オリヅルランです。このオリヅルラン、多肉植物のアガベ属に分類されるとか。アガベの吉祥冠や、雷神を見慣れていると、普通のアガベの雰囲気ではありません。もっと観葉植物よりの姿です。
我が家にこのオリヅルランが初めて来たのはもう20年以上前でしょう。それから特別増えるでもなく、なくなるでもなく、ずーっと我が家の軒先で育っています。夏場に勢いよく成長すると、ランナーを出して、その先に子株が生まれます。その子株の形が折り鶴に似ている所からオリヅルランという名が付いたと聞きました。そういえば、その子株の葉の形は鶴が羽を広げた形を連想させます。
この苗も、夏にその子株を挿し木した物。これからの冬場をうまく乗り切れば来年には立派な大株に育つでしょう。冬の寒さには0度以下になっても耐えるようですが、どうしても葉先は茶色くなって痛みます。冬の寒い時期は出来るだけ暖かい場所において冬越しさせると葉の痛みも出にくくきれいな状態で冬越しさせることが出来ます。
白い斑の入った葉をカーブさせて広げる姿は優雅で好きです。もう少し増やして知り合いなどにあげたら喜ばれそうです。今なら挿し木するのに間に合うかもしれません。今出ているランナーの子供を植え付けておこうかなと思います。
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- 2016/10/31(月) 22:28:34|
- 野菜と花の栽培
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真夏の暑い時期には地上部の茎などは全部枯れ果てて、全く枯れた茎だけになっていた
オギザリスが緑の葉を元気に出してきました。この苗は三つ葉のクローバーのような葉を着けて、葉の茎は真っ赤です。この苗は比較的大きめの花が咲いていました。直径3cmくらいかな。今はこんなに葉がいっぱい出ていますが、真夏には枯れ草のみの状態。以前は何が植えてあったのかわからず、八語と処分しそうになって、中から小さな球根らしきのが出てきて、何かわからずとまどったことがあります。その時には何なのかわからないまま一応別の鉢に植えておこうということでその場を過ごしました。それが秋になってくると葉を出してかわいい花も着けてきます。
この苗、結局いつどこで買ったのかよく覚えていません。いつも夏場に枯れてしまうので秋植えの苗が春に枯れた跡だったのかと間違うことがあります。名札をたてれば良いのですが、無精をして何も表示しないと枯れ草と間違えます。もうそろそろ花が顔を出す頃。まだかなー。

こちらはまた別のタイプオギザリス。かなり小型種のようです。これも夏場は何もなしの状態でした。こちらの葉はクローバー型をしていません。細い軸です。よく見ると所々から蕾が出てきていました。蕾は細い軸で伸びて比較的高い場所に咲きます。ピンクのかわいい花だったと思います。薄い花びらのため、蕾の大きさからして大きく感じます。もう少しで咲くと思います。また花が咲いたら写真を撮ってみます。
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- 2016/10/30(日) 22:11:10|
- 野菜と花の栽培
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今年も
皇帝ダリアが伸びてきました。今で高さは2mくらい。最終的には2.5-3mくらいまで大きくなるでしょう。先端の方にはようやく蕾も見え始めました。いつも11月になってから花が咲きます。もう少し早く花が咲いてくれれば安心して育てられるのですが、我が家の近くでは霜が降りそうになってから花を咲かせます。6-7年前には畑に植えて、いっぱい蕾をつけていて、ようやく数輪花を咲かせたかと思ったら、霜が降りて、一夜のうちに枯れてしまいました。遅くに花を着けるくせに寒さに弱い皇帝ダリアです。
この苗は2年前におおきめに植木鉢に植え付けて、去年は少しだけ花を着けました。去年は台風の影響で折れたりして、結局3-4輪の花を咲かせるのが精一杯という感じでした。その後枯れた地上部を20cm程だけ残して冬を越させたら、春になって根元付近から芽が出てきました。結局根が生きていて茎の根元から芽を出したようです。皇帝ダリアはダリアの仲間ですが、普通のダリアのように芋を作りません。どうも宿根草のように根が生きて翌年芽を出すようです。でも、あまりに寒い時期には戸外で冬を越させることが出来るかどうかは今の所わかりません。この苗は鉢植えにしていますので、冬の寒い時期屋内に取り込んで冬越しさせました。結局今年もそういうことになりそうです。
それにしても皇帝ダリアは背が高くなります。余り鉢が小さいと不安定で倒れそうです。家の場合は30cmくらいの深めの塗り鉢のため、何とか倒れないでいます。でもやっぱり支柱は着けた方が良さそうです。支柱を立てて、開花を待つことにしましょう。
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- 2016/10/29(土) 22:26:21|
- 野菜と花の栽培
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私の家には
二鉢のネリネがあります。一鉢は近所のおうちから頂いた苗、もう一鉢は通販でサカタの種から買った苗です。
上の写真が近所のおうちから頂いた苗です。これは夏場でも葉が出ています。晩秋頃になるとピンクのかわいい花を咲かせます。去年は3輪ほど咲きましたが、今年はどうでしょう。植え替えもしていないでただ水をやるだけで、余り大きくなってないようですのでそんなにたくさん花が咲きません。最初、2-3個の球根を頂いて、もう5年ほどになるでしょうか。苗は10株ほどに増えています。うまくいけば10輪くらいは咲くのでしょうが。来春頃に植え替えしてやればもっと花を咲かせてくれると思います。覚えておきましょう。

こちらが、サカタの種から買った苗です。もう7-8年くらいになると思います。でもまだほとんど花が咲きません。去年は芋虫のような虫が付いて危うく食われてしまうところでした。何とか薬で除去しましたが、結局花は咲かずじまいでした。今年は虫の被害もなく元気そうです。こちらの種類は夏場に葉がなくなってしまうタイプ。上の種類と全く性質が違います。花は最初に何種類か違う物を注文していたので、いろんな花が咲くのではと期待しています。今年は元気そうに葉を出してきているのでちょっと期待しています。ようやく花が見られるかな・・・。
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- 2016/10/28(金) 23:05:46|
- 野菜と花の栽培
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夏の間、暑くて調子のでなかったハオルチアが秋になって元気になってきました。今日はそんな中からレース系と呼ばれる優しい容姿のハオルチアを集めてみました。
ハオルチア・カミンギーです。4年ほど前から我が家にいます。去年夏場にかなり下葉が枯れて大丈夫かなと心配しましたが、何とか持ち直しました。調子の悪いときは根が枯れていました。夏の暑さでやられたのでしょう。やっぱりハオルチアは夏場、出来るだけ温度を下げる対処をしないと枯れたりすることもありそうです。温室内の通風を忘れたりするとやばいです。気をつけましょう。
少し白っぽい毛付きの葉をいっぱい出します。柔らかそうでかわいいです。調子を損ねると葉先が枯れたようになります。ご機嫌斜めにならないように気をつけましょう。

ブラックベルディアナです。葉は先端がとがって半透明になっています。柔らかそうに見えますが結構硬いみたい。この透明感は逆光で写真を撮るときれいです。今度はもっと逆光で撮ってみましょう

ハオルチア・ボルシーです。巷でボルシーと呼ばれている苗にはいろんなタイプがありそう。この苗は葉の周りの毛が少なめです。他にはもっと毛が多いものも見かけます。どんなタイプが標準的なのか私にはまだよくわかりません。でもこれも綺麗です。緑の肌が気持ちいいです。

ハオルチア・羽衣です。これはどうも交配種のようです。でも葉の周りの細い毛が絶妙。非常に優雅です。何と何の交配種なのかはわかりません。でもきれいなら何の問題もなしです。この姿を楽しめればそれで満足です。

ハオルチア・ベヌスタです。全体に毛をまとい、先のとがった葉を伸ばします。毛が生えていて少しわかりづらいですが、葉の先端は半透明になっています。逆光線で撮影するとそこから光が透けてきて何とも言えず怪しい雰囲気になります。この苗は少し葉が細長い感じ。もっと太くて短い苗の方が珍重されるとか。でもきれいなので良しとしましょう。
ハオルチアの成長適温は20度前後とか。真夏の30度を超えるような時期は苦手のようです。冬場は5度くらい以下にならなければ問題なく越せます。そして春が近づいてくるとまた元気に成長してくれます。最近の私の温室ではサボテンよりもハオルチアなどの多肉の方が元気に見えます。サボテンと多肉両方を同じ温室内で、完璧に育てるのは難しいんでしょうね。
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- 2016/10/27(木) 22:35:26|
- ハオルチア
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前に結構いい斑柄の
静鼓錦を掲載しました。それは斑の部分が白めで、濃い緑の肌とのコントラストが効いて鮮やかでお気に入りの苗でした。
今日の苗はそれとは全く系統の違う斑入りの静鼓錦です。斑の部分の色合いが黄緑色で、比較的緑の肌とのコントラストが控えめです。それでもその斑柄は良く、全部の葉にハケ斑としてよく散って入っています。その肌は少し艶消しっぽくて艶はありません。それでもその姿は紛れもなく静鼓なのです。同じ静鼓錦でも全然違います。
この苗、しばらく前に花を付けていて、少し前に咲き終わったところです。春にも咲きました。一方、前に紹介した静鼓錦の方はまだ花を咲かせていません。春の花の時期もだいぶずれていて、交配したいと思いながら結局はかないませんでした。この秋の花でもどうも交配は出来そうにありません。外観だけかと思ったら、その性質も全然違うみたいです。せっかく静鼓錦同志での交配をもくろんで入手したのにうまくいきません。
この苗は入手後約2年。ようやく今年になって花が咲き出したところです。もう少しうちの栽培環境になれてくれば、また性質も変わってくるかもしれません。来年の春にはもう一度交配を試みたいと思っています。
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- 2016/10/25(火) 22:27:22|
- ハオルチア
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2年前に輸入種子を播いて、
マミラリア・陽炎が3本生まれました。成長はまずまずで、上の写真が今年の2月15日の物。大きさは2-3cmくらい。こんなに小さくても花を咲かせています。陽炎の特徴はその刺のほとんどに毛が生えていること。中刺の鈎刺にまで毛が生えています。そのため、その外観は毛のために霞んだようになり、独特の雰囲気です。その様子から陽炎という名が付いたのでしょう。面白いサボテンです。

それから6ヶ月、8月7日の写真です。だいぶ大きくなり見違えてしまいます。刺の間から緑の肌が透けて見えます。立派な中苗です。

そしてこれが10月16日の写真。またさらに大きくなりました。隣とくっつきそうです。
そういえば以前他から入手した陽炎の名とは全体的に雰囲気が違います。色合いが白っぽくて、刺にある毛は少なめです。

これが他から入手した苗。全体的に毛が多く、刺は赤っぽいです。こちらの方が陽炎っぽいといえそう。私の実生した苗はまた別の品種のように思えます。どうなんでしょう。
こちらはもう一つ別の苗。子供が出て今4頭立て。また成長点付近が怪しくなってきています。この部分から子が出てきそうな感じです。この陽炎、比較的上の方から子が出てくるという変わった性質を持っているみたい。マミラリアの多くの品種は苗の下の方かあ子を出すことが多いのですが、これはちょっと違うみたい。
去年の写真から判断して、年明け頃から花を咲かせるようです。また花を見ながら、この3鉢の苗を比較してみましょう。
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- 2016/10/24(月) 22:13:02|
- マミラリア
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一昨年の実生苗です。
手前が兜錦。奥が紅葉(系)ヘキランです。
いつものことですが、兜錦は成長不良。紅葉ヘキランは一応うまく成長しているようです。この紅葉ヘキラン、ついこの間までは全部緑の状態でした。それが少し気温が下がってきたら、成長点付近が赤くなってきました。これらの苗はまだ1cmくらい。これから大きくなってくるとどうなるか、まだわかりません。
以前別の苗でこれくらいの大きさの時には赤い苗も次第に大きくなるに従って赤みがなくなり、普通の緑の苗になってしまった物がありました。どうも小さな時には赤みが出やすく、大きくなるに従ってそれがなくなる事が多いようです。これはうちの実生苗だけかもしれませんが、元々この親苗も赤みのない緑の苗でした。その遺伝子の中に少し紅葉の性質を持っていて、それが小さな苗の時だけ表れるようです。出来ることならずーっと大きくなるまで赤いままでいて欲しいのですが、どうも難しそうです。
そういえばヘキラン錦の斑の部分が赤くなる苗も、大きくなるに従って赤みが出にくくなるように感じます。去年真っ赤になったヘキラン錦も今では黄色になっています。これから赤みが増すとは思いますが、真っ赤になるかどうかはわかりません。気をつけて観察していましょう。また経過はその都度ご報告したいと思います。
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- 2016/10/23(日) 22:52:21|
- ランポウ類
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自家実生2年半の
フェロカクタス・日の出丸です。
種はアメリカのメサガーデン。我が家にしては順調に育っています。隣同志くっついてきました。今、直径は3cm前後。刺もかなりしっかりしてきました。見てみると刺の赤いのは1本だけ見たい。他は黄刺のようです。日の出丸には刺の赤いのと黄色いのがあるようで、刺も真っ赤なのはなかなかお目にかかりにくいみたいです。前に中苗を買ったのはかなり赤っぽかったのですが、最近はちょっとご機嫌斜めで、新刺が出てきません。しようがないのでこの実生苗に期待ですが、黄色の刺が多いです。メサガーデンのカタログにはレッドスパインって書いていたのでさぞ赤い刺が出てくれる物と期待していました。ちょっと期待はずれです。

でも黄刺も良いかもしれません。これで太くて幅広の刺が出てくれれば充分楽しめます。刺はまだこれから。と替えhかなりおおきくなってから幅広になることが多いです。もう少し様子を見ましょう。来年早春には植え替えしないといけませんね。
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- 2016/10/21(金) 22:42:45|
- フェロカクタス
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4年ほど前、ネットで
アガベ・吉祥冠覆輪錦の中苗を入手しました。
アガベは好きで、30年ほど前に購入した雷神はいっぱい増えて温室のあちこちにあります。この吉祥冠覆輪錦は、吉祥冠の葉の外側に斑が入った物です。ちなみに葉の中央部分に斑が入ると、中斑という呼び方をします。
この吉祥冠、4年前に購入した苗が成長点が止まって、子吹きし、その子をはずして挿し木した苗です。何個か出ていた子の中で一番大きめの苗がこれ。これで直径12cmくらいあります。アガベはかなり成長が早く、植え替えさえまめにするとどんどん大きくなります。葉の周辺の斑と、鋭い爪が魅力的です。

同時にはずした子の小さめの苗を挿し木していたのも大きくなってきました。1年ほど前は3cmくらいだったのが今では10cm近くまで大きくなっています。ちょうど小苗として譲ったり、販売したりするのに適した大きさです。植え替えて、サボテン同好会の交換会にでも持っていきましょうか。そういえば最近は用事が多くて交換会にも行けていません。来月はどうかな・・・・。ちょっと予定を調整してみましょう。
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- 2016/10/20(木) 22:43:39|
- アガベ
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これも多肉植物の範疇にはいるのではと思います。
マユハケが今年もかわいい花を咲かせました。
この鉢は2本植えです。このほかにもう3株同時に花を咲かせて、合計5輪になりました。元はと言うと、6-7年ほど前に知り合いの方から1本頂いたのが増えた苗です。ある程度の大きさになると盛んに子を出して来ます。それをはずして植え付ければすぐにつきます。花は葉の広がりが15cmくらいにならないと咲かないようですが、成長はかなり早いので、2年もあれば開花年齢に達するでしょう。

この花がマユハケのいわれとなった物。男性は化粧用品としてのマユハケという物には縁がないですが、女性なら馴染みのある物なのでしょう。本当に柔らかいハケの先に似てかわいいです。

この二つの花も微妙に違いますが、どちらも柔らかそうなハケのイメージにぴったりです。ネットで調べてみると、赤花、ピンク花の品種もあるようです。この苗には白い花が似合いそうですが、ピンク花のマユハケも面白そう。また機会があれば入手して花を見てみたい物です。
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- 2016/10/19(水) 22:36:13|
- 多肉植物
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前の日曜日、
サツマイモにつづいて
落花生も収穫しました。
皆さん落花生ってどういう風になって取れるかご存じですか。落花生は、苗の枝の部分に花が咲き、そこから根が下向きに伸びて、それが地面にまで届き、その先の地中に落花生が出来ます。私も最初はそれがわからず、うまく実が収穫できなかったのを思い出します。最初に苗をホームセンターなどで購入するのが5月の連休頃。その苗をビニールマルチを敷いた、畑に植え付け、1-2ヶ月。枝が伸びて小さな花が咲き、そこから根が下向きに伸びてきます。そのままではビニールマルチがじゃまをして根が地中に届きません。そこで、その枝の下付近のビニールマルチを切って剥がします。花から伸びた根がうまく地面に届くようにその部分のマルチを剥がすのです。最初からビニールマルチを張らなければこういう手間はいりません。しかし私の畑ではマルチなしでは草まみれになってうまく育ちません。ビニールマルチは黒い色をしていて、地中の温度を上げる効果もあります。春の涼しい時期には地中の温度を上げるということは成長を促進する効果もあります。
今年は4本だけ落下生の苗を植えました。その4本ともによく成長し、たくさん実を付けました。苗を抜いたときはこんな感じ。苗自身の根の部分には落花生は付いていません。落花生は枝の花の咲いたところからでた根の部分に付いています。こういう性質を持った植物は他にはあまりないでしょう。落花生の実は比較的小さめですがかなりたくさん採れました。

苗4本での収穫量です。結構あります。これをさっと水洗いして、天日で1-2ヶ月ほど干せば、市販されている落花生と同じ状態になります。数年前から植えていますが、自家製の落花生はおいしいです。今までは余りたくさん採れたことがなかったので充分満足するほど取れたのは初めてかもしれません。
2-3年前にはイノシシが来て、全部収穫前に食われてしまったこともありました。去年からは鉄のフェンスをしていて、イノシシの害はなくなりました。それでも畑の周辺には今も何度かイノシシが来て、あちこち掘り返しています。特に雨の日にミミズを捜すようで、雨に日の翌日にイノシシの来た跡がよく見られます。先日も畑のすぐ近くまで来ていたようで、フェンスがなかったら、サツマイモ、落花生共に全滅していたのではないかと思われました。ほんとにフェンスをしていて助かりました。
それにしても、やっかいなことです。10年くらい前まではイノシシなんて全く山奥の村の出来事のような印象で、聞いたこともありませんでした。それが今やあっちでもこっちでもイノシシ被害が出ています。イノシシはほとんどが夜来るので私自身も見たことがありません。見かけた人に話では、10頭以上の大きな群れになってやってきているようです。まともにそんな群れにやられると、畑の芋類などはいちころです。なんとか、イノシシの群れをこなくする方法はないのでしょうか。
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- 2016/10/18(火) 22:43:17|
- 野菜と花の栽培
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もう10月も半ば、そろそろ
サツマイモの収穫をしようと、昨日と今日とで植えていた全部のサツマイモを収穫しました。
とりあえず孫達に芋掘り体験をさせてやろうと準備を。そのまま蔓を引っ張ってもなかなかうまく芋が付いてきてくれないので、あらかじめミツコ(3本の爪の付いた鍬)で土を掘り起こしてから孫達に引っ張らせてやりました。一つの蔓に3個も4個も芋が付いてくると見事で、喜んでくれてやりがいがあります。でも結構こちらは大変。ただ単純に芋掘りするだけの方が楽ではあります。でもこうやって子供や孫達が喜んでくれるからこそ作りがいもあるという物。まあ、楽しいひとときでした。
結局3種類植えていたサツマイモは全部収穫しましたが、蔓の片付け、ミツコでかじいてから芋の収穫と、結構な重労働でした。
上の写真は今年初めて植えた、
安納芋です。他の芋よりも黄色っぽい外観です。事前に何個か掘って試食してみましたが、焼き上がりはオレンジ色をしています。すごくジューシーでしっとりした食感。一番下の孫が1歳くらいですが、その子の離乳食にも使えるわと娘が持って帰りました。おいしそうに食べたそうです。
やっぱり安納芋は他のサツマイモとはちょっと違うようです。焼き芋がメインですが、このしっとり感は他にない魅力で、気に入りました。芋蔓は10本植えただけですが、5-6kgは取れたかと思います。これはラッキーでした。

こちらは
紅あづま。まあ、これはごく一般的な品種。毎年、鳴門金時かこの紅あづまのどちらかを植えます。天ぷらにしたり、家内がスイートポテトを作ったりします。焼き芋でもおいしいですが、少しぱさぱさした感じで、やっぱり安納芋と比べるとちょっと見劣りします。まあ、いろんな物に使えるので来年の春頃までは保存も可能です。じっくり味わいます。

こちらは、安納芋の好敵手として植えた、
紅はるかです。外観は紅あづまと余り変わりません。ネットで安納芋よりも甘くておいしいと書いていた人があったので、植えてみました。1個試食してみましたが、紅あづまとさほど変わらない感じで、もう一つしっとり感が物足りないようです。焼き方にももう少し工夫が必要なのかもしれません。焼き芋の場合、60-70度くらいの温度で1時間くらいかけて焼くと甘みが出ておいしいと聞きます。いつもはレンジとトースターで40-50分で焼いていますが。もう少し時間をかければおいしくなるかもしれません。今度再挑戦してみましょう。

サツマイモを掘るときミツコでかじいていると、どうしても時々芋を傷つけてしまうことがあります。そのような傷の付いた芋をそのままにしておくと、傷口から雑菌が入って1週間もすると黒づんで苦い味になって食べられなくなります。そこで、そんな傷の付いた芋は、傷口をすぐに流水で洗って、土を取り除き、干しておくようにします。そうすれば数日は大丈夫です。でも余り日持ちはしませんので、こういう傷の付いた芋から消費していかないといけません。
今回も結構たくさん傷ついた芋が出来てしまったのでしばらくは芋料理が続きそうな感じです。でもおいしいのでそれも良いかなと思います。何しろ今が旬です。色々芋料理を頂きましょう。
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- 2016/10/16(日) 22:30:44|
- 野菜と花の栽培
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ロセオカクタス・亀甲牡丹に花が咲きました。
やっぱり牡丹類の花はきれいです。まだ苗の大きさは8cmくらいと小さいですが、2輪同時に開花しました。この苗、成長点に疣や綿毛が余り出てこず、あんまり大きくなったように思えません。それでもちゃんと花は咲きます。牡丹類って成長が遅いと聞きます。元々こんな物なんでしょうか。
そういえば、2年ほど前に播いた亀甲牡丹の苗もありましたが、5mmくらいからほとんど大きくなりません。そのまま消え去りそうな感じです。どうもうちでは牡丹類もうまく育たないように感じます。どこが良くないのでしょうか。もう一度栽培手引き書などを読み返してみて勉強し直さないといけません。原点に戻って栽培の仕方を見直せば、何かうまく育てるヒントが見つかりそうに思うのですが・・・・。
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- 2016/10/14(金) 22:56:54|
- 牡丹類
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秋も深まってきて、肌寒い季節になりました。
そんな時期は冬型のマミラリアが元気になってくる時期でもあります。この
マミラリア・銀河も成長点周りに白毛が伸びてきました。この白毛は花の咲く印。この白毛の中から濃いピンク色の花を咲かせます。花の季節はもう1-2ヶ月ほど後でしょう。
この銀河、7年ほど前に伊豆のサボテン公園に行ったときに購入した苗です。その頃は4cmくらいの大きさでした。それが今では直径9cm高さ11cmくらいになりました。我が家では一応順調に育った方です。マミラリアは一番育てやすい種類なのかもしれません。一昨日の兜丸や太平丸など、うちではうまく育ちにくいものも多いですが、これらマミラリアの品種がまともに育ってくれるところが救いになっています。
この苗は確か、先月植え替えしたところだったと思います。最近物忘れがひどくて、どれを植え替えしたのかすぐに忘れてしまいます。一度植え替えした物をまた抜いてしまったり・・・・・。やっぱりじゃまくさいですが、一本一本名札を付けて、植え替え日時も書いておかないとだめですね。今度から気をつけます。
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- 2016/10/13(木) 22:52:36|
- マミラリア
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今日は
ハオルチア・ピクタです。
この苗は2-3年前に入手した物。ちょっと小型のよう。元々ピクタという品種は少し小型のように見えますが、株径6cmくらい。まだピクタのことはよくわからない部分もありますが、葉の白い点が多くて白く見える系統が良いとされているようです。この苗はまあ普通かなと言うところ。

こちらは今年入手した苗。ピクタとピクタパンドラ錦の交配らしいです。斑はなさそう。葉は暗めの色で、茶色っぽい筋がはいっています。これが良いのでしょう。葉の色が赤っぽかったり、黒っぽいのも珍重される様です。その点ではこれはなかなか良い雰囲気を持っています。秋から冬にかけてある程度寒さに遭わせてやると色付くかもしれません。サボテンでは緋牡丹錦なども寒くなってくると赤みが強くなります。ハオルチアにも色変わりをする物があるようです。そんなのも収集してみたくなります。
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- 2016/10/12(水) 22:53:08|
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一昨年、白点がきれいでかなりいい系統の兜丸を2本購入しました。その後、一度植え替えをしてそのまま育てていましたが、どういう訳か花が咲かず、余り成長もしていないようで、どうしたのかなと思っていました。
そうすると先日急に腐りが出現して、びっくりです。兜丸は表面が比較的固い皮で覆われていて、そこに白点や疣があって、それが内部の様子をわかりにくくしている部分となっています。成長点部分が茶色くなってきてるなーと思ってさわってみると、内部は真っ赤。全部腐ってしまっています。直径8cmほどのかなりいい素質の兜丸だったのですが、全く手遅れです。

兜丸は元気なら、年に何度かは花を咲かせてくれます。花を咲かせないということは、かなり元気がないか、何か故障を抱えていることに違いありません。もう少し早めに抜いてみるべきでした。腐りは根からきているようで、根まで腐ってしまっていました。どうしてこんな事になったのでしょうか。全くわかりません。

もう一本、こちらの兜丸も調子が悪いです。側面部分から腐りらしき物が生じてきています。抜いてみると根は大丈夫そうでした。でも余り根の伸びはよくありません。

よく見ると、根の付け根付近に小さな傷らしき物があります。どうもここから腐りの菌が入っているように思えます。まだこの苗はそのままですが、結局腐った部分は元には戻らないので腐った部分を切り取るしか道はなさそうです。
しかし、兜丸はうちではどうもうまく育ちません。実生苗も、1-2cmくらいになるとこじれてくることが多く、かといって大きめの苗を買っても腐りやすい。なぜなんでしょう。ランポー系はうまくいくんですが、兜丸系とは相性が悪そうです。しばらくは兜丸には手を出さず、ランポー系だけで楽しむようにしようかなー、などと考えています。
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- 2016/10/11(火) 23:18:10|
- 兜丸類
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今年の秋も、
いろんな冬野菜を植えました。
種まきをしたのが9月4日。出来るだけ早くしたいと思いながら結局9月になってしまいます。いつもなら、日差しが強くて乾燥気味になるために灌水に追われるのですが、今年は雨続きで、発芽はした物の成長が芳しくありません。巷でも日照不足で野菜の生長が悪く、野菜が高騰しているそうです。うちの畑もどうも成長が良くないようで、1ヶ月経った現在でもまだ余り大きくなっていないものが多いです。
今年種まきをした野菜は、白菜、ダイコン、にんじん、リーフレタス、水菜、チンゲンサイ、茎ブロッコリー、小松菜、ラディッシュ、カブラなど。去年の残っていた種を蒔いたのもありましたが、何とか生えそろいました。種は袋に記載されている消費期限から1年以内くらいならなんとか生えるようです。2年くらい過ぎると発芽率は極端に下がります。野菜の種は種類によっては一袋にいっぱーい入っているのがあり、1年では使い切れないことも多いです。余るので翌年に持ち越しなんてのも多いです。さすがに去年の種は今年で使い切らないとだめですですけどね。
上の写真は虫除けの不織布のシートのトンネルです。これがないと、葉物野菜は虫だらけになってしまいます。一旦虫が付くと完全に駆除することが難しく、結局最後は虫の餌食とかしてしまいます。今年は種まき後に台風が来て、シートを張るのがだいぶ遅れました。少し遅れただけですぐにキスジハムシなどの害虫が来ていました。仕方ないので薬をかけてシート張りをしました。出来るだけ薬は使いたくないですが、放っておくと、虫だらけになります。

種まきから1ヶ月、白菜はこれくらいのサイズ。10cmくらいかな。うまく発芽しているのや、発芽後虫に食われてだめになったのやで、半分くらいの出来です。

種まきをするときに、保険のためにと、白菜のポット苗を4本と、茎ブロッコリーの苗を4本買って、一緒に植え付けていました。それは1ヶ月経って25cmくらいまで大きくなっています。こちらは順調です。種まきの9月上旬頃では、白菜や、茎ブロッコリーをまともし大きくするには時期が少し遅いそうです。やっぱり8月中に種を蒔かないと、充分大きくなる前に寒さが来て成長不足になるようです。毎年、白菜、茎ブロッコリーは植えますが、多少は取れるものの、十分な大きさに育った試しがありません。やっぱりもっと早めに植え付けないとだめなんですね。

こちらは水菜です。久々の日差しで葉がしおれています。でも大丈夫です直射日光が当たればみんなこうなります。まだ収穫までには1-2週間かかりそうです。適度に晴れて、時々雨が降るくらいが良いのですが、今後の天候はどうでしょうね。今年の野菜の生長も天候次第と言うことになりそうです。
それと、害虫対策です。毎年不織布のシートを掛けていますが、最初のうちは何とか虫の被害は少ない物の、12月頃になるとどこから来るのかアブラムシが付いて、年明け頃にはアブラムシだらけになることが多いです。今年はアブラムシ対策としてニームを試してみようと思っています。夏野菜で、アブラムシ類には効果が見られたからです。ただし、冬になると、ニームオイルは固まってきて、水に溶けないようになってしまいます。寒い時期は湯に溶いてから使用しないといけません。うまく使えるかどうかまだ試していないので何とも言えません。また試してみます。
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- 2016/10/07(金) 22:27:11|
- 野菜と花の栽培
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一昨年に入手した
ハオルチア・オブツーサです。子供の付いた中苗を一株手に入れて、それを2年育てたら、大きな苗2株に育ちました。オブツーサって結構成長は早そうです。オブツーサとしては標準的な大きさの葉をしています。こんもり盛り上がって、直径8cmくらいになっています。この写真はストロボ撮影で、ちょうど真上方向から光が当たっています。これが逆光になるともっと透明感が出てきれいでしょう。でもきれいに育っています。

こちらも同じ親からのカキコ。こちらはもっと大きくなって、直系11cmくらい。子供も出ています。この子供も取って挿し木すればすぐに根が出るでしょう。かんたんに増やせます。
今はこの標準的なオブツーサと、もう少し大型のオブツーサの2タイプだけです。今度はブラックオブツーサを入手したく思い、ヤフオクを物色中です。葉の先端が少しとがった形が、何とも言えず言い味わいです。でも高価でなかなか根が出ません。小さな苗でも良いので安価なものを手に入れようかと思案中。また入手できたら載せたいと思いいます。
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- 2016/10/06(木) 22:48:01|
- ハオルチア
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もう10月になり、本格的な秋です。そんな時期に、夏型のロビビア・紫野が花を付けました。いつもと同じ濃いピンクのきれいな花です。今年になっていくつ花を咲かせたか数えきれません。おそらく20個以上咲かせているでしょう。花サボテンと言っても、一度にたくさん花を付けて、同時にいっぱい群開させる物と、次々少しずつ花を咲かせてくるものなど、色々です。この紫野は後者かな。
![20130606222048597[1]](https://blog-imgs-96-origin.fc2.com/y/s/c/ysc726/20161005223310c62.jpg)
以前の写真を捜していたら、3年前の写真が見つかりました。2013年の6月の写真です。同じ苗ですが、苗の寸法はやっぱりかなり小さいです。この当時で高さ5cmくらいかな。それでもいっぱい蕾をつけていました。この蕾は全て咲いたわけではなく、いくつか咲いて、残りは落ちてしまったと記憶しています。余りにもたくさん花を咲かせると苗は弱ってしまうようです。そういえば、現在のこの紫野は、花を咲かせすぎたのか、少し痩せて胴のくびれが大きくなってきたように見えます。ここは少し養生させて体力の回復に努めないといけません。来年までの間、元気を回復させて、また来年もたくさん花を付けてくれるように、かわいがってやりましょう。
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- 2016/10/05(水) 22:46:58|
- ロビビア
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今年の春、キリンウチワに実生接ぎしていた苗を一斉に接ぎ下ろししました。その中には台木を少し残して挿し木した物と、台木を取り去って挿し木したものとがあります。比較的背が高くて穂の根元を切ってしまっても大丈夫な物は、台木を取り去って、穂の下の部分で切り取り、それが出来ない物は台木付きで降ろしました。
今日載せました苗は、
マミラリア・ペレツデラロサエ変種エルサエズです。台木を取り去って挿し木した苗です。従って形としては普通の胴切り、挿し木苗と変わりません。一応根は出て、成長してきています。でも元気いっぱいとは言えるかどうか微妙です。一応上の方のくびれから上が、挿し木後伸びてきた部分です。少し歪んでいますが、これはペレツデラロサエそのものが歪みやすい性質を持っているからと思われます。
黒くて太い中刺を出しています。刺の向きはだいたい揃っています。これは輸入種子の自家実生で、ペレツデラロサエの変種、エルサエズという名前が付いていた苗です。原種との違いは、刺が太くて黒みが強いこと、刺の向きがだいたい揃っていて、中刺が絡まることが少ないこと、花が、ピンク色が濃いめなところです。実際は花がないときは判別しにくいです。

この写真も天候の悪いことからストロボ撮影しています。ストロボは直接前から当てるとてかてか光りやすいので、上向きに照射して白い紙で反射させて当てています。完璧ではないですが、光の当たり方は自然に近いです。後ろにはバック紙として、黒のビロード生地を貼った紙を置いています。ビロード生地はネットも洋服生地屋さんで購入し、接着剤で紙に貼り付けています。ビロードは光の反射をしにくいので、バックを黒色に落としやすいです。
まだ他にも何本かキリンウチワの接ぎ下ろし苗があります。概してマミラリアは比較的発根しやすいみたいです。難しいのは太平丸です。無理に穂の根元を切った物は背が低くなりすぎてだめになったものが多いです。なかなか難しいですね。接ぎ下ろし苗はまた追々載せていきたいと思います。
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- 2016/10/04(火) 22:49:14|
- マミラリア
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テロカクタス・白刺大統領の花です。
もう秋だというのに夏型の花が咲いています。この苗は輸入種子を我が家で実生して、キリンウチワに接いでそれを接ぎ下ろしした物。台木を取り去って自分の根で育っています。大きさは直径6cmほど。花の直径もほぼ同じくらいのサイズです。テロカクタスの花は艶があってきれいです。この写真はストロボ撮影なので余計に花びらが光ります。
この白刺大統領、普通の大統領とはまた違う品種かと思って種を蒔いて育てましたが、棘色が全体に少し白っぽいだけで、他は普通の大統領と変わりませんでした。花の径は以前からある大統領の大きな花には及びませんが、花びらの数が多くて立派に見えます。色も底部分が真っ赤で、きれいです。花も今年で4回目の開花。結構よく咲きます。やっぱり花サボテンとしてはテロカクタス属は外せません。
最近、天候の悪い日が続き、お日様の顔を見ることが少ないです。こういう天候の悪い日が続いた後に急に快晴になると日焼けが起こることがあります。日照不足で徒長気味なところに急に強い日光が当たり、温室内の温度が上昇すると日焼けが起こります。今まで何度か経験しました。まだ天候は今少し良くない日が続きそうですが、回復後に注意です。
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- 2016/10/03(月) 22:58:17|
- テロカクタス
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先日掲載しました、豊明丸の実生苗と同じ時に実生した苗です。上の3本がマミラリアの美花種、ナピナ。下の2本が
マミラリア・ペレツデラロサエ変種アンダーソニーです。別名直棘のペレツデラロサエです。
種はドイツのコーレルの物でした。その種を蒔いたのは3年前、方や豊明丸の方は高さ7cmくらいにまで大きくなっています。こちらのアンダーソニーはまだ8mmくらいです。なぜこんなに差が付いてしまったのでしょうか。上に映っている、ナピナは3cmくらい。ちょっととこじれた部分があり、成長が遅れています。でもこれくらいの大きさです。アンダーソニーは特別に小さく、とても実生後3年生とは思えません。

実生したときは遅れて発芽し、発芽はした物の、ほとんど大きくならず、半ばあきらめていました。他の苗と同じく1年後くらいに植え替えたときにも、発芽時とほとんど変わらないくらいの大きさで、これはまともに育たないだろうと思いながら、植え替えました。その後もう一度植え替え、現在に至っています。なんとか枯れはしない物の、ほとんど大きくならず、約3年経って、小さいながらもアンダーソニーらしい、特徴が出てきました。白い縁棘に赤みがかった太い直棘の中刺を出しています。
この苗の実生時に何本か、キリンウチワに接いだ苗もありました。そのアンダーソニーの苗も、普通のペレツデラロサエよりも成長が良くなくて、結局こぶれた様になっています。どうもこのアンダーソニーという種類は原種のペレツデラロサエよりも成長が遅く、育つにくいような性質を持っているように思えてなりません。たまたま私の蒔いた種が性質としてそのような遺伝子を持っていただけかもしれませんが、どうも育てるのが難しい印象です。
それでも、今小さなこの苗の外観は、本当にきれいで、魅力があります。これが5cmくらいになればさぞかし魅力的な苗になるのではと言う期待も持たせてくれます。まだかなり時間はかかりそうですが、じっくり育てていい味わいのある苗に育てたいと思います。何か成長を促進する物はないですかね。万田酵素をもっとやってみましょうか。
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- 2016/10/02(日) 22:46:27|
- マミラリア
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今年の春先実生した、
レツーサ錦と、レツーサ、コンプトニアナの交配種がだいぶ大きくなってきました。前に載せましたのは7月でした。それから約2ヶ月、ようやく温室内で他の苗と同じ条件で育て始めました。それまではチャック付きのポリ袋の中に入れて、全く外気と遮断した状態でした。それ故、水分の蒸発もないので灌水もなしでした。実生する前に、陶器の鉢ごと電子レンジで加熱して殺菌していましたので、何とかほとんどカビや苔なども発生しませんでした。通常の外気に触れるとどうしてもカビや苔が生えて生育に影響する場合が多いです。
苗は、大きい物で広がり1cmくらいになりました。葉の数はようやく3枚と言うところ。最初わからなかった斑入り苗かどうかも判別できそうになってきました。

よくよく見てみると、どうも斑入り苗はなさそうな感じです。最初白っぽい色をしていた苗は、日照が少なかったために葉緑素が足りなかったようで、光が当たってくるとだんだん緑が濃くなってきました。まだ苗が小さいため、正確なところは判断できませんが、斑入りは見あたりません。もしあったとしてもほんの少しだけと言うところかと思います。苗の数は50本くらいはあるでしょう。それだけあっても斑入りがないと言うことはよほど斑が出にくいと言うことなのでしょうか。ハオルチアの斑入り作りというのはなかなか根気のいる作業のようです。今年の秋から来年の春にかけて、また花が咲くことでしょう。またもう一度やってみようか、もうやめようか、思案します。
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- 2016/10/01(土) 22:35:22|
- ハオルチア
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