上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
- --/--/--(--) --:--:--|
- スポンサー広告
-
-

前回は太平丸の中のニコリーをご紹介しました。今日は別のタイプとして
花王丸と雷帝をご紹介します。
上の写真は
花王丸です。太くて短い刺を湾曲させて出しています。花王丸はそんな太くて短い刺が特徴です。この株は稜線が高くて彫りが深い印象です。太い刺は7本で、上向きの2本がそそり立っています。頂部には綿毛が盛り上がってきています。おそらくそこから蕾が持ち上がってくるのでしょう。刺が短いので花は刺にじゃまされることなく変形しないことが多いです。ニコリーなどの刺の長い品種は刺がじゃまをして花が変形することが多いです。花が待ち遠しいです。

こちらも
花王丸ですが、だいぶ雰囲気が違います。刺は4-6本。太くて短いです。稜線は比較的浅め。白い粉を吹いたような肌です。この苗の花は何回かブログにも掲載し、確か去年も自主製作のカレンダーにも載せました。きれいに整った大きめの花できれいです。刺が短いので花もきれいに開きます。もうすぐ花が咲くでしょう。

こちらは
雷帝です。雷帝は太くて少し長めの刺を出します。その刺は先端は二つに割れたようになった、割れ刺が特徴です。全ての雷帝はそうかどうかわたしにはわかりませんが、割れ刺というのは他にはないので、やっぱりそれが特徴だと思っています。
この苗、2-3年前にちょっと元気がなくなって、肌色が赤くなってしまって、元に戻るかどうか心配しましたが、何とか元気になって新刺が伸びてきました。肌の色もきれいに直りました。新刺は赤いのですが、綿毛に隠れてよく見えません。この苗も10cm近くになって、成長も緩やかになっています。せいぜい一年間に延びるのは刺座にして2-3個くらいでしょう。その点、中苗以下の大きさの苗は新刺がよく見えて、赤い刺が楽しめます。太平丸の楽しみの一つはそんな赤い新刺ではないでしょうか。太平丸系が全て赤い新刺なのかというと、そうではなく、黄色系もあります。でも比べると赤い新刺の方が見ていてきれいです。ぜひ赤い新刺のきれいな苗を育てたいと思っています。
にほんブログ村おもしろいと思ったら”ピッ”と押してください。カウントされます。ただカウントされるだけで他の情報が伝わることはありません。
- 2016/04/27(水) 22:32:25|
- エキノカクタス
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0