
私は斑入り苗が好きで、いろんな斑入りを集めています。サボテンなら緋牡丹錦、ヘキラン錦、兜錦など、種を取って実生もかなり行いました。結果は私のブログに載せているとおり、うまくいったり行かなかったりです。
多肉植物の斑入りはまだまだ少ないです。吉祥冠覆輪、白糸の王妃錦など、アガベは結構育ちます。私の好きなハオルチアはと言うと、斑入り種は高価でなかなか入手できないのが現状です。前に載せたレツーサ錦と元祖氷砂糖くらいでしょうか。もう一つありました。
静鼓錦です。本当は玉扇錦を欲しかったのですが、良い物は値段が高く中々手が出せませんでした。そこで比較的安価な静鼓錦にしたと言うことです。
上の写真の静鼓錦、なかなか良い斑柄をしています。全ての葉にハケ斑が入っています。中心部分の葉は出始めで緑色をしていますが、やがて斑の模様が出てきます。静鼓錦は玉扇のように真横に広がらず、うねるように葉が広がってきます。これもまたいい味わいです。この苗結構成長が早くてもう直径11cmくらいになりました。そのうち子供が出てくるでしょう。子供が出てくれば斑入り苗が増えます。実生では斑入り苗の生まれる確率はかなり低いですが、カキコからは100%近い確率で斑入りの子供が生まれます。ちょっと時間がかかりますが、この方が合理的かもしれません。
この苗、カキコです。元々は一部だけ斑が入った親株を入手して育てていたところ、出てきた子供がその斑の部分から出て、良い斑柄の苗になったのです。鳶が鷹を生んだような感じでしょうか。今も、その親株はありますが、斑柄はほんの少しで、その後は良い斑柄の子供は生まれていません。この苗に限って言えばかなりラッキーだったといえそうです。斑入り苗は、良い斑柄であっても、だんだん斑が消えていったり、斑柄が偏ってしまったりすることも多いです。たまたま良い斑柄の子共が出るというのはかなり低い確率だろうと思います。
うちにはこのほかにもう一株、静鼓錦があります。今年の春、交配を試みましたが、開花時期はずれてうまくいかずじまい。最近花芽をまた出し始めているみたいですが、今回も開花時期はだいぶずれているみたい。なかなか交配は実現できそうにありません。
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- 2016/09/28(水) 22:45:59|
- ハオルチア
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4年半ほど前、ドイツのコーレスで種を購入してマミラリアなどを実生しました。それらはそれぞれうまく生長してほぼ一人前の苗になっているものが多いです。そんな中から今日は
マミラリア・豊明丸のご紹介です。
豊明丸はマミラリアの中でもかなり成長が早めで、育てやすいので私の温室内でも株数が増えてきています。この2本は同じ時の実生で、兄弟苗です。業者からの購入した種ですので全くの兄弟なのかどうかはわかりません。左の苗はごく標準的な豊明丸の姿。右の苗は刺が細く、ちょっと女性的な感じ。だいぶ印象が違います。
左の苗は直径5cm、高さ7cmくらい。右の苗は直径4cm、高さ5cmくらい。いずれも去年くらいから開花していますが、ようやく一人前の大きさです。小さいときには疣の間の綿毛は少ないですが、大きくなってきて白い綿毛が増え、全体的に白くなってきました。

これが2年前の姿です。一緒に映っているペレツデラロサエは、一時根腐れを生じて、今は別の鉢で養生中。この頃に比べるとかなり大きくなっています。特にマミラリアは白くなってきてようやくその魅力が出てくる物です。その点でもやっと一人前といえます。
前にも何度か実行しましたが、やっぱり豊明丸は群生した姿が一番良いです。来年の春くらい、大きな方を胴切りしてみようかと企んでいます。またうまく群生株が出来ることを期待していますが・・・・。
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- 2016/09/27(火) 22:52:53|
- マミラリア
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なんとまあ、我が家の
月下美人が今年3度目の花を咲かせました。今までは、夏前に一度だけしか花をつけなかったのが、今年は3度目、合計4輪も咲かせてくれました。これは今年の初めに植え替えして、根の張りが良くなったのが要因でしょう。新しい枝もたくさん出ています。来年はもっとたくさん咲くかもしれません。やっぱりサボテンは植え替えを適切にしてやるのがうまく大きくするこつなのだと痛感します。

うちでは接ぎ木に使う台木の袖ヶ浦も時々開花します。袖ヶ浦の花もこの月下美人に似て、きれいです。花の大きさは月下美人の方が少し大きいくらい。でも一番の違いは花の後ろに広がる細い花弁の部分でしょう。ちょっとオレンジがかった細い花びらを後ろに反り返るようにして広げます。この辺が他のサボテンの花と違うところ。前へ広がる花弁と、後ろに反り返る花弁。この部分が月下美人の花の一番の魅力です。花茎も袖ヶ浦はまっすぐな10cmくらいなのに比べて、月下美人は25cmくらいで反り返った形で花を横方向に持ち上げてきています。花の重さだけでも結構重いです。薄くてぺらぺらの葉から垂れ下がるので、支柱にくくっていないと葉の部分が折れてしまいそうです。こんなに薄い葉からこんなにも大きな花が咲く事は信じられません。
さすがにもう9月も後半。今年の花は終わりでしょう。来春までは今年延びてきた葉を傷つけないように育てます。ここに来年また花芽を付けてくれるはずです。今年の冬に寒さはどうかな。余り冷えすぎないことを祈ります。
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- 2016/09/26(月) 22:55:06|
- その他
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最近うちでもハオルチアが増えてきました。サボテンのように途中でご機嫌を損ねて腐ったり、こじれたりしにくいところが気に入っています。うちの温室では、2段に棚をもうけて、上の棚に日当たりの良いのを好むサボテンたちを、下の棚に日陰や弱光線を好む多肉植物を置いています。サボテンなどの実生小苗も下の棚です。うちの温室はガラスの遮光をほとんどなくしていますので、よほど強光線を好む品種でないと、日焼けなどを起こす危険性があります。
そんなわけで、最近は半数近くにまで多肉が増えてきました。その中でも一番多いのはハオルチア。流行のせいのあるかもしれませんが、やっぱりその清楚で透明感のある葉などには魅力を感じます。うちで一番多いのは
コンプトニアナ。今は大きめの苗が3本になりました。
一番上が、厚葉タイプのもりもりタイプ。1枚の葉が2.5cm幅で、高さも3cm近くある大型タイプ。とはいえ、直径はもうこれ以上大きくならなさそう。最近はもっぱら背が高くなってきています。そのうち子供が出てくるかもしれません。葉の葉脈模様も良い感じです。一部身割れしているのがちょっと気にならなくもないですが。入手先は姫路カクタスさんでした。

こちらは小型のコンプト。直径は8cmほど。短めの葉を重ねてこんもり盛り上がっていますが、葉の幅は1.5cmくらい。だいぶ小型みたいです。購入時の名称は木の葉タイプコンプトと言うことでしたが、葉の模様は余り木の葉を連想させません。どちらかというとピクタの系統が入っているようにも感じます。まあ、でもこれはこれでかわいい物です。

こちらは一番の新入り。ちょっと細めの葉ですが、かなりの大型っぽくて、葉の広がりは10cmを超えてまだ大きくなりそうです。葉は細めに伸びてシャープは雰囲気。葉の模様もきれいです。さらに葉の表面がこんもりと盛り上がり、透明感があります。巷でガラスコンプトと呼ばれているのを見かけますが、こんな感じのことをいうのでしょうか。ガラスコンプトというのはもっと透明感が強いんですかね。一度どこかで標本苗を見てみたいと思うのですが、なかなか機会がありません。
来年は、これらの苗同志で交配して実生苗を育ててみたくなりました。異種交配で中間種を作るのは出来るだけ避けたい気があります。一番上と一番下の苗を掛け合わせると良いのが生まれそうな気がします。どうでしょうか。
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- 2016/09/25(日) 22:46:38|
- ハオルチア
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今年の1月頃、始めて
コノフィツム・中納言を入手しました。私にとって初めての女仙。それも育てるのが結構難しいとされるコノフィツムでした。最初の頃は涼しい時期で一応順調に育っていました。
そして上の写真が今年6月28日の物です。夏が近づき外気温が暑さを増してくる頃に脱皮を始め、ちょっと全体的に赤みがかって少ししなびてきたような印象です。植木鉢は昔の陶器鉢で9cmです。その比較から株の大きさは5cmくらいと思われます。その後、厳しい夏の暑い日が続き、しばらく暑い温室内から、比較的涼しい家の軒先へ移動。1ヶ月ほどそこで水を控えて養生させていました。
その後、温室内にエアコンを導入し、少し温室内の温度が下がったので、温室内の棚下へ移動させました。それが8月初め頃です。温室内は少し涼しいとはいえ、昼間の直射日光の当たる時間帯は35度くらいまで上がります。夕方以降はエアコンの効果で25度くらいまでは下がりますので、従来の9月頃の気温だったでしょう。そこで約1ヶ月半。

そしてこれが9月16日の写真です。赤くしなびていた体がふっくらしてきました。脱皮した皮は別に処分したわけではないですが、見あたらなくなりました。同じ鉢ですので上の写真と見比べてみてください。分頭して増えた分、頭数は倍になり、株径はかなり大きくなっています。これからもう少し太ってきて、花が咲くものと思われます。
コノフィツムは育てるのが難しいと聞いていましたが、厳しい夏の暑さを乗り切れば後は順調に育ちそうです。ハオルチアもそうですが、暑さを苦手とする多肉類には温室内のエアコンは効果が大きいと思います。最近はエアコンもコストがかなり下がってきています。まだ導入をされていない方には導入を検討されるのもありかと思います。
コノフィツムの花はまだ実物は見たことがありません。苗が小さいので花も小さめだろうと思いますが、かわいい花が咲くと聞いています。いつごろ花が咲くのでしょう。楽しみに待っています。
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- 2016/09/24(土) 23:19:27|
- コノフィツム
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10日ほど前の写真ですが、
エキノカクタス・金鯱の花が咲いた後です。金鯱は自家受精で種が出来るため、何もしないでも種が収穫可能です。
と言うわけで、1個果実を収穫してみました。

これがそうです。カサカサの花殻の下に三角の種があります。根元には金鯱の金色の綿毛が付いていました。この果実一つから約100個の種が取れました。まだ花殻はもう4個残っています。合計すると500個近く種が取れそうです。
今のところ、うちには金鯱は大きめのが8株ほどあるので、今のところ種まきをする予定はありません。ご希望のお方があれば、無償でプレゼントします。ご希望のお方は下記まで返信用の切手を貼った封筒を同封してお申し込みください。プレゼントする種の数は30粒くらいの予定です。気が向けば他の種類の種も一緒に入れられるかもしてません。品種は未定ですが・・・・。
まずはメールでご連絡を:shige-y@mh1.117.ne.jp
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- 2016/09/23(金) 22:50:17|
- エキノカクタス
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先日
マミラリア・ペレツデラロサエの群生株を載せましたが、その元になった苗が今日のペレツデラロサエの単幹です。この苗は元々は大阪の山城愛仙園で購入した苗です。今から6年前2010年頃だったと思います。高さ7-8cmのペレツデラロサエの単幹を1本購入。それを1年ほど育てた後、2011年春に胴切りし、上は挿し木して単幹として育て、下は子吹きさせて群生株として育てました。その時下側の苗が群生となって、先日の群生株になっています。そして上側は、そのまま単幹として育て、また伸び過ぎてきたので、さらに2年後にまた胴切りしています。

その時胴切りした下の部分は、残念ながら、1年足らずで枯れてしまいました。そして残った上半分がこの苗です。何度も胴切りされても元気に育って、またかなり伸びてきました。余り伸びすぎても扱いにくいので、来年の春くらいにはまた胴切りしようかなと思っています。ペレツデラロサエは成長時期によって太り方が違うためか、すんなりしたきれいな柱型になることが少なく、どうしてもでこぼこしてきます。きれいな柱型になるならそのまま伸ばすのもありかと思うのですが、歪んでくると見苦しいのでやっぱり切ってしまう方がいいように思います。
今度群生株を作るときは何とか、太い苗を目指してやってみたいと思います。うちでは今のところ群生株は一頭一頭の直径が3cmくらい。単幹の場合は5cmくらいです。群生株で一頭あたり直径5cmくらいの苗が出来ないか試してみたいと思うのですがどうでしょう。それにはよほど根の張りが良くないといけません。来年までに出来るだけ根張りを良くしておく必要があります。うまくいくでしょうか。
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- 2016/09/22(木) 21:58:43|
- マミラリア
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うちには
マミラリア・カルメナエが4本あります。そのうち2本は先日ご紹介しました。後の2本のうち、大きい方が今日ご紹介する苗です。
これを入手したのは4年前、ほんの小さな苗で、最初は2頭立てでした。写真を捜したら出てきました。

この苗です。日付を見ると2012年3月でした。良いピンク色の花です。カルメナエの花の時期は1月から3月頃。マミラリアとしては少し遅めです。開花時期までまだ4ヶ月ほどあります。当然まだ蕾は見あたりません。今で、この苗は直径12cmほど。4年間での成長としては普通レベルかなと思います。金色の刺を密集して出して、さわっても痛くありません。この辺が扱いやすくて人気です。前にも書きましたが、カルメナエの原種は黄色の花です。この苗はピンク系。交配種の可能性もあります。でもやっぱりきれいなのはピンク色の花。早く出てこいピンクの蕾。
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- 2016/09/21(水) 21:45:49|
- マミラリア
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私のこのブログのタイトル写真として使用しているのがこの写真です。今から2年前の2014年8月に撮った物です。私自身でペレツデラロサエの単幹を胴切りして子吹きさせ、それを群生株として育てていました。8頭立てで、この当時、直径約10cmくらいでした。白い縁棘と、黒い鈎型の中刺を出してちょっと怪しいような美しさです。成長点の中刺は赤みがあり、きれいです。

そして、これが1016年9月の同苗の姿です。だいぶ背が高くなっていますが、一頭一頭の直径はほとんど変わりません。そのため外寸の直径は11cmくらいと余り変わりません。もっと一頭一頭が太く大きくなるのかと思っていたのですが、思い道理にはなりませんでした。直径を大きくするためには根張りが大切です。この苗も一時期成長が止まって、根の張りが今ひとつになっていました。最近は少し回復してきて、新刺も出始めてきてほっとしています。
それでも背が高くなった分、ボリュームが出て、それなりに見応えのある姿になってきました。これで根がもっと元気になれば太ってくると思うのですが。
このペレツデラロサエ、やっぱり私の一番のお気に入りの品種。この苗以外にも単幹苗や、自家実生のキリンウチワ接ぎ下ろし苗など結構たくさんに増えてきました。これから開花期。またかわいい花を咲かせてくれるでしょう。冬場の花の少ない時期には貴重な存在です。また私のブログに度々登場することになりそうです。
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- 2016/09/19(月) 22:29:47|
- マミラリア
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今日ご紹介するのは
マミラリア・明星です。
昨日のは銀の明星、今日のはその原種の明星です。やや暗めの肌色の疣に、金色の短い刺を放射状に出しています。この刺の形が星の輝きに似ているので明星という名が付いたのでしょう。明星とは夕方の空に輝く金星のこと。実際には星の輝きはただの点ですが、近視になってくると星の形が光が放射状に伸びているように見え、それが刺の形に似ているからでしょう。
この苗は4-5年前に入手した物で、最初は10cm前後だったのが今では20cm近い群生株になりました。大きくなっても刺の色合いは変わりません。赤く見えているのは果実です。時々こういう風に自然交配で種が出来て赤い実が飛び出してきます。マミラリアの結実は開花から3-6ヶ月経ってからが普通で、遙か昔に授精したのが忘れた頃に果実として飛び出してきます。この明星の花は黄色で、棘色とよく似ているので余り目立ちません。その代わり果実が真っ赤でよく目立ちます。種は蒔く予定がないのでそのうち取り去ろうと思いますが、今のところきれいなのでそのままにしておこうと思います。花はまだですがもうそろそろ出てきそうです。この苗植え替えしようかどうか思案中。時間がないのでそのままにしておくことになりそうですが・・・・。
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- 2016/09/18(日) 22:52:08|
- マミラリア
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涼しくなってきて元気になるのはやっぱりマミラリア。その中でも開花一番乗りはこの
銀の明星です。もう、8月の末頃から蕾をあげかけて、もう花を咲かせ始めました。銀の明星は、明星の白棘変種とされていますが、花の時期が違うこともあって、何かの交配種なのかもしれません。
純白の刺には中刺はなく、さわっても痛くないところが嬉しいです。今の時期は新刺を出してくる時期。新しく出てきた刺は真っ白できれいです。花の色は薄い黄色。白刺と似たような色なので余り目立ちません。今年の春先、まだ花を咲かせていた頃に、桃花カルメナエを交配しました。しかし、どうやら授精しなかったみたいです。桃花の銀の明星を作る計画はかないませんでした。

去年の写真を捜してみたら、10月23日に花が満開になった写真を見つけました。やっぱり去年も早くから咲いていたのでした。この銀の明星の花は次々に咲いてきて、結局去年度は春先の2月頃まで咲いていました。1年のうち1/3くらいは花を付けているというちょっと変わり種です。これも白系マミラリアの仲間。白いことは良いことです。
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- 2016/09/17(土) 22:36:04|
- マミラリア
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今年4月にキリンウチワ接ぎだった
ヘキラン錦を数本一度に接ぎ下ろしをしました。再掲載ですが、これが4月15日の写真です。キリンウチワは台木を残すと将来腐ってきたりすることが心配なので、台木を全て取り去り、穂の下の部分を切って挿すようにしていました。これなら出てきた根は穂の根のみになり、将来そのまま育てることが出来ます。下の方に茶色い傷跡がありますが、これは出てきた子を取り去った跡です。これらの苗に出ていた子ははずして、挿し木または他の苗に接ぎ木して育っています。キリンウチワ接ぎは子供をたくさん出してくれるので、繁殖には好都合です。

これが挿し木した直後。苗と苗の間に少し隙間があります。写真はストロボ撮影で色合いがいまいちです。

そして、これが9月11日の写真です。全体に苗がふっくらしてきて、苗同志の間隔が狭くなっています。どうやらどの苗もうまく育っているようです。大きな苗の方は何度か花も咲かせてくれました。もう時期的に花もほぼ終わりです。後はこの冬をどう乗り切るかです。
こういう風にランポー系はうちでは接ぎ下ろし、実生共にうまくいくのですが、同じ属でも兜丸系はうまくいきません。実生苗も途中でこじれることが多く、接ぎ木の方も途中で腐ったりすることが多いです。どうしてでしょう。また、その調子の良くない兜錦の接ぎ木なども載せたいと思います・・・・。
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- 2016/09/16(金) 22:35:29|
- ランポウ類
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ロゼオカクタス・亀甲牡丹の中苗です。
この苗は2-3年前に入手した物ですが、どうもあんまり大きくなっていません。元々成長の遅い品種なのでしょうが、私の所では牡丹類全般にうまく育ちません。今年になって購入した竜角牡丹は根腐れを起こして腐る寸前でしたし、その前に買った亀甲牡丹の接ぎ木苗は1ヶ月くらいで腐ってしまいました。どうも相性が悪いのか、私の栽培方法が良くないのか、まともに育った事がありません。
この苗は成長こそあまりしない物の、今のところ生きています。涼しくなってきて、開花の準備のためか、成長点に綿毛が盛り上がってきました。どうやら花は咲きそうです。うちではこの亀甲牡丹と、接ぎ木の亀甲牡丹・ヒントニー、連山がそれぞれ1本だけあるだけです。
我が家に40数年前から残っていた、花牡丹らしき苗も腐りかけながらなんとか生き長らえているような状態です。どれも人に自慢してお見せできるような代物ではありません。でもこういう風に成長が遅いのが普通なのかもしれません。腐るっているのは論外ですが。まあ、何とか花だけでも咲いてくれればそれなりに楽しめます。ここは花の咲くのを楽しみに待つことにしましょう。
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- 2016/09/15(木) 22:34:39|
- 牡丹類
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2年ほど前、近くの種苗屋さんで
マミラリア・カルメナエの小苗が2本入った鉢を購入しました。3cmくらいの苗が2本で800円くらいだったと記憶しています。上の写真は2015年の年末頃の物。小さいながらもピンク色の花を咲かせてきています。普通のカルメナエは黄色の花です。この2苗はピンクの花なので
桃花カルメナエと言うことになります。黄色の花よりも目立ってグッドです。
それから1年でだいぶ大きくなりました。今は秋のかかりなので当然花はありません。大きさの比較がしにくいですが刺座の数を比べてみると違いはわかりやすいです。最初2本は似たような外観に感じましたが、今では棘色が全く違っています。方や金色の刺、もう一方は赤っぽい刺です。
一般に販売されているカルメナエの中にも赤刺カルメナエの名前で売られている苗も見かけます。こちらはそういう分類になりそうです。この苗はおそらくホームセンターなどに納入する業者さんで実生された苗でしょう。桃花と言うこともあり、何かの交配種である可能性もあります。日本ではマミラリアの交配をしていると言うことを聞いたことはほとんどありませんが、ヨーロッパでは結構されているとか。これはそんな仲間なのかもしれません。おそらく2本は兄弟でしょう。それにしても2本の違いは大きいです。成長と共にこんなに違ってくるなんて驚きです。今年ももうすぐ開花時期です。開花が待ち遠しいです。
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- 2016/09/14(水) 22:37:02|
- マミラリア
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去年、ハオルチアの斑入り種を交配で作ろうかと、
ハオルチア・宝草錦を入手しました。今年の春にはオブツーサと交配を試みましたが、うまくいかず、結局はまだ目標に到達出来ていません。この宝草錦は、形はレツーサやコンプトなどとも似ていて、またオブツーサにも似た部分があります。そんなで、ハオルチアの斑入りの交配相手としてよく利用されていると聞きます。
確かに、世間に出回っているオブツーサ錦として売られている苗には、宝草との中間的な苗もかなり見かけます。同じ交配をしても生まれる子供は種親に似たのや、花粉親に似たのやいろんなのが生まれるでしょう。そんな交配をうちでもやってみようとしましたが、微妙に開花時期がずれて、結局授精には至りませんでした。
上の苗は斑柄は極上で、全面に斑が散っています。ただ、葉の一部にしわが寄っているのがちょっと気になります。直径は10cmを超えて、子供が出始めました。来年の春には子供をはずしてやろうと思います。

こちらは、丸々とした葉の斑入りで、斑の色合いはかなり黄色っぽくて良好です。斑柄の方は半柄というところ。でもきれいです。こちらも同じくらいの大きさで、こちらにも子供が出始めました。こういう葉っぱの間に出てくる子供ははずすのが難しそうです。私はハオルチアを育てた経験が浅いので、子供のはずし方がよくわかりません。普通はカッターナイフなどで根元に少し切り込みを入れて引っ張るという事になりそうですが、葉に傷が残りそうで心配です。アガベなどのように根元の下の方に子供が出てくれれば取りやすいのですが。いずれにしても、経験です。色々やっているうちにコツがわかってくるでしょう。
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- 2016/09/13(火) 22:25:02|
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ギムノカリウム・緋牡丹錦の黄色斑入り、通称江戸小町と呼ばれるタイプの苗に花が咲きました。
通常、こういう全斑に近い苗には花が咲きにくいものですが、この苗は下の方に一部緑の部分があって、それが栄養源になっているのでしょう、3cmくらいの大きさで花を付けています。他に何本かこの江戸小町のタイプの苗はありますが、それらには一度も花は見ていません。花もピンク系でいい色合いをしています。通常、斑のない牡丹玉の花は白です。花の色も斑の色と同じく斑入りの色合いと言うことなのでしょう。緋牡丹錦の赤や緑の色合いが入り交じった苗では、花茎の部分も緑と赤、黄などの色が縞状になった物が見られます。この苗は今のところ黄色の斑なので、花茎もピンク色です。
この苗、今黄色の斑の部分はこれから赤に変わってくるはず。今一部だけ赤みのある部分がだんだんに増えてきて、最終的には赤に変わってくるでしょう。また1-2ヶ月後、色が変わってきたらまた写真を取って載せたいと思います。
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- 2016/09/11(日) 23:00:39|
- ギムノカリウム
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もう9月で、秋だというのに、
エキノカクタス・ニコリーの花が咲きました。
本来、5月から7月頃までが通常の開花時期なのですが、こんなに遅く咲くのはまれです。この苗は3年ほど前にニコリーと言うことで入手した物。ニコリーにしては少し刺が直線的。もう少しカーブしてくれれば申し分ないのですが。花は大きくて直径7cm近くあります。苗の直径とほとんど同じ。刺にじゃまをされて花が横長に変形しています。でも見事な花です。
この苗の先日の太平丸と同じく成長点近くに茶色く傷が出来ています。これもワタムシ被害だろうと思います。2年前のワタムシ被害の後遺症があちこち残っています。困ったことです。この苗も一時期かなり弱っていて、下の方にシワが残っています。これも後遺症の一つです。少しは回復してきたのか花も咲くようになってきています。とにかく回復してもかなりの時間がかかります。
サボテン栽培は一朝一夕では行かない、気長にやる趣味です。まあこんな事もあるさと、割り切ってのんびり行けば良いんでしょうが・・・・。でもなかなかそう割り切れないのが実情です。あのときもう少し早くワタムシに気付けばこんな事にならずにすんだのになあと、ついつい思ってしまいます。
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- 2016/09/10(土) 22:26:16|
- エキノカクタス
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一昨年、胴切りして子供がたくさん出てきて良い群生株になりつつあった、
月世界の大きい方の群生株ですが、植え替えようとして抜いてみると、あら大変根腐れを発見です。

外の方の根は大丈夫そうですが、中央部分の根が大分腐ってきていました。腐った根を取り去っていくと、内部まで入り込んでいて、全部取り去ったら、中央部分に大きな穴が空いてしまいました。中心部分は苗を貫通して上の方まで抜けてしまいました。写真はそれを取り去ったときの物ですが、少しまだ赤い部分が残っています、内部の入り込んだ部分はなかなか全部取り去ることは難しそうです、外の方の根はまだ元気そうですが、このまま植え付けても内部の腐りが広がるかもしれません。
どうしたものでしょうか。せっかく大きくなった苗をばらしてしまうのは惜しいですし、かといってこのまま植え付けて全部が腐ってしまうのはもっと惜しいです。しばらくこのままにして考えてみます。
そういえば、エピテランサはこういう腐りが入ることが多いです。以前の小人の帽子もそうですし、月世界の小さめの群生株も根腐れを発見して、養生中です。私の所では、小さな時は何とか育ちますが、大きくなってくると腐りなどの問題が出やすいです。他の栽培家のお方はいかがですか。月世界の20cm近い大きな群生株には余りお目にかかれません。元々そういう性質なんでしょうか。
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- 2016/09/08(木) 22:50:48|
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この
太平丸、刺の上に黒い物が付いています。これはおそらくナメクジの死骸でしょう。以前にも一度ありました。ナメクジが刺に引っかかってそのまま干からびて縮んだ物のようです。1週間ほど前の雨が2日ほど続いた時に出てきたなめくじでしょう。
ナメクジにとってもこういう太平丸のような刺は刺さると取れないのでしょう。哀れな最期です。
それはそれとしてこの太平丸、ニコリーと言うことで買った苗ですが、購入後2年ほどほとんど大きくなりません。成長点付近に傷がありますが、これはおそらく2年ほど前のワタムシ被害の跡だろうと思います。ワタムシ被害に遭うと傷が残るだけではなく、必ず成長障害が発生します。回復する苗もありますが、そのまま、成長を止めてしまうことも多いです。この苗も成長点付近に綿毛は出てきていますが、新刺は出てこず、出てきても著しい刺落ちが発生しそうです。うちの太平丸にはこういうのが多くて困ります。成長を止めてしまった苗は回復する期待は余り持てません。さてどうした物か・・・・。太平丸の芯止めなんて余り期待できそうにもないし・・・・。悩みます。
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- 2016/09/07(水) 22:41:02|
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もう9月からは秋。夏型のサボテンはそろそろ成長を止めて、来春の成長に備えて体力を蓄える時期になります。
そんな中まだ新刺を出して勢いよく成長している苗もあります。この苗がそう。
強刺太平丸です。去年自家実生の苗の実生接ぎ苗に出てきた子を掻き取って、袖ヶ浦に接ぎ木した苗です。おそらくこの苗の親は片親がニコリーで、相手方が強刺太平丸です。刺の太さ、長さはニコリー譲り、刺の湾曲具合は強刺太平丸譲りです。強刺太平丸の刺は湾曲具合が少なくて直線的。その性質を受け継いでいるので、この苗も湾曲具合が少なめです。
刺の色は、新刺がオレンジから赤色。これは夏場に出る刺の色です。春先にはもっと真っ赤な棘色になります。今の棘色はこれで充分。次は来年の春先に向けて休養しても良さそう。来春のきれいな棘色を期待してますよ。
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- 2016/09/06(火) 22:24:25|
- エキノカクタス
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また、
ロビオプシスの花が咲きました。この苗、今年になって4度目の開花です。
濃いピンク色のきれいな花です。花径も8cmくらいと大きく見応えがあります。この苗、元気が良くて、今年の春に植え替えするときには鉢の側面から根を出して鉢の外にまで根を出してきていました。春に植え替えてからも元気そうで次々蕾をあげてきていました。こんな秋口まで花を継続して咲かせることは今までありませんでした。
一つ困ったこともあります。この苗どうしても少し斜めに傾いてきてしまいます。鉢の横に石を突っ張りのように置いてみてもなかなか直りません。どうも苗の根元に出てきた子が土を押し上げて、傾かせているような感じです。これはこの子を取り去ってしまわないと直らないかもしれません。苗の根元なのでうかつにはずしてそこから腐りでも入るとやっかいなので、今のところそのままにしておくことにしました。来年の春、植え替え時にはずすかどうか決めたいと思います。それまではこのまま元気に育ってくれることを期待しましょう。
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- 2016/09/04(日) 22:22:46|
- ロビオプシス
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去年の夏頃、ヤフオクで烏羽玉2本という事で、入手した苗です。
最初は痩せて、あまり元気がなく2本の違いもよくわかりませんでした。入手したときには花も咲いていませんでしたので、ちょっとタイプの違う烏羽玉が2本来たという感じでした。
それから1年ほど、だんだん元気になってきて、花も咲くようになり、両者の違いがはっきりしてきました。右側の苗は青みがかった肌に薄いピンク色の花を咲かせています。うーむ、これは紛れもなく
烏羽玉でしょう。肌に現れた稜線が上下に繋がった外観は烏羽玉の特徴です。
それに対して、左の苗は薄緑色の肌に、白い花を咲かせています。これは間違いなく
翠冠玉です。最初は烏羽玉かと思っていたのが実は翠冠玉でした。私も花が咲くまでは自信がなかったのですが、花の違いを見て違いがはっきりしました。結局、ヤフオクに出品された方も、何を植えたのか記憶違いをされていたようです。こうやって2本を並べてみると違いがはっきりします。まあ、どちらも特徴があって、いいものです。今、両方共に5cmくらいの大きさ。たまたま大きさもほとんど同じです。比較のために、この2本、このまま同じ鉢で作り続けて見ようかと思います。将来どんな違いを見せてくれるでしょうか。ちょっと興味がわきます。
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- 2016/09/03(土) 23:38:18|
- ロホホラ
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うちには2011年に入手した
ギムノカリウム・翠晃冠錦があります。
この苗、どうもうまく育ってないので本当は余りお見せしたくはないのですが、サボテンにはこういう育ち方もあるのだと、悪い見本としてみてやってください。
上の写真は入手後約1年、2012年の春の写真です。少ししわが寄っていますがまずまずというところで、花を咲かせています。

そしてこれが2012年の冬の写真、花のない時期、最初は斑の方寄りは少なかったのですが、だんだん斑のある部分とない部分がはっきりしてきました。

2014年の春にはこんな風になりました。左の方には緑の部分がほとんどなくなってしまいました。最初はかなりあったのですが、斑柄はかなり変化してきます。形も大分歪んできています。斑の部分が緑の部分よりも大きくなってきました。

そして、2016年8月末の写真です。ほんと変な形になってしまいました。今まで斑入り苗は多く見てきましたがこんなに歪んだ苗は初めてです。これだけ歪むと元に戻るのは絶望的です。どうした物か。胴切りでもして子供に期待するか・・・・。子供がうまく出てくれるかどうかもわかりません。どうせなら新しい苗を入手するのが一番早いのですが。ちょっと悔しい気もします。さてさて・・・・。
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- 2016/09/02(金) 23:04:54|
- ギムノカリウム
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交配から約2ヶ月、ようやく
緋牡丹錦の種を収穫しました。
以前種を取ったときには果実の側面が割れてそこから種が顔を覗かせていました。しかし今回は果実の側面からカビが来て腐り始めているようでした。さわってみるとポロッと取れました。形はどうであれこれでようやく種の収穫です。

果実の中のゼリー状の果肉と種を一緒に茶こしの中に入れて流水でよく洗浄すると種だけが残ります。種が細かいので、粗めの茶こしだと抜けて出てしまうかもしれません。種を白い紙の上に広げるとこんな感じです。少なそうに見えますが、種が細かいので数はかなりありそうです。小さいのでうまく数えられなせんが、試しに100個数えてみました。ほんの少しの量です。後は推定で約500個くらいはありそうです。量としてはほんの少しだけなのですが、小さいのでかなりの数量でした。

普通の見ていると、外観は薄茶色の白い点に見えます。しかしそれを拡大してみると、こんな感じです。なにか、レイシの実のような外観です。小さなぽつぽつが全面にあって面白い外観です。もちろんこんな姿は肉眼では見えません。大きさを正確に測ってみようと、仕事で使うマイクロメーターを取りだして測定してみました。最初は1個だけで測ったところ、押さえたらつぶれてしまいました。そこで4個一緒に測ったら、直径は約0.35mmくらいでした。なんと小さいことでしょう。おそらくケシ粒よりも小さいのではと思います。
いずれにしても、これでようやく緋牡丹錦の実生が出来ます。今は中途半端な時期なので、来春まで待って実生を始めたいと思います。経過はまた載せますのでよろしく。
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- 2016/09/01(木) 22:58:47|
- 実生・採種
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