庭のしだれ梅が満開です。紅梅のしだれです。
去年余り剪定せずに枝を伸ばしていたのですが、その枝全てに、きれいに花が咲きそろいました。今まで、10数年の間で一番たくさん咲いたのではないでしょうか。この苗を買ったのは、10数年前、私の母親が生きていたとき、記念にと母の好きだった紅梅のしだれ梅を買ってきたのでした。その頃は今よりの二回り位小さかったでしょう。結構大きくなりました。今では母はなくなっていますが、生きていたらさぞかし喜んでくれたろうと思います。花が好きで、温厚な性格でした。もう一度母の作った大豆入りの煮物を食べてみたいとしみじみ思います。

梅という物は結構カイガラムシが付いたりしてうまく育ちにくい物です。花が終わって葉がで始めるとすぐにどこからかカイガラムシが沸いてきます。それをうまく退治して、出てきた芽をうまく間引いて、ようやく来年うまく花を咲かせるようになります。今年はたくさん花を付けすぎたかもしれません。余り多く花を付けすぎると株が弱って、枯れたりすることもあると聞きます。気をつけなければ成りません。お礼肥料をやってみましょうかね。
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- 2016/02/29(月) 22:51:30|
- 野菜と花の栽培
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この苗は、去年キリンウチワの実生接ぎだった
ペレキフォラ・精巧殿変種を接ぎ下ろしした苗です。
何種類もあった精巧殿変種の中ではかなり大きめの花で、直径4-5cmあります。花はそれほどたくさん一度に咲くわけではありませんが、一頭に1個ずつ位咲いています。花色は通常の精巧殿よりも赤味が強く、バラ丸と同じような色合いです。この花色からすると、赤花精巧殿と言っても良さそうです。
この苗は3頭立てになっていますが、それぞれの子に1個ずつ花が咲いています。その花の色合いは少しずつ異なります。それをよく観察してみると、向かって右側の花はまだ雌しべが開いていません。おそらくこの花は今日初めて開花したところなのでしょう。花の色合いは一番濃い色合いです。
真ん中の花は少し雌しべが開いています。おそらくこの花は2日目の花なのでしょう。もし花を交配する場合は、これくらいの状態の時が一番良いでしょう。花粉の飛散も良好そうです。
一番左の花は花びらの先端が少しよれています。雌しべはかなり開き、雄しべも広がっています。これはおそらく3日目の花でしょう。精巧殿などは2-3日花を開花し続けます。サボテンは比較的花の咲いている期間が短い品種が多く、大半の品種は1日のみの開花です。こういう2-3日咲き続ける品種は少ないです。でもこうやって2-3日咲き続けるからこそ、たくさんの花を同時に咲かせ安くなって、私たちの目を楽しませてくれるので、有り難いことです。
まだ他にも花を咲かせそうな苗がいくつかあります。でもなかなか一度にたくさんの花を咲かせてくれる事は結構難しそうです。少しづつぱらぱら咲いてくれるので写真を撮るタイミングが決まりません。思い通りには行かない物ですね。
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- 2016/02/28(日) 21:57:15|
- ペレキフォラ
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私の温室には5本の
マミラリア・翁玉があります。これはわたしの若い頃、もう45年ほど前に実生した苗で、丈夫なため5本がそのまま生き残っています。それらの5本の苗はそれぞれに特徴があって今でも私のお気に入りです。それら5本を区別するためにNo1からNo5まで番号を付けました。5年ほど前の状態で大きい方からNo1、一番小さな方がNo5と言う風に区別しました。
ちょうど5年前が私がサボテンを再開した頃で、その頃から成長の善し悪しでだいぶ大きさが逆転した物もあります。今日ご紹介するのはNo4の苗で、5年前には少し小さめでしたが、その後順調に太ってきて、今や一番大きめになったかもしれません。今では広がりは22cmくらいになっています。
上の写真がそうです。元々は、3年位前までは6頭立てでしたが、温室のガラス窓を開けるときに引っかかって1個子供が取れてしまい、今は5頭立てになっています。約40年前に子吹きして6頭になった後、全く子吹きなどせずに40年を経過しています。最近よく観察してみると、一番中央の子の先端が少し横に広がってきているように見えます。ちょっとすると分頭するのかもしれません。

群生株になった物が分頭するというのは、余り聞いたことがありません。興味深いことです。
白い綿毛を出して頂部は白くてきれいです。よく似た玉翁よりも疣は小さく、白毛は短いです。玉翁よりも繊細で白くてきれいです。私が播いた5本の苗の中に、2本クリーム色の花を付ける苗があり、残りの3本は濃いピンク色の花でした。どうも個体差がかなりあるようです。
この苗はクリーム色の花で、ちょうど綿毛の中から蕾が出てくるようになります。花の時期が近づくと綿毛が出てきます。そのため開花時期の冬から春にかけてが白毛が増えてきれいです。
3年ほど前に取れた1個の子は、単独で植えて根付いています。根元が曲がっていましたので現在形を矯正しながら育てています。また折を見てご紹介しましょう。
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- 2016/02/27(土) 22:16:31|
- マミラリア
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先日サボテン屋さんで長年欲しいと思っていた
マミラリア・白珠丸を入手することが出来ました。
結構大きめの苗で、最大径は18cmほどあります。白く長い刺を出して群生しています。
白珠丸は以前から知ってはいましたが、実物を手にするのは初めてでした。たしか、ずーっと前に、サボテンの栽培書を買ったときに、その表紙に載っていた写真がありました。真っ白い長刺を出して30cm近くまで群生していた写真でした。その写真の印象が強く、いずれどこかで手に入れたいとずーっと思いながら・・・・とうとう40年近くが経っていました。なかなか30cmを越すような大株は無理ながらも、もう少し小さめでも良いので刺のきれいな苗を捜していました。
たまにヤフオクなどでも見かけますが、刺がくすんでいたり、見た目に良くない苗が多くて結局入手しないままでした。それが今回サボテン屋さんでようやく気に入った苗が見つかりました。

この小さな疣から3cm近い白い長刺を出して、群生する様は見事です。ちょっと植え替えはしにくそうですが、見応えはあります。
成長点の脇には蕾らしきのも見えてきています。おそらく赤花系の花が咲くんでしょう。楽しみに待っていましょう。先日播いた輸入種子の白珠丸の実生苗は、1-2本発芽していたのですが、その後育ちが良くなくて消えてしまったようです。残念。でもこんなに立派な苗が入手できたのですからこれで良しとしておきましょう。
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- 2016/02/26(金) 22:43:09|
- マミラリア
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マミラリア・ノーレディニアナの花が咲きそろったので写真を撮り直しました。
前にも書いていますが、このノーレディニアナという品種はまだ日本にはほとんどは行ってきていないのものようです。これは私が4年前に、マミラリアの実生をするときに、海外のWEBのサイトを見ていて、私の見たことのない品種で、綺麗なものを捜して、種を購入して播いた物です。海外のサイトでは当然和名などという物はありません。みんな学名で表示されていて、写真と名前がよくわからないものもありました。そんな中で白刺がきれいで、魅力的な物をと言うことで選んだのがこのノーレディニアナでした。

最初はそれほど魅力を感じるということはありませんでしたが、大きくなるに従って全体に白さが増してきて、白い綿毛も増えてきました。どういう訳か1本だけ早く成長して直径8cm、高さ10cmくらいになっています。他の4本は5cm前後です。

マミラリアの白刺品種は相対的に、大きくなるに従って白い毛が増えてきてより白く綺麗になるものが多いです。この苗が将来子吹きして群生株になるのか、または単幹のまま大きくなってくるのかはまだよくわかりません。まだ日本ではほとんど出回っていないので何とも言えません。とりあえずこの苗はこのまま育てて、どうなるか様子を見てみようと思います。後の4本は芯止めしたりやってみたいと思っているのですが。今年の春に行動を起こしてみようと思います。
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- 2016/02/25(木) 22:00:06|
- マミラリア
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ユーベルマニアナ・ペクチニフェラの花がもうそろそろ咲き終わろうとしています。苗の頂部の黒い毛の中から直径1cm前後の小さな花を次々咲かせます。もう一本のペクチニフェラの斑入り苗との間で交配しました。うまくいけば、斑入り苗が生まれる確率がかなりあります。花が小さく、雌しべも雄しべも小さいので、うまく交配できているか余り自信はありませんが、一昨年はかなり種が取れました。今年も少しは採れるでしょう。
交配後、果実がふくらんでくるまで1ヶ月位かかるようです。種が熟すると赤い果実が現れます。赤い果実が出てこないと交配できていないことになります。もう少し様子を見てみましょう。
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- 2016/02/24(水) 22:35:21|
- ユーベルマニアナ
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一昨年、自家採種の
ギムノカリウム・緋牡丹錦の種を蒔いて、その発芽仕立ての苗を実生接ぎしました。全部で10本前後ありましたが、その中で一番のお気に入りの苗です。植えている鉢が動かせないので、今までうまく写真が撮れませんでした。温室内は遮光のせいで日が当たりにくく、寝ぼけた写真になってしまっていました。それを、遮光をほとんどなくしたので、日当たりが良くなり、ようやくコントラストのいい写真が撮れるようになりました。
今ようやく直径5cmくらいになりました。キリンウチワ接ぎですが、この色合いは私の実生した苗の中では一番好きな色です。つい先日までは日差しの関係か黄色みが強かったのですが、遮光を少なくした後、赤味が強くなりました。赤と黄色と緑がうまく入り交じっています。斑柄はまずまずという位の感じですが、色合いはうちの苗の中では一番です。
今年はこれを何とかして下ろすか、接ぎ直しをしてみようと思っています。キリンウチワはいつか台木が腐ってきてしまうと言う危険を含んでいます。接ぎ下ろしをしてもそれがいつまで持つかはっきりしません。うまく台木なしで根が出てくれれば一番良いのですがうまくいく保証はありません。やっぱり袖ヶ浦などに接ぎ直すのが一番かなーと思っています。実行は今年の4-5月頃でしょう。

こちらもキリンウチワの実生接ぎ苗ですが、自然に成長点が止まって子吹きして、一旦出た子を8個ほどはずして袖ヶ浦に接ぎ直しをしました。今出てきている子は2回目の子供です。これも今年の春に袖ヶ浦などに接ぎ直してやろうと思っています。小さいながらも結構いい斑柄の苗もありそうです。一株でこんなに多くの子供が取れるのは有り難いことです。将来この中からいい斑柄の子を種親にまで育ててまたその子孫を育てられればともくろんでいます。ただし、この苗からでた子同志は兄弟のため交配できません。それは仕方ないことです。
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- 2016/02/23(火) 23:02:12|
- ギムノカリウム
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いずれも去年の暮れから咲き出した、
桃花白星と桃花カルメナエがまだ咲いています。
本当に、次々と蕾を出して咲き続けます。桃花白星の方は他の苗はほとんど開花を終えて、花のない状態に戻っていますが、この1本だけはまだ咲いています。この苗は花色もまずまずで、花径も大きく種を取るにも適していると思い、何度か交配しました。まだ種が出来ているのかどうかはよくわかりません。白星の果実は緑色をしていて、熟しても赤くならないため、外観からは判別がしにくいです。それに交配から種が出来て熟するまでの期間がかなり長く、つい忘れてしまいそうです。一昨年も種を取りましたが、後になって果実の干からびたのが見つかったりしたこともあります。果実自身が余り大きくないので、綿毛の間に埋もれてわからない場合もあります。果実が熟するまで、少なくとももう1ヶ月位はかかりそうです。

こちらの桃花カルメナエも長く咲いています。いつが花の最盛期なのかよくわかりません。1ヶ月位前に、試しにその時咲いていた明星の花に、この桃花カルメナエの花粉を付けてみました。授精しないかもしれませんが、もし授精すれば、桃花明星なんてのが出来るかもしれません。まあ、余り期待はしていませんが、明星の花が黄色で余り目立たないので、ちょっと興味本位でやってみました。明星の方は赤い果実が出来るので授精すればはっきりわかります。どうでしょうか。
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- 2016/02/22(月) 22:48:25|
- マミラリア
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マミラリア・銀河に花が咲きました。
濃いピンク?赤花です。花はだいぶ前から咲いてきていましたが、ちらほら咲いて、なかなか一度に咲きそろいませんでした。まあ、これくらいが限度かなーと言うところです。白い綿毛もたくさん出して、白赤のコントラストがまぶしい位です。

この苗もっと径が大きくなったら立派なのですが、直径はこれ以上には大きくならないみたいです。少し背が高くなってきました。今後はどれくらい背が高くなるかです。そのうち子が出てくるのか、わかりませんが。どうせなら子吹きせずそのまま大きくなって欲しい気持ちが強いです。どうだかなー。
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- 2016/02/21(日) 23:13:19|
- マミラリア
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先日、一昨年の実生苗、
マミラリア・陽炎(かげろう)を植え替えました。
一昨年に、アメリカのメサガーデンで種を入手し、小袋一つ分を実生して何とか3本育ちました。大きめので約3cm、小さいのは2cmくらいです。こんなに小さくても花を付けています。花は薄いクリーム色で、ピンクの中筋があります。雄しべがピンク色をしていてかわいい色合いです。前に他から入手した中苗の方はこんな色ではなかったはず・・・。と、以前の写真を見てみると、かなり違いがありました。

一番下が、1月にご紹介した、中苗の群生株です。中刺の鈎刺が赤いです。私が実生した苗の方は白から黄色っぽい色をしています。群生株の花は雄しべが黄色です。かなりいろんな部分が異なります。どちらが一般的なのかよくわかりませんが、どちらもそれなりに魅力があります。大きくなって、隣に並べてみると違いがはっきりするでしょう。

この陽炎は、縁棘はもちろん、中刺にも毛が生えているのが特徴です。そのため遠目で見ると、苗全体が霞がかかっているように見えます。それが陽炎という名の語源でしょう。こんな品種は他にはほとんどありません。そんな陽炎が好きです。
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- 2016/02/20(土) 15:43:34|
- マミラリア
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ペレキフォラ・有刺精巧殿に花が咲きました。
きれいな花です。白地にピンクな中筋があって華やかできれいです。花の直径は4cmくらい。結構大きめです。花そのものは通常の精巧殿と同じです。違うのは刺部分に垂直に立つとげが出ていること。普通の精巧殿はワラジムシ風の横に広がった刺が出ています。だからさわっても痛くありません。それに比べてこの苗は棘が立っているのでさわると少し痛いです。
この苗は数年前にネットで栽培家の方から購入したのもです。これはおそらく精巧殿の変種の一つなのでしょう。
ヨーロッパでは結構いろんなタイプの精巧殿の変種があるようです。私も4年ほど前にドイツのコーレスという種やさんから10種近くの精巧殿変種の種を購入して蒔きました。苗の紹介がないのでそれぞれの変種の違いが今ひとつよくわかりません。それらは時々私のブログ内でも紹介しています。その中には子吹きしやすそうな物や、全く子吹きしない物、花の赤い物、刺の細かい物など、いろんなタイプがありました。しかし、こういう棘の立った物はありませんでした。
これらの苗が交配によって作られた物なのか、または、タイプ違いを固定して選別していった物なのかよくわかりません。でも、花のきれいな魅力的な品種には違いありません。出来るだけ良いタイプの苗を残していきたい物です。
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- 2016/02/18(木) 22:43:03|
- ペレキフォラ
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去年入手した苗です。
ハオルチア・ボルシー。
半透明の細めの葉に細かい毛が生えています。同じハオルチアでもコンプトやレツーサなどのような硬そうな大きな葉の物とは全く趣が違います。細くて柔らかそうな葉は、どこか女性的な魅力を感じます。他にうちの温室ではブラックベルディアナ、カミンギーなどどれも似たような雰囲気を持っています。私の好みからすると、やっぱりこちらの系統の方が好みです。
ハオルチアは比較的うちの温室内でもうまく育ち、生育も順調です。とはいっても、サボテンは棚の上で、その下の部分に多肉植物を置いています。多肉には半日から全日日陰位の場所の方がうまく育つようです。サボテンと同じ日照ではいじけてしまってうまくいきません。うちでは2個も温室を持つのは無理です。ちょうど温室の下の棚が間接光でハオルチアなどにとっては良い状態のように思えます。これからの棚の下で元気に育ってくれることでしょう。
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- 2016/02/17(水) 22:35:38|
- ハオルチア
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今年のハオルチアの交配にはもう一系統の交配を予定しています。それは前にご紹介した、
宝草錦とオブツーサの交配です。本当はオブツーサ錦を親株にしたいところですが、あいにくうちにはありません。オブツーサ錦は高価でなかなか私には手が出ません。それなら宝草錦を掛け合わせてみようというわけです。ハオルチアの斑入り種の作出にはよく宝草錦を使用されると聞きます。形は似通った部分も多いので、まずまずの姿になりそうな気がします。葉の先端が透けている様も似ています。
と言うわけで、一番上の写真が候補の一番手です。大粒で形の良いオブツーサです。葉の隙間に花茎が出始めています。宝草錦と開花期が合えば良いんですが。

こちらも大型のオブツーサです。この形はそのままでも宝草に近い物を感じます。写真には写っていませんが、これも小さな花茎を確認しました。でも開花まではまだかなりかかりそうです。

こちらは中型のオブツーサです。こんもり形よく盛り上がっています。こちらは花茎をまだ確認できません。そのうち出てくるでしょう。

こちらは入道雲のように盛り上がったオブツーサです。子供も出てきています。花茎はまだの様です。大きさからしても花は咲きそうです。
これだけそろえれば、いくつかは交配できるでしょう。期待しています。
ハオルチアも、種類によって開花期はかなり違うようです。今は元祖氷砂糖が咲いています。レツーサレツーサ錦はもうすぐ咲きそうです。最初の交配はレツーサとレツーサ錦になりそうです。またご報告します。
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- 2016/02/15(月) 22:45:04|
- ハオルチア
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去年までは主にサボテンの実生を行ってきました。今年は年初からコノフィツムの実生をしたりで、ハオルチアの実生にも挑戦したいともくろんでいます。
交配して種を取るには、一株だけではだめで、最低2株以上の同種類の苗が必要です。ハオルチアの交配の場合は、同じ属の中であれば異品種間でも交配可能と聞きます。しかし、巷にはいろんな名もない交配種が増えてきてどうも面白くありません。もちろん交配して原種よりも面白く、魅力的な苗が出来るならそれに越したことはありませんが、中途半端な交配雑種は作るべきではないと思います。
私は斑入り種が好きで、いろんな品種を集めたり、交配して実生したりしています。今までは兜錦、ヘキラン錦、緋牡丹錦などサボテンばかりでしたが、今年はハオルチアの斑入り種の交配をやってみようともくろんでいます。私の温室内で2株以上の斑入り種がある品種は限られています。まず第一番目は
静鼓錦です。
上の写真は一番斑柄の良い静鼓錦です。細かいハケ斑が全面に入っています。苗自信もかなり大きくなってきて今年は何とか花も咲きそうです。今、葉の隙間に花茎が少しだけ見えかけたような段階です。まだ小さすぎてはっきりしませんので、またもう少し伸びてきたらご報告しましょう。

こちらは、一番目の苗と同じ親からのカキコで、兄弟です。そのためこの2株の間では交配が出来ません。右の苗は派手柄、左の苗は地味柄ですが、いずれも良斑です。これらも開花しそうです。別系統の苗となら交配できるでしょう。

こちらはまた別系統の静鼓錦です。葉の厚みが上の2株に比べて薄めです。斑の色も、黄緑色に近い色合いで、だいぶ感じが違います。この苗なら前2株の交配相手として面白そうです。この苗にもほんの少し花茎らしきのが出始めていました。まだ開花にはかなり日にちがかかりそうです。1ヶ月から1.5ヶ月位先になりそうです。
もしこの静鼓を他品種と交配するとしたら何が良いでしょう。この形からすると、玉扇位しか思いつきません。他の品種とでは余り形が違いすぎて変なのが出来そうです。でも今のところ玉扇も、うちにはありませんので静鼓錦同志になりそうです。開花が待ち遠しいです。
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- 2016/02/14(日) 22:43:36|
- ハオルチア
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一昨年、2014年に自家採種の
ヘキラン錦の種を播きました。それが発芽して1年目での写真が上の写真です。
左上に赤くなったヘキラン錦の苗がかなりあります。このまま育てても斑柄の良い苗は育つ確率が低いので、その中の半分くらいを接ぎ木することにしました。その時の苗の大きさは5-6mmくらい。それくらいになるとキリンウチワの実生接ぎというわけにはいかなくなり、袖ヶ浦に伸縮包帯で接ぐことになりました。伸縮包帯で接ぐには少し小さすぎて、結局うまく接げたのは半分位でしたでしょうか。その中の2本を今回紹介します。

こちらは緑の部分がほとんどない全斑の苗です。こういうのは斑の部分が真っ赤になることが多いです。成長点がおかしい感じで、成長が止まっているみたいです。これからどうなるのか、子吹きをするのか、このまま成長しないでだめになるのか不明です。

こちらは斑柄の良い苗です。斑の部分がきれいな赤になってきています。これも大きくなると赤い色が抜けて緑になるかもしれません。このまま赤い色がずーとつづいてくれれば良いんですが。斑入り苗でも成長期には斑の部分が緑になるものが多いです。ずーっと赤い色でいるのは無理なんでしょうか。一度他のお方の紅葉ヘキランを見てみたい物です。
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- 2016/02/13(土) 22:47:05|
- ランポウ類
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この苗は何でしょう? 前にブログに掲載したときに、読者の方から
内裏玉では?と教えていただきました。私は内裏玉を見たことがないのではっきりそうかどうかわかりません。
この苗はかなり前から我が家の温室にいます。10年ほど前からか、20年ほど前からか定かではありません。どこで入手したのかも記憶にありません。そんなことですので名前さえわからない状態です。数年前までは余り成長もせず、見た目の良くなかったのですが、植え替えをして世話をしてやっていると、白くきれいな新刺が出てきて、結構かわいくなってきました。
今で直径5cm、高さ8cmくらいです。赤紫の花もかわいいです。これは結構いい苗かもしれません。もう少し大きくなると白い綿毛が疣の谷間から出てきそうな感じです。そうなるとまた見栄えが良くなるかもしれません。大事に育ててやろうと思い直しています。
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- 2016/02/12(金) 22:17:29|
- マミラリア
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4年前に輸入種子を実生して、その発芽仕立ての苗をキリンウチワに接ぎ木しました。
精巧殿変種です。
実生から3年間育てて接ぎ下ろししました。7頭立ての群生になっています。強制的に子吹きさせたわけではなく、自然に群生株になった物です。まだ根はキリンウチワの物と思われます。
一昨年、開花していた様子は昨年の私の自主製作のカレンダーにも掲載しました。この苗は去年接ぎ下ろしをしたあと、少し成長してきています。発根はしているようです。今年もたくさん蕾を出してきています。この種は比較的小さめの花でしたが、たくさん一度に咲くのが特徴のようです。今年も20個以上蕾を出してきています。
いくら蕾をたくさんつけても、それが同時に開花しなければ値打ちがありません。数個ずつちらほら咲くのでは意味がありません。まだもう少し時間はかかりそうですが、出来るだけたくさん一度に咲いて欲しい物です。また経過はご報告致します。しばらくお待ちください。
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- 2016/02/10(水) 22:47:53|
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前に、1月14日の
ヘキラン錦のカキコをご紹介しました。上の写真がそうです。(再掲載)
このときはほとんど色づいていませんでした。緑の肌と黄色の斑のみが目に付きます。それから約1ヶ月、温室のガラス面の白ペンキをはがし、遮光をほとんどゼロに近くまでなくしました。そうすると、ヘキラン錦が色づいてきて・・・・・・

こんな感じになりました。緑の所は変わりませんが、斑の部分の色がほんのりピンク色になりました。色づきの要因はやっぱり強光線と思われます。これも少し紅葉の系統が入っているのでしょうか。
紅葉ではなくても、斑入り種は赤くなるものが多いです。緋牡丹錦もそう。夏場は黄色でも、冬になると赤くなることが多いです。でも全てが赤くなるわけではなく、黄色の斑のままの苗もあります。その辺は個体差の部分です。

1本抜いてみました。根が出てきていますが、去年の夏のカキコなので余りまだ伸びていません。元はキリンウチワの実生接ぎに出てきた子たちです。根が出ただけでも立派というべきでしょう。他の品種ではなかなか根がでないことの方が多いです。何とかうまく育ってくれますように。
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- 2016/02/09(火) 22:48:56|
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昨日の苗と同時に実生接ぎした兄弟苗の
ペレツデラロサエがもう3株あります。いずれも去年8月に接ぎ下ろしをしています。
上の写真の苗で、単幹が2本と、群生株が1本です。いずれも蕾を出してきています。一応発根はしているようで、少しづつ成長してきているようです。花はまだほとんど咲いていませんが、いずれもクリーム色の少し地味な色合いです。ピンク色の花のタイプと比べると若干印象が薄いです。それでも白い縁棘は密で、真っ白な体から黒っぽい鈎刺を出す様子は魅力的です。

こちらの苗も花芽がいっぱい出てきています。かなり多花性な様です。中刺に鈎刺と1本直棘が出ている部分があります。これはひょとすると豊明丸の遺伝子が少し入っているのかもしれません。

こちらは5頭の小さめの群生株です。1頭の大きさは2cm前後ですが一部花を咲かせようとしています。小さいながらもけなげな物です。これらは今のところ成長してきていますので台木のキリンウチワから根を出してきていると思われます。これをそのまま育てるか、または、胴切りして育てるか、ちょっと思案するところです。
背の高い単幹の方は、この春に胴切りしてみようと思います。うまくいけば下から子を出して、上の方は挿し木として自根で育ってくれるかもしれません。そうなれば大成功で、キリンウチワによる即席栽培が成功したことになります。接ぎ木によって急速に生長させた苗は、苗の内部が水っぽいかもしれません。そうなら胴切りしても発根しにくいことも考えられます。いずれにしてもやってみる価値はありそうです。4月頃まで待って実験開始と行きましょう。
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- 2016/02/07(日) 22:31:46|
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去年の夏、キリンウチワに実生接ぎしていたマミラリア・ペレツデラロサエの群生株を接ぎ下ろししました。
上の写真が去年8月1日の物。ひょろっとしたスタイルながら群生してなかなか面白い姿をしていました。成長点には赤い新刺も見られ、結構元気そうでした。
その後、余り成長しないようで、心配していましたが、台木からの発根がうまくいっていないみたいです。うまく発根していれば成長を続けているはずなのですが。時期的には秋から冬になって休眠期に入りますのでそのせいかとも思っておりました。

そして、最近の同じ苗の姿です。どうも植え替えと時よりも少し小さくなったように感じます。子供も根元から立ち上がっていた物が、横に寝そべっているみたいな格好です。他のペレツデラロサエは花を付けているのに、この苗は花を咲かせる気配がありません。まあ、苗の直径自身は2.0-2.5cmくらいと小さいので開花年齢が足りないのかもしれません。
と言うより、やっぱり根が出ているかどうかが心配です。もう少し待って成長し始めなければ一度抜いてみましょう。もし根が出ていないときは群生株をあきらめ、子供をばらして挿し木してやれば大丈夫かもしれません。もう少し我慢してみていましょう。
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- 2016/02/06(土) 21:49:49|
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ほぼ4年前、
マミラリア・ノーレディニアナの輸入種子を実生しました。小さな袋に10粒前後の種が入っていて、それを蒔いたら5本生えて、うまく育ちました。そのうちの一番成長の良かった1本は2-3cmくらいの時から1本だけ単独で鉢植えにして育て、他の4本は一緒に寄せ植えしていました。その4本の寄せ植え苗のうちの3本が上の写真です。
大きさは、約5cm、少し背が高くなってきているのや、綿毛の多めの苗、綿毛の少なめの苗など少しずつ顔が違います。これらはほとんど同じサイズですが、最初から1本植えにしていた苗は、ずーっと大きくなって直径8cmくらいになっています。先日掲載した写真の苗です。下に再掲載しておきます。

これらが同じ時の実生とは思えません。接ぎ木したわけではなく同じところで同じように育てているつもりでしたが、こんなにも成長が違うとは驚きです。ただ一つ違いとしては、去年位まで1本植えの苗の方は、春と秋の年に2回植え替えしていたのを覚えています。寄せ植えの方は年に1回でした。ひょっとするとその辺で成長に差が付いたのかもしれません。
マミラリアの苗は細い長根がいっぱいでます。その根を切らずに多く植え替えして、よく根を伸ばしてやればうまく成長するのかと思います。実際の植え替え時には余り長い根は切らないと植え替えがしにくい場合もあります。私も以前は長い根は切っていましたが、最近は出来るだけ切らないようにしています。もちろん腐りかけた根があれば、切らないといけませんが。
もうそろそろ春の植え替えシーズンです。今年も何とか出来るだけ根を切らずに植え替えてみようと思っています。根を切らなければ、乾かす必要もないのでそのまま別の鉢にすぐに植えることが出来ます。根を切ると、乾かさないといけないので、そのあいだにサボテンの体力が衰えることが心配です。どうでしょうかね
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- 2016/02/05(金) 23:02:25|
- マミラリア
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先日、温室内でサボテンを見渡していると、何かが私のジャンパーに引っかかってきました。と、振り帰ってみると植木鉢が一つ落っこちてしまっています。しまった、と思ってももう手遅れです。
クラインジア・薫光殿の鈎刺がジャンパーの裾の所に引っかかっていました。
普段から気をつけていたつもりだったのですが、やってしまいました。鈎刺種を通路側に置いておくとこういう事になります。普段着ている服装では引っかかることはなかったのですが、その時のジャンパーは裾が長めで、横にふくれていました。ちょっと寒かったので、普段と違う服装で温室に入ったのが間違いでした。結局薫光殿の鈎刺に引っかかり鉢は落下、苗がジャンパーにぶら下がっていました。

しようがないので、ちょっと早めに植え替えになってしまいました。この苗は少し元気がなくて、どうしたのかと思っていたのですが、ちょうど良い機会になったかもしれません。根が余り伸びていなくて、何やら根の付近に小さな蜘蛛の巣状のものが着いていました。これはおそらく蜘蛛の巣ではなくて、何か根ジラミの巣のような物ではないかと思われます。今は冬で活動していませんが春になると動き出すかもしれません。一応薬を付けて新しい鉢に植え替えました。これで元気になってくれるかな。
皆さんも、鈎刺種には注意してください。鈎刺種は通路側に置かない。これが鉄則です。
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- 2016/02/04(木) 23:14:31|
- クラインジア
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去年の春、真っ赤になった
紅葉ヘキラン錦ですが、今年はなかなか色が来ません。少し色づいてきましたが、まだ中途半端な色合いです。今年は去年よりも遮光を強めにしていたこともあり、日照不足だったかもしれません。遅ればせながら、先週温室のガラスの白ペンキをこそげ取って、遮光を少なくしました。そしてようやく少し色づいてきたところです。やっぱり紅葉系の品種は光を強めに当てないとうまく色が来ないようです。去年は日焼けを気にする余り、遮光を強めにしすぎました。

これが同じ苗の10月はじめの写真です。この頃はほとんど青みばかりでした。これからもっと赤くなると思いますが、去年ほどいい色になるかどうか疑問です。紅葉ヘキランは、小さな時ほど良い赤味が出るように感じます。去年の実生接ぎの小苗には真っ赤になっているのもあります。この苗は、今で、5-6cmくらい。これから大きくなって10cm近くなっても、うまく紅葉するかどうかはちょっと疑問です。
私の知る限り、紅葉ヘキランの大苗で、全体が真っ赤になっている苗を見たことがありません。せいぜい、稜の谷間付近が黄色か、薄赤になる程度ではないかと思います。この辺はこれからの観察が必要です。10cm以上の真っ赤な紅葉ヘキランが作れたら最高なんですが・・・・。
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- 2016/02/03(水) 22:55:46|
- ランポウ類
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去年、ハオルチアの斑入り苗を交配して種を取ろうと購入した
京の華錦です。
白斑ですが、結構きれいに斑が入っています。元々は群生株でしたが、それをばらして一つにしました。群生株のままだと栄養分が分散されて親株が大きく成らず、花も咲きにくいです。この苗もよく見ると葉の隙間に花芽らしきのが見え始めています。他の苗と開花時期が合えば交配できるかもしれません。出来れば同じようなタイプの種類が理想ですが、この苗に合うのは何になるか、今は思いつきません。

こちらは
宝草錦です。一応黄色の斑で、きれいです。これもようやく花芽が出始めたかなと言うところ。これなら、オブツーサや、コンプト、ピグマエアなどとも形状が近く、合いそうです。
ハオルチアの斑入り種作りによく使われると聞きます。交配雑種という事になりますが、素性のいいオブツーサ錦や、コンプト錦などは高価で中々手が出ません。ヤフオクなどでも最近特に価格が上昇しているようで、私などには高嶺の花になってしまいました。実生なら費用がかかりません。ただ時間が必要ですが、それは仕方がないことです。ハオルチアの実生は私はまだ初めてですが、うまく育てれば2-3年で親株位まで育てられると聞きます。何とか私もがんばってみましょう。まずは交配が出来ないと話になりません。とりあえず花芽の伸びている他の苗で交配を試してみましょう。
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- 2016/02/02(火) 21:40:29|
- ハオルチア
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今年1月中頃、
コノフィツムやマミラリアなどを実生しました。それから2週間と少し、何とか発芽したみたいです。
それぞれ発芽しています。種の数からすると、発芽率は余り良いとは言えませんが、20-30%というところだろうと思います。コノフィツムは種が0.3mmくらいの大きさだったため、発芽してもうまく育たないのではと心配していました。それが、発芽して数日でかなり種よりも大きくなり、今では1mmくらいになっている苗もあります。結構成長は早いのかもしれません。

気になっていた、
コノフィツム・ウィッテベルゲンゼの発芽のクローズアップです。中に茶色の種の姿も見えます。その横に発芽した緑の苗があります。種に比べるともう3倍以上の大きさになっています。苗の先端部はふたこぶの山形になっていて、コノフィツムの苗であることがわかります。このウイッテベルゲンゼは種が30粒の購入だったので、10本発芽して約30%の発芽率と言うことになります。発芽仕立ての苗はいかにも柔らかそうで、何かあるとすぐにでも消え果ててしまいそうな危うさを感じます。果たしてうまく育ってくれるでしょうか。
あと、マミラリア・白寿丸が6-7本、ハオルチア・フスカが1本だけ発芽しています。これもまだ安心できない状態です。
まだ外は真冬で、夜の気温は0度から3度位。実生をした育苗器はサーモスタットで30度に設定していますが、実際にはそれほど温度は上がらず22-23度位でしょう。それでもこれくらい発芽してくれれば充分です。元々輸入種子は発芽率が低いのが定説。これくらいならいい方じゃないかと思います。
果たしてコノフィツムの実生、うまく育つかどうか、また経過は逐次ご報告しましょう。
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- 2016/02/01(月) 22:31:26|
- 実生・採種
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