上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
- --/--/--(--) --:--:--|
- スポンサー広告
-
-

2年前、ドイツの種屋さんコーレスで
マミラリア・ペレツデラロサエ変種エルサエズという名前の種を入手しました。私はそれ以前からペレツデラロサエが好きだったので、このエルサエズという名前の種をどのような物かと言うこともわからず購入しました。種は非常に小さな物で、10粒位しか入っていませんでしたが、何とか数本発芽しました。そのうち2本をキリンウチワに接いだのが今5-7cmくらいになっています。
当初、エルサエズという名前の物がどういう変種なのかわからず、不明のままでしたが、最近ようやくどのようなのものかわかりかけてきました。エルサエズというのは、どうも地名または人の名前のようです。ネットでエルサエズと検索すると、地名がヒットします。どうもその地域に見られる何らかの特徴のある変種のように思えます。または、それを発見した人の名か。
普通のペレツデラロサエに比べて鈎刺の並びが整然としていて、隣の刺と絡み合うことがないようです。通常のペレツデラロサエは鈎刺同志が絡みあってもつれるようなことが時々見られます。上の写真でも鈎刺は規則正しく並んで絡んでいるところは見られません。
それと、花色が濃いめでピンクの中筋がある点です。通常のペレツデラロサエは薄いピンク色が普通で、濃いピンクの物は少ないようです。ペレツデラロサエは縁棘が白いので、やっぱりピンクの花の方が目立ってきれいです。

私の所の2本の苗を見てみると、たまたまかもしれませんが、黒っぽい鈎刺は標準のペレツデラロサエと同じですが、縁棘が少し茶色が勝っています。その点では純白の縁棘のペレツデラロサエの方が魅力があります。

この苗の成長点付近です。少し茶色っぽいでしょう。たまたまこの苗だけなのかもしれませんが、ちょっと惜しいところです。
昨日ご紹介したペレツデラロサエの接ぎ木苗とは同じ時の実生接ぎ苗で、種だけが異なります。成長具合もほぼ同じで、ほとんど違いはありません。
これらの苗も同じく今年の春に接ぎ下ろしを考えています。うまく降ろせれば、引き続いて両者の違いを観察し続けようと思います。うまく発根してくれれば良いんですが・・・・・。
にほんブログ村おもしろいと思ったら”ピッ”と押してください。カウントされます。ただカウントされるだけで他の情報が伝わることはありません。
- 2015/01/03(土) 23:07:53|
- マミラリア
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0