
同じ時に入手した株がもう一つありました。
ハオルチア・コレクタの2頭株です。
これも植え替えがてら、株分けして1頭ずつに分けることにしました。これも結構大きな苗で、14cmくらいありました。
これも同じくちょっとひっぱったくらいでは子は外れません。カッターナイフを付け根に慎重に押し込んで、ようやく切り離しました。
これはかなり早い時期から2頭立てになっていたようで、切り離すと、大きめの親苗よりも、小苗の方にたくさん根が付いた状態で分かれました。

こちらが親苗の方。きれいな形ですが、外側の葉に比べて内側の葉の方がサイズが小さく見えます。これから育ってくると、ややアンバランスになるかもしれません。ちょっと心配。葉の網目模様はあみだくじのようでグッドです。コンプトニアナと形、葉の模様もよく似ています。コレクタの方が葉が長いようです。

こちらが子供の方。まだ葉の広がりはまだこれからという感じ。でも葉の大きさは良いようです。根もしっかりしていたので将来は有望そうです。陶器の3寸鉢に植えていますが、時期にはみ出しそうな感じです。

コンプトニアナとコレクタを植え替えたときに、下葉でじゃまになった葉が大分出ました。それを捨てるのはもったいないので、葉差しすることにしました。手前がコレクタ。奥がコンプトニアナです。こうやって並べてみると、コンプトニアナの葉はコレクタよりも短めです。
以前やった、レツーサ錦の葉差しは見事失敗でした。今度は慎重に、特に根元の部分を出来るだけ残すように気をつけました。子や根はこの辺から出るんですね。でもなかなかうまく根元を残して切り離すのは難しいです。やっぱりだめなのが多いかもしれません。しょせん、下葉の不要な部分です。うまくいけばめっけものというくらいの心づもりで行きましょう。
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- 2016/07/31(日) 22:13:13|
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今月始め、私の所属している岡山サボテン同好会の交換会で、いくつかのハオルチアの苗を入手しました。私の住んでいるのは兵庫県小野市。岡山まではかなり遠いので、ほんのたまにしか行くことが出来ません。そんなことで、たまに行くとちょくちょく苗を購入してしまいます。
今日ご紹介する苗はその中から、
ハオルチア・酒井コンプトニアナの大苗です。コンプトニアナは2本すでに育てていますが、今度のはタイプも違うのでまた別の魅力を持っています。
上の写真がその元苗。3頭立てで、大きめの苗が1本で、2個それよりも少し小さめの子供が付いています。これを植え替えがてらばらしてそれぞれ単頭にしていこうと思います。この苗はどうも、4年ほど植え替えされていないようで、2012年のラベルが付いていました。結構古いです。でも苗自身はきれいです。まずは鉢から抜いて根を見てみると、2/3くらいが古い枯れた根です。新しい根を残して、古い根を取り去り、そのあと、子供をはずします。ハオルチアでも、子供がぽろりとかんたんに採れるのもありますが、このコンプトはしっかりくっついています。慎重にカッターナイフを入れて2個子供を取りはずしました。それぞれ余り根元に深い傷が出来ずに取り外しできました。

これが一番大きな親株です。直径10cmくらい。結構良い形しています。葉の先端部分は網目状の模様が入っていて、透明感もあり、きれいです。葉の形、ふっくら盛り上がった形が良い雰囲気を持っています。もうこれはこのままでも充分完成された姿に見えます。名前の酒井コンプトニアナは、酒井さんと言う栽培名人の方の苗でしょうか。ラベルにカクタスニシの名前がありましたので、カクタスニシさんから入手された苗と思われます。なかなか良い素性です。

こちらが、その子供の方です。少し小さめですが、それでも7cmくらいあります。今回は2本寄せ植えにしています。うまく着けば、1年足らずで親苗と同じくらいになるでしょう。
コンプトニアナなどの硬めの苗をばらしたのは初めてです。切り口はベンレート溶液を少し塗ってそのまま植え付けました。これで腐りが出なければ良いのですが。多肉は切り口を乾かさない方がいいと聞いています。サボテンとは違うんですね。1ヶ月もすれば成長してくると思うんですが。
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- 2016/07/30(土) 14:54:12|
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今日は、
ハオルチア・祝宴錦です。
斑入り好きの私としてはこの辺も持っていないとと思って、入手しました。
これも前に載せました、ミルキーウエイとよく似て白の斑入りで、こういうぼかしのような斑入りを糊斑というようです。形もミルキーウエイト似ていますが、葉が細くて、周囲にぎざぎざがあります。これも入手したときにはやせ細ってしなびたような状態でしたが、大分回復してきました。新しい葉も伸びてきています。
この時期、ハオルチアは植え替えしてみると、古い根が枯れて、別の新しい根がで始めている場合があります。ハオルチアなどの多肉植物は日本のこの暑い気候が苦手のようで、外観的には成長を止めて、休眠しているように見えます。根の方はと言うと、暑さのために古い根が腐り、株そのものが休眠しているのでしょう。ほとんどの多肉植物は、それでも枯れることなく、涼しくなってくると、新しい根を出してまた成長を始めるようです。
暑さに弱い一部の多肉植物は、一定の温度以上に周囲温度が上がると、内部が透き通るようになって枯れてしまうこともあります。私の少ない経験では、コノフィツム、オロスタキスなどが高温に弱いようです。真夏に温室内の換気を怠ると、一夜のうちに死滅することもあると聞きます。ご用心あれ。
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- 2016/07/28(木) 22:37:29|
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ハオルチア・ベヌスタです。
ツルッとした肌の苗が多い中で、毛を生やした葉を持つ苗は少ないです。この毛をかき分けると半透明な肌が出てきます。この部分はやっぱりハオルチアの特徴が出ています。毛のある葉は優しくカールして柔らかそうな雰囲気です。コンプトなどの苗が硬い印象なのに比べるといかにも女性的な美しさを感じます。
この苗、去年の秋頃に入手して養生させていましたが、ようやく少し生き生きとしてきました。サボテンでも多肉でも、苗が元気で生き生きとしていなくては魅力を感じません。
ベヌスタは太くて短い葉の苗が良系とされているそう。今度はそんな苗も育ててみたいと思うこの頃です。
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- 2016/07/27(水) 23:08:43|
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ハオルチア・ピリフェラ錦です。
ピリフェラの白斑入りで、丈夫で成長も早いのでよく普及して、安価で入手可能です。結構きれいなので私は好きです。

こちらはそのピリフェラ錦から生まれた、真っ白な個体です。ほとんど葉緑素がないので、ちょっと育ちにくそうです。普通の株がこの暑さでも何ともなく生長しているのに比べ、こちらは下葉が枯れてきました。やっぱり性質は大分ひ弱そうです。先日からエアコンも入れたので、少しずつ回復してくれると思うのですが、今のところは様子を見るだけです。ちょっとエアコンを入れて少し温度が下がったくらいで、急に成長を始めるほどの効果は期待できません。まあ、1-2ヶ月経てば、少しずつ効果が出てくるかなと思っているところです。
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- 2016/07/26(火) 22:20:49|
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今日は私のお気に入り、
ハオルチア・ミルキーウエイの成長具合を写真でご紹介したいと思います。
私が最初にこのミルキーウエイを入手したのは2011年の12月でした。上の写真がそうです。直径5cmほどの苗で、白斑がかわいい小苗でした。小さいながらも生き生きとしているのがよくわかります。

それから1年半、2013年7月の写真です。かなり大きくなって直径は10cmを超えています。そろそろ立派な完成した姿になっています。斑は全体によく散らばって、良いバランスですが、斑の色は小苗と時の方が鮮やかだったような気がします。

そしてこれが2014年9月の様子です。さらに大きくなって直径は12cmくらいになりました。斑の色も白くてきれいです。今から思えば、この頃の姿が一番きれいだったような感じです。このころに、始めて側面から子がで始めています。

さらにそれから1年ほど暮れた頃、ちょっと成長が止まってきて、葉が痩せて、元気がなくなってきたような感じです。葉の一部が茶色くなって枯れ始めてきて、どうしたのかとあわてていたのを思い出します。この写真は11月の物で、結局は、夏の間に熱すぎて根腐れを起こしたのか、その傷害が秋になって現れたように感じました。一度茶色くなった葉は元には戻らず、一応そのまま育てて様子を見ることにしました。

そしてそれから8ヶ月後の2016年7月の写真がこれです。なんとか枯れずには済みました。結局、成長点が止まり、そうの周辺から一斉に子吹きを始めました。2年前に出てきていた子は、1年半ほど前にはずして今別の鉢で成育中です。今出てきている子はおそらく10個以上はあるでしょう。今はまだ小さいので、もう少し大きくなればはずして挿し木しようと思います。もとの親苗はなくなってしまいましたが、その代わり子供がいっぱい残った格好になりました。まあ、これはこれで世代交代ということで良しとしましょう。
ところで、結局このミルキーウエイ、何の斑入りなのかよくわかりません。レツーサの斑入りのように見えるのですが・・・・。
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- 2016/07/24(日) 22:47:07|
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ハオルチア・ブラックベルディアナです。細くて少し髭のある葉を出して、かわいく広がります。葉の先端は透明感があって後ろが透けて見えるようです。この繊細は葉の形は私のお気に入りです。名前に入っているブラックという言葉の意味がよくわかりません。特別黒い色をしているわけではなく、きれいな緑色をしています。日照を増やすと黒っぽくなるのでしょうか。うちには2株あるので、一株少し日の当たるところへ移して様子を見てみようかと思います。ハオルチアには肌の色が赤っぽくなるのや、黒っぽくなるのがあります。これらも光線の当たり具合で色が変わりそうです。余り光を当てすぎると、茶色くくすんで、見た目が悪くなることもあります。その辺はどれくらいの光線の当て具合にするか難しそうです。

こちらは
羽衣の名称で入手した苗。よく調べてみるとブラックベルディアナの優形品種とされているようです。でもこの葉の形、余りブラックベルディアナとは似ていません。かなり幅広の葉で、どちらかというとボルシーに近い感じ。葉先の透明感も少ないです。とはいえ、同じ品種の中でもタイプ違いは結構多く、見た目に全く別の種類としか思えない物も結構あります。
特にハオルチアは同族内で交配が容易なため、他品種との交配種が多く出回っているようです。まあ、その中から優れたタイプの新品種などが出現してきたりというのもあるのでしょうが。
いずれにしても見た目のきれいで、魅力的な苗が生き残ってくれることを祈ることにしましょう。きれいなら交配種でも良しとしましょうか。
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- 2016/07/23(土) 22:45:36|
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今日ご紹介するのはサボテンの仲間ではありませんが、きれいな葉が印象的な
ストラビランサスです。
このストラビランサス、以前一度だけご紹介したことがありました。その時は苗を入手して1-2年の頃だったでしょう、うまく育てられずに苦心していた頃でした。今ではようやく栽培のコツもわかってきて、挿し木で増やした苗も増えてきました。
この苗を始めて買ったのは、5年ほど前、宝塚市の中山寺へ出かけたときだったと思います。宝塚市と言えば、植木屋さんがたくさんあることでも知られていて、種苗やさんにもいろんな変わった花苗などが並んでいます。そんな中からひときわ葉の色が鮮やかな苗を見つけて買ったのが最初です。最初は高さ20cmくらいの小さな苗でした。それが今では一番大きなので高さ、広がりともに60cmくらいの苗も出来ました。写真の苗は挿し木して増やした苗で高さ30cmくらいの大きさです。これくらいの苗が一番扱いやすいです。

濃い紫色に光り輝く葉は、他にない異彩を放ちます。花は春先に小さなのが咲きますが、観賞用にはなりません。葉を楽しむ植物です。典型的な夏型の植物で、秋になり、肌寒くなると葉が茶色くなってやがて落ちてしまいます。冬を越せばまた春になってこのきれいな葉を出してきます。
水が好きで、絶えず土が湿っている方がよく、根が乾くと葉がしおれ、それがつづくとかれてしまうこともあります。真夏は日の当たる場所において、朝夕に灌水するくらいの方がいいようです。枝がヒョロヒョロ伸びるので、切って挿し木すれば付くことが多いです。その場合も水切れしないように。枝を切り込むと翌年新しい枝と葉が出てきて形よくまとめることが出来ます。
冬は室内に取り込むなどして、氷点下にならないようにすればオーケーです。昨年は室内でも-2~-3度位になりましたが大丈夫でした。数年育てればだんだん木のようになってきます。本来草花というよりも木の仲間なのかもしれません。
皆さんも育ててみられてはいかがですか。
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- 2016/07/21(木) 23:22:40|
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一昨年からきれいな花を咲かせてくれている
月下美人。今年ももうすぐ開花時期かなと思いつつ、葉先の方を見ていると、つぼみを見つけました。まだ、1cm前後の小さなつぼみです。こんな小さなつぼみが20cm近い大きさの花になるなんて信じられません。

これが月下美人の苗です。庭先に置いていて、背が高くなって1m近くなり、不安定なので、ブルーベリーの大きな鉢の支柱にくくって倒れないようにしています。去年は季節外れの強風が吹いて、倒れたり、枝が折れたりしました。それがあってから、倒れないような方法を考えた結果です。今年の春に植え替えて、元気になり、新しい枝がたくさん出てきました。花は今年出た新しい枝には咲かず、去年、一昨年に出た枝に咲きます。今年の花は2個だけのようですが、来年は期待できそうです。
去年強風で折れた枝を挿し木していたら、根を出して、また新しい枝を出し始めました。その挿し木苗も2-3年すれば花を付けるようになりそうです。そんな月下美人の苗、欲しい方があればお譲りできます。何か物々交換でも出来れば有り難いですが、いかがでしょうか。ご希望のお方はコメントでお寄せください。
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- 2016/07/20(水) 22:49:55|
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昨日、かねてから計画していた、
温室にエアコンが設置されました。
夏場は温室内は非常に暑くなります。私の温室はガラス温室の2坪くらいのサイズです。各面は簡易アルミサッシで構成されていて、側面はアルミサッシの窓を開けるようにして開くことが出来ます。夏場はどうしても高温になるので、対面する2つの窓を開けて通気を測り、小さなファンで通風をしていました。それでもやっぱり温室内は外気温よりも5度から10度ほど高くなります。外気温が35度の場合は温室内は40度以上になります。これでは温室内で作業することはまず出来ません。また内部のサボテンや多肉も暑さで弱ったり腐ったりすることがあります。ことに最近は多肉植物が徐々に増えてきて、暑さによる被害も見受けられ始めました。
そこで、多少の出費はあっても、温室内にエアコンを付けようと決心した次第です。私の所の温室はほとんどの面がガラスで出来ていて、そのジョイント部分だけが細いアルミサッシで出来ています。ガラス部分にはネジも使用できず、穴も開けられません。そこでアルミ部分に木の板(コンパネ)を取り付け、そこにエアコンの室内機を付けることにしました。配管の穴もアルミサッシの窓を少し開けて、そこに木の板を取り付け、その板に穴を開けて通しました。実際の作業は電気屋さんになりますが、木の板は自分で用意して配管方法を指示しました。電気屋さんもさすがに温室にエアコンを付けるのは初めてということで、こちらの希望に添って作業していただきました。
エアコンは三菱の一番安価なタイプで、6畳用として売られている製品です。エアコン本体と設置費用で68000円くらいになりました。昔に比べるとエアコンの価格もかなり下がりましたね。昔は一番安いのでも100000円くらいしていたと記憶しています。
そして、試運転。ちょうど昨日関西でも梅雨明けして、真夏の日差しが厳しくなってきました。エアコンの温度設定を27度にして運転開始。夕方から翌朝までは温室内の温度は24度くらい。これは温度センサーの付いている、エアコンの空気取り入れ部付近が温室の高い位置にあるので、その部分での温度が27度になるように働いている物と思われました。実際の温室内の中央から少し下の部分では2-3度低くなっていました。
そして昼間の12時過ぎには、外気温が32度。温室内はと言うと、33度になっていました。真夏の厳しい暑さで設定温度まで下げることは出来ていませんでした。それもそのはず、温室内を閉め切って換気しない場合は外気温よりも普通10度から15度くらい高くなります。真夏なら45度以上になることも多いです。エアコンの冷房能力は、外気温よりも10-15度下げることが限界のようです。外気温が高ければ、設定温度まで下げられないこともあるのは当然の話です。
要するに、真夏の炎天下で車のエアコンを最高にしても余り涼しくならないのと同じ理屈です。でもこれくらいの温度であれば、温室内にいてもそれほど汗を掻かなくてすみます。多少の作業なら可能でしょう。これが夕方になれば5時頃からは25-26度くらいに下がってきます。これなら快適に作業も出来ます。当面は昼間は連続運転になりそうですが、何とか暑さに弱い多肉も温室内で栽培することが出来そうになりました。これから、秋の植え換えに向けて少しずつ作業を開始していこうかと思っています。
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- 2016/07/19(火) 23:02:30|
- その他
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4年ほど前から、
ロホホラ属銀冠玉を育て始めました。最初数本をネットから購入して、1年ほどは順調に育っていました。その後、2年前のワタムシ被害で、いろんな苗が被害を受け、銀冠玉も枯れこそはしなかった物の、成長点付近が茶色くなったり、成長が止まってしまった苗も出ました。この苗は頂部が茶色くなって一時期かなり弱っていましたが、最近復活してきて、花も咲き出しました。
胴体の横部分にかさぶた状の物があります。これがワタムシ被害の跡です。最近成長した頂部はきれいなコバルト色をしています。
他にも2本同じような苗があります。やっぱり少し茶色いかさぶたのような物が出来ています。
ずーっと以前のサボテン栽培手引き書に、ロホホラ属のサボテンでは翠冠玉が一番作りやすく、烏羽玉がその次、そして、銀冠玉が一番作りにくいとありました。どうも私の栽培技術ではまだ銀冠玉をうまく育てられるところまで入っていないのかもしれません。それでもここ1年くらいは少しは向上してきたのかとも感じています。
その要因の一つはニームの使用です。以前は害虫が発生してからあわてて薬剤をまいたりしていましたが、ニームオイルの希釈液を定期的にまいていると、虫の発生が押さえられ、成長がスムーズに行くように感じています。最初、ニームオイルをまくと、苗は油まみれになってしまわないかと心配しましたが、そんなこともなく、外観的には何ら影響がなさそうです。ただ特有のにおいがありますので、散布後1-2日は温室内に居づらくなります。人間には害はないと聞きますが、おそらくこのにおいが害虫を寄せ付けない効果を持っているのだろうと思います。
先日、庭の植木に発生していたワタムシに試しにニームを散布してみました。ニームを散布したとたんワタムシが逃げまどい、なかり嫌がっていた印象でした。ワタムシにもニームは効果がありそうに感じました。そういえば、梅雨の雨続きで、ここ10日ほどニームを散布していません。また散布しておこうと思います。最近はニームと万田酵素を混ぜて散布しています。葉に栄養分を与え、虫除けにもなるというダブルな効果を期待しているのですが。
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- 2016/07/18(月) 22:14:56|
- ロホホラ
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プランターに寄せ植えしていた、
接ぎ木のヘキラン錦の花が開きました。初めての花なので、花の径も小さめです。花が2個開いて、まだ蕾が6個あります。接ぎ木の威力でしょう。
前回、この苗をご紹介したのが6月20日でした。それから25日ほど。同じ苗がだいぶ変わってきています。上の方は全斑の状態なのですが、成長点、稜の谷間は濃い緑になってきました。成長期で斑の色が薄れ、緑が濃くなったのでしょう。成長が収まればまた斑の色が出てくるでしょう。

これが同じ苗の25日前の写真。再掲載です。成長した部分がわかります。隣に写っている黒刺太平丸も、25日前には刺が出たときで、刺に赤みがありましたが、今は真っ黒な刺に変わっています。日々見ていてもどれだけ成長しているかはよくわかりませんが、こうやって写真を見比べてみるとよくわかります。まあ、接ぎ木苗なので成長も良くて、丈夫で、安してして見ていられます。正木苗の場合はこううまくいくとは限りません。どうも私の栽培方法はまだまだなようで、こじれたり、腐ったりが目に付きます。まだまだ勉強が足りませんなー。
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- 2016/07/17(日) 22:48:46|
- ランポウ類
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去年の11月から12月にかけて
マミラリア・桃花白星を交配していました。
それから約8ヶ月。交配したことさえ忘れてしまいそうなほど時間が経過して、ようやく種が出来ているのを発見しました。
上の群生株のどこかに種が出来ています。どこだけわかりますか。正面中央の少し下あたり。ほんの少し茶色いのが見えますがこれが果実です。白星の果実は薄緑色をしていて、白い綿毛の中に隠れていて、ほとんど見えません。もう少し飛び出してくれればよくわかるのですが、ほとんどの場合見えるか見えないかというくらいの状態です。

この苗から採種した果実は3個でした。他の苗にもいくつか交配したはずなんですが、今のところ果実は発見できません。これらの苗は自家実生の桃花白星で、元は輸入種子からの実生苗で、そのまた子供も含まれています。それらの苗の中から一番花色が濃くて大きな花の物を掛け合わせています。おそらく今回取れる種を蒔けばよりきれいな桃花の白星が生まれるのではと期待しています。
幸い白星は成長が早く、接ぎ木しないでもうまくいけば実生後2年、悪くても3年で花を咲かせます。これなら品種改良もやり安いです。出来ることなら、来年はまた全く違う別の系統の苗との交配もしてみたいと思っているのですが。
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- 2016/07/16(土) 18:45:13|
- マミラリア
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アストロフィツム・般若の花です。写真がうまく撮れずお恥ずかしいです。天候の悪い日が続き、ストロボ撮影になっています。おまけに苗が大きくて動かすのが大変な物で、温室内でそのまま撮影しました。花が2個咲いていますが、前後に重なってしまっています。すみません。
この苗は45年以上前からの生き残り苗なのですが、5年ほど前までは背ばかり高くなって不安定で見た目もよくありませんでした。そこで、4-5年目に根元の部分で胴切りを敢行。背が大分低くなりました。それでも直径18cm、高さ20cmくらいのかなりの大きさです。下の方は老化現象のかさぶたも出来ています。でもここ2-3年で、少し成長してきたような感じです。これだけ大きくても、今まで花を見た記憶がありませんでした。今年はようやく花を付けました。黄色の花で結構大きいです。大きさは6cmくらいあるでしょう。2個のうち1個の花は咲き終わり、閉じかけています。昨日の雨で温室を見ることが出来ず、気付きませんでした。
般若の開花はかなり大きくなってからなんでしょうか。同じアストロフィツム属のサボテンはもっと小さな時から咲くのが多いです。品種によって色々なんですね。それともうちの苗だけが開花が遅かっただけかもしれませんが。
結局、胴切りしてから植え替えをしていません。来春は植え替えしてやらないといけませんね。でもこの大きさ、金鯱ほどではないですが、植え替えも結構大変そうです。来年の春は大苗の植え替えがいっぱいで、うまくできるかどうか、ちょっと不安になります。
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- 2016/07/15(金) 22:47:53|
- アストロフィツム
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梅雨ももう少しで明けそうなこの頃、うちの畑のトマトがもうする最盛期を迎えそうです。
今年は
中玉フルーツトマトのシンディーを20本くらい、
大玉トマトの麗夏を20本くらい、
サントリーのフルーツトマト、ルビーノを3本、
サントリーの濃い味トマトを2本、
デルモンテの大玉トマトを2本植えています。シンディーと麗夏は種を一袋買って、自家実生、サントリーとデルモンテは種苗やさんで苗を購入しました。
収穫時期は、サントリーのルビーノが一番早く、もう2週間ほど前から採れています。そして今はシンディーが最盛期を迎えてきています。上の写真はシンディーが房状になっているところ。一房に10-14個ほどなります。大きさは4-5cmくらい。ミニトマトよりは大きいですが、大玉よりはかなり小さいです。その分採れる数はたくさん収穫できます。

これはシンディーとルビーノトマトの比較。左がルビーノ、右がシンディーです。大きさはほぼ同じような感じ。ルビーノは細長い形をしています。シンディーは今まで3-4回植えていますのでその味はわかっているつもりです。かなり甘くて、味が濃いのが特徴です。今まで何種類か作ってきたトマトの中では一番ではないかと思っています。それに対してサントリーが本気を出して作ったというルビーノですが、その味はどうでしょう。食べ比べてみましたが、軍配はシンディーに上がります。サントリーも悪くはないですが、味の濃さ、濃厚なうまさでシンディーが上回りました。サントリーさんはいわばこの野菜苗では新参者。やっぱり、一朝一夕では思うようにはいかないのでしょう。サントリーさんの今後に期待しましょう。

これが今日の収穫です。シンディーがいっぱい、ルビーノが少し、麗夏の一番物が数個。1個形の悪い大きな実があります。これは麗夏です。麗夏の味は、シンディーには少し負けますが、なかなか良い味わいをしています。身割れが少ないのも有り難いです。湯むきしてトマトグラタンなどにも使っています。

もう一つ、モロヘイヤもたくさん採れてきたので、食べ方をご紹介しましょう。
うちでは苗の先端3節くらいをカットして、そのまま湯がいて食べます。スーパーなどでは長めの枝をカットして売られているようですので、その場合は先端のやわらかい所は茎共に使用し、下のほうは葉だけを使用します。それを1-2分湯がけばぬめりが出てきます。それをそのまま、3倍濃縮のだし醤油にわさびを溶いた物をかけていただきます。
また、湯がいた物を包丁でたたいて細かくし、長芋をすった物と併せてどんぶりとしていただいてもおいしいです。これにもお好みでわさび醤油をかけて味付けしてください。
モロヘイヤは大変栄養価が高く、夏ばて防止に最適です。むかし、エジプトの王様が元気がないときにモロヘイヤを食べて元気になったという話もどこかで聞きました。アフリカなどではモロヘイヤでスープを作ったりもするそうです。それも良いかもしれませんね。今年の我が家は、栄養豊富なモロヘイヤとトマト、アシタバでこの暑い夏を乗り切ろうと思っています。
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- 2016/07/12(火) 23:00:04|
- 野菜と花の栽培
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今年の夏野菜も色々収穫時期が来ています。その中で今年始めて作った変わった野菜もありますので、ちょっとご報告しておきます。
上の写真は、
オクラです。左の2本は普通の
緑のオクラ。右が今年始めて植えた
赤オクラです。変わった色してますねー。この赤オクラの木も全体に赤い色をしています。詳しいことはわかりませんが、ポリフェノールが多いとか。確かに赤い野菜はポリフェノールが多いものが多いと聞きます。この赤オクラ、熱湯で湯がくと赤い色が消えて、ほぼ白い色になります。赤い色が湯の中に溶け出すようです。家内が赤オクラと緑のオクラを一緒に湯がくと湯が濁って変な色になると言ってました。果たして白くなった赤オクラはポリフェノールを持っているのでしょうか。よくわかりません。ちなみに、食べてみると、味は緑も赤も余り変わらないように思いました。うちで育てている緑のオクラは、丸鞘オクラという品種。普通の品種よりもやや細めで、大きくなっても硬くなりにくいのが特徴です。これは良いですよ。

こちらはナスの新品種?。大きな丸形のナスで、
クリーミーという名前が付いていました。薄紫色でまん丸。直径は10cmくらい。火を通すと柔らかくなり、クリーミーな味わいだそうです。まだ食べていないので実際の食感がわかりません。水ナスの一種かなと思われます。今食べ方を調べているところです。どうやったらおいしく頂けるかなー。

こちらは
ミョウガ。うちではずーと前に亡くなった母親が植えていたミョウガがあって、かなり広がっています。いつも梅雨の終わり頃に花芽を出します。ミョウガは花芽を頂く物です。結構たくさん収穫できるので、知り合いなどにあげたりしながら消費しています。私自身はこのミョウガの独特の香りが苦手なので、生では食べられません。甘酢漬けにすれば臭いも押さえられて、おいしくいただけます。ミョウガは好き嫌いが分かれますね。
このほか、トマトももうすぐ最盛期になりそうです。サボテンとは離れますが、また載せたいと思います。見てやってください。
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- 2016/07/11(月) 22:39:04|
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久しぶりに我が家の
金鯱君に蕾が出てきました。
この苗は3年前に始めて花を付けて、それからまた一休みの状態でした。わたしの若い頃からいる苗で、もう45年以上経っているでしょう。大きさは28cmくらい。金鯱で30cm以下の大きさで花を付けることは珍しいと聞きます。確かにそうなのでしょうが、普通、順調に育っていれば、45年も経てば40-50cmになっていても不思議ではありません。年月の割に成長が遅めなので、これくらいの大きさで花を付けたのでしょう。成長点には金色の綿毛が盛り上がってきて、花はその中から現れてきます。

成長点に綿毛が余り出ていない苗は、大きくても花は咲くことが少ないみたいです。この苗、蕾が1個と、近くに白く綿毛が盛り上がってきているところがあります。ここにも花が咲くはずです。金鯱の花は余りぱっと広がることはなく、少し開いたかなと思ったら、またすぐに閉じてしまうような、少し地味な花です。通常自然に自家受精します。種は自家受精で取れるので、交配しなくても大丈夫です。

こちらは上の苗よりも大きい、斑入りの
金鯱錦です。うちでは一番大きく、今で31cmくらい。4年前、3年前に花を付けたのですが、それからまた開花なしの状態になっています。成長は少しずつしているようで、直径は少し大きくなっています。でも花はお休み状態。植え替えをしてやればいいとは思うのですが、何しろ大きくて思いので二の足を踏んでいます。前の植え替えは確か4年前だったかと。今年はもう時期的に遅いので、何とか来年がんばって植え替えしてやらないといけないと思っているのですが・・・・・。
サボテン自身の重さと、陶器の尺鉢、培養土。それらを合わせると20kgくらいになるでしょう。腰に不安のある私にとってはなかなかつらい作業になります。この刺はきれいではありますが、重くなってくると刺さったときが大変です。布団やクッションなどで巻いて作業するとしても、下手をすると棘が刺さってけがをするなんて事もあり得ます。植え替えをするときには鉢はもう一回り大きくしないといけなくなるでしょう。そうすると、また重さはもっと重くなってしまいます。大変です。
来年の春までに腰の状態をもう少し良くなるように養生しておくことにしましょう。
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- 2016/07/10(日) 23:09:05|
- エキノカクタス
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2年前の春にエピテランサの3種の苗を胴切りして群生株作りを始めました。
上の写真が2年前の秋2014年9月29日の写真です。左が
月世界、上が
かぐや姫、右が
小人の帽子です。2年前の時点ではそれぞれにそれほど大きな違いはありませんでした。胴切りから4ヶ月くらいで、3種類とも子吹きを始めています。

そして約2年後、今年7月はじめの写真です。苗は途中の植え替えで場所が入れ替わっています。左が小人の帽子、右が月世界です。大きさにはそれぞれ大きな差が付いてしまいました。小人の帽子はよく成長して立派な群生株になっています。もうそろそろ寄せ植えから独り立ちする時期です。結構白くてきれいでしょ。
小人の帽子は真っ白できれいですが、4頭だけの群生でちょっと物足りない感じ。成長もかなり遅いです。植え替えすればもう少し大きくなるかなというところ。成長が遅いのは小人の帽子が遅いというよりも、この苗自身の根張りがよろしくないのかもしれません。今度来年から肥料を変えてみようかと思っています。この件につきましたはいずれ載せたいと思います。
右の月世界は成長不良のようです。2年間でほんの少ししか大きくなっていません。子供はかなり出ているのでこれでうまく成長すれば良い群生株が出来そうですが、いかんせん成長しません。これも根張りがよくなさそう。秋になったら植え替えして、新しい肥料でやってみましょう。
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- 2016/07/09(土) 22:36:38|
- エピテランサ
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今年の春先、キリンウチワ接ぎだった
ヘキラン錦を接ぎ下ろししました。それから3ヶ月、どうやらうまく根が出て成長を始めたようです。この3本は幸いにも台木を残さず穂の下の方で切断して挿し木した物。うまく根が出てしまえば正木苗と変わらなくなります。

今、花の咲いている苗は一番大きめで約8cm。一番成長の良かった苗です。接ぎ木した接合部分から少し上の方に伸びていたので、穂の下の部分で切り取ることが出来ました。これが台木部分が穂の中にめり込むような状態だと、台木を取り去ることが出来ず、結局は台木付きで降ろすようになります。その辺は苗の性質による場合が多いです。太平丸などは台木がめり込むタイプで、台木を全て取り去ることが出来ないことが多いです。それに穂からの根も出にくいです。だから結局接ぎ下ろしの成功率は、うちではランポー系が一番良いです。
それと、3年前の実生接ぎでは、エキノセレウスも接ぎ下ろしがしやすそうです。元々背が高くなるものが多いので、穂だけを切り取ることが容易なのもその要因です。今度、エキノセレウスの接ぎ下ろし苗もご紹介しましょう。
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- 2016/07/08(金) 22:38:45|
- ランポウ類
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2年ほど前、
キリンウチワ接ぎのスーパー兜の苗を2本用意して、片方をプラスチックコップを利用した水耕栽培にし、もう一方を普通の培養土に植えて成長を比較した実験をしました。その結果、うまく育てば、水耕栽培の方がやや成長が良いという結果が出ました。
元々キリンウチワが水分を好む性質があるための結果かと思いますが、サボテンでも一部の品種は水耕栽培が可能という結論を得ました。その時に使用したスーパー兜が今日ご紹介する2本の苗です。その2本の苗は去年接ぎ下ろしをして、今は見た目は正木と変わらない姿になっています。
上の写真はきれいに子吹きをした群生株になっています。子供を合わせた寸法は9cmくらい。結構大きくなりました。兜丸系は普通は子吹きすることはほとんどなく、接ぎ木したときにだけ子吹きする場合があります。でもこういう群生株の姿は珍しいと思います。これで台木が付いていなければ最高なんですが。この先いつまでこの姿を維持できるかが問題です。

こちらは子吹きせずに大きくなった苗です。スーパー兜として結構いい白点だと思います。ふっくらした稜線がなかなか良い味わいです。これで今5cmくらい。2本共にまだ花を咲かせていません。両方共に元気そうに見えます。おそらく2-3cm付けている台木から根が出て育っている物と思われます。挿し木した当初は余り元気がないように見えましたが、今は両方共に元気そうです。
このまま元気に育ってくれれば、接ぎ木苗であっても何ら問題ないわけですが、台木の寿命があるのかないのか、それは今のところわかりません。何とか元気に育ってくれることを祈りながら、経過の観察を続けます。
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- 2016/07/07(木) 23:01:28|
- 兜丸類
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今年もまた蒸し暑い梅雨時から、梅雨の合間の晴天。こんな時は暑さで調子が悪くなる多肉が出てきます。去年も、夏前に
オロスタキスの斑入り種、富士が枯れそうになりました。今年も気をつけなければと思ってはいたのですが、先日の蒸し暑いときに異変を発見。急遽、温室内から戸外へ非難させました。
上の写真は富士の胴切りした下の部分。子が4個ほど出ていて、大きくなるのを楽しみにしていました。それが気付いたときにはほとんど枯れたような状態に。さわってみるとぶよぶよです。出てきた子の方はもうだめのようです。本体の方は根が生きていれば再生の可能性はあるのでそのまま残しておくことにしました。
このときの温室内の温度は日陰で36度くらい。やっぱりオロスタキスは高温に弱そうです。

こちらは、先ほどの苗の切り取った上の部分。これも下葉が枯れてきています。でも何とか上の方は大丈夫そうです。もう少し気付くのが遅かったら、全部だめになったかもしれません。去年も地上部はほとんど枯れてしまったような状態でしたが、春に復活してきました。根が生きていれば再生してくれるかもしれません。元々この原種、イワレンゲは日本に自生していた品種と聞きます。冬は寒さで地上部が枯れても春になればまた芽を出すような植物なのかなと思います。

こちらは今年入手したばかりの
黄斑入りの金星。まだか弱い小苗なので心配しましたが、下葉が少し枯れただけで何とか無事でした。このまま来春まで我慢して育てられれば良いんですが。

ほかに、暑さに弱そうな、
コノフィツム・中納言も一緒に非難させました。避難場所は母屋の北側の軒先です。ほとんど直射日光が当たらず、比較的涼しい場所です。この場所でも、外気温が35度になれば、結局は温室内と余り変わりなくなりそうですが、同じ時の温室内はそれよりも5-10度ほど高くなりますので、やっぱり外の方が安心です。うまくこの夏が乗り切れますように・・・・。
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- 2016/07/06(水) 22:59:22|
- ベンケイソウ科
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アエオニウム・夕映えです。
これは確か頂き物。斑入り好きの私にと、プレゼントしていただきました。斑の色がはっきりしませんが、赤で縁取りされた葉がきれいです。一般的に、斑の色は、成長期にははっきりせず、休眠期になるとはっきりしてくる様です。これはサボテンや多肉に限らず、観葉植物でも同じようです。
先日下の方に出ていた子をはずして挿し木しました。子供が出来やすい品種は繁殖が容易です。でもその分、普及されるのが早く、価格も下がり気味になるみたいですが。繁殖が難しい品種は、余り魅力にない物でも高額で取引されることも多々あります。どうせ趣味でやるなら、価格は二の次にして綺麗な魅力のある物を集めたいと思うのですが。でもやっぱり、ヤフオクなどで高額で取引されている物を見ると触手が伸びてしまいそうになります。だめですねー。
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- 2016/07/05(火) 22:49:02|
- ベンケイソウ科
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昨日載せました黒刺太平丸と、同じプランター内で育てている
ヘキラン錦です。温室外の窓辺で約1年間育てていました。
これもキリンウチワ接ぎの苗に出てきていた子をはずして接いだ苗です。2cmくらいの苗が1年で5cmくらいになりました。この苗はきれいに育っています。今成長期で斑の部分が緑っぽくなっているため、斑柄がよくわかりません。斑入り苗は勢いよく生長しているときは、斑の部分も緑色になって、斑の部分が見分けが付きにくくなることが多いです。

こちらも同じ時の接ぎ木苗です。こちらは一部が茶色くなっています。ちょうど今年の初め頃の寒波の頃の変色のようなので、寒さの影響としておきましょう。こちらは斑の部分が増えてきて、黄色一色になりそうです。このままでは面白くないので、芯止めをして子吹きさせてやろうか思案中です。緑の部分から子が出たら、良い斑柄の苗になることも有りです。せっかく蕾が出来ていますので、それが咲いてからにするかな・・・・。
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- 2016/07/04(月) 22:37:30|
- ランポウ類
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去年、台木用の袖ヶ浦をプランターに寄せ植えし、それを戸外で試験的に1年間育てました。今までサボテンを温室以外で育てたことはほとんどなくて、温室以外で育てるとどうなるかはよくわかりませんでした。去年の春の時点では、私の温室はほぼいっぱいの状態で、プランターを置く場所がなかったというのがその本当の理由なのですが、良い機会なので試しにとやってみました。
その袖ヶ浦には、去年の春接ぎ木の穂としてあった、太平丸、ヘキラン錦、緋牡丹錦などを接いでいました。それらの穂の成長具合で戸外栽培の良否がわかると思えたからです。

上の2枚の写真はいずれも、
黒刺太平丸です。確か、キリンウチワに実生接ぎした苗に出ていた子を切り取って接いだ物です。2本は同じ親からでた子で、兄弟です。黒くて太い刺が出てきて、なかなか良い味わいです。これだけ真っ黒な刺なら、赤刺の魅力にも蒔けないと思います。去年2cm前後の子を接いで今4cmくらいですので、まずまずでしょうか。
刺は良いのですが、疣の周辺が茶色く変色しています。どうもこれは何か病気のように思えます。同じプランター内の、袖ヶ浦の成長点付近も同じように茶色くなっていました。これは、今年の冬から春先頃に生じた物で、ひょっとすると、寒さのせいかもしれません。今年の冬はかなり冷え込んで、戸外で-7度くらいまで下がっていました。その最低気温の時は、このプランターは我が家の仕事場の窓辺に置いていて加温などなしで、おそらく-3度くらいまで下がっていた物と思われます。枯れはしなかった物のその後遺症として残ったのかもしれません。
このプランターは5月に温室内を整理して取り込み、それからは変色もなく順調に育っています。まあ、一応戸外栽培でもある程度はいけると感じましたが、やっぱり温室内の方が安心です。特に雨風には直接遭わせない方がきれいな外観を維持するためには良いと思います。特にこれだけ長雨がつづくときに戸外で雨にさらされていては、根腐れや、カビの発生が考えられます。これからは温室内でうまく育てることを考えていく事にしましょう。
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- 2016/07/03(日) 22:13:03|
- エキノカクタス
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今日は前にご紹介した苗で2回目、3回目の開花の写真を載せようと思います。サボテンは種類にもよりますが、元気なら1年に2-3回花を開くこともよくあります。今日ご紹介する苗も元気いっぱいで何度も花を咲かせてくれています。
上の写真は
ロビビア・紫野です。これでおそらく3回目の開花です。7個同時開花となりました。いつ見てもきれいな花です。苗自身はそれほど大きくなくて、直径4.5cmくらい、高さ10cmくらい。でも花は結構大きいです。苗の勢いがあればほんとにたくさん咲いてくれます。お奨め品種です。
エキノカクタス・雷帝です。詳しくは太平丸の変種として扱われています。刺も良くて、花もきれい。今回は2個同時に開花しました。これも今年3度目の開花です。いつもよりもよく咲いています。

こちらは
ロビオプシスの交配種の苗です。これも2回目の開花。前回よりも少し色が濃いです。花の直径8cmくらい。花の色も好きです。サボテンの花はやっぱり赤系がきれいですね。
今年は結構たくさん花が咲きました。でももうそろそろ花も一段落。後残っているのは夏型のコリファンタくらいかな。また象牙丸の花もご紹介できそうです。
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- 2016/07/02(土) 22:43:03|
- ロビオプシス
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去年の実生苗です。上が
紅葉ヘキラン、下が
兜錦です。
紅葉ヘキランは、片親が紅葉の性質を持っていて、結構現れます。このグループは斑の入っていない緑の部分が色付くタイプ。結構いい色が出ている苗があります。この色合いも大きくなってくると消えていって、ほとんど緑一色になることもあります。いまだにこの色の変化が何によって起こるのか、いつ現れ、いつ消えるのかよくわかりません。
どうかこの色合いが大きくなっても変わらず出てくれることを祈りましょう。
下の部分は兜錦です。でも成長障害らしきのが出てどうもうまく育ちません。斑入り苗は性質が弱いのでこじれがちですが、元々私の所では兜系はうまく育ちません。接ぎ木すれば大丈夫ですが、出来ることなら接ぎ木せずに大きくしたいと思って育てているのですが、うまくいきません。同じ鉢に植えてもランポー系だけがうまく育ちます。
この鉢の土ですが、実生用に使用している、鹿沼土の微粒というのを混ぜてみました。鹿沼土は軽いので灌水の度に流れてしまいます。実生用で越水にしていれば問題ないですが、乾燥すると流れやすくなってこういうところに使うには適しないようです。赤玉土の微粒が、芝の芽土として売られていますので、そちらを使う方が良さそうです。
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- 2016/07/01(金) 22:57:39|
- ランポウ類
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