
一昨年キリンウチワに実生接ぎしたマミラリアのサボテンがそろそろ接ぎ下ろし時期が来たようなので、5株同時に切り取りました。
ペレツデラロサエが4株に
桃花白星が1株です。
桃花白星は、先日寄せ植えしているのを載せていますが、実生のまま育てているのが3cm前後の大きさになっています。実生接ぎをしたこの苗は子が出て直径は8cmくらいになっています。白星は成長が早く、実生のまま育てても結構早く大きくなりますが、やっぱりキリンウチワの実生接ぎはそれよりずっと早く大きくなります。この苗も今年の春先(または去年も年末)頃に花を見ていません。今年の末頃に初めて花を咲かせそうです。自家採種の種で、桃花白星同志の交配ですので、きれいな桃花の花を咲かせてくれると期待しています。
後の4本はペレツデラロサエです。群生株が2本と単幹が2本です。台木が弱ってからだと接ぎ下ろしがうまくいかないおそれがあるので思い切って切ってしまいました。単幹の物は根を出して成長し始めてから、胴切りして群生化させようかと思っています。時期は来年の春先位が良さそうです。どうかそれまで元気でいてくれることを祈りましょう。
最初から群生している2株はうまく発根すればそれなりに見応えのある群生株になってくれそうです。どういう訳か、この2株は1個1この子が細くて背が高くなっています。同じ育て方をしてもこういう姿に育つということは、元々こういう細い胴の種類なのかもしれません。小型種かもしれませんね。今まで育ててきたペレツデラロサエとは雰囲気が違いますが、これはこれでおもしろいと思います。
今こうやって並べてみると、どうもぱっとしませんが、一株ずつ植えてやれば結構見られるようになるでしょう。また付いてきたら再登場させてやりたいと思います。
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- 2015/07/31(金) 22:21:32|
- マミラリア
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マミラリア・明星です。
かなり大きくなりました。3年位前までは7頭立ての形の良い群生株という感じでした。2枚下の写真がそうです。そちらが2013年3月の写真です。それから2年と少し、一頭一頭の側面からまた子が出てきて、今や20頭近い群生株になりました。どうもこの明星という品種は1頭の大きさが5-6cm位までは子を出さず、6cmくらいになると一斉に子吹きするみたいです。子がたくさん出てくると急撃に株のサイズが大きくなってきます。今では20cm越えの大株になりました。

きのうの銀の明星と異なり、今は花を付けていません。成長点付近から金色の新刺をたくさん出してきています。今が成長期のようです。どうもこの明星も、いつも少しずつ成長しているみたいで、いつが成長期かよくわかりません。疣の谷間に赤い実が見えています。前にも出てきたので取り去りましたが、次々出てきます。マミラリアの種は花が咲いてかなり暮れてから出てくるのでいつ咲いた花の種なのかがよくわかりません。

これが2013年の写真です。形はこちらの方がすっきりしてきれいかもしれません。でも今の方が大きくて迫力があります。もう少し大きくして、どこかの品評会にでも出してみましょうか。
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- 2015/07/30(木) 22:27:42|
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マミラリア・銀の明星の花が咲いています。
白い刺の中から白い花を咲かせるので余り目立ちません。花は目立ちませんが、この白刺を密集させる様はなかなかかわいい物です。よく見ると疣の谷間に赤い実が顔を覗かせています。白刺の中なのでこちらの方が目立ちます。

それにしても、明星の花って今頃咲くんでしたっけ。確か早春に咲いたような気がします。秋口にも咲いたような・・・・。どうもこの苗の生長リズムがつかめません。今顔を覗かせている赤い実はおそらく早春頃に咲いた花が付けた実だろうと思います。年中少しずつ花を付けている品種かもしれません。
この銀の明星は明星の白刺品種とされています。しかし、その刺の出方は、明星が硬めの直棘なのに対して、こちらは柔らかい毛状の刺です。かなり刺の印象も違います。ひょっとすると、明星に白星などを掛け合わせて作られた品種なのかもしれません。どうせなら、ピンク色の花の咲く銀の明星なんてのがあったらもっと楽しいんですが。一度桃花白星などと交配してみましょうか。開花期が違うので難しそうですが。
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- 2015/07/29(水) 22:25:41|
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自家製トマトが最盛期を過ぎてきました。今年は本当にトマトの出来が良くてたくさん採れました。いつもはカメムシが着いたり、病気が出たりで、こんなにきれいなトマトが採れることはなかったように思います。
7月27日現在のトマトの量です。あちこち知り合いや親戚にあげてもこれくらい残っています。トマトやさんが出来そうです。しばらくすると採れた日がわからなくなるので、収穫日を書いて置いています。収穫日には少しピンクがかった色をしていたのが、2-3日くれると真っ赤になります。これくらい赤くなると甘みが増して、なおおいしいです。大きいのが麗夏、小さめのがフルーツトマトのシンディーです。この中からカレーには麗夏の方を使用します。

こちらは自家製タマネギです。5月に取り入れして乾燥した部屋に置いています。最初は緑の軸だったのが茶色くなりました。湿気が多いと内部から腐りやすくなります。去年の秋に早生品種を100本と、中手を100本、晩生を100本植えました。早生品種から消費していき、今残っているのは晩生品種のみです。最初100個あったのが今では残り50個位になりました。たくさん作ったつもりでもなかなか秋までは持ちませんね。今でもスライスオニオンにして食べても余り辛くなくておいしいです。この自家製タマネギもカレーの大切な具材です。
自家製特製カレーのレシピ季節の野菜、トマトとタマネギのうまみを引き出した特製カレーです。
材料(20皿分)いつもは20皿分位一度に作ります。標準的なカレールー1箱8皿分の場合は2.5で割って計算してください。
牛カレー肉:500g
トマト:中玉6-8個(1.2kgくらい)
タマネギ:中玉4-6個(1.2kgくらい)
にんじん:3-4本
ニンニク:1かけ
赤ワイン:80cc位
マッシュルーム:白6-8パック
カレールー:8皿分を2.5箱
パプリカ:粉10gくらい
ローリエ:少々
ターメリック:少々
ガラムマサラ:少々
チリーペッパー:少々
黒こしょう:少々
水:800ccmくらい
調理法1.牛カレー肉をフライパンで、ニンニクを入れながら、両面に少し焼き色が着く位まで炒めます。黒こしょうで肉の臭みを取ります。
2.その肉を圧力鍋に入れて水100ccと共に5分間煮ます。通常のカレー肉の場合は5分でかなり柔らかくなります。今回作ったときのすね肉などの場合は15分位煮る方がいいでしょう。圧力鍋を使用しない場合は、そのまま4.へ進みます。
3.肉を炒めたフライパンでそのまま、マッシュルームを炒めます。50ccほど水を加えて、10-15分炒めると肉の味がしみこんだマッシュルームができあがります。
4.マッシュルームと、圧力鍋から牛肉を取り出してカレー鍋に入れ、水800ccを加えて中火にかけます。
5.タマネギを剥いて2-3cmくらいに切り、フードプロセッサーに入れて5mmくらいまで小さく切ります。フードプロセッサーがない場合は、手切りで、5-7mmくらいのみじん切りにします。
6.タマネギをフライパンに移し、少し茶色くなる位まで炒めます。飴色にするには時間がかかりますので、白い色が少し茶色味を帯びてくる位で大丈夫です。
7.それをカレー鍋に移します。
8.トマトを用意して湯むきします。湯むきが面倒な場合は、包丁で皮を剥いてもかまいません。皮を剥いたトマトは3-5cmくらいにカットしておきます。
9.にんじんを2-3cmの大きさにカットします。
10.8と9でカットしたトマトとにんじんを一緒にフードプロセッサーに入れて細かくカットしていきます。にんじんだけではうまく切れませんが、トマトを入れることによって水分が出てうまく汁状になります。全体が1mm以下位になるまで回します。
11.10でカットしたトマトとにんじんをカレー鍋に移します。これでカレー鍋はほぼいっぱいになります。とろみを見ながら濃いようなら水を加えます。
12.カレー鍋をとろ火にかけながら、赤ワイン、パプリカ、ガラムマサラ、ローリエ、チリーペッパー、ターメリックなどを加えます。そしてそのまま約1時間煮ます。圧力鍋を使用しない場合、フードプロセッサーを使用しない場合は、肉や野菜が柔らかくなるまで2-3時間煮る方がいいでしょう。辛味はチリーペッパーが一番効きます。辛いのが好きな方は多めに入れると良いでしょう。辛いのが嫌いな場合は入れなくて大丈夫です。
13.そして、牛肉が柔らかくなったら、肉を拾い出して、フォークなどをつぶすようにします。これは肉のうまみを鍋全体に広げる役目をします。少し位固まりのまま残っていても大丈夫です。これで少し煮れば、肉は繊維質をすこし残しただけでほとんどが溶けてなくなったようになります。
14.その後、カレールーを入れてよくかき混ぜ、さらに1時間ほど煮ます。カレーのとろみを確認して濃いようなら、水を加えて調整します。ルーを入れると濃くなって、焦げ付きやすくなりますので、火をごく小さくして、10分おき位にかき混ぜるようにしてください。焦げ付きが出ると、翌日それがはがれて、黒い炭状のものがルーの中に混じってしまいます。ご注意を。
これで完成です。そのまま食べてもおいしいですが、翌日になるとまろやかになってまた別のうまみが出てきます。うちでは通常半分くらいを3日位で消費し、残りはタッパで冷凍しています。今回は子供達の帰省の時期まで、大半を冷凍保存することになりました。カレーは冷凍しても余り味が変わらず、有り難いです。
今回作ったカレーは完熟トマトをたくさん入れたためか、いつもよりおいしいように思いました。どうぞ一度おためしください。
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- 2015/07/27(月) 22:22:40|
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前に何度も載せていますが、今年はトマトが豊作で、今までで一番出来が良いみたいです。
いつもトマトがたくさん採れたら、
畑で完熟した自家製トマトを使用してカレーを作っています。普段私はほとんど料理を作りませんが、年に何回かカレーだけは作るようにしています。春の新タマネギが取れる頃と、夏のトマトが採れる頃にはだいたい作るようにしています。ちょっとこだわりのカレーで、家内や子供達にも人気なので、ここでそのレシピを残すのを兼ねてこのブログのページに載せたいと思います。サボテンには関係ないですが、カレー好きの方は多いはずです。もし良かったら見てやってください。
今日は、カレーには欠かせない牛肉の話で、最近お気に入りのお肉屋さんの紹介です。
ここ、
肉のマルセは三田市にあって、三田牛(神戸牛)の専門店として営業されています。私が最初にこのお店を知ったのは、以前仕事でお世話になっていた、酪農を営んで居られた方から手みやげとしていただいた、神戸牛のすき焼き肉を食べたときでした。今まで食べたことのないような、柔らかくて口の中で溶けてしまいそうな牛肉に出会ったのが最初でした。そのお肉には、生産者の名前が記載されていて、純粋な神戸牛であるという証明書が付けられていました。肉は解体されてしまえば、外観からはその質が見分けられません。そのため解体時に神戸牛であるという証明書を残すようにされているようです。神戸牛はブランド牛として日本全国にその名がとおっています。正真正銘の神戸牛であると言うことは、その誇りなんでしょう。
その包装紙に記載されていた名前がマルセでした。最初はその名前を全く知りませんでしたが、ネットで検索して、兵庫県三田市にある精肉屋さんだとわかりました。その後そのお店を探して三田市へ出向き、お肉を買うようになりました。私の自宅からは車で約1時間位の距離です。少々時間がかかりますので、そんなに頻繁にはいけませんが、私のこだわりカレーの時期や、贈答品でお肉を送りたいときなどに出向くようにしています。

これが店内の様子。そんなに精肉店としては変わった様子はありません。牛肉が主体で豚肉やハム、ソーセージ、自家製焼き豚、蓋の骨付きカルビなどを置いています。今は、特別忙しい時期ではないので比較的すいていますが、お盆の頃、年末頃はお客さんであふれかえっています。一番混んでいるときなどは、受付から1時間以上待たされることもあります。そんなときは開店直後であればそれほど待たなくて購入可能です。
お肉は特別高価ということはないと思います。うちで年末前に購入するのは800円のすき焼き肉が多いですが、柔らかくておいしいです。ステーキ肉は100g 1800円位から2400円位まで。高いようですが、その辺のステーキやさんで食べることを考えると、ずーっと安いでしょう。三田牛「神戸牛」ですから。
なお三田牛と神戸牛は同じ物です。三田市というのは日本全国的には知名度が低いので、神戸の名前で流通していますが、神戸市内で酪農をされているところは少なく、ほとんどが三田市で飼育されています。それを神戸牛として販売されているようです。
なお今回はカレー肉を購入するついでに、切り落とし肉100g 410円の肉をついでに買いました。このお肉は肉質が柔らかくて安いので人気があります。すき焼き肉のより高価な肉の、寸法の足りない短めの肉を集めて販売されている種類です。普段使いにはこれくらいのお肉が重宝します。
ただ、今回買ったカレー肉はかなり硬くて、柔らかくするのに圧力鍋で15分煮込む必要がありました。ちょっとこれはもう一つでした。後で尋ねたら、すね肉だったようで、これは特別な調理方法が必要みたいです。

このマルセのお肉を食べてみたいお方は、その向かいに、
藍屋というお店がありますので、そちらで食事を頂くことが出来ます。そちらはマルセと同じ経営者がされているお店で、三田牛を頂くことが出来ます。いいお肉は少し高価ですが、やっぱり柔らかくておいしいですよ。
興味のおありになる方はネットで検索すれば出てきます。通販もされていいるようなので、一度試してみられてはいかがですか。地方からでも注文可能です。
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- 2015/07/26(日) 23:29:23|
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7月5日に交配した
ヘキランに早くも種が出来ました。まだ交配から20日ほどです。早いですね。この果実の種親は斑入り苗です。この種からは斑入りが生まれる確率がかなりあります。
交配した果実が熟するのには、その品種によって要する時間が異なります。このヘキランは何か特に早いように思います。普通、兜丸などは1ヶ月位、太平丸もそれくらい。マミラリアの多くの品種はかなり長くて2-3ヶ月位かかるものが多いです。マミラリアの種は小さいくせに熟するのに長い時間がかかります。熟するのにかかる時間はその種の大きさとは全く関係しないようです。
果実は3個あって、残りの2個はまだはじけていません。アストロフィツムの品種の種は、種同志が柔らかい紐状の物で繋がっているため、はじけてもこぼれ落ちることはありません。後の2個の果実がはじけるまで待っていましょう。それと、この花粉親のヘキラン錦の方もまだ熟していません。同じ品種でも株によって種の熟する期間にはかなりの差があるようです。
太平丸や大統領などのように、知らぬ間に種がこぼれ落ちてなくなってしまうようなことがないのでちょっと安心です。
さあ、これで今年の種が少しずつ取れてきました。今年中に種まきが出来るかな。
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- 2015/07/23(木) 23:12:32|
- ランポウ類
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オブレゴニア属 帝冠が咲きました。
この品種は一族一種のサボテンとのこと。牡丹類のサボテンの近縁種とされています。
この苗もわたしの若い頃からある物で、もう40数歳以上の年齢です。今の大きさは10cm弱位。その年齢とは結びつかない大きさです。下の方の葉(疣)は茶色く枯れたようになっていますが、上の部分はきれいな緑色です。とても40歳以上の年齢だとは思えません。元々成長の遅い品種と聞きます。それにしても小さいですが。
40年ほど世話をしない時期がありましたが、生き長らえ、世話をし始めてからは花も咲かせるようになってきました。成長点付近には白い綿毛も出てきています。世話さえしてやれば、年は食っていてもまだまだ元気でいてくれそうです。サボテンでは40歳という年齢はそれほど年寄りではないのかも。輸入球などではその年齢はわかりませんが、もっと長生きのサボテンも多いのかもしれません。サボテンの寿命ってどれくらいなんでしょう。
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- 2015/07/22(水) 21:49:56|
- 牡丹類
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エキノカクタス・太平丸類の花は、一応一段落のようで、今は少しずつ残った花がちらほら咲く程度になりました。
そんな中で、ニコリーが2株同時に花を付けました。うちではなかなか同じ系統の苗が2株同時に咲くことは少ないので、少しだけ交配することにしました。
上の株は、うちでは一番のお気に入りで、刺の湾曲したいいタイプです。入手したときは5cmくらいでしたが、4年で9cmくらいになりました。例によって、花は刺にじゃまをされて歪んでいます。強くて長い刺の苗では致し方ないことです。こちらは故障して欲しくないので種は取らず、花粉親としてだけ働いてもらいます。

そしてこちらが種親になる苗です。ニコリーとして入手したのですが、余り刺は太くなく、長さも短めです。刺の湾曲具合は良い感じです。花は、先の苗よりも大きく、直系7cm近くあります。刺が比較的短めなので、花は余り変形していません。きれいな花です。
この2株で種を取れば一応ニコリー同志で、そこそこいい系統の子供が期待できるでしょう。太平丸系の苗の種は去年いっぱい取ったこともあり、今年はほとんど穫っていません。種をたくさん取りすぎると苗の元気が衰えてきます。たまには休憩させてやることも必要でしょう。
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- 2015/07/21(火) 22:03:57|
- エキノカクタス
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今年も
ロビビア属 紫野が咲きました。去年はいっぱい同時に咲きましたが、今年は2輪だけでした。きれいなピンクの花で、中心部分が白くなっています。
よく見ると成長点の周辺が茶色いかさぶたのようなのが出来ていました。どうもこれはワタムシか何かにやられたようです。また、新刺がで始めていますので、調子は回復してきているように見えますが。
やっぱり、害虫や病気などの影響があると、体力が衰えてきて、多くの花を咲かせるには力不足になっているのでしょう。体力十分なら、一春に10個以上の花を付けるでしょう。去年の花は、私の自費出版のサボテンカレンダーにも載せました。ちょうど7月の写真に登場しています。その写真には7個の花が咲いていました。来年はそれに負けないほど花が咲くようがんばって体力回復に努めましょう。
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- 2015/07/20(月) 22:47:37|
- ロビビア
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3年前にキリンウチワの実生接ぎで
ペレキフォラ・精巧殿変種を10本ほど接ぎました。これはドイツで種子を販売しているコーレスと言う業者から種を購入して蒔いた実生苗を、キリンウチワに接いだ物です。
最初の1年目は大変旺盛な成長を見せ、わずか1年で開花するまでになりました。その後、同じように育てていましたが、だんだん成長が衰えてきて、2年目で成長しているのかどうかわからない位になりました。植え替えをあまりしていなかったためかと思い、植え替えしましたが、余り回復しないようで、結局台木の寿命が近いためだろうという結論に至りました。
今年は、花も咲くには咲きましたが、去年よりも数はかなり減りました。まだキリンウチワの台木は腐ることなく緑の色を保っています。ほぼ同じ時期に接いだ太平丸や兜錦は台木が腐ってきて、うまく接ぎ下ろしが出来ない物を出てきています。台木が腐り始めてからだと、接ぎ下ろしはうまくいかないことが多いようです。そんなわけで、今年これら全ての苗を接ぎ下ろしすることにしました。

まだ今の時期でも一部の苗は花をちらほら咲かせています。と言うことは、多少なりとも成長しているということでしょう。苗の中には下の方にかさぶた状の茶幕が出てきた物もあります。これは病気かあるいはワタムシなどの被害が生じた部分かと思います。

これらがうまく接ぎ下ろしが出来て、最終的に、穂の方から根が出てくれれば、うまく接ぎ下ろしが出来たことになるのですが、うまくいくでしょうか。とりあえず台木を2-3cm残して接ぎ下ろしをしてみようと思います。
今の時期、キリンウチワにとっては成長の最盛期です。今であれば根も出しやすいだろうと思います。とりあえず台木からの根を出させておいて、それが成功したら次に穂から根を出させることを試してみましょう。うまくいかないようなら、子が出ている物は取り分けて、挿し木したり、袖ヶ浦に接ぎ直したりするのも考えて良いかもしれません。さてどうなりますやら・・・・・。
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- 2015/07/19(日) 23:30:51|
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またまたトマトの話題ですみません。
昨日の台風でたくさん雨が降りました。ここ数年で一番の多い位の雨でした。1日で400-500mm位は降ったでしょう。空のバケツが1日で満杯になっていました。風も結構吹きましたので、サボテンは大丈夫でしたが、畑の野菜には少し影響が出ています。支柱を立てているトマトやナスなどは影響が少ないですが、ピーマンにはかなり被害が出ました。支柱を立てている部分は大丈夫でしたが、支柱をしていない苗は根元から折れて数本だめになってしまいました。ピーマン類は枝が折れやすく、風が吹くと根元からぽっきり折れて枯れてしまうことがあります。普段は何ともないので、支柱を必要としませんが、台風に対しては支柱は必需品です。
台風の影響で2日ほど畑に行けませんでした。今日3日ぶりにトマトなどを収穫しましたが、雨の中でもトマトは熟する物で、いっぱい赤くなって、収穫量は今年一番を記録しました。最初いつも使用しているプラスチック製のカゴに入れていましたが、入りきらず、バナナ箱を追加して、フルーツトマトをそちらに分けて入れました。トータルでは今日一日で12kgくらいの収量はあったでしょう。今年最大です。
上の写真は
大玉トマトの麗夏です。こちらもたくさん採れる様になってきました。3日ぶりの収穫でかなり真っ赤になっています。風に影響で自然に落下しているものありました。よく熟れている実は、実を持ってほんの少しひねるだけでポロッと取れます。鋏など必要ありません。こういう畑で真っ赤になったトマトは、甘くておいしいです。
そのほかに、ピーマン、ナス、オクラ、ミョウガなどが少しずつトマトの下に入っています。
普通、お店で売っているトマトは、まだ青いうちに収穫して、集荷センターを経由して卸屋さん、小売店と運ばれるうち、次第に赤くなって、お店でようやく真っ赤になるようにして売られています。そのため、甘みが少なく、水っぽい味の印象です。自家菜園などで、真っ赤になってから収穫したトマトはやっぱり甘みと、濃い味わいが魅力です。

こちらは
フルーツトマトのシンディーです。これも今が最盛期のようで、こんなにいっぱい取れました。
トマトは、種を種苗店で一袋ずつ買って、自家採種で苗を作りました。トマトの種は一袋で20-25粒ほど入っているので、苗は麗夏が20本位、シンディーが25本位育ちました。
それが一度に熟して収穫期を迎えるため、穫れ始めると一時に集中します。今年はシンディーの出来が良く、かなり収量も多くなりました。

前にも同じような写真を載せましたが、房になって赤くなります。1本の木で50-60個位は取れそうです。今日のシンディーの収穫数は200-300個位はあったでしょうか。これだけでかなりの重さです。
早速食べ比べて、麗夏とシンディーの味比べをしました。どちらも雨の影響があった物の、かなり甘くておいしいです。味わいは、わずかにシンディーの方が上品な甘みがあり、私好みでした。
トマトは真っ赤になった物を、さらに2日ほど室内で常温で置いておくとさらに甘みが増しておいしくなります。冷蔵庫に入れるのは収穫後3日位経ってからがベストです。
いっぱいのトマト、近所や、親戚などに差し上げていますが、それでも少し余りそうな感じです。私のブログをご覧のお方で、このトマトの味に興味を持たれている方がありましたら、限定2人くらいなら試食用のトマトをお譲り出来そうです。プレゼントにしてはお互いの貸し借りの感情が残りますので、サボテンとのトレードということで募集させていただこうかと思います。
それほどの量はご用意できないと思いますので、500円から1000円位のサボテン(何でも結構ですが、私の好みそうな物なら有り難いです。)と交換ということでどうでしょう。ご希望のお方は下記宛メールをお願いいたします。なお応募人数がが多い場合はお断りさせていただくことがありますがご了承ください。
shige-y@mh1.117.ne.jp
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- 2015/07/18(土) 21:54:01|
- 野菜と花の栽培
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アストロフィツム・白瑞鳳玉です。わたしが若い頃、40年以上前に、マミラリア・翁玉などと一緒に実生して育ててきた苗です。
最近まで3本ありましたが、根腐れを起こして、1本は枯れました。もう1本も調子が悪くなって、去年胴切りして今回復を待っている状態です。この1本だけ、今は元気そうにしています。40年間のうち30年位はほとんど世話もしないで生き長らえてきたのに、サボテンを再開してその後に枯れるというのは、やっぱりその栽培方法に問題があったと言うことでしょうか。
水のやり過ぎ?そのほかワタムシなどの害虫のせいなのか。よくわかりません。手をかければかけるほど、腐るサボテンは多くなるような気がします。いっそ、ほったらかしで水ももっと少なくしていた方がいいのかも。でも、水をやらないと大きくならないような気がして・・・・。サボテンを早く大きくするというのは、無理があるようにも思います。サボテンという物は成長の遅い物。ゆっくり育てればもっと丈夫な苗に育つのかもしれません。実際、原産地では、何ヶ月も雨のない日が続く事もあるようです。それでもサボテンは腐ることもなく少しずつ大きくなっているでしょう。
これまで腐らせてしまった多くのサボテンたちに、すまない気持ちで栽培方法を考え直そうかと思うこの頃です。ちょっと、反省。
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- 2015/07/16(木) 21:54:37|
- アストロフィツム
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トマトがいっぱい穫れ始めました。
今週になってから天気が良くなり、日差しが強くなってきたのを待っていたかのように、トマトが一斉に赤くなってきました。写真は今日の収穫です。小さめのトマトは
フルーツトマトのシンディーです。大きいのは麗夏。真っ赤になっているでしょう。先日まで雨続きの時は赤くなっていても、甘みが今ひとつでしたが、昨日位からはっきり甘みが強くなってきたのがわかります。やっぱりトマトは水を控えて乾燥気味にしないと甘みが出ないというのを実感します。長雨の時は水を控えるといっても、畑での栽培では無理です。これは天候次第になってしまいます。ナスやピーマンなどは出来るだけ水をたっぷりやって方が良くできるといいます。両方をうまく育てるのは結構難しいです。

シンディーの成っているトマトの枝です。前にも載せましたが、房になって赤くなってくると見応えがあります。一房に10個前後の実が成ります。大きさは4cm前後と小さいですが、数が多いので収穫量の結構多いです。今日のトマトの収穫量は、おそらく重さで6-7kg位あったでしょう。小さくても馬鹿になりません。

ついでに、ちょうど10日前に畑の収穫品も載せておきましょう。ブログに発表しようと置いていたのですが、時期が遅れてしまいました。この頃はまだ梅雨の雨続きで、トマトが穫れ始めた頃でした。ズッキーニの大きく成りすぎたのが1個と、ナス、ピーマンです。ズッキーニはもう終わりになってしまいました。ナスは少しだけ取れましたが、虫と病気で先がつづきません。なかなかうまくいきません。ピーマンは順調でしたが、先日の台風の余波で何本か折れてしまっています。やっぱり支柱を立てないとだめですね。
また今週末に次の台風が来るみたいです。何とか被害なしに終わってくれれば良いんですが・・・・。
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- 2015/07/15(水) 22:44:21|
- 野菜と花の栽培
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キリンウチワ接ぎの
ヘキラン錦に花が咲きました。真っ黄色の花です。そう。これはランポー系の標準的な花です。兜丸では赤花の品種も見かけるようになってきましたが、ランポーの花色の変わった品種にはまだお目にかかったことがありません。赤花ランポーなんてのが出来たら面白いんですが。同じ属の中でも、ランポーと兜系は交配できず、般若とランポーは交配可能だとか。兜系は瑞鳳玉や大鳳玉などとは交配でき、いろんな交配種も出来ています。同じ属の中でも相性というのはあるんですね。ランポーの花色変わりがないのは、交配できる相手が少ないのが原因でしょう。

ちょうど同じ日に五角形の
ヘキランにも花が咲きました。この苗は5-6年前に私の娘がネットでブログをされている方からプレゼントでもらってくれた苗です。すくすく育って、今や12cmくらいにまで成りました。元気な株なので、ちょうど種親として良さそうですので、斑入り苗と交配しました。斑入り苗の方の花粉を付けて、この苗で種を取ります。3個の花で結構多くの種が取れるでしょう。来年の実生の楽しみとしておきましょう。

また同じ日に
三角ヘキランも花を咲かせていました。こちらは三角だったのが今増稜中です。ちょっと元気が今ひとつで、根元にくびれが出てきています。今この苗で種を取らせるのはやめておいた方が良さそうです。今回はこの苗の花粉をヘキラン錦に付けておきました。三角のヘキラン錦をねらうことにします。
果実が熟すのに約1ヶ月位かかるでしょう。楽しみに待つことにしましょう。
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- 2015/07/14(火) 22:38:21|
- ランポウ類
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4-5年前に近くの造園の仕事をされている方から、仕事で余った苗ということで、この
アガパンサスを頂きました。頂いたときは直径10cmほどの苗でしたが、今では広がり40cmくらいの大きな苗になりました。
花は去年から咲き出しました。去年は1個だけでしたが、今年は2個同時に開花しました。花茎を長く伸ばしてその先端に花を丸く群開させます。鮮やかな青い花です。草花の中で青い花を咲かせるのは珍しいと思います。今は鉢植えですが、地植えにしたらもっと大きくなるんでしょう。うちの場合は冬場が結構冷えるので、うまく育てられるかちょっと心配です。寒さには結構強そうですが、余り冷え込むと成長にはよくなさそうに思います。当分は鉢植えのまま行くことになりそうです。もっと増えたら地植えも試しても良いと思いますが。
百合はいつも梅雨時に花を咲かせます。今年の梅雨の合間に咲いています。この百合は数年前にホームセンターで球根を買って植えていた物で、オリエンタル系の品種だったと思います。その球根が残って毎年少しずつ花を付けます。
最初の買ったときには立派な球根でしたが、翌年にはかなり小さくなってしまっています。それでもうまく育てれば何とか花をつけてくれます。この球根ももう3-4年暮れます。今年は細い茎ながら3本伸びてそれぞれ1個ずつの花を付けました。いつもは蕾の頃にアブラムシが着いてうまく咲かないことが多かったのですが、今年は早めにオルトランを根元に蒔いて置いたら、アブラムシの被害も出ず、うまく咲きました。来年も咲いてくれるかな?

これは
ポンポンダリアの花です。3年前にサカタのタネでポンポンダリアの種を一袋購入して蒔きました。それが結構よく育って、夏場に花を付け、冬になると立派な球根が出来ていました。その球根を育てて今年も花がいっぱい咲きました。最初の年は球根を秋に取り入れそれを翌春植えましたが、手間がかかるので、今年は畑に植えっぱなしにしていました。結局その方が良くできたようで、今年はたくさん花を付けました。
ただし、冬場に地上に露出していた部分の球根は腐ってしまっていましたので、冬越しには球根が土の中に埋まっていることが必要と思われました。地上部は我が家の近くでは外気温が-5度近くまで下がりますので、そこまでの耐寒温度はありません。土に埋まっていれば0度以下になることは少ないようで、何とか野外での冬越しが可能のようです。今度はもっと大きな花のダリアに挑戦したいと思うのですが、なかなか種が入手できません。大輪のダリアの種、どこかで入手できない物でしょうか。
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- 2015/07/13(月) 22:53:56|
- 野菜と花の栽培
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一昨年、キリンウチワに実生接ぎした
マミラリア・ペレツデラロサエを今年2月に接ぎ下ろししました。
上の写真が今年、2015年2月7日に撮影した物です。5頭立てで結構いい群生株になっていました。時期的に花が咲いて少しずつ成長しているようでした。この写真の時は接ぎ下ろし直後で全く根のない状態の時です。
その後、1-2ヶ月して少しずつ成長するようになり・・・・・・

そしてこれが7月5日の写真です。方向は違っていますが、全体に大きくなっているのがわかります。今は花のない時期なので、花のないのは少し寂しいですが、成長点付近には赤っぽい新刺も見られます。
なんとか根は出ているようです。おそらく台木のキリンウチワの根でしょうが、今のところ接ぎ下ろしは成功と見て良さそうです。根の状態は抜いてみないとはっきりしません。今年の初めの植え替えですので、次は来年の春になるでしょう。どうかこの根が永久的に成長してくれることを祈ります。
それにしても、キリンウチワの成長は春の5月頃から10月頃までで、寒くなると休眠し、成長は止まります。それに対してペレツデラロサエなどのマミラリアの多くは秋から春にかけて成長するものが多く、夏場は少し成長する物もありますが、休眠する物の方が多いように感じます。
接ぎ木の場合、台木の成長期と穂の方の成長期が違う場合、どういう風に成長するのでしょうか。台木が長い場合、接ぎ木した時点では、台木の成長期で成長が決まるのは違いないでしょう。しかし、穂が大きくなってきた後、または接ぎ下ろしをした後は、穂の成長期に応じて成長していくように感じます。
キリンウチワの場合、周囲温度が15度以下くらいになりますとほとんど成長しなくなります。私の所の温室では、加温を強めにしていたこともあって、冬場でも少しは成長していたようです。冬場の温度が5度以下位になるような環境では、キリンウチワの成長の仕方もかなり変わってくるでしょう。キリンウチワ自身の耐寒温度は、0度くらいになっても枯れることはないようですが、それくらいの温度になると、葉は全て落ちて、成長は止まってしまうでしょう。そして春になって暖かくなってきた後の成長の仕方も変わりそうです。キリンウチワにとっては、冬場でも出来るだけ高めの温度がよいということは言えそうです。
このペレツデラロサエの接ぎ下ろし苗は今後どういう成長を見せてくれるでしょうか。今年の冬場にうまく成長してくれるかどうか、注意深く観察する必要があります。冬場にうまく成長しないと、春先の花もうまく咲かない場合が考えられます。どうかきれいに花を咲かせてくれますように。
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- 2015/07/11(土) 22:36:27|
- マミラリア
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去年、今までもっていなかった
ロホホラ・烏羽玉の中苗を3本セットで購入しました。
買ったことは渋い緑の肌が綺麗でしたが、しばらくすると茶色くくすんできました。いずれも、次々と花を咲かせて、それなりに元気しているようでしたが、肌が汚くなってしまいかわいそうな思いです。
どうしてこんな風になったのでしょうか。病気? はたまた、赤ダニ?
赤ダニは、最近はうちの温室内では目にしません。赤ダニが着くとこういう風に茶色くただれたようになると聞きます。赤ダニは普通、0.5mmくらいの赤い色をしていて、結構庭では見かけます。花というよりは石垣のような場所にいます。時々見かけると指でつぶしていました。別に人体には影響はないようです。
それ以外に、もっと小さな0.2-0.3mm位のごく小さな赤いダニも見かけることがあります。これは小さすぎて目ではよく見えません。これなら、温室内にいてもよくわからないかもしれません。本当に怖い赤ダニはこちらなのかもしれません。
うちの温室内には他にも肌が茶色くなってきた苗がちらほらあります。この原因がなんなのか突き止めたいと思うのですが、今のところ不明です。とりあえずは定期的にアクテリック乳剤と、ベンレートを混ぜた液を散布しました。もっともこれは野菜の消毒と兼ねての散布なんですが。とりあえずこれで様子を見るしかありません。どうでしょうか。
それはそうと、自然授精した烏羽玉の種がこぼれて、根元に生えていました。4mmくらいの大きさです。今後はこちらに期待しましょうか。
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- 2015/07/10(金) 23:02:22|
- ロホホラ
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写真は
ロビオプシスの花サボテンです。
しばらく見てないうちにこんなに根を伸ばしていました。鉢の中だけで足らないのか、空中にも根を伸ばしています。こういう空気中に伸ばした根を気根と言います。ランの仲間や、観葉植物では時々見かけますが、サボテンでこんなに気根を伸ばしたのは初めて見ました。
成長が早いのと、鉢が小さいのが影響しているんでしょう。鉢の中もさぞかし根がいっぱいでしょう。空気中には栄養分はほとんどないので、この気根から栄養を吸収することは出来ないでしょう。
気付いた後、植え替えてやりました。案の定鉢の中は根でいっぱいでした。去年から1年間でこの状態です。鉢が小さいのに違いないですが、置き場所がいっぱいなので、今回も同じ鉢でごめんなさいです。来年もきれいな花を咲かせてね。
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- 2015/07/09(木) 22:23:59|
- ロビオプシス
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うちに40年前からいる
花牡丹(?)です。
どうして?マークを付けたのかというと、あまりに昔ではっきりした名前を思い出せないからです。この姿は花牡丹が一番近いと思い、一応花牡丹としておきます。私がサボテンを再開した5年前からほぼ同じ姿のままです。ちょっと緑が濃くなったり、赤っぽくなったりはしているようですが、ほとんど変わりません。
たしか、去年植え替えしたように思いますが、その時根の状態は太い根に細い根がほんの少しだけ着いたような状態だったようです。根は、太い根だけでは成長してくれません。細い毛細根がでないとうまく養分が吸収できません。
葉(疣)は痩せていますが、枯れているようでもありません。温室内の日当たりの良い場所に置いていましたが、今度棚の下の日の当たらない場所へ移動させてやろうかと思います。干からびたような姿はそれによって少し回復するかもしれません。
大きさは13cmくらいになっているのですが、いまだに花を見たことがありません。体力を回復させれば花を咲かせてくれそうに思うのですが。
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- 2015/07/08(水) 22:46:19|
- 牡丹類
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去年蒔いた
ロホホラ・銀冠玉の小苗を植え替えました。自家採種の種で、発芽率は良かったのですが、植え替えせずに置いていたので余り大きくなっていません。だいたい5mmから8mmくらいです。根が活着すれば少しづつ大きくなってくるでしょう。

一昨年の実生分も少しだけ大きくなりました。これは7月1日の写真です。

これが2ヶ月前、5月4日の写真です。向きが違いますが、中央の苗は結構大きくなっています。それに対して、側面に傷のある苗は大きく成らず、むしろ枯れそうな感じです。これは、何か病気でしょうか。または、ワタムシの被害かも。一度、ご機嫌を損ねると回復させるのはなかなか難しいです。
実生苗は、うまく育てればかなり数が得られます。その中にはうまく育つ物、こじれる物があっても仕方ないでしょう。まあ、私の技術ではこの程度が良いところです。うまく育つ物だけでも数は十分すぎるほどあります。銀冠玉はロホホラ属の中でもかなり育てるのが難しい方とか。まだまだ勉強が足りないということでしょう。
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- 2015/07/07(火) 23:23:04|
- ロホホラ
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昨日の続きです。一作年の実生苗を色々植えています。
奥の8本が、
エキノセレウス・紫太陽です。ずいぶん苗の大きさに差が出来ています。刺は赤味の強いのと、白いのとがあります。一応紫太陽ということで蒔いています。今白刺の物も、大きくなるに従って棘色が変わってくるかもしれません。私はエキノセレウスの実生は初めてなので、その辺はよくわかりません。
右は白い毛柱のようですが、これもれっきとしたエキノセレウスのサボテンです。
ネオカピラス。和名はないみたいです。大きくなってもこういう毛柱の姿でいるのかどうか、これからに期待です。
下の6本が
エキノセレウス・ラサンタス。和名はないみたいです。赤茶色の刺がかわいいです。何かノトカクタスに似ているような。
左の2本は
エキノセレウス・ラウイ。ラウイっていう名はあちこちあって紛らわしいです。同じラウイっていう人の名から取った名前なんでしょうか。これも白い毛柱っぽい雰囲気です。元々エキノセレウス属はセレウスという名の付いたとおり、柱サボテンの一種かもしれません。毛柱サボテンに案外近いのかも。いずれも花を見たいので、早く大きくしたいので、やっぱり接ぎ木ですかね。
それと、中央と右に1本ずつ銀冠玉と太平丸があります。これは別の鉢の植え替えで余ったのを一緒に植えただけです。
そういえば、去年2-3本キリンウチワに実生接ぎしたエキノセレウスもありました。余り育ちが良くなかったのでご紹介してなかったのですが、今度ご紹介しましょうか。
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- 2015/07/06(月) 23:10:06|
- 実生・採種
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一昨年の実生苗です。色々一緒に植えています。
手前右3本が
マミラリア・ナピナ、右奥の3本が
マミラリア・陽炎(カゲロウ)、奥の1本とその左3本が
エキノセレウス、名前はちょっと今忘れました。左手前の3本が
エキノセレウス・宇宙殿です。
私の実生としては今のところ元気している方です。去年の春先にはワタムシ被害で多くの鉢が被害を受けましたが、この子等は大丈夫でした。やっぱり自分自身で種を蒔いて、小さな時から育てると愛着も出ていっそうかわいくなります。
マミラリアの品種は比較的成長も早く育て甲斐があります。うまく育てれば実生後2-3年で開花することもあります。また、今回いくつか実生したエキノセレウスの仲間は、結構いろんな種類があって、花のきれいさはもちろん、外観も楽しめるようです。刺の綺麗なものや、白い毛柱のような物もあります。私が40年前に育てていた美化角や、草木閣など、ほとんどの物はきれいで大きな花を咲かせます。
エキノセレウスのサボテンは、通称エビサボテンと呼ばれることがあります。姿、外観がエビのように曲がって伸びることが多いからでしょうか。これらのエビサボテンが開花を迎えるのはまだ2-3年かかりそうです。早く花を見たいので、数本あるのは袖ヶ浦に接いでみるのもありかなと思案しています。
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- 2015/07/05(日) 22:56:56|
- エキノケレウス
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文字色
前にご報告したように、今年の春に種まきしたトマトなどは生育が良くなくて、最初のうちはか細い苗で、うまく育つか心配でした。しかし、畑に定植後はすくすく育ち、今では去年以上の苗に育ってきました。
上の苗は、
フルーツトマトのシンディーです。もう私の背丈よりの背が高くなって、世話が行き届かなくなってきました。カラスよけに青い網をかぶせています。網をかぶせるまでは支柱に固定したりする世話が出来ますが、網をかけると出来なくなるので、今後は伸び放題です。
シンディーはミニトマトよりも少し大きめの3-4.5cmくらいの実を付けます。実が小さいのでその分数が多くなります。ご覧のように房になって実が成り、うまく育つと一房で10個以上収穫できます。実は根元の方から授精していきますので、一房一度に収穫は出来ません。根元の方からだんだん赤くなって、少しずつ収穫になります。一部、赤くなりかけています。待ち遠しくて数個穫りましたが、少し若めで、甘みはいまいちでした。もっと真っ赤になるまで待って収穫し、なおかつ、4-5日置いてから食べるとかなり甘くなっているでしょう。最近は天候が良くない日が多いので、甘みも来にくいようです。

こちらは
大玉トマトの麗夏です。だんだん実が大きくなってきた頃で、まだ色づくところまで入っていません。もう少し我慢です。冷夏はかなり甘みもあり、身割れしにくいトマトです。以前、桃太郎系のトマトを作っていましたが、夏の終わり頃に雨が降ると、根元から身割れがして、腐ったりすることが多く、困りました。麗夏は割れにくいことが有り難いです。
まだ今の時期は生育期なので良いですが、お盆を過ぎた頃からは雨が降ると、腐りなどが出やすいので、今年は雨よけをしようかと思っています。トマトは出来るだけ水を控えて育てた方が甘くておいしい実が出来るといいます。雨が多いと、甘みが出にくいです。

ついでに、
モロヘイヤも載せておきます。モロヘイヤは我が家のお気に入り野菜で、ここ5-6年毎年作っています。このモロヘイヤは、去年作った苗から収穫した種を蒔いたのもので、最初の実生時はなかなかうまく育ちませんでしたが、何とか回復してようやく少し伸びてきました。
モロヘイヤは、栄養豊富で夏ばて防止にもってこいです。柔らかい枝の先端2節くらいを切り取って、軽く茹でて、だし醤油をかけて食べるとおいしいです。ねばねば野菜の代表格ですが、いろんな栄養素を豊富にもっているので、体力の落ちる夏場を乗り切るのに最適です。むかし、エジプトの王様が弱っているとき、モロヘイヤを食べて元気を回復したという話を聞きました。昔は薬などがない時代、食べ物で健康を維持するということが一番の方法だったのかと思います。夏ばてで夏を乗り切るのが大変な方は一度試してみてください。
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- 2015/07/04(土) 19:06:07|
- 野菜と花の栽培
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私はアガベの品種が好きで、40年前から雷神などを育てていました。サボテン栽培を再開した4年前にちょっと優雅なアガベの斑入り種が欲しくて、
白糸の王妃錦を入手しました。入手したときは10cm程度の小さな苗でしたが、緑の肌の部分と黄色の斑、そして葉の周辺から出る白い毛が優雅で気に入りました。
上の写真は入手から少し経ったときの物、鉢は3寸(9cm)、かわいい姿です。日付は2012年6月5日でした。

そしてそれから約1年、2013年6月の写真です。結構葉が長く伸びてだいぶ広がってきました。大きさはおそらく14-15cmくらいだったでしょう。

そして、2014年10月の写真です。葉はますます伸びて少しうねってきました。優雅でかわいかった姿が、勇猛なアガベ戦士に変わったような感じです。

そして、今年の7月がこの姿になりました。ますます大きくなり、ちょっと横に曲がってきました。置き場所を取るので、温室の下の棚に置いていたので、横からの日照で傾いたのかと思います。
これではちょっと面白くないので植え替えついでに上の棚に移動しました。そのうち向きも変わってくるでしょう。
それにしても大きくなりました。直径は約30cm、植え替えも結構大変です。葉が下の方に反り返っているため、根が浮いてしまいます。葉の先端の刺も痛いです。どうにか植え替えましたが、根の周辺にうまく土が載っているかどうか、よく見えなくてわかりません。
この大きさでもまだ子などを出す気配がありません。まだまだ大きくなるということでしょうか。アガベも芯止めをすると子を出す様ですので、芯を止めるのも考えられますが、もう少し様子を見ることにします。大きくなりすぎて温室に入らなくなったら、芯止めしようかと思いますが、もう少しいけそうですので、このままもう少し育ててみようと思います。
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- 2015/07/02(木) 23:08:07|
- アガベ
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ハオルチア・静鼓錦です。
2年ほど前、一部だけ斑入りの親苗を一株購入し、それに着いていた子供をばらして植えた物です。最初は1個が2-3cmくらいの大きさでしたが、それぞれ5-6cmくらいにまで大きくなりました。同じ親から出ていた子で、兄弟苗ですが、いい斑柄の物と、ほとんど斑のない物があります。ちょうど子が出ていた場所に斑があれば、斑入りになるし、斑のない部分から出てきた子は斑のない苗になります。たとえ、いい斑柄の苗であっても斑のない部分から子が出れば全く斑のない苗になることもあります。これらの親苗は、それほどいい斑柄ではなかったのですが、子供にはいい斑柄の苗が取れました。
この斑入り苗を交配して種を取りたいと思って、その後に数本静鼓錦を入手しましたが、まだ交配にはこぎ着けていません。案外、静鼓という品種は花を咲かすのが遅めのようで、この4株はまだ花を咲かせていません。来年は期待できそうですが、兄弟同士ではだめですので、相手株が必要です。後で入手した苗はもう少し小さめです。来年の交配は実現できるでしょうか。
もし実現できても、ハオルチアの品種は独特の小さな花です。サボテンと同じようには行かないかもしれません。さてどうなる事やら。
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- 2015/07/01(水) 22:41:01|
- ハオルチア
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