
うちには斑入りの多肉が結構あります。元々斑入り種が好きで好んで集めているのもありますが、そんな苗同志を交配して種を取りたくて色々苦心しています。当然のことながら、普通は同じ種類の株が2本以上ないと交配できません。斑入りでない種類はかんたんに入手できるのでも、斑入り種となるとなかなか入手できないものが多いです。去年レツーサ錦の2本目の苗を入手しましたが、なかなか花が咲かず、結局まだ交配は実現できていません。
これが以前からある
レツーサ錦。かなり大きくなって12cmほどになっています。花茎は2本出ていますが、相手方の斑入り種の時期が合わず、いまだ交配できずです。斑のないコンプトやコレクタは花を着けていますが、去年交配して斑入り苗が全く出来ず、今年は挑戦しませんでした。片親だけが斑入り種だと、斑の出る確率かなり低そうです。両親が斑入り種ならかなり確率は上がると思うのですが。

こちらは
ボルシー錦。これは初めてご紹介する苗です。これも今は斑入り苗が1本しかなくていまだ交配出来ずです。もう一本斑のない苗はありますが、交配出来たとしても斑入りの出る確率はかなり低そうで、交配をためらいます。いっそのこと他の品種の斑入りと交配してみる方がいいかもしれません。
上の載せたレツーサ錦とこのボルシー錦とではどうでしょう。かなりタイプが違うので、余りお奨め出来ないような気もしますが・・・・。
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- 2017/03/31(金) 22:13:47|
- ハオルチア
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最近、世話が行き届かない部分もありますが、サボテンよりも多肉の方が元気なのが多いみたいです。写真上は
ハオルチア・ベヌスタ。入手から約3年ほど経って結構大きくなりました。直径は9cmほど。葉数も20枚ほどになっています。細かい毛の生えた葉は先端が半透明。ハオルチアの中では特異な姿と言えるでしょう。葉の向きが外を向いたり内側を向いたりで、修正してやろうかとさわってみても思いの外硬くて動きません。柔らかそうな外観と違って結構硬い質感です。そういえばこの大きさでもまだ花芽が出てきません。結構大型なのかもしれません。花が咲いたら何かと交配してやろうかなどと考えてしまいます。いい味わいの品種です。

こちらは
ハオルチア・カミンギー。2年ほど前に自主製作のサボテンカレンダーに載せましたっけ。その頃から大きさは余り変わっていません。直径10cmくらい。細かい髭のはえた細い葉が優雅で好きです。1年半ほど前に夏に根が腐って来てました。一度根がほとんどなくなって、それからまた復活しました。どうも夏の暑さには要注意のようです。一昨年の夏は普通に換気だけでした。今年の夏はエアコンを導入して冷房をフル回転させて、以前よりも温度は少し下がり、暑さに弱い多肉達も大丈夫でした。おそらく今年も大丈夫でしょう。でもひょっとして、夏場にエアコンが故障でもしたら、多肉達は全滅なんて事もあり得ます。どうかそんなことになりませんように・・・・。
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- 2017/03/29(水) 20:46:55|
- ハオルチア
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毎年大きな花を咲かせてくれる、
テロカクタス・大統領です。
もう5-6年前に息子達と伊豆のサボテン公園へ行ったときに買った苗です。その時は直径4cmほどの小さな苗でした。一応我が家では順調に育った方で今では直径8cm、高さ10cmほどになりました。毎年よく花を咲かせてくれますが、今年ももう3個ほど蕾が出てきています。普通のテロカクタスの花は6-8cmくらいのものが多いですが、この苗は10cm越えの大きさの花を咲かせてくれています。さて今年はどうでしょう。もうすぐ花が見られるでしょう。

こちらは、大きな花で気をよくして、輸入種子を購入して自家実生した苗、
テロカクタス・白刺大統領です。最初キリンウチワに接ぎ木して、早めに降ろして、今は台木なしで何とか育っています。白刺と言っても全く真っ白な刺というわけではなく、所々赤の混じる白っぽい刺の変種というような感じです。花は大きなのが咲くかと期待したのですが、ごく標準的な6cmほどの花でした。色合いなどは普通の大統領と同じ。でも確か、花びらが多くて八重咲きに近いような感じだったと記憶しています。こちらも蕾が出てきています。また花が咲いたら載せたいと思います。もうすぐです。
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- 2017/03/27(月) 21:00:56|
- テロカクタス
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ハオルチア・ゲラルディー錦です。斑はほぼ全面に入っていますが、少し地味柄。もう少し斑の部分が多ければ見栄えがするんですが。この苗はかなり大きく、直径は10cm近くあります。もう少しすれば子供が出てくるかもしれません。こういう斑入り苗は子供に良い斑柄の苗が生まれることもあります。今はそれを期待するのみです。
そういえば最近はハオルチア、エケベリアなどの多肉植物が若い女子の間でブームになっているとか。先日のテレビの夜の番組、ニュースゼロで桐谷未玲さんがレポートしていました。あちこちで開催される多肉植物の即売会などは若い女の子でごった返しているとか。多肉と一概に言えども、安いのは一鉢100円以下の物から、高いのは一鉢100万円以上の物まであるとのこと。その時の写真に写っていたのは、オブツーサ錦でした。名札には確かに100万円の値が付いていました。そんなのはおいそれとは買えませんが、確かに最近の多肉の相場は大変高騰しています。
先日まではハオルチアの盗難事件が新聞などにも大きく掲載されていましたが、これらは中国人による窃盗事件のようで、それも中国本土でのハオルチアブームがあるからと聞きます。まだ最近も時々盗難事件の話は聞きますが、物騒なことです。
盗難事件と、多肉女子の影響で、欲しい多肉が入手できなくなってくるのは困りものです。でもこれに目を付けて栽培業者がたくさん多肉を量産してくれれば価格も落ち着くかもしれません。でもそれには少なくても2-3年はかかりそうです。
それに比べてサボテンは育てている人が少なくなったのか、結構安く手にはいることが増えました。特に強刺種などは安くなったように感じます。今の内にそんなのを集めるのも手かもしれません。
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- 2017/03/25(土) 19:08:33|
- ハオルチア
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3年前のキリンウチワへの接ぎ木苗を降ろした苗、
ギムノカリウム・緋牡丹錦です。本当は4本この鉢に植えていましたが、2本枯れて2本だけが残っています。
上の大きめの苗は台木が着いた状態だったと思います。下の小さな苗はカキコ苗で、少しだけ根が出かけています。
上の大きめの緋牡丹錦ですが、ちょっと変わった斑の入り方をしています。黒っぽい緑の地に黄色から赤に変わる斑が薄く全体にないっているようです。成長点付近は薄い黄緑色になっています。余り見かけないタイプ。うまく育てれば良い苗になるかもしれません。もし台木付きだと、将来台木がだめになる可能性が高いので心配ではあります。
緋牡丹錦は普通、背が低いため、接ぎ下ろしをするときに、穂の胴の部分を切り取って降ろすことが難しい場合が多いです。背が高くなる品種の、たとえばペレツデラロサエなどは、背が高めなので穂を切り取って降ろせば、うまく接ぎ下ろしを出来ることが多いです。
キリンウチワ接ぎは色々たくさんやりましたが、結局うまく降ろせて元気に育っているのはほんの一部。ヘキラン錦やエキノプシスなどは比較的うまくいきそうです。キリンウチワに接ぐと非常に成長が良くて、面白いですが、うまく降ろせないのが玉にきず。袖ヶ浦などの様に永久台木になってくれれば良いんですが・・・・。
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- 2017/03/24(金) 20:38:18|
- ギムノカリウム
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前にもご紹介しましたが、追加です。花がきれいに咲いたもので・・・・。
マミラリア・ペレツデラロサエ・エルサエズです。私が輸入種子を実生して、キリンウチワに実生接ぎ、2年ほど育てたあと、それを切り取って降ろした苗です。
ピンクの花がきれいに咲きました。普通のペレツデラロサエの花はクリーム色です。それに比べてこの苗はピンク、正確に言うとピンクの中筋のあるうすピンクの花と言うことでしょう。花弁の先がとがっているのもその特徴のよう。きれいでかわいいです。
キリンウチワからの接ぎ下ろしで、台木を切り取ってしまっているので、普通の胴切り苗と同じ状態です。根がまだそんなにしっかりしていないのでちょっとひ弱な印象があります。徐々に丈夫になってくれるでしょう。水のやり過ぎに注意しながら、慎重に育てようと思います。
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- 2017/03/22(水) 21:35:47|
- マミラリア
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今日は最近の我が家の軒下や庭の草花をご紹介したいと思います。
上の写真は
赤系のクリスマスローズです。八重咲きで、花びらの周囲が濃い色になっていてきれいです。頂き物です。3年ほど前に自主製作のカレンダーを差し上げた方からのお礼としていただいた物です。こんなにいっぱい咲きました。ありがとうございます。
クリスマスローズの花は、咲き始めから種が出来る頃までかなり長い間咲いています。20-30日くらいは咲き続けているのではないでしょうか。中央上の花はもう種が出来はじめていますがまだ当分咲いていそうです。値打ちがあります。それにしてもこの花優雅な咲き方です。咲き始めの花は下向きなのがちょっと残念。写真撮影時に上を向けようと何度かやってみましたがだめでした。ある程度時間が経過すれば徐々に上を向いてくるようですが。

こちらは
白の八重種。これはかなり前にホームセンターで買った物。結構きれいですが、なかなか大きくなりません。10年近く経ってもこの程度の大きさ。せいぜい2輪咲くのが精一杯です。

一昨年たくさん花を咲かせてくれた
クレマチスです。冬になると地上部が枯れたようになってしまい、上のツルの部分を切ろうとして、よく見ると、節の所に芽が出かけていました。クレマチスは、ツル部分が全く枯れてしまう品種と、ツルの途中から新しい芽が出る品種があるようです。今まで何度か育てても、2-3年継続して花を着けた試しがありません。どうも育てるのは結構難しい印象です。今年はうまく咲くかな・・・・。

これがツルの途中の芽です。ツルそのものは枯れたような色になっていますが、芯の部分は生きています。うっかり切ってしまうところでした。この目はもう少し間引いて少なくしてやる方がいいかもしれません。
ヒヤシンスとラッパ水仙が咲いています。一昨年に水耕栽培用を買って、その花の終わった球根を鉢に植えていました。球根が小さいので花も背が低く少なくなったのでしょう。でもこれはこれで変わっていて良いなと思います。
カランコエのオレンジ花種です。2年ほど前に家内が寄せ植えの鉢を買ってきて、それをばらした物。植え替えしたらそれなりに育っています。ちょっと背が高くなっていますが、寒さにも強く、軒下で冬越ししました。カランコエは多肉植物の仲間。そんな中でも耐寒性はかなり高そうです。花もかなり長い間咲いています。植え替えしてもっと手をかけてやれば、かなりの大株になりそう。時間が取れたら試してみようかと思うのですが。

同じく
赤のカランコエ。他に黄色もありました。3色の寄せ植苗として買った物です。花色がもう少し変化があればさらに良いのですが・・・。
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- 2017/03/20(月) 16:03:02|
- 野菜と花の栽培
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畑に蒔いていた、
スナップエンドウの苗が少し伸びてきました。
ここ4-5年毎年播いていますが、うまくできた年と、全くうまくいかない年がありました。一昨年は豊作で、たくさん実が成り、いっぱいいただくことが出来ました。それなのに去年は全くだめで、みんな冬の寒い内に枯れてしまい、全く収穫ゼロでした。
あとから思い返すと、一昨年は比較的暖かく、寒さによる被害が出なかったためにうまく育ったと思われます。同じ育て方をしていても、去年はかなり冷え込んだ日があったために、寒さで枯れてしまったと思われました。普通、エンドウ類は防寒しないでも冬越しして春に収穫を迎えることが出来ることが多いようですが、私の住んでいるところは少し冬の冷え込みが強く、防寒対策なしではうまく育たないことが多いようです。
そこで、今年は古くから物置に眠っていた、梨地のビニールシートを探し出して、スナップエンドウにかぶせてやりました。ビニールシートを掛けると水がかからなくなるのでその点が少し心配でしたが、今のところ、地中の水分だけで何とか育っています。もう少しすればビニールシートをはずして雨に当ててやろうと思います。今年は何とかうまく育ちそうです。たくさん収穫できるようになったら、孫達に収穫させてやろうと思っています。
ちなみに、スナップエンドウを植えている場所は、去年の夏に枝豆を植えていたところで、マルチなどもそのままで、肥料の追加もなしです。もちろん鋤き直しなどをしてやる方が出来は良いでしょうが、一部だけを鋤き直すのは面倒なので、そのままにしています。
先日は別の場所にジャガイモも植えました。これの去年の夏野菜を植えたあとそのままで植えています。毎年そうですがこれで結構な収穫量がえられています。まあ、今の私の体力などからするとこれが精一杯の所です。
今年のスナップエンドウと、ジャガイモうまくできるかな・・・・・。
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- 2017/03/18(土) 17:25:13|
- 野菜と花の栽培
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12月にきれいな花を咲かせてくれた、
マミラリア・エルナンデシーがこんなになってしまいました。
右の1本は大丈夫そうですが、左の2本はもうだめかもしれません。これは病気なんでしょうか、それとも害虫?、根腐れ?
植え替えは花の咲く少し前にしています。おそらく根も大丈夫ではないかと思うのですが。もう2本がだめなら残りの1本だけでも助けるために植え替えをして、独立した鉢に植え替えた方がいいかもしれません。上の方だけ茶色くなっているので、開花と何か関連があるのかもしれません。いずれにしても、一度消毒もした方が良さそうです。そういえば去年の夏から消毒、殺虫剤などは使用していません。私の体調のこともあったのですが、ちょっと手抜きをしていました。近日中にしようと思います。反省
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- 2017/03/15(水) 18:28:47|
- マミラリア
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何度かご報告していますが、去年初めてハオルチアを交配して種を取り、実生しました。
片親がレツーサ錦、相手方が大型のレツーサとコンプトニアナです。片親だけが斑入りの場合は斑入り苗の出る確率はかなり低いです。今回の実生苗の中にも斑入りらしきのは今のところありません。
この手前側の数の多いのがコンプトニアナとの交配、奥の白い仕切りから上が大型レツーサとの交配です。数は50以上はありそうですが斑入りらしきのはなし。確率が低いです。今年も交配をもくろんでいますが、今のところレツーサ錦の斑入り苗同志は開花時期が合いません。ほんの少しコンプト相手に交配しましたがこれは期待薄。やっぱり斑入り苗同志でやりたいところです。
でもひとつ収穫はありました。それは実生の仕方です。サボテンでも、実生後鉢に苔が生えてきたり、菌が繁殖したりで途中でだめになる実生苗が多かったのですが、この鉢は陶器鉢で熱に強いため、水分を含ませてから、電子レンジで加熱消毒し、その後、チャック付きのポリ袋に入れて外から菌が侵入しないようにして育てました。それによって、夏を越しても苔や菌に冒されることなく約1年を迎え、順調に育っています。
やっぱり、実生小苗は菌に冒されることが多いため、完全な外気との隔離が有効そうです。プラ鉢の場合は直接熱をかけられないので、こういう方法は難しいかもしれません。薬に頼るのもどうかと思いますので、陶器鉢(昔の駄温鉢と呼ばれるタイプ)はこういう使い道もあるのだと再認識しました。ちなみにこの鉢は40年以上前の物ですが、何の問題もなく使用できています。
今年も斑入り苗の実生が出来るよう期待しているのですが・・・・。
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- 2017/03/14(火) 21:18:40|
- ハオルチア
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マミラリアの美花種、ナピナに蕾が出始めました。
去年も蕾が出てきていましたが、結局咲かずじまいで蕾のまま終わってしまいました。去年はもっといっぱい蕾が出てきていて、本当にこんなにいっぱい咲いてくれるのかなと思ってみている内に、全く1個も咲かずじまいで終わってしまいました。
その後、根の調子が良くないのかと抜きあげて見てみましたが、よくわからず、そのまま植え替えして様子を見ていました。結局根張りが不十分だったと思われましたが、今の状態は抜いていませんので何とも言えません。
ナピナは、マミラリアの中では珍しく太い根を出す品種です。以前から何本か購入したり、実生でも育てたりしていますが、太い根を切ってしまっては成長が途絶えて良くないようです。太い根を傷つけないように保存しながら、脇の細根をうまく伸ばすのがこつのようです。でもなかなかうまく根が出てくれないことが多くて、成長も思うようにしてくれません。
さて今年はどうでしょう。うまく花を咲かせてくれれば良いんですが。
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- 2017/03/12(日) 18:09:57|
- マミラリア
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オロスタキス・富士です。
日本原産のイワレンゲの白色覆輪の斑入り種です。一度入手した物の、夏越しに失敗してほぼ枯れてしまい、2度目に入手した苗です。色がきれいで人気があります。秋から春まで比較的涼しいときは元気で成長も良さそうです。ですが、梅雨時後の蒸し暑い時期は蒸れて急に腐ってしまうことがあります。私もそうでした。日本原産と聞いていたので多少の暑さは大丈夫だろうと油断していたのが原因でした。従来サボテンだけを育てていたときには何も感じなかったのですが、日本の夏の暑さは多肉植物にとってはかなり負担になるようです。特にオロスタキス属の品種は要注意です。一昨年の夏はサボテンと同じ温室内で夏越しさせて失敗
。昨年は温室から外に出して野外の日陰でようやく何とか夏越し出来ました。それでもかなり弱って回復させるのに時間がかかりました。

こちらの小さな苗は、去年の夏越しで親株が枯れてしまい、その時出ていた小さな子供だけが生き残った苗です。直径3cm弱の小苗になってしまいました。これでも生き残っただけでも幸いでした。おそらく35度近い外気温では枯れることもあり得ます。まして温室内では換気をしていても40度以上になることも充分あり得ます。そんな環境ではサボテンたちは良くても多くの多肉植物は枯れることがあり得ます。

こちらは去年の夏後に入手した、
黄色の斑入りの金星です。まだ夏越ししていないのでちょっぴり心配な点もあります。でも去年の夏にエアコンを導入してからは、夏場にはエアコンフル稼働で、最高気温が35度近辺になっていましたので、何とかこれらの多肉が温室内で夏越し出来そうです。うまく夏越し出来さえすれば、きれいで魅力的な品種なので、楽しみは大きくなります。次には白の中斑の鳳凰なども入手してみたいと思っているのですが。
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- 2017/03/11(土) 21:08:44|
- ベンケイソウ科
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去年の末、蕾が付いた状態で入手した
ギムノカクタス・白鯱ですが、一度花が咲いて終わっているのに、また花を着けました。2度咲きなどと言うことは聞いたことがありません。まるで私が退院したのを花で祝ってくれているかのようです。
普通、サボテンなどが花を着けるのは、冬咲きの花だと周りの環境が、気温が下がってきて、それを感じて蕾をつけ始めるということでしょう。それがこの苗の場合、去年の暮れまでに育てられていた温室と、私の温室の温度差が大きく変わり、季節を勘違いしたと思われます。私の温室は今年は特にエアコンの導入によって冬でもかなり高い温度をキープしています。それがサボテンたちにとって良いことなのかどうかは今のところよくわかりません。おそらく前にいた温室よりもかなり平均気温は高いと思われます。
1年に2度も花を咲かせるということが良いことなのかどうかちょっと疑問ではありますが、今回はこのきれいな花に免じて良しとしましょう。
お祝いありがとう。
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- 2017/03/10(金) 22:19:41|
- その他
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3年ほど前にごく小さな小苗を入手した
ガステリア・臥牛錦です。
実生苗とのことでしたが、直径2cmほどの小さな苗で、どれもがほんの少しだけ斑が入っていました。ヤフオクだったと思います。少しだけでも斑が入っていれば将来良い斑入りになるかも、と思って買ったのを覚えています。しかし、結果は見ての通り。大きさはそれぞれ4-6cmほどに大きくなりましたが、斑柄の方はほとんど変化なし。ほんの少しだけ入っていた斑はそのままか、消えかかったりで大きくなりました。斑入り苗の場合、急に斑柄が良くなるということはほとんどありません。
唯一可能性があるとすれば、それは子吹きした子供の方です。この臥牛はかなり大きくなるまでほとんど子吹きしないようで、子供に期待するのは難しそうですが、子吹き旺盛なオブツーサなどならかなり期待できそうです。とはいえ、オブツーサ錦などはほんの少しだけ斑が入っている苗でもとても高価で中々手が出ません。今度ちょっと無理をしてでも買ってみるかな・・・・・。
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- 2017/03/08(水) 22:00:22|
- 多肉植物
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少し体調も落ち着いてきましたので、そろそろブログを再開したいと思います。
今日のタイトルは
ハオルチアの交配候補です。
私は斑入り苗が好きなので、何とか交配して斑入りの実生苗を得たいとサボテンなどを色々交配してきました。去年は、レツーサ錦とコンプト、レツーサなどを交配して多肉としては初めての実生も行いました。結果は、ほぼ斑入りゼロという結果でした。まだ苗が小さいのではっきりとは言い切れませんが、斑入り苗らしいのは見あたりません。片親が斑入りで、相手方が斑なしの場合、サボテンでは良くて10%前後の確率です。おそらく多肉でもその確率に大きな差はなさそうです。
そこで、今年は両親同士が斑入りになるような交配を目指しています。上の苗が以前からある
レツーサ錦。かなり大きくなって、葉渡りは12cmくらいあります。

そしてこちらが去年の暮れに入手した新しい苗。名前は
寿錦ノリ斑という名称でした。ノリ斑らしくないですが、中庸な斑入りというところでしょう。寿というのはレツーサのことと聞いています。レツーサ錦で間違いないでしょう。
大きな方のレツーサ錦はもう花茎を大分伸ばしてきています。それに対して小さな方はまだ花茎がほんの少し見えかけたくらいの所。果たして開花時期は合うでしょうか。大きな方は2-3本花茎を出しそうなのでそれに期待です。何とか交配できますように・・・・・。
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- 2017/03/07(火) 22:23:46|
- ハオルチア
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写真はマミラリア・豊明丸の群生株です。
2月の27日に入院、28日に心
房細動のアブレーション手術をしてもらいました。
そして昨日、なんとか退院することが出来ました。手術は一応うまくいき、手術後はほとんど不整脈は出ないでしょうとのことでした。実際、手術後、3日間の入院中には不整脈は出なくて、大丈夫かなと思っていましたが、早速昨日退院したあとに出始め、また夜中に止まり、今日も今少し脈が乱れています。どうも手術したからと行ってすぐに完全に直る訳ではなさそうです。聞いた話によると、手術によって心臓がやけどをしたような状態になっているため、手術後1-2ヶ月は不整脈が出る場合があるとか。ちょっぴり心配です。
ここで、私の不整脈のお話を少ししておきましょう。私が不整脈を初めて発症したのは55歳の頃、今から9年ほど前です。私は45歳くらいから高血圧になって血圧を下げるお薬を飲んでいました。そのお薬がだんだん心臓に負担となって不整脈という形になって現れたと聞いています。特にカルシウム拮抗剤が長時間飲み続けることによって心臓の負担となって不整脈が出ることがあるようです。9年前に時点では、高血圧のお薬を別のタイプに変えることによいって、不整脈は出なくなり、去年の10月頃まではまずまずの状態を保っていました。
それが、去年の10月頃から不整脈を防ぐお薬を飲んでいても出るようになり、病院へ行って相談した結果、そういう場合はカテーテルによるアブレーション手術をしないとしかたないですねといわれました。最近は高齢になると不整脈になる人が増え、70歳以上では10人に一人くらいの割合で不整脈を発症するそうです。私は今、64歳ですが、私の場合も時期的に早いだけでほぼ同じケースです。最近、不整脈の人が多いため、去年の10月時点で、3.5ヶ月待ちの状態ということでした。
そして、ようやく手術が2月28日に行われました。心房細動のアブレーション手術とは、カテーテルで心臓内部の、不整脈の元の信号を出している部分の伝達経路となる部分をカテーテルの高周波の熱で焼いて信号を伝わらないようにする手術です。私の場合は、足の付け根の部分からカテーテルを3本入れ、首から1本、鼻から食道にかけて1本と、合計5本使用する結構大変な手術でした。カテーテルのため、外傷は少ないですが、手術後の今では、カテーテルの挿入口である、足の付け根部分には内出血による大きな赤黒い内出血の痕が残っています。この内出血のあとは1-2週間で消えるそうですが、カテーテルといえどもなかなか大変な手術だったことがよくわかります。
手術時間は通常、4-5時間と言われ、結構長いですが、私の場合は4時間くらいで終わって比較的うまく行った方だと主治医の先生からは聞いています。
実際の手術の時、手術室までは自分で歩いていき、そこで手術着に着替えて手術台に昇ったのですが、周りに20人くらいのたくさんの人がいてびっくりでした。テレビでキムタクが出演しているライフというドラマのような手術台が見渡せる様な窓などはありませんでしたが、どうも看護師の卵の人らしきのが見学に来ていたようでした。私の手術の時にはこんなに多くの人に見られていたのかと思うと、ちょっと恥ずかしいような気持ちでした。
手術台の上では背中、胸部にいっぱい電極を取り付け、上からはレントゲンのスコープで映し出しているようでした。手術中のカテーテルの場所は、事前に撮影した心臓の三次元CT画像と、レントゲンの画像を重ね合わせてその位置を確認しながら作業を進めるということでした。確かに最近の医療技術の進歩には驚かされます。
最初に、鼻から食道の温度を測る温度計型のカテーテルを挿入し、その後、麻酔薬を入れますよーと言う声が聞こえてからは全く意識がなくなり、気がついたら手術が終わって、病室に戻っていました。その間、約5時間。麻酔が切れるまではもうろうとしていましたが、痛みはほとんどなく、手術中の造影剤や、降圧剤などの影響で気分が悪い状態は続いていました。
手術後はカテーテルの挿入口からの出血を防ぐため全く体を動かせない状態が続き、腰痛持ちの私としてはそれがきつかったです。手術から1日くらい経つと体が少しづつ、動かせるようになり、多少楽になりましたが、気分はすぐには回復しません。私の場合、元々夜の寝付きが良くなくて、旅行などに行っても寝られないことが多く、手術前からほとんど熟睡できない状態が続き、それもつらいことでした。
手術後、3日間は入院で、その間は動悸はあったものの、不整脈は出ず、これはかなり良い調子ですねということで、3月3日に無事退院できました。ですが、退院直後の3日の夕方から不整脈が出始め、かなり不安な状態となってきました。一応、手術後は時々不整脈が現れることもあるが、徐々に収まっていくと聞いていましたので、今はその状態を見守っている段階です。
私の場合、手術前から夜寝られない状態が5日ほど続き、体力の回復が遅れていたのかもしれません。昨日からは自宅でようやく睡眠も取れ、少しずつ体のだるさも取れていたように思います。入院中は個室でしたが、ナースセンターの近くで、夜中中ナースコールの、ぴぴぴぴーという音が響き、全く寝られませんでした。この辺は何とかならないものかとつくづく思います。
まだ不整脈が落ち着いていないため、ブログの更新は少なめになりそうですが、少しづつ元に戻していこうと思います。また気長にお待ちくださいますようお願いいたします。
それと、サボテン、多肉達は手術前に灌水しておいたため、一応それなりに元気な状態のようでした。一部鉢の水が乾ききったものが多かったので、今日一斉に灌水しておきました。一応従来通りということで一安心でした。植え替えがほとんど出来ていないので将来はかなり不安ではありますが・・・・。
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- 2017/03/04(土) 20:55:08|
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