
この3本の苗は3年前の自家実生の苗です。いずれも輸入種子を実生した物で、同じ時の実生ながら、それぞれの大きさに大きく差が付いてしまいました。奥の2本が
豊明丸、手前の1本が
ペレツデラロサエです。ペレツデラロサエは去年根腐れを起こし、その時に胴切りをして何とか一命を取り戻しましたが、その後ほとんど成長していません。
豊明丸の2本はそれぞれだいぶ大きくなってきて、成長点付近は白毛が増えてきました。左の苗と右の苗では中刺の太さがだいぶ違い、ぱっと見た目の印象がかなり違います。これも個体差でしょうが、同じ時の種から生まれた苗でもいろんなタイプが生まれます。

写真のリストを捜してみると去年の9月のが見つかりました。同じ3株ですが、鉢が違いますので一度植え替えしています。豊明丸の方はかなり大きくなったのがわかりますが、ペレツデラロサエはむしろ縮んだ様な印象です。
豊明丸も、小さな時は白毛があまりなくて、面白みに欠けますが、大きくなるにつれて白毛が増えてきれいになってきます。開花期にはもう少し白くなってくれるでしょう。
うちにはもう少し大きな豊明丸もありますが、でもそちらは中苗を買ってきた物。これは自家実生の苗です。やっぱり自分自身で実生した苗には愛着があります。今年も年末頃から花が見られそうです。そして来年あたりには胴切りをして、群生株作りに挑戦したいと思っています。うまくいくかな・・・・。
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- 2015/08/31(月) 22:51:50|
- マミラリア
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今日は、正確にはマミラリアではありませんが、その近縁種と言うことで、
クラインジア属・薫光殿です。
この苗は3年ほど前に入手しましたが、それから余り目立って大きくはなっていません。直径は9cmくらい。少し前までは成長が滞っているみたいでした。今年の春の開花時期には、2個程だけ花を咲かせましたが、一昨年よりは花数が少なめでした。今年はちょうど花の時期に、仕事で追われていて、撮影できませんでした。そんな成長不良だった苗が、最近ようやく少し新刺が出てきて、成長点から黄色の鈎刺と白い綿毛が吹き出してきたようになってきました。この刺と毛の出てきた様子は魅力的です。花もいいけど、刺だけでも充分鑑賞価値はあります。
この薫光殿は、中刺が黄色のタイプ。赤刺なのを麗光殿と言います。また鈎刺がなくなった物を白光殿または、刺なし麗光殿などと呼ぶようです。姿形はマミラリアの高砂などと似ていますが、花が大きく見事なところが大きく違い、別属扱いされています。とはいえ、疣が突き出した姿はマミラリアと同じで、やっぱり近縁種です。性質も似ていて、突然腐ったりするところも似ています。
前に刺なし麗光殿が一株ありましたが、去年急に腐りが出て枯れてしまいました。マミラリアの柔らかい肉質のサボテンと似た性質なのでしょう。油断をすると急に腐りが出てくることがあります。梅雨時から夏場まではかなり灌水を少なくした方が無難です。

この刺と毛、良いですね。中刺の赤い麗光殿も欲しいと思っているのですが、なかなか入手できません。取り扱いのしやすさでは中刺のないタイプもやっぱり欲しいです。前は腐らせてしまったけれど、もう一度だけ挑戦してみたい魅力ある品種です。
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- 2015/08/30(日) 21:49:07|
- クラインジア
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今日は真夏のマミラリアの5回目です。今日の主役は
希望丸です。
4年ほど前に希望丸の単幹を入手しました。たしか、直径8cmくらいで高さは9cmくらいだったと記憶しています。それを1年ほど育てたら、かなり背が高くなってきたので、2年前に下の方から5cmくらいのところで胴切りしました。その上半分の方がこの苗です。
胴切りから2年ほどでまた背が高くなってきて、今、12cmくらいになりました。直径は同じ位で、もうこれ以上は太らないようです。希望丸はこの白い刺と、白い毛が信条です。この白毛を汚さないように育てなければなりません。灌水の時にはなるべくこの刺や毛に水がかからないようにしましょう。私は肥料として万田酵素なども時々やりますが、万田酵素は茶色く濁った液体です。これは根元にだけかけて、白毛にはかからないようにしないと汚れの原因になります。これから寒くなってくるとより白毛が増えてくるでしょう。楽しみにしましょう。
希望丸は普通、ほとんど子吹きせず、そのまま育てると、直径8cmくらい、背の高さは20cmを超す位になるそうです。それでも子吹きすることは少なく、柱サボテンのような格好では面白味に欠けます。それで、胴切りして群生株を人為的に作られることが多いです。
私も自分自身で群生株を作ろうと胴切りしてみました。胴切りは春の成長期の天候の良い日を選んで行えば、そんなに難しくはありません。私でも出来たのですから。

こちらが胴切りした下半分。子供が8個出ています。去年の初めにワタムシ被害に遭い、少し茶色くなって成長が止まっていました。最近ようやく少し回復してきたのか、新刺が出てきて茶色い幕が見えにくくなってきて一安心です。もう1-2年順調に育てば、下部の親苗が隠れて姿の良い群生株になってきそうです。とりあえずは一頭一頭のサイズがもう少し大きくなって花が咲き出したら一人前でしょう。今、子供のサイズは2-3cmくらい。希望丸の花は5-6cmくらいにならないと咲かないようです。まだしばらくはかかりそうです。
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- 2015/08/29(土) 22:09:41|
- マミラリア
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去年、
ユーベルナニアナ・ペクチニフェラの斑入り苗と斑なし苗を交配して、種を取って蒔きました。実生は順調にいって、多くの実生苗が生まれました。片親が斑入り苗なので、斑入りの苗もいくつか出てきています。まだ大きさは直径4mm、高さ10mmくらいと小さいので、斑柄などはよくわかりません。写真の苗の内、体が緑っぽいのが斑入りのようです。最初はもう少し多く斑入り苗があったのですが、うまく育たず、枯れてなくなったのもあります。やっぱり斑入り苗は葉緑素が少ないので、生命力が劣ります。1年間でこの大きさにしか成らないというのはかなり成長が遅いということでしょうか。それとも私の育て方が良くないからなのでしょうか。同じ環境で育てた、日の出丸などはもう1.5cmくらいになっています。

去年、発芽仕立ての苗をキリンウチワに接いでみましたが、10本以上接いだ中でかろうじて2本だけ少し育っています。そのほかは発育不良で、枯れたり、枯れなくても全く育たなかったりしました。どうもキリンウチワとペクチニフェラは相性が良くなさそうです。
それでも、ヤフオクなどで、キリンウチワ接ぎのペクチニフェラと言うことで出品されているのを見かけました。やり方によってはうまくいくということでしょうか。私の技術が良くなかったということかもしれません。
斑入り苗を袖ヶ浦に接いでみようと思ったこともありますが、失敗しそうでやめました。私の技術では袖ヶ浦への実生接ぎは成功率が低く、貴重な斑入り苗をだめにする確率の方が多そうだからです。
実生苗を実根のまま育てるのは成長が遅くてじれったいです。何とか早く育てる方法はないものでしょうか。
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- 2015/08/28(金) 00:17:32|
- ユーベルマニアナ
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太平丸系のサボテンたちはだいたい6月頃花を咲かせます。そんな中で時々遅れて花を咲かせるのがぽつりぽつりとあります。
この
尖紅丸も今頃になって花を咲かせました。太平丸系の種類の中ではかなり小さな花で、直径は3cmくらいです。全体に小型種のようです。尖紅丸は太平丸の中のタイプの一つと言われています。刺は直棘で太くて短いのが一般的です。この苗は直径7.5cmくらいでかなり扇平です。1-2年前の故障によって出来た根元のくびれが取れません。体調はまずまず回復してきているようですが、一度できたくびれはなかなか取れません。これは兜丸のくびれと似ています。まあ、下の方に回るのを待つしかありませんね。
太平丸の仲間ではやっぱり刺が強くて立派なのが好きですが、こういう控えめなのもまた趣があって良い物です。ニコリーなどと比べると全く別の品種のように見えます。日本では太平丸のタイプ違いをニコリー、花王丸、雷帝、翠平丸、尖紅丸などと色々分類して販売されたりしています。それが海外では全て太平丸一つとして扱われています。これだけ違うのだから別品種として扱ってもいいように思います。その花のきれいさもありますが、姿、刺、肌色など魅力にあふれています。やっぱり太平丸系のサボテンは良いですね。これからも苗が増えそうです。
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- 2015/08/26(水) 22:26:19|
- エキノカクタス
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先月、交配していた
エキノカクタス・ニコリーに種ができました。
この苗はニコリーとはいえ、ちょっと刺が物足りない苗です。交配相手はうちでは一番良い刺のニコリーで、まあ、交配相手がいいタイプなので、遺伝子的にはまずまずのタイプが得られそうだと思い、交配しました。ニコリー同志で交配出来る機会は少ないので貴重です。
太平丸系のサボテンの種は熟するとピンク色に色づき、たいていニョキニョキと伸びてきます。そのままにしておくと勝手に果実が割れて種がこぼれてしまうことがあります。写真のように色づいたら収穫時期です。

今回は上の方の毛の部分を持ってひっぱたら、スポッとうまく果実が採れました。いつもは途中でちぎれて、種がこぼれてしまうことも多く、うまく取れることはまれです。果実の途中で取れてしまうと、種がこぼれて下に落っこちたり、成長点付近に散らばることがあります。そういうときは赤ちゃんの鼻水を吸う器具を利用して、こぼれた種を吸い出していました。今回も種の収穫の時に用意していましたが、今回は使用しなくて大丈夫でした。
今回の種はちょっと少なめで、30個位でした。種の多さは、花の大きさ、授精させる花粉の量などによって変わります。やっぱり大きな花で雌しべも大きな苗は、種の取れる量も多いです。この苗は雌しべがちょっと小さめでした。
今年はもうすぐ秋です。この種は来年まで待って、来年の早春に蒔くことにしましょう。今年の太平丸系の種はこれ一つなので大切にしなければなりません。楽しみは来年まで置いておきましょう。
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- 2015/08/25(火) 22:38:02|
- エキノカクタス
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今日は
マミラリア・銀河です。
この苗は5年ほど前、家族で伊豆のサボテン公園へ出かけたときに入手した苗です。その頃はまだ私もサボテンを再開しようかどうか決めかねている頃でしたが、ちょうどサボテンを土産として購入したのがサボテンを趣味として再開するきっかけとなりました。その当時はまだ直径4cmくらいの小さな苗でした。それが今では直径10cm高さ11cmくらいの大きさになりました。最近はもう直径は大きく成らず、背が高くなりかけています。今のところ子を出す気配はありません。この銀河という種類は単幹で大きくなるのでしょう。
成長点の周辺には白い綿毛がたくさん出ています。これから開花の時期が近づくともっと白毛が増えてきてきれいになってくるでしょう。この銀河もそうですが、マミラリアの多くは開花時期に疣の谷間から白毛を出してくる品種が多く、特に開花時期が一番白くてきれいになります。
そういえば、最近久しぶりに伊豆のサボテン公園の話題を耳にしました。うちは兵庫で遠方な為、そう何回も出かけることは出来ませんが、関東方面では冬場にカピバラの温泉入浴シーンで有名になっているとか。今ではサボテンではなく。カピバラや、オームなどの鳥で有名なようです。それでも何とかサボテンの行楽地として生き残ってくれればサボテンを趣味とする者にとっては嬉しいことです。
宮崎のサボテン公園もずーっと昔に閉園してしまっています。今やサボテンを趣味とする人も減っているのだと思います。昔わたしの若い頃には、人口比率でいえば、今よりもずーっとサボテン好きの人も多かったのでしょう。
そういえば、その伊豆サボテン公園に買収騒動が持ち上がっているとか。こういうリゾート施設も経営が結構大変なようです。何とか日本でも唯一のサボテンリゾートをこのまま残してくれますよう願いたいものです。
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- 2015/08/23(日) 17:40:18|
- マミラリア
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今日は
マミラリア・桃花カルメナエです。
今までは花の時期にしかご紹介したことがありませんでしたので、花のない時期の写真は初めてかもしれません。金色の放射状に伸びる刺を密集してきれいです。この苗もさわっても痛くないので取り扱いが楽です。
このカルメナエは元々黄色の花を咲かせます。金色の刺に黄色の花だと、同系色のため余り目立ちません。この苗はピンク色の花で、花の時期、見栄えがします。4年ほど前に入手したときは6cmくらいの苗でした。それが今では直径12cmくらいにまで大きくなりました。年々花の数も増えてきています。
春先からずーっと成長し続けているように見えます。今も成長点に新刺が出てきています。花の時期はやっぱり冬場、年末頃からでしょう。花の時期にも少しづつ成長していたように思います。と言うことはいつが休眠期なんでしょう。これもよくわかりません。
数年前に別のカルメナエの苗が急に腐ってしまったことがあります。何となく成長しなくなったなーと思って球体をさわってみると内部がズボズボでした。マミラリアは気をつけないといけません。今年の夏は出来るだけ水を控えめにしてみました。と言うよりも無精をして水やりをさぼったという方がいいかもしれませんが。余りかわいがりすぎると余計腐りやすいようにも感じます。ちょっと最近仕事も忙しいのでちょっと手抜き気味です。それに、つい最近までは自家菜園の夏野菜の世話や、収穫で時間を取られていました。
しかしそれもようやく一段落。トマトもそろそろ終わりです。今年はおいしいトマトがたくさん採れました。いっぱい食べたり、知り合いにあげたりしましたが、それもとうとう終わりです。ちょっと寂しくなります。と言うことは、サボテンの秋の植え替えをしろということでしょう。少しはサボテンに時間を取らないとかわいそうです。
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- 2015/08/21(金) 23:00:17|
- マミラリア
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今日は真夏のマミラリアとして
白星を取り上げます。この白星達は正確に言うと
桃花白星ですが、花のない時期は普通の白星と全く変わりません。
今回載せました苗は輸入種子の実生苗で、実生後4年生です。白星は育てやすくて成長も早く、比較的短期間で立派な苗ができあがります。また子吹きも旺盛なため、かんたんに繁殖可能です。そんな理由で市場では余り貴重品扱いされません。
それでも私はこの白星が好きで、自家実生の小苗を合わせると30-40本くらいはあるでしょう。上の苗は大型種で、直径7cmくらいの親に子供がぐるっと取り囲むように出ています。まるで土星の輪のようです。普通、白星はもっと小型のため、1個1個の大きさが3-4cmくらいです。大型の白星は風格があり、良い物です。たしか、花も大きめのが咲いていました。花は年末頃には見られるでしょう。

こちらの苗は小さな子供がいっぱいです。どこが境目かわかりません。これも同じ時の実生苗なのですが、タイプ違いでいろんなのができます。花も薄いピンクから、濃いめのピンクまで色々でした。私は出来るだけ濃いめのピンクの花の苗が欲しくて、これらを交配して去年種を蒔き、いま、3-4cmまで成長しています。またそちらは後日載せたいと思います。

白星の毛をクローズアップしました。疣の先端から放射状に柔らかい刺をだし、その刺からさらに両側に細い刺(毛)を出しています。本当に水鳥の羽毛のようです。刺毛はさわっても痛くなくて植え替えも楽ちんです。ただし、乱暴に扱うと刺座が取れてしまうことがあります。植え替えの時に羽毛の間に土が入り込むとなかなか取れずに難儀します。出来るだけ土が付かないように気をつけましょう。
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- 2015/08/20(木) 22:52:26|
- マミラリア
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私はマミラリアのサボテンが好きで、ずーっと昔、40年ほど前から育てている苗もかなりあります。マミラリアのサボテンは比較的成長も早く、育てやすいものが多いです。しかし、少し大きくなったからと安心していると急に腐ったりすることもあります。私もかなり多くの苗を腐らせてしまった経験があります。
その腐りの原因がよくわかりません。単なる水のやり過ぎで根腐れを起こすためか、または別の原因があるのか、何回腐らせてもよくわかりません。根から腐るだけではなく、根元の体表部分から腐りが出てきたこともありました。よく腐りが出るのはやっぱり梅雨から夏場のように思います。夏場の管理の仕方が結構難しいような気がします。
そんなで、夏場のマミラリアのサボテンの様子を記録がてらご報告してみたいと思います。いつが成長期なのかも、知っておく必要があります。私自身、いまだに成長期がいつなのか測りかねています。
今日の写真は
マミラリア・白玉殿です。5年ほど前に入手したときは、余り白毛の出ていない、刺座の黄色い苗でした。それがだんだん白くなってきて、希望丸に近い印象になりました。最近は、夏場のためか、白毛は成長点付近だけで、側面部分はくすんでいる印象です。確か、秋から早春にかけては開花時期で、白毛ももっと多かったように記憶しています。

またこれから秋になると、白毛が多くなってくるのでしょうか。花の咲く部分には特に白毛が多く出ます。今残っているくすんだ色の毛も、水垢で茶色くなったのではないと思います。灌水の時多少は水がかかった時もありますが、なるべく水をかけないようにしています。おそらく全体の白毛が出てくれば、白さも復活してくれると思うのですが。
これから涼しくなってくると本格的に成長してくると思います。白さが復活してくれることを祈りながら様子を見守ります。
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- 2015/08/19(水) 22:42:49|
- マミラリア
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2年ほど前に接ぎ下ろしをした、
紅葉ヘキランが色づいてきました。この苗は3年ほど前に入手して、その時は接ぎ木苗でした。その後接ぎ下ろしをして、台木を全く取り去って挿し木したら、うまく根を出し、今では普通の実生苗と変わらなくなりました。この苗はその時親苗にくっついていた子の方です。今この苗で6cmくらい。親の方が8cmくらいでそれほど変わらなくなりました。
この苗もつい最近までは全くの緑の肌でしたが、ここ1ヶ月位で急に黄色くなり出しました。この苗は黄色くは成りますが、赤くは成らないタイプです。だから正確には紅葉というよりも黄葉という方が正しいでしょうが。

そしてこちらが親苗の方で、こちらはまだ色が来ていません。2本は親子(兄弟?)なのですが状態は全然違います。よく見ると稜線の谷間付近がほんの少し色づいてきているようにも見えます。
他の苗でもそうですが、この紅葉の性質というのは本当によくわかりません。自家実生で育てている接ぎ木の紅葉ヘキランの斑入り苗は夏場は緑で、冬場に真っ赤になります。またこの2本とは性質が違うようにも思います。
先日の、緋牡丹錦もそうですが、もう少し色の変化を観察して、紅葉ヘキランの性質を調べてみようかと思います。
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- 2015/08/18(火) 22:58:02|
- ランポウ類
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一昨年、アメリカのメサガーデンで
フェロカクタス・日の出丸の種子を購入して蒔きました。日の出丸は元々丈夫な品種のようで、結構順調に生育して、今年の春には2cmくらいになり、植え替えをして3寸五分(10.5cm)の鉢に7本植えにしました。上の写真が5月4日の物です。

そしてこちらが8月16日の写真です。1本枯れましたが、6本は隣の苗とくっつくほどの大きさになりました。またそろそろ植え替えしないといけなくなりました。サボテンの小苗は間に1本はいる位の間隔で植え付け、それが大きくなって隣の苗とくっつく位になるとまた植え替えるのが良いといいます。今がちょうどその時です。
肝心の刺ですが、少し赤味を帯びた刺の苗もありますが、全体的に黄色っぽいです。刺の太さ、長さも今のところ物足りない寸法です。果たして幅広の良い刺が出てくれるのでしょうか。アメリカ産の現地種子であれば必ず良い刺が出るという保証はありません。日本国内で、ある程度大きくなった、刺の良い物を選んで入手する方が確実なのかもしれません。
一昨年ヤフオクで入手した中苗が今、7-8cmになっています。結構いい刺が出ています。果たしてうちの実生苗たちはこれくらいの刺になってくれるでしょうか。ちょっと心許ないですが、確認の意味でも同じ位まで育てて、その差を実際に比べてみようと思います。早く大きくなーれ。
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- 2015/08/17(月) 23:18:09|
- フェロカクタス
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昨日は群生株の
緋牡丹錦のお話でしたが、今日は単幹での季節による色合いの変化をまとめてみました。苗は昨日の苗と同時期(2年前)に実生接ぎした緋牡丹錦で、かなり斑柄の良い苗です。
上の写真は今年2015年3月の写真です。これはどう見ても赤黒タイプの緋牡丹錦に見えます。緋牡丹錦は様々な色合いの斑と肌色があり、黒目の肌色で赤い斑の物を赤黒タイプと呼びます。この苗はちょうどその代表的なタイプに見えます。

しかし、それから3ヶ月ほどした6月20日の写真がこれです。赤い肌はほとんど黄色に変わり、黒みを帯びていた肌色も緑に変わってきています。斑の部分は黄色地にオレンジ色が混じるような色合いです。接ぎ木で成長が旺盛なので、サイズは3cmくらいから4cmくらいに大きくなっています。まるで別の苗のようです。

そしてこれが8月の写真です。ほとんど赤味はなくなり、緑の肌に黄色の斑が入ったようになりました。一番上の写真と同じ苗とは思えません。どうも、斑の部分だけでなく、緑の部分の色合いも変わってきているみたいです。この緑の肌に黄色の斑が入った外観からすると、牡丹玉の黄斑入りといった印象です。緋牡丹錦とは牡丹玉の緋色(赤色)斑の物を呼びますので、この黄色の斑ではその名が当てはまりません。
さてこの苗はまた赤い色に変わってくるんでしょうか。大きさはほぼ5cmくらいになりました。まだ台木が元気そうなので接ぎ下ろしは来年春までお預けにしようと思います。今年もきれいな色変化を見せてくれることを期待しましょう。
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- 2015/08/16(日) 22:12:42|
- ギムノカリウム
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一昨年に実生接ぎした、
ギムノカリウム・緋牡丹錦にいっぱい子が出ていました。
この写真は今年2015年3月の物です。まだ肌寒い季節で、斑入りの部分はほとんどが真っ赤に近い色をしています。子供は写真からははっきりしませんが6-8個出ているようです。そしてこれらの子供を5月頃にはずして別の袖ヶ浦に接ぎ木しました。


これらがその接ぎ木です。真っ赤な物や緑の部分がある物など色々でしたが、うまく接げた物と、そうでない物もあり、結局残っているのは4-5本でしょうか。夏になってくると、赤い色は薄れて、黄色になってきます。この季節による色の移り変わりは、神秘的でもあり、驚きでもあります。同じ苗がこんなに色変わりをするなんて、サボテンって不思議な物ですね。

群生株だった接ぎ木苗は1ヶ月月前にはこんな姿に・・・・。下の方には子はなくなり、上の方に3個だけ残っていました。この子等もこのままでは結局使い道がないので、また接ぎ木して・・・・。

今は結局こんな姿に・・・・。みんな子をはずしてしまうとこんな状態です。それでも、また残った刺座付近から新しい子が出始めています。それも結構いい斑柄みたいです。緋牡丹錦というのはよく子吹きします。繁殖には有り難い性質です。もうこの台木は3年目に入ります。来年の春まで元気でいれば、またこれらの子供を取って接ぎ木することが出来るでしょう。来年まで元気でいてくれますように。
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- 2015/08/15(土) 22:37:52|
- ギムノカリウム
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一昨年、
アストロフィツム・ヘキラン錦の実生苗を数本キリンウチワに実生接ぎしました。それらは順調に生長して一部は花を咲かせるほどになりました。早い物です。ランポー系は比較的育てやすく、接ぎ木をしなくても結構うまく育ちます。でも斑入り苗は、斑のない物に比べると、成長も遅く、育てにくいことが多いです。そんなときは接ぎ木苗にしておくと成長も早く、うまく育ちます。キリンウチワ接ぎの場合は、下ろすときがちょっと心配ですが、ランポー系は比較的下ろしやすい方かと思います。以前、斑のない苗は、袖ヶ浦からうまく下ろすことが出来ました。キリンウチワはまだこれからですが、どうでしょうか。台木を取り去って下ろしてみようかと思っています。
これは一昨年実生接ぎ苗の中では一番の成長株です。大きさは直径7cmくらいになりました。斑柄も良いです。去年すでに花を咲かせ初め、今年は6-7個くらい花を咲かせました。同時開花した、他の斑なしのヘキランの交配して種も取れました。良い状態です。下の方に出ていた子を2個はずして、今年別の袖ヶ浦に接いでいます。まだ台木が元気そうなので来年までおいておこうと思います。さて接ぎ下ろしはどうでしょうか。

こちらはちょっと派手柄の苗。こちらは大きさが4.5cmくらいです。まだ花は咲いていません。一番上と同じ時の実生苗ですが、こちらは稜線が細くて、ポトシ形。上は太くて、タマウリパス形。(昔はこういう表現をよく使っていましたが、最近は余り聞きません。こういうことは言わなくなったのかな。)同じ時の種からでもいろんなタイプが生まれます。この斑柄からして、自根でも接ぎ下ろしは難しそうです。来年、春に台木を付けて下ろしてみようと思います。

こちらは小さな時から群生している苗です。広がり直径は6cmほどあります。いっぱい子供が出て、どれが親株かよくわかりません。斑柄も全斑の物や、斑のほとんどないもの、結構いい斑柄の物など色々です。子がいっぱいすぎて、子供をはずすのが難しいです。そんなこんなで、今年はこのまま冬越しになりそうです。来年の春に子供をはずして挿し木にするか、袖ヶ浦に接ぎ直しを考えています。袖ヶ浦の接ぎ木はやっぱり4-5月位が一番良いみたいです。それより遅いと、十分な成長が得られない場合が多いように感じます。
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- 2015/08/13(木) 22:44:05|
- ランポウ類
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今年6月初めに、
マミラリア・ルエッティーの3本植えの内の1本を袖ヶ浦に接ぎ木しました。
そのとき、接ぎ木した苗の下の部分は捨てるのが惜しいので、そのまま植えた状態で残していました。そこに子供が4個出てきました。このままうまく育てば小さいながらも一応群生株として育ちそうな感じです。
他の2本も疣がきれいな緑で、元気そうです。サイズはほんの少しだけ大きくなったように感じます。

一方、こちらは袖ヶ浦に接いだ苗です。色はきれいな緑をしていますが、どうもほとんど大きくなっていないように見えます。接ぐ際に、穂が少しずれてしまって、中心の髄の部分がずれているように見えます。やっぱり、髄がうまく繋がらないと養分がうまく行き渡らないのでしょうか。でもまだ、成長はこれからかもしれません。袖ヶ浦は秋にもかなり成長してくれるので、秋の成長に期待します。来年までに群生株になってたくさん花を咲かせてくれるのを期待していたのですが、ちょっと黄信号が点滅し始めた感じです。
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- 2015/08/11(火) 22:16:27|
- マミラリア
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一昨年から去年にかけてかなり多くの苗をキリンウチワに実生接ぎしました。そんな中でうまく接げて成長の良い物を主にブログでご紹介しています。多くの実生接ぎ苗の中にはうまく接げずに腐ってしまう物も多く、たとえ接げても穂が順調に成長しない物も多くあります。そういうのは余り見た目が良くないので今までブログには載せていませんでした。このたび温室内を整理していますと、うまく接げていない物がかなりの場所を取っていることがわかり、狭い温室内でスペースを確保するためそういう調子の悪い苗を接ぎ下ろしをして整理することにしました。
上の写真はエキノセレウス、ラサンタスと、牡丹玉、形の崩れた緋牡丹錦です。エキノセレウスは根元が茶色くなり、見栄えが悪くなってしまいました。左上の苗は何とか群生して見られますがその他はちょっと見苦しいです。左下の苗は長く伸びていた物を途中でカットしています。そのカットした上半分は切り口を乾かして挿し木していたら根を出してきました。

これがそうです。接ぎ木苗でもこういう風に挿し木すればうまく根を出してくれます。背の高い苗は穂の下の方でカットして挿せば、うまく降ろせそうです。でも背の低い苗はそういうわけには行きません。やっぱり台木を残して挿し木する方がいいでしょう。

こちらは左から、瑞鳳兜、ペクチニフェラ2本、スーパー兜、太平丸です。いずれも丸1年から2年経過していますが、余り大きくなりません。いっそ捨て去ろうかとも思いましたが、ちょっと心残りなので、一応挿し木してみます。
普通、キリンウチワに接いだ場合、うまく接げていれば台木からの脇芽は余り出ず、穂が順調に成長してきます。うまく接げていないと、台木の脇芽が次々出てきて穂の方は成長が芳しくありません。脇芽を取り去ればうまく成長してくれるのもありますが、結局子こじて中途半端な苗になってしまうことも多いです。そんなのは早めに見切りを付けて新しい接ぎ木を用意する方が賢いように思うのですが、結構愛着があったりしてなかなかすれ去ることが出来ないのが実情です。いっそ枯れてしまえば踏ん切りが付くのですが・・・・。
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- 2015/08/10(月) 22:44:50|
- 接ぎ木・接ぎ下ろし
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ロホホラ属・翠冠玉に花が咲いています。
ほとんど真っ白に、直径1.5cmくらいの近い花で、かわいいです。この苗は4年ほど前に入手したのもので、最初7-8cmくらいだったのが、今は子付きで13cmくらいにまで大きくなりました。何とかワタムシなどの被害も出ず、きれいに育っています。やっぱりロホホラの中では一番育てやすいといわれるだけのことはあります。

この花ですが、よく見ると、ほんの少しピンクがかっています。翠冠玉の花はどちらかというと緑がかった白が一般的です。この苗はひょっとすると先祖に銀冠玉の血が少し混じっているのかもしれません。

この苗の疣の大きさは1.5cmくらい、去年入手した大疣のオッパイ翠冠と呼ばれる苗も他にあります。そんな苗と交配して一度種を取ってみようかと思います。今のところ同時開花はしていません。今年はもうそろそろ花も終わりかもしれません。来年になるかな。本当は斑入り苗を入手して交配したいのですが、なかなか斑入り苗は高価で入手できません。今度思い切って買ってみるかな。
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- 2015/08/09(日) 18:27:52|
- ロホホラ
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3年前にドイツのコーレスから
ペレキフォラ・精巧殿変種の種を購入して蒔き、その実生苗をキリンウチワに接ぎました。それらは8種類あり、それぞれ1本ずつをキリンウチワに実生接ぎしました。
その実生接ぎ苗はそれぞれ順調に生長し、去年にはたくさん花を咲かせてくれました。去年の暮れ頃からちょっと成長にかげりが出て、今年になって、咲く花の数も減ってしまい、もう限界かなと思い、春に接ぎ下ろしをしました。
去年の春頃までは肌は綺麗でしたが、成長が衰えてきた後に下の方に茶幕が出来てきたのがあります。病気なのか、害虫の仕業なのかよくわかりませんが、もう少し早く接ぎ下ろしをしていれば良かったと後悔しています。幸い、まだ台木は腐っては来ていませんでしたので、なんとか根は出ると思うのですが、接ぎ下ろし後3ヶ月で、根が出ているのかどうかまだわかりません。
順調にいけば、今年の暮れ近くから精巧殿は蕾を出してきます。その頃になれば、根が出ていれば蕾を出してくれるでしょう。根の状態を調べてみたい気持ちはありますが、今はしばらく我慢です。
上の写真には5本の精巧殿変種を植えています。大型で子疣の分、綿毛が多いタイプ、バラ丸との中間的なタイプなど色々です。花が咲かないとその特徴がはっきりしない物もあります。

こちらは精巧殿変種3本とバラ丸を2本一緒に植えています。刺がワラジムシタイプでないのがバラ丸です。花が咲けばその違いははっきりしてきます。中に1-2本花が咲かず、蕾の状態で落ちてしまうのがありました。苗の元気さが関係していたと思います。元気を取り戻せば花は咲くと思います。花の咲く量は苗の勢いの違いで、決まるようです。苗が元気いっぱいなら花もたくさん咲きます。果たして来年の花はどんな状態になるでしょう。楽しみ半分、心配半分というところです。

1本だけ、単独で鉢に植えました。去年、たくさん花を咲かせた苗で、今年の自費出版のサボテンカレンダーにも掲載した苗です。少し下の方が茶色くなってしまいましたが、成長点付近は新刺も出ているので、まずまず元気なよう見えます。今年の花はほんの少ししか咲きませんでした。果たして来年はどうでしょうか。期待しているのですが。
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- 2015/08/07(金) 22:37:31|
- ペレキフォラ
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今日は去年のキリンウチワによる実生接ぎ苗のご紹介です。
一鉢に5本植えにしています。太平丸系が4本と、ヘキラン錦が1本です。それぞれの大きさは1.0cmから2cmくらい。実生接ぎ後1年にしてはそれほど早い成長とは言えないかもしれません。まだ1年目なので台木の花それぞれ元気で、みんな緑色をしています。これが2年後位になると葉が落ちてしまうことが多く、台木の成長にもかげりが出てくることが多いです。

これは、白肌茶刺の太平丸とニコリーの交配です。いずれも刺が湾曲していて良い雰囲気を持った親からの実生です。刺は茶色系ですが太くて立派です。肌色がきれいなコバルトブルーです。

それぞれ同じ時の実生苗ですが、こちらは赤黒い棘色です。同じく太い刺が湾曲していて立派です。

こちらも同じような棘色です。2個子が出てきています。これははずして他の台木に接ぎ直しをしないといけません。今年はまだ小さいので、来年かな。来年まで元気でいてくれますように。

こちらは時に刺が赤黒い系統です。同じ時の種のはずなんですが。同じ種からでも、子供にかなりのタイプ違いが生まれることもあります。黒刺ニコリーなんてのも面白そうです。

こちらは同じ鉢に1本だけ接いでいた、ヘキラン錦です。斑柄はまずまずかなというところ。夏場でも赤っぽい色をしていますので紅葉ランポーの系統が入っているのかも。出始めている子はピンク色をしていますこの冬にどんな色になるか楽しみです。ちょっと傷がありますが、大きくなれば気にならないでしょう。
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- 2015/08/06(木) 22:11:31|
- 接ぎ木・接ぎ下ろし
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昨日に引き続き、
マミラリア・ペレツデラロサエです。
昨日のは接ぎ下ろしでしたが、こちらは実根で私が4年ほど前に大きめの苗を胴切りして作った苗です。きれいな8頭立ての群生株になっています。ここしばらく成長しないで心配しましたが、ようやく成長点に新刺が出てきて、少し成長し始めたみたいです。どのようなサボテンも、元気がなくて弱っているようなときは魅力がなく、見た目も面白くありません。反対に元気よく成長しているときは、見ているだけでこちらも嬉しくなります。
このペレツデラロサエですが、今までさんざん実生をしたり、接ぎ木をしたり、胴切りしたりと、色々育ててきましたが、それでも成長期と休眠期がよくわかりません。花は早春に咲きますので、その頃はかなり成長しているように見えます。花を咲かせた後、今は夏ですが、今も少し成長しているようです。秋になると、マミラリアの多くの品種が元気になってきて、冬から早春にかけての花に備えるようです。ペレツデラロサエも秋から冬にかけても少しずつ成長しているように思えます。
とまあ、こんな風に考えると、年がら年中成長しているのか思えてきます。冬の時期の温室内の温度で、余り寒ければ休眠するのでしょうが、ある程度の温度を保てば成長しそうです。
結局、成長期がわからずじまいで育てていることになります。それでもうまく育ってくれれば良しとしましょう。
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- 2015/08/04(火) 22:30:46|
- マミラリア
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キリンウチワから接ぎ下ろしをした
マミラリア・ペレツデラロサエの群生株です。鉢の寸法は11cmですので、そこそこの大きさになっているのがわかります。根元が細く、先へ行くほど太くなっていますので頭でっかちで横の方の子が倒れそうになります。とりあえず、真ん中の大きめの主頭(?)と鈎刺を絡ませて引っ張ってもらうような格好になっています。
真っ白な縁棘と、赤味を帯びた鈎刺の対比がきれいです。成長点付近には赤い新刺が出ています。ちょうど接ぎ木だったときに成長していた時期だったのでしょう。これくらい苗に勢いがあれば根も出やすいだろうと思います。これが来年まで置いておいたらうまく接ぎ下ろしは出来なかったのではと思います。

同時に接ぎ下ろしをした、残りの3株は寄せ植えにしました。一番大きめなのは成長点がちょっと横を向いています。直るかな?
どれも、白くてきれいです。この4株ですが、よく見ると、中刺の鈎刺の部分に、直棘が1本出ている箇所が所々見られます。ひょっとすると、先祖に豊明丸の遺伝子が入っているのかもしれません。この部分は全くの鈎刺のみであって欲しかったのですが。でもきれいなんで大目に見てやりましょう。
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- 2015/08/03(月) 22:35:12|
- マミラリア
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一昨日のキリンウチワ接ぎ下ろしの
マミラリア・白星です。
よく計り直してみると、8cmx9cmほどありました。実生接ぎ後2年の成果です。中央の主頭は直径7cmくらい。白星としては大きめです。この苗の親は、大型のタイプで、桃花でした。白星も小さな子がいっぱい出来るよりも大きめの子で群生する方が見応えがあるでしょう。この苗は刺が少し黄色っぽくなるタイプのようです。羽毛の先端と、付け根の部分が少し黄色っぽいです。

これが同じ時に実生した苗で、接ぎ木しない苗です。一番大きめなのが3cmくらい。これでも他の苗と比べるとかなり成長がいい方です。いずれもこの冬に花を期待できそうです。花が咲けばまたその中で一番色の濃い花同志を交配させて、また種を取ってみようかと画策しています。それが実現すれば第3世代になります。そうすればもっとピンク色の濃い花の苗が生まれることでしょう。気の長い話ですが、思い通りに進むでしょうか。
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- 2015/08/02(日) 22:36:20|
- マミラリア
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3週間ほど前、
オロスタキス・富士を入手しました。
イワレンゲの斑入りで、かわいいので以前から欲しくて、ようやく手に入れたのですが、わずか3週間位で、外葉が枯れて、大きさが一回り小さくなってしまいました。さわってみると根元もぐらぐらしています。これは根腐れを起こしているかもしれません。
入手したときは生き生きとして鉢からはみ出す位に葉が伸びていました。それが、窓辺に置いていただけで、下葉が枯れてきました。別に植え替えをしたわけでもなく、置き場所が良くなかったとも思えません。どうしてこんなになってしまったのでしょう。
気温のせい? それとも湿度? 直射日光? 気温は最近かなり上がってきています。3週間目と比べるとかなりの上昇です。湿度は窓辺の乾きやすい場所なので、かなり乾燥気味でした。直射日光は朝方少しだけ当たる場所でした。これのどこが良くなかったのでしょう。わかりません。
そういえば去年も同じ系統の斑入り種、鳳凰というのを入手したのですが、温室内に置いていたら、わずか1-2ヶ月で腐ってしまいました。これも原因不明でした。ハオルチアなどはほとんど枯れたことがありませんので、栽培方法は別に問題ないのではと思うのですが。オロスタキス属の多肉は最適な栽培条件が他と異なるような気がしています。勉強不足でした。これからもう少し勉強してみます。
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- 2015/08/01(土) 18:26:22|
- エケベリア
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