
1ヶ月半ほど前に交配していた、
ハオルチア・レツーサ錦とレツーサの交配が出来て、ようやく種を取ることが出来ました。なかなか果実が熟するのが遅そうでしたので、しばらく目を離していましたが、先日見ると果実の先端が開いていました。これはどうやら果実が熟してはじけ始めていたようでした。ハオルチアの種の収穫は全く初めてなので、どの様な格好で熟するのかよくわかりませんでした。
この果実を鋏で根元から切り取り、手でもむと中から黒くて乾いた種がこぼれてきました。この果実は4層のさや状になっていて、それぞれの層に数個から10個くらい種が入っていました。先端が開いていたところを見ると、もうすでに数個の種がこぼれ落ちていたかもしれません。果実は合計3個出来ていましたので、収穫した種は約50粒ほどになりました。
この鞘のでき方、どこかで経験したように思います。そう、野菜のモロヘイヤの種とそっくりです。モロヘイヤの種もこういう形のさやになって出来、熟するとはじけて飛び散ります。モロヘイヤの種は1個の鞘の中に数百個種が出来ますが、ハオルチアはそれを小型化したような感じです。種の形も少し似ています。少し角張ったような比較的丸い種でした。
この種の親は下の2株です。花粉親にレツーサ錦、種親に大型のレツーサを使用しています。この種を植えれば、ある程度の斑入り苗が生まれるのではないかと期待されます。


これらは異種間交配ではなく、同じ品種同志の交配です。生まれる子供はレツーサの斑なしか、斑入りのどちらかです。出来れば今年中に実生して、結果を確信したいと思っています。今は、夏野菜の植え付けなどで時間が取れませんので、それが済んだらやりたいと思います。経過はまたご報告します。
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- 2016/04/30(土) 22:44:20|
- ハオルチア
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一昨年に、伸びすぎになった
エピテランサ・月世界の群生株を解体し、上の方は挿し木に、下の方はより大きな群生株にするため、胴切りしました。その時挿し木にした上半分の苗が上の写真の苗です。3本を一緒に植えています。挿し木してから少し大きくなって、背が高くなってきています。
ちょうど、時期的に胴切りするには最適なので先日胴切りを敢行しました。

ちょっとかわいそうですが、成長点の少ししたあたりを切断。白い毛に覆われていた外観が、緑の肌に変わりました。これで、1-2ヶ月すれば、切り口の周辺部分から子吹きを始めるでしょう。現在の成長具合によって、子吹きの数が決まりそうです。成長が旺盛なほどたくさんの子吹きの数を期待できます。この鉢は今年まだ植え替えしていません。去年からまずまずの成長をしていたので、そのままにしています。ある程度子吹きしてきたら根を切らず、そーっと植え替えしてみようかと思っています。果たしてうまくいくでしょうか。期待と不安が入り交じっています。
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- 2016/04/29(金) 22:42:48|
- エピテランサ
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昨日まで、太平丸の仲間、ニコリーと花王丸、雷帝をご紹介してきましたが、今日はその他の太平丸をご紹介しておきたいと思います。
上の写真は
白肌で茶色の湾曲した刺を出すタイプの太平丸です。我が家では一番大きく直径は14cmくらいになりました。ニコリーとはちょっと違いますが、わたしは気に入っています。花を咲き出しましたが、刺がじゃまをしたのか、ちょっと変形しています。この苗の白い肌は太平丸の中で時折見かけますが、太平丸特有の物で、良い色合いです。体も丸々としていて良い雰囲気です。もうそろそろ直径はこれくらいが良いところで、これから先は背が高くなってきそうな雰囲気です。こじらせないように毎年春先に植え替えをしています。

こちらは
強刺太平丸として入手した物。雷帝に近いですが刺が直棘に近く、先端は割れていません。それでもって強刺太平丸ということでしょう。この苗も7cmくらいで購入して、今は10cmくらい。結構風格が出てきました。まだ扇平な姿ですのでもっと大きくなるでしょう。頂部の綿毛の盛り上がりは蕾が出始めているのでしょう。あと4-5日くらいで花が咲きそうです。
太平丸の花は、綿毛の中からニョッキと現れ、蕾の姿が見えたらすぐに開くことがあります。前日まで全く蕾の姿すらなかったのに急に咲いてびっくりしたことも多々あります。交配したいと用意していたときには、知らない間に花が咲いて、気付いたときには花がすぼんでしまったなんて事もありました。太平丸の花は通常1日だけしか開きません。その時に天気が悪いと写真が撮れないこともあります。開花時に好天でありますように祈っておきましょう。
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- 2016/04/28(木) 17:24:06|
- エキノカクタス
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前回は太平丸の中のニコリーをご紹介しました。今日は別のタイプとして
花王丸と雷帝をご紹介します。
上の写真は
花王丸です。太くて短い刺を湾曲させて出しています。花王丸はそんな太くて短い刺が特徴です。この株は稜線が高くて彫りが深い印象です。太い刺は7本で、上向きの2本がそそり立っています。頂部には綿毛が盛り上がってきています。おそらくそこから蕾が持ち上がってくるのでしょう。刺が短いので花は刺にじゃまされることなく変形しないことが多いです。ニコリーなどの刺の長い品種は刺がじゃまをして花が変形することが多いです。花が待ち遠しいです。

こちらも
花王丸ですが、だいぶ雰囲気が違います。刺は4-6本。太くて短いです。稜線は比較的浅め。白い粉を吹いたような肌です。この苗の花は何回かブログにも掲載し、確か去年も自主製作のカレンダーにも載せました。きれいに整った大きめの花できれいです。刺が短いので花もきれいに開きます。もうすぐ花が咲くでしょう。

こちらは
雷帝です。雷帝は太くて少し長めの刺を出します。その刺は先端は二つに割れたようになった、割れ刺が特徴です。全ての雷帝はそうかどうかわたしにはわかりませんが、割れ刺というのは他にはないので、やっぱりそれが特徴だと思っています。
この苗、2-3年前にちょっと元気がなくなって、肌色が赤くなってしまって、元に戻るかどうか心配しましたが、何とか元気になって新刺が伸びてきました。肌の色もきれいに直りました。新刺は赤いのですが、綿毛に隠れてよく見えません。この苗も10cm近くになって、成長も緩やかになっています。せいぜい一年間に延びるのは刺座にして2-3個くらいでしょう。その点、中苗以下の大きさの苗は新刺がよく見えて、赤い刺が楽しめます。太平丸の楽しみの一つはそんな赤い新刺ではないでしょうか。太平丸系が全て赤い新刺なのかというと、そうではなく、黄色系もあります。でも比べると赤い新刺の方が見ていてきれいです。ぜひ赤い新刺のきれいな苗を育てたいと思っています。
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- 2016/04/27(水) 22:32:25|
- エキノカクタス
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今日は
エキノカクタス・太平丸ニコリーのご紹介です。
ニコリーとは、太平丸の強棘変種という分類になるでしょうか。ただ棘が強いだけでなく、その棘がカールして体を巻くように放射状に出るタイプのことをいうようです。太平丸の仲間にはいろんなタイプが存在して、花王丸、雷帝、翠平丸、尖光丸、小平丸、ニコリーなどと区別して扱われています。
私はこのニコリーが好きで、色々集めているうちにかなり数が増えてきました。同じニコリーの中でも、苗によって少しずつ顔が違っていて、それぞれに特徴があり、見飽きません。そんなニコリー達も春の成長シーズンになって新刺が出始めている物が多いです。もうすぐ花も咲きそうですが、花が咲くとその特徴である棘が隠れてしまうので、今のうちに写真を取ってみました。
上の写真は我が家で一番お気に入りのニコリーです。入手かtら約4年今9cmくらいになりました。成長点には白い綿毛が増えてきて、その中から赤い新刺を出してきています。刺は太くてカールしていて良い形です。肌色も白くてグー。

こちらは刺は良いですが、ちょっとカールが少なくて直棘風です。これで、刺がカールしてれば最良なんですが。

こちらは刺が特別太いタイプ。一部刺の変形が見られます。成長点付近の茶色い傷跡はおそらくワタムシ被害の跡でしょう。害虫が付くと回復しても傷跡が残ったりして見た目が台無しになることもあります。残念。

こちらは刺が少し細めのタイプ。刺のカール具合は良い感じです。刺座の数が多いのか、刺の数が多いなーと感じます。全体的にはまあまあっていうところです。

コチはさらに細めの刺です。ニコリーという名前で入手しましたが、ちょっと物足りなさが残ります。肌色は一般的な白系ではなく緑系です。これも少し物足りないところ。

こちらは刺が太くて、白肌でなかなか良いタイプです。成長点には新刺が出てきていますが、体はちょっとやせ気味です。昨年頃からしわが寄ってきて、なかなか元に戻りません。太平丸の特徴である丸々とした稜線がシワによって物足りなくなっています。何とかこのシワを取りたいのですが、何か良い方法はない物でしょうか。地道に元気よく成長させてやれば徐々に戻ってきそうに思うのですが。
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- 2016/04/25(月) 22:51:41|
- エキノカクタス
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確か、5-6年前うちの娘が「お父さん、ネットでサボテンのプレゼントやってたから、応募したら送られてきたよ。」と言って、プレゼントしてくれた、
アストロフィツム・ヘキルリランポー玉(ヘキラン)です。その頃わたしは、サボテンの趣味を再開し始めた頃で、何から始めたらいいか、まだ決めかねていた時期でした。そんなときに、ネットでそんな苗をプレゼントされている親切な方がいるのに驚きました。わたしは直接その取引をしていないので、相手のお方は今でもわかりません。大変遅くなってしまいましたが、この場を借りて御礼申し上げます。
その当時はわたしはまだブログをやっていなかったときで、現在時々苗や種のプレゼントをしているのは、その時の思い入れがあるからかもしれません。残念ながら、今は仕事が忙しくてプレゼントは中断しています。ご理解ください。
その頃頂いた苗は直径4cmくらいでしたが、今では11cmくらいまで大きくなりました。ヘキランは丈夫で育てやすいこともあって、順調に育った方だと思います。タイプとしては標準的な形態で、きれいな五角形になっています。花付きもよく、よく花を咲かせるので、ヘキラン錦を相手として、種親として重宝しています。今回の開花時には相手方がなくて交配は出来ませんでした。おそらく秋頃までは次々に花を咲かせてくれるので、次回の開花に期待しましょう。
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- 2016/04/24(日) 22:51:27|
- ランポウ類
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エキノカクタス・花王丸の小苗に新刺が出てきました。太くて短い赤い刺です。花王丸は少し湾曲した太くて短めの刺を付けるのが特徴の、太平丸の変種です。この苗はまだ、3-3.5cmの小苗ですが、将来が楽しみな小苗です。太平丸系のサボテンはこの赤い刺が一番の魅力です。新刺の赤さは小苗の時の方がよくわかります。大きくなると、毛に覆われてきたりして余り新刺の赤さが目立たなくなってくるように感じます。
この苗は去年、カレンダーをプレゼントしたお方からお礼にと頂いた苗です。きれいに育てられていて感心していました。その節はありがとうございました。一応今のところ元気にしています。わたしのハウスではワタムシや根ジラミが蔓延して、私が実生した太平丸達は途中でこじれたりして、なかなかうまく育ちません。最近はようやく少し収まってきた感じですが、まだ全部駆除出来きっていないかもしれません。
わたしもこの太平丸の仲間は好きで、かなりたくさん育てています。中大苗は一応大丈夫なものが多いですが、実生小苗はどうもうまく育ちません。接ぎ木すればほぼ順調に育ちますが、実生苗の方がいけません。というのはやはり、根、土の管理が良くないからでしょうか。余り薬剤に頼りたくないので、先日ハーブの苗を虫除けにハウスの中に植えようかと、ブログに書いたところ、読者の方からハーブの苗を送っていただきました。温室内の整理をしてぜひ植えようと思います。小さな苗なら同じ鉢の中にハーブとサボテンを寄せ植えすると良いかもしれません。今度小苗の植え付けの時に試してみましょう。
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- 2016/04/23(土) 22:53:37|
- エキノカクタス
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フェロカクタス・刺なし王冠竜の花が咲いています。花は通常の王冠竜とほとんど変わりませんが、少し花径が小さめのようです。花びらの先端にシャギーがかかったような黄色い花できれいです。
去年、刺有りの王冠竜と交配して種を取り、播きましたが生まれた子は全部刺有りのタイプばかりでした。このことは前にも書きましたが、今一度種を取って刺なし王冠竜を生まれさせてやろうと、少しだけ交配しました。去年は刺有りの方を種親として交配しましたが、今年は刺なしの方にも種を取ってやってみようと、1個だけ花を交配させました。刺なしの方は性質が刺有りよりも弱そうな感じなので、余り無理をさせられません。これで刺なし王冠竜の小苗が生まれてくれれば良いんですが。
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- 2016/04/22(金) 22:59:40|
- フェロカクタス
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オロスタキス・富士が復活してきました。去年の夏前に入手して、そのままおいていると、みるみる下葉が枯れてきて、この冬には3-4cmくらいの大きさになってしまっていました。もうだめかなと思いつつも、そのまま温室内で育てていると、暖かくなって少し葉が伸びてきました。元々出ていた下の方の葉は枯れてしまい、その部分が間延びして背が高くなっています。それに上の方の葉はちょっと不格好なので、この際、途中で切って子吹きを期待することにしました。

こんな風に胴切りです。サボテンは胴切りという言葉を使いますが、多肉植物でも同じなのかどうかわかりません。とにかく切って、上の方は挿し木します。下の方はそのまま子吹きするのを待つことにします。切り口はサボテンの場合だと、乾かしてから挿し木するのですが、多肉は乾かすと弱りそうなのでそのまま挿しました。果たしてこれが良いのかどうかわたしにはよくわかりません。
結果は、これらの経過を見て判断しましょう。うまくいけば数本の小苗が取れるかもしれません。また経過報告いたします。
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- 2016/04/21(木) 22:47:18|
- エケベリア
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春も盛り。
アストロフィツム属・兜丸の仲間も花を付け始めました。
上の写真は、標準的な
兜丸。一応白兜として入手した物で、かなり白点が密な方で優系だと思います。少し下部にくびれが出てきてしまったことは先日ご報告しました。この苗の花は花弁が細く、シャープな感じです。兜丸の花には花弁が細い物と太い物があります。違いはかなり大きく見た目にも全く違う花という印象です。
去年ネットで赤花兜のためを購入して蒔きました。生えていますが、1cm弱くらいの大きさです。早く大きくなって花を咲かせたいと思います。赤花の兜丸の花もその色合いがかなり千差万別と聞きます。良い色合いの苗を育てたいと思うのですが。

こちらは白系の
スーパー兜です。こちらの花は花弁が太く、丸っこい印象です。花びらの先端はシャギーがかかっているような形です。苗の大きさは8cmくらいで、背が高くなってきています。直径はこれ以上大きくならないのでしょう。この子の種を取って蒔きましたが、真っ白なスーパー兜はなかなか生まれません。相手方にも真っ白な苗を選ばないとうまくいかないのでしょう。

自家実生の
兜錦の接ぎ木苗です。丸っこい花びらに太い雌しべ、たくさんの雄しべ。かなり変わっています。斑柄は並斑という所。交配しようか迷いましたが、今実生予定の種がたくさん残っているのでやめました。なかなか実生する時間が取れません。春先は夏野菜を植えたりもしないといけません。いつも週末にするのですが、土日に天候が良くないと予定が崩れます。次の週末に夏野菜の植え付けを予定しています。どうか天候が良くなりますように・・・・。期待しています。
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- 2016/04/20(水) 22:41:35|
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我が家の40年前からの生き残りの
マミラリア・翁玉のNo3の苗です。
3年ほど前から分頭をし始め、もうほぼ完全に4頭に分かれました。40年くらい前に一度分頭して1頭が2頭になっていました。それが、40年間全くそのままで、突然3年ほど前から分頭を始めて、正直びっくりしました。

今年は、久しぶりに花も咲いています。でも分頭前の状態と何か雰囲気が違います。どうも出ている毛の量が少ないように思えます。
写真のストックの中から3年前の写真を捜しました。これが3年前の8月の写真です。分頭し始めの頃で、片方は成長点が横に伸びたようになっています。成長点付近の疣の間の綿毛がこちらの方が明らかに多いです。今年の苗は綿毛が少なく全く違う苗のように見えます。分頭して若返ったかのようです。でも、やっぱり綿毛は多い方が白くてきれいです。次の冬になったらもう少し白くなってくれることを期待して待っていましょう。
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- 2016/04/19(火) 22:44:30|
- マミラリア
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うちの太平丸系のサボテンの中で一番早く、
小平丸の花が咲きました。太平丸の仲間としては花も小さめで、直径3.5cmくらい。体の外径は今7cmくらいですが余り大型にはならないようです。今は扇平ですが、そのうち背が高くなってきそうな感じです。
黒くて太く短い直棘を出しています。普通の太平丸が勇猛な雰囲気を持っているのに対して、こちらは控えめで優等生的な雰囲気です。わたしの所には太平丸系のサボテンが多くありますが、ほとんどが刺が太く、勇猛な外観の物ばかり。こういう控えめな姿のは他にありません。太平丸の中には外観がかなりの変化が存在します。こんなスタイルの苗もあっても良いんだと思わせる物を感じます。
ちょうど太平丸の仲間の開花時期が近づいているようです。成長点に綿毛が盛り上がってきたと思ったら、急に花が咲き出すこともあります。これからしばらくは注意して観察するようにしましょう。
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- 2016/04/18(月) 22:14:38|
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先週、ちょうどサボテンの接ぎ下ろしに最適な季節ということで、キリンウチワ接ぎだった
ヘキラン錦を下ろす事にしました。
これらの苗は3年前のキリンウチワの実生接ぎです。同じ時の接ぎ木ですが、1本は7cmくらいになり、かなり大きいです。他の2本は4cmくらい。だいたいこれくらいが標準的な大きさでしょう。大きな方はかなり良好な斑柄です。後の2本はまあ良斑というような感じでしょうか。

今回は台木のキリンウチワを残さず、自根を目指して、台木を取り去っています。ランポー系は比較的根が出やすいので、自根に挑戦しています。小さめの2本は台木との接合部が比較的長く伸びていたので、そこで切ってうまく胴切りしたようになりました。大きな苗の方は、台木が胴体の中にめり込むようになっていましたので、一応台木を取り去るだけにしています。厳密に見ると台木は穂の内部までめり込むようになっているようで、台木を全て取り去ることが出来ていないかもしれません。この3本の中では一番大きな苗が一番根だしが心配です。
苗の根元付近の茶色くなった部分は、ここに出ていた子を取り去った後で、茶色くかさぶたのようになっています。

10日ほど乾かして、今日鉢に植え付けをしました。これもストロボ撮影のため、肌の反射が入っています。これでうまく発根してくれれば良いのですが。
2-3年前にキリンウチワに実生接ぎした苗で、余り育ちが良くないのが結構残っています。キリンウチワは脇芽が出てきてじゃまになってきました。キリンウチワの刺はすぐ刺さり、カエリが出ていてなかなか抜けません。この刺には40年サボテンをやっているわたしもお手上げ状態です。この際、整理がてらに大幅に処分しようかと思っています。狭い温室もキリンウチワを処分すればかなり広くなると思います。近日中に決行予定です。
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- 2016/04/17(日) 21:20:59|
- ランポウ類
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今年初めての
ロビオプシスの花が咲きました。きれいなピンクで夜咲きでした。
今更ですが、ロビオプシスとは花の大きなエキノプシス属のサボテンと、多花性のロビビア属のサボテンを掛け合わせて、大きな花で多花性、かつ色がきれいな花を得られるように改良された交配品種です。この苗も名無しで入手した物で、袖ヶ浦の接ぎ木でした。接ぎ木苗は丈夫で成長も早いので、花付きもよく早く花が咲いたのでしょう。
ロビオプシスのサボテンは昼咲きのものが多いようですが、この苗は夜咲きでした。と言うわけで今回の写真はよるにストロボ撮影しています。カメラに内蔵のストロボなので直接光がほとんどのため、ちょっと面白味に欠ける写真になってしまいました。いつもは外付けのストロボで簡易の反射板を付けて間接光で写真を撮っています。やっぱりその方が自然な陰影が得られるようです。次は反射光で撮影しようと思います。
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- 2016/04/16(土) 22:36:39|
- ロビオプシス
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新入りの
ロホホラ・烏羽玉君です。直径5cmくらいの中苗です。かわいい花を咲かせています。
前から中苗はありましたが、肌が茶色く変色してしまい、見苦しくなったのでもう一度入手しました。どうも、我が家では烏羽玉、銀冠玉は茶色いかさぶたのようなのが出来やすく、きれいに育ちません。それが、病気のせいなのか、はたまた害虫のせいなのか突き止めないといけないと思って、再挑戦です。同じロホホラでも、翠冠玉は大丈夫そうで、まあまあ育っています。前に入手した烏羽玉は入手したときは綺麗な肌をしていましたが、半年後には茶色く変色してしまい、全然見栄えが悪くなってしまいました。
今度は大丈夫なのか心配です。定期的に殺虫剤と、殺菌剤を混ぜた液を散布していますが、これで収まったかどうか今のところわかりません。
今度ひとつ試したいことがあります。害虫防止に、温室内の地面にハーブの苗を植えてみようかと考えています。ハーブはその独特な香りで、害虫を寄せ付けない働きがあると聞いたことがあります。確かに庭に植えたハーブはかなり独特な香りがします。確かに、虫が付いていたのを見たことがありません。
どうでしょう。今何を植えたらいいか思案中です。伸びすぎになったキリンウチワを減らしてその場所にハーブを植えようかと思うのですが。
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- 2016/04/15(金) 21:58:48|
- ロホホラ
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4年前、アメリカのメサガーデンで
テロカクタス・白刺大統領の種を購入し、実生しました。その中で1本だけ育ってようやく花を咲かせました。わたしの所には同じ属の大統領もあり、大きな花を咲かせています。それに比べてこの苗の花はかなり控えめ、直径5cmくらいです。花の中心部分が白に近い色、外周部分は鮮やかなピンクです。だいたい大統領と花色は同じですが、花の印象がかなり違います。大統領の開花の写真と比べてみて、違いがわかりました。そう。花びらが八重になっています。それで花が立派に見えています。大きな花を咲かせる大統領の方は花びらが少なめで、外周部分は隣の花びらとの隙間があります。この白刺大統領は花びらが重なり合っています。
この白刺大統領の刺は白っぽいですが、真っ白ではありません。姿は標準的な大統領と大差ないという感じ。まあ、大統領の変種としてはそれほど大きな違いがあるわけではなさそうです。開花は今年が初めて。これで花がもっとたくさん咲いてくれれば魅力も増すと思います。
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- 2016/04/13(水) 22:40:58|
- テロカクタス
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一昨年頃から、時々掲載しています赤くなるヘキラン錦の系統の苗です。我が家でのヘキラン錦とヘキランを交配した時に現れた苗です。以前はこれを紅葉系ヘキラン錦と呼んでいました。でも、どうも普通の紅葉ヘキランとは違うので、今後は
ヘキラン錦の紅葉斑と呼ぶことにします。
紅葉ヘキランは斑入りでない緑の部分が黄色や赤になるタイプをいうようです。それに対して、我が家で生まれた赤くなるヘキラン錦は、斑入りの部分が赤くなります。これは、ギムノの緋牡丹錦の色変化に似ています。緋牡丹錦は黄色の斑の部分が、成長期には黄色い色をしていて、それが冬場温度が下がってくると成長を止めて赤い色に変化していきます。ちょうどその変化は、我が家のヘキラン錦の色変化と同じように見えます。

最初の写真の苗はほんの一部だけ緑の部分がありますが、ほとんどが斑の部分で、その部分が真っ赤になっています。最近成長が始まって、成長点付近は緑に変わってきました。斑入りでも成長期には斑の部分が緑になる場合があります。
2番目の写真の苗は黄色が多いです。これも斑の部分が多く、元々緑の部分が少ないです。

こちらは赤みの強い苗。成長点付近は緑です。
ヘキラン錦でも、ほとんど赤くならない苗もあります。またうちの苗のように真っ赤になるタイプもあります。今までの経験上、休眠期に強い日照で育てると、赤みが強く出て、日照が弱いと色づきは少ないようです。
まあ、いずれにしても真っ赤なヘキラン錦はきれいです。常時黄色い斑のままよりも、季節によって色変わりするタイプのは方が楽しめます。今日ご紹介した苗は去年春の接ぎ木苗です。それよりも1年前の苗はもう4-5cmになっています。そちらも何度か掲載していますが、今年の春先の色づきはそれほど赤くならず、少しもの足りませんでした。苗が大きくなってくると色づきは少なめになってくるのかもしれません。今日ご紹介した苗、一昨年の接ぎ木苗の次の冬の色付きに注目しています。
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- 2016/04/12(火) 22:33:53|
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去年の夏に、キリンウチワ接ぎの
ヘキラン錦に出ている子供をはずして挿し木していました。前回、2月3日に掲載したときには、少し赤みを帯びてきたというご報告をしました。
その後2ヶ月、成長期に入って一斉に成長し始めました。

これが4月6日の写真です。2月の写真では稜線は細く、とがったような感じでしたが、いずれもふくれてきて、ふっくらしてきました。隣同志、少しだけ離れていましたが、今はほとんどくっついてしまったような状態です。6苗のうち、中央の小さめの苗は、2月の時点では根が出ていませんでしたが、今はかなりふくれてきていますので、根もしっかり出たようです。
キリンウチワの実生接ぎ苗をうまく下ろすのはなかなか大変です。でも、このヘキラン、ヘキラン錦系統の苗はカキコであれば普通に根が出て下ろせることがわかりました。
うまく下ろせるかどうかは、苗の種類よって違うようです。わたしの所では太平丸の実生接ぎが一番たくさんあります。台木を残して下ろせば根は出ることはわかっていますが、いつまでその根が持つのかは不明です。やっぱり穂から直接根を出させることが出来れば一番良いのですが。今度、穂の根元付近で切って根が出るかどうか試してみようと思います。
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- 2016/04/11(月) 23:08:08|
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去年から、交配目的で入手していた2系統の
ハオルチア・静鼓錦の片方はかなり花茎が伸びてきてもうすぐ開花しそうです。これは3-4年前に中苗を手に入れて、それを繁殖した物で、初めは一株だったのが今では5株ほどに増えています。静鼓は結構成長も早く育てやすい品種のようです。いくら増えても兄弟同士では交配は出来ません。全く違う遺伝子を持った苗が必要です。

こちらが相手方候補です。こちらは葉の厚みが薄めで、斑の色も違う系統の苗です。この2本で交配を予定していたのですが、こちらの苗の花茎がなかなか出てきません。もう開花できる大きさになっているはずなのですが、どうも性質もかなり違うようです。どうも今年は交配は難しいかもしれません。この2本、温室内でも違う場所に置いていました。場所が違えば、日当たりや、温度も微妙に異なりそうです。隣同士の同じ場所に移動させれば花の時期も近づくかもしれません。来年はそうしてもう一度交配を試みてみることにしようと思います。
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- 2016/04/10(日) 22:22:38|
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先日から交配していました、
レツーサ錦とレツーサが何とかうまく交配できたようで、果実がかなりふくらんできました。

ハオルチアの花は次次たくさん咲くので、交配のチャンスは多くあります。しかし、花の形が独特で、雌しべ雄しべ共に奥の方に隠れていて、花びらを切り取って交配しなくてはならないため、結構しづらいです。雌しべはおしべに囲まれた中に埋もれているため、雄しべを取り去らないと現れません、お互いの交配はかなりの数をしましたが、結局授精したのは半分以下だったみたいです。それでも今のところ3-4個授精したようなので、これで良しとしようと思います。
果たしてこの1個の果実から何個の種が取れるんでしょうか。ハオルチアの交配は初めてなのでよくわかりません。種表面のでこぼこ具合からするとかなりの数が取れそうな気配です。
レツーサ錦の花茎は1本のみで終わりのようで、もうほとんど残っていません。レツーサの斑なしの方の苗は大きいこともあって、まだ次の花茎を出してきています。苗の体力維持のためにはこの花茎は取り去ってしまう方がいいのかもしれません。何しろハオルチアの交配は初めてなので、わからないことだらけです。もっと勉強しなければと痛感します。
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- 2016/04/09(土) 22:37:46|
- ハオルチア
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40年前からの実生苗、マミラリア・翁玉のNo.3の苗です。40数年前のわたしの実生品で、3番目に大きな苗なのでNo3.と勝手に名前を付けています。ちょうど花盛りというところで、結構たくさん花が咲きました。翁玉の標準的な花色は濃いピンクですが、この苗はクリーム色の花です。先祖に他の品種との交配があったのかもしれません。それも40年以上前の話。同じ時に買った種から生まれた苗でも花色は異なっていました。でも刺の形、花色共にきれいで好きです。疣が小さな事が翁玉の特徴です。成長点付近には疣の谷間に白い綿毛が増えて全体に白く見えます。

この苗、5頭立てになっていますが、2年前までは6頭立てでした。わたしが温室の窓際に置いていて、窓を開けた拍子に子供が引っかかり、1個もげてしまいました。それで6頭が5頭になってしまっています。

その取れてしまった苗を挿し木して育てています。それがこの苗です。だいぶ感じが違います。刺が少し長めで、疣の間の綿毛が少ないです。花は同じですので元々同じ苗であることに違いはありません。

どうも挿し木をして親苗と分離してから若返ったように見えます。きっと数年したら、親苗のように綿毛が増えてきて、白くなってくるのかと思います。ちょっと姿はひょろ長くて変ですので、途中から切って子吹きさせてみるのもありかなと思っているところです。どうした物かな・・・・。
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- 2016/04/08(金) 22:15:11|
- マミラリア
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マミラリア・ナピナに蕾が出てきました。
ナピナはまだ日本では知名度が低いようですが、マミラリアの品種の中では1-2を争う美花種です。私がナピナについて知ったのはこのブログを始めた少し後くらいでした。海外のサイトでサボテンの写真を見ていたところ見たこともないきれいな花のサボテンを見つけました。それがなんとマミラリアに分類されるサボテンだと知り驚きでした。マミラリアのサボテンと言えば、小さな花が一般的です。中には3-4cmくらいの花を咲かせるものもありますが、ごくまれです。そんな中、ピンクの中筋のある大きな花を咲かせる品種があることを知り、何とかこれを我が家で咲かせたいと思うようになりました。
ネットで種を販売してるところを捜すと、2件見つかりました。早速種を入手して蒔いたのが4年前だったと思います。種は発芽しやすく育てやすいという印象でした。しかし、大きくなってくると根が太ってくるタイプのようで、なかなかすんなりは大きくなりません。結局途中でこじれたりして、今、花が咲くようになったのはこの1本だけです。以前開花苗を入手したときも入手後2年くらいは花を付けていましたが、その後こじれることが多く、なかなか継続して花を見ることが出来ませんでした。
そんなこんなでほとんど初めての自家実生苗でのナピナの花です。蕾は結構たくさん出てきているみたいです。開花までまだ2-3週間かかりそうですが、しばらくお待ちください。きれいな花をお目にかけられると思います。
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- 2016/04/06(水) 22:52:34|
- マミラリア
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先々月から交配していた
ユーベルマニアナ・ペクチニフェラとペクチニフェラ錦の交配が実を結び、赤い種子が熟してきました。斑入りの方には5個の果実が出来、斑なしの方には6個の果実が出来ました。もう両者共に充分熟してきているようで、一部、果実がしおれてきている部分も出来てきました。ちょうど良い頃合いと思い、全部を収穫しました。

赤い果実を取り出して内部から黒い種をピンセットでつまみ出し、茶こしに入れてきれいに水洗いしました。
その結果、約100粒の種が取れました。1個の果実で平均、10個弱の種が取れた計算になります。また今年も種まきが出来そうです。思ったよりも多めに取れたので、ちょっと試しにヤフオクにでも出品してみようかと考えています。少しでも多くの方に実生を楽しんでいただけるように15粒ずつ4個出品することにしました。
今回の種は、以前実生したのと同じ組み合わせのため、斑入りの出る確率も同じくらいになると思われます。以前は2年前ですが、だいたい10-20%くらい斑入りが出現しました。斑入り苗は発芽しても性質が弱いので、うまく育つのはそのうち半分くらいになることが多いようです。興味のおありになるお方は、ヤフオクを覗いてみてください。ペクチニフェラ錦の生まれるかもしれない種はそう簡単に手に入る物ではないと思います。ただし、斑入り苗の生まれるかどうかは時の運。もし生まれなかったら運が悪かったとご容赦ください。
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- 2016/04/05(火) 22:31:44|
- ユーベルマニアナ
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鉢植えの
花カイドウです。長い花茎を伸ばしてサクランボのような形の花を咲かせます。色のサクランボと同じ色合いでよく似ています。
我が家には2株あり、一つは鉢植えのこの苗、もう一株は庭に地植えしています。毎年両方花を咲かせていたのですが、今年は地植えの方に花が咲きませんでした。ずーと5年以上咲いてきたのにどうしてなんでしょう。これも寒さのせいかもしれません。
それにしては鉢植えの方だけ花が咲くの解せません。地植えの方にはオルトランと肥料をやっておきましょう。春先、たまにカミキリムシの幼虫のテッポウムシなどが根元に入ることがあります。庭木には要注意です。これに木の芯の部分を穴を開けられると即死になることもあります。以前、紅葉の木がやられました。オルトランの顆粒を根元にばらまくと防ぐことが出来ます。
ムスカリです。一度植えると何年間も咲いてくれます。花が終わると存在を忘れてしまうのですが、ちゃんと春になると花を咲かせてくれます。かわいいやつです。

これも数年前にホームセンターで球根を買った、
矮性のチューリップです。細い茎にかわいい花を付けます。球根は直径1cmくらいの小さなサイズで、本当にこんな球根で花が咲くのかと思えるほどです。鉢に植えっぱなしでも毎年花をつけます。大きなチューリップよりもかわいくて好みです。

こちらは
小さなスイセンです。これも小型種で、細長い茎を伸ばして小さな黄色い花を咲かせます。小さな代わりに花数はたくさん咲いています。こちらは植えてから10年位は経っているでしょう。庭の片隅に植えっぱなしですが、毎年少しずつ花が増えてくるみたいです。花は真っ黄色ですが、これで花色が変わっていればなお良いのですが・・・・・。

庭のフェンスに巻き付いて伸びている
藤に蕾が出てきました。植えたから10年くらい、一昨年くらいから花を付け始めました。今年は蕾を数えると2-3個くらいだけでした。去年枝の剪定をさぼっていたので、花芽の付くのが少なくなってしまったようです。藤はまめに剪定して、花芽を残してその他の芽やひこばえを取り除かないと花付きが悪くなるそうです。去年は忙しくてなかなか剪定する時間が取れませんでした。今年はどうでしょうかね。今年もずーっと忙しいので、また剪定できないかもしれません。もう少し仕事を減らさないといけません。
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- 2016/04/03(日) 22:43:14|
- 野菜と花の栽培
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4月になって暖かくなり、
庭の草花も花盛りになってきました。毎年のことながら、ここらでちょっとご紹介しておきましょう。
上の写真は、
八重のカランコエです。家内が2月19にだったか、厄神さんへ行ってきたときに買ってきた苗です。5本で500円だったそうで、良い買い物が出来たと喜んでいました。その後1ヶ月半たってもまだ花を咲かせています。丈夫な物ですね。八重のカランコエって割合少ないので貴重かもしれません。一重の苗は以前からうちにもありましたが、カランコエ自身丈夫なので結構長生きしています。温室に入れなくても、軒下で冬越し可能です。特に寒いときだけ室内に取り込む方が安心ですが。今年位冷え込んだときには屋外ではちょっと心配です。
八重のクリスマスローズです。数年前にホームセンターで購入した苗です。ほとんど大きくはなっていませんが、花は結構咲いています。クリスマスローズは寒さには強いのでその点では安心です。八重のクリスマスローズも数年前まではかなり高価でしたが、最近は値段も下がってきたような感じです。ブームも少し収まってきたのかな。
タイツリソウです。もう7-8年前から庭の石の影で育っています。今年は去年に比べてかなり苗が小さくなってしまっています。去年前6-7本出ていた枝が今年は2-3本位になってしまいました。これも原因は冬の寒波と思われます。今年は-7-8度まで下がったようで、寒さに弱い草花は結構被害が出ています。このタイツリソウも枯れはしませんでしたが、根が少しやられたようです。また数年かけて回復してくれることを期待しましょう。

この
福寿草は、今年は花を付けませんでした。もう10年以上前からずーっと春先に花を咲かせていましたが、今年は葉がすこし出ているだけです。この原因も寒さでしょう。やっぱり普段寒さに強いはずの草花まで影響を受けるなんて、寒波の影響って馬鹿に出来ません。最近は、天気予報でいつどんな寒波がくるという様な情報を得られる時代です。今年の寒波がくるときにも10数年来の猛烈な寒波が襲来するという事をあらかじめニュースなどで知ってはいましたが、今考えると、ちょっと油断していたと思います。最近は暖冬の時が多いので、寒波に対して対策が不十分でした。来年、再来年と冬の寒さには気をつけないといけないな、としみじみ考えさせられました。
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- 2016/04/02(土) 23:07:46|
- 野菜と花の栽培
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4年前の春先に毛柱類、白楽翁の小苗を入手しました。上の写真はその後約1年弱の頃の物で、高さ10cmくらいの頃です。
白い毛状の刺を放射状に出してその中から褐色の刺が見え隠れしています。この頃はどちらかというと柔らかい雰囲気を持った毛柱という印象でした。

それから約3年、背の高さは25cmくらいになりました。放射状に伸びていた毛は短くなり、肌にまとわりつくようになりました。そしてその代わりに褐色の鋭い刺が目立つようになり、だいぶ雰囲気が変わってきました。

頂部にはかなり太い刺も出てきています。今まで見られなかった極太の刺です。3年前に優しい雰囲気だったのが、勇猛な姿に変わってきています。苗の太さは4-5cmくらいと余り太くなっていません。毛柱類には子吹きせず1本のまま背が高くなる物と、ある程度大きくなると、側面から子吹きする物や、根元から子供を出して林立する物などがあります。果たしてこの白楽翁はどのタイプでしょう。せっかくなので花も見てみたいと思うのですが、柱サボテンの花はかなり大きくならないと見られない物が多いです。わたしの元気なうちに見ることが出来るでしょうか。
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- 2016/04/01(金) 22:58:01|
- 毛柱類
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