) 22:54:25|
- マミラリア
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昨日、家内と近くの花苗を販売しているお店に春植えの花苗を買いに出かけました。普段はもっぱらホームセンターで購入することが多く、ごく一般的な花苗を植えていましたが、今年は少し変わった物を植えたいと初めてのお店に出かけました。そこは、エクステリヤや造園業もしている業者のようで、花苗もかなり変わった物をたくさん置いています。
春植えの花と言えば、ペチュニアやサフィニアなどが定番ですが、ここでは今まで見たこともない種類がたくさん置いてあります。いつもホームセンターで見慣れている種類は余り置いていなくて、新しい品種や、余り日本で一般的になっていない種類に力を入れているようでした。確かに、一般的な品種は価格と量ではホームセンターにかなわないでしょう。それとは違っためずらしい物で活路を見いだすのは良い方法だと思いました。
その店には、結構サボテンや多肉植物も置いていて、それほど高価でもなく、求めやすい価格なのが目につきました。そんな中から3鉢購入して来ました。
上の写真は
マミラリア・夕霧です。3寸位のポットに3本入って320円でした。夕霧と言えば、40年前からの生き残りがあったのですが、去年初めにワタムシ被害にあって、瀕死の状態になっています。寂しいことですが、今は回復が難しそうな感じです。そんな苗に代わって新しいのが欲しくなりました。うまく育てれば2年もすると結構な大きさになるでしょう。少し以前の苗に比べて刺いるが黄色っぽいようですが、40歳の苗の替わりになってくれることを期待しています。

こちらは
カルメナエの名前で売られていた物です。4cmくらいの苗、2本で320円です。結構安いんではないですか。それに私の好きな桃花です。うちにも一鉢ありますが、好きなのでもう一鉢買っちゃいました。そのうちうちの古苗と交配でもしてやろうかななんて思います。桃花同志を交配すれば、もっと濃い花色のも生まれるかもしれません。少し花の時期がずれているのが気になりますが。

それともう一鉢、
エキノプシス・世界の図です。そう、短毛丸の斑入りです。直径12.5cmで、極上斑。これで800円は馬鹿安です。背が低くきれいな丸形に育っています。それに蕾も出ています。
短毛丸と言えば、最近はロビビオ属の花サボテンとの交配が多くなり、その交配雑種が増えています。そのため、斑入り苗にも、交配雑種が多くなっているようです。それらの雑種、ロビオプシスなどは、外観は短毛丸と同じようでも、ロビビオ属の特徴である、背が高くなる性質があるものが多く、きれいな丸形に育ちにくいみたいです。うちのロビオプシスも少し変形したり、背が高くなったりしています。
それに比べて、この世界の図は12.5cmの大きさでも背が低く、きれいに育っています。それに肌がつやつやして、生き生きしているところが気に入りました。花はまだ咲いていませんので、色などはわかりませんが、おそらく原種の短毛丸と同じ、白の夜咲きではないかと予想しています。
ほんと、昨日は久しぶりに良い買い物が出来たと気分洋々で帰ってきました。後はこの世界の図の花色の確認です。夜咲きだと、知らぬ間に花が咲き終わってしまうことも多々ありました。そんなことのない様に気をつけておきましょう。
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- 2015/05/05(火) 23:05:47|
- エキノプシス
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2年ほど前
幅広窓ピグマエアという名で入手した苗です。
入手した当時は4cmくらいでしたが、今は直径7.5cmくらいになりました。ピグマエア自身はかなり小型種のようで、余り大きな苗は目にしません。同じハオルチアでも、10cm以上にもなる大型種があったり、小さいうちから群生してくる小型種があったりと、結構変化に富んでいるようです。とはいえ私は多肉の方はほぼ初心者みたいな物です。これから勉強しないとまだわからないことが多いです。
この苗、幅広窓という名前は付いていたとおり、ピグマエアとしては窓(葉)のサイズが大きめです。この苗の葉の表面はきれいな三角形をしていて、ざらざらした突起越しに透明感のある肌が見えて綺麗です。
ピグマエアでは葉の表面に白い毛状の突起があって、白く見える物が人気があるみたいです。前に葉の白い物を入手したことがありますが、しばらくすると白さが失せてしまい、がっかりしたことあります。どうもその栽培環境などで、見た目はかなり変わりそうです。
私は斑入り苗が好きなので、このピグマエアの斑入り苗も欲しいと思って探していますが、なかなかないようで、あってもとてつもない値段になっていることが多いです。今度見かけたら、少々高価でも入手を試みてみようかなと思案中です。
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- 2015/05/03(日) 22:43:37|
- ハオルチア
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ノトカクタス・白閃小町です。
白い刺に混じって褐色の刺を出した姿がきれいです。5cmくらいの苗を入手してもうそろそろ4年になります。今は直径8cmくらい。最近は直径は大きくならず少しずつ背が高くなってきました。もうこれくらいが寸法的に限界なんでしょう。これからはこのままで背が高くなるのか、または子を出してくるのか、見守りたいと思います。
もともと、ノトカクタスのサボテンはそれほど大型になる物はなさそうで、直径が10cmを越す苗を見たことがありません。わたしの若い頃にも、青王丸や河内丸、近縁種の英冠玉、金晃丸などを育てていましたが、いずれも単幹では10cmを越す物はないようです。やっぱり大きくなると子を出してくるのかと思います。
今年も蕾を出してきていますが、蕾の数は5個だけでした。今年は少し少なそうです。それでも成長点付近の白い刺はやっぱりきれいです。また今年も黄色い花を咲かせてくれるでしょう。
ノトカクタスは黄色の花が多いですが、中にピンク系やオレンジ系の花もあるみたいです。スミレ丸なんて言う名のサボテンも見かけます。花がきれいそうなので、今度入手しようかと思っているんですが。もう花の時期は過ぎてしまったかな。
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- 2015/05/02(土) 22:39:05|
- ノトカクタス
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去年の実生苗から、
スーパー兜とその斑入り苗です。
大きさは1.0-1.5cmくらい。今のところ生き生きとしていてきれいです。今のところ斑入り苗は5本見えます。兜錦と、スーパー兜を交配して生まれた苗です。斑柄はそれほど立派とは言えないみたいですが、何とかこのまま順調に育ってくれれば欲しいと願っています。うちでは、兜錦などの斑入り苗は、接ぎ木ではうまくいきますが、実生で大きくしたことがまだありません。
どうも兜丸類はなかなかうまく育ちません。三年前に実生して、生まれた斑入り苗が50本以上ありました。それが今では10本位に激減してしまいました。原因は去年初めのワタムシ被害と思われます。また同時に、根ジラミの被害も発生して、数鉢全部が枯れたり、瀕死の状態になっています。同じ栽培条件で、ランポー類はほとんど被害が出ずにすんでいるものが多いです。これは、やはり兜丸類の方が根が弱いのだろうと思います。とはいえ、私の栽培の仕方にも問題がありそうです。
ワタムシについては定期的にアクテリック乳剤などを散布しているので今のところ被害は収まっています。問題は根ジラミです。根ジラミは一度発生すると、次々別の鉢に広まり、鉢内で発生したワタムシは、上から薬をかけてもほとんど効果がありません。根に付いたワタムシは水で洗い流し、殺虫剤を根にかけてから植え込むようにしていますが、鉢の数が多く全部を同じ方法で植え替えるには大変な労力を要します。そのため、いまだに全部を退治できていません。
兜丸類は2-3cmになってからが問題です。植え替え時に、根を切ってしまうか、または根をそのままにして植え替えるかでその後の成長具合が違ってきます。根を切らない場合は根がじゃまをして、うまく植え替えするのが難しいです。それに対して根を大きく切ってしまうと植え替えはしやすいですが、その後の発根が順調にいかない場合も多々あります。さてこの苗たちもそろそろ植え替え時です。さてどうした物か。抜いて根を見てから決めましょうか。
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- 2015/05/01(金) 22:25:30|
- 兜丸類
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