
そろそろ秋の気配が感じられるこの頃です。3-4日前から急に涼しくなり、朝夕はエアコンもいらなくなってきました。
そんな時期、真夏の暑い時期からずーと元気に成長してい苗があります。それが我が家の白星君です。正確にはピンク花の
桃花白星なのですが、我が家で種を取って実生した愛着のある苗です。
我が家には、元々あった白星の苗に、輸入種子を実生した桃花白星、そしてその実生苗同志を交配して種を取って実生した第2世代の桃花白星が入り乱れています。実生した子供が全て育てばすぐに何十本という数になってしまいます。実際には全てが育つわけではないので、その数分の1位の数のなるのですが、白星は丈夫で成長も早いのでうまく育つ確率は高いです。
上の写真は我が家で一番大きめの苗。直径13cmくらい。輸入種子の実生苗で、桃花白星ですが、花色はピンクが少し薄めでした。それでも形よく育って、良い具合に群生しています。大型種なので、一粒一粒がかなり大きめです。花も大きめ。直径2cmくらいありました。もう2-3ヶ月もすれば花をつけてくると思います。楽しみに待っていましょう。

こちらは第2世代の桃花白星です。今年の春には花をまだ咲かせていません。と言うことは今年の秋から冬にかけてが初めての開花。どんな花が咲くのか楽しみです。今旺盛に成長していて、白毛よりも肌の緑の方が目立ちます。今年の春に植え替えしたときには鉢の直径よりもかなり小さめだったのですが、今では鉢の直径よりも大きくなってきました。ちなみに鉢の直径は2.5寸(7.5cm)です。

こちらも同じ第二世代の苗。同じように成長旺盛で、肌の緑が目立ちます。7cmくらいになっても子は少しで始めたくらい。かなり大型の性質を持っています。普通の白星は2-3cmくらいの粒のものが多いですが、うちのは全体的に大型です。と言うことはかなり大株になると言うことでしょうか。将来を楽しみにしていましょう。
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- 2016/08/31(水) 23:10:11|
- マミラリア
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少し前の写真です。
今年2回目の
月下美人の花咲きました。今回は1輪だけ。やっぱりきれいです。鼻を近づけてみると甘い香りがします。去年までは苗も小さめだったので室内に持ち込んで写真を取っていましたが、今年はちょっと大きくなりすぎて室内には持ち込めませんでした。室内ならこの香りがもっと立ちこめていることでしょう。
この苗、3年前に頂いた物ですが、その頃は50cmくらいの中苗でした。それが今は高さ1m近くなって、枝は3倍くらいに増えています。今年の春に植え替えしてからの成長は目を見張る物があります。

前にも書いたかもしれませんが、この苗の挿し木した子供が3鉢あります。大きさは高さ15cm-25cm位。12cm鉢です。今旺盛に成長しています。うまく育てれば2年後にはこんな立派な花が咲くことでしょう。どなたかサボテン、多肉の余剰苗とトレードしませんか。もし応募がない場合はヤフオクにでも出そうかなんて思っています。ぜひどうぞ。
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- 2016/08/30(火) 22:43:50|
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昨日の苗は白点が濃い恩塚ランポーでしたが、今日のは普通の白点の
三角ランポーです。
この3本、元は全部三角でしたが、1本は四角に変わってきました。白点は皆同じようなごく普通のランポーの姿です。
ずーと昔、わたしの若い頃、40年以上前から三角ランポーというのは存在しました。その当時はかなり稀少で、三角ランポーというとかなり高価で取引されていました。うちにも40年前からの生き残りの三角ランポーが1本ありますが、歪んでみすぼらしいのでブログにも載せず、養生させている状態です。それでも購入当時はかなり高価だったと記憶しています。価格はあまりに昔のため忘れましたが、私の当時購入したサボテンの中では、一番高価だったように思います。
いまや、三角ランポーはそれほど珍しくなく、かんたんに入手できますが、その形のおもしろさから私は好きです。いずれ大きくなると増稜してくるのかもしれませんが、それはそれで自然に任せてその形のおもしろさを楽しめば良いのさ・・・・なんて思います。
3-4年前の実生苗は、兜系、ランポー系、太平丸系、マミラリアのいくつか、色々やりましたが、今元気にしているのはマミラリアと、ランポー系くらい。他のはうまく育たずに腐ったり、こじれたりしてるのがほとんどです。やっぱり、私にはランポー系やマミラリアなどがあっているのでしょうかね。ただ栽培技術が未熟なだけかもしれませんが・・・・。
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- 2016/08/29(月) 22:19:31|
- ランポウ類
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先日、初めて花が咲いたことを載せました、
恩塚ランポー玉の3本植えです。
上の三角の苗に今年初めて花が咲きました。下の四角恩塚2本にはまだ花は咲いていません。大きさは4-5cm。ランポー系の苗の中では開花は早いほうでしょう。花のある時期にはよくわからないですが、花のない時期には白点の白さがはっきりしてきます。最初、小さめの時には白点がまばらな時期もありましたが、最近白さが目立ってきました。恩塚ランポーは白さが魅力のサボテンです。白いことは良いことです。

それにしても、この三角恩塚も身割れが目立ちます。1カ所だけでなく、何カ所も、何度も割れてきます。よく見ると隣の4角ヘキランも少し割れ目があります。元々はランポー系は5角が標準。稜数が少ないと表面積不足になるのでしょう。一説によると、最終的に大苗、老苗になるとランポー系は全て7稜くらいになると聞きます。元来こういう稜数の少ないのには無理があるのかもしれません。
それでも、やっぱり三角のランポー系の苗はそのおもしろさ、希少性で魅力があります。せっかくなので出来るところまで三角でがんばってもらいましょうか。
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- 2016/08/28(日) 23:08:55|
- ランポウ類
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4日前にも書きましたが、3-4年前に自家実生したランポー系の実生苗がだいぶ大きくなってきて、そろそろそれぞれの個性が出始めてきました。実生の種親になった苗は、三角恩塚ランポーの接ぎ木苗、ヘキラン錦、ランポー玉、三角ヘキラン、斑入りの性質を持った、亀甲恩塚ランポーなどです。それらを花の咲いているときに応じていろんな組み合わせで交配して種を取っていました。
今残っているのが正確にどの親の子供なのかははっきりしなくなっていますが、それなりに味のある姿になっているものが多いです。ただ、斑入りをねらって、斑入り苗の親で実生して、斑の入っていない苗は、平凡なヘキランになっているのも数多くあります。
上の写真の苗は
四角ヘキラン、四角恩塚ランポー、三角恩塚ランポー(錦)です。三角のは増稜中で、なおかつ胴割れがかなり出来ています。三角ランポー系はどうも胴割れしやすく、私の実生した苗では大半が割れてきています。どうしても稜数が少ないと表面積不足になるのでしょう、割れてしまいます。

右下の身割れしている苗ですが、斑入りです。でも白点が濃くて斑がほとんど見えません。試しに水に濡らしてみると斑が出てきました。結構いい斑柄なのですが目立たなくて惜しい。やっぱり斑を楽しむなら白点のないヘキランの方がいいですね。今接ぎ木苗で斑入りのヘキランが大分大きくなってきました。今度はこの辺を交配して実生を楽しもうと思います。
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- 2016/08/27(土) 22:38:43|
- ランポウ類
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一昨年、
アストロフツム・白兜の中苗を入手しました。その後一度種を取ったためか、側面の少し下部分にくびれが出来、心配していましたが、最近確認してみると、くびれが取れて丸く戻ってきていました。これが正常な状態。ちょっと一安心です。
どうも、サボテンは種を作らせると種の方に養分を取られて、苗の元気さが衰え、くびれが出たり、弱ったりしやすいようです。この苗も一年間種を取らなかったので、元気を回復してくれたようです。今後は接ぎ木苗の方に種を取らせて、実生苗の方には花粉を提供するだけにしてやろうと思います。ただでさえ育てにくい兜系の苗です。うちの温室では兜丸系の苗はどうもうまく育ちません。他の栽培家さん達は上手に育てられている方も多いようで、そのこつをお教えいただきたいほどです。

これがこの苗の2年前に入手したときの写真です。横を向いていますが、少しは大きくなっているのがわかります。疣の数が増えていますね。今で直径は8cmくらい。ようやく中苗の上という所でしょうか。このままうまく育ってくれますように。
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- 2016/08/26(金) 22:19:17|
- 兜丸類
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マミラリアの美花種、 エルナンデシーです。
以前入手して育てていましたが、どういう訳か腐ってしまって、今年の春に買い直しました。入手当時は2.5cmくらいの小苗でしたが、順調に育って大きいので4cmくらいになりました。最初は隣の苗との間がかなり空いていましたが、今はくっつきそうです。春の成長期には2週間もすると、太陽光のはいる方向を向いて傾いていました。そのたびに鉢を回して反対方向を向けていました。これを屈光性と言います。太陽光が好きでその方向を向く性質です。そのままにしておくと傾いた苗が出来てしまいます。屈光性が強く出るということは元気に成長している証拠でもあります。最近の暑さで少し成長は止まり気味。屈光性も少なくなりました。まだ半年ほどですが、植え替えした方がいいのかもしれません。
エルナンデシーの花は早春の2月頃。今年は結局間に合わず見れませんでした。来年はぜひみたい物です。それにはこれからの管理が重要です。やっぱり植え替えしてやる方が結果は良さそうです。早速今週末頃にやってみましょう。
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- 2016/08/24(水) 22:44:46|
- マミラリア
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3-4年前に育てていた
ヘキラン錦や、恩塚三角ランポー、三角ヘキラン、などを交配して種を取り、たくさん実生を行いました。その中で、接ぎ木した成長の早めの物はかなり前から花が咲き出して、私のブログでもご紹介しました。
今日ご紹介するのは、その頃実生した苗で、正木として育てている苗です。斑入り苗は成長が遅かったり、性質が弱いこともあり、接ぎ木したものが多かったのですが、結構たくさん斑入りの苗が生まれたこともあって、正木で育てていた物も大分残っています。
上の写真の4苗はいずれも斑入り苗ですが。右の2本は一昨年のワタムシ被害で成長点に傷が出来てしまっています。ワタムシは成長点付近に巣くい、そこから毒素を出して成長を止めてしまうようです。バッタのようにただ食べるだけならすぐに回復しますが、ワタムシの害はなかなか回復しません。この2本は何とか回復してきて傷口が外の方に回ってきています。この傷が体の下に回るまでにはかなりの年月がかかりそうですが。

花の咲いている苗は幸いにもワタムシ被害が出ていません。今5.5cmくらいになって初めての花が咲きました。かわいい花です。
斑柄はかなりの地味柄ですが、成長点付近には新しい斑も出てきていますので、将来性はまずまずです。
私の所ではランポー系は斑入りでも結構よく育ちます。自家実生のランポー系の苗は4-6cmくらいになった物も結構あります。それに比べて、兜系はうまく育ちません。3-4年前にたくさん実生して50本以上生まれていた兜錦はほとんどが枯れたりこじれたりで、今残っているのはほんの数本程度です。どうしたらうまく育てられるか思案しています。ニームを使い出してから、害虫の被害はほとんどなくなったように思います。でもそれはここ半年くらいのこと。それ以前に受けたワタムシ被害などはまだ回復せずに残っている物もあります。次は肥料についても思案中。またご報告します。
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- 2016/08/23(火) 22:57:05|
- ランポウ類
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先日、サボテン屋さんの即売会で、以前から気になっていた、
アズテキウム・紅籠を入手。今日花を咲かせました。
紅籠は花籠の赤花変種とか。メキシコ産で、かなり稀少で成長の遅い品種だとか。この苗は竜神木の接ぎ木で1.5cmほどの小さな苗です。こんなに小さくても立派に花を咲かせています。元々かなりの小型種なんでしょう。
体の表面はでこぼこ模様があってほんと特有の姿。先端にかさかさとした刺があり、成長点付近に花を付けます。花籠の花は薄いピンク、紅籠の花は濃いピンクです。かわいいもんですね。結構花はよく咲かせるようなので、もう一本入手して種を取るのも良いかなと思っています。まだこれから捜して今年の交配に間に合うかな・・・・。
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- 2016/08/21(日) 22:30:50|
- その他
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1年半ほど前、
マミラリア・ルエッティーの小苗を3本入手しました。最初は3株共に2cmくらいの小苗でした。
その3本のうちの1本を途中から切り取り、袖ヶ浦に接ぎ木しました。その頃、2015年6月20日の写真が上の写真です。1本は根元だけ残っていて、その他の2本はまずまず元気そうです。

そしてその鉢は、一度植え替えしていますが、同じ鉢に植え直しています。残っていた2本のうち1本は枯れ果て、胴切りしていた苗には子が出てきて4頭立ての群生株になりました。こうやって2枚の写真を比較してみるとそのサイズの違いや、成長の仕方がよくわかります。
以前はルエッティーというと、育てにくくて成長の遅い品種というイメージでしたが、うまく育てれば正木でもそこそこ成長も早めで、育つらしいことがわかってきました。ただし、何かの拍子に根腐れを起こしたり、根が大丈夫でも胴の部分から腐ったりすることもあるようなのでやっぱり気をつけた方がよいのは確かです。
これから寒くなってくると、茶色くなって縮んできますが、これはこれで正常な変化なので大丈夫です。以前は枯れてしまったのかと心配になって掘り起こしたりしたこともありますが、冬場に根を傷めるとそれが元で枯れたりすることもあるので、要注意です。
この残った2苗は、今年結局花を付けていません。この調子で育ってくれれば来年花を見られるのではと期待しているのですが、どうでしょう。
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- 2016/08/19(金) 22:56:02|
- マミラリア
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ギムノカリウム・緋牡丹錦の正木苗です。
うちでは一番斑柄が良くてお気に入りの苗なのですが、最近ちょっと困ったことに・・・。
上の写真ではよくわかりませんが・・・・・。

こんな風にちょっと横を向いて歪んできました。どうも斑入り苗はたまにこういうのが出ることがあります。斑の部分が片方によっている場合など、緑の部分と斑の部分とでは成長の仕方が違うためかなと思います。余り歪むと鑑賞価値が下がります。どうにか元に戻す方法はない物でしょうか。人間の歯の矯正のように何かで押さえるとか・・・・。ただサボテンが傾いているだけなら支柱などで矯正は出来ますが。歪むのはやっぱり難しいかなー・・・・。
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- 2016/08/18(木) 22:19:24|
- ギムノカリウム
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今年の春入手した
マミラリア・白珠丸が、こんな真夏に花を咲かせています。
白系マミラリアのほとんどの品種は秋から冬にかけて花を付けます。この白珠丸という品種は開花時期が異なるのでしょうか。私はこの白珠丸はこの苗が始めて育てる苗なので、よくわかりません。でもこの花の形からすると、翁玉や希望丸に近い系統に見えます。と言うことは、やっぱり晩秋頃からが開花のはず。ちょっと時季外れです。

でもきれいですね。真っ白な刺座部分の谷から濃いピンクの花を咲かせて、非常に鮮やかです。この白珠丸は中刺の先端こそ少し茶色味がかっていますが、刺座と縁棘などは真っ白できれいです。
そういえば、7月の末に温室にエアコンを設置しました。それまでは昼間は換気しても温室内は40度近くになり、朝夕も30度近い日が続いていました。それがエアコンを設置した後、昼間で5-6度、朝夕は7-8度くらい温室内の温度は下がっています。ひょっとすると、この温度変化が秋の到来だと勘違いさせたのかもしれません。それならまあ合点がいきます。
これから秋になってくると、もっと花を咲かせるのか、それともこれで花は終わってしまうのか気をつけてみていましょう。
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- 2016/08/17(水) 22:23:38|
- マミラリア
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3週間ほど前、2輪開いた我が家の月下美人ですが、もう花は終わりと思っていたところ、もう1個蕾が出てきました。
月下美人を育て始めて3年。2度目の花は初めての経験です。

最初蕾の小さな時は蕾は下向きにぶら下がっていますが、だんだん大きくなって、蕾がふくらんでくると少しずつ先端を持ち上げてきます。そして開花の時にはほぼ真横に向くような格好になります。この蕾は葉の先端付近に着いていますので、蕾の重さで下に垂れ下がっています。もう少し葉の根元をしっかり縛ってやらないといけません。
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- 2016/08/16(火) 23:04:55|
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先日、花が咲いた写真を載せました、
ヘキラン錦の接ぎ木を胴切りしました。
上の写真の苗です。きれいに花を咲かせていますが、上の方は全斑状態で、ほとんど緑の部分がありません。やっぱり斑入り苗というのは緑の部分と黄色の部分が適度に入り交じっているのがよろしい。この苗、下の方は緑の部分も結構多かったのですが、だんだん緑の部分がなくなってしまっていました。

そこで、ちょうど緑の部分が残っている部分で胴切り。この部分から出る子に期待することにしました。こういう子供は、緑の部分と斑の部分が入り交じった部分からは良い斑入り苗が生まれることが多いです。ヘキランの子供は刺座部分から出てくるので、その刺座部分の斑柄で出てくる子供の斑柄が決まります。
でもこの部分の刺座はかなり退化しているように見えますのでうまく子が出てくれるかどうか、わかりません。それにしても、切り口の緑の部分と斑の部分の模様、結構複雑なんですね。内部に緑の層があり、それが体表に出てくると緑になり、出ないと黄色の斑になるようです。微妙な物ですね。
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- 2016/08/15(月) 21:46:40|
- ランポウ類
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1ヶ月ほど前から咲き出していた
エキノカクタス・金鯱の花ですが、なかなか日中の花の開いているときに写真が撮れず、やきもきしていました。最近何かしら仕事が忙しかったり、所用が多かったりと、昼間はばたばたしていました。金鯱の花は朝方10時頃から開いて、夕方4時頃には閉じてしまいます。花は2-3日咲くようですが、昼間に時間が取れないと花が開いているときの写真は撮れません。
そして先日、ようやく花が開いているときの写真が撮れました。花は4個目で、一度に1個ずつの開花となっています。もっと大きな50cm以上の苗ならたくさん一度に咲くのでしょうが、うちの苗はまだ30cm弱の大きさ。これでも開花球としては、かなり小さな方でしょう。
花は黄色で、半分頂部の綿毛に覆われた中に埋もれたような格好です。花びらの外周部だけが茶色くなっていてこの部分は硬めの繊維質のがくのような印象です。

金鯱の花は通常直径30-40cmくらいから咲き始めるといいます。うちの苗はまだ30cm弱ですが、年数は40年以上経っているので寸法的には小さめながら、充分開花球に達しているということでしょう。大きくても頂部に綿毛を持っていない苗はまだ花が咲かないということでしょう。
咲き終わった花殻が3個ありますので、ちょっと引っ張ってみました。金鯱の花は自家受精するので、充分熟してくれば引っ張って取ることが出来ます。ちょっと引っ張ってみましたが、まだ種は熟していないようで、取れませんでした。花殻はかさかさのドライフラワーのような感じ。その根元に種は出来ます。
3-4年前にうちで一番大きな金鯱錦の花が咲いてその種を蒔きました。斑入り苗を期待したのですが、斑入り苗はゼロでした。その後斑入り苗の方は花を付けず、この斑なしの苗の方だけが咲いています。来年こそは斑入り苗の方の花に期待しているのですが、それには植え替えをしないといけないようです。直径30cm越えの金鯱を植え替えするのは大変です。でも何とか来年の春には植え替えしないといけません。ひとりでは難しそうなので、このときだけ家内に手伝ってもらおうかと思っています。普段は出来るだけ自分一人でやろうと決めているのですが、これだけの大きさになるとやっぱり一人では厳しいです。腰痛持ちなもので。年を取ってくると大きくて重い苗の植え替えが厳しくなってきますね。年には勝てません。
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- 2016/08/13(土) 22:07:45|
- 未分類
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我が家の40年前からの老株、
ノトカクタス・金晃丸に花が咲きました。
わたしの若い頃から生き続けている老株ですが、今までほとんど花を付けませんでした。去年ようやく一輪だけ咲かせましたが、おそらくそれが初めてだったと記憶しています。
40年経って、広がり20cm、高さ25cmくらいの群生株になっています。金晃丸は子吹きしやすく、すぐに群生してどんどん子供が増えます。それ故、主頭の大きさが余り大きくならず、小さな子供ばかりのために花が咲きにくいのかもしれません。群生株の場合、いくら株全体が大きくても、一頭一頭がある程度の大きさにならないと花を付けないようです。
それにしてもこの花、花びら、雌しべ、雄しべとも全部真っ黄色です。それにこの雌しべ、なんと変な格好をしているのでしょうか。うねりまくっています。
この苗もかなり長く植え替えをさぼってしまっています。株全体ではかなりの大きさのため、植え替えをためらっている状態です。大苗を植え替えるのは結構大変。革手袋をはかないといけないし、夏場はそれだけで暑苦しいです。やっぱり植え替えなら春先かな。
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- 2016/08/12(金) 22:46:42|
- ノトカクタス
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フェロカクタス・刺なし王冠竜です。
この苗直径12cmほどですが、わたしの若い頃から我が家にいる老株です。実はこの苗には台木が付いていまして、接ぎ下ろし苗ということです。わたしが若い頃に入手したときにはもう接ぎ木の状態でした。それから約45年腐ることもなく生き続けています。しかし余り大きくはならず、12cmくらいでもうこれ以上はサイズ的には大きくなりそうにありません。下の方には老化現象による茶幕が出来てきています。若返りのために新しい苗を得る必要性を感じています。
元々原種の王冠竜は15-20cmくらいになるとされています。うちの苗は15-16cmくらいのが2本ありますが、こちらは多少まだ大きくなる余地がありそうです。この刺なし王冠竜は、我が家の苗だけが小型種なのか、または全体的に小型の性質を持っているのかはわかりません。この姿形、好きなので何とか実生苗から育ててみたいと数年前から種を取って実生をしています。しかし、生まれてくる子は全部刺有りタイプばかりで、刺なしは生まれませんでした。
前回取った種は、刺有りの方を種親とし刺なしを花粉親としていました。今回はその逆をやってみようと、刺なしの方に種を取らせました。これで刺なしタイプは生まれるでしょうか。刺なしタイプはどちらかというと劣性遺伝による品種のような気がします。普通に実生すると生まれにくいかもしれません。刺なし同志なら生まれやすいのかもしれません。ここはもう一本刺なし王冠竜を捜す必要があるかもしれませんね。
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- 2016/08/11(木) 15:57:35|
- フェロカクタス
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コリファンタ・象牙丸です。今年もきれいな花を咲かせてくれました。
コリファンタ属の開花期はだいたいが夏の一番暑い今頃です。他のサボテンは春咲きや、マミラリアのように早春に咲くものも多いですが、こんな真夏の暑い頃に咲くのはコリファンタくらいな物でしょう。
この苗は中苗の頃にうちへやってきてそろそろ5年くらいでしょう。結構大きくなりました。直径は今12cmくらい。一時期2年ほど前にうちでワタムシ被害が発生していた頃に、下の方が茶色く変色してきました。その頃少し弱って花の咲かない時期がありましたが、最近は調子も良さそうで、新刺を出して花も次々咲かせています。

花は薄いピンクで、花の外周部がきれいにピンクに染まり、中央部は薄いピンク、そして中心部は真っ赤です。花は一度にたくさんは咲きませんが、次々に一輪ずつ咲いてきます。この花も確か3輪目です。頂部には白い綿毛が増えてきて、花はそこから咲いてきます。
この苗もほぼ1年植え替えしていません。たしか、太い根をたくさん出していました。前に植え替えしたときには鉢の中は太い根でいっぱいになっていました。今度少し涼しくなったら植え替えしてやろうと思います。温室内にエアコンを設置したとはいえ、昼間の温室内は34度くらいになっています。先日昼間に水やりをしていましたが、さすがに汗だくになりました。クーラーのない場合に比べるとずーっと楽ではあありますが、まだやっぱり昼間の作業は無理です。朝方か夕方なら充分植え替えなどの可能でしょう。今度やってみます。私は自家菜園でいろんな夏野菜を作っています。それで夕方は自家菜園の収穫や水やり作業もあるので、なかなか時間が取れません。なかなか思い通りにうまくはいかない物です。
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- 2016/08/10(水) 22:29:22|
- コリファンタ
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今日も暑かったですね。日中は気温が34度になっていました。温室内はと言うと、外部とほぼ同じ、34度でした。これはエアコンをフル稼働しての状態です。温室は閉め切った状態で、エアコンなしではおそらく45度から50度くらいになっているでしょう。それをエアコンで目一杯冷やしてようやく34度という状態です。
こんな暑い日でも写真の
マミラリア・陽炎は元気そうです。一昨年の実生で、今年の春先に今の鉢に植え替えていました。確か今年の春先の写真があったと思って捜してみました。

これが今年2月の写真です。ちょうど植え替えたばかりの頃。上下が逆さまですが、結構大きくなっています。直径2.5cmくらいだったのが、4cmくらいに、2cmくらいだったのが3.5cmくらいになり、小苗が中苗になった感じです。マミラリアの柔らかい肉質の苗はうまく育つと非常に成長が早いです。白星も同じような感じ。でも油断すると急に腐ってしまう場合もあります。肉質が柔らかいので腐りが入ると急速にだめになることもあります。
この3苗は来年の春先までこのままにして、来年1-2月頃に植え替えしようと思います。その頃にはまたかわいい花も付けていることでしょう。開花まであと4ヶ月くらいかな。腐らせないように水を控える方がいいのかもしれません。
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- 2016/08/09(火) 22:58:08|
- マミラリア
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自家実生の
マミラリア・ノーレディニアナに3個種が出来ました。
ノーレディニアナは、まだほとんど日本では見かけない種類。従ってその生態も私自身よくわかっていません。外観は希望丸などとよく似ているので、その性質、特徴などもほとんど同じでよいように思います。しかし、希望丸では経験したことのない種が出来て、すこしとまどっています。マミラリアの多くの品種は交配しなくても種が出来るときがあります。それが自家受精による物なのか、それとも同じ時に咲いていた別の品種の花粉が飛んできて、勝手に授精したのかは定かではありません。
でも、このノーレディニアナに種が出来たのは始めて。見てみても、中に余り種が入っていなさそう。せいぜい数粒というところでしょう。せっかくなので、来年それを蒔いてみましょうか。まだ、ノーレディニアナという品種はメジャーではありません。もう少しメジャーにするために来年は交配して種を取ってみようかとも思います。この苗と同時に生えた苗があと4本あります。それらはこの苗よりもかなり小さめですが、花は去年から咲いています。
それと、このノーレディニアナも希望丸などと同じように胴切りして群生株を作ることが出来のかどうか、試してみたいと思います。この苗を切ってしまうのはもったいないので、小さめの他の苗でやってみましょう。来年の春ですが。
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- 2016/08/08(月) 23:01:33|
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上の写真は
ギムノカリウム・緋牡丹錦のオレンジ系の全斑で江戸小町と呼ばれるタイプ。
全体が黄色からオレンジ色で、赤い縞模様が出来ます。今は夏場で成長期に当たるので、全体が薄めの色で、オレンジっぽい色をしていますが、これから冬場にかけてはだんだんより赤くなってくるでしょう。季節によって色合いが変わるところが変化があって楽しめます。それにこの色、なかなか鮮やかできれいです。
この斑の部分は元々は黄色の斑なのだろうと思います。緋牡丹錦の黄色の斑の部分は、夏場は黄色に近い色で、冬場にはそれがほぼ真っ赤になります。その黄色の全斑の苗がこの江戸小町ということです。この種の斑のない元苗は牡丹玉といいます。この苗は緑の苗ですが、稜線部分の凹凸部分が緑の濃い部分と薄い部分で縞模様になっています。その縞模様が斑の状態になって、黄色と赤の濃淡として現れているようです。
元々は、うちで自家採種の緋牡丹錦の実生をした中から、キリンウチワに実生接ぎして、その苗から生まれた子供の一つです。普通の緑の肌のある緋牡丹錦の斑の部分から出た子が、緑の葉緑素のない子供もとして出てきた子です。
本来は全斑で自根では育たないので、価値のない苗としてみられるような部類になるのですが、その外観がきれいなので斑入り苗の一タイプとして重宝がられるのだろうと思います。
先日よく出回っている、普通の緋牡丹を見かけましたが、全体が真っ赤で、濃淡もなく、余り魅力を感じませんでした。同じ牡丹玉の斑入りなのですが、この江戸小町とは全く別物です。

こちらは別の苗。親は同じ苗だったと思います。キリンウチワ接ぎだといつ枯れてくるか心配しないといけませんが、袖ヶ浦に接ぎ直しているので、ほぼ永久台木としてずーっと育てることが出来るでしょう。もっと大きくなって頭でっかちになってきたら、台木を途中から切って台付きの接ぎ下ろしとして育てれば問題ないでしょう。
こんな風に、緋牡丹錦の実生はいろんな苗が生まれて楽しみがいっぱいです。先日果実が大きくなってきたことをご報告した緋牡丹錦の果実はまだ収穫できていませんが、もうすぐ採れそうで今か今かと果実が割れてくるのを待っています。果実は1個だけですが、種が細かいので、さぞかしたくさんの種が取れると思うのですが・・・・。
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- 2016/08/07(日) 22:27:22|
- ギムノカリウム
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ハオルチアの柔らかそうな外観の苗、
オデッタエです。
遠目で見ると蹴鞠のよう。髭の付いた葉を丸くカールさせながら半球状に育ちます。葉の先端は細くなって枯れたようになりますがそれが蹴鞠の白い糸の様に見えます。何とも優雅な外観でしょう。緑の葉と白い髭状の毛の対比が何とも言えません。この苗は今は球形というよりは、少し平たい形です。もう少しうまく育てたら、上に盛り上がり、より球形の近い形になるでしょう。そうすればもっと蹴鞠の印象に近くなりそう。将来が楽しみな一株です。
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- 2016/08/05(金) 22:41:59|
- ハオルチア
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6月に交配した、
緋牡丹錦の果実が大きくなってきました。
最初は果実の側面は緑と斑の黄色が入るストライプ状の模様でしたが、その模様も消えて、ほぼ真っ赤になっています。最初は細長い形状だった果実が今はぱんぱんにふくれています。もうそろそろ収穫時かなと思うのですが、以前収穫したときには、側面部分が裂けて果肉が見えるようになりました。そんな状態になるまでもう少し待っていましょう。
果実に栄養を取られたためか、苗の方は大分やせ細っているように見えます。本当はもう少し早めに収穫してやる方がよいのかもしれません。サボテンにとって果実を付けらせる事は非常にエネルギーのいる仕事なのでしょう。以前は兜丸、兜錦を交配しすぎて弱らせてしまったこともありました。その時は何となく調子が悪くて、元気がないなーと思っていましたが、根腐れを起こしたり、生育不良になって、後から種を取ったのが原因だったらしいことがわかったのでした。
この苗、4年ほど前に入手してからほとんど成長していません。今回を含めて2度ほど種を取りました。やっぱり種取りが原因の可能性が高いです。種を収穫した後はしばらく養生しないといけません。また元気になってくれますように・・・・。
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- 2016/08/04(木) 22:35:38|
- マミラリア
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先日、つぼみが出始めたとご報告していた、
月下美人がもう花を開きました。大きな花の割につぼみから開花までの時間が短い印象です。
これが夜7時頃の花の様子。少し開きかけています。月下美人は枝が細長く、花が大きくて重いので、枝をしっかり支柱に止めておかないと途中から折れたりする心配があります。

花は2輪同時開花となりました。他には蕾らしきのは出てきていませんので、今年はこの2輪だけのようです。

午後9時頃になって大分花が開いてきました。これでもまだ満開にはなっていない感じ。もう少し開きそう。

午後10時半になってようやく満開になりました。真っ白で、直径18cmくらいの大きさです。月下美人の花は、一番外側の花びらが薄茶色をしていて、それが外に反り返ったようになっていて、そこが優雅に感じます。花の付け根は薄い枝葉から出てきていて、20cmくらいの花筒を伸ばしてその先端に咲きます。花筒は下に垂れ下がる形をしていますが、先端の花は真横を向くように持ち上がります。

よくまあ、こんなに薄い枝葉からこんなにも大きな花が咲くのかと感心してしまいます。

大きな雌しべと、たくさんの雌しべを持っています。相手方があれば交配も容易そう。ロビオプシスのきれいな花の苗などと交配が出来れば、白以外の花色の月下美人なんてのが出来るかもしれません。でも夜咲きで、そのまま交配できる物はそうないでしょう。

そして、翌朝8時。見てみると、もう花を閉じて垂れ下がっていました。ほんと、一夜限りのはかない花です。でもその一夜で一年分の魅力を発散させる月下美人は立派とも言えます。また、来年まで一休み。今年は苗を植え替えたことによって、新しい枝葉がたくさん出ているので、来年はもっとたくさん一度に咲くかもしれません。楽しみにしていましょう。
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- 2016/08/03(水) 22:20:56|
- その他
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今年、5月中旬初めてのハオルチアの実生を行いました。
種は、我が家のレツーサ錦と、大型レツーサの交配、それとコンプトニアナとの交配で自家採種の種です。最初育苗箱で加温していましたが、うまく発芽せず、外気温で管理したところ発芽を始めました。5月から6月にかけての外気温、20-25度くらいが良かったのでしょう。サボテンの実生とは最適発芽温度が違います。
上の写真が6月15の物、発芽直後です。種は結構たくさん採れたのですが、発芽率としては50%以下ではなかったかと思います。それでも数は結構あります。

そしてこれが7月31日の写真。ようやく双葉の状態になりました。大きさは葉幅2mm、広がり1-1.5cmと言うところ。少し大きくはなりましたが、まだひ弱で心許ない大きさです。片親が斑入りなので、斑入り苗を期待していましたが、今のところはっきりしません。少し白っぽい色の苗もありますが、これが斑入りかどうかまだ判断が付きません。

カビや病気がこないようにチャック付きのポリ袋に入れています。ほぼ密閉されているので、鉢は乾かずにずっと湿った状態を保っています。

鉢は野外の、軒下の日陰に置いていましたが、温室内にエアコンが入ったので、温室内の棚下の日陰に移しました。これなら温度なども大丈夫でしょう。
それにしても、成長はかなり遅いです。やきもきします。とはいえ、サボテンでもそれは同じ。むしろサボテンよりは少し成長が早めかもしれません。気長に育てるしかありません。サボテンのように実生接ぎなどが出来れば面白いのにと思ってしまいます。
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- 2016/08/02(火) 22:58:01|
- ハオルチア
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ハオルチアの群生株のばらしのついでに、
マミラリア・ルエッティーの群生苗も子を取って、挿し木と接ぎ木にすることにしました。
これが元の苗。竜神木の接ぎ木のルエッティーです。直径は7cmくらいで12頭くらいの群生株です。最近はまた天候が安定してきて、晴れの日が続いています。こういう晴れ続きの日でないと接ぎ木はうまくいきません。特に、袖ヶ浦は天候が良くないと切り口が黒いかさぶた状になってうまく活着しません。本当は、春先の一番旺盛に成長している時がいいのですが、来年前は待ちきれずと言うことで、接ぎ木敢行です。

付いている子供を6個はずして、3個を接ぎ木し、残り3個を挿し木することにしました。去年接ぎ木した苗が1本あったのですが、中心からずれて付いてしまったため、うまく成長せず、結局枯れそうになっています。今度はうまく接げますように気をつけて接いだつもりです。季節が秋前で余り良い時期ではないのが心配ですが。
子を取った切り口はベンレートを塗って、腐りが入らないように気をつけます。ルエッティーの子供の根元はかなり大きな面積でくっついていました。切り口が大きいので乾くのにも時間がかかりそうです。同じ子供の出方でも、ほんの小さな一点だけでくっついているような品種はカキコが容易で、傷跡も小さくて済みます。根元が大きな面積でくっついている苗は、傷口が大きく、下手をすると、親苗までだめにしてしまうような危険をはらんでします。太平丸の子供がそうでした。

これが接ぎ木の様子。袖ヶ浦に伸縮包帯で止めています。ルエッティーは肉が軟らかいので、余りきつく引っ張ると食い込んで切れてしまいそうです。昔のように糸で縛る方法だと、糸が食い込んで切れてしまったかもしれません。伸縮包帯様々です。ただし、締め付け強度が弱めなので、うまくくっつかない場合もありますが。
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- 2016/08/01(月) 22:41:26|
- マミラリア
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