マミラリア・ペレツデラロサエの群生株です。
この苗は私が単管の苗を胴切りして作った群生株です。もとは、大阪の山城愛仙園で入手した苗でしたが、少し伸びすぎになっていましたので途中で胴切り、その下の部分から出てきた子が8本。それが4年ほどでこんな群生株になりました。
この苗、去年からちょっと調子が悪く、新刺もほとんど出てきていませんでした。そのため今年の春の開花もほんの少ししか咲きませんでした。去年の秋の植え換え時には根が一部腐っていてかなり切り取りました。どうも根ジラミのせいかと思われました。
それから半年を経て、ようやく新刺が出てきました。頂部の赤い鈎刺がそうです。やっぱりサボテンは生き生きと成長している姿が見ていて気持ちいいです。成長しないで新刺が出ていないときは見ていて憂鬱な気持ちになります。
それはそうと、このペレツデラロサエ、余り太くなりません。単幹の苗は太さが5cmくらいになりますが、この群生株では1頭3cm前後です。本来もっと太くなるはずなのですが、どうもねらいどおりには行きません。ちょっと根腐れを起こしていたこともありますが、それによって根の張りが不足しているのでしょうか。サボテンをうまく育てるにはまず根の張りをよくすることが先決です。この苗は今回復してきたところ。これからじっくり根の張りが良くなるように世話をするしかありません。そうすればだんだん球体も太ってくるのではと思います。サボテン栽培って難しいですね。
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- 2016/05/18(水) 21:41:30|
- マミラリア
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