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先月、交配していた
エキノカクタス・ニコリーに種ができました。
この苗はニコリーとはいえ、ちょっと刺が物足りない苗です。交配相手はうちでは一番良い刺のニコリーで、まあ、交配相手がいいタイプなので、遺伝子的にはまずまずのタイプが得られそうだと思い、交配しました。ニコリー同志で交配出来る機会は少ないので貴重です。
太平丸系のサボテンの種は熟するとピンク色に色づき、たいていニョキニョキと伸びてきます。そのままにしておくと勝手に果実が割れて種がこぼれてしまうことがあります。写真のように色づいたら収穫時期です。

今回は上の方の毛の部分を持ってひっぱたら、スポッとうまく果実が採れました。いつもは途中でちぎれて、種がこぼれてしまうことも多く、うまく取れることはまれです。果実の途中で取れてしまうと、種がこぼれて下に落っこちたり、成長点付近に散らばることがあります。そういうときは赤ちゃんの鼻水を吸う器具を利用して、こぼれた種を吸い出していました。今回も種の収穫の時に用意していましたが、今回は使用しなくて大丈夫でした。
今回の種はちょっと少なめで、30個位でした。種の多さは、花の大きさ、授精させる花粉の量などによって変わります。やっぱり大きな花で雌しべも大きな苗は、種の取れる量も多いです。この苗は雌しべがちょっと小さめでした。
今年はもうすぐ秋です。この種は来年まで待って、来年の早春に蒔くことにしましょう。今年の太平丸系の種はこれ一つなので大切にしなければなりません。楽しみは来年まで置いておきましょう。
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- 2015/08/25(火) 22:38:02|
- エキノカクタス
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